JP2007088267A - 極端紫外光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光のために用いるエネルギーの安定したEUV光を発生するLPP型極端紫外光源装置を提供する。
【解決手段】ターゲット射出装置23と、レーザ発振器42と、コレクタミラー13と、集光光の内から所定の波長成分を有するEUV光を選択的に透過させるフィルタ14と、発光点におけるEUV光のエネルギーを測定するEUVエネルギーモニタ装置50と、集光点におけるEUV光のエネルギーを測定するEUVダイオード63と、EUVエネルギーモニタ装置の測定値E1とEUVダイオードの測定値E2との関係を格納する記憶装置10aと、測定値E1と上記関係とに基づいて露光機に出力されるEUVエネルギーを算出すると共に、測定値E1と測定値E2とに基づいて上記関係を補正する制御装置10とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光装置の光源として用いられる極端紫外(EUV:extreme ultra violet)光源装置に関する。
半導体プロセスの微細化に伴って光リソグラフィも微細化が急速に進展しており、次世代においては、100〜70nmの微細加工、更には50nm以下の微細加工が要求されるようになる。例えば、50nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度のEUV光源と縮小投影反射光学系(catadioptric system)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光源としては、レーザビームをターゲットに照射することによって生成するプラズマを用いたLPP(laser produced plasma:レーザ励起プラズマ)光源と、放電によって生成するプラズマを用いたDPP(discharge produced plasma)光源と、軌道放射光を用いたSR(synchrotron radiation)光源との3種類がある。これらの内でも、LPP光源は、プラズマ密度をかなり大きくできるので黒体輻射に近い極めて高い輝度が得られ、ターゲット物質を選択することにより必要な波長帯のみの発光が可能であり、ほぼ等方的な角度分布を持つ点光源であるので光源の周囲に電極等の構造物がなく、2πsteradianという極めて大きな捕集立体角の確保が可能であること等の利点から、数十ワット以上のパワーが要求されるEUVリソグラフィ用の光源として有力であると考えられている。
関連する技術として、特許文献1には、レーザプラズマ光源を用いた極端紫外光リソグラフィ技術において、ウェハ上の露光量を高精度に制御するために、レーザ光を標的に照射して極端紫外光領域の光を発生する光源と、照明光学系と投影光学系とを有し、該極端紫外光を該照明光学系を介してマスクに照射し、該マスクのパターンを該投影光学系を介して試料に転写する露光装置において、該極端紫外光の強度を検出する手段と、該検出結果に基づき、該標的から発生する該極端紫外光の強度を変化させて、該試料における露光量を制御する手段とを有する露光装置が開示されている。
特開2000−91195号公報(第1、2頁)
ところで、時間的に安定したEUV露光を実現するためには、光源から露光機に同一条件で露光光を入射しなければならない。そのためには、以下の3つの条件が同時に満たされる必要がある。
第1の条件として、発光点位置は、露光機光学系に対して空間的に一定位置(理想発光点)になければならない。第2の条件として、コレクタミラーによってEUV光が集光される集光点位置は、露光機光学系に対して空間的に一定位置(理想集光点)になければならない。第3の条件として、集光点におけるEUV放射分布及び放射エネルギーは、ほぼ一定でなければならない。
これらの点について、特許文献1においては、EUVエネルギーを検出し、レーザエネルギーを増減させることによりEUVエネルギーを制御している(第2頁)。
しかし、EUV光源装置を長期間に渡って使用する場合には、そのような制御を行う際にコレクタミラーの劣化に対応しなければならない。EUVプラズマからは、高エネルギーのイオンや中性粒子、微粒子が放出されるので、それらによる損傷のために、コレクタミラーは徐々に劣化し、その反射率が低下してしまうからである。
しかも、この劣化は、プラズマの生成状態に応じて、反射面の各部分において、不均一な反射率の低下を引き起こす。つまり、EUVエネルギーを一定に保つための制御を行う場合に、EUVエネルギーの検出装置は必須であるが、EUV光の一部のみをモニタするだけでは、露光機に投入される全てのEUVエネルギーを反映していない場合が生じる。このような傾向は、コレクタミラーの劣化が進み、反射率の分布おけるバラツキが大きくなるほど強くなる。上記の特許文献においては、それらの点が考慮されていないので、実用に供するには困難が伴うことが考えられる。
上記の問題点に鑑み、本発明は、露光機における露光のために用いられるEUV光を発生するLPP型極端紫外光源装置において、安定したEUV光を発生させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る極端紫外光源装置は、真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外光を集光ミラーによって所定の位置に集光して露光機に出力するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置であって、ターゲット物質を真空チャンバ内に供給するターゲット射出装置と、該ターゲット射出装置によって供給されたターゲット物質を励起してプラズマを生成するためのレーザ光を射出するレーザ発振器と、プラズマから発生した光を所定の位置に集光する集光ミラーと、該集光ミラーによって集光された光の内から、所定の波長成分を有する極端紫外光を選択的に透過させるフィルタと、プラズマから直接放射される極端紫外光のエネルギーを測定する第1の受光素子と、集光ミラーによって集光された光の光路上に挿入されたときに、集光ミラーによって集光された極端紫外光のエネルギーを測定する第2の受光素子と、第1の受光素子によって取得される第1の測定値と、第2の受光素子によって取得される第2の測定値との関係を格納する格納装置と、第1の測定値と格納装置に格納されている関係とに基づいて、露光機に出力される極端紫外光のエネルギーを算出すると共に、第1の測定値と第2の測定値とに基づいて上記関係を補正する制御装置とを具備する。
本発明によれば、発光点におけるEUVエネルギーの測定値と集光点におけるEUVエネルギーの測定値との関係を随時補正するので、露光中においても、その関係と発光点におけるEUVエネルギーの測定値とに基づいて、EUV光源装置から出力されるEUVエネルギーを正確に見積ることが可能となる。従って、そのようなEUVエネルギーに基づいて各部を制御することにより、EUV光源装置において安定したEUV生成を行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るEUV光源装置を示す模式図である。このEUV光源装置は、LPP(レーザ励起プラズマ)方式を採用しており、露光装置(露光機)用の光源として用いられる。
ここで、本願においては、プラズマが実際に生成される空間的座標のことを発光点といい、EUV光源装置のアライメント設計によって定まる発光点の位置のことを理想発光点という。また、プラズマから発生した光が実際に集光される空間的座標のことを集光点といい、EUV光源装置のアライメント設計によって定まる集光点の位置のことを理想集光点という。
図1に示すように、本実施形態に係るEUV光源装置は、EUV光の生成が行われるEUVチャンバ(真空チャンバ)11を含んでいる。EUVチャンバ11には、ターゲット(標的)1を励起してプラズマ2を発生させるためのレーザ光(励起用レーザ光)3を導入する窓12と、コレクタミラー13と、EUVフィルタ14とが備えられている。
図1に示すように、励起用レーザ光3がターゲット1を照射することにより、プラズマ2が生成され、13.5nmの波長成分を有するEUV光と共に、種々の波長成分を含む光が放射される。コレクタミラー13は、プラズマ2から発生した光を反射して所定の方向に集光する。また、EUVフィルタ14は、コレクタミラー13によって集光された光の内の所定の波長成分を選択的に透過させるためのフィルタであり、EUV光源装置から露光装置に不要な波長成分を進入させないために配置されている。例えば、露光装置において13.5nmのEUV光が用いられる場合には、EUVフィルタ14として、ジルコニウム(Zr)フィルタが用いられる。EUVフィルタ14を透過したEUV光は、光伝送系を介して露光装置に導入される。なお、後述するように、EUVフィルタ14には、IF位置センサ62を使用する際にEUVフィルタ14を光路から退避させるための駆動機構が設けられている。
また、図1に示すEUV光源装置は、EUV光源制御装置10と、ターゲット制御装置20と、ターゲット供給装置21と、ターゲット温度・圧力(流量)調整装置22と、ターゲット射出装置23と、ターゲット位置調整装置30と、ターゲット位置モニタ装置31と、レーザ制御装置40と、レーザ励起強度調整装置41と、レーザ発振器42と、レーザエネルギーモニタ装置43と、光学系44と、集光レンズ45と、EUVエネルギーモニタ装置50と、レーザ焦点調整装置46と、プラズマモニタ装置51と、コレクタミラー駆動装置60と、コレクタミラー変位モニタ装置61と、IF(intermediate focus:中間集光点)位置センサ62と、EUVダイオード63とを含んでいる。
EUV光源制御装置10は、EUV光源装置において安定してEUV光が生成されるように各部を制御する。また、EUV光源制御装置10は、EUV光源装置から出力されているEUVエネルギーの値を求めるための算出処理を行うと共に、そのようなEUVエネルギー算出処理の較正を行う。EUV光源装置10は、そのために必要な情報等を格納するための記憶装置10aを備えている。
ターゲット供給装置21は、キセノン(Xe)ガス等のターゲット物質を、ターゲット射出装置23に供給する。また、ターゲット温度・圧力調整装置22は、ターゲット物質の温度、及び、圧力又は流量を調整する。さらに、ターゲット射出装置23は、所定の径を有する噴射ノズルを備えており、ターゲット供給装置21から供給されたターゲットをEUVチャンバ11内に噴射する。ターゲット制御装置20は、EUV光源制御装置10の制御の下で、これらの各装置の動作を制御する。例えば、ターゲットとして液体キセノン(Xe)が用いられる場合に、ターゲット制御装置20は、キセノンガスを液化するために、ターゲット温度・圧力調整装置22における冷却温度の制御及び圧縮圧力の制御を行うと共に、液体キセノンが所定の圧力で噴射されるように、供給圧力又は流量を制御する。それにより、例えば、直径が数十μmである液体キセノン(Xe)のターゲット1が、ジェット(噴流)の状態でEUVチャンバ11内に供給される。
図2は、ターゲット位置調整装置30及びその周辺部を示している。
ターゲット位置調整装置30は、例えば、ベローズ付きの真空対応自動XYステージを備えており、EUV光源制御装置10の制御の下で、ターゲット射出装置23を、ターゲット流とほぼ直交する平面内において、所定の範囲内で移動させる。
ターゲット位置モニタ装置31は、例えば、CCD(charge coupled device)等の撮像素子を含むカメラであり、ターゲット1を撮像することにより、その画像を表す信号をEUV光源制御装置10に出力する。ターゲット位置モニタ装置31から出力された画像情報は、EUV光源制御装置10において、ターゲット1の位置をアライメントするために用いられる。
ターゲット位置モニタ装置31は、互いに異なる2つ以上の方向からターゲット1を見込むように配置されている。また、ターゲット位置モニタ装置31の位置は、ターゲット1が理想発光点を通過するように位置調節されている場合に、ターゲット1が視野中心付近を通過するようにアライメントされていることが望ましい。また、ターゲット位置モニタ装置31は、ターゲット位置調整装置30がストロークエンドまで動作した場合においても、ターゲット1を視野範囲に納めているように配置されることが望ましい。さらに、その視野内においては、ターゲット位置調整装置30の移動方向が水平に臨めることが望ましい。そのためには、例えば、ターゲット位置調整装置30のXYステージのX方向、及び、それと直交するY方向からターゲット1を見込むようにターゲット位置モニタ装置31を設置すれば良い。加えて、図2に示すように、ターゲット位置モニタ装置31は、その視野中心が発光点(プラズマが生成される位置)から外れるように、理想発光点の直上を見込むように配置されている。その理由は、プラズマ生成時に、プラズマからの強烈な発光の影響によってCCD等の出力が飽和するのを防ぐためである。
再び、図1を参照すると、レーザ励起強度調整装置41は、レーザ発振器42から射出させるレーザ光の励起強度を調整する。レーザ発振器42は、レーザ発振を行うことにより、ターゲットに照射される励起用レーザ光3を射出する。レーザ制御装置40は、EUV光源制御装置10の制御の下で、これらの装置41及び42の動作を制御する。例えば、レーザ制御装置40は、レーザ発振に備えて、励起用電源のウォームアップ、チラーの駆動、共振器及び光学素子の温度調整等を行う。また、レーザ制御装置40は、EUV光源制御装置10からレーザ射出条件の信号が送られた場合に、その発振条件をレーザ励起強度調整装置41及びレーザ発振器42にセットする。さらに、レーザ制御装置40は、EUV光源制御装置10からレーザ発振信号を受け取ることにより、レーザ発振器42にレーザ発振を開始させる。
レーザエネルギーモニタ装置43は、レーザ発振器42から射出したレーザ光のエネルギーをモニタしており、レーザ光のエネルギー値を表す信号をレーザ制御装置40に出力する。この信号は、レーザ制御装置40により、レーザエネルギーが所定の値を維持するようにレーザ励起強度調整装置41を制御するために用いられる。
光学系44は、反射ミラーや、適切な光整形光学系を含んでおり、レーザ発振器42から射出した励起用レーザ光3を集光レンズ45に導く。集光レンズ45は、励起用レーザ光3を集光し、EUVチャンバ11に設けられた窓12を介して、理想発光点を照射させる。なお、コレクタミラー13には、励起用レーザ光3を通過させるための空孔が形成されている。
レーザ焦点調整装置46は、EUV光源制御装置10の制御の下で、集光レンズ45を励起用レーザ光3の照射軸方向、及び、それと直交する面内の2つの軸について調節する。レーザ焦点調整装置46としては、例えば、モータによって駆動するXYZステージ等を用いることができる。
EUVエネルギーモニタ装置50は、EUV光のエネルギーを検出する受光素子を備えている。EUVエネルギーモニタ装置50は、理想発光点付近を見込むように設置されており、発光点から放射されるEUV光を検出して、そのエネルギー強度を表す信号をEUV光源制御装置10に出力する。EUVエネルギーモニタ装置50からの出力値(EUVエネルギー測定値)は、EUV光源制御装置10において、EUV光源装置から出力されているEUVエネルギーを算出するために用いられる。この算出方法については、後で説明する。また、EUVエネルギーモニタ装置50からの出力値は、プラズマ2の位置及びエネルギーを安定させるために、ターゲット1の位置、並びに、励起用レーザ光3の強度及び照射位置を制御するためにも用いられる。
プラズマモニタ装置51は、例えば、CCD等の撮像素子を含むカメラであり、プラズマ等を撮像することによって得られた画像情報をEUV光源制御装置10に出力する。この画像情報は、励起用レーザ光3のターゲット1に対する照射位置を調整するために用いられる。
プラズマモニタ装置51は、理想発光点を視野に納めることができるように、理想発光点付近に配置されている。また、プラズマモニタ装置51は、プラズマを3次元的に観測するために、理想発光点を異なる2以上の方向から臨むように、望ましくは、視野中心に理想発光点が配置されるように、アライメントされている。例えば、演算を簡単にするためには、2つのプラズマモニタ装置51の観測軸を直交させることが望ましい。ただし、プラズマモニタ装置51は、コレクタミラー13によって集光される光(捕集光)の光路の影にならないように配置する必要がある。
ここで、プラズマは高輝度であるため、撮像素子としてCCDを用いる場合には、受光面の前面に適切な光学式バンドパスフィルタを設けることが望ましい。例えば、図3に示すように、撮像素子であるCCD51aの前面に、駆動機構51bが設けられた光学バンドパスフィルタ51cを配置する。駆動機構51bは、光学バンドパスフィルタ51cの位置を変化させるために設けられており、その動作は、EUVチャンバ11の外部から制御することができる。
EUV光源装置のアライメント等を行う場合には、レーザ等の参照光が用いられるが、その際には、図3の(a)に示すように、光学バンドパスフィルタ51cが撮像素子51aに入射する光の光路から退避される。一方、プラズマを観測する場合には、図3の(b)に示すように、光学バンドパスフィルタ51cが撮像素子51aの前面に挿入される。このようなフィルタを設ける理由は、市販の多くの撮像素子においては、微弱な光を検出できるようにするために、輝度のダイナミックレンジが調整されているため、高輝度のプラズマをそのまま入射させると、その出力が飽和してしまうからである。しかし、駆動機構が設けられたフィルタを用いることにより、参照用の光を観測する場合と、プラズマを観測する場合とにおいて、撮像素子を兼用することが可能になる。
プラズマモニタ装置51の変形例として、光学バンドパスフィルタ51cの代わりに、ジルコニウム(Zr)等のEUV光フィルタを用いることにより、プラズマのEUV放射領域を観測するようにしても良い。或いは、CCDカメラに絞りや露出時間の調整機構を設けることにより、参照光やプラズマ等の入射光量を調整しても良い。
再び、図1を参照すると、コレクタミラー駆動装置60は、プラズマ2から発生した光がコレクタミラー13によって効率良く集光され、露光装置への光伝送系に導かれるように、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調節する。図4は、コレクタミラー13及びその周辺部を示している。図4に示すように、コレクタミラー駆動装置60は、コレクタミラー駆動制御部601と、XYZステージ602と、Θステージ603と、βステージ604とを含んでいる。これらのステージ602〜604は機械的に結合されていると共に、EUVチャンバ11の外部にマウントされており、真空チャンバとはベローズ等を介して連結されている。このようにステージを設置する理由は、EUVチャンバ11からの機械的振動及び熱伝導からアイソレーション(隔離)するためである。なお、コレクタミラー13は、通常、十分な冷却が施されることにより、それ自体の熱変形は除去されている。
コレクタミラー変位モニタ装置61は、コレクタミラー13の位置及び姿勢の変動を、非接触でモニタしており、コレクタミラー13の変位を表す検出信号をEUV光源制御装置10に出力する。図4に示すように、コレクタミラー変位モニタ装置61は、レーザ変位計611と、CCD等の撮像素子612と、半導体レーザ等の傾き検知用光源613とを含んでいる。レーザ変位計611は、コレクタミラー13のXYZ軸の位置変動を検出する。また、撮像素子612は、傾き検知用光源613から射出し、コレクタミラー13の背面に設けられている傾き検知用基準反射面614から反射された光を検出することにより、コレクタミラー13のΘ角及びβ角の変位を検出する。
プラズマから発生した光が理想集光点に集光するようにコレクタミラー13が調整されている場合に、そのときのコレクタミラー変位モニタ装置61による検出値は、コレクタミラーの位置及び姿勢の基準値を表すものとして、記憶装置10aに格納される。また、EUV光源装置の動作中におけるコレクタミラー変位モニタ装置61の検出値は、EUV光源制御装置10において、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調整するために用いられる。
IF位置センサ62は、例えば、CCD等の撮像素子を含むカメラであり、集光点付近における像を撮像するために、理想集光点付近に設けられている。ここで、通常、EUV光の理想集光点はEUVフィルタ14上に形成されるように設計されているので、IF位置センサ62はEUVフィルタ14の背後(露光装置側)に配置される。また、IF位置センサ62には、EUVチャンバ11の外部から制御可能な駆動機構が設けられている。図4に示すように、IF位置センサ62は、集光点付近の観測を行う場合には、理想集光点付近を観測できる位置(EUV光の光路)に挿入され、露光装置において露光を行っている間には、EUV光の光路外に退避させられる。
図5は、IF位置センサ62と、その前方に配置されているEUVフィルタ14との位置関係を示している。図5に示すように、EUVフィルタ14には、EUVチャンバ11の外部から制御可能な駆動機構が設けられている。EUV光源装置のアライメント等を行う場合に、レーザの参照光等をIF位置センサ62に入射させる場合には、EUVフィルタ14は光路外に退避させられる。一方、図5の(b)に示すように、IF位置センサ62によってEUV光の集光点を観測する場合には、EUVフィルタ14が光路に挿入される。
IF位置センサ62によって取得された画像情報は、EUV光源制御装置10に出力され、主に、各部のアライメントを行うために用いられる。例えば、理想発光点、理想集光点、及び、露光光路を通るように光路調整された参照光の画像をIF位置センサ62によって予め取得しておく。また、その後で、プラズマを生成し、プラズマの画像をIF位置センサ62によって取得する。そして、EUV光源制御装置10において、参照光の画像とプラズマの画像とを比較することにより、プラズマが理想発光点に発生するように、ターゲット1の位置や励起用レーザ光3の照射位置を調整することができる。
再び、図1を参照すると、EUVダイオード63は、EUV光を選択的に透過させるフィルタがフォトダイオードの受光面に設けられた受光素子であり、所定の場合に、EUV光の光路上の理想集光点付近に移動されて、EUVフィルタ14を透過したEUV光のエネルギーを測定するために用いられる。ここで、所定の場合とは、EUV光源装置の初期設定を行う場合や、EUVエネルギー算出処理の較正を行う場合である。
本実施形態に係るEUV光源装置において、EUVエネルギーの測定は次のように行われる。まず、測定に先立って、EUV光源装置の初期状態のように、コレクタミラー13やEUVフィルタ14に損傷や劣化等が生じていない段階で、EUVチャンバ11内にターゲット1を供給し、それに励起用レーザ光3を照射することにより、プラズマ2を発生する。そして、EUVエネルギーモニタ装置50によって、プラズマ2から放射されるEUV光のエネルギーを測定する。一方、EUVダイオード63をコレクタミラー13の集光点付近に配置することにより、EUV光のエネルギーを測定する。そして、EUVエネルギーモニタ装置50によって得られた発光点におけるEUVエネルギーの測定値と、EUVダイオード63によって得られた集光点におけるEUVエネルギーの測定値とを対応づけ、両者の関係を図1に示す記憶装置10aに格納しておく。例えば、EUVエネルギーモニタ装置50による測定値をE1とし、EUVダイオード63による測定値をE2とした場合に、両者の関係は、E2=f(E1)という関数によって表される。或いは、両者の関係を、テーブルによって表しても良い。
露光中にEUV光源装置から出力されているEUVエネルギーを測定する場合には、EUVエネルギーモニタ装置50によって取得された測定値E1と、記憶装置10aに格納されている関数E2=f(E1)とに基づいて、EUV光源制御装置10がEUVエネルギーを算出する。
このように、EUVエネルギーの出力値を、EUVエネルギーモニタ装置50を用いて間接的に求めるのは、次の理由からである。即ち、集光ミラー13による集光光の光路(露光光路)上に受光素子等を配置することにより、EUVエネルギーを直接的に測定する方法によれば、EUV光の一部のみをモニタすることになる。それに対して、本実施形態においては、露光を行っていないときには、EUVダイオード63により、出力される全てのEUVエネルギーを測定することができるので、それによって得られた関数E2=f(E1)を用いることにより、露光装置に投入される全てのEUVエネルギーが反映された値を得ることが可能となる。
次に、本発明の第1の実施形態に係るEUV光源装置におけるEUVエネルギー算出処理の較正動作について、図1を参照しながら説明する。
EUV光源装置を長期間使用することにより、コレクタミラー13やEUVフィルタ14の損傷や劣化が生じる。例えば、プラズマから発生した中性粒子やイオンによりコレクタミラー13やEUVフィルタ14が削られて、EUV光の集光点の位置がずれたり、EUVフィルタ14の透過率が部分的に高くなってしまう。反対に、プラズマ生成に寄与しなかったターゲット物質(デブリス)がコレクタミラー13やEUVフィルタ14に付着することにより、ミラーの反射率やフィルタの透過率が低下してしまう。その結果、EUVエネルギーモニタ装置50の測定値に基づいて算出されたEUVエネルギーと、実際にEUV光源装置から露光装置に出力されたEUVエネルギーとの間に乖離が生じる場合がある。このような現象を防止するためには、EUVエネルギーの算出処理を定期的に較正する必要がある。
EUVエネルギー算出処理の較正を行う場合には、露光装置において露光を行っていない時に、EUVダイオード63を理想集光点に移動させ、コレクタミラー13によって集光されたEUV光のエネルギーE2を測定する。この測定値E2は、EUV光源制御装置10に出力される。
また、それと同時に、EUVエネルギーモニタ装置50により、EUVエネルギーの測定値E1を取得する。EUV光源制御装置10は、この測定値E1に基づいて得られたEUVエネルギーの出力値と、EUVダイオード63により取得された測定値E2とを比較することにより、EUVエネルギーモニタ装置50からの出力値を較正する。具体的には、今回取得された測定値E1及びE2を、記憶装置10aに予め格納されている関数に代入し、関数が成立するようにその関数を補正する。
このような較正を随時、又は、一定期間ごとに行うことにより、現在出力されているEUVエネルギーの値を、常に正確に把握することが可能となる。また、それに加えて、コレクタミラー13の反射率やEUVフィルタ14の透過率に変化があった場合に、EUV光源制御装置10はその変化を容易に検知することが可能となる。それにより、例えば、コレクタミラー13の反射率が低下していた場合には、レーザ制御装置40に対して指令信号を出力してレーザ出力を増加させることにより、EUV光の出力エネルギーを一定に保つことができる。
また、EUV光源装置10は、この較正動作により、コレクタミラー13の反射率が所定の値以下になっていると判断する場合には、コレクタミラーの交換時期であることをユーザに知らせるようにしても良い。
この較正動作においては、露光に用いられるEUV光の一部を測定するのではなく、露光装置に供給される全てのEUV光を測定するので、コレクタミラー13に偏磨耗が生じていた場合においても、EUVエネルギーを正確に検出することができる。
本実施形態に係るEUV光源装置においてEUVエネルギーを較正する別の方法として、IF位置センサ62を用いても良い。即ち、IF位置センサ62によってプラズマ像を撮像し、EUV光源制御装置10において、プラズマ画像の総輝度の積分値とEUVダイオード63による測定値との対応関係を予め取得しておく。それにより、EUVダイオード63の替わりにIF位置センサ62を用いることによって、EUVエネルギー算出処理の較正を行うことができる。また、EUV光源装置の製造時にこの対応関係を取得しておくことにより、出荷後のEUV光源装置の動作環境において、EUVダイオード63を省略することができる。
なお、コレクタミラー13の偏磨耗状態等を検出する方法としては、次に説明する方法も挙げられる。露光装置において露光を行っていない時に、IF位置センサ62を理想集光点付近に配置する。そして、IF位置センサ62によってEUV光を撮像し、その画像情報をEUV光源制御装置10に出力する。EUV光源制御装置10は、EUV光の画像の強度分布に基づいて、コレクタミラーの偏磨耗状態を検出する。
その結果、EUV光の画像に著しい輝点が観察された場合には、EUVフィルタ14が損傷している可能性がある。そのような場合に、EUV光源制御装置10は、EUVフィルタ14の交換が必要である旨をユーザに知らせるようにしても良い。
このような検査も定期的に行うことが望ましい。
次に、本発明の第2の実施形態に係るEUV光源装置について、図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、本実施形態に係るEUV光源装置においては、EUVダイオード63の位置が、第1の実施形態におけるもの(図1)と異なっている。即ち、EUVダイオード63は、図6の(a)に示すように、露光光路以外の位置であって、図6の(b)に示すように、コレクタミラー13を傾けた場合に、コレクタミラー13の集光点後方となる位置に配置されている。その他の構成については、第1の実施形態におけるものと同様である。
本実施形態に係るEUV光源装置におけるEUVエネルギー算出処理の較正動作について説明する。
図6の(a)に示すように、露光装置において露光を行っている間に、コレクタミラー13は、理想集光点に焦点を形成するように調節された位置及び姿勢を維持している。それに対して、図6の(b)に示すように、EUVエネルギー算出処理の較正を行う場合には、コレクタミラー13を僅かに傾ける。それにより、コレクタミラー13による集光光がEUVダイオード63に入射する。その状態におけるEUVダイオード63の測定値E2と、EUVエネルギーモニタ50の測定値E1とに基づいて、記憶装置10aに格納されている両者の関係を補正する。なお、測定値E1については、露光中に得られたものであっても良い。
このように、本実施形態によれば、EUVダイオード63を移動させることなくEUV光の光路に挿入することができる。従って、機械的に空間が制限され易い露光装置との接続部分の装置構成を簡単にすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るEUV光源装置について、図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、本実施形態に係るEUV光源装置においては、図1に示すEUV光源装置に対して、EUVダイオード63がEUVチャンバ11の内部に配置されていると共に、駆動機構が設けられた較正用ミラー64が追加されている。EUVダイオード63は、較正用ミラー64がコレクタミラー13による集光光の光路に挿入された場合に、較正用ミラー64によって反射された光の集光点となる位置に配置されている。その他の構成については、第1の実施形態におけるものと同様である。
本実施形態に係るEUV光源装置におけるEUVエネルギー算出処理の較正動作について説明する。
図7の(a)に示すように、露光装置において露光を行っている間に、較正用ミラー64は、コレクタミラー13による集光光の光路から退避している。それに対して、図7の(b)に示すように、EUVエネルギー算出処理の較正を行う場合には、較正用ミラー64がコレクタミラー13による集光光の光路に挿入される。それによって反射された光がEUVダイオード63に入射する。その状態におけるEUVダイオード63の測定値E2と、EUVエネルギーモニタ50の測定値E1とに基づいて、記憶装置10aに格納されている両者の関係を補正する。なお、測定値E1については、露光中に得られたものであっても良い。
このように、本実施形態によれば、EUVチャンバ11と露光装置との接続部分の装置構成を極めて簡単にすることができるので、装置の設計が容易となる。なお、この構成を用いる場合には、EUVダイオード63は、EUVフィルタ14を通過していない光を受光することになるので、EUV光エネルギーによる撮像素子等の損傷を防ぐために、独自にEUVフィルタを設ける必要がある。また、本実施形態においては、EUVフィルタ14を通過していない光をEUVダイオード63によって検出するので、EUVフィルタ14の劣化等を判定することはできない。
以上説明したように、本発明の第1〜第3の実施形態によれば、EUVエネルギー算出処理の較正を随時又は一定の期間ごとに行うことにより、EUV光源装置から露光装置に出力されるEUV光の正確なエネルギー値を常に取得することが可能となる。従って、そのようなEUV光のエネルギー値に基づいてEUV光源装置の各部や露光装置を制御することにより、安定したEUV光の生成や露光動作を行うことが可能となる。
以上においては、ターゲット流を形成するEUV光源装置について説明したが、第1〜第3の実施形態において説明したEUVエネルギーの算出処理及びその較正動作は、ガスパフターゲットやドロップレット(液滴)・ターゲットを形成するEUV光源装置にも適用することが可能である。
図8を参照しながら、ドロップレット・ターゲットを形成する機構が設けられたEUV光源装置について説明する。
図8に示すEUV光源装置は、図1に示すターゲット制御装置20の替わりにターゲット制御装置80を有しており、それに加えて、ターゲット射出タイミング調整装置81を備えている。また、このEUV光源装置は、図1に示すターゲット位置モニタ装置31の替わりに、ターゲット位置・速度モニタ装置82を有している。さらに、このEUV光源装置は、図1に示すレーザ制御装置40、レーザ励起強度調整装置41、レーザエネルギーモニタ装置43、及び、プラズマモニタ装置51の替わりに、レーザ制御装置83、レーザ励起強度・タイミング調整装置84、レーザエネルギー・タイミングモニタ装置85、及び、プラズマ位置・タイミングモニタ装置86を有している。
ここで、ドロップレットを形成する場合には、ドロップ・オン・デマンド法又はコンティニュアス・ジェット法を用いるのが一般的である。いずれの方法においても、ドロップレットの射出タイミングは、マイクロヒータの加熱タイミング(ドロップ・オン・デマンド法の場合)、又は、ピエゾ素子の駆動タイミング(コンティニュアス・ジェット法の場合)を与える制御信号を外部から供給することにより、制御することが可能である。本願においては、1つの例として、コンティニュアス・ジェット法によってキセノン(Xe)ドロップレットを形成する場合について説明する。
コンティニュアス・ジェット法においては、ピエゾ素子によって与えられる擾乱周期λとドロップレット径Dとの間に、λ/D〜8というドロップレット安定生成条件が存在することが知られている。数十μmのドロップレットを実現しようとする場合には、擾乱周期λは、メガヘルツオーダになる可能性が高い。一方、現在提唱されているLPP方式EUV光源装置において用いられるレーザの繰り返し周波数は、高くても100kHz程度であり、ドロップレットの生成に必要な周期に比べて一桁程度少ない。そのため、コンティニュアス・ジェット法によれば、数個のドロップレットの内の1個に励起用レーザ光が照射されることになる。
図8に示すように、EUV光源制御装置10は、EUV発光命令を受けることにより、ターゲット制御装置80を駆動させる。このEUV発光命令には、EUVエネルギー及びEUV発光タイミングが含まれる。そして、EUV光源制御装置10は、EUV発光タイミングと同じ繰り返しの基準タイミング信号を生成し、ターゲット射出タイミング調整装置81に供給する。
ターゲット制御装置80は、ターゲット供給装置21によって供給されるキセノンガスを液化するために、ターゲット温度・圧力調整装置22における冷却温度の制御及び圧縮圧力の制御を行うと共に、液体キセノンが所定の圧力(流量)で噴射されるように、ターゲット噴射装置における供給圧力又は流量を制御する。
ターゲット射出タイミング調整装置81は、例えば、ピエゾ素子を備えており、EUV光源制御装置10から供給された基準タイミング信号に基づいて、所定の振動の周波数でピエゾ素子を駆動することにより、ターゲット射出装置23を振動させる。具体的には、ピエゾ素子の振動の周波数は、基準タイミング信号の整数倍となる。それにより、ターゲット射出装置23から射出されるターゲットがドロップレット化される。
ターゲット位置・速度モニタ装置82は、射出されたドロップレット・ターゲット7を撮像することにより、その画像を表す信号をEUV光源制御装置10に出力する。
レーザエネルギー・タイミングモニタ装置85は、レーザ発振器42から射出したレーザ光のエネルギー及び照射タイミングをモニタしており、レーザ光のエネルギー値を表す信号を所定のタイミングでレーザ制御装置83に出力する。この信号は、レーザ制御装置83により、レーザエネルギー及び照射タイミングが所定の値を維持するようにレーザ励起強度・タイミング調整装置84を制御するために用いられる。
プラズマ位置・タイミングモニタ装置86は、ドロップレット・ターゲット7に励起用レーザ光3を照射することによって生成されたプラズマ2を、互いに異なる2つの方向(例えば、X方向及びY方向)から観測する。プラズマ位置・タイミングモニタ装置86によって取得されたプラズマ2の画像情報は、EUV光源制御装置10に出力され、励起用レーザ光3による照射位置及び照射タイミングを制御するために用いられる。
本発明は、露光装置の光源として用いられる極端紫外(EUV:extreme ultra violet)光源装置に利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るEUV光源装置の構成を示す模式図である。 図1に示すターゲット位置調整装置及びその周辺部を示す模式図である。 図1に示すプラズマモニタ装置の構成を示す模式図である。 図1に示すコレクタミラー及びその周辺部を示す模式図である。 図1に示すIF位置センサとEUVフィルタとの位置関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るEUV光源装置の一部を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係るEUV光源装置の一部を示す模式図である ドロップレット・ターゲットを射出するEUV光源装置の構成を示す模式図である。
符号の説明
1…ターゲット、2…プラズマ、3…励起用レーザ光、4、5…参照用レーザ光、7…ドロップレット・ターゲット、10…EUV光源制御装置、11…EUVチャンバ、12…窓、13…コレクタミラー、14…EUVフィルタ、20…ターゲット制御装置、21…ターゲット供給装置、22…ターゲット温度・圧力(流量)調整装置、23…ターゲット射出装置、30…ターゲット位置調整装置、31…ターゲット位置モニタ装置31、40…レーザ制御装置、41…レーザ励起強度調整装置、42…レーザ発振器、43…レーザエネルギーモニタ装置、44…光学系、45…集光レンズ、46…レーザ焦点調整装置、50…EUVエネルギーモニタ装置、51…プラズマモニタ装置、60…コレクタミラー駆動装置、61…コレクタミラー変位モニタ装置、62…IF位置センサ、63…EUVダイオード、70、72…参照用レーザ光源、71、73…光学系、80…ターゲット制御装置、81…ターゲット射出タイミング調整装置、82…ターゲット位置・速度モニタ装置、83…レーザ制御装置、84…レーザ励起強度・タイミング調整装置、85…レーザエネルギー・タイミングモニタ装置、86…プラズマ位置・タイミングモニタ装置、601…コレクタミラー制御部、602…XYZステージ、603…Θステージ、604…βステージ、611…レーザ変位計、612…撮像素子、613…傾き検知用光源、614…傾き検知用基準反射面

Claims (4)

  1. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外光を集光ミラーによって所定の位置に集光して露光機に出力するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置であって、
    ターゲット物質を前記真空チャンバ内に供給するターゲット射出装置と、
    前記ターゲット射出装置によって供給されたターゲット物質を励起してプラズマを生成するためのレーザ光を射出するレーザ発振器と、
    プラズマから発生した光を所定の位置に集光する集光ミラーと、
    前記集光ミラーによって集光された光の内から、所定の波長成分を有する極端紫外光を選択的に透過させるフィルタと、
    プラズマから直接放射される極端紫外光のエネルギーを測定する第1の受光素子と、
    前記集光ミラーによって集光された光の光路上に挿入されたときに、前記集光ミラーによって集光された極端紫外光のエネルギーを測定する第2の受光素子と、
    前記第1の受光素子によって取得される第1の測定値と、前記第2の受光素子によって取得される第2の測定値との関係を格納する格納装置と、
    前記第1の測定値と前記格納装置に格納されている前記関係とに基づいて、前記露光機に出力される極端紫外光のエネルギーを算出すると共に、前記第1の測定値と前記第2の測定値とに基づいて前記関係を補正する制御装置と、
    を具備する極端紫外光源装置。
  2. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外光を集光ミラーによって所定の位置に集光して露光機に出力するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置であって、
    ターゲット物質を前記真空チャンバ内に供給するターゲット射出装置と、
    前記ターゲット射出装置によって供給されたターゲット物質を励起してプラズマを生成するためのレーザ光を射出するレーザ発振器と、
    プラズマから発生した光を第1の位置に集光する集光ミラーと、
    前記集光ミラーによって集光された光の内から、所定の波長成分を有する極端紫外光を選択的に透過させるフィルタと、
    前記集光ミラーの位置及び/又は姿勢を変化させることにより、集光点を前記第1の位置から第2の位置に変化させる集光ミラー調整装置と、
    プラズマから直接放射される極端紫外光のエネルギーを測定する第1の受光素子と、
    前記第2の位置に配置され、前記集光ミラーによって集光された極端紫外光のエネルギーを測定する第2の受光素子と、
    前記第1の受光素子によって取得される第1の測定値と、前記第2の受光素子によって取得される第2の測定値との関係を格納する格納装置と、
    前記第1の測定値と前記格納装置に格納されている前記関係とに基づいて、前記露光機に出力される極端紫外光のエネルギーを算出すると共に、前記集光ミラー調整装置によって前記集光ミラーの姿勢を変化させることにより前記第2の測定値を取得し、前記第1の測定値と前記第2の測定値とに基づいて前記関係を補正する制御装置と、
    を具備する極端紫外光源装置。
  3. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外光を集光ミラーによって所定の位置に集光して露光機に出力するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置であって、
    ターゲット物質を前記真空チャンバ内に供給するターゲット射出装置と、
    前記ターゲット射出装置によって供給されたターゲット物質を励起してプラズマを生成するためのレーザ光を射出するレーザ発振器と、
    プラズマから発生した光を第1の位置に集光する集光ミラーと、
    前記集光ミラーによって集光された光の内から、所定の波長成分を有する極端紫外光を選択的に透過させるフィルタと、
    前記集光ミラーによって集光される光の光路上に挿入されたときに、該光路を変化させることにより、集光点を前記第1の位置から第2の位置に変化させる光学系と、
    プラズマから直接放射される極端紫外光のエネルギーを測定する第1の受光素子と、
    前記第2の位置に配置され、前記集光ミラーによって集光された極端紫外光のエネルギーを測定する第2の受光素子と、
    前記第1の受光素子によって取得される第1の測定値と、前記第2の受光素子によって取得される第2の測定値と関係を格納する格納装置と、
    前記第1の測定値と前記格納装置に格納されている前記関係とに基づいて、前記露光機に出力される極端紫外光のエネルギーを算出すると共に、前記集光ミラーによる集光光の光路上に前記光学系を挿入することにより前記第2の測定値を取得し、前記第1の測定値と前記第2の測定値とに基づいて前記関係を補正する制御装置と、
    を具備する極端紫外光源装置。
  4. 前記第1の測定値をE1とし、前記第2の測定値をE2とした場合に、前記関係が、E2=f(E1)によって表される関数である、請求項1〜3のいずれか1項記載の極端紫外光源装置。
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