JP2007091036A - 車両のピラーガーニッシュの取付構造 - Google Patents

車両のピラーガーニッシュの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】合成樹脂クリップにより係合固定した金属板ピラーガーニッシュを、クリップを破損させることなく取外すことのできる取付構造を実現すること。
【解決手段】車両のピラー外面を被覆する金属板のピラーガーニッシュ2にピラー側へ張り出す係止部20と、これに角形の係止穴21を設ける一方、ピラー外面に設けた合成樹脂のクリップ3には係止穴21に嵌合する係止爪32を備えた係合面31と、これと近接対向する弾性支持片33を設け、係合面31と弾性支持片22間にピラーガーニッシュ2の係止部20を圧入して係止穴21に係止爪32を嵌入せしめるピラーガーニッシュ2の取付構造において、係止爪32に、その爪根元側よりも爪先端側の横幅が小さくなるように、少なくとも係止爪32の横方向の端部をテーパー面34に形成し、ピラーガーニッシュ2をテーパー面34に沿う方向に移動させて係止穴21と係止爪32との係合を解除せしめる。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両のピラーの外面を被覆する金属板のピラーガーニッシュの取付構造、特に合成樹脂のクリップを用いてピラーに取付けるピラーガーニッシュの取付構造に関する。
従来、自動車には、図1、図2に示すように、フロントピラー1の外面を金属板からなるピラーガーニッシュ2で被覆し、フロントピラー1外面とこれに接着したフロントガラスGの側縁との接着部を見栄えよく覆い隠すようにしたものがある。ピラーガーニッシュ2は車両走行時の風圧の影響を受けるので、フロントピラー1への取付けは、フロントガラスG側のピラーガーニッシュ2の端縁では、フロントピラー1の外面に設けた複数のクリップ3により走行風圧で浮き上がらないように取付けている。
図2および図6(図6は図2のIV−IV線に沿う従来構造の断面を表す)に示すように、ピラーガーニッシュ2の端縁は、折り返し部が形成され、折り返し部の端末はピラー1側へ屈曲形成されて、該端末に角形の係止穴21を形成して係止部20が構成されている。係止部20に対応して、ピラー1外面に取付けられたクリップ3は合成樹脂の一体成形品で断面ほぼL字形をなし、ベース部30をピラー1外面に重ね合せてリベット300により締結され、ベース部30の端縁から屈曲してピラーガーニッシュ2の背面側へ突出する係合面31には先端に、上記角形の係止穴21に応じて角形に突出する係止爪32が形成されている。かつクリップ3には係止爪32とは互い違いとなる位置に、係合面31と近接対向する弾性支持片33が設けられている。
ピラーガーニッシュ2は、係止部20をクリップ3の係合面31と弾性支持片33との間に圧入せしめ、係止穴21を係止爪32に嵌合係止せしめるとともに、弾性支持片33により係止部20を係合面31側に寄せて係止穴21と係止爪32との係合状態を保持している。このようにピラーガーニッシュ2が車両走行時の風圧を受けても、弾性支持片33の作用により係止穴21と係止爪32との係合が外れずピラーガーニッシュ2の浮き上がりを防止する。ピラーガーニッシュ2のフロントドアD寄りの車両側面側の端縁では、所定の間隔をおいて係合手段5によりピラー1外面に取付けられている。
ところで、ピラーガーニッシュ2は、フロントガラスGの修理交換時等に、フロントピラー1から外さなければならない。この場合、無理にクリップ3と係止部20との係合を解除すると、クリップ3の係止爪32が折れるおそれがある。係止爪32が折れるとクリップ3を交換しなければならず、リベット締めされたクリップ3を交換するには作業手間がかかり、修理費用がかさむ。尚、クリップ3をリベット締めの代わりに着脱が容易な他の固定手段で取付けておくことも考えられるが、上記走行風圧による浮き上がりを防止するために取付け強度を確保することと、ピラー1とピラーガーニッシュ2との間には雨水等が進入するのでピラー1内部の防水性を確保するためにはリベット締めが最適である。
上述のピラー1とピラーガーニッシュ2との取付け構造と類似のものとして、下記特許文献1には、合成樹脂からなるドアトリム等の部材に硬質ウレタンよりなるEA材を取付ける構造において、上記ドアトリム等の部材に立設された平板状の係止部に係止穴(開口)を設ける一方、EA材には上記平板状の係止部の両側に該係止部を挟み込む左右一対の係合面と、両係合面から突出して上記係止部の係止穴に嵌合する係止爪とを備えたクリップを設け、該クリップにより上記係止部を嵌合係止してドアトリム等の部材とEA材とを取付けることが記載されている。しかしながら該特許文献1に記載の構造では、一旦取付けられたドアトリム等の部材とEA材とは取外す必要がないので、係止部とクリップの係合を解除することが想定されていない。
特開2005−83534号公報
そこで本発明は、ピラーの外面に合成樹脂製のクリップを介して金属板からなるピラーガーニッシュを係合固定する取付構造において、ピラーからピラーガーニッシュを作業性容易かつクリップを破損させることなく取外すことのできる取付構造を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、車両のピラーの外面を被覆する金属板からなるピラーガーニッシュには、側縁から屈曲してピラー側へ張り出す係止部を設けるとともに、該係止部には角形の係止穴を形成する一方、ピラー外面には合成樹脂製のクリップを設け、該クリップには上記係止穴に嵌合する係止爪を突設した係合面を設けるとともに、該係合面と近接対向する弾性支持片を設け、上記係合面と弾性支持片との間に上記ピラーガーニッシュの係止部を圧入して上記係止穴に上記係止爪を嵌入せしめるようになしたピラーガーニッシュの取付構造において、上記係止爪は、爪根元側の横幅よりも爪先端側の横幅が小さくなるように、少なくとも係止爪の横方向の一方の端部をテーパー面に形成し、ピラーに取付けられたピラーガーニッシュを上記テーパー面に沿う方向に移動させることにより上記係止穴と上記係止爪との係合を解除せしめるようになす(請求項1)。ピラーガーニッシュをテーパー面に沿う方向に移動させると、係止穴の側縁がテーパー面に当接し、テーパー面に案内されて係止部が弾性支持片を押し広げつつ係合面から離間する方向へ移動して係止穴と係止爪との係合が解除され、係止爪を破損することなくピラーガーニッシュを取外すことができる。
上記クリップをピラーの長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数設け、各クリップは断面略L字形で、上記ピラー外面に固定するベース部と、該ベース部から上記ピラーガーニッシュの背面側へ起立する上記係合面とからなり、係合面にはその一部上端に上記係止爪を形成し、該係止爪とは重ならない位置に、係合面とで断面略U字形をなす上記弾性支持片を形成し、複数のクリップの係止爪の同方向側の端部をテーパー面に形成する(請求項2)。複数のクリップにより好適にピラーガーニッシュの係止部を嵌合係止でき、かつ弾性支持片により係止穴と係止爪とを嵌合状態に保持でき、ピラーガーニッシュをテーパー面に沿う方向に移動させることで、各クリップとの係合を解除できる。
上記ピラーガーニッシュは、幅方向の一方の端縁側に上記係止部を形成し、上記クリップによりピラーに取付けるようになし、ピラーガーニッシュの他方の端縁側を、上記ピラーガーニッシュの圧入方向に沿って係脱可能にピラーと係合し、ピラーガーニッシュの上記テーパー面に沿う方向への移動を規制する係合手段によりピラーへ取付け、該係合手段を上記圧入方向の逆方向にピラーとの係合を解除せしめた後に、ピラーガーニッシュを上記テーパー面に沿う方向に移動せしめて上記クリップと上記係止部との係合を解除せしめるようになす(請求項3)。係止部とクリップの係合および係合手段との併用によりピラーの外面にピラーガーニッシュをガタツキなくかつ精度よく取付けることができる。
上記係合手段として、上記ピラー外面にピラーガーニッシュ側へ突出し、先端に爪部を備えた合成樹脂の突起を設ける一方、該突起に対応してピラーガーニッシュの背面に上記突起を係脱可能に嵌入する嵌合穴を備えた合成樹脂の受け部材を設ける(請求項4)。また、上記係合手段として、ピラーガーニッシュの背面にピラー側へ突出する合成樹脂の突起を設ける一方、該突起に対応してピラー外面に上記突起を係脱可能に嵌入する嵌合穴を形成する(請求項5)。ピラーガーニッシュのテーパー面側への移動を規制する係合手段として好適である。
本発明によれば、金属板からなるピラーガーニッシュを合成樹脂製のクリップを介してピラーの外面に係合固定する取付構造において、クリップを破損させることなくピラーガーニッシュを作業性容易に取外すことができる。
図1、図2に示す車体のフロントガラスGの側縁に沿うフロントピラー1の外面を被覆するピラーガーニッシュ2の取付けに本発明を適用した実施形態を説明する。アウタパネル11とインナパネル12とで閉断面をなすフロントピラー1は、車体中央側で両パネル11,12を接合した一方の端縁がフロントウィンドウ開口の側縁を構成し、該端縁の外面にはフロントガラスGの側縁が接着剤により接着してある。両パネル11,12を接合した他方の端縁は車体側面側の位置でフィックスウィンドウF開口およびフロントドアD開口の前縁をなす。そして、フロントガラスG側の接合部から車体側面側に至るピラー外面10をピラーガーニッシュ2で被覆してある。
ピラーガーニッシュ2はピラー外面10に沿って延びる縦長の金属パネルからなるプレス成形品で、長手方向に沿うフロントガラスG側の端縁および車体側面側の端縁がそれぞれ複数のクリップ3および複数の係合手段5を介してピラー外面10に係合固定してある。
図2に示すように、ピラーガーニッシュ2のフロントガラスG側の端縁は、長手方向の全長にわたり、パネル端末を背面側に折り返した2重構造とし、折り返し端が上記背面側よりピラー外面10へ向けて突出するように屈曲形成してある。ピラー外面10へ屈曲した上記折り返し端には、長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数の角形の係止穴21が形成してあり、後述のクリップ3と係合する係止部20を構成している。上記2重構造部の背面側にはフロントガラスGとの隙間を塞ぐシール部材25が設けてある。
ピラーガーニッシュ2の車体側面側の端縁は、長手方向の全長にわたり、ピラー外面10側へ屈曲したフランジ22が形成してあり、フランジ22にはピラー外面10との隙間を塞ぐシール部材26が設けてある。
係止部20の各係止穴21に対向して、ピラー外面10にはフロントガラスG寄りの位置にピラー長手方向に所定の間隔をおいて複数のクリップ3が取付けてある。各クリップ3は同一構造で、図2ないし図4に示すように、合成樹脂の一体成形品からなり、ピラー外面10に重合固定する板状のベース部30と、該ベース部30から屈曲してピラーガーニッシュ2の背面側へ向かって起立する係合面31とで断面略L字形をなす。
クリップ3のベース部30には2つのリベット貫通穴301,301が形成してあり、クリップ3は、係合面31をフロントガラスG側に向け、ベース部30をピラー外面10に重ね合わせるとともに、各リベット穴301を貫通するリベット300によりピラー外面10に締結してある。このようにベース部30をリベット締めしたことで、走行風圧に対する取付け強度を確保でき、ピラー外面10への密着性がよくピラー内への防水性を確保できる。
クリップ3の係合面31には、フロントガラスG側へ突出する係止爪32と、係合面31と所定の間隔をおいて近接対向して係合面31とでピラーガーニッシュ2の係止部20を挟み込む弾性支持片33とが互いに重ならないように互い違いの位置に並設してある。
係合爪32は、係合面31を横幅方向に2分した一方の片側半面の上端にその横幅方向に沿って設けてあり、上面を傾斜面とし、下面を係合面31に対して直交面とする縦断面略直角三角形状に形成してある。また係止爪32は爪根元部の横幅寸法に対して爪先端部の横幅寸法が狭くなるように、横幅方向左右両端にそれぞれテーパー面34が形成してある。各テーパー面34の傾斜角θ(図4)は約20度ないし45度の範囲に設定してある。
係合面31の他方の片側半面に設けた弾性支持片33は、係合面31の起立方向下端からフロントガラスG側へ延出する基端部と、該基端部から係合面31の起立方向上方へ向かって屈曲して係合面31と平行に延びる縦片部とを備え、係合面31とで断面略U字状に形成してある。また上記縦片部の上端には係合面31側へ突出する当接部331が形成してある。
ピラーガーニッシュ2のフロントガラスG側の端縁を、クリップ3を介してピラー外面10に取付けるには、クリップ3の係合面31と弾性支持片33との隙間に係止部20を圧入し、係止穴21に係止爪32を嵌合係止せしめる。係止穴21と係止爪32とを係合した状態で、弾性支持片33の当接部331が係止部20に当接し、係止部20を係合面31側へ寄せることにより係止爪32と係止穴21との係合状態を保持する。
ピラーガーニッシュ2の車体側面側の上端および中間位置をピラー外面10へ取付ける係合手段5は、図5に示すように、ピラー外面10側に設けた合成樹脂の突起5aを、ピラーガーニッシュ2の背面側に設けた合成樹脂の受け部材5bの嵌合穴50に嵌合係止せしめる。
突起5aはベース板51から起立してピラーガーニッシュ2の背面側へ突出する角柱状の突起で、先端に爪部52を備えている。突起5aはベース板51の背面側から突出する一対の係止脚53,53をピラー外面10の取付穴に圧入し、両係止脚53,53の爪を上記取付穴の開口縁に係止して取付けてある。突起5aの起立姿勢は上記ピラーガーニッシュ2の係止部20のクリップ3への圧入方向とほぼ平行に設定してある。尚、突起5aをピラー外面10へ取付ける際、ベース板51と上記取付穴の開口周縁との間にシール材を設けてピラー内の防水性を確保している。
受け部材5bは、ピラーガーニッシュ2の係止部20およびフランジ部22間を幅方向に架けわたす合成樹脂板からなり、両端縁に設けた係合部54,55をそれぞれ、係止部20およびフランジ部22に係合せしめてある。受け部材5bには、突起5aに対応して嵌合穴50が形成してあり、嵌合穴50の外周は角形の筒部56で囲まれている。嵌合穴50内には突起5aの爪部52に応じて弾性を有する爪受けが形成してある。
係合手段5は、ピラーガーニッシュ2の係止部20をクリップ3に圧入すると同時に、突起5aを受け部材5bの嵌合穴50へ上記圧入方向に沿って嵌入し、突起5aの爪部52を嵌合穴50の上記爪受けに係止せしめる。尚、走行風圧の影響を受け難いピラーガーニッシュ2の車体側面側を固定する係合手段5は取付け強度をあまり高くする必要がなく、爪部52の嵌合穴50への係合は、上記嵌入方向に対して傾斜状の爪部52の傾斜面を上記爪受けに当接係止せしめ、上記嵌入方向とは逆方向に引っ張ることで係合解除可能としてある。
本実施形態の取付構造によれば、ピラーガーニッシュ2をピラー外面10に取付ける際、係止部20のクリップ3への圧入方向に合わせて、係合手段5の突起5aと嵌合穴50との嵌入方向を設定したので、ピラー外面10を覆うようにピラーガーニッシュ2を配し、ピラーガーニッシュ2をピラー外面10へ押し付けることにより各部の係合が一度にでき取付作業の手間がかからない。
ピラーガーニッシュ2は、フロントガラスG側の端縁では走行風圧の影響を受けてピラー外面10から浮き上がり易いが、弾性支持片33により係止穴21と係止爪32とを係合状態に保持するクリップ3を用いたので上記端縁側の浮き上がりなく取付けることができる。尚、クリップ3は係止爪32の両端にテーパー面34が形成してあるので、クリップ3による取付けだけではピラーガーニッシュ2の長手方向に沿う移動が規制されずガタツキが起こるおそれがあるが、クリップ3による取付構造に加えて、嵌合穴50に突起5aを嵌入せしめる係合手段5を併用したので、ピラーガーニッシュ2全体をガタツキなくかつ建付け精度よく取付けることができる。
フロントガラスGの修理等でピラーガーニッシュ2を取外す場合には、ピラーガーニッシュ2の車体側面側の端縁をピラー外面10から離間させる方向に引っ張ることで係合手段5の係合を解除する。その後、ピラーガーニッシュ2を長手方向に沿って上方または下方へ移動させ、係止部20の係止穴21をクリップ3の係止爪32のテーパー面34に沿う方向に移動させると、係止穴21の側縁がテーパー面34に当接し、テーパー面34に案内されて係止部20が弾性支持片33を押し広げつつ係合面31から離間する方向へ移動する。そして最終的に係止穴21の側縁が係止爪32を乗り越えて係止穴21と係止爪32との係合がスムーズに解除され、係止爪32を破損することなく容易にピラーガーニッシュ2を取外すことができる。
ピラーガーニッシュ2を取外す際、例え、係合手段5の係合を解除するときに無理な力がかかって突起5aが破損したとしても、容易に新品に交換することができる。上述の実施形態のクリップ3は係合面31に係止爪32と弾性支持片33を一対設けたがこれに限らず、係止爪32と弾性支持片33を複数設けてもよい。また係止爪32のテーパー面34は片側のみに形成してもよい。この場合、全てクリップ3の同一方向にテーパー面34を設ける。
車両のフロントピラーの外面を被覆するピラーガーニッシュを示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の取付構造に用いるクリップの斜視図である。 本発明のクリップによる取付構造を示す図2のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の係合手段を用いた取付構造を示す図1のV−V線に沿う断面図である。 図4に対応して、従来のクリップを示す断面図である。
符号の説明
1 フロントピラー(ピラー)
10 ピラー外面
2 ピラーガーニッシュ
20 係止部
21 係止穴
3 クリップ
30 ベース部
31 係合面
32 係止爪
33 弾性支持片
34 テーパー面
5 係合手段
5a 突起
50 嵌合穴
52 爪部

Claims (5)

  1. 車両のピラーの外面を被覆する金属板からなるピラーガーニッシュには、側縁から屈曲してピラー側へ張り出す係止部を設けるとともに、該係止部には角形の係止穴を形成する一方、ピラー外面には合成樹脂製のクリップを設け、該クリップには上記係止穴に嵌合する係止爪を突設した係合面を設けるとともに、該係合面と近接対向する弾性支持片を設け、上記係合面と弾性支持片との間に上記ピラーガーニッシュの係止部を圧入して上記係止穴に上記係止爪を嵌入せしめるようになしたピラーガーニッシュの取付構造において、
    上記係止爪は、爪根元側の横幅よりも爪先端側の横幅が小さくなるように、少なくとも係止爪の横方向の一方の端部をテーパー面に形成し、ピラーに取付けられたピラーガーニッシュを上記テーパー面に沿う方向に移動させることにより上記係止穴と上記係止爪との係合を解除せしめるようになしたことを特徴とする車両のピラーガーニッシュの取付構造。
  2. 上記クリップをピラーの長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数設け、各クリップは断面略L字形で、上記ピラー外面に固定するベース部と、該ベース部から上記ピラーガーニッシュの背面側へ起立する上記係合面とからなり、係合面にはその一部に上記係止爪を形成し、該係止爪とは重ならない位置に、係合面とで断面略U字形をなす上記弾性支持片を形成し、複数のクリップの係止爪の同方向側の端部をテーパー面に形成した請求項1に記載の車両のピラーガーニッシュの取付構造。
  3. 上記ピラーガーニッシュは、幅方向の一方の端縁側に上記係止部を形成し、上記クリップによりピラーに取付けるようになし、
    ピラーガーニッシュの他方の端縁側を、上記ピラーガーニッシュの圧入方向に沿って係脱可能にピラーと係合し、ピラーガーニッシュの上記テーパー面に沿う方向への移動を規制する係合手段によりピラーへ取付け、該係合手段を上記圧入方向の逆方向にピラーとの係合を解除せしめた後に、上記ピラーガーニッシュを上記テーパー面に双方向に移動せしめて上記クリップと上記係止部との係合を解除せしめるようになした請求項1に記載の車両のピラーガーニッシュの取付構造。
  4. 上記係合手段として、上記ピラー外面にピラーガーニッシュ側へ突出し、先端に爪部を備えた合成樹脂の突起を設ける一方、該突起に対応してピラーガーニッシュの背面に上記突起を係脱可能に嵌入する嵌合穴を備えた合成樹脂の受け部材を設けた請求項3に記載の車両のピラーガーニッシュの取付構造。
  5. 上記係合手段として、ピラーガーニッシュの背面にピラー側へ突出する合成樹脂の突起を設ける一方、該突起に対応してピラー外面に上記突起を係脱可能に嵌入する嵌合穴を形成した請求項3に記載の車両のピラーガーニッシュの取付構造。
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