JP2007085810A - 電機変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入出力信号に重畳される誘導ノイズを低減することができる電機変換装置を提供する。
【解決手段】 ホール素子30、31は、FPC40を介してECU90に接続されている。FPC40には、グランド線44と信号線46と信号線48とが形成されている。グランド線44は、ホール素子30、31とグランドとを接続している。信号線46はホール素子30とECU90とを接続している。信号線46は、グランド線44の両側にグランド線44に平行に延伸する、第一分岐部461と第二分岐部462とを有している。第一分岐部461と第二分岐部462がグランド線44を挟んで近接し、第一分岐部461とグランド線44との距離と、第二分岐部462とグランド線44との距離とが等距離になるように、信号線46は配線されている。信号線48はホール素子31とECU90とを接続している。信号線48は信号線46と同様に配線されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は電機変換装置に関する。
従来、検出対象の回転により変化する磁界に基づいて、検出対象の回転角度を検出する回転角度検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような回転角度検出装置では、検出対象の回転に連動させて、ホール素子等の磁気検出素子を永久磁石等の磁界発生手段に対して相対的に回転させる。そして回転角度検出装置は、磁気検出素子の検出対象の回転により変化する出力信号に基づいて、検出対象の回転角度を検出する。また、三相巻線等を有する固定子に入力された信号に応じて、磁界発生手段としての永久磁石等を有する回転子が固定子に対して回転する同期電動機が知られている。
しかしながら、上述した回転角度検出装置や同期電動機等の電機変換装置では、電機変換手段としての磁気検出素子や回転子が磁界発生手段に対して相対的に移動することにより、電機変換装置近傍の磁界が大きく変化する。そのため電機変換手段の入出力信号には、この磁界の変化により誘導ノイズが重畳される。この結果、例えば回転角度検出装置の回転角度の検出誤差が増大したり、同期電動機が誤作動する恐れがある。
一方、電機変換装置の入出力信号に重畳される誘導ノイズを低減するために、電機変換装置の入出力信号をツイストペアケーブルで伝送する対策が考え得る(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、ツイストペアケーブルでは信号線の編み具合のばらつきを完全に除去し得ないため、電機変換装置の入出力信号の信号振幅が微少な場合には、ツイストペアケーブルによるノイズ対策では十分な効果がない。
特開昭62−095402号公報 特開平10−141993号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、入出力信号に重畳される誘導ノイズを低減することができる電機変換装置を提供することを目的とする。
請求項1から6に記載の発明によれば、電機変換手段が磁界発生手段に対して相対的に移動するので、電機変換手段に接続されているケーブルの信号線とグランド線とにより形成される回路を貫く磁束が変化する。この結果、信号線とグランド線とにより形成される回路には誘導起電力が発生する。ところで、信号線はグランド線を挟んだ両側にそれぞれグランド線に沿って延伸する第一分岐部と第二分岐部を有している。すなわち、第一分岐部と第二分岐部は、グランド線を共通の帰還経路とする2つの回路(以下ループという)を形成する。第一分岐部と第二分岐部はグランド線を挟んで互いに反対側に配線されているため、2つのループを貫く磁束の変化により発生する誘導起電力は、第一分岐部と第二分岐部とにおいて互いに逆方向になる。したがって、上述したように信号線とグランド線とにより形成される回路に誘導起電力が発生したとしても、信号線の第一分岐部と信号線の第二分岐部に発生する誘導起電力が打ち消し合うことにより、電機変換手段から出力されて信号線により伝送される電気信号に重畳される誘導ノイズを低減することができる。尚、本明細書においてグランドとは、電機変換手段に基準電位を提供する導体を意味する。
請求項2に記載の発明によれば、電機変換手段は、検出対象の回転により磁界発生手段に対して相対的に回転し、磁界発生手段に対する相対的な回転により相対的に変化する磁界に応じた電気信号を出力する磁気検出素子を有している。そしてケーブルのグランド線と信号線は磁気検出素子に接続されている。すなわち請求項2に記載の電機変換装置は、検出対象の回転角度に相関する電気信号を出力する回転角度検出装置である。請求項2に記載の発明によれば、回転角度に相関する電気信号に重畳される誘導ノイズを低減することにより、回転角度検出装置の検出誤差を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第一磁気検出素子と第二磁気検出素子が検出対象の回転により相対的に変化する磁界に応じて互いに異なる位相の電気信号を出力する。したがって請求項3に記載の電機変換装置では、第一磁気検出素子が出力する電気信号と第二磁気検出素子が出力する電気信号とにより、360度の角度範囲で検出対象の回転角度を検出することができる。すなわち請求項3に記載の発明は、360度の角度範囲で検出対象の回転角度を検出可能な回転角度検出装置である。請求項3に記載の発明によれば、360度の範囲の回転角度を検出可能な回転角度検出装置の検出誤差を低減することができる。
ここで、一般に磁気検出素子の出力信号を伝送するケーブルとしてツイストペアケーブルを用いる場合、ツイストペアケーブルは磁気検出素子が実装されたプリント基板にはんだ付け等で接続される。すなわち、プリント基板を介して磁気検出素子とツイストペアケーブルとが接続されるため、回転角度検出装置を構成する部品点数と部品の接続箇所が増加する。この結果、回転角度検出装置の製造コストは増大する。
これに対して、請求項4に記載の発明によれば、グランド線と信号線がフィルム状の絶縁体に固定されたケーブルに磁気抵抗素子が直に固定されるので、回転角度検出装置の構成を簡素化することができる。この結果、回転角度検出装置の製造コストを低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、電機変換手段は入力された電気信号に応じて磁界発生手段に対して相対的に移動するので、電機変換手段に接続されているケーブルの信号線とグランド線とにより形成される回路を貫く磁束が変化する。この結果、信号線とグランド線とにより形成される回路には誘導起電力が発生する。ここで、信号線の第一分岐部と信号線の第二分岐部は、グランド線を共通の帰還経路とする2つの回路(以下ループという)を形成している。第一分岐部と第二分岐部はグランド線を挟んで互いに反対側に配線されているため、2つのループを貫く磁束の変化により発生する誘導起電力は、第一分岐部と第二分岐部とにおいて互いに逆方向になる。したがって、上述したように信号線とグランド線とにより形成される回路に誘導起電力が発生したとしても、信号線の第一分岐部と信号線の第二分岐部に発生する誘導起電力が打ち消し合うことにより、信号線により伝送され電機変換手段から入力される電気信号に重畳される誘導ノイズを低減することができる。
上述した信号線とグランド線とにより形成される2つのループには、それぞれのループ面積に応じた大きさの誘導起電力が発生する。
請求項6に記載の発明によれば、信号線とグランド線が平面状に配線され、信号線の第一分岐部とグランド線との距離と信号線の第二分岐部とグランド線との距離とが略同一である。すなわち、2つのループの面積は略同一であり、2つのループの面積の差は小さい。この結果、第一信号線の第一分岐部と第一信号線の第二分岐部とにそれぞれ発生する誘導起電力の大きさの差が小さくなるため、信号線により伝送される電気信号に重畳される誘導ノイズを低減することができる。
上述した信号線とグランド線とにより形成される2つのループには、それぞれのループを貫く磁束の変化に応じた大きさの誘導起電力が発生する。
請求項7に記載の発明によれば、信号線の第一分岐部と信号線の第二分岐部とは互いに近接して配線されているので、上述した2つのループの面積は小さくなる。これにより、検出対象の回転による2つのループを貫く磁束の変化を略同一にすることができる。この結果、信号線の第一分岐部と信号線の第二分岐部とに発生する誘導起電力の大きさの差が小さくなるため、信号線により伝送される電気信号に重畳される誘導ノイズを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1と図2は本発明の一実施形態による回転角度検出装置を示す模式図である。図2の(A)は、図2の(B)に示すA1−A1線による断面図。図2の(B)は図2の(A)に示すB1−B1線による断面図である。
本発明の一実施形態による回転角度検出装置1は、例えば内燃機関用点火装置に搭載されるクランク角検出装置である。このとき回転角度検出装置1は、図1に示すように内燃機関の電子制御装置(ECU)90に対して、検出対象としてのクランクシャフトの角度に相関する電気信号を出力する。そして内燃機関のECU90は、回転角度検出装置1から出力された電気信号からクランク角度を検出し、検出したクランク角に基づいて点火すべき気筒を判別する。
図2に示すように電機変換装置としての回転角度検出装置1は、円筒状のヨーク20、平行磁界を形成する一対の永久磁石22、24、ホール素子30、31、フレキシブルプリント配線板(FPC)40、支持部材50等から構成されている。
ヨーク20と永久磁石22と永久磁石24は磁界発生手段であり、検出対象とともに回転する。永久磁石22と永久磁石24はともに円弧状に形成されており、ヨーク20の内周壁に固定されている。永久磁石22と永久磁石24は、互いに180°反対側に配置され、略平行で磁束密度が略均一な磁界を形成する(図3参照)。以下、単に「磁界」という場合、永久磁石22と永久磁石24により形成される平行磁界を意味するものとする。
電機変換手段としてのホール素子30とホール素子31は、検出対象の回転とともに回転しない支持部材50に固定されている。具体的にはホール素子30、31は、支持部材50に取付けられるFPC40に実装されている。この結果、検出対象の回転により、ホール素子30、31はヨーク20と永久磁石22、24に対して相対的に回転する。ホール素子30とホール素子31は、検出対象の回転方向に互いに90°の角度を形成するように配置されている。そしてホール素子30、31には、図示しない電源線により定電流が供給されている。ホール素子30とホール素子31は、図2に示すようにヨーク20の中心付近に配置することが望ましい。ホール素子30とホール素子31をヨーク20の中心付近に配置することにより、検出対象の回転角度に関わらず、ホール素子30とホール素子31に平行で磁束密度が均一な磁界を影響させることができる(図3参照)。ホール素子30とホール素子31の一方が請求項に記載の「第一磁気検出素子」に相当し、他方が「第二磁気検出素子」に相当する。尚、ホール素子30とホール素子31は、検出対象の回転方向に90°以外の所定角度を形成して配置してもよい。
上述したようにFPC40にホール素子30、31を実装することにより、他の部品を介してFPC40にホール素子30、31を接続する場合と比較して、回転角度検出装置1の部品点数を削減したり、部品の接続箇所を削減することができる。これにより、回転角度検出装置1の製造コストを低減することができる。しかし、ホール素子30、31はFPC40に実装しなくてもよい。例えばホール素子30、31を実装したプリント基板を介して、FPC40と同様の信号線とグランド線とを有するFPCにホール素子30、31を接続してもよい。また、ホール素子30、31は定電圧駆動されてもよい。
図1に示すように、ケーブルとしてのFPC40は、フィルム42、グランド線44、信号線46、信号線48等から構成されている。具体的には例えば、フィルム42は、ポリエステルやポリイミド等で形成されたフィルム状の絶縁体である。グランド線44と信号線46と信号線48はCu等の導電材料でフィルム42上に形成されている。グランド線44の一端はホール素子30とホール素子31のグランド端子に接続され、他端はグランドに接続されている。
信号線46の一端はホール素子30の出力端子に接続され、他端はECU90に接続されている。信号線46はホール素子30が出力する電気信号をECU90に伝送する。信号線46は、グランド線44を挟んだ両側にグランド線44に対して平行に延伸する、第一分岐部461と第二分岐部462とを有している。第二分岐部462の両端は第一分岐部461の両端に接続されている。
信号線48の一端はホール素子31の出力端子に接続され、他端はECU90に接続されている。信号線48はホール素子31が出力する電気信号をECU90に伝送する。信号線48は、信号線46と同様にグランド線44を挟んだ両側にグランド線44に対して平行に延伸する、第一分岐部481と第二分岐部482とを有している。第二分岐部482の両端は第一分岐部481の両端に接続されている。
ECU90は、回転角度検出プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、回転角度検出プログラムや各種のデータを一時的に記憶する揮発性メモリ、揮発性メモリに展開した回転角度検出プログラムを実行するCPU等から構成されている。
検出対象が回転すると、ホール素子30、31は、検出対象とともに回転する永久磁石22、24に対して相対的に回転する。この結果、ホール素子30、31に影響する磁界の方向は、図3に示すように検出対象の回転により変化する。この磁界の方向の変化により、ホール素子30とホール素子31は、それぞれ電圧として正弦波形の出力信号100と出力信号101とを出力する(図4(A)参照)。上述したようにホール素子30とホール素子31は検出対象の回転方向に90°の角度を形成して配置されているため、ホール素子30の出力信号100とホール素子31の出力信号101とは互いに位相が90°異なる。すなわちホール素子30の出力信号100とホール素子31の出力信号101とは、sinとcosの関係を有している。したがって検出対象の回転角度をθ、ホール素子30の出力信号100をVa、ホール素子31の出力信号101をVb、ホール素子30、31の感度により決定される係数をk、永久磁石22、24が形成する磁界の磁束密度をB、ホール素子30、31に供給する定電流をIとすると、Va、Vbは次式(1)、(2)で示される。
Va=kBI・sinθ ・・・(1)
Vb=kBI・sin(θ+90)=kBI・cosθ・・・(2)
ECU90は、信号線46により伝送された出力信号100と信号線48により伝送された出力信号101とに基づいて、検出対象の回転角度を検出する。具体的にはECU90は、以下に説明する処理を出力信号100、101に対して施すことにより、検出対象の回転角度を検出する。これらの処理は、ECU90のCPUが回転角度検出プログラムを実行することにより実行される。回転角度検出プログラムは、回転角度検出装置1の作動中、常時実行されている。
まず、ECU90はVaとVbの比からtanθを算出する(次式(3)参照)。次に、ECU90は、逆正接演算により演算角度を算出する(次式(4)参照)。図4(B)に示すように演算角度110の周期は180°である。
Va/Vb=sinθ/cosθ=tanθ ・・・(3)
θ=arctan(Va/Vb) ・・・(4)
次に、ECU90は、図5に示すようにVaとVbの符号を判定することにより、360°の角度範囲内における検出対象の回転角度位置を識別する。そしてECU90は、識別した検出対象の回転角度位置に基づいて演算角度110にオフセット角度を加えて結合することにより、回転角度120を検出する(図4(C)参照)。
しかしながら、実際には検出対象の回転により変化する磁界により、ホール素子30の出力信号とホール素子31の出力信号には誘導ノイズが重畳される。特に、FPC40のヨーク20の回転軸方向に伸びる部分では、磁界の信号線46、48に直交する成分が増大することにより、出力信号に大きな誘導ノイズが重畳される。この結果、回転角度検出装置1による回転角度の検出誤差は増大する。以下、従来の回転角度検出装置と比較しながら、本発明の一実施形態による回転角度検出装置1のノイズ対策について説明する。
図6は、第1の従来例としての回転角度検出装置を説明するための模式図である。
第1の従来例としての回転角度検出装置200の各構成要素は、回転角度検出装置1に係るFPC40に対応する構成要素を除いて、回転角度検出装置1の対応する構成要素と実質的に同一である。したがって、以下の説明において、回転角度検出装置1の対応する構成要素には同一の符号を付す。
ホール素子30とホール素子31は、支持部材に取付けられるプリント基板210に実装されている。そしてホール素子30は略平行に配線された信号線246とグランド線244によりECU90に接続され、ホール素子31は略平行に配線された信号線248とグランド線245によりECU90と接続されている。
信号線246はグランド線244を帰還経路とする回路を形成している。この信号線246とグランド線244により形成される回路を貫く磁束が変化すると、信号線246に誘導起電力が発生する。具体的には例えば、図6に示すように紙面表側から裏側に向かう磁束260が増大した場合、信号線246には矢印271で示すような誘導起電力が発生する。ここで信号線246の各部位に発生する誘導起電力は同一方向である。したがって、信号線246の長さをa、信号線246とグランド線244の距離をb、永久磁石22、24による磁界の磁束密度をB、検出対象の回転の角速度をωとすると、信号線246に発生する誘導起電力Veは次式(5)で示される。
Ve=ωabBsinθ ・・・(5)
同様に、信号線248とグランド線245により形成される回路を貫く磁束が変化すると、信号線248に誘導起電力が発生する(図6に示す矢印272参照)。
図7は、第1の従来例としての回転角度検出装置200の出力信号に重畳されるノイズの測定結果である。図7に示すグラフはX軸で時間を表し、Y軸でノイズとしての電圧を400倍した値を表している。この測定結果は、検出対象の回転の角速度ωが約200πrad/s、永久磁石22、24による磁界の磁束密度Bが約80mTの条件で測定したものである。
図7に示す測定結果によれば、信号線246により伝送される出力信号と信号線248により伝送される出力信号には、それぞれ3.7mV程度のノイズ201、2.3mV程度のノイズ202が重畳される。信号幅が5Vの出力信号に対する3.7mVのノイズは、検出対象の0.266°の回転角度に相当する。信号幅が5Vの出力信号に対する2.3mVのノイズは、検出対象の0.166°の回転角度に相当する。このように出力信号100と出力信号101に重畳される誘導ノイズにより、回転角度検出装置200の検出誤差は増大する。
これに対して、例えば信号線246の長さaを短くしたり、信号線246とグランド線244の距離bを狭くすることにより、すなわち信号線246とグランド線244により形成される回路のループ面積abを縮小することにより、信号線246に発生する誘導起電力を低減することができる(式(5)参照)。しかしながら、信号線を短くすることや信号線とグランド線の距離を狭くすることには、構造上又は製造上の限界がある。また、このようなノイズ対策を行ったとしても、検出対象の回転の角速度が増大するにつれて、信号線に発生する誘導起電力は増大し、回転角度検出装置の検出誤差は増大する。
図8は、第2の従来例としての回転角度検出装置を説明するための模式図である。
従来例としての回転角度検出装置300の各構成要素は、回転角度検出装置1に係るFPC40に対応する構成要素を除いて、回転角度検出装置1の対応する構成要素と実質的に同一である。したがって、以下の説明では、一実施形態による回転角度検出装置1の対応する構成要素には同一の符号を付す。
ホール素子30とホール素子31は、支持部材に取付けられるプリント基板310に実装されている。そしてホール素子30とホール素子31は、それぞれツイストペアケーブルを介してECU90と接続されている。ツイストペアケーブル340は、互いに撚り合わされた、信号線346とグランド線344とで構成されている。ツイストペアケーブル341は、互いに撚り合わされた、信号線348とグランド線345とで構成されている。
図9は、第2の従来例としての回転角度検出装置300の出力信号に重畳されるノイズの測定結果を示す模式図である。この測定結果は、上述した第1の従来例としての回転角度検出装置200の出力信号に重畳されるノイズの測定(図7参照)と同一の測定条件で測定したものである。
図9に示す測定結果によれば、信号線346により伝送される出力信号と信号線348により伝送される出力信号には、それぞれ0.7mV程度のノイズ301と誘導ノイズ302が重畳されている。この測定結果が示すように出力信号の伝送にツイストペアケーブルを用いることにより、出力信号の誘導ノイズを低減することができる。
しかしながら、信号幅が5Vの出力信号に対する0.7mVのノイズは、検出対象の0.050°の回転角度に相当する。したがって回転角度検出装置300では、0.050°以上の精度で検出対象の回転角度を検出することができない。また回転角度検出装置300では、プリント基板310を介してホール素子30、31とツイストペアケーブル340、341が接続されているため、ホール素子30、31がFPC40に直に接続されている回転角度検出装置1に対して、部品点数が増加する。また回転角度検出装置300では、プリント基板310にホール素子30、31を実装し、プリント基板310にツイストペアケーブル340、341を接続するため、回転角度検出装置1に対して部品の接続箇所が増加する。この結果、回転角度検出装置300の製造コストは増大する。
図10と図11は、本発明の一実施形態による回転角度検出装置1におけるノイズ対策を説明するための模式図である。以下、信号線48により伝送される出力信号101に重畳される誘導ノイズについて説明する。
信号線48の第一分岐部481と信号線48の第二分岐部482は、グランド線44を共通の帰還経路とする2つの回路を形成している。したがって、第一分岐部481には、第一分岐部481とグランド線44とにより形成されるループ491(図10(A)に示す斜線部参照)を貫く磁束の変化に応じた誘導起電力が発生する。また第二分岐部482には、第二分岐部482とグランド線44により形成されるループ492(図10(B)に示す斜線部参照)を貫く磁束の変化に応じた誘導起電力が発生する。ところが、信号線48の第一分岐部481と信号線48の第二分岐部482は、グランド線44を挟んだ互いに反対側に配線されているため、第一分岐部481に発生する誘導起電力の方向(図11に示す矢印131参照)と第二分岐部482に発生する誘導起電力の方向(図11に示す矢印132参照)は互いに逆向きになる。すなわち、信号線48に誘導起電力が発生したとしても、第一分岐部481に発生する誘導起電力と第二分岐部482に発生する誘導起電力とが互いに打ち消し合うため、信号線48により伝送される出力信号101に重畳される誘導ノイズを低減することができる。
図12は、信号線48により伝送される出力信号に重畳されるノイズの測定結果を示す模式図である。この測定結果は、上述した第1の従来例としての回転角度検出装置200の出力信号に重畳されるノイズの測定(図7参照)と同一の測定条件で測定したものである。
図12に示す測定結果によれば、信号線48により伝送される出力信号には、0.015mV程度のノイズ142が重畳されている。信号幅が5Vの出力信号に対する0.015mVの誘導ノイズは、検出対象の0.001°の回転角度に相当する。このように本発明の一実施形態による回転角度検出装置1のノイズ対策よれば、ツイストペアケーブルを用いたノイズ対策より効果的に誘導ノイズを低減でき、回転角度検出装置の検出誤差を低減することができる。
しかしながら、信号線48の第一分岐部481に発生する誘導起電力の大きさと信号線48の第二分岐部482に発生する誘導起電力の大きさが異なる場合、誘導起電力の差による誘導ノイズが信号線48により伝送される出力信号に重畳される。したがって、第一分岐部481に発生する誘導起電力の大きさと第二分岐部482に発生する誘導起電力の大きさが等しくなるように、信号線48を配線することが望ましい。具体的には回転角度検出装置1では、以下に説明するように信号線48を配線している。
第一に、信号線48の第一分岐部481とグランド線44との距離と、信号線48の第二分岐部482とグランド線44との距離とが等距離になるように、信号線48を配線している。第一分岐部481とグランド線44の距離と第二分岐部482とグランド線44の距離との差を小さくすることにより、上述したループ491の面積とループ492の面積との差を小さくすることができる。この結果、信号線48の第一分岐部481に発生する誘導起電力の大きさと信号線48の第二分岐部482に発生する誘導起電力の大きさとの差を小さくすることができる(式(5)参照)。
第二に、回転角度検出装置1では、信号線48の第一分岐部481と信号線48の第二分岐部482とを近接して配線している。
ここで、上述したループ491を貫通する磁束の変化とループ492を貫通する磁束の変化が互いに異なる場合、第一分岐部481に発生する誘導起電力の大きさと第二分岐部482に発生する誘導起電力の大きさとに差が生じる。
具体的には例えば、永久磁石22、24による磁界がループ491又はループ492に影響しない回転角度範囲がある場合、ループ491を貫通する磁束の変化とループ492を貫通する磁束の変化は、所定の回転角度範囲において互いに異なる。より具体的には、図3(B)に示す回転角度近傍では、永久磁石22、24による平行磁界がループ491とループ492の両方に影響しているため、ループ491を貫通する磁束の変化とループ492を貫通する磁束の変化は略同一になる。これに対して図3(A)に示す回転角度近傍では、永久磁石22、24による磁界がFPC40のループ492が形成されている部位に影響していないため、ループ491を貫く磁束は増大するが、ループ492を貫く磁束は変化しない。一方、図3(C)に示す回転角度近傍では、永久磁石22、24による磁界がFPC40のループ491が形成されている部位に影響していないため、ループ492を貫く磁束は減少するが、ループ491を貫く磁束は変化しない。
ところが、信号線48の第一分岐部481と信号線48の第二分岐部482とは近接して配線されている。この結果、上述したループ491を貫通する磁束の変化とループ492を貫通する磁束の変化とを略同一にすることができる。この結果、第一分岐部481に発生する誘導起電力の大きさと第二分岐部482に発生する誘導起電力の大きさとの差を小さくすることができる(式(5)参照)。
以上、信号線48により伝送される出力信号の誘導ノイズに対する対策について説明した。しかし、信号線46も信号線48と同様に第一分岐部461と第二分岐部462とを有しているため、信号線46により伝送される出力信号の誘導ノイズも信号線48により伝送される出力信号の誘導ノイズと同様に低減することができる。
(他の実施形態)
尚、以上説明した一実施形態では、磁気検出手段としての2つのホール素子30、31を備える回転角度検出装置を電機変換装置として例示した。しかし、電機変換装置は1つの磁気検出手段を備える回転角度検出装置でもよいし、3つ以上の磁気検出手段を備える回転角度検出装置でもよい。
また、ケーブルとしてのFPC40は単層でもよいし、複数層で構成してもよい。FPC40を複数層で構成する場合、信号線46と信号線48とを互いに異なる層に形成することにより、信号線46と信号線48の両方をグランド線44に近接させてもよい。信号線46と信号線48のいずれか一方を他方の外側に配線する場合と比較して、信号線46により伝送される電気信号と信号線48により伝送される電気信号の両方の誘導ノイズを効果的に低減することができる。
また、信号線46と信号線48は、それぞれ異なるグランド線に沿って配線されてもよい。
また、ホール素子30とホール素子31は、それぞれ異なるFPCでECU90に接続してもよい。換言すれば、信号線46と信号線48は異なるFPCに形成してもよい。
また、グランド線や信号線は、薄板の金属を打ち抜いたりエッチングにより形成された、所謂リードフレームでもよい。この場合グランド線や信号線は、ホール素子30、31のリードフレームと一体的に形成されてもよい。
また磁気検出素子は、異方性磁気抵抗素子や巨大磁気抵抗素子等の磁気抵抗素子でもよい。
また、入力された電気信号を電機変換手段の磁界発生手段に対する相対的な回転に変換する電機変換装置、例えば電機変換手段としての固定子が磁界発生手段としての回転子を備える同期電動機に本発明を適用することも可能である。
また、電機変換手段が磁界発生手段に対して直線的に相対移動する電機変換装置に本発明を適用することも可能である。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態による回転角度検出装置の模式図。 本発明の一実施形態による回転角度検出装置の模式図。(A)は(B)のA1−A1線による断面図であり、(B)は(A)のB1−B1線による断面図である。 永久磁石が発生する磁界を説明するための模式図。 回転角度検出装置の回転角度検出方法を説明するための模式図。 回転角度検出装置の回転角度検出方法を説明するための模式図。 第1の従来例による回転角度検出装置を示す模式図。 第1の従来例による回転角度検出装置のノイズ試験の結果を示す模式図。 第2の従来例による回転角度検出装置を示す模式図。 第2の従来例による回転角度検出装置のノイズ試験の結果を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るノイズ対策を説明するための模式図。 本発明の一実施形態に係るノイズ対策を説明するための模式図。 本発明の一実施形態による回転角度検出装置のノイズ試験の結果を示す模式図。
符号の説明
1:回転角度検出装置(電機変換装置)、20:ヨーク(磁界発生手段)、22、24:永久磁石(磁界発生手段)、30、31:ホール素子(電機変換手段、磁気検出素子)、40:FPC(ケーブル)、42:絶縁フィルム(絶縁体)、44:グランド線、46、48:信号線、461、481:第一分岐部、462、482:第二分岐部

Claims (7)

  1. 磁界を発生する磁界発生手段と、
    前記磁界に基づいて、前記磁界発生手段に対する相対的な移動を電気信号に変換する電機変換手段と、
    前記電機変換手段に接続されているケーブルと、
    を備え、
    前記ケーブルは、
    前記電機変換手段とグランドに接続されるグランド線と、
    前記グランド線に沿って延伸している第一分岐部と、前記グランド線を挟んだ前記第一分岐部と反対側に前記グランド線に沿って延伸し両端が前記第一分岐部の両端に接続されている第二分岐部とを有し、前記電機変換手段に接続されて前記電気信号を伝送する信号線と、
    を有している、
    電機変換装置。
  2. 前記電機変換手段は、検出対象の回転により前記磁界発生手段に対して相対的に回転し、前記磁界発生手段に対する相対的な回転により相対的に変化する前記磁界に応じた電気信号を出力する磁気検出素子を有し、
    前記グランド線と前記信号線は前記磁気検出素子に接続されている、
    請求項1に記載の電機変換装置。
  3. 前記磁気検出素子は、前記検出対象の回転により相対的に変化する前記磁界に応じて互いに異なる位相の電気信号を出力する、第一磁気検出素子と第二磁気検出素子とで構成されている、
    請求項2に記載の電機変換装置。
  4. 前記ケーブルは、前記グランド線と前記信号線とが固定されるフィルム状の絶縁体をさらに有し、
    前記磁気検出素子は前記ケーブルに直に固定されている、
    請求項2又は3に記載の電機変換装置。
  5. 磁界を発生する磁界発生手段と、
    前記磁界に基づいて、入力された電気信号を前記磁界発生手段に対する相対的な移動に変換する電機変換手段と、
    前記電機変換手段に接続されているケーブルとを備え、
    前記ケーブルは、
    前記電機変換手段とグランドに接続されるグランド線と、
    前記グランド線に沿って延伸している第一分岐部と、前記グランド線を挟んだ前記第一分岐部と反対側に前記グランド線に沿って延伸し両端が前記第一分岐部の両端に接続されている第二分岐部とを有し、前記電機変換手段に接続されて前記電機変換手段に入力される前記電気信号を伝送する信号線と、
    を有している、
    電機変換装置。
  6. 前記信号線と前記グランド線は平面状に配線され、
    前記信号線の前記第一分岐部と前記グランド線との距離と、前記信号線の前記第二分岐部と前記グランド線との距離とが略同一である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電機変換装置。
  7. 前記第一分岐部と前記第二分岐部が互いに近接して配線されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の電機変換装置。
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