JP2007089872A - 机 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚支柱と机天板と横梁とを連結体を介して強固に固定して剛性を高める。
【解決手段】脚支柱は、断面中空状の筒部を有し、連結体4の基部ブロック41には、横梁5aの端部を連結する水平アーム部が一体的に形成され、基部ブロック41には、筒部に対してその上端面側からボルト45、ビス46にて固定するための上部支持部42と、脚支柱の外側面から横ボルト52にて固定するための側部支持部43とが一体的に備えられている。ボルト45、ビス46は脚支柱のビスポケット34、35に上から締着し、側部支持部43と脚支柱内に挿入した補強部材54とを横ボルト52にて締着する。
【選択図】図7

Description

本発明は、筆記又はコンピュータ操作等のような各種のデスクワークを行う事務等に使用される机の構造に関するものである。
従来から、この種の机の構造は、例えば、特許文献1に開示されているように、机天板の下面のうち四隅を、4本の脚支柱の各上端面に取付けるコーナブロックを介して支持すると共に、各コーナブロックには平面視で90度方向に延びる水平挿入杆を一体的に形成し、この水平挿入杆にアルミ押出材からなる横方向に延びる横梁の端部を挿入して後、止着具(ボルト)にて水平挿入杆と横梁とを固定し、この横梁側から机天板の下面に止着具(ボルト)を介して固定することが開示されている。
その場合、亜鉛ダイカスト製のコーナブロックには、アルミ押出材からなる脚支柱の中空状の筒に嵌まる鉛直挿入杆が一体的に設けられており、横方向の止着具(ボルト)にて脚支柱の側壁と鉛直挿入杆とをネジ止めすることで、コーナブロックを抜け不能に固定するものである。
特公平07−49012号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示の机では、脚支柱の上端面とコーナブロックとを垂直のネジで固定していないから、机天板に水平荷重等の側方荷重が作用したとき、机天板の下面と脚支柱の上端面との間が開くように脚支柱の上端が撓み易くなり、その側方強度に対する抵抗力(コーナブロックと脚支柱との固定強度)が弱いという問題があった。
本発明は、上記の従来の問題を解消することを技術的課題とするものである。
上記の技術的課題を達成するため、請求項1に記載の発明は、机天板と、この机天板を支持する横梁及び複数の脚支柱と、この各脚支柱の上面と机天板と前記横梁とを連結するための連結体とが備えられた机において、前記各脚支柱は、断面中空状の筒部を有し、前記連結体の基部ブロックには、前記横梁の端部を連結する水平アーム部が一体的に形成され、前記基部ブロックには、前記筒部に対してその上端面側から止着具にて固定するための上部支持部と、前記各脚支柱の外側面から止着具にて固定するための側部支持部とが一体的に備えられているものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の机において、前記各脚支柱の筒部には、前記各脚支柱の上端面からの前記止着具を係合するための係合突条部が一体的に形成され、前記筒部に対してその縦軸線方向に補強部材を挿入し、この補強部材と前記側部支持部とを横方向の止着具にて挟み付け係止したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の机において、前記基部ブロックには、前記筒部に対してその上端面側から嵌合する位置決めブロックが一体的に突出形成されているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の机において、前記連結体の基部ブロックには、机天板の下面に止着具にて固定するための補助水平アーム部が一体的に形成されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の机において、前記側部支持部と脚支柱との間にスペーサ体を介挿させたものである。
以上のように、請求項1の発明によれば、机天板を支持する横梁及び複数の脚支柱と、この各脚支柱の上面と机天板と前記横梁とを連結するための連結体とが備えられた机において、各脚支柱は、断面中空状の筒部を有し、前記連結体の基部ブロックには、前記横梁の端部を連結する水平アーム部が一体的に形成され、前記基部ブロックには、前記筒部に対してその上端面側から止着具にて固定するための上部支持部と、前記各脚支柱の外側面から止着具にて固定するための側部支持部とが一体的に備えられているものであるから、脚支柱の上端部に連結体を縦横の複数の止着具を介して固定することになるので、従来の取付構造に比べて、固定(取付)強度が大幅に向上するという効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記各脚支柱の筒部には、前記各脚支柱の上端面からの前記止着具を係合するための係合突条部が一体的に形成されているので、前記止着具にて上部支持部を脚支柱の上端面に直接強固に固定することができ、さらに、前記筒部に対してその縦軸線方向に補強部材を挿入し、この補強部材と前記側部支持部とを横方向の止着具にて挟み付け係止したものであるので、前記側部支持部と脚支柱の側面とを直接止着具にて締着するのに比べて、取付強度が大幅に向上し、机の剛性が高まるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、前記基部ブロックには、前記筒部に対してその上端面側から嵌合する位置決めブロックが一体的に突出形成されているものであるので、連結体を脚支柱に取付する位置決め作業が容易になるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、前記連結体の基部ブロックには、机天板の下面に止着具にて固定するための補助水平アーム部が一体的に形成されているものであるので、メインの水平アーム部だけで机天板を固定する場合よりも、机天板と脚支柱との固定強度が大幅に向上するという効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、前記側部支持部と脚支柱との間にスペーサ体を介挿させたものであるので、脚支柱に対する連結体の取付姿勢も一定にでき、また、側部支持部の下端側が大きく撓むことを防止して側部支持部の変形を免れることができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。図1〜図9は第1実施形態を示し、図1は机の全体正面図、図2は机の1つの隅部を示す切欠き斜視図、図3は構成部品の分解斜視図、図4は第1実施形態の連結体の平面図、図5は図4のV−V線矢視図、図6は連結体の斜視図、図7は一部切欠き要部拡大側断面図、図8は図7の VIII −VIII線矢視拡大断面図、図9は図5のIX−IX線矢視拡大断面図、図10はスペーサ体の斜視図、図11は脚支柱の下端のアジャスタ取付片を示す斜視図、図12は第2実施形態の構成部品の分解斜視図、図13は第2実施形態の連結体、脚支柱等の分解斜視図、図14は連結体の第2実施形態を示す正面図、図15は連結体の平面図、図16は連結体の一部切欠き下面図、図17は図16のXVII−XVII線矢視断面図、図18連結体の取付部の側断面図、図19は図18のXIX −XIX 線矢視要部拡大側断面図、図20は脚支柱と連結体の取付け状態を示す斜視図である。
第1実施形態における机1は、平面視略矩形状の机天板2と、机天板2の下面の4隅部分を支持する脚支柱3と、机天板2を支持固定するための枠体5と、この4本の脚支柱3の上端に固定され、且つ机天板2及び枠体を連結するための連結体4とを備える。枠体5は断面が実質上矩形の中空状の横梁5aからなる。実施形態では机天板2は木製である。
脚支柱3はアルミ押出材であり、各脚支柱3の外周は、平断面において1つの丸角部3aと2つの鋭角部3b,3bとを有する実質上三角形に形成されている。また、上記2つの鋭角部3b,3bの間を連結する仕切板部31を介して中空状の筒部32と、縦長の凹溝33とに区画されている。そして、筒部32における丸角部3a側と仕切板部31側とには、平面視においてΩ状のビスポケット34,35(図8参照、請求項にいう係合突条部に相当する)が一体的に形成されている。
連結体4は、図3〜図7に示すように、アルミ製等のダイキャストの一体成形されたものである。連結体4の基部ブロック41は図4に示すように、平面視で実質上5角形に形成された底板41aに複数のリブ41bが起立して補強されている。
基部ブロック41には、脚支柱3の平面形状と実質的に同一形状(三角形)の上部支持部42と、脚支柱3における上記鋭角部3b,3bに当接し、且つ一部が凹溝33に嵌まる側部支持部43とが一体的に形成されている。そして、上部支持部42の下面は脚支柱3の上端面(平面)にきっちりと当接できるように形成され、且つ上部支持部42の下面には、脚支柱3における筒部32の上端部に上方から嵌入できる位置決めブロック44が突出形成されている。さらに、上部支持部42には、脚支柱3における上記各ビスポケット34,35にネジ止め固定するための止着具としての六角孔付き連結用のボルト45、ビス46とが上方から挿通できる取付孔45a,46aが穿設されている(図4〜図7参照)。
上部支持部42の一部(脚支柱3における丸角部3a側)が基部ブロック41に対して段落ちしており、従って、その部分が机天板2の角部の下面に対して隙間ができることになる(図1及び図2参照)。
他方、基部ブロック41には、平面視で上記上部支持部42と反対側にて互いに90度の向きを変えて開口するような上向き開放溝状の一対の横梁支持部(水平アーム部)47が形成されている。そして、各水平アーム部47には、断面中空矩形状の各横梁5aの端部を上から嵌め入れる。なお、各水平アーム部47の底から上向きに突出形成するボス部48と同じ断面形状の丸孔(図示せず)が各横梁5aの下面側に穿設されており、各横梁5aをその上面側からビス49にてボス部48にネジ止め固定する。
基部ブロック41には、さらに、机天板2の下面に開口する埋込みナット(鬼目ナット)59に対してビス51を締着するための複数のビス取付部51a〜51dが形成されている(図4、図6及び図7参照)。
側部支持部43は、脚支柱3における上記鋭角部3b,3bに当接する広幅部43aと、凹溝33に嵌まる狭幅部43bとが一体的に形成されている。そして、広幅部43aの下端側には、止着具としての横ボルト52の軸部が挿通できる切り溝53が形成されている(図5、図7及び図9参照)。
そして、金型(鋳型)にアルミ溶融金属を鋳込んで後、温度の下がった連結体4を金型(鋳型)から外するために、連結体4の外形には抜きテーパーが形成されている。側部支持部43においても、広幅部43a及び狭幅部43bの厚さが下端に行くに従って脚支柱3の側面(鋭角部3b,3bの片面)から離れるように傾斜している。
側部支持部43を脚支柱3の側面に沿わせて、横ボルト52にて脚支柱3に締着固定するに際して、脚支柱3の筒部32内にその縦軸線方向に沿わせて平板状の補強部材54を挿入する。筒部32内で縦長の補強部材54の配置位置がビスポケット35との間でずれないように、筒部32内に一対の縦長の突条部32aが形成されている(図8参照)。
また、図9及び図10に示すように、合成樹脂材からなるスペーサ体55を、凹溝33内に入れる。このスペーサ体55の平板部55aは上側の厚さが薄く下に行くに従って厚くなるように形成されて、広幅部43aの内面に沿い、脚支柱3に連結体4を装着したときの横梁支持部(水平アーム部)47の姿勢が水平となるように規制される。また、平板部55aの一部には、切り溝53に摺動自在に嵌まる案内ブロック55bと、横ボルト52のための挿通孔55cとが形成されている。
なお、脚支柱3の下端には、これと同じ断面形状の下カバー部材56(合成樹脂材でも可能)が装着され、これにアジャスタボルト57が高さ調節可能に取付けられる(図11参照)。
上記の構成において、予め、脚支柱3の下端に下カバー部材56及びアジャスタボルト57を装着した後、脚支柱3の筒部31内に補強部材54を上から挿入する。次いで、連結体4の上部支持部42を脚支柱3の上端から被せ、縦方向の止着具であるボルト45及びビス46を取付孔45a,45bから差し込み、ボルト45及びビス46をビスポケット34,35に締着固定する。他方、側部支持部43における広幅部43aの内面を、一列に並んでいる鋭角部3b,3bに当接させ、広幅部43aの下方から凹溝33内に挿入したスペーサ体55の案内ブロック55bを切り溝53内に挿入する。次いで、横方向の止着具である六角孔付き連結用の横ボルト52をスペーサ体55の挿通孔55c及び予め凹溝33(仕切板部31)の所定高さ位置に穿設されている孔58(図8参照)を介して補強部材54のネジ孔に締着させるのである。
このようにして、脚支柱3の上端部に連結体4を縦横の複数の止着具(ボルト45、ビス46、横ボルト52)を介して固定することにより、従来の取付構造に比べて、固定(取付)強度が大幅に向上する。また、スペーサ体55を脚支柱3の側面(仕切板部31)と側部支持部43との間に介挿することで、脚支柱3に対する連結体4の取付姿勢も一定にでき、また、側部支持部43の下端側が脚支柱3の側面の凹溝33内に大きく撓むことを防止して側部支持部43の変形を免れることができるという効果を奏する。
次いで、連結体4における一対の水平アーム部47に、横梁5aを被せた後、ビス49止めし、さらに、横梁5aの下面側及び連結体4における基部ブロック41の下面側から机天板2にそれぞれビス止めすれば、机天板2は強固に固定されることになる。
図12〜図20は第2実施形態を示し、この実施形態では、左右一対の脚支柱10の下端には、それぞれ横長の安定足11が取付られ、各脚支柱10の上端に連結体12を止着具を介して固定する。また、連結体12同士を横梁13を介して連結し、連結体12及び横梁13と机天板2の下面とをビスにて固定するものである。各脚支柱10はアルミ押出材であり、連結体12及び安定足11はアルミ製のダイカストである。
本実施形態における脚支柱10は、図19に示すように、水平断面の外形形状が実質上台形であり、長辺の左右両側に丸角部10aが形成され、短辺の両側に一対の鈍角部10bが形成されている。そして、一対の鈍角部10bの間に凹溝14が形成されるように、仕切板部15を設ける。また、第1仕切板部15の両端と長辺部とを連結するように、一対の第2仕切板部16を設ける。これにより、一対の第2仕切板部16の間に、平面視矩形状の筒部17aが形成され、各第2仕切板部16と各丸角部10aとの間には平面視略三角形状の筒部17bが形成される。そして、各筒部17bには、各第2仕切板部16側と各丸角部10a側とにそれぞれ平面視においてΩ状のビスポケット34′、35′(図19参照、請求項にいう係合突条部に相当する)が一体的に形成されている。
連結体12は、図12〜図17に示すように、アルミ製等のダイキャストの一体成形されたものである。連結体12の基部ブロック18は、図13、図14に示すように、平面視で実質上5角形に形成され、複数の垂直に延びるリブ18bにて補強されている。
基部ブロック18には、脚支柱10の平面形状と実質的に同一形状(台形)の上部支持部19と、脚支柱10における上記鈍角部10b,10bに当接し、且つ一部が凹溝14に嵌まる側部支持部20と、断面中空矩形状の横梁13の端部に嵌入して支持する水平アーム部21と、この水平アーム部21に対して90度方向に延びる補助水平アーム部22とが一体的に形成されている。水平アーム部21及び各補助水平アーム部22にも複数の垂直に延びるリブが設けられて重量軽減を図りながら強度を向上させるように形成されている。
上部支持部19の下面は脚支柱10の上端面(平面)にきっちりと当接できるように形成され、且つ上部支持部19の下面には、脚支柱10における2つの筒部17bの上端部に上方からそれぞれ嵌入できる位置決めブロック23が突出形成されている(図16参照)。さらに、上部支持部19には、脚支柱10における上記各ビスポケット34′、35′にネジ止め固定するための止着具としての六角孔付き連結ボルト45′、ビス46′とが上方から挿通できる取付孔45a′,46a′(合計4個)が穿設されている(図13、図15、図16及び図20参照)。
上部支持部19の一部(脚支柱10における丸角部10a側)が基部ブロック18に対して段落ちしており、従って、その部分が机天板2の角部の下面に対して隙間ができることになる(図18参照)。
他方、基部ブロック18から突出する水平アーム部21は断面中空矩形状であり、この水平アーム部21の先端から断面中空矩形状の横梁13の端部を水平方向に嵌め入れ、各横梁13をその上面側からビス49′にてボス部21aにネジ止め固定する(図17及び図18参照)。
側部支持部20は、脚支柱10における上記鈍角部10b,10bに当接する広幅部20aと、凹溝14に嵌まる狭幅部20bとが一体的に形成されたものである。そして、広幅部20aの下端側には、止着具としての横ボルト52′の軸部が挿通できる切り溝53′が形成されている(図14、図17及び図19参照)。
そして、第1実施形態と同様に、金型(鋳型)にアルミ溶融金属を鋳込んで後、温度の下がった連結体12を金型(鋳型)から外するために、連結体12の外形には抜きテーパーが形成されている。側部支持部20においても、広幅部20a及び狭幅部20bの厚さが下端に行くに従って脚支柱10の側面(鈍角部10b,10bの片面)から離れるように傾斜している。
そして、第1実施形態と同様の形状のスペーサ体55(図10参照)を、凹溝14内に入れる。このスペーサ体55の平板部55aは上側の厚さが薄く下に行くに従って厚くなるように形成されて、広幅部43aの内面に沿い、脚支柱10に連結体12を装着したときの水平アーム部21の姿勢が水平となるように規制される。また、平板部55aの一部には、切り溝53′に摺動自在に嵌まる案内ブロック55bと、横ボルト52′のための挿通孔55cとが形成されている。
側部支持部20を脚支柱10の側面に沿わせて、横ボルト52′にて脚支柱10に締着固定するに際して、脚支柱10の中央の筒部17a内にその縦軸線方向に沿わせて、筒部17aの断面と同じ断面形状の補強部材24を挿入する(図19参照)。
なお、図13に示すように、安定足11にも、上部支持部19における位置決めブロック23と同じ形状の一対の位置決めブロック25を設けて、これを脚支柱10の下端での筒部17bに嵌入することで、安定足11と脚支柱10とをしっかり位置決めできる。そして、安定足11の下面側から止着具としてのボルト26を脚支柱10のビスポケット34′、35′に締着すればよい。アジャスタボルト27は安定足11に対する高さ調節及び傾斜調節手段である。
上記の構成において、予め、脚支柱10の下端に安定足11及びアジャスタボルト27を装着した後、脚支柱10の筒部17a内に補強部材24を上から挿入する。次いで、連結体12の上部支持部19を脚支柱10の上端から被せ、縦方向の止着具であるボルト45′及びビス46′を取付孔45a′,45b′から差し込み、ボルト45′及びビス46′をビスポケット34′、35′に締着固定する。他方、側部支持部20における広幅部20aの内面を、一列に並んでいる鈍角部10b,10bの片面に当接させ、広幅部20aの下方から凹溝14内に挿入したスペーサ体55の案内ブロック55bを切り溝53′内に挿入する。次いで、横方向の止着具である六角孔付き連結用の横ボルト52′をスペーサ体55の挿通孔55c及び予め凹溝14(第1仕切板部15)の所定高さ位置に穿設されている孔(図19参照)を介して補強部材24のネジ孔に締着させるのである。
このようにして、脚支柱10の上端部に連結体12を縦横の複数の止着具(ボルト45′、ビス46′、横ボルト52′)を介して固定することにより、従来の取付構造に比べて、固定(取付)強度が大幅に向上する。また、スペーサ体55を脚支柱10の側面(第1仕切板部15)と側部支持部20との間に介挿することで、脚支柱10に対する連結体12の取付姿勢も一定にでき、また、側部支持部20の下端側が脚支柱10の側面の凹溝14内に大きく撓むことを防止して側部支持部20の変形を免れることができるという効果を奏する。
なお、補助水平アーム部22に設けられた複数箇所の取付孔28a,28b及び横梁13の中途部に直交して延びる補助アーム29に設けられた複数箇所の取付孔29aの下面側から、ビス30にて机天板2をすれば良い(図12、図13参照)。
なお、脚支柱3(10)と机天板2の下面との間に前記連結体4(12)における上部支持部42(19)の段差による大きな隙間が形成できるので、その隙間を利用して、机上への部品の取付けスタンド等の基部を固定する等の用途が発生する。
本発明の第1実施形態による事務用机の正面図である。 机の角部を見る一部切欠き拡大斜視図である。 机の構成部品の斜視図である。 連結体の第1実施形態を示す平面図である。 図4のV−V線矢視側面図である。 連結体の斜視図である。 一部切欠き要部拡大側断面図である。 図7の VIII −VIII線矢視断面図である。 図5のIX−IX線矢視拡大側断面図である。 スペーサ体の斜視図である。 下部カバー部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態による机の構成部品の斜視図である。 第2実施形態の連結体と脚支柱と安定足とを示す分解斜視図である。 第2実施形態の連結体の平面図である。 連結体の正面図である。 連結体の一部切欠き下面図である。 図16のXVII−XVII線矢視断面図である。 連結部の一部切欠き側断面図である。 図18のXIX-XIX 線矢視拡大断面図である。 連結部の一部切欠き斜視図である。
符号の説明
2 机天板
3,10 脚支柱
4,12 連結体
11 安定足
5a,13 横梁
14,33 凹溝
15 第1仕切板
17a,17b,32 筒部
18,41 基部ブロック
19,42 上部支持部
20,43 側部支持部
21,47 水平アーム部
22 補助水平アーム部
34,35,34′,35′ 係合突条部としてのビスポケット
45,46,52,45′,46′,52′止着具としてのボルト及びビス
55 スペーサ体

Claims (5)

  1. 机天板と、この机天板を支持する横梁及び複数の脚支柱と、この各脚支柱の上面と机天板と前記横梁とを連結するための連結体とが備えられた机において、
    前記各脚支柱は、断面中空状の筒部を有し、
    前記連結体の基部ブロックには、前記横梁の端部を連結する水平アーム部が一体的に形成され、
    前記基部ブロックには、前記筒部に対してその上端面側から止着具にて固定するための上部支持部と、前記各脚支柱の外側面から止着具にて固定するための側部支持部とが一体的に備えられていることを特徴とする机。
  2. 前記各脚支柱の筒部には、前記各脚支柱の上端面からの前記止着具を係合するための係合突条部が一体的に形成され、
    前記筒部に対してその縦軸線方向に補強部材を挿入し、この補強部材と前記側部支持部とを横方向の止着具にて挟み付け係止したことを特徴とする請求項1に記載の机。
  3. 前記基部ブロックには、前記筒部に対してその上端面側から嵌合する位置決めブロックが一体的に突出形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の机。
  4. 前記連結体の基部ブロックには、机天板の下面に止着具にて固定するための補助水平アーム部が一体的に形成されていることを特徴とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の机。
  5. 前記側部支持部と脚支柱との間にスペーサ体を介挿させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の机。
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