JP2007088420A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定以上の性能を有する半導体発光素子を効率よく低コストで製造し得る方法を提供する。
【解決手段】半導体発光素子の製造方法は、活性層を含む半導体多層膜を基礎基板上にエピタキシャル成長させたウエハを形成する工程(P1、2)と、そのウエハ中の活性層を光励起し、その活性層からの発光強度を少なくとも2温度点において測定することによって活性層の良否判定を行う工程(P3、6、8)と、その良否判定において良と判定された活性層を含む半導体多層膜に対して発光素子構造の形成処理を行う工程(P4、5、7、9−13)とを含むことを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体発光素子の製造方法に関し、特に、所定以上の性能を有する半導体発光素子を効率よく低コストで提供し得る製造方法に関する。
特許文献1の特開平7−50331号公報においては、活性層(発光層)を含む半導体多層膜を基板上にエピタキシャル成長させたウエハ表面からその活性層内部へ光パルスが入射させられる。そして、その光パルス励起による活性層の発光の減衰時間を測定して、発光効率を支配する少数キャリアのライフタイムを求めることによって、そのウエハから作製される発光素子の発光効率が評価されている。
特開平7−50331号公報
たとえば、複数の窒化物系化合物半導体層からなる半導体多層膜を含む発光素子の場合、その半導体多層膜の大きな内部歪によって活性層にピエゾ電界が発生したりすることがある。そのような場合、活性層中のエネルギバンドに曲がりが生じるので、その影響を受けて少数キャリアのライフタイムが変わってしまい、特許文献1の方法では発光効率を正確に評価することができない。
このような先行技術における課題に鑑み、本発明は、所定以上の性能を有する半導体発光素子を効率よく低コストで製造し得る方法を提供することを目的としている。
本発明による半導体発光素子の製造方法は、活性層を含む半導体多層膜を基礎基板上にエピタキシャル成長させたウエハを形成する工程と、そのウエハ中の活性層を光励起し、その活性層からの発光強度を少なくとも2温度点において測定することによって活性層の良否判定を行う工程と、その良否判定において良と判定された活性層を含む半導体多層膜に対して発光素子構造の形成処理を行う工程とを含むことを特徴としている。
なお、活性層の良否を判定する工程は、発光素子構造の形成処理を行う工程の前または中途のいずれにおいて行われてもよい。光励起には、活性層を選択的に励起し得る波長の光が用いられることが好ましい。また、少なくとも2温度点のうちで最低の温度点が150K以下の範囲内にあり、最高の温度点が230K以上で550K以下の範囲内にあることが好ましい。光励起において活性層中で発生するキャリアの密度は、半導体発光素子の定格電流密度における電流注入時のキャリア密度の1/100以上で100倍以下の範囲内にあることが好ましい。活性層の良否判定は、150K以下の温度点における発光強度に対する230K以上550K以下の温度点おける発光強度の比が所定基準値以上であるか否かに基づいて行われ得る。
発光素子構造の形成処理を行う工程はウエハを支持基板へ貼り合わせる工程を含むことができ、その貼り合わせる工程の後に活性層の良否を判定する工程を行うことができる。発光素子構造の形成処理を行う工程は基礎基板を除去する工程を含むこともでき、その除去する工程の後に活性層の良否を判定する工程を行うこともできる。
上述のような半導体発光素子の製造方法によって作製される発光素子は、半導体多層膜内に窒化物系化合物半導体(InxAlyGa1-x-yN:0≦x,0≦y,x+y<1)層を含むことができる。
上述のように、少なくとも2温度点で光励起による活性層の発光強度を測定することによって、正確に活性層の発光効率を評価して良否の判定をすることができる。
ここで測定される発光効率は、活性層の内部量子効率といわれるものである。内部量子効率とは、活性層に注入された電流のうちで光に変換される割合のことをいう。半導体多層膜のエピタキシャル成長条件が変動したりして結晶品質が変化することによって、活性層の内部量子効率も変化する。
内部量子効率は、低温では100%であることが分かっている。したがって、低温における活性層の発光強度に対する室温における発光強度の比が、室温における内部量子効率を示すことになる。そして、本発明の方法では、複数の半導体多層膜中のピエゾ電界によるエネルギバンドの曲がりには影響を受けないので、正確に活性層の内部量子効率を測定することができる。その結果、本発明によれば、所定以上の性能を有する発光素子を効率よく低コストで製造し得る方法を提供することができる。
(実施例1)
図1のフロー図において、本発明の実施例1による窒化物系半導体発光素子の製造方法の工程が示されている。
本実施例1では、まず工程P1において、サファイア基板(基礎基板)に対して酸による前処理が施される。ただし、この基板前処理は、省略することも可能である。
工程P2においては、図2の模式的な断面図に示されているように、複数の半導体層2−7を含む半導体多層膜が、MOCVD(有機金属化学気相堆積)によってサファイア基板1上に形成される(発光素子成長工程)。このとき、まずMOCVD装置の反応室内にサファイア基板1を導入し、水素雰囲気中で基板を1100℃まで昇温し、そのまま数分間保持して基板1のクリーニングを行う。
その後、1050℃まで基板温度を下げ、反応室内へNH3を導入する。続いて、TMG(トリメチルガリウム)およびTMA(トリメチルアルミニウム)を反応室内へ導入し、AlGaN層2を約0.2μmの厚さに成長させる。次に、反応室内へSiH4を数分間流す。そして、n型GaN層3を約5μmの厚さに成長させる。
その後、900℃まで基板温度を下げ、歪緩和層4としてInGaN層/GaN層を交互にそれぞれ10層成長させる。このときのInGaN層のバンドギャップは、発光層(活性層)5のバンドギャップより大きく設定される。
次に、780℃まで基板温度を下げ、MQW(多重量子井戸)の発光層5としてInGaN層/GaN層を交互にそれぞれ3層成長させる。このMQW中のInGaN層(井戸層)は3層合わせて約6nmの厚さに設定される。ここでは、発光層5の発光波長が450nmとなるように設定された。
次に、980℃まで基板温度を上げて、p型AlGaN層6を約20nmの厚さに成長させ、さらにp型GaN層7を約100nmの厚さに成長させる。その後、反応室内のガス雰囲気としてN2とNH3のみを流して、基板温度を室温まで冷却する。このとき、NH3濃度は約0.2%に設定される。このようにして、発光素子成長工程P2が完了する。
工程P3においては、発光層5の内部量子効率を測定するためのフォトルミネッセンス測定を実施するために、工程P2におけるMOCVD装置から取り出したウエハがクライオスタット内に入れられる。フォトルミネッセンス測定装置としては、たとえば図9の模式的ブロック図に示すような装置を用いることができる。
本実施例1においては、図9に示された励起光源21として、波長405nmの光を放射するレーザ装置が用いられる。このレーザ装置21としては、たとえば半導体レーザを用いてもよいし、固体レーザの第2高調波などを用いてもよいし、白色光源を分光して波長405nm付近の光のみを使用するものであってもよい。波長405nmの励起光を用いることにより、発光層以外の半導体層が励起されず、発光層を選択的に励起することができるので、他の半導体層の影響を受けずに発光層の内部量子効率を正確に評価することができる。なお、励起光源21として白色光源を使用する場合には、その白色光源とミラー22との間に分光器を挿入すればよい。
発光層中の光励起によるキャリア密度は、発光素子の定格電流密度における電流注入時のキャリア密度の1/100以上で100倍以下の範囲内にすることが好ましく、ほぼ同等のキャリア密度にすることがより好ましい。本実施例1では、ウエハ表面における波長405nmのレーザ光のパワーを10mWとし、レーザ光の集光径を約25μmとした。すなわち、光源21から射出されてミラー22で反射された励起光線23は、ハーフミラー24を通過した後にレンズ25によってエピタキシャルウエハ26上に集光される。InGaNにおける波長405nmの光の吸収係数が約1×105/cmとして、発光層中の量子井戸層の総厚6nmで吸収した光が全てキャリアになるとすれば、定格電流20mAを発光ダイオードに流した場合と同程度のキャリア密度がその発光層中で生じ得る。
エピタキシャルウエハ26内の発光層の光励起によって生じた発光27はレンズ25およびハーフミラー24を介してCCD(電荷結合素子)分光器28によって検知され、その発光強度が測定される。
図9において、CCD分光器28、クライオスタット29、および電動ステージ30は、パソコン31によって制御される。クライオスタット29は、十分に真空引された後に冷却が開始され、約20Kまで冷却される。
図5の模式的グラフは、20Kにおいて測定された発光層の発光スペクトルを示している。すなわち、図5のグラフの横軸は発光波長を表し、縦軸は発光強度を表している。
次に、クライオスタット29の設定温度が、300Kに変更される。クライオスタット29の温度が300Kで安定したら、温度以外の条件が20Kにおける測定の場合と同じ条件に設定されて、発光層からの発光強度が測定される。
図6の模式的グラフは、300Kにおいて測定された発光層の発光スペクトルを示している。すなわち、図6のグラフにおいても横軸は発光の波長を表し、縦軸は発光強度を表している。
ところで、300Kに温度を変更した場合に、クライオスタット29の性能によっては、電動ステージ30の熱膨張によって、ウエハ26の位置が動いてしまって、20Kにおける測定の場合と同じ場所を測定できない場合がある。このような場合には、ウエハ内に基準点を設け、そこからX座標とY座標によって指定することにより、正確に同じ場所を測定することができる。また、レンズ25のフォーカスからずれる方向にウエハ26が移動する場合もあるが、そのような場合には、温度安定後に発光強度が最大になるようにフォーカス合わせをすることによって、正確に同じ位置に関する発光強度測定をすることができる。このようにして20Kと300Kの温度で同条件にて発光層の光励起による発光強度を測定し、その強度の比から内部量子効率を求めることができる。
なお、内部量子効率は、図5におけるスペクトル分布の積分面積S1に対する図6おけるスペクトル分布の積分面積S2の比率として求めることができる。すなわち、内部量子効率=S2/S1として求めることができる。他方、より簡易な方法として、内部量子効率は、図5におけるスペクトル分布のピーク強度P1に対する図6おけるスペクトル分布のピーク強度P2の比率として求めてもよい。すなわち、内部量子効率=P2/P1として求めてもよい。このようにして求めた内部量子効率が50%以上のウエハを良品として、その後の発光素子化の工程へ進める。すなわち、良品と判定されたウエハは、工程P4に進められる。
なお、発光強度を測定するCCD(電荷結合素子)分光器28の代わりに、フォトダイオードを使用してもよい。この場合、スペクトル分布やピーク波長の測定はできなくなるが、全スペクトルにわたる発光強度(すなわち、スペクトル分布の面積S1とS2のそれぞれ)を簡易に測定することができる。
工程P4においては、図3の模式的な断面図に示されているように、図2中のp型GaN層7上にPd電極8を蒸着し、次にAgNd高反射電極9を蒸着する。これらの電極を熱処理によりシンタリングした後に、AuSn共晶接合金属層10を蒸着する。
次にウエハボンディング工程P5では、図4の模式的断面図に示されているように、Si基板(支持基板)11を用意し、その一方主面上に共晶接合のためのAu層12を蒸着し、他方の主面上にTi層13とAl層14を蒸着する。次に、サファイア基板1上のAuSn層10とSi基板11上のAu層12を対面接触させて、それらをウエハ貼り合わせ装置内に導入し、AuSnの共晶温度まで昇温してウエハボンディングを行う。次に、基板剥離工程P7では、サファイア基板側からレーザー光を照射することによってサファイア基板1を剥離し、n型半導体層3を露出させる。ここで露出した半導体面3をドライエッチングすることにより意図的にその表面に凹凸構造を形成する。次に、電極形成工程P9では、n型半導体層3上に電極を形成する。そして、チップ分割工程P10では、レーザースクライブによって、各発光素子ごとにチップ分割を行う。
次に、チップ選別工程P11では、チップ選別機によるチップ選別を行う。チップ選別では、チップの1個ずつにプロービングにより電流を流して輝度を測定する。測定された輝度や電気特性によってチップを分類し、不良品は排除する。次に、良品に分類されたチップをリードフレームにマウントし(工程P12)、樹脂モールドする(工程P13)。
このようにして製造した発光素子の光出力と内部量子効率との関係を調べたところ、図7のグラフに示されているように、非常によい相関関係があることが分かった。すなわち、図7のグラフの横軸は内部量子効率(%)を表し、縦軸は光出力(mW)を表している。
このように半導体多層膜の結晶成長が終了した時点で内部量子効率の評価を行い、良品と判定されたもののみをその後の工程を流すことにより、その評価工程を省いた場合に比べてチップ1個あたりの製造時間を約2割短縮できた。すなわち、本発明の製造方法によれば、発光素子の生産性の向上とコストダウンに寄与することができる。
なお、特許文献1に示されている方法により検査した結果と光出力の関係を調べたところ、図8のグラフのように相互の相関が得られず、適切な検査方法として使用できなかった。ここで、図6のグラフの横軸はキャリアのライフタイムτ(ns)を表し、縦軸は光出力(mW)を表している。
(実施例2)
本発明の実施例2による製造方法における工程も、図1のフロー図に示されている。本実施例2の製造方法も全体的には実施例1の製造方法に類似しており、下記以外の工程は実施例1の場合と同様である。
すなわち、本実施例2は、ウエハボンディング工程P5の後にもフォトルミネッセンス測定の工程P6を行って活性層の良否判定を行うことのみにおいて実施例1と異なっている。これは、ウエハボンディング工程P5において活性層にダメージが入っていないかを判定するためのものである。その良否判定手法は、実施例1の場合と同様である。内部量子効率が50%以上のものを良品として、次の工程以降に進めた。本実施例2では、良否判定工程を行わない場合に比べて、チップ1個あたりの製造時間を約1.5割短縮できた。このように、本実施例2においても、生産性の向上とコストダウンを改善することができた。
なお、本実施例2では内部量子効率検査を工程P3と工程P6で2度行っているが、工程P3を省略してもよい。その場合、工程P5までは不良品も含めて処理されることになるが、工程P3の検査時間が省略されるので、全体としてはチップの製造時間が短縮され得る。
(実施例3)
本発明の実施例3による製造方法における工程も、図1のフロー図に示されている。本実施例3の製造方法も全体的には実施例1の製造方法に類似しており、下記以外の工程は実施例1の場合と同様である。
すなわち、本実施例3は、基板剥離の工程P7の後にもフォトルミネッセンス測定の工程P8を行って活性層の良否を判定することのみにおいて実施例1と異なっている。これは、基板剥離の工程P7において活性層にダメージが入っていないかを判定するためのものである。その良否判定手法は、実施例1の場合と同様である。内部量子効率が50%以上のものを良品として、次の工程以降に進めた。本実施例3では、良否判定工程を行わない場合に比べて、チップ1個あたりの製造時間を約1割短縮できた。このように、本実施例3においても、生産性の向上とコストダウンを改善することができた。
なお、本実施例3では内部量子効率検査を工程P3と工程P8で2度行っているが、工程P3を省略してもよい。その場合、工程P7までは不良品も含めて処理されることになるが、工程P3の検査時間が省略されるので、全体としてはチップの製造時間が短縮され得る。
以上のように、本発明によれば、所定以上の性能を有する発光素子を効率よく低コストで製造し得る方法を提供することができる。
本発明の実施例1〜3による発光素子の製造方法における工程を説明するためのフロー図である。 サファイア基板(基礎基板)上に活性層を含む半導体多層膜が形成されたウエハを示す模式的断面図である。 図2の半導体多層膜上に形成された複数の金属または合金の層を示す模式的断面図である。 Si基板(支持基板)の両主面上に形成された複数の金属層を示す模式的断面図である。 低温で発光層のフォトルミネッセンスを測定した結果の発光スペクトルを示すグラフである。 室温で発光層のフォトルミネッセンスを測定した結果の発光スペクトルを示すグラフである。 実施例1における発光層の内部量子効率の測定結果と発光素子の光出力との関係を示すグラフである。 実施例1における発光層の内部量子効率を従来の測定方法で求めた結果と発光素子の光出力との関係を示すグラフである。 フォトルミネッセンス測定装置の一例を示す模式的ブロック図である。
符号の説明
1 サファイア基板(基礎基板)、2 AlGaN層、3 n型GaN層、4 歪緩和層、5 発光層(活性層)、6 p型AlGaN層、7 p型GaN層、8 Pd電極、9 AgNd高反射電極、10 AuSn共晶接合金属層、11 Si基板(支持基板)、12 Au層、13 Ti層、14 Al層、21 励起光源、22 ミラー、23 励起光、24 ハーフミラー、25 レンズ、26 エピタキシャルウエハ、27 発光、28 CCD分光器、29 クライオスタット、30 電動ステージ、31 制御パソコン。

Claims (9)

  1. 活性層を含む半導体多層膜を基礎基板上にエピタキシャル成長させたウエハを形成する工程と、
    前記ウエハ中の前記活性層を光励起し、その活性層からの発光強度を少なくとも2温度点において測定することによって前記活性層の良否判定を行う工程と、
    前記良否判定において良と判定された前記活性層を含む前記半導体多層膜に対して発光素子構造の形成処理を行う工程とを含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  2. 前記活性層の良否を判定する工程は、前記発光素子構造の形成処理を行う工程の前または中途に行われることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子の製造方法。
  3. 前記光励起には、前記活性層を選択的に励起し得る波長の光が用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光素子の製造方法。
  4. 前記少なくとも2温度点のうちで最低の温度点が150K以下の範囲内にあり、最高の温度点が230K以上で550K以下の範囲内にあることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  5. 前記光励起において前記活性層中で発生するキャリアの密度は、前記半導体発光素子の定格電流密度における電流注入時のキャリア密度の1/100以上で100倍以下の範囲内にあることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  6. 前記良否判定は、150K以下の温度点における前記発光強度に対する230K以上550K以下の温度点おける前記発光強度の比が所定基準値以上であるか否かに基づいて行われることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  7. 前記発光素子構造の形成処理を行う工程は前記ウエハを支持基板へ貼り合わせる工程を含み、その貼り合わせる工程の後に前記活性層の良否を判定する工程を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  8. 前記発光素子構造の形成処理を行う工程は前記基礎基板を除去する工程を含み、その除去する工程の後に前記活性層の良否を判定する工程を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  9. 請求項1から8のいずれかの方法によって製造された半導体発光素子であって、前記半導体多層膜は窒化物系化合物半導体(InxAlyGa1-x-yN:0≦x,0≦y,x+y<1)層を含むことを特徴とする半導体発光素子。
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JP2017152653A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ウシオ電機株式会社 半導体発光素子の製造方法、半導体発光素子用ウェハの製造方法

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