JP2007086050A - 透光性材料からなる透光性物品の検査方法、ガラス基板の欠陥検査方法及び装置、マスクブランク用ガラス基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、及び露光用マスクの製造方法、並びに、マスクブランク用ガラス基板、マスクブランク、露光用マスク、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
透光性材料からなる透光性物品の検査方法、ガラス基板の欠陥検査方法及び装置、マスクブランク用ガラス基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、及び露光用マスクの製造方法、並びに、マスクブランク用ガラス基板、マスクブランク、露光用マスク、及び半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【目的】 透光性物品における光学的な不均一性の有無を正確に検査できる透光性物品の検査方法を提供する。
【構成】 透光性物品に200nm以下の波長を有する検査光を導入した場合に、該透光性物品内部で前記検査光が伝播する光路に前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位がある場合にこの部位から発せられる光であって前記検査光の波長よりも長い光を感知することにより、前記透光性物品における光学的な不均一性の有無を検査する。
【選択図】 図2
Description
光リソグラフィーに使用され、透光性材料からなる透光性物品の内部に、露光光に対して局部的に光学特性が変化する不均一性の有無を検査する透光性物品の検査方法において、前記透光性物品に200nm以下の波長の検査光を導入した場合に、該透光性物品内部で前記検査光が伝播する光路に前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位がある場合にこの部位から発せられる光であって前記検査光の波長よりも長い光を感知することにより、前記透光性物品における光学的な不均一性の有無を検査することを特徴とする透光性物品の検査方法ある。
第1の手段にかかる透光性物品の検査方法において、前記検査光の波長よりも長い光は、該光の波長が200nm超600nm以下であることを特徴とする透光性物品の検査方法である。
第1又は第2の手段にかかる透光性物品の検査方法において、前記透光性物品は、光リソグラフィーの際に使用される露光装置の光学部品、又は光リソグラフィーの際に使用される露光用マスクの基板の何れかであることを特徴とする透光性物品の検査方法である。
第3の手段にかかる透光性物品の検査方法において、前記光学部品、前記露光用マスクの基板は、合成石英ガラスからなることを特徴とする透光性物品の検査方法である。
第1乃至第4のいずれかの手段にかかる透光性物品の検査方法において、請求項5に記載の発明に係る透光性物品の検査方法は、請求項1乃至4の何れか一に記載の発明において、前記透光性物品に前記検査光を導入する際に、該検査光の導入により前記透光性物品の表面にダメージを生じさせる原因物質を、該透光性物品の周辺の雰囲気から排除した状態で、前記検査光を該透光性物品に導入することを特徴とする透光性物品の検査方法である。
第1乃至第5のいずれかの手段にかかる透光性物品の検査方法において、前記検査光は、パルス光であり、1パルスの単位面積当たりのエネルギーが、10mJ/cm2以上50mJ/cm2以下であることを特徴とする透光性物品の検査方法である。
200nm以下の波長の検査光を導入する表面を有するマスクブランク用透光性基板を準備する準備工程と、前記表面の一方から前記検査光を導入した場合に、前記透光性基板内部で前記検査光が伝播する光路に前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位がある場合にこの部位から発せられる光であって前記検査光の波長よりも長い光を感知することにより、前記透光性基板における光学的な不均一性の有無を検査する検査工程と、前記不均一性の有無により、局所又は局部的に光学特性が変化することによる転写パターン欠陥が発生しない透光性基板であるか否かを判別する判別工程と、を有することを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法ものである。
第7の手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法において、前記判別工程の後、前記透光性基板の主表面を精密研磨して、マスクブランク用透光性基板を得ることを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法である。
第7又は第8の手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法において、前記検査光の波長よりも長い光は、該光の波長が200nm超600nm以下であることを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法である。
第7乃至第9のいずれかの手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法において、前記透光性基板に前記検査光を導入する際に、該検査光の導入により前記透光性基板の表面にダメージを生じさせる原因物質を、該ガラス基板の周辺の雰囲気から削除した状態で、前記検査光を該透光性基板に導入することを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法である。
第7乃至第10のいずれかの手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法において、前記検査光を導入する前記表面は、マスクパターンとなる薄膜が形成される透光性基板の主表面と直交する側面であることを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法である。
第第11の手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法において、前記検査工程において、前記側面の幅よりも大きなビーム形状を有する検査光を該表面に導入することを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法である。
第7乃至第12のいずれかの手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法において、前記検査光は、パル光であり、1パルスの単位面積当たりのエネルギーが、10mJ/cm2以上50mJ/cm2以下であることを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法である。
第7乃至第13のいずれかの手段にかかるマスクブランク用透光性基板の製造方法によって得られたマスクブランク用透光性基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするマスクブランクの製造法である。
第14の手段にかかるマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用透光性基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とする露光用マスクの製造方法である。
第15の手段にかかる露光用マスクの製造方法によって得られた露光用マスクを使用し、露光用マスクに形成されているマスクパターンを半導体基板上に形成されているレジスト膜に転写して半導体装置を製造することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
ガラス基板の表面の一方から露光波長の光を導入し、この導入された露光波長の光によって上記ガラス基板の内部欠陥が発する、露光波長よりも長い波長の光を上記表面の他方から受光し、この受光した光の光量に基づき上記ガラス基板の上記内部欠陥を検出することを特徴とするガラス基板の欠陥検査方法。
上記ガラス基板に導入される光の波長が、200nm以下であることを特徴とする構成1−1に記載のガラス基板の欠陥検査方法。
ガラス基板の表面の一方から露光波長の光を導入する光導入手段と、この光導入手段により上記ガラス基板内に導入された露光波長の光によって上記ガラス基板の内部欠陥が発する、露光波長よりも長い波長の光を上記表面の他方から受光する受光手段と、この受光手段により受光した光の光量に基づき、上記ガラス基板の上記内部欠陥を検出する検出手段とを有することを特徴とするガラス基板の欠陥検査装置。
上記光導入手段がガラス基板に導入する光の波長が、200nm以下であることを特徴とする構成1−3に記載のガラス基板の欠陥検査装置。
露光波長の光を導入する表面を有する合成石英ガラス基板を準備する準備工程と、上記表面の一方から露光波長の光を導入し、当該ガラス基板の内部欠陥が発する露光波長よりも長い波長の光を上記表面の他方から受光し、この受光した光の光量に基づき上記内部欠陥を検出する検出工程とを有し、上記検出工程で内部欠陥が検出されない上記合成石英ガラス基板を用いてマスクブランク用ガラス基板を製造することを特徴とするマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記合成石英ガラス基板に導入される光の波長が、200nm以下であることを特徴とする構成1−5に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記検出工程の後、合成石英ガラス基板の主表面を精密研磨して、マスクブランク用ガラス基板を得ることを特徴とする構成1−5または構成1−6に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
構成1−5乃至構成1−7のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法によって得られたマスクブランク用ガラス基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするマスクブランクの製造方法。
構成1−8に記載のマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用ガラス基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とする露光用マスクの製造方法。
波長が200nm以下の短波長光を導入する表面を有する合成石英ガラス基板を準備する準備工程と、この合成石英ガラス基板の上記表面から上記短波長光を導入し、当該ガラス基板の内部欠陥が発する、上記短波長光よりも長い波長の長波長光を上記表面の他方から受光し、この受光した長波長光に基づき上記内部欠陥を検出する検出工程とを有し、上記検出工程で上記内部欠陥が検出されない上記合成石英ガラス基板を用いてマスクブランク用ガラス基板を製造するマスクブランク用ガラス基板の製造方法であって、上記検出工程において、上記短波長光を上記合成石英ガラス基板に導入する際に、この短波長光の導入により当該ガラス基板の上記表面にダメージを生じさせる原因物質を、当該ガラス基板の周辺の雰囲気から排除した状態で、上記短波長光を当該ガラス基板に導入することを特徴とするマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記合成石英ガラス基板の周辺の雰囲気から原因物質を排除した状態は、清浄な空気が循環した雰囲気であることを特徴とする構成2−1に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記清浄な空気が循環した雰囲気は、清浄度がISOクラス5より高い清浄度の雰囲気であることを特徴とする構成2−1または構成2−2に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記清浄な空気が循環した雰囲気は、空気がケミカルフィルタを通過することに生成されることを特徴とする構成2−1乃至構成2−3のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記短波長光が導入される合成石英ガラス基板の表面は、最大高さ(Rmax)が0.5μm以下であることを特徴とする構成2−1乃至構成2−4のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
構成2−1乃至構成2−5いずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法によって得られたマスクブランク用ガラス基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするマスクブランクの製造方法。
構成2−6に記載のマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用ガラス基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とする露光用マスクの製造方法。
波長が200nm以下の短波長光を導入する一端面を含む表面を有する合成石英ガラス基板を準備する準備工程と、上記一端面から上記短波長光を導入し、当該ガラス基板の内部欠陥が発する、上記短波長光よりも長い波長の長波長光を上記表面の他方から受光し、この受光した長波長光に基づき上記内部欠陥を検出する検出工程とを有し、上記検出工程で内部欠陥が検出されない上記合成石英ガラス基板を用いてマスクブランク用ガラス基板を製造するマスクブランク用ガラス基板の製造方法であって、上記検出工程において、上記一端面の幅よりも大きなビーム形状を有する上記短波長光を、当該一端面に導入することを特徴とするマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記端面は、マスクパターンとなる薄膜が形成されるガラス基板の主表面と直交する側面、及び当該側面と上記主表面との間の面取面であることを特徴とする構成3−1に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記短波長光の単位面積当たりのエネルギー(1パルス当たり)は、10mJ/cm2以上50mJ/cm2以下であることを特徴とする構成3−1または構成3−2に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
上記短波長光を、合成石英ガラス基板の一端面において、当該一端面の長手方向に走査することを特徴とする構成3−1乃至構成3−3のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
構成3−1乃至構成3−4いずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法によって得られたマスクブランク用ガラス基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするマスクブランクの製造方法。
構成3−5に記載のマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用ガラス基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とする露光用マスクの製造方法。
前記透光性物品に200nm以下の波長の検査光を導入した場合に、該透光性物品内部で前記検査光が伝播する光路に前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位がある場合にこの部位から発せられる光であって前記検査光の波長よりも長い光を感知することにより、前記透光性物品における光学的な不均一性の有無を検査することによって、被転写体へのパターン転写に大きな影響を与える内部欠陥の有無を正確に検査することができる。
〔A〕マスクブランク用ガラス基板の製造方法
特開平8―31723号公報や特開2003―81654号公報に記載された製造方法により作製された合成石英ガラスインゴットから、約152mm×約152mm×約6.5mmや、約152.4mm×約152.4mm×約6.85mmに切り出して得られた合成石英ガラス板1(図1(a))に面取り加工を施し、次に、この合成石英ガラス板1の表面である主表面5及び6と対向する端面2及び3(端面は、前記主表面5及び6と直交する側面と、前記主表面と前記側面との間に形成された面取り面(不図示)からなる)とを、露光波長の光でもある検査用の光(ArFエキシマレーザー光)を導入できる程度に鏡面になるように研磨して合成石英ガラス基板4を準備する(図1(b))。この準備工程においては、合成石英ガラス基板4における主表面5及び6の表面粗さRa(算術平均粗さ)は約0.5nm以下であり、端面2、3(側面及び面取り面)の表面粗さRa(算術平均粗さ)は約0.03μm以下とする。
などから内部欠陥16の種類(局所脈理、内容物、異質物)を特定して検出する。
つまり、上記合成石英ガラス基板の準備工程において、合成石英ガラス基板4の表面のうちの、残りの端面19と、互いに対向する主表面5及び6は鏡面研磨せず、その表面粗さは約0.5μm程度であるが、上記端面2及び18の表面粗さは約0.03μm以下としても良い。
〔B〕マスクブランクの製造方法
次に、マスクブランク用ガラス基板7の主表面5上にマスクパターンとなる薄膜(ハーフトーン膜8)をスパッタリング法により形成して、マスクブランク9(ハーフトーン型位相シフトマスクブランク)を作製する(図1(d))。ハーフトーン膜8の成膜は、例えば、以下の構成を有するスパッタリング装置を使って行う。
〔C〕露光用マスクの製造方法
次に、図1に示すように、上記マスクブランク9(ハーフトーン型位相シフトマスクブランク)のハーフトーン膜8の表面にレジストを塗布した後、加熱処理してレジスト膜10を形成する。(図1(e))。
[D]半導体デバイスの製造方法
得られた露光用マスク14を露光装置に装着し、この露光用マスク14を使用し、ArFエキシマレーザーを露光光として光リソグラフィー技術を用い、半導体基板(半導体ウエハ)に形成されているレジスト膜に露光用マスクのマスクパターンを転写して、この半導体基板上に所望の回路パターンを形成し、半導体デバイスを製造する。
[E]実施の形態の効果
上述のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果を奏する。
ガラス基板などの透光性物品の欠陥検査装置20にあっては、透光性物品である合成石英ガラス基板4の表面(端面2)から、光導入手段であるレーザー照射装置21によって200nm以下の波長を有する検査光(露光波長の光でもある)であるArFエキシマレーザー光を導入し、この導入されたArFエキシマレーザー光によって、合成石英ガラス基板4の内部欠陥16が発する前記波長よりも長い波長の光15と、合成石英ガラス基板4の内部欠陥16以外の領域が発する前記波長よりも長い波長の光17とを、合成石英ガラス基板4の主表面、又は前記端面2と異なる端面33から、受光手段であるCCDカメラ23が受光し、検出手段であるコンピュータ27が、これらの受光した光15及び17を画像処理し、これらの光15と光17の光量の相違に基づき、合成石英ガラス基板4の内部欠陥16を検出する。このように200nm以下の波長を有する光を、光リソグラフィーに使用される透光性物品である合成石英ガラス基板4の内部欠陥16の検査に用いることによって、この内部欠陥16を良好に検出することができる。
マスクブランク用透光性基板である合成石英ガラス基板4に200nm以下の波長を有する検査光(露光波長の光でもある)を導入して、当該ガラス基板の内部欠陥16の検査を行う。このことから、この合成石英ガラス基板4からマスクブランク用ガラス基板7及びマスクブランク9を経て製造される露光用マスク14と露光光とを用いたパターン転写の際に、転写パターン欠陥となる内部欠陥16を良好に検出できる。この内部欠陥16が検出されず、且つ主表面5、6にダメージが存在しない合成石英ガラス基板4を用いてマスクブランク用ガラス基板7を製造することにより、このマスクブランク用ガラス基板7を用いた露光用マスク14には、ガラス基板の内部欠陥16、または主表面5、6のダメージに起因して局所又は局部的に光学特性が変化(例えば透過率が低下)する領域が存在しなくなるので、転写パターン欠陥が生ずることなく、転写精度を向上させることができる。
マスクブランク用透光性基板である合成石英ガラス基板4の端面2に導入されるArFエキシマレーザー光25のビーム形状(長辺a×短辺bの四角形)が、このArFエキシマレーザー光25が導入される端面2の幅Wよりも大きく設定されたことから、端面2における単位面積当たりのレーザー光25のエネルギー(1パルス当たり)が強くなり過ぎないので、この端面2においてプラズマの発生を回避できる。この結果、端面2に付着した汚れや異物等がプラズマにより当該端面2にダメージを与える事態を防止でき、内部欠陥16の検出精度を向上させることができる。
マスクブランク用透光性基板である合成石英ガラス基板4の端面2に導入されるArFエキシマレーザー光25が、上記端面2の幅Wよりも大きなビーム形状(長辺a×短辺bの四角形)を有し、更にこのArFエキシマレーザー光25を合成石英ガラス基板4の端面2において、当該端面2の長手方向(図4(A)のα方向)に走査することから、この端面2に接する両主表面5、6にもArFエキシマレーザー光25が照射されることになる。このため、これらの両主表面5、6に付着したパーティクルや汚染物55を上記ArFエキシマレーザー光25により除去することができる。
(実施例1)
四塩化珪素等を出発原料として生成された合成石英ガラス母材(合成石英ガラスインゴット)から152.4mm×152.4mm×6.85mmに切り出して得られた合成石英ガラス板について、形状加工及び面取り加工を施して、検査光であるArFエキシマレーザー光(波長:193nm、パルスレーザー)が導入される端面(薄膜が形成される主表面と直交する側面、及び主表面と側面との間に形成された面取り面)の表面粗さが、最大高さRmaxで0.5μm以下の合成石英ガラス基板を10枚準備した。尚、この準備した合成石英ガラス基板の主表面は、まだ鏡面研磨や精密研磨が施されていないので、すりガラス状になっている。
(比較例1)
一方、上記実施例に対する比較のために、上記検査工程において、局部的に光が発する蛍光が確認された合成石英ガラス基板(主表面及び端面を精密研磨された合成石英ガラス基板)を用いて、上述と同様に、ハーフトーン型位相シフトマスクブランクとフォトマスクブランクを作製した後、ハーフトーン型位相シフトマスク、フォトマスクをそれぞれ作製した。尚、このとき使用した合成石英ガラス基板は、波長193nmにおける板厚方向の透過率の最大透過率と最小透過率との差が5%超であった。該作製したハーフトーン型位相シフトマスクとフォトマスクを使って、上述と同様に光リソグラフィーにより、半導体基板上に回路パターンを形成したところ、回路パターンが形成されないといったパターン欠陥が生じた。
(実施例2)
上述の実施例1において、内部欠陥の検査を、清浄な空気が循環された雰囲気(ISOクラス4、ケミカルフィルタ使用)内に設置された欠陥検査装置を用いて、合成石英ガラス基板の内部欠陥を検査した以外は、上記実施例1と同様にして合成石英ガラス基板の検査方法を行い、更に、主表面の精密研磨を行ってマスクブランク用ガラス基板を得た。その結果、合成石英ガラス基板の内部欠陥の検査を、ArFエキシマレーザー光を導入する端面にダメージを与えることなく行うことができ、局部的に蛍光として光が発しない合成石英ガラス基板を選定することができた。該選定した合成石英ガラス基板を使って、主表面の精密研磨を行ってマスクブランク用ガラス基板を製造し、さらに、ハーフトーン型位相シフトマスク及びフォトマスクを作製して、光リソグラフィーにより半導体装置を作製したところ、回路パターン欠陥は生じなかった。
(実施例3)
上述の実施例1において、四塩化珪素等を出発原料として生成された合成石英ガラス母材(合成石英ガラスインゴット)に、ArFエキシマレーザー光を導入すべく導入面を形成し、該導入面からArFエキシマレーザー光を導入して、合成石英ガラス母材内部の内部欠陥を検査した。尚、導入面は、ArFエキシマレーザー光のビーム形状よりも大きいサイズで鏡面状態となるように、合成石英ガラス母材の表面を局部的に鏡面研磨を施して形成した。
(実施例4)
上述の実施例1において、上述の検査工程において選定した合成石英ガラス基板の板厚方向の透過率が、最大透過率と最小透過率の差で5%以内(即ち、ガラス基板の光の損失が8%/cm以下)ガラス基板を使って、該ガラス基板上にArFエキシマレーザー光に対して光学濃度が3以上の遮光膜と、レジスト膜を順次形成してフォトマスクブランクを作製した以外は実施例1と同様にして、フォトマスク更に半導体装置を作製した。その結果、得られた半導体装置には、回路パターンの欠陥もなくすべて良好であった。
(参考例)
上記実施例2において、合成石英ガラス基板の内部欠陥の検査を、清浄度が管理されていない大気中に設置された欠陥検査装置を用いて行った以外は、実施例2と同様に合成石英ガラス基板の内部欠陥の検査を行った。
Claims (16)
- 光リソグラフィーに使用され、透光性材料からなる透光性物品の内部に、露光光に対して局所又は局部的に光学特性が変化する不均一性の有無を検査する透光性物品の検査方法において、
前記透光性物品に200nm以下の波長を有する検査光を導入した場合に、該透光性物品内部で前記検査光が伝播する光路に前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位がある場合にこの部位から発せられる光であって前記検査光の波長よりも長い光を感知することにより、前記透光性物品における光学的な不均一性の有無を検査することを特徴とする透光性物品の検査方法。 - 前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位から発せられる光の波長が、200nm超600nm以下であることを特徴とする請求項1記載の透光性物品の検査方法。
- 前記透光性物品は、光リソグラフィーの際に使用される露光装置の光学部品、又は、光リソグラフィーの際に使用される露光用マスクの基板の何れかであることを特徴とする請求項1又は2記載の透光性物品の検査方法。
- 前記光学部品、前記露光用マスクの基板は、合成石英ガラスからなることを特徴とする請求項3記載の透光性物品の検査方法。
- 前記透光性物品に前記検査光を導入する際に、該検査光の導入により前記透光性物品の表面にダメージを生じさせる原因物質を、該透光性物品の周辺の雰囲気から排除した状態で、前記検査光を該透光性物品に導入することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の透光性物品の検査方法。
- 前記検査光は、パルス光であり、1パルスの単位面積当たりのエネルギーが、10mJ/cm2以上50mJ/cm2以下であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載の透光性物品の検査方法。
- 200nm以下の波長を有する検査光を導入する表面を有するマスクブランク用透光性基板を準備する準備工程と、
前記表面の一方から前記検査光を導入した場合に、前記透光性基板内部で前記検査光が伝播する光路に前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位がある場合にこの部位から発せられる光であって前記検査光の波長よりも長い光を感知することにより、前記透光性基板における光学的な不均一性の有無を検査する検査工程と、
前記不均一性の有無により、局所又は局部的に光学特性が変化することによる転写パターン欠陥が発生しない透光性基板であるか否かを判別する判別工程と、を有することを特徴とするマスクブランク用透光性基板の製造方法。 - 前記局所又は局部的に光学特性が変化する部位から発せられる光の波長が、200nm超600nm以下であることを特徴とする請求項7記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法。
- 前記判別工程の後、前記透光性基板の主表面を精密研磨して、マスクブランク用透光性基板を得ることを特徴とする請求項7又は8記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法。
- 前記透光性基板に前記検査光を導入する際に、該検査光の導入により前記透光性基板の表面にダメージを生じさせる原因物質を、該ガラス基板の周辺の雰囲気から削除した状態で、前記検査光を該透光性基板に導入することを特徴とする請求項7乃至9の何れか一に記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法。
- 前記検査光を導入する前記表面は、マスクパターンとなる薄膜が形成される透光性基板の主表面と直交する側面であることを特徴とする請求項7乃至10の何れか一記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法。
- 前記検査工程において、前記側面の幅よりも大きなビーム形状を有する検査光を該表面に導入することを特徴とする請求項11記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法。
- 前記検査光は、パルス光であり、1パルスの単位面積当たりのエネルギーが、10mJ/cm2以上50mJ/cm2以下であることを特徴とする請求項7乃至12の何れか一に記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法。
- 請求項7乃至13の何れかに記載のマスクブランク用透光性基板の製造方法によって得られたマスクブランク用透光性基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするマスクブランクの製造方法。
- 請求項14に記載のマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用透光性基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とする露光用マスクの製造方法。
- 請求項15に記載の露光用マスクの製造方法によって得られた露光用マスクを使用し、露光用マスクに形成されているマスクパターンを半導体基板上に形成されているレジスト膜に転写して半導体装置を製造することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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