JP2007025314A - カラー画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】濃度補正パターンの生成を、スキュー補正用メモリを利用して行うことにより、濃度補正パターン生成用の専用のロジックやメモリを不要とし、ハードウエア資源の有効活用を可能としたカラー画像形成装置およびその制御方法の提供を目的とする。
【解決手段】中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出を行い、この検出結果に基づいて色ずれ補正制御を行うために画像データを格納するデュアルポートRAM8であり、各色成分ごとに独立したデュアルポートRAM8を備えたカラー画像形成装置であり、濃度パターン生成制御部9は、色ずれ補正制御に使用しないときに、中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データをデュアルポートRAM8に一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて濃度パターンを生成制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タンデム方式のカラー画像形成装置およびその制御方法に関する。
画像のカラー化に伴って、一連の画像形成プロセスが展開される像担持体を複数備えておき、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好ましくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形成し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を重ね合わせて転写することによりフルカラー画像を形成するタンデム方式のカラー画像形成装置が数多く提案されている。
このようなタンデム方式のカラー画像形成装置は、例えば本出願人が(特許文献1,2)において開示したように、一列上に配列したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー画像形成ユニットに沿って走行する閉ループの中間転写ベルトを備える。そして、この中間転写ベルトに各画像形成装置に感光体ドラム上のトナー像を転写し、このトナー像をシート材に転写した後に定着器によって定着させるというのが基本的な構成である。
ところで、このようなタンデム方式のカラー画像形成装置においては、各色トナーを重ねてフルカラー画像を形成するため、各色トナーの転写位置にずれが生じると形成画像に色ずれとして現れる。そこで、この種のカラー画像形成装置では、この色ずれの補正を行うために、高速にデータを読み書き可能な画像補整(スキュー補正)専用のメモリを搭載し、色ずれを検出して補正を行うようにしている。なお、色ずれ補正を行う技術としては、例えば特許文献3に記載されている。
特開2001−296716号公報 特開2002−207340号公報 特開平10−315545号公報
また、この種のカラー画像形成装置では各色トナーの濃度補正を行うが、この濃度補正には濃度補正パターンを生成する必要がある。この濃度補正パターンは、色々なパターンに対応するため、専用のロジックかメモリを使用しているが、その分コストが上昇してしまう要因となっている。
また、前述のスキュー補正用メモリは高速にデータを処理することが可能であるため、非常に高価なものであるが、スキュー補正用メモリは、印字動作時以外の期間は未使用となっている。一方、濃度補正パターンの生成は、印字動作時以外の期間中に行われる。
そこで、本発明においては、濃度補正パターンの生成を、スキュー補正用メモリを利用して行うことにより、濃度補正パターン生成用の専用のロジックやメモリを不要とし、ハードウエア資源の有効活用を可能としたカラー画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出を行い、この検出結果に基づいて色ずれ補正制御を行うために画像データを格納するスキュー補正用メモリであり、各色成分ごとに独立したスキュー補正用メモリを色ずれ補正制御に使用しないときに、中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データをスキュー補正用メモリに一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて濃度パターンを生成制御するように構成したものである。
本発明によれば、既存の高速動作可能なスキュー補正用メモリを、濃度パターンを生成するための濃度データの記憶手段としても用いることにより、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、既存のハードウエア資源を有効活用することが可能となる。
本発明の請求項1の発明は、中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出制御を行う色ずれ検出制御部と、この検出結果に基づいて色ずれ補正制御を行うスキュー補正制御部と、同スキュー補正制御部が色ずれ補正制御を行うために画像データを格納するスキュー補正用メモリであり、各色成分ごとに独立したスキュー補正用メモリと、スキュー補正用メモリを色ずれ補正制御に使用しないときに、中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データをスキュー補正用メモリに一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて濃度パターンを生成制御する濃度パターン生成制御部とを備えるカラー画像形成装置であり、既存の高速動作可能なスキュー補正用メモリを、濃度パターンを生成するための濃度データの記憶手段としても用いることにより、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、既存のハードウエア資源を有効活用することが可能となる。
本発明の請求項2の発明は、濃度データとして任意のデータを設定することが可能な濃度データ記憶制御部をさらに備えたカラー画像形成装置であり、スキュー補正用メモリに濃度データとして任意のデータを設定することにより、形成する濃度パターンの濃度を変化させることができ、濃度検出センサにより検出すべき所定の濃度レベルを微調整することが可能となる。
本発明の請求項3の発明は、濃度パターン生成制御部は、濃度パターンを副走査方向画像領域信号が無効の期間にスキュー補正用メモリに書き込み、濃度パターン生成のために副走査方向画像領域信号が有効となった期間にスキュー補正用メモリの未使用領域を初期化し、濃度パターン生成後に副走査方向画像領域信号が無効となった期間にスキュー補正用メモリの濃度パターンのデータ領域を初期化することを特徴とするカラー画像形成装置であり、濃度パターン生成のために副走査方向画像領域信号が有効となった期間にスキュー補正用メモリの未使用領域を初期化しておき、濃度パターン生成後に、濃度パターンのデータ領域のみを初期化すればよいので、次のページの印字開始までの時間を短縮することが可能となる。
本発明の請求項4の発明は、濃度パターン生成制御部は、各色ごとに独立して異なる濃度データをスキュー補正用メモリに記憶することを特徴とするカラー画像形成装置であり、スキュー補正用メモリに記憶された濃度データに基づいて、各色ごとに濃度の異なる濃度パターンをそれぞれ生成することができ、中間転写ベルト上のトナーの違いにより濃度検出センサの出力レベルが異なるような場合であっても、この出力レベルを最適な出力レベルに調整することが可能となる。
本発明の請求項5の発明は、スキュー補正用メモリは、さらに印字確認用の自己印字パターンデータまたは色ずれ検出パターンの生成用のデータの一時記憶手段として使用されることを特徴とするカラー画像形成装置であり、既存の高速動作可能なスキュー補正用メモリを、自己印字パターンデータまたは色ずれ検出パターンを生成するためのデータの記憶手段としても用いることにより、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、既存のハードウエア資源を有効活用することが可能となる。
本発明の請求項6の発明は、スキュー補正用メモリは、複数の領域に分割され、濃度パターンのデータと色ずれ検出パターンの生成用のデータとが同時に一時的に記憶され、これらの記憶されたデータが同一の期間内に読み出されて出力されることを特徴とするカラー画像形成装置であり、濃度パターンと色ずれ検出パターンとを同一の期間内に中間転写ベルト上に形成し、同一のタイミングでセンサにて検出することができ、レディ状態になるまでの時間を短縮することが可能となる。
本発明の請求項7の発明は、中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出を行い、この検出結果に基づいて色ずれ補正制御を行うこと、色ずれ補正制御を行うために画像データを格納するスキュー補正用メモリであり、各色成分ごとに独立したスキュー補正用メモリを色ずれ補正制御に使用しないときに、中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データをスキュー補正用メモリに一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて濃度パターンを生成制御することを含むカラー画像形成装置の制御方法であり、既存の高速動作可能なスキュー補正用メモリを、濃度パターンを生成するための濃度データの記憶手段としても用いることにより、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、既存のハードウエア資源を有効活用することが可能となる。
本発明の請求項8の発明は、濃度データとして任意のデータを設定することを含むカラー画像形成装置の制御方法であり、スキュー補正用メモリに濃度データとして任意のデータを設定することにより、形成する濃度パターンの濃度を変化させることができ、濃度検出センサにより検出すべき所定の濃度レベルを微調整することが可能となる。
本発明の請求項9の発明は、濃度パターンの生成制御は、濃度パターンを副走査方向画像領域信号が無効の期間にスキュー補正用メモリに書き込み、濃度パターン生成のために副走査方向画像領域信号が有効となった期間にスキュー補正用メモリの未使用領域を初期化し、濃度パターン生成後に副走査方向画像領域信号が無効となった期間にスキュー補正用メモリの濃度パターンのデータ領域を初期化することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法であり、濃度パターン生成のために副走査方向画像領域信号が有効となった期間にスキュー補正用メモリの未使用領域を初期化しておき、濃度パターン生成後に、濃度パターンのデータ領域のみを初期化すればよいので、次のページの印字開始までの時間を短縮することが可能となる。
本発明の請求項10の発明は、濃度パターン生成制御は、各色ごとに独立して異なる濃度データをスキュー補正用メモリに記憶することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法であり、スキュー補正用メモリに記憶された濃度データに基づいて、各色ごとに濃度の異なる濃度パターンをそれぞれ生成することができ、中間転写ベルト上のトナーの違いにより濃度検出センサの出力レベルが異なるような場合であっても、この出力レベルを最適な出力レベルに調整することが可能となる。
本発明の請求項11の発明は、スキュー補正用メモリを、さらに印字確認用の自己印字パターンデータまたは色ずれ検出パターンの生成用のデータの一時記憶手段として使用することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法であり、既存の高速動作可能なスキュー補正用メモリを、自己印字パターンデータまたは色ずれ検出パターンを生成するためのデータの記憶手段としても用いることにより、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、既存のハードウエア資源を有効活用することが可能となる。
本発明の請求項12の発明は、スキュー補正用メモリを、複数の領域に分割し、濃度パターンのデータと色ずれ検出パターンの生成用のデータとを同時に一時的に記憶し、これらの記憶したデータを同一の期間内に読み出して出力することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法であり、濃度パターンと色ずれ検出パターンとを同一の期間内に中間転写ベルト上に形成し、同一のタイミングでセンサにて検出することができ、レディ状態になるまでの時間を短縮することが可能となる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるタンデム型カラー画像形成装置のプリンタエンジン制御部の構成図である。
図1において、プリンタエンジン制御部は、当該プリンタエンジンの制御を行うCPU(Central Processing Unit)1と、CPU1の制御プログラムが格納された不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)2と、CPU1が所定の処理を行うために使用するワークメモリであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)3とを備える。
また、プリンタエンジン制御部は、中間転写ベルト(図示せず。)上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出制御を行う色ずれ検出制御部4と、この検出結果に基づいて、CPU1が、基準とする色成分に対する各色のスキュー色ずれ量の算出等を行い、色ずれ補正制御を行うスキュー補正制御部7を備えている。
また、プリンタエンジン制御部は、プリンタコントローラ(図示せず。)からビデオインターフェイス(以下、「ビデオI/F」という。)5を介して転送されるビデオデータ(画像データ)を転送制御するビデオI/F制御部6と、ビデオI/F制御部6から転送される画像データを、色ずれ補正のためにデュアルポートRAM8に一時的に記憶する制御を行うスキュー補正制御部7と、デュアルポートRAM8に一時記憶されたデータを読み出して濃度補正用の濃度パターンの生成制御を行う濃度パターン生成制御部9と、セレクタ10により選択されるスキュー補正制御部7から出力される画像データまたは濃度パターン生成制御部9から出力される濃度パターンデータの出力制御を行う画像出力制御部11と、当該プリンタエンジン制御部とレーザスキャニングユニット(図示せず。以下、「LSU」という。)を接続するためのLSUI/F12とを備えている。
さらに、プリンタエンジン制御部は、LSUI/F12を介して入力される単一のビーム検出信号(以下、「BD信号」という。)13に基づいて各色にそれぞれ独立な主走査方向画像領域信号14および副走査方向画像領域信号15とを生成する画像領域信号生成部16と、画像データの処理の基準とする画素クロック17を生成するクロック発振器18とを備える。
なお、上述した色ずれ検出制御部4、ビデオI/F制御部6、スキュー補正制御部7、濃度パターン生成制御部9および画像出力制御部11の各構成要素と、CPU1、ROM2およびDRAM3とは、システムバス19で接続されている。また、ビデオI/F5、ビデオI/F制御部6、スキュー補正制御部7、セレクタ10、画像出力制御部11およびLSUI/F12の各構成要素は、それぞれビデオバス20−1〜20−6で接続されている。
さらに、デュアルポートRAM8は、スキュー補正制御部7および濃度パターン生成制御部9と、それぞれメモリバス21で接続されている。
なお、本発明の実施の形態において、デュアルポートRAM8は、スキュー補正用メモリとしての機能を有し、各色成分ごとに独立した記憶領域を有する。また、CPU1は、濃度パターンデータを、濃度パターン生成制御部9を介してデュアルポートRAM8へ書き込む機能を有する。
図2は、用紙サイズと、主走査方向画像領域信号14および副走査方向画像領域信号15との関係を示す図である。図3は、スキュー補正制御時のデュアルポートRAMへの画像データの格納の様子を示す説明図である。図4は、副走査方向に4ライン相当の右下がりのスキューが生じている例を示す説明図である。
プリンタエンジン制御部は、図2に示すように、用紙30上の画像有効領域31に印字する左上の画像データから、順次主走査方向へ色ずれ補正制御および画像データの処理を行う。一回の印字動作においては、副走査方向画像領域信号15は一回アサートされ、主走査方向画像領域信号14は副走査方向の有効画像に相当する分だけアサートされる。
次に、スキュー補正制御部7の動作について説明する。なお、ここでは説明を簡単にするため、スキュー補正量が4ラインとした場合におけるスキュー補正動作について説明する。また、この場合、図4に示すように、副走査方向に4ライン相当の右下がりのスキューが生じているので、スキュー補正は当該スキュー方向と反対方向に行う。
まず、スキュー補正制御部7は、図3に示すように、主走査方向を4つのブロックに分割し、副走査方向画像領域信号15の有効期間に、主走査方向画像領域信号14に同期して、デュアルポートRAM8に書き込みアドレスを1ラインごとにシフトしながら画像データを蓄積していく。
すなわち、図3において、画像データのNライン目が、ビデオI/F制御部6からスキュー補正制御部7に転送された場合、スキュー補正制御部7は、行アドレスH’(16進数。以下同じ。)03において、列アドレスをH’000から1ずつ増加させていくことにより、順次ライトアドレスを生成し、デュアルポートRAM8の所定のアドレスに画像データをライトしていく。
そして、列アドレスが、所定の列アドレスP1まで到達すると、スキュー補正制御部7は、行アドレスを1減じ、行アドレスH’02において、デュアルポートRAM8のアドレスに画像データをライトしていく。
以下、列アドレスがP2、P3に到達すると、スキュー補正制御部7は、行アドレスを1減じ、デュアルポートRAM8のアドレスに画像データをライトしていく。これにより、デュアルポートRAM8には、図3に示すようにスキュー補正された画像データが順次格納されていく。
すなわち、スキュー補正制御部7は、4ラインのスキュー量に対応して、4段階に行アドレスをシフトしながら、デュアルポートRAM8に画像データを順次書きこんでいく。
一方、このようにデュアルポートRAM8に蓄積された画像データを読み出す際には、主走査方向に同一ラインの画像データ、すなわち、同一行アドレスの画像データを順次読み出していくことで、スキュー補正が行われた画像とすることができる。
図5に示すように、印字時においては、副走査方向画像領域信号15が有効(Low)となり(時刻T1)、主走査方向画像領域信号14が有効(Low)となった期間中に、ビデオI/F制御部6から出力される画像データが、順次スキュー補正制御部7により、書き込みアドレスがシフトされながらデュアルポートRAM8に蓄積され、読み出し時に主走査方向に読み出されることで、スキュー補正された画像出力が得られる。この場合、セレクタ10の切替え信号22はHighであり、スキュー補正制御部7でスキュー補正された画像データが画像出力制御部11へと入力される。
そして、1ページ目の印字が終了し、副走査方向画像領域信号15が無効(High)になると(時刻T2)、CPU1は、濃度パターン生成制御部9に備えられたレジスタ(図示せず。)に1を設定し、濃度パターン生成用出力がビデオバス20−5に出力されるようにセレクタ10の切替え信号22をLowに切替える。
さらに、時刻T2においては、図6(A)に示すように、CPU1は複数の領域に分割されたデュアルポートRAM8のメモリ領域の各領域にそれぞれ異なる濃度パターンデータを書き込む。例えば、図6(B)に示すように、600dpiで1画素あたり2ビットのデータで構成されるとすると、1バイトで4画素分のデータとなるので、各アドレスにデータ0、データ1と順次格納し、64バイトのデータで濃度パターン0用のデータを構成している。以下同様に、濃度パターン4用のデータまで、順次図6(A)に示す領域に格納していく。
そして、次に濃度パターン生成を行うために、副走査方向画像領域信号15が有効になると(時刻T3)、濃度パターン生成制御部9は、デュアルポートRAM8に一時記憶された濃度パターン用データ0を読み出す。この出力は、セレクタ10を介して画像出力制御部11へ入力される。以降、所定の期間を経過した後、順次濃度パターン用データ1から濃度パターン用データ4までが読み出され、同様に画像出力制御部11へ入力される。
そして図6(C)に示すように、中間転写ベルト(図示せず。)上に、濃度パターンが形成される。
一方、濃度パターン生成後にスキュー補正をした印字を行う際に、デュアルポートRAM8の記憶領域に残存するデータが印字されるのを防ぐため、初期化を行う必要がある。そこで、副走査方向画像領域信号15が有効期間中(T3からT4までの期間)は、同時に図6(A)に示すデュアルポートRAM8の未使用領域をCPU1が初期化する。
デュアルポートRAM8の未使用領域は、濃度データ用格納領域に比べて大きいのでこの期間に初期化しておくと、次の印字動作を開始する前には、濃度パターン用データ格納領域のみ初期化するだけで済むので、濃度パターン形成後から次のページの印字開始までの時間を短縮することができる。
次に、濃度パターン生成のためのデータ出力が終了し、副走査方向画像領域信号15が無効になると(時刻T4)、CPU1は濃度パターン用データ格納領域のみを初期化し、次の印字動作に対して備える。
以上のように、本実施の形態におけるカラー画像形成装置では、既存の高速動作可能なデュアルポートRAM8を色ずれ補正制御に使用しないときに、中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データをデュアルポートRAM8に一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて濃度パターンを生成制御するので、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、既存のハードウエア資源を有効活用することができる。
また、図示しないが、本実施の形態におけるカラー画像形成装置は、濃度データとして任意のデータを設定することが可能な濃度データ記憶制御部をさらに有する構成とすることが可能である。これにより、デュアルポートRAM8に濃度データとして任意のデータを設定することにより、形成する濃度パターンの濃度を変化させることができ、濃度検出センサにより検出すべき所定の濃度レベルを微調整することが可能となる。
さらに、本実施の形態におけるカラー画像形成装置は、濃度パターン生成制御部9が、各色ごとに独立して異なる濃度データをデュアルポートRAM8に記憶する構成とすることも可能である。この場合、デュアルポートRAM8に記憶された濃度データに基づいて、各色ごとに濃度の異なる濃度パターンをそれぞれ生成することができ、中間転写ベルト上のトナーの違いにより濃度検出センサの出力レベルが異なるような場合であっても、この出力レベルを最適な出力レベルに調整することが可能となる。
また、このデュアルポートRAM8については、さらに印字確認用の自己印字パターンデータまたは色ずれ検出パターンの生成用のデータの一時記憶手段として使用することも可能である。このように、既存の高速動作可能なデュアルポートRAM8を、自己印字パターンデータまたは色ずれ検出パターンを生成するためのデータの記憶手段としても用いることにより、専用のロジックやメモリなどの新たなハードウエアを追加することなく、さらに既存のハードウエア資源を有効活用することが可能となる。
さらに、デュアルポートRAM8について、複数の領域に分割し、濃度パターンのデータと色ずれ検出パターンの生成用のデータとを同時に一時的に記憶し、これらの記憶したデータを同一の期間内に読み出して出力することも可能である。これにより、濃度パターンと色ずれ検出パターンとを同一の期間内に中間転写ベルト上に形成し、同一のタイミングでセンサにて検出することができ、レディ状態になるまでの時間を短縮することが可能となる。
本発明は、濃度補正を行うタンデム方式のカラー画像形成装置およびその制御方法として有用であり、特に、濃度補正パターンの生成を、スキュー補正用メモリを利用して行うことにより、濃度補正パターン生成用の専用のロジックやメモリを不要とし、ハードウエア資源の有効活用を可能としたカラー画像形成装置およびその制御方法として好適である。
本発明の実施の形態におけるタンデム型カラー画像形成装置のプリンタエンジン制御部の構成図 用紙サイズと主走査方向画像領域信号および副走査方向画像領域信号との関係を示す図 スキュー補正制御時のデュアルポートRAMへの画像データの格納の様子を示す説明図 副走査方向に4ライン相当の右下がりのスキューが生じている例を示す説明図 副走査方向画像領域信号および主操作方向画像領域信号のタイミングチャート (A)デュアルポートRAMのメモリ領域を示す図、(B)濃度パターン0用領域の詳細を示す図、(C)中間転写ベルト上に形成される濃度パターンの例を示す図
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 DRAM
4 色ずれ検出制御部
5 ビデオI/F
6 ビデオI/F制御部
7 スキュー補正制御部
8 デュアルポートRAM
9 濃度パターン生成制御部
10 セレクタ
11 画像出力制御部
12 LSU I/F
13 BD信号
14 主走査方向画像領域信号
15 副走査方向画像領域信号
16 画像領域信号生成部
17 画素クロック
18 クロック発振器
19 システムバス
20−1〜20−6 ビデオバス
21 メモリバス
22 切替え信号
30 用紙
31 画像有効領域

Claims (12)

  1. 中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出制御を行う色ずれ検出制御部と、
    この検出結果に基づいて色ずれ補正制御を行うスキュー補正制御部と、
    同スキュー補正制御部が前記色ずれ補正制御を行うために画像データを格納するスキュー補正用メモリであり、各色成分ごとに独立したスキュー補正用メモリと、
    前記スキュー補正用メモリを前記色ずれ補正制御に使用しないときに、前記中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データを前記スキュー補正用メモリに一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて前記濃度パターンを生成制御する濃度パターン生成制御部と、
    を備えるカラー画像形成装置。
  2. 前記濃度データとして任意のデータを設定することが可能な濃度データ記憶制御部をさらに備えた請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記濃度パターン生成制御部は、前記濃度パターンを副走査方向画像領域信号が無効の期間に前記スキュー補正用メモリに書き込み、前記濃度パターン生成のために前記副走査方向画像領域信号が有効となった期間に前記スキュー補正用メモリの未使用領域を初期化し、前記濃度パターン生成後に前記副走査方向画像領域信号が無効となった期間に前記スキュー補正用メモリの前記濃度パターンのデータ領域を初期化することを特徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記濃度パターン生成制御部は、各色ごとに独立して異なる濃度データを前記スキュー補正用メモリに記憶することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記スキュー補正用メモリは、さらに印字確認用の自己印字パターンデータまたは前記色ずれ検出パターンの生成用のデータの一時記憶手段として使用されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  6. 前記スキュー補正用メモリは、複数の領域に分割され、前記濃度パターンのデータと前記色ずれ検出パターンの生成用のデータとが同時に一時的に記憶され、これらの記憶されたデータが同一の期間内に読み出されて出力されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  7. 中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用の色ずれ検出パターンの検出を行い、この検出結果に基づいて色ずれ補正制御を行うこと、
    前記色ずれ補正制御を行うために画像データを格納するスキュー補正用メモリであり、各色成分ごとに独立したスキュー補正用メモリを前記色ずれ補正制御に使用しないときに、前記中間転写ベルト上に濃度補正用の濃度パターンを形成するための濃度データを前記スキュー補正用メモリに一時的に記憶し、この記憶された濃度データに基づいて前記濃度パターンを生成制御すること、
    を含むカラー画像形成装置の制御方法。
  8. 前記濃度データとして任意のデータを設定することを含む請求項7記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  9. 前記濃度パターンの生成制御は、前記濃度パターンを副走査方向画像領域信号が無効の期間に前記スキュー補正用メモリに書き込み、前記濃度パターン生成のために前記副走査方向画像領域信号が有効となった期間に前記スキュー補正用メモリの未使用領域を初期化し、前記濃度パターン生成後に前記副走査方向画像領域信号が無効となった期間に前記スキュー補正用メモリの前記濃度パターンのデータ領域を初期化することを特徴とする請求項7または8に記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  10. 前記濃度パターン生成制御は、各色ごとに独立して異なる濃度データを前記スキュー補正用メモリに記憶することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  11. 前記スキュー補正用メモリを、さらに印字確認用の自己印字パターンデータまたは前記色ずれ検出パターンの生成用のデータの一時記憶手段として使用することを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のカラー画像形成装置の制御方法。
  12. 前記スキュー補正用メモリを、複数の領域に分割し、前記濃度パターンのデータと前記色ずれ検出パターンの生成用のデータとを同時に一時的に記憶し、これらの記憶したデータを同一の期間内に読み出して出力することを特徴とする請求項7から11のいずれかに記載のカラー画像形成装置の制御方法。
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