JP2007090620A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スキュー補正用記憶手段のメモリ資源を有効利用することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成のための制御を行うCPU1と、スキュー補正を行うために画像データを格納するY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜8−3と、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の記憶領域(未使用領域)をCPU1のアドレス空間に割当てるCPUアドレス変換部22と、を備えている。CPU1の制御プログラムの一部を、Y(イエロ)用のデュアルポートRAMRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3に一時的に転送して記憶する。CPU1は、これらのデュアルポートRAMに記憶された制御プログラムを高速に実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、色ずれ補正用記憶手段の未使用領域を、制御手段のメモリ空間に割当て、色ずれ補正用記憶手段のメモリ資源を効率的に活用する画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関するものである。
従来、画像形成装置、特にタンデム型カラー画像形成装置においては、画像形成ユニットやレーザスキャニングユニットの位置誤差やタイミングずれに起因して、画像形成ユニットによる画像形成により形成された各トナー像が、中間転写ベルト上に重ね合わせられる際に、位置ずれすることがある。そのため、結果的に画像に色ずれが発生し易くなる。
特に、各画像形成ユニットの感光体ドラムの回転軸のずれやレーザスキャニングユニットの取付け角度等のずれにより、副走査方向の画像の傾き(以下、スキューという)が各色毎に発生するため、各色を重ね合わせて得られる画像の品質は、大きく低下する。
そのため、スキューによる色ずれ(以下、スキュー色ずれという)を補正する手段が必要になるが、このスキュー色ずれの補正(以下、スキュー補正という)方法には、高速な画像メモリを用いて行う方法が提案されている。
例えば、スキュー検出手段によるスキュー検出の検出結果が所定値以下である場合には、画像メモリへの書込みアドレス、あるいは画像メモリからの読出しアドレスを操作することでスキューを補正し、一方、前記検出結果が所定値以上の場合は、前記画像メモリへの書込みアドレスの補正および画像メモリからの読出しアドレスの補正の両方を行うことで、スキュー補正量が画像メモリのライン数よりも大きい場合でも、スキュー補正を行う方法が提案されている(例えば、(特許文献1)参照)。
また、揮発性メモリの使用していない領域を有効に活用し、データの処理動作を効率的に行うインターフェイス切換可能なプリンタが提案されている(例えば、(特許文献2)参照)。
特開2004−148742号公報 特開2001−191619号公報
しかしながら、上記(特許文献1)に記載された方法では、スキュー補正量が、画像メモリのライン数よりも大きい場合でも、色ずれ補正を行うことができるものの、スキュー補正量が画像メモリのライン数よりも小さい場合には、画像メモリの残りのラインは、無駄な領域となってしまうという問題がある。また、上記(特許文献1)には、前記画像メモリの残りのライン(無駄な領域)の活用方法については、何ら記載されておらず、また示唆もされていない。
また、上記(特許文献2)に記載されたプリンタでは、不使用インターフェイスに設定されたインターフェイス制御回路に割当てられた受信バッファのメモリ領域を他のデータの記憶領域として割当てているものの、この受信バッファは、画像専用のメモリではないので、動作速度が要求される構成部には使用することができないという問題がある。
そこで、本発明は、スキュー補正用記憶手段のメモリ資源を有効利用することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像形成のための制御を行う制御手段と、色ずれ検出パターンの検出制御を行う色ずれ検出制御手段と、前記色ずれ検出パターンの検出の結果に基づいて、スキュー色ずれ補正を行うために画像データを格納するスキュー補正用記憶手段と、スキュー色ずれ補正を行うために前記スキュー補正用記憶手段のアドレスを生成するスキュー補正アドレス生成手段と、前記制御手段によって算出される前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域の記憶容量に基づいて、当該未使用領域を前記制御手段のアドレス空間に割当てるアドレス変換手段と、前記スキュー補正アドレス生成手段または前記アドレス変換手段から出力されるアドレス信号を基に、前記スキュー補正用記憶手段の記憶制御を行う記憶制御手段とを有する構成としたものである。
本発明の好ましい形態において、前記アドレス変換手段は、前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域の記憶容量に基づく所定の値を保持する第1の保持手段と、前記第1の保持手段によって保持されている保持内容を基に、前記制御手段から出力されるアドレスが、前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域のアドレスの範囲内に存在するか否かを判別する比較手段と、前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域および使用領域の記憶容量に基づいた所定の値を保持する第2の保持手段と、前記第2の保持手段によって保持されている保持内容と前記制御手段から出力されるアドレスとを加算する加算手段とを備え、前記アドレス変換手段は、前記制御手段から出力されるアドレスを前記スキュー補正用記憶手段の実メモリアドレスに変換し、該変換した実メモリアドレスを出力する構成としたものである。
本発明のさらに好ましい形態において、前記制御手段は、モノクロ印刷モードのときは、当該制御手段の制御プログラムの一部を前記アドレス変換手段によって当該制御手段のアドレス空間に割当てられた前記スキュー補正用記憶手段へ転送するとともに、前記スキュー補正用記憶手段に転送された前記制御プログラムの一部を読み出し、動作する構成としたものである。
この課題を解決するために、本発明の画像形成装置の制御方法は、画像形成のための制御を行う制御手段と、スキュー色ずれ補正を行うために画像データを格納するスキュー補正用記憶手段と、前記スキュー補正用記憶手段の記憶領域を前記制御手段のアドレス空間に割当てるアドレス変換手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、モノクロ印刷モードのときは、前記制御手段の制御プログラムの一部を、前記アドレス変換手段によって前記制御手段のアドレス空間に割当てられた前記スキュー補正用記憶手段へ転送するとともに、前記スキュー補正用記憶手段に転送された前記制御プログラムの一部を読み出し、動作させる構成としたものである。
本発明によれば、色ずれ検出の結果に応じて、スキュー補正用記憶手段に未使用領域がある場合にはスキュー補正用記憶領域を制御手段のメモリ空間に割当てることができるので、スキュー補正用記憶手段のメモリ資源を有効利用することができるという有効な効果が得られる。
また、本発明によれば、スキュー補正用記憶手段の未使用領域を制御手段がアクセス可能な高速メモリとして有効活用することができ、コストを上昇させることなく性能を向上させることができるという有効な効果が得られる。
さらに、本発明によれば、スキュー補正用記憶手段の未使用領域および使用領域の記憶容量に基づいて、制御手段の出力するアドレスを、スキュー補正用記憶手段の実メモリアドレスに変換することができるので、色ずれ検出の結果に応じて、スキュー補正用記憶手段に未使用領域がある場合にはスキュー補正用記憶手段を制御手段のメモリ空間に割当てることができ、スキュー補正用記憶手段のメモリ資源を有効利用することができるという有効な効果が得られる。
さらに、本発明によれば、スキュー補正用記憶手段として高速動作可能なメモリを使用した場合は、高速動作可能なスキュー補正用記憶手段に転送された特定の制御プログラムを高速に実行することができるので、モノクロ印刷(モノクロ印字)モードのときは、画像形成装置の性能を向上させることができるという有効な効果が得られる。
本願の主たる発明は、画像形成のための制御を行う制御手段と、色ずれ検出パターンの検出制御を行う色ずれ検出制御手段と、色ずれ検出パターンの検出の結果に基づいて、スキュー色ずれ補正を行うために画像データを格納するスキュー補正用記憶手段と、スキュー色ずれ補正を行うためにスキュー補正用記憶手段のアドレスを生成するスキュー補正アドレス生成手段と、制御手段によって算出されるスキュー補正用記憶手段の未使用領域の記憶容量に基づいて、当該未使用領域を制御手段のアドレス空間に割当てるアドレス変換手段と、スキュー補正アドレス生成手段またはアドレス変換手段から出力されるアドレス信号を基に、スキュー補正用記憶手段の記憶制御を行う記憶制御手段とを有する画像形成装置であり、色ずれ検出の結果に応じて、スキュー補正用記憶手段に未使用領域がある場合にはスキュー補正用記憶領域をCPUなどの制御手段のメモリ空間に割当てることができるので、スキュー補正用記憶手段のメモリ資源を有効利用することができるという作用を有する。また、スキュー補正用記憶手段の未使用領域を制御手段がアクセス可能な高速メモリとして有効活用することができ、コストを上昇させることなく性能を向上させることができるという作用を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における画像形成装置のプリンタエンジン制御部の構成を示す構成図、図2は用紙サイズと主走査方向画像領域信号および副走査方向画像領域信号との関係を示す図、図3はスキュー補正制御時のデュアルポートRAMへの画像データの格納の様子を説明する図、図4は副走査方向に4ライン相当の右下がりのスキューが生じている例を説明する図、図5は本発明の実施の形態1におけるCPUアドレス変換部の構成を示す構成図、図6はCPUのメモリ空間とスキュー補正制御部のメモリ空間におけるデュアルポートRAMの未使用領域とを説明する図である。
最初に、本発明の実施の形態1における画像形成装置のプリンタエンジン制御部の構成について、図1を参照して説明する。
プリンタエンジン制御部は、当該プリンタエンジンの制御を行う中央処理装置としてのCPU(制御手段)1と、CPU1の制御プログラムが格納された不揮発性メモリであるROM2と、CPU1が所定の処理を行うために使用するワークメモリであるDRAM3とを備えている。
また、プリンタエンジン制御部は、中間転写ベルト(図示せず)上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出を行った後、この検出結果に基づいて、CPU1が、基準とする色成分に対する各色のスキュー色ずれ量の検出等を行う色ずれ検出制御部(色ずれ検出制御手段)4を備えている。
さらに、プリンタエンジン制御部は、プリンタコントローラ(図示せず)からビデオインターフェイス(以下、ビデオI/Fという)5を介して転送される画像データを転送制御するビデオI/F制御部6と、ビデオI/F制御部6から転送される画像データを、それぞれY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)の色成分に対応するスキュー補正用メモリ(スキュー補正用記憶手段)としてのY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3に一時記憶制御を行うスキュー補正制御部7と、スキュー補正制御部7で処理されたスキュー補正後の画像データを入力とし、その出力制御を行う画像出力制御部9と、当該プリンタエンジン制御部と図示しないレーザスキャニングユニット(以下、LSUという)を接続するためのLSUI/F10とを備えている。
さらに、プリンタエンジン制御部は、LSUI/F10を介して入力される単一のビーム検出信号(以下、BD信号という)11に基づいて、各色にそれぞれ独立な主走査方向画像領域信号12と各色にそれぞれ独立な副走査方向画像領域信号13とを生成する画像領域信号生成部14と、画像データの処理の基準とする画素クロック15を生成するクロック発振器16と、を備えている。
なお、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1はY(イエロ)用のメモリであり、M(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2はM(マゼンタ)用のメモリであり、C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3はC(シアン)用のメモリである。
また、スキュー補正用メモリとしてのY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3は、制御プログラム格納用の不揮発性メモリであるROM2よりも高速動作が可能なメモリである。
スキュー補正制御部7は、スキュー補正のために画像データの一時記憶を行うY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3のアドレスを生成するスキュー補正アドレス生成部(スキュー補正アドレス生成手段)21と、CPU1がY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域の記憶容量を算出し、この算出結果に基づいて当該未使用領域をCPU1のメモリ空間に割当てるCPUアドレス変換部(アドレス変換手段)22と、スキュー補正アドレス生成部21またはCPUアドレス変換部22から出力されるアドレス信号を基に、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の記憶制御を行うメモリ記憶制御部(記憶制御手段)23とを備えている。
ここで、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の各メモリ容量は予めROM2に記憶されており、当該各メモリ容量と、色ずれ検出制御部4が検出したスキュー色ずれ量に基づくスキュー補正量とから、CPU1はY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域の記憶容量を算出する。
例えば、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1のメモリ容量がRビットの場合、Y(イエロ)のスキュー補正量をLライン、1ライン当りのスキュー補正に使用するメモリ容量をQビットとすると、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1の未使用領域の記憶容量は、(R−Q×L)ビットとなる。
なお、上述した色ずれ検出制御部4、ビデオI/F制御部6、スキュー補正制御部7、画像出力制御部9および画像領域信号生成部14の各構成要素とCPU1、ROM2およびDRAM3とはシステムバス17で接続されている。
ビデオI/F5、ビデオI/F制御部6、スキュー補正制御部7、画像出力制御部9およびLSUI/F10の各構成要素は、それぞれビデオバス18−1〜ビデオバス18−4で接続されている。
スキュー補正制御部7とY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3とは、メモリアドレスバス19およびメモリデータバス20で接続されている。
次に、用紙サイズと、主走査方向画像領域信号12および副走査方向画像領域信号13との関係について、図2を参照して説明する。
プリンタエンジン制御部は、図2に示すように、用紙24上の画像有効領域25に印刷(印字)する左上の画像データから、順次主走査方向へ色ずれ補正制御および画像データの処理を行う。一回の印刷動作(印字動作)においては、副走査方向画像領域信号13は一回アサートされ、主走査方向画像領域信号12は副走査方向の有効画像に相当する分だけアサートされる。
次に、スキュー補正制御部7の動作原理について、図1、図3および図4を参照して説明する。
スキュー補正制御部7は、BK(ブラック)を基準色とした場合における基準色に対する、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各画像のスキュー補正を行う。
ここでは、スキュー補正量が4ラインとした場合におけるスキュー補正制御部7が、スキュー補正を行う場合に、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1に画像データの書込む動作および読出す動作について説明する。
この場合、図4に示すように、副走査方向に4ライン相当の右下がりのスキューが生じているとした場合は、スキュー補正を当該スキュー方向と反対方向に行うことになる。
まず、スキュー補正制御部7は、図3に示すように主走査方向1ラインを4つのブロックに分割し、副走査方向画像領域信号13の有効期間に、主走査方向画像領域信号12に同期して、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1に、書込みアドレスをシフトさせながら画像データを格納していく。
すなわち、図3において、画像データのNライン目が、ビデオI/F制御部6からスキュー補正制御部7に転送された場合、スキュー補正アドレス生成部21は、行アドレスH’(ここで、H’は16進数とする。以下同じ)03において、列アドレスをH’000から1ずつ増加させていくことにより、順次ライトアドレスを生成し、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1の所定のアドレスに画像データをライトしていく。
そして、列アドレスが所定の列アドレスP1まで到達すると、スキュー補正制御部7は、行アドレスを1減じ、行アドレスH'02において、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1のアドレスに画像データをライトしていく。
以下、列アドレスがP2、P3に到達すると、スキュー補正制御部7は、行アドレスを1減じ、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1のアドレスに画像データをライトしていく。これによりY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1には、図3に示すようにスキュー補正された画像データが順次格納されていく。
すなわち、スキュー補正制御部7は、4ラインのスキュー量に対応して、4段階に行アドレスをシフトさせながら、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1に画像データを順次書き込んでいく。
このようにしてY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1に蓄積された画像データを読み出す際には、主走査方向に同一ラインの画像データ、すなわち、同一行アドレスの画像データを順次読み出していくことで、スキュー補正が行われた画像とすることができる。
次に、各色のスキュー補正量が当該各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の備えるライン数よりも少ないとした場合における、スキュー補正制御部7内のCPUアドレス変換部22の動作について、図5および図6を参照して説明する。
図5において、CPUアドレス変換部22は、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の各未使用領域の記憶容量に基づく所定の値を保持するアドレスレジスタ(第1の保持手段)31−1〜アドレスレジスタ(第1の保持手段)31−3と、Y(イエロ)用のアドレスレジスタ31−1〜C(シアン)用のアドレスレジスタ31−3の内容を基に、CPU1が出力するアドレスが、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域のアドレス範囲にあるか否かを判別するアドレス比較器(比較手段)33−1〜アドレス比較器(比較手段)33−3と、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域および使用領域の記憶容量に基づいた所定の値を保持するアドレス変換レジスタ(アドレス変換手段)32−1〜アドレス変換レジスタ(アドレス変換手段)32−3と、Y(イエロ)用のアドレス変換レジスタ32−1〜C(シアン)用のアドレス変換レジスタ32−3の内容とCPU1がアドレスバス38に出力するアドレスの下位15ビットの値とを加算する加算器(加算手段)34−1〜加算器(加算手段)34−3と、を備えている。
なお、Y(イエロ)用のアドレスレジスタ31−1、Y(イエロ)用のアドレス変換レジスタ32−1、Y(イエロ)用のアドレス比較器33−1およびY(イエロ)用の加算器34−1はそれぞれY(イエロ)用の構成要素であり、また、M(マゼンタ)用のアドレスレジスタ31−2、M(マゼンタ)用のアドレス変換レジスタ32−2、M(マゼンタ)用のアドレス比較器33−2およびM(マゼンタ)用の加算器34−2はそれぞれM(マゼンタ))用の構成要素であり、さらに、C(シアン)用のアドレスレジスタ31−3、C(シアン)用のアドレス変換レジスタ32−3、C(シアン)用のアドレス比較器33−3およびC(シアン)用の加算器34−3はそれぞれC(シアン)用の構成要素である。
ここでは、色ずれ検出制御部4によって検出されたスキュー量に基づいて、CPU1が算出したY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)のスキュー補正量が、それぞれ6ライン、5ライン、7ラインであるとする。
この場合、図6(b)に示すように、スキュー補正制御部7の各色のメモリ空間、すなわち、Y(イエロ)用のメモリ空間210としてのY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1、M(マゼンタ)用のメモリ空間220としてのM(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2、およびC(シアン)用のメモリ空間230としてのC(シアン)用のデュアルポートRAM8−3に未使用領域が生じているので、当該各未使用領域に制御データの一部を記憶する。
ここでは、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3は、それぞれ「10240×8ビット」構成とし、ビデオI/F制御部6から転送されてくる画像データは600dpiの解像度で1画素当たり「2ビット」構成とする。
スキュー補正を行う場合、主走査方向1ライン当たり5120画素の構成とすると、各色のデュアルポートRAMには1アドレス当り主走査方向4画素分のデータを格納でき、主走査方向1ライン当たりのアドレス数は1280となる。
主走査方向1ライン当たりの画像データを記憶するのに必要な記憶容量は10240ビットとなる。したがって、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3は、スキュー補正を行うためにそれぞれ8ライン分の記憶容量を有している。
ところで、CPU1のアドレス空間は、図6(a)に示すように、H’0000000〜H’0FFFFFFまでをROM2領域に、またH’1000000〜H’1FFFFFFまでをDRAM3領域に、それぞれ割当てられている。
また、H’2000000〜20077FFまでのアドレス空間は、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3に未使用領域が生じた場合にのみ、使用可能なY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3領域として割当てられるようになっている。
アドレスデコーダ(図示せず)により、CPU1がH’2000000〜H’20077FFまでのアドレスをアクセスする場合は、メモリ領域選択信号37が有効になる(図5参照)。
主走査方向1ライン当りのアドレス数は、上述したように1280であるので、各色のスキュー補正量としての補正ライン数をそれぞれNy、Nm、Ncとすると、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1の実メモリ空間における未使用領域の開始アドレスY_AA0、M(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2の実メモリ空間における未使用領域の開始アドレスM_AA0、およびC(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリ空間における未使用領域の開始アドレスC_AA0は、それぞれ次の(数1)の式で与えられる。
Figure 2007090620
上記数1の式より、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1の実メモリ空間における未使用領域の開始アドレスはH’1E00、M(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2の実メモリ空間における未使用領域の開始アドレスはH’1900、およびC(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリ空間における未使用領域の開始アドレスはH’2300となる(図6(b)参照)。
各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3は8ライン分の記憶容量を有しているので、未使用領域の終了アドレスは、図6(b)に示すように各色の場合ともH’27FFである。
また、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域のライン数をEy、Em、Ecとし、CPU1のアドレス空間にY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)の順に、各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3を割り当てた場合における各色のアドレス空間の開始アドレスをそれぞれYA0、MA0、CA0とし、当該各色のアドレス空間の終了アドレスをYA1、MA1、CA1とした場合、アドレス空間の終了アドレスYA1、MA1、CA1は次の(数2)の式で与えられ、アドレス空間の開始アドレスMA0、CA0は次の(数3)の式で与えられる。
Figure 2007090620
Figure 2007090620
したがって、CPU1のアドレス空間に割当てるY(イエロ)のアドレス空間の開始アドレスを決めれば、上記(数2)の式および上記(数3)の式より求められるアドレス空間に、各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域を割当てることができる。
そこで、本実施の形態1では、図6(a)、(b)に示すように、CPU1のH’2000000〜20077FFのアドレス空間を、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域に割当てている。そして、当該未使用領域をCPU1がアクセスする場合は、メモリ領域選択信号37が有効になるので、メモリ領域選択信号37とCPU1の出力アドレス信号の下位15ビットを判定して、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3のY(イエロ)用のチップ選択信号35−1〜C(シアン)用のチップ選択信号35−3を生成するように構成している。
すなわち、Y(イエロ)用のアドレス比較器33−1〜C(シアン)用のアドレス比較器33−3は、それぞれメモリ領域選択信号37とCPU1の出力アドレス信号の下位15ビットを判定して、Y(イエロ)用のアドレス比較器33−1はY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1のY(イエロ)用のチップ選択信号35−1を生成し、M(マゼンタ)用のアドレス比較器33−2はM(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2のM(マゼンタ)用のチップ選択信号35−2を生成し、M(マゼンタ)用のアドレス比較器33−2はC(シアン)用のデュアルポートRAM8−3のC(シアン)用のチップ選択信号35−3を生成するようになっている。
したがって、上述したように各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域のライン数Ey、Em、Ecはそれぞれ2、3、1であるので、Y(イエロ)用のアドレスレジスタ31−1〜C(シアン)用のアドレスレジスタ31−3には、それぞれ上記(数2)の式より求められる各色のアドレス空間の下位15ビットの値であるH’09FF、H’18FF、H’1DFFが設定(保存)される。そして、アドレスレジスタに設定された値および上記(数3)の式より求められるM(マゼンタ)、C(シアン)の各領域の開始アドレスの下位15ビットは、それぞれH’0A00、H’1900となる。
ここで、Y(イエロ)の開始アドレスの下位15ビットはH’0000であるので、メモリ領域選択信号37が有効であり、かつ、CPU1が出力するアドレスの下位15ビットがH’0000〜H’09FFの範囲にある場合にのみ、Y(イエロ)用のアドレス比較器33−1が当該アドレスの範囲を判別、つまりCPU1が出力するアドレスの下位15ビットはH’0000〜H’09FFの範囲内に存在していると判別して、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1のY(イエロ)用のチップ選択信号35−1を有効にする。
また、メモリ領域選択信号37が有効であり、かつ、CPU1が出力するアドレスの下位15ビットがH’0A00〜H’18FFの範囲にある場合は、M(マゼンタ)用のアドレス比較器33−2が、CPU1が出力するアドレスの下位15ビットはH’0A00〜H’18FFの範囲内に存在すると判別して、M(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2のM(マゼンタ)用のチップ選択信号35−2を有効にする。
さらに、メモリ領域選択信号37が有効であり、かつ、CPU1が出力するアドレスの下位15ビットがH’1900〜H’1DFFの範囲にある場合には、C(シアン)用のアドレス比較器33−3が、CPU1が出力するアドレスの下位15ビットはH’1900〜H’1DFFの範囲内に存在していると判別して、C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3のC(シアン)用のチップ選択信号35−3を有効にする。
以上のように、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域のライン数に基づいて、Y(イエロ)用のアドレスレジスタ31−1〜C(シアン)用のアドレスレジスタ31−3に所定の値を設定し、Y(イエロ)用のアドレス比較器33−1〜C(シアン)用のアドレス比較器33−3が、CPU1が出力するアドレスを判別することにより、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3のチップ選択信号を生成し、メモリ記憶制御部23を介して所定のデュアルポートRAMを選択する。
次に、CPU1が出力する論理アドレスから各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリアドレスに変換する処理について説明する。
CPU1が出力するアドレスのうち、上述したようにCPU1がH’2000000〜H’20077FFのアドレス空間をアクセスする場合は、メモリ領域選択信号37が有効になり、また各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域のライン数に基づいて、Y(イエロ)用のチップ選択信号35−1〜C(シアン)用のチップ選択信号35−3が出力されるので、ここでは、CPU1が出力するアドレスのうち下位15ビットを使用して実メモリアドレスに変換する。
したがって、CPU1が出力するアドレスのうち下位15ビットをA[14:0]とすると、Y(イエロ)用のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1の実メモリアドレスY_AA、M(マゼンタ)用のデュアルポートRAM8−2の実メモリアドレスM_AA、およびC(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリアドレスC_AAは、次の(数4)の式で与えられる。
Figure 2007090620
ただし、Ny、Nm、NcはそれぞれY(イエロ)、M(マゼンタ)およびC(シアン)のスキュー量補正量としての補正ライン数を示し、Ey、EmはそれぞれY(イエロ)およびM(マゼンタ)の各色のデュアルポートRAM未使用領域のライン数を示す。
例えば図5において、Y(イエロ)の場合を例にとると、Y(イエロ)用のアドレス変換レジスタ32−1に1280×Nyの値を設定し、Y(イエロ)用の加算器34−1が、当該設定値とCPU1が出力するアドレスの下位15ビットとを加算することにより、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1の実メモリアドレスを生成することができる。
以下、上記(数4)の式より、M(マゼンタ)用のアドレス変換レジスタ32−2には、1280×(Nm−Ey)の値を設定し、C(シアン)用のアドレス変換レジスタ32−3には、1280×(Nc−Ey−Em)の値を設定する。
このように、(数4)の式より、Y(イエロ)、M(マゼンタ)およびC(シアン)の各Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリアドレスを生成することができる。
例えば、C(シアン)の場合を例にとると、CPU1がH’20019FFを出力した場合、A[14:0]=H’19FFであり、上述したようにNc=7、Ey=2、Em=3であるので、これらの値を上記(数4)の式(3行目の式)に代入して演算することにより、C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリアドレスC_AAはH’23FFとなる。この場合、上述したようにC(シアン)用のデュアルポートRAM8−3のC(シアン)用のチップ選択信号35−3が有効になっている。
次に、メモリ記憶制御部23は、上述したようにCPUアドレス変換部22によって生成されるY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の実メモリアドレスに、システムバス17上の制御データを、所定のタイミングで記憶するための制御を行う。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、各色のスキュー補正量としての補正ライン数および各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域のライン数に基づいて、CPU1のアドレス空間にY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)の順に、各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3を割当てて、その未使用領域にCPU1の制御データの一部を一時的に記憶することができる。
なお、Y(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の未使用領域にはCPU1の制御プログラムの一部を記憶し、CPU1が、当該未使用領域に記憶された制御プログラムの一部を読み出して実行するようにしても良い。
上述したようなことから、各色のデュアルポートRAMに未使用領域がある場合は、当該デュアルポートRAMのメモリ資源を有効利用することができる。
また、本実施の形態1によれば、スキュー補正メモリとしてのY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3は、制御プログラム格納用の不揮発性メモリであるROM2よりも高速動作が可能なものを用いるため、CPU1の制御プログラムの一部をY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3に記憶させることで、高速な処理が可能となる。
特に、モノクロ印刷(モノクロ印字)モードのときは、BK(ブラック)のみの印字であるため、スキュー補正を行う必要がないので、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3は全ての領域が未使用となり、これらの未使用領域をCPUアドレス変換部22によってCPU1のメモリ空間に割当てた場合に、各色のY(イエロ)用のデュアルポートRAM8−1〜C(シアン)用のデュアルポートRAM8−3の記憶領域を全て利用できるという効果を奏する。そのため、CPU1の制御プログラムの一部を高速に実行する場合には、特に有用である。
上述したようなことから、色ずれ検出の結果に応じて、スキュー補正用メモリに未使用領域がある場合は当該スキュー補正用メモリをCPUのメモリ空間に割当てて、高速なメモリとして有効活用することができ、コストを上昇させることなく性能を向上させることができる。
本発明は、スキュー補正を行う画像形成装置、特にタンデム型カラー画像形成装置として有用であり、高速なスキュー補正用メモリを利用して、制御プログラムや通信データを一時記憶することにより、専用のメモリ等を追加することなく、高速処理を可能としたカラー画像形成装置として有用である。
本発明の実施の形態1における画像形成装置のプリンタエンジン制御部の構成を示す構成図 用紙サイズと主走査方向画像領域信号および副走査方向画像領域信号との関係を示す図 スキュー補正制御時のデュアルポートRAMへの画像データの格納の様子を説明する図 副走査方向に4ライン相当の右下がりのスキューが生じている例を説明する図 本発明の実施の形態1におけるCPUアドレス変換部の構成を示す構成図 CPUのメモリ空間とスキュー補正制御部のメモリ空間におけるデュアルポートRAMの未使用領域とを説明する図
符号の説明
1 CPU(制御手段)
2 ROM
3 DRAM
4 色ずれ検出制御部(色ずれ検出制御手段)
5 ビデオI/F
6 ビデオI/F制御部
7 スキュー補正制御部
8−1 Y(イエロ)用のデュアルポートRAM(スキュー補正用記憶手段)
8−2 M(マゼンタ)用のデュアルポートRAM(スキュー補正用記憶手段)
8−3 C(シアン)用のデュアルポートRAM(スキュー補正用記憶手段)
9 画像出力制御部
10 レーザスキャニングユニット(LSU)I/F
11 ビーム検出(BD)信号
12 主走査方向画像領域信号
13 副走査方向画像領域信号
14 画像領域信号生成部
15 画素クロック
16 クロック発振器
17 システムバス
18−1〜18−4 ビデオバス
19 メモリアドレスバス
20 メモリデータバス
21 スキュー補正アドレス生成部(スキュー補正アドレス生成手段)
22 CPUアドレス変換部(アドレス変換手段)
23 メモリ記憶制御部(記憶制御手段)
24 用紙
25 画像有効領域
31−1 Y(イエロ)用のアドレスレジスタ(第1の保持手段)
31−2 M(マゼンタ)用のアドレスレジスタ(第1の保持手段)
31−3 C(シアン)用のアドレスレジスタ(第1の保持手段)
32−1 Y(イエロ)用のアドレス変換レジスタ(第2の保持手段)
32−2 M(マゼンタ)用のアドレス変換レジスタ(第2の保持手段)
32−3 C(シアン)用のアドレス変換レジスタ(第2の保持手段)
33−1 Y(イエロ)用のアドレス比較器(比較手段)
33−2 M(マゼンタ)用のアドレス比較器(比較手段)
33−3 C(シアン)用のアドレス比較器(比較手段)
34−1 Y(イエロ)用の加算器(加算手段)
34−2 M(マゼンタ)用の加算器(加算手段)
34−3 C(シアン)用の加算器(加算手段)
35−1 Y(イエロ)用のチップ選択信号
35−2 M(マゼンタ)用のチップ選択信号
35−3 C(シアン)用のチップ選択信号
36−1 Y(イエロ)用の変換後アドレスバス
36−2 M(マゼンタ)用の変換後アドレスバス
36−3 C(シアン)用の変換後アドレスバス
37 メモリ領域選択信号
38 CPUアドレスバス
100 CPUのメモリ空間
200 各色のスキュー補正制御部のメモリ空間

Claims (4)

  1. 画像形成のための制御を行う制御手段と、
    色ずれ検出パターンの検出制御を行う色ずれ検出制御手段と、
    前記色ずれ検出パターンの検出の結果に基づいて、スキュー色ずれ補正を行うために画像データを格納するスキュー補正用記憶手段と、
    スキュー色ずれ補正を行うために前記スキュー補正用記憶手段のアドレスを生成するスキュー補正アドレス生成手段と、
    前記制御手段によって算出される前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域の記憶容量に基づいて、当該未使用領域を前記制御手段のアドレス空間に割当てるアドレス変換手段と、
    前記スキュー補正アドレス生成手段または前記アドレス変換手段から出力されるアドレス信号を基に、前記スキュー補正用記憶手段の記憶制御を行う記憶制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記アドレス変換手段は、
    前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域の記憶容量に基づく所定の値を保持する第1の保持手段と、
    前記第1の保持手段によって保持されている保持内容を基に、前記制御手段から出力されるアドレスが、前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域のアドレスの範囲内に存在するか否かを判別する比較手段と、
    前記スキュー補正用記憶手段の未使用領域および使用領域の記憶容量に基づいた所定の値を保持する第2の保持手段と、
    前記第2の保持手段によって保持されている保持内容と前記制御手段から出力されるアドレスとを加算する加算手段と、
    を備え、
    前記アドレス変換手段は、
    前記制御手段から出力されるアドレスを前記スキュー補正用記憶手段の実メモリアドレスに変換し、該変換した実メモリアドレスを出力することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    モノクロ印刷モードのときは、当該制御手段の制御プログラムの一部を、前記アドレス変換手段によって当該制御手段のアドレス空間に割当てられた前記スキュー補正用記憶手段へ転送するとともに、前記スキュー補正用記憶手段に転送された前記制御プログラムの一部を読み出し、動作することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 画像形成のための制御を行う制御手段と、
    スキュー色ずれ補正を行うために画像データを格納するスキュー補正用記憶手段と、
    前記スキュー補正用記憶手段の記憶領域を前記制御手段のアドレス空間に割当てるアドレス変換手段と、
    を有する画像形成装置の制御方法であって、
    モノクロ印刷モードのときは、前記制御手段の制御プログラムの一部を、前記アドレス変換手段によって前記制御手段のアドレス空間に割当てられた前記スキュー補正用記憶手段へ転送するとともに、前記スキュー補正用記憶手段に転送された前記制御プログラムの一部を読み出し、動作させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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