JP2007090721A - Ledプリントヘッド - Google Patents

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Akio Nakatani
昭夫 中谷
Koichiro Aizawa
浩一郎 相澤
Tamao Kubota
多磨男 久保田
Shinnosuke Takagi
慎之助 高木
Hideki Iida
英輝 飯田
Shigeru Tamura
茂 田村
Shuichi Sakazume
秀一 坂詰
Shoichi Kondo
昭一 近藤
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Abstract

【課題】 印字品質を高めることが可能なLEDプリントヘッドを提供する。
【解決手段】 所定の配線パターンが施された絶縁基板1a上に直線状に実装される複数のLEDアレイ1bを有するLEDモジュール基板1と、LEDモジュール基板1を収納する枠体3と、LEDモジュール基板1における両中央側面部1dに対応するように枠体3に設けられ、各中央側面部1dをそれぞれ外部に臨ませる一対の切欠部3gと、これら切欠部3gに設けられる一対のネジ螺合部3hと、各切欠部3gに設けられ、ネジ螺合部3hに連通する貫通孔部7aを貫通するネジ8のネジ螺合部3hへの螺合度合いに応じてLEDモジュール基板1の中央側面部1dを変位させる押圧部材7と、を備えてなる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光プリンタに備えられ、LEDアレイ(発光ダイオードアレイ)が直線的に配設されたLEDモジュール基板を有するLEDプリントヘッドに関するものである。
従来、この種のLEDプリントヘッドにあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載のLEDプリントヘッドは、複数個のLEDアレイが直線状に配列された矩形状のLEDモジュール基板と、前記LEDアレイの真上に配設されるレンズアレイと、前記LEDモジュール基板及び前記レンズアレイを配設するためのハウジングとを備え、前記ハウジングが、周壁部と底壁部とこの底壁部に対応する開口段部とを有する断面略凹部形状からなり、前記底壁部には感光体側に突出する枠状突出部が一体形成されるとともに前記底壁部に前記枠状突出部の貫通孔部に連通する孔部を設け、前記貫通孔部及び前記孔部に前記レンズアレイを配設し、前記開口段部側に前記LEDアレイが前記レンズアレイと対向するように前記LEDモジュール基板を載置してなるものである。
かかるLEDプリントヘッドは、外部からの画像(印字)データに基づいて個々の前記LEDアレイを選択的に発光させるとともに、この発光を前記レンズアレイを介して前記感光体側に照射・結像させ、前記感光体に所定の潜象を形成することによってLEDプリントヘッドとして機能する。そして、前記潜象は、その後、現像等の所定の工程を経てトナー象となり、このトナー象を用紙に転写・定着させることによって前記用紙に所定の画像(印字)が記録される。また、下記特許文献1に記載のLEDプリントヘッドの構成部品である前記枠状突出部には、その長手方向における一側面にネジ孔が一定間隔で複数個、貫通形成されており、前記各ネジ孔に前記レンズアレイの側面を押圧する調整ネジをそれぞれ螺入し、前記各調整ネジの螺入度合いを調整することで前記レンズアレイの位置を可変させる点が記載されている。
特開2002−225339号公報
一方、下記特許文献2には、LED等の発光素子の搭載された基板の一側面にケースの貫通孔に挿通されるネジの先端(ネジ部底面)を接触させて、ネジを操作することにより発光素子の搭載された基板の位置を移動させる点が記載されている。
特開平10−54926号公報
ところで、特許文献1に記載の前記LEDモジュール基板は、前記LEDアレイ搭載後に熱硬化させる工程が必要があり、かかる熱硬化工程によって前記LEDモジュール基板がその長手方向に沿って僅かに湾曲(撓み変形)してしまう場合があった。そこで、特許文献2に記載の基板位置移動構成を特許文献1に記載のLEDプリントヘッドに適用すれば、前記LEDモジュール基板の一側面にネジのネジ部底面を接触させて、前記ネジを操作することにより、前記熱硬化工程により生じた前記LEDモジュール基板の前記撓み変形を抑制することができる。
しかしながら、この場合、前記ネジ部底面を前記LEDモジュール基板の一側面に接触させながら前記ネジを操作する、つまりネジ頂部の十字溝にドライバー(ネジ回し)の十字先端部を嵌合させて、前記十字先端部に回転トルクを加えて前記ネジを回動操作することになる。従って、かかる回動操作力(前記回転トルク)が、前記LEDモジュール基板の一側面に直接、作用することで、前記ネジ部底面が前記LEDモジュール基板の一側面の一部を切り欠きながら前記LEDモジュール基板の内部に螺入されることになる。この際、前記LEDモジュール基板の一側面の一部が切り欠かれたことにより生じる切り欠き片が、基板屑等として前記LEDアレイの発光部表面に付着する場合があり、この発光部表面に付着した前記基板屑等により個々のLEDアレイから発せられる光量が変化することによる印字の濃度ムラが発生し、印字品質が低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、印字品質を高めることが可能なLEDプリントヘッドの提供を目的とするものである。
本発明は、所定の配線パターンが施された絶縁基板上に直線状に実装される複数のLEDアレイを有するLEDモジュール基板と、前記LEDモジュール基板を収納する枠体と、前記LEDモジュール基板における少なくとも一方の側面の所定箇所に対応するように前記枠体に設けられ、前記所定箇所を外部に臨ませる切欠部と、前記切欠部に設けられるネジ螺合部と、前記切欠部に設けられ、前記ネジ螺合部に連通する貫通孔部を貫通するネジの前記ネジ螺合部への螺合度合いに応じて前記LEDモジュール基板の前記側面を変位させる押圧部材と、を備えてなることを特徴とする。
また本発明は、前記切欠部は、前記LEDモジュール基板の長手方向における略中央部の少なくとも一方の側面に対応する位置に設けられてなることを特徴とする。
また本発明は、前記切欠部は、前記LEDモジュール基板の長手方向における両側面の所定箇所に対応するように一対に設けられてなることを特徴とする。
また本発明は、前記押圧部材が、座金からなることを特徴とする。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、印字品質を高めることが可能なLEDプリントヘッドを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき説明する。
図1,図2において、LEDプリントヘッドAは、LEDモジュール基板1と、レンズアレイ2と、レンズホルダ(枠体)3と、放熱部材4と、クランプ5とから主に構成され、感光体6(図2に一部を示す)に発光像を照射するものである。
LEDモジュール基板1は、矩形状の絶縁基板1a上にLEDアレイ1bや駆動ドライバIC1cが絶縁基板1aの長手方向に沿って直線状に連設されてなるものである(図3参照)。絶縁基板1aは、低熱膨張係数のガラスエポキシ樹脂材あるいは放熱性の良好な多孔質セラミック材からなり、LEDアレイ1bや駆動ドライバIC1cの搭載(実装)面に導体により所定の配線パターンが施されている。LEDアレイ1bは、複数のLED素子がアレイ状に形成されてなるものを適応することができ、発光部がレンズアレイ2(感光体6)側を向くように絶縁基板1aの前記載置面に絶縁性接着剤やAgエポキシ接着剤等を用いて直線状に取り付けられる。駆動ドライバIC1cは、LEDアレイ1bの各LED素子を駆動させるための駆動回路であり、絶縁基板1aの前記搭載面に取り付けられた各LEDアレイ1bの列に沿うようにして前記絶縁性接着剤や前記Agエポキシ接着剤等によって連設される。なお、LEDアレイ1bと駆動ドライバIC1c並びに駆動ドライバIC1cと前記配線パターンとは、図示しない金等の導電性材料によって電気的にそれぞれワイヤ接続される。なお、H1,H2は、LEDモジュール基板1をレンズホルダ3に対して位置決めするために形成された第1,第2の位置決め孔部であり、各位置決め孔部H1,H2は絶縁基板1aの両端側に形成され、この場合、第1の位置決め孔部H1は円形貫通孔からなり、第2の位置決め孔部H2は略半円状の切り欠き孔からなる。
レンズアレイ2は、LEDアレイ1bから照射される光を調整して均質な解像力と光量を得るためのもので、屈折率分布型レンズを多数配列してなるセルフォックレンズアレイ(日本板硝子社の商標)が適応される。また、レンズアレイ2は、LEDモジュール基板1のLEDアレイ1bから照射対象となる感光体6に至る照明経路中に配設され、LEDアレイ1bの配設位置に対応(対向)するようにLEDアレイ1bの真上に位置し、レンズホルダ3の後述するレンズ固定部に固着され、LEDアレイ1bから発せられる光を感光体6に照射させるための光学部材である。
レンズホルダ3は、熱伝導率の高いアルミニウム等の金属材料からなり、断面略凹部形状に形成され、LEDモジュール基板1における絶縁基板1aの外形形状に対応する略矩形状の基部(底壁部)3aと、この底壁部3aの外周からLEDモジュール基板1の板厚方向(図2中、矢印Z方向)に沿って延在する周壁部3bと、この周壁部3bの底壁部3aとは反対側に開口形成される開口部3cとを備え、底壁部3aから一段低くなった位置(つまり、底壁部3aから感光体6側に膨出する断面略凹部形状を有する膨出部分3a1)には、その略中央部にレンズアレイ2を接着剤等にて固着(保持)するための貫通孔からなるレンズ固定部3dが設けられている。これによりレンズ固定部3dにて固着されるレンズアレイ2とLEDモジュール基板1上に搭載されるLEDアレイ1bとが所定間隔を有するように隔てて配設される。
また周壁部3bの内壁面には、LEDモジュール基板1の前記搭載面外縁を受けるための段差形状からなる受部3eが形成されており、この受部3eと前記搭載面外縁との間には、レンズホルダ3と前記導体との絶縁を確保するための枠状絶縁板3e1が配設されている。また、レンズホルダ3には、LEDモジュール基板1の第1,第2の位置決め孔部H1,H2に対応(連通)する底壁部3a箇所に円形貫通孔からなる第1,第2の貫通孔L1,L2がそれぞれ形成されており、互いに連通している第1の貫通孔L1と第1の位置決め孔部H1、並びに第2の貫通孔L2と第2の位置決め孔部H2には位置決めピンPがそれぞれ圧入される。これによりLEDモジュール基板1が周壁部3b内壁面と微小の空間部Sを有するようにレンズホルダ3内部に位置決めされる構成(つまり図1中、矢印X,Y方向に対して位置決めされる構成)となり、この微小の空間部S内において後述するネジと押圧部材によりLEDモジュール基板1側面を変位させることができる。
なお、3fは、クランプ5の後述する折曲端部を係止させるための係止部であり、この係止部3fは、底壁部3aの外壁面と周壁部3bの外壁面とが交差する角部箇所を断面「L」字状に切り欠くことで形成される切り欠き溝からなり、本実施形態の場合、図1に示すように底壁部3aにおける前記外壁面の長手方向両端面に沿って一定間隔で向かい合うように4組形成される。なお、これら4組の係止部3fを図1において、左から順番に係止部3f1、係止部3f2、係止部3f3、係止部3f4とする。
そして、これら4組の係止部3fのうち、図1中、左から2番目に位置する一対の係止部3f2と左から3番目に位置する一対の係止部3f3との略中間部には、周壁部3bを図示する図4に示すように略半円板状の薄い金属板からなる座金(ワッシャー)等からなる後述する押圧部材の外形形状に対応する溝部(切欠部)3gが係止部3fと同様にそれぞれ切り欠き形成されている。かかる一対の溝部3gは、底壁部3aの外壁面と周壁部3bの外壁面とが交差する前記角部箇所を周壁部3b側が前記押圧部材の外形形状よりも若干大きめとなるように略半円形状に切り欠くことで形成される切り欠き溝からなる。
放熱部材4は、軽量で且つ熱伝導率の高いアルミニウム等の金属材料からなり、LEDモジュール基板1の外形形状に対応する略矩形状に形成され、LEDモジュール基板1の背面に位置し、各LEDアレイ1bの発光時に各LEDアレイ1bから発せられる熱をレンズホルダ3の開口部3c側に放熱させるものである。
クランプ5は、薄板状の金属材料からなり、略「M」字状に折り曲げ加工され、その両端には互いに中央部側に延在するように90度折り曲げられた折曲端部5aがそれぞれ設けられ、かかる一対の折曲端部5aはレンズホルダ3の各係止部3fに係止される。また、5bは、各係止部3fに係止される各折曲端部5aからレンズホルダ3の一対の周壁部3b外表面に沿うように配設される一対の平坦部であり、この一対の平坦部5b間に位置するクランプ5箇所はレンズホルダ3の開口部3cを通って底壁部3a側に折り曲げられた略「く」の字状の折曲部5cを構成する。
そして、本実施形態の場合、折曲部5cの略中央部に位置する頂上部5dが放熱部材4を保持することで、放熱部材4とレンズホルダ3の受部3eとの間にはLEDモジュール基板1が確実に狭持される構成となるため、LEDモジュール基板1の前記板面方向における平坦度を良好に維持することができる。なお、本実施形態の場合、クランプ5は、底壁部3aの長手方向に沿って4組設けられる一対の係止部3fに対応して4個配設される。
以上の各部によりLEDプリントヘッドAが構成される。次に、図5を用いてLEDモジュール基板1の矢印Z方向とは直交する方向(図1中、矢印Y方向)における位置調整について説明する。LEDプリントヘッドAの構成部品であるレンズホルダ3には、前述したような一対の溝部3gが切り欠きにより形成されることで、各溝部3gの形成箇所に対応するLEDモジュール基板1のLEDアレイ1b実装方向における(両)中央側面部1d箇所が外部に露出する(臨む)構成となる。また、図5中、3hは、レンズホルダ3に形成されネジ8のネジ部8aが螺合される螺合部であり、この螺合部3hは、一対の溝部3gの略中央部からLEDモジュール基板1の前記板面方向に沿い形成されるネジ孔をそれぞれ構成し、溝部3gと連通している。なお、本実施形態における螺合部3hは、断面略凹部形状からなる膨出部分3a1の内壁面に連なる(連続する)面を貫通していないものとする。
そして、LEDモジュール基板1の前記位置調整は、略中央部に形成される貫通孔部7aとこの貫通孔部7aの周囲に位置する略半円環状の平板部7b(図4参照)とを有する平座金からなる押圧部材7と、貫通孔部7aに挿通されるネジ部8aと十字溝8bを有するネジ頂部8cとからなるネジ8とを2組用意し、各押圧部材7(各平板部7b)を各溝部3g内に嵌め込んだ状態で(図4参照)、各ネジ部8aを貫通孔部7aに貫通させるとともに貫通孔部7aに連通する螺合部3hに螺合させて、各ネジ部8aの各螺合部3hへの螺合度合いを微調整することで行われる。なお、本実施形態における押圧部材7(平板部7b)は、その材質が鉄からなり、所定の厚さ(例えば0.5ミリ〜1ミリの板厚)を有し、ある程度の剛性を持っているものとする。
具体的には、前記位置調整を行う作業者は、ネジ頂部8cの十字溝8bに図示しないドライバー(ネジ回し)の十字先端部を嵌合させて、前記十字先端部に回転トルクを加えることで、押圧部材7の貫通孔部7aを貫通した状態のネジ部8aを螺合部3hに螺合させることが可能となる。この際、各押圧部材7(各平板部7b)が、溝部3gの形成に伴い外部に露出するLEDモジュール基板1の(両)中央側面部1dと部分的に接触する状態となるため、LEDモジュール基板1の長手方向(図1中、矢印X方向)における略中央部(中央側面部1d)が、図1中、矢印Y方向に対して僅かに撓み変形していたとしても、かかるLEDモジュール基板1の撓み変形は、ネジ部8aの螺合部3hへの螺合度合い(つまり、前記十字先端部の十字溝8bへの回転トルク量)を調整することで規制することができる。
すなわち、前記十字先端部による前記回転トルクが十字溝8bに作用すると、かかる回転トルクは、ネジ部8aに伝達しネジ部8aを螺合部3hに螺合させるべく作用すると同時に、ネジ部8aの螺合部3hへの螺合に伴いネジ部8aに装着されている押圧部材7にも伝達し押圧部材7の平板部7bと部分的に接触する中央側面部1dに前記撓み変形力に抗する押圧力を与えるべく作用し、この平板部7bからの前記押圧力により空間部S内においてLEDモジュール基板1側面を変位させることができる。
ところで、LEDモジュール基板1は、LEDアレイ1b実装後に熱硬化されることから、前記撓み変形はLEDモジュール基板1の長手方向における略中央部に特に発生し易いことが想定されるが、例えばLEDモジュール基板1の長手方向における略中央部が、図1中、下方に僅かに撓み変形していた場合には、図5中、下方に位置するネジ8(ネジ頂部8cの十字溝8b)に所定量の前記回転トルクを与えて、前記回転トルクに応じて押圧部材7の平板部7bが図5中、下方に位置する中央側面部1dを上方に押圧することで、LEDモジュール基板1の撓み変形を規制することができる。一方、LEDモジュール基板1の長手方向における略中央部が、図1中、上方に僅かに撓み変形していた場合には、図5中、上方に位置するネジ8(十字溝8b)に所定量の前記回転トルクを与えて、前記回転トルクに応じて平板部7bが図5中、上方に位置する中央側面部1dを下方に押圧することで、LEDモジュール基板1の撓み変形を規制することができる。
従って、前記回転トルク量を調整するだけの作業で、略半円環状の平板座金からなる押圧部材7による中央側面部1dへの押圧力を微妙に変化させることができ、これによりLEDモジュール基板1の中央側面部1dから基板屑等を発生させずにLEDモジュール基板1の位置微調整を空間部S内部において容易に行うことができる。換言すると、ネジ部8aに嵌挿される押圧部材7の押圧力をネジ8の締め付け力に応じて間接的に作用させるだけで、最も撓み変形し易いと想定される中央側面部1dの位置を前記矢印Y方向に対し容易に微調整することができるため、従来のようにLEDモジュール基板の長手方向における中央側面部にネジ部(ネジ部底面)からの回転トルクを直接、作用させたことにより発生していた前記基板屑等がLEDアレイへ付着することがなくなり、これにより各LEDアレイから発せられる光量の変化に伴う印字の濃度ムラを抑制することができ、印字品質の良好なLEDプリントヘッドを提供することができる。さらに、かかるLEDモジュール基板の側面位置微調整に伴い、LEDモジュール基板上に直線状に連設される各LEDアレイの直線性精度を同時に向上させることも可能となる。
また本実施形態では、切欠部3gが、LEDアレイ1b実装方向であるLEDモジュール基板1の長手方向における略中央部の側面に対応する位置に形成されてなることにより、前述した熱硬化後においてLEDモジュール基板1の側面中央部における撓み変形を考慮した場合に有利な構成となる。
また本実施形態では、押圧部材7とネジ8とからなるLEDモジュール基板1側面の位置調整機構が、LEDモジュール基板1の両側面における略中央部に対応する位置にそれぞれ形成されてなるものであったが、例えばLEDモジュール基板1の一方の側面にのみ単一の前記位置調整機構を配設してもよい。
また本実施形態では、押圧部材7が、略半円環状の平座金からなる場合について説明したが、押圧部材7はLEDモジュール基板1の撓み変形を規制できるものであれば任意の材料を適用することができ、例えば押圧部材7を略中央部に貫通孔部を有する合成樹脂製の板状部材(スペーサ部材)により構成してもよい。
また本実施形態では、押圧部材7の外形形状が、略半円環状からなる場合について説明したが、押圧部材7の外形形状は、溝部3gの溝形状に対応して設定されていればよく、例えば溝部3gの溝形状が略四角形状であれば、押圧部材7の外形形状を溝部3gに嵌り込むような略四角形状に設定すればよい。
なお本実施形態では、LEDモジュール基板1の長手方向における中央側面部1dのみにおいて、ネジ8の締め付け力に応じた押圧部材7からの押圧力を間接的に作用させた場合について説明したが、例えば図1中、左から1番目に位置する一対の係止部3f1と左から2番目に位置する一対の係止部3f2との略中間部に一対の溝部と一対の螺合部を形成するとともに、左から3番目に位置する一対の係止部3f3と左から4番目に位置する一対の係止部3f4との略中間部にも一対の溝部と一対の螺合部を形成し、これら各溝部に貫通孔部を有する押圧部材をそれぞれ嵌め込み、ネジを前記各貫通孔部に貫通させ前記各螺合部に螺合させることで、LEDモジュール基板の片側側面において、複数箇所に配設される押圧部材からの押圧力を間接的に作用させるようにしてもよい。このように構成することで、LEDアレイに前記基板屑等を付着させることなく、空間部内においてLEDモジュール基板の前記矢印Y方向における側面の位置調整の精度をより向上させることができる。
本発明の実施形態によるLEDプリントヘッドの正面図である。 図1中、A−A断面図である。 同実施形態によるLEDモジュール基板の正面図である。 同実施形態によるLEDプリントヘッドの側面図である。 図1中、B−B断面図である。
符号の説明
1 LEDモジュール基板
1b LEDアレイ
1d 中央側面部
2 レンズアレイ
3 レンズホルダ
3a 底壁部(基部)
3b 周壁部
3g 溝部
3h ネジ螺合部
4 放熱部材
5 クランプ
6 感光体
7 押圧部材
7a 貫通孔部
7b 平板部
8 ネジ
8a ネジ部
A LEDプリントヘッド

Claims (4)

  1. 所定の配線パターンが施された絶縁基板上に直線状に実装される複数のLEDアレイを有するLEDモジュール基板と、
    前記LEDモジュール基板を収納する枠体と、
    前記LEDモジュール基板における少なくとも一方の側面の所定箇所に対応するように前記枠体に設けられ、前記所定箇所を外部に臨ませる切欠部と、
    前記切欠部に設けられるネジ螺合部と、
    前記切欠部に設けられ、前記ネジ螺合部に連通する貫通孔部を貫通するネジの前記ネジ螺合部への螺合度合いに応じて前記LEDモジュール基板の前記側面を変位させる押圧部材と、
    を備えてなることを特徴とするLEDプリントヘッド。
  2. 前記切欠部は、前記LEDモジュール基板の長手方向における略中央部の少なくとも一方の側面に対応する位置に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載のLEDプリントヘッド。
  3. 前記切欠部は、前記LEDモジュール基板の長手方向における両側面の所定箇所に対応するように一対に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載のLEDプリンタヘッド。
  4. 前記押圧部材が、座金からなることを特徴とする請求項1に記載のLEDプリントヘッド。
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