JP2007085662A - ヒートポンプ給湯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホットダッシュ運転から床暖房運転への切り替わり運転時に暖房2次出口温度が短時間で急激に温度減少するため、床暖パネルがなだらかに推移せず、肌に不快感を与えた。
【解決手段】水熱交換器12の暖房2次出口側にサーミスタを配し、床暖房運転およびホットダッシュ運転初期時に暖房2次サーミスタ14による検知温度が一定値を保つように暖房1次循環ポンプ15を制御する。ホットダッシュ運転時から床暖房運転において暖房1次循環ポンプ15は、ホットダッシュ運転の時間経過とともに暖房2次サーミスタ14よる検知温度を段階的に切り替え制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯器に関するものであり、特に床暖房機能を備えるものである。
従来、この種のヒートポンプ給湯器は、ホットダッシュ運転時暖房二次サイクルの湯水温度を規定するものである(例えば、特許文献1参照)。
ホットダッシュ運転とは、例えば図6に示すような形態であり、ホットダッシュ運転時には通常の床暖房運転よりも暖房二次サイクルの湯水に高温の湯水を流すことによって、床表面温度を急速に上昇させるものである。
また、図7は、特許文献1に記載された従来のヒートポンプ給湯器における制御方法であって、ホットダッシュ運転時暖房二次サイクルの湯水温度は一定温度になるように制御される。その後、床暖房運転時においても暖房二次サイクルの湯水温度はホットダッシュ運転時の湯水温度よりも低い一定温度となるように制御される。なお、図7の横軸は床暖房使用時の経過時間、縦軸は暖房二次出口温度を示す。
特開平10−30826号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ホットダッシュ運転時暖房二次出口温度を一定で高温な湯水で制御し、ホットダッシュ運転終了後は床暖房運転時暖房二次出口温度をホットダッシュ運転時より低い湯水で制御する。その結果、ホットダッシュ運転から床暖房運転への床暖パネル表面温度がなだらかに推移せず、肌に不快感を与えるという課題があった。
また、ホットダッシュ運転時の床暖房パネルの種類や床暖房パネルの上に敷いたフローリング材の厚みに応じて暖房二次出口温度を変えることができなかったため、肌に不快感を与え、床暖パネルに必要以上の熱量を与えるという課題もあった。
例えば、図8は横軸を床暖房運転経過時間、縦軸を床表面温度として示しており、図7に記載された制御を行ったことによる床表面温度の推移を表したものである。ホットダッシュ運転時、床暖パネルの表面温度は床暖リモコンによる設定温度よりも高くなりホットダッシュ運転から床暖房運転に切り替わる時床暖パネルの表面温度は急激に低下している。
また、必要以上に熱量を使用するため、貯湯タンクに戻される温水も高くなり、ヒートポンユニットの入水温度も高くなるため、加熱能力やCOPも低下する。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯器は、圧縮機と冷媒熱交換器を有する冷凍サイクルと、冷凍サイクルにより貯湯タンク下部の水を加熱した後に前記貯湯タンク上部に戻す加熱サイクルと、前記貯湯タンク上部の湯水を水熱交換器により熱交換を行った後に前記貯湯タンク下部に戻す暖房1次側サイクルと、前記水熱交換器と床暖房パネルを有する暖房二次側サイクルとを備え、前記水熱交換器の暖房二次出口側にサーミスタを配し、床暖房運転の初期時に前記サーミスタによる検知温度が一定値を保つ
ように前記暖房1次ポンプを制御するホットダッシュ運転時において、前記暖房1次ポンプは、ホットダッシュ運転の時間経過とともに前記サーミスタによる検知温度が段階的に切り替え制御するものである。
これにより、ホットダッシュ運転時の床暖パネルの表面温度は肌に不快感を与えなくなる。さらに、床暖パネルに必要以上の熱量を与えずに済むため、貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
本発明のヒートポンプ給湯器は、ホットダッシュ運転時暖房二次側サイクルにおいて時間経過と共に暖房二次出口サーミスタにより検知温度が段階的に切り替わるように制御するため、ホットダッシュ運転中の床暖パネルは肌への不快感を与えず、さらに床暖房パネルは温まりやすくなる。これにより床暖パネルに必要以上の熱量を与えずに済むため、貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
第1の発明は、圧縮機と冷媒熱交換器を有する冷凍サイクルと、冷媒熱交換器により貯湯タンク下部の水を加熱した後に貯湯タンク上部に戻す加熱サイクルと、暖房1次循環ポンプにより貯湯タンク上部の湯水を水熱交換器により熱交換を行った後に貯湯タンク下部に戻す暖房1次側サイクルと、暖房2次循環ポンプと水熱交換器と床暖房パネルを有する暖房二次側サイクルとを備え、水熱交換器の暖房二次出口側にサーミスタを配し、床暖房運転の初期時にサーミスタによる検知温度が一定値を保つように暖房1次ポンプを制御する床暖房およびホットダッシュ運転時において、暖房1次ポンプは、床暖房およびホットダッシュ運転の時間経過とともにサーミスタによる検知温度を段階的に切り替え制御するヒートポンプ給湯器である。
これによって、ホットダッシュ運転時において床暖パネル温度が設定温度よりも高く上昇することが無く、床暖パネルに必要以上の熱量を与えずに済み、貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
第2の発明は、特に、第1の発明においてホットダッシュ時に暖房二次出口サーミスタが第1温度よりも低温である所定の第2温度を検知するまで段階的に切り替えるように制御するものである。
これによって、ホットダッシュ時に床表面温度が設定温度よりも高く温度上昇することが無く、さらに、肌への不快感を与えることを未然に防ぐことができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において所定の第1温度は、床暖房パネルの種類または床暖房パネルの上に敷いたフローリング材の厚みに応じて設定されるものである。
これによって、床暖房パネルの種類または床暖房パネルの上に敷いたフローリング材の厚みに応じて暖房二次出口温度を変え、それぞれの床暖パネルの最適温度を決めることができる。
第4の発明は、特に、第2の発明において、床暖房パネルから放熱される熱量を入力するパネル温度設定手段を備え、所定の第2温度は、パネル温度設定手段による入力値に応じて設定されるものである。
これによって、床暖リモコンによる設定温度に応じて所定の第2温度を決定されるため、第2温度は温度変更をすることが可能である。
第5の発明は、特に、第3または第4の発明において、ホットダッシュ運転中は、おいて、サーミスタによる検知温度の変化量は時間の経過とともに大きくなるものである。
これによって、ホットダッシュ運転時に床暖パネルでの温度変化時において肌に不快感を与えずに設定温度への運転ができる。また、ホットダッシュ運転時に貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
第6の発明は、特に、第3または第4の発明においてホットダッシュ運転時中は、サーミスタによる検知される温度の検知時間変化幅は時間の経過とともに長くものである。
これによって、ホットダッシュ運転時に床暖パネルでの温度変化時において肌に不快感を与えずに設定温度への運転ができる。また、ホットダッシュ運転時に貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯器の図を示すものである。
図1において、ヒートポンプ給湯器1は、冷凍サイクル2と加熱サイクル3と暖房1次サイクル4と暖房2次サイクル5から構成されている。
冷凍サイクル2は、圧縮機6と冷媒熱交換器7と膨張弁8と蒸発器9から構成されており、冷凍サイクル2内には冷媒が循環している。冷媒は二酸化炭素冷媒を用いる。なお、冷媒としては、他にもR410a等のフロン系冷媒、プロパン等の炭化水素系冷媒などが挙げられる。
加熱サイクル3は、貯湯タンク10と冷媒熱交換器7と積層ポンプ11から構成されている。加熱サイクル3内では、貯湯タンク10の下部の水を冷媒熱交換器7に通して貯湯タンク10の上部に湯水を戻す。
暖房1次サイクル4は貯湯タンク10と水熱交換器12と暖房1次循環ポンプ13から構成されており、床暖房運転時貯タンク1上部の湯水は水熱交換器12を通り貯タンク10の下部に水を戻す。
暖房2次サイクル5は、水熱交換器12と暖房2次サーミスタ14と暖房2次循環ポンプ15と床暖パネル16から構成されている。また、暖房2次サイクル5は、前記暖房2次サーミスタ14の検知温度に応じて暖房1次循環ポンプ13を制御する。
次に、図1に基づいて貯湯運転、暖房運転についてそれぞれ説明する。
まず、貯湯運転では、積層ポンプ11を起動させることによって貯湯タンク10下部の水を冷媒熱交換器7に供給する。そして、冷媒熱交換器7において加熱された湯水は貯湯
タンク10上部に戻される。このようにして、高温の湯水は貯湯タンク10の上部から積層状に蓄積される。この貯湯運転は、貯湯タンク10内に高温の湯水で満たされるまで続けられる。
また、暖房運転では、暖房1次循環ポンプ13を起動させることによって貯湯タンク10上部の湯水を水熱交換器12へ供給し、水熱交換器12を介して暖房2次サイクル5内を循環する湯水と熱交換を行う。水熱交換器12で放熱された湯水は貯湯タンク10の下部へ戻される。
一方、暖房2次循環ポンプ15によって暖房2次サイクル5を循環する湯水は、水熱交換器12で吸熱することにより温度上昇し、その後に床暖パネル16により放熱される。ここで、暖房1次循環ポンプ13は暖房2次サーミスタ14の検知温度に応じて流量を制御するので、床暖パネル16で放熱される放熱量は適温に調整される。
ところで、暖房起動運転時は暖房2次サイクル5を循環する湯水が比較的低温である場合が多いことから、設定温度に達するまでに多くの時間を要する。そこで、暖房運転を行うまでにホットダッシュ運転を行い、上記暖房起動運転時に生じる問題の解決を図っている。
ホットダッシュ運転とは、暖房運転中に暖房2次サイクル5を循環する湯水(例えば、40〜55℃)よりも高温の湯水(例えば、55〜60℃)を一時的に暖房2次サイクル5に流すことによって、床暖パネル16での放熱量を急激に増加させて、定められた時間内に床暖パネル16を所定温度にするものである。
具体的に図2を用いて説明すると、例えば暖房運転中では暖房2次サーミスタ14の検知温度が40度で一定となるように暖房1次循環ポンプ13を制御するが、ホットダッシュ運転中では、40度よりも高温である温度を暖房2次サーミスタ14が検知するように暖房1次循環ポンプ13を制御する。
なお、図2において、縦軸には暖房2次サーミスタ14が検知する温度を示し、横軸にはホットダッシュ運転開始時から暖房運転継続時の経過時間を示すことによって、経過時間における暖房2次出口サーミスタ14の温度分布を表した。そして、図2によれば、ホットダッシュ運転開始時は、暖房2次サーミスタ14が60度を検出するように暖房1次循環ポンプ13を制御し、所定時間経過後には暖房2次サーミスタ14が55度を検出するように暖房1次循環ポンプ13を制御し、このような制御を繰り返すことによって、最終的にはホットダッシュ完了時までに暖房2次サーミスタ14が40度を検出するまで続けられる。
なお、図2では、暖房2次サーミスタ14による検知温度が段階的に低下するように示されているが、連続的に60度から40度まで低下していくような形態であってもよい。
そして、上記図2による制御を行うことにより、図3のような結果となる。図3は、縦軸を床暖パネル16の表面温度とし、横軸をホットダッシュ運転開始時から暖房運転継続時の経過時間とすることによって、床暖パネル16の表面温度の時間推移を実線31で表しており、比較対象のため段階的に流量温度を低下させない従来の場合を点線32で表している。
このように、実施の形態1では、ホットダッシュ運転時において暖房2次サーミスタが検知する温度を時間の経過とともに段階的に低下させていくので、床暖パネル16が設定温度以上に上昇することが抑えられ、肌に不快感を与えない。
なお、図2において、ホットダッシュ運転開始時には暖房2次サーミスタ14が60度を検知するように制御するとしたが、この温度は床暖房パネル16の種類や床暖房パネル16の上に敷いたフローリング材の厚みに応じて適宜変更してもよい。
例えば、床暖房パネル16素材が薄いパネルを用いた場合であれば、ホットダッシュ運転開始時には暖房2次サーミスタ14が85度を検知するように制御すれば、暖房運転の立ち上がりをよくすることができる。
また、図2において、ホットダッシュ運転終了時には、暖房2次サーミスタ14が40度を検知するように制御すると記載したが、これは使用者が設定する床暖房温度設定によって変化する。例えば、使用者が床暖房温度を30度となるように設定したときは、ホットダッシュ運転終了時に暖房2次サーミスタ14が35度となるように、ホットダッシュ運転中に暖房1次循環ポンプ13を制御すればよい。これによって、ホットダッシュ運転から暖房運転への切り替わりに床暖パネル16の表面温度がなだらかに推移し、肌に不快感を与えない。また、ホットダッシュ運転時に貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、図2で示したようにホットダッシュ運転時において暖房2次サーミスタ14が検知する温度を時間の経過とともに段階的に低下させたが、例えば以下に示す図4や図5のような形態であってもよい。
図4は、運転経過時間における暖房2次出口サーミスタ14の温度分布を表したもので、縦軸には暖房2次サーミスタ14が検知する温度を示し、横軸にはホットダッシュ運転開始時から暖房運転継続時の経過時間を示した。
そして、図4によれば、ホットダッシュ運転開始時は、暖房2次サーミスタ14が80度を検出するように暖房1次循環ポンプ13を制御し、所定時間経過後には暖房2次サーミスタ14が60度、55度、50度を検出するように時間経過と共に暖房1次循環ポンプ13を制御し、このような時間経過と共に暖房2次サーミスタ14の温度幅を小さくなる制御を繰り返すことによって、時間経過と共に最終的には暖房2次サーミスタ14が40度を検出するまで続けられる。これによりホットダッシュ運転から床暖房運転への床暖パネル16の表面温度がなだらかに推移し、肌に不快感を与えない。
また、図5は、運転経過時間における暖房2次サーミスタ14の温度分布を表したもので、縦軸には暖房2次サーミスタ14が検知する温度を示し、横軸にはホットダッシュ運転開始時から暖房運転継続時の経過時間を示した。
そして、図5によれば、ホットダッシュ運転開始時は、暖房2次サーミスタ14が60度を検出するように暖房1次循環ポンプ13を制御し、所定時間経過後には暖房2次サーミスタ14が55度を検出するように暖房1次循環ポンプ13を制御し、このような制御を繰り返すことによって、最終的には暖房2次サーミスタ14が40度を検出するまで続けられる。このとき、暖房2次サーミスタ14が60度から55度を検出する時間をT1、55度から50度を検出する時間をT2、50度から45度を検出する時間をT3とすれば、時間経過と共にT1≦T2≦T3になるように時間幅は大きくなる。
以上のように、実施の形態2では、ホットダッシュ運転時において暖房2次サーミスタ14が検知する温度を時間の経過とともに段階的に低下させていく中で、時間経過と共に所定時間までの温度幅を小さく、時間経過と共に所定温度までの時間幅を大きくすること
でホットダッシュ運転から床暖房運転への床暖パネル16の表面温度がなだらかに推移し、肌に不快感を与えない。さらに、床暖パネル16の表面温度分布のなだらかさは自由に変えることができる。また、ホットダッシュ運転時に貯湯タンクに戻される温水が低くなりヒートポンユニットの入水温度も低くなるため、加熱能力やCOPも向上する。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ給湯器は、ホットダッシュ運転時に床暖パネルに必要な熱量を与えずに済むために床暖房を効率よく運転可能となり運転効率の改善に大きな効果がありランニングコストを大幅に改善できる。
本実施の形態のヒートポンプ給湯器の全体図 ホットダッシュ運転時の暖房二次出口温度分布図 ホットダッシュ運転時の床暖パネルの表面温度分布図 ホットダッシュ運転時の暖房二次出口温度分布図 ホットダッシュ運転時の暖房二次出口温度分布図 従来のホットダッシュ運転時の床暖パネルの表面温度分布図 従来のホットダッシュ運転時の暖房二次出口温度分布図 従来のホットダッシュ運転時の床暖パネルの表面温度分布図
符号の説明
1 ヒートポンプ給湯器
2 冷凍サイクル
3 加熱サイクル
4 暖房1次サイクル
5 暖房2次サイクル
6 圧縮機
7 冷媒熱交換器
10 貯湯タンク
12 水熱交換器
13 暖房1次循環ポンプ
14 暖房2次サーミスタ
15 暖房2次循環ポンプ
16 床暖パネル

Claims (6)

  1. 圧縮機と冷媒熱交換器を有する冷凍サイクルと、前記冷媒熱交換器により貯湯タンク下部の水を加熱した後に前記貯湯タンク上部に戻す加熱サイクルと、暖房1次循環ポンプにより前記貯湯タンク上部の湯水を水熱交換器により熱交換を行った後に前記貯湯タンク下部に戻す暖房1次側サイクルと、暖房2次循環ポンプと前記水熱交換器と床暖房パネルを有する暖房二次側サイクルとを備え、前記水熱交換器の暖房二次出口側にサーミスタを配し、床暖房運転の初期時に前記サーミスタによる検知温度が一定値を保つように前記暖房1次ポンプを制御するホットダッシュ運転時において、前記暖房1次ポンプは、ホットダッシュ運転の時間経過とともに前記サーミスタによる検知温度が段階的に切り替わるように制御するヒートポンプ給湯器。
  2. ホットダッシュ運転時において、暖房1次ポンプはサーミスタが所定の第1温度を検知するように制御した後、時間の経過とともに前記サーミスタが前記第1温度よりも低温である所定の第2温度を検知するまで段階的に切り替えるように制御する請求項1記載のヒートポンプ給湯器。
  3. 所定の第1温度は、床暖房パネルの種類または床暖房パネルの上に敷いたフローリング材の厚みに応じて設定される請求項2記載のヒートポンプ給湯器。
  4. 床暖房パネルから放熱される熱量を入力するパネル温度設定手段を備え、所定の第2温度は、前記パネル温度設定手段による入力値に応じて設定される請求項2記載のヒートポンプ給湯器。
  5. ホットダッシュ運転時において、サーミスタによる検知温度の変化量は時間の経過とともに大きくなる請求項3または4記載のヒートポンプ給湯器。
  6. ホットダッシュ運転時において、サーミスタによる検知される温度の検知時間変化幅は時間の経過とともに長くなる請求項3または4記載のヒートポンプ給湯器。
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