JP2007083441A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 信頼性の高い履歴情報を、画像形成装置のユーザ及び画像形成装置の管理者に対して提供することを可能にする。
【解決手段】 画像形成装置が時間同期に失敗したときに、ジョブが行われ、間違った時間を保存した履歴情報を、画像形成装置の時間同期に成功したときに、ジョブが行われた正常な時間にセットしなおす。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置が初期起動時にネットワーク上に存在する時間サーバに対して時間同期を行った時に、時間同期に失敗したときの制御方法に関する。
画像形成装置では、起動時にあらかじめ設定されているネットワーク上の時間サーバに対して、画像形成装置が保持している時間を時間サーバの保持している時間と同期するために、時間問い合わせを行い、時間サーバからの返信がある場合に、画像形成装置の保持している時間を時間サーバから返信された値に変更し、正確な時間を設定していた。印刷制御装置が付随した画像形成装置では、画像形成装置が送信した時間サーバへの時間同期パケットを印刷制御装置が受信し、時間同期パケットの宛先へ転送し、時間サーバからの返信パケットを画像形成装置へ転送することで、印刷制御装置が付随した画像形成装置においても、時間同期を行うことを可能としていた。
画像形成装置では、印刷などのジョブが行われた時間を、ジョブの履歴情報の属性値として保存することが可能であった。
従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2003−251870号公報
印刷制御装置が接続された画像形成装置では、印刷制御装置を通して時間サーバに対して時間同期を行うため、初期起動時に印刷制御装置が起動していない限り、この時間同期を行う問い合わせネットワークパケットは、時間サーバに到達することがなく、失敗することがあった。
また、時間サーバが起動していない時やネットワーク障害などにより、画像形装置からの時間同期が失敗した場合において、時間同期が失敗したことを示すことを行っておらず、時間同期に失敗したときに行われたジョブの履歴情報に保存される時間は、正常な時間ではない。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的はジョブの履歴情報に保存されているジョブの時間を、画像形成装置の時間が正常に設定されたときに、ジョブが行われた時間を逆算し、正常な値にセットする方法を提供することにある。
すなわち、本発明の要旨は、第1のネットワークインターフェースを介して第1のネットワークに接続し、第2のネットワークインターフェースを介して画像形成装置に接続する印刷制御装置画損差異ずるネットワークシステムであって、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の起動時に第1のネットワークに接続された、時間サーバに対して、時間同期をするために、時間同期パケットを送信する時間同期手段を有し、前記印刷制御装置は、前記画像形装置の時間同期パケットを前記第1のネットワークに接続された時間サーバに対して転送する転送手段を有し、前記時間サーバは、前記時間同期パケットを受信すると、時間サーバが保持している現在の時間を返信データに格納し、返信パケットを送信する時間送信手段を有し、前記時間サーバからの時間送信手段により送信されたパケットを受信した、前記印刷制御装置は、前記画像形成装置に受信したパケットを送信する手段を有し、時間サーバが保持している時間を判別する、時間判別手段を有し、前記時間判別手段により、判別した時間を、前記画像形成装置の時間にセットする時間同期手段を具備し、前記時間同期手段により、時間同期に失敗したときには、時間同期に失敗したことを保持することが可能な画像形成装置に存する。
また、本発明の別の要旨は、前記画像形成装置が、時間同期に失敗したときに、印刷などのジョブが行われたときには、履歴情報保存される時間データに対して、時間同期に失敗している状態を表す状態フラグを添付し、ジョブを履歴情報に保存する手段を有する、前記画像形成装置に存する
また、本発明の前記印刷制御装置は、前記時間サーバに対して前記印刷制御装置の起動時に第1のネットワークに接続された、時間サーバに対して、時間同期をするために、時間同期パケットを送信する第2の時間同期手段を有し、前記時間サーバは、前記第2の時間同期パケットを受信すると、時間サーバが保持している現在の時間を返信データに格納し、返信パケットを送信する、時間送信手段を有し、前記時間サーバからの時間送信手段により送信されたパケットを受信した、前記印刷制御装置は、前記画像形成装置に受信したパケットを送信する手段を有し、前記画像形成装置は、前記時間サーバが返信した送信データから時間サーバが保持している時間を判別する、時間判別手段を有し、前記時間判別手段により、判別した時間を、前記画像形成装置の時間にセットする時間同期手段を具備することを特徴とした、印刷制御装置。
前記印刷制御装置が、前記時間同期画正常に行われたのち、前記画像形成装置の時間を取得する時間取得手段を有し、前記時間取得手段により取得した時間と、前記印刷制御装置が保持している時間とがある閾値を超えていた場合、前記印刷制御装置は前記画像形成装置に対して、前記印刷制御装置の時間をセットする手段を有し、前記画像形成装置は、前記セット手段により時間がセットされると、前記状態フラグを時間同期が出来た状態にセットしなおす手段を有する画像形成装置。
状態フラグが時間同期できた状態にセットされた場合、前記画像形成装置が保持している履歴情報を全てを参照する手段を有し、前記参照手段のときに、状態フラグを確認し、時間同期が正常に行われていない状態で行われたジョブの時間を正常な時間にセットし、状態フラグを正常に行われた状態に変更する手段を保持した画像形成装置。
以上説明したように、本発明を用いることにより、画像形成装置が時間同期に失敗したときに、ジョブが行われ、間違った時間を保存した履歴情報を、画像形成装置の時間同期に成功したときに、ジョブが行われた正常な時間にセットしなおすことが可能となるため、信頼性の高い履歴情報を、画像形成装置のユーザ及び画像形成装置の管理者に対して提供することが可能となる。また、常に画像形成装置の時間を正常な値に保つことが可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能なデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態のデジタル複写機は、デジタル複写機本体101と画像入出力制御部105で構成される。
デジタル複写機本体101は、操作部102、リーダ部103、プリンタ部104から構成される。操作部102は、デジタル複写機本体101及び画像入出力制御部105を操作するために使用する。リーダ部103は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部104及び画像入出力制御部105へ出力する。プリンタ部104は、リーダ部103及び画像入出力制御部105からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
画像入出力制御部105は、リーダ部103に接続されており、コンピュータインタフェース部106、画像メモリ107、制御部108、ハードディスク(HD)110から構成される。
なお、ハードディスク(HD)110には、ユーザが利用するカテゴリ(例えばアドレス帳、操作履歴、マクロ、お好みキー、ジョブ等)毎のデータが所定数、ユーザ(認証されるユーザID)に関連付けられて記憶可能に構成されている。なお、パーソナル情報を特定の外部記憶装置に全て記憶して管理するシステムでも、本発明は適用可能である。
また、本実施形態では、ユーザ毎のデータを総称してパーソナルデータ又は単にデータと呼び、このパーソナルデータに対して、制御部108が後述する各種の操作指示に基づいて異なるデータ削除処理(一括削除、カテゴリを選択して全削除、フローに従って全削除)を実行可能に構成されている。
コンピュータインタフェース部106は、パーソナルコンピュータ(PC)又はワークステーション(WS)等の情報処理装置(PC/WS)109と制御部108の間のインタフェースである。このコンピュータインタフェース部106は、PC/WS109から転送された画像を表すコードデータ(PDL)をプリンタ部104で記録できる画像データに展開して制御部108に渡す。なお、コンピュータインタフェース部106は、ネットワークインタフェースであって、PC/WS109とネットワークを介して接続される構成であってもよいし、また、パラレルインタフェース,USBインタフェース等のインタフェースであって、PC/WS109とインタフェースケーブル等を介して直接接続される構成であってもよい。
制御部108は、CPU,ROM,RAM等により構成される。この制御部108のCPUがROM又は他の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM上にロードして実行し、リーダ部103,コンピュータインタフェース部106,画像メモリ107等のそれぞれの間のデータの流れを制御する。なお、この制御部108のCPUによる制御処理の詳細については後述する。
なお、HD110の代わりに、電源を落としてもデータが消去されないその他の不揮発性メモリを設けて、該不揮発性メモリにデータを保存しておく構成であってもよい。
また、PC/WS109は、図示しないCPU,ROM,RAM等を有し、CPUがROM又は他の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM上にロードして実行し、各種処理を行うことができる。
図2は、図1に示したリーダ部103及びプリンタ部104の構成を示す断面図であり、特にプリンタ部104にフィニッシャが装着された場合を示す。
図2において、201は原稿給送装置である。この原稿給送装置201は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス202上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス202上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、そしてスキャナユニット204の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー205、206、207、及びレンズ208によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)209へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD209によって読み取られる。
221はレーザドライバで、レーザ発光部210を駆動するものであり、出力画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部210に発光させる。このレーザ光は感光ドラム211に照射され、感光ドラム211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。
この感光ドラム211の潜像の部分には現像器212によって現像剤が付着される。カラー機の場合は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の4色分現像器が装着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット213及びカセット214、手差し給紙段227のいずれかから記録紙を給紙して転写部215へ搬送し、感光ドラム211に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部216に搬送され、定着部216の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。
定着部216を通過した記録紙は排出ローラ217によって排出され、また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ217のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路219へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部215へ給紙される。
また、Z折りユニット226が本体に装備されている場合には、Z折りユニットへ記録紙が搬送され、操作部102からの操作に応じてZ折りが行われる。
さらに、フィニッシャ220が装備されている場合、排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、ユーザからの指定に応じてパンチャ223で記録紙のパンチが、ステイプラ224でステイプルがそれぞれ行われる。
また、サドルステッチャ225を使用すると、記録紙の中央部をステッチし、その中央部を折ることにより記録紙が製本される。インサータ222では、予め印刷された記録紙を、表紙や合紙として給紙することが可能となり、プリンタ部の記録紙経路を通すことがないため用紙を傷めず搬送することができる。サドルステッチャ225を使用しないジョブは、排紙口231を通り、可動トレイ228、229のどちらかに排出される。可動トレイ228と229は両方共上下に動作することができ、可動トレイ228に出力する場合には可動トレイ228が排紙口231の位置まで降りる。サドルステッチャ225を使用するジョブは、排紙口232を通り、製本トレイ230に排出される。
図3は、図1に示した操作部102のキー配列を示す平面図である。
図3において、301は電源スイッチであり、デジタル複写機本体101および画像入出力制御部105への通電を制御する。302は予熱キーであり、予熱モードのON/OFFに使用する。
307はコピースタートキーであり、コピーの開始を指示するときに用いるキーである。308はストップキーであり、コピーを中断したり、中止したりするときに用いるキーである。309はリセットキーで、スタンバイ中は標準モードに復帰させるキーとして動作する。310はガイドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキーである。
311はユーザモードキーであり、ユーザがシステムの基本設定を変更するときに使用する。312は割り込みキーであり、コピー中に割り込みしてコピーしたいときに用いる。313はテンキーであり、数値の入力を行うときに使用する。 314はクリアキーであり、数値をクリアするときに用いる。315はIDキーであり、複写機を使用する場合にIDの入力モードに移行するときに使用する。
316は、液晶画面とタッチセンサの組合せからなるLCDタッチパネル(操作パネル)であり、モード毎に個別の設定画面が表示され、さらに、描画されたキーに触れることで、各種の詳細な設定を行うことが可能である。また、各々のジョブの動作状況表示なども行う。317は、ネットワークの通信状態を示すタリーランプであり、通常は緑色で、通信しているときは緑色で点滅し、ネットワークエラーの場合には赤色になる。
図4は、図1に示した画像メモリ107の論理的な使用方法を示した模式図である。
図4に示すように、本実施形態において、画像メモリ107は、使用用途に応じてハードディスク等の画像メモリの記憶領域をテンポラリ領域401とデータ保存領域402に論理的に分けられる。
テンポラリ領域401は、画像データの出力順序を変更する操作や、複数部出力においても一回のスキャンで出力ができるようにするために、PDLの展開データやスキャナからの画像データを一時的に記憶する記憶領域である。データ保存領域402は、403〜407のように、履歴情報やアドレス情報などの装置管理に必要な情報を蓄積する領域、ユーザIDやパスワード等のユーザ情報を保存するユーザアカウント領域408等を有する。なお、ユーザアカウント領域408には、装置管理者を含む複数のユーザのユーザアカウント(ユーザ情報)が登録可能である。
図5は履歴情報を保存するデータベースの構造である。テーブルインデックスは画像形成装置内のジョブを受け付けた番号である受付番号(501)、ジョブの実行された日時(502)、ジョブを行ったときに画像形成装置に認証された部門ID(503)、実行されたジョブ名(504)、ジョブを実行したユーザ名(505)、ジョブの実行結果(506)、ジョブのページ数(507)、ジョブが実行されたときの日時が正常化を判断するジョブ履歴日時フラグ(508)等で構成されており、画像形成装置上でジョブが実行されると、履歴情報のデータベースに各インデックスに格納されるデータが、画像形成装置ないから抽出され、登録される。ジョブ履歴日時フラグは、ジョブが実行されたときの画像形成装置内にセットされている日時フラグから取得される。
日時フラグは画像形成装置の日時設定が行われているかを表す状態フラグであり、日時設定がなされたときにはON、なされていないときにはOFFとなる。
画像形成装置の使用ユーザは現在ユーザが使用している環境の日時を画像形成装置に入力することが可能であり、日時を入力することにより、日時フラグはONとなる。また、NTPやSNTPなどのプロトコルを使用して、ネットワーク上に存在する時間サーバをユーザが指定し、この指定されたサーバとの時間同期を成功させたときにも、日時フラグはONとなる。時間サーバを指定するときには、時間サーバに対して問い合わせを行う周期を決定することが出来る。また、その他の手段により、画像形成装置の時間が補正されたときに、日時フラグはONとなる。日時フラグは画像形成装置の初期状態において、OFFとなっている。時間サーバと時間同期を行った際に、失敗したときにはOFFとなる。またその他の手段において、時間を補正しようとして、失敗したときにはOFFとなる。
図6を使用して、画像形成装置の起動時に日時設定を行うフローについて説明する。S601において、画像形成装置を起動する。起動するとS602へ遷移する。S602において、時間同期を行うため時刻サーバが画像形成装置に設定されているかを判断する。時刻サーバはユーザが予め指定してもよいし、プログラムにより、指定してもよい。S602において、時刻サーバが設定されていた場合は、S603へ遷移し、設定されていない場合はS609へ遷移する。S603において、設定されている時刻サーバに対して、時刻サーバの保持している時刻を問い合わせする。一般的には、ネットワークを使用してSNTPのようなネットワークプロトコルを使用して、ネットワークパケットを時刻サーバに対して送信する。時刻サーバからの返信があったら場合は、S604へ遷移し、返信がなかった場合にはS606へ遷移し、画像形成装置が保持している日付フラグをOFFにし、S609へ遷移する。時刻サーバから返信が無い場合には、再送等の手段を用いて取得できるまで行ってもよい。また、回数制限を設けて、取得できなかったときに、S606へ遷移してもよい。S604に遷移すると、時刻サーバからの返信値を画像形成装置が保持している日時にセットする。このときに、セットする前に画像形成装置が保持していた値を一時的な領域に保存し、さらに保存した値と、時刻サーバからの返信の値の差分を、他の一時的な領域に保存しておく。その後S605に遷移し、画像形成装置が保持している日時フラグを確認する。日付フラグがONの時には、S608に遷移し、S605にて一時領域に保存した値を削除し、S609へ遷移する。日付フラグがOFFの時には、S608に遷移し、履歴情報のジョブ日付変更フラグを確認し、OFFのものが存在した場合には、一時領域に保存した差分値から履歴情報の日付情報を補正し、ジョブ日付変更フラグをONにする。この履歴時間補正作業は1つ1つ履歴情報を参照して、ジョブ日付変更フラグがOFFの履歴情報全てに対して行う。全ての履歴情報を設定した後にS609に遷移し、起動時の時刻設定を終了する。
起動が終了すると、時刻が変更されるまで待ち状態となる。画像形成装置の日時が変更されたときの動作に関して、図7を用いて説明する。S701において、日時変更待ち状態となる。日時が変更されると、S702へ遷移する。S702において、ユーザに入力された場合、S703へ遷移する。S703では、ユーザが入力した日時の値を、画像形成装置が保持している日時にセットする。このときに、セットする前に画像形成装置が保持していた値を一時的な領域に保存し、さらに保存した値と、時刻サーバからの返信の値の差分を、他の一時的な領域に保存しておく。その後S704に遷移し、画像形成装置が保持している日時フラグを確認する。日付フラグがONの時には、S705に遷移し、S704にて一時領域に保存した値を削除し、S701へ遷移する。日付フラグがOFFの時には、S706に遷移し、履歴情報のジョブ日付変更フラグを確認し、OFFのものが存在した場合には、一時領域に保存した差分値から履歴情報の日付情報を補正し、ジョブ日付変更フラグをONにする。この履歴時間補正作業は1つ1つ履歴情報を参照して、ジョブ日付変更フラグがOFFの履歴情報全てに対して行う。全ての履歴情報を設定した後にS701に遷移し、起動時の時刻設定を終了する。
S702にて、ユーザが時間サーバを設定したときに、時間サーバに問い合わせに行く周期を指定し、時間サーバにと合わせに行く周期がきた場合、S706に遷移し、時間サーバに対して、問い合わせを行う。S706において、設定されている時刻サーバに対して、時刻サーバの保持している時刻を問い合わせする。一般的には、ネットワークを使用してSNTPのようなネットワークプロトコルを使用して、ネットワークパケットを時刻サーバに対して送信する。時刻サーバからの返信があった場合は、S703へ遷移し、返信がなかった場合にはS707へ遷移する。時刻サーバから返信が無い場合には、再送等の手段を用いて取得できるまで行ってもよい。また、回数制限を設けて、取得できなかったときに、S707へ遷移してもよい。S707では印刷制御装置が付加された画像形成装置において、印刷制御装置からの日時設定のイベントを受け取るステップである。印刷制御装置から受け取ったデータが正常な日時のデータであった場合には、S703へ遷移する。その他の場合はS701に遷移する。
次に印刷制御装置から日時データを設定する手段について説明する。
図8は、印刷制御装置の接続形態を説明した図である。801は本実施形態に係る印刷制御装置であり、ネットワークであるLAN5001へ接続するためのコネクタ802と、LAN804へ接続するためのコネクタ803を有する。図示したように、本実施形態の印刷制御装置801はLAN5001と画像形成装置5007のネットワークインターフェース5008の間に設置され、コネクタ802によってLAN5001へ接続され、またコネクタ803によってLAN804に接続される。LAN804はまた、画像形成装置5007のネットワークインターフェース5008を介して画像形成装置5007と接続される。また、時間同期を行うために現在の正確な時間を保持しつづける、時間サーバ5010はLAN5001に接続されている。LAN5001、LAN804に接続されている各端末は、この時間サーバ5010に時間問い合わせを行うことで、自身の時間を正確に保つことが可能である。
図9は印刷制御装置801の概略構成例を示すブロック図である。同図において802及び803はコネクタ、901はLAN5001との低位レイヤレベルの接続を司る、第1のネットワークインターフェースとしてのNIC(Network Interface Card)部、902は受信したPDL等の印刷言語或いは特定の(JBIGなどで圧縮された)データフォーマットをラスタイメージ化するためのRIP処理部、903はラスタイメージ化されたデータを画像形成装置5007がサポートする形式の印刷データ或いはデータフォーマットに変換するためのエンコード部、904はLAN204との低位レイヤレベルの接続を司る、第2のネットワークインターフェースとしてのNIC部、905はNIC部901で受信した印刷データを一時的に保管(スプール)しておくためのハードディスクドライブ(HDD)部、906はRIP部902が画像展開処理に利用するための第1メモリ部、907は印刷制御装置全体の制御を司るCPU部、908はCPU部907がデータ一時保存領域として利用する第2メモリ部、909はボタンやキー、タッチパネル等を有し、印刷制御装置のオペレーションを行うための操作部、910はオペレータに画像や文字によって情報を伝えるための表示部である。端末装置5009から印刷制御装置801へのデータパケットは、LAN5001を伝搬され、コネクタ802を介して印刷制御装置801へ取り込まれる。印刷制御装置801の内部においてはNIC部901によってデータパケットの受信処理が行われる。NIC部901で受信したデータパケットはTCP/IPプロトコルに準じたデータパケットである(TCP或いはUDP(User Datagram Protocol)パケットが使われている)ため、パケットのヘッダ情報部に宛先ポート番号が含まれている。
図10はUDPにおけるパケット構成図であり、ヘッダ部1000の宛先ポート番号(DEST PORT)領域1001に含まれる。一方、図11はTCPにおけるパケット構成図であり、ヘッダ部1100の宛先ポート番号(DEST PORT)領域1101に含まれる。宛先ポート番号は、パケットを受け取った装置のどのプログラム/プロセスにデータを送るべきかを示す情報であるため、通信プロトコルやプログラム毎に異なるポート番号が割り振られている(例:FTP(File Transfer Protocol)=Port21,SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)=Port25, SNMP=Port161)。そのため、受信したデータパケットのヘッダに含まれるポート番号を調査し、印刷処理に対応するポート番号かどうかを判定することによって、そのパケットが印刷データなのか、制御データ等他のデータなのかを判定することが可能である。従って、本実施形態において第1の判断手段としても機能するNIC部901は、受信したデータパケットのヘッダから宛先ポート番号を抽出し、宛先ポート番号に基づいてデータパケットが印刷データなのか、或いは制御データなのかを判定する。
もしここで印刷データと判定された場合は、CPU部907の制御により、必要に応じてHDD部905へ受信データの書き込みが行われる。これはデータの転送速度を向上させること等を目的として一般的に行われているキューイング(スプール)である。HDD部905に記憶されたデータは、CPU部907の指示によってRIP処理部902から読み出される。一方、キューイングが行われなかった印刷データはCPU部907の指示によって、直接RIP処理部902へ転送される。
こうしてRIP処理部902へ送られた印刷データは、RIP処理部902でラスタイメージ化処理が行われ、続いて第2の判定手段及びデータ形式変換手段として機能するエンコード部903で予め設定されている(もしくは、通信によって画像形成装置5007から取得した、操作部909から指定された等による)画像形成装置5007が解釈可能なデータ形式と、受信したデータの形式とに基づいて、画像形成装置5007が解釈可能なデータ形式へのエンコードが行われる。このエンコード処理は必要に応じて行われるため、受信した印刷データの形式がそのままでも画像形成装置5007で解釈可能な場合など、エンコードの必要がなければスキップしてもよい。エンコード後のデータは画像形成装置が解釈可能な形式である必要があり、例えばその形式は特定の印刷言語形式や、またはJBIG等特定の方法で圧縮されたデータフォーマット等、画像形成装置5007が内蔵する解釈手段の能力によって変化する。
こうして必要に応じてエンコードされたデータはLAN804へ送信するために第1の出力手段としても機能するNIC部804によって再びデータパケット化され、コネクタ803から送出され、LAN804及びネットワークインターフェース5008を介して画像形成装置5007へ送られる。このデータパケットを受信した画像形成装置5007は、自身が有する印刷処理手順に則り、紙などの記録媒体への印刷処理を行う。
画像形成装置5007から、端末装置5009へリーダ部103からスキャンした画像データを送信する場合、ネットワークインターフェース5008よりデータパケットがLAN804に送出され、コネクタ803に到達する。データパケットを受信した印刷制御装置801では、データパケットの宛先を判断し、端末装置5009宛てのデータパケットである場合、コネクタ802よりLAN5001へ送出され、端末装置5009にデータパケットが到達する。
印刷制御装置801と画像形成装置5007は、時間サーバに時間を問い合わせ、自身の時間を補正する機能を有する。本実施例のネットワーク環境を構成する場合、画像形成装置5007が時間サーバ5010に時間の問い合わせを成功させるためには、印刷制御装置801が、正常に起動していることが必要であり、正常に起動していない場合、画像形成装置5007の時間補正は失敗する。その後、印刷制御装置801は起動したときに、時間サーバ5010に対して、時間問い合わせを行い、時間を補正する。この補正された時間を使用して、印刷制御装置5007の時間を補正する方法について述べる。
図12のフローチャートは印刷制御装置801が画像形成装置5007に時間をセットするフローである。S1201にて、印刷制御装置801が起動すると、あらかじめユーザにセットされている時間サーバ5010にたいして、時間問い合わせのパケットを送信する。次にS1202にて、時間サーバ5010から返信があった場合S1203へ遷移する。もし時間サーバから返信が無かった場合には、S1208に遷移し、処理を終了させる。この時時間サーバ5010から返信がくるまで、ある程度リトライを行ってもかまわない。また、取得できるまでリトライしてもよい。S1203にて取得が成功した場合は、印刷制御装置801が保持している現在の時刻を時間サーバ5010から取得した値へ変更し、S1204へ遷移する。S1204では、画像形成装置5007へ対して、時間を問い合わせるネットワークパケットを送信する。この際機器を制御するSNMPプロトコルを使用してもよいし、独自のプロトコルを使用して、時間を取得してもかまわない。S1205にて、画像形成装置5007からの返信を受け取る。もしも、一定時間が過ぎても返信が無い場合は、S1208に遷移し、処理を終了させる。このとき、返信データを受け取るまでリトライを行ってもかまわない。また、ある時間返信が無い場合は、S1206へ遷移し、処理を終了させる。
S1205にて時間を取得できた場合、S1206へ遷移する。S1206では、画像形成装置5007から取得した時間と、印刷制御装置801が保持している時間との差分をとり、設定されている閾値よりも大きい場合、S1207へ遷移し、画像形成装置5007に印刷制御装置801の時間をセットする。セットするときは、画像形装置5007から取得した方法と同じ方法を使用することが好ましい。また、画像形成装置5007の時間を取得せずに、印刷制御装置801が時間取得に成功した場合は、無条件で画像形成装置5007に印刷制御装置801の時間をセットしてもよい。時間をセットされた画像形成装置5007では、図7のS708へ遷移し、印刷制御装置801から受信した時間を使用して、履歴情報の更新を行う。セットしないときにはS1208へ遷移する。
S1206にて時間を画像形成装置5007にセットすると、S1208に遷移し、処理を終了する。
本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能なデジタル複写機の構成を示すブロック図である。 図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を示す断面図である。 図1に示した操作部のキー配列を示す平面図である。 図1に示した画像メモリの論理的な使用方法を示した模式図である。 履歴情報のテーブルを示す模式図である。 本発明の画像形成装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の印刷制御装置におけるネットワーク接続図の一例を示した模式図である。 本発明の印刷制御装置の構成を示すブロック図である。 UDPパケットを示す模式図である。 TCPパケットを示す模式図である。 本発明の画像形成装置における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101 デジタル複写機本体
102 操作部
103 リーダ部
104 プリンタ部
105 画像入出力制御部
106 コンピュータインタフェース部
107 画像メモリ
108 制御部
110 HD

Claims (5)

  1. 第1のネットワークインターフェースを介して第1のネットワークに接続し、第2のネットワークインターフェースを介して画像形成装置に接続する印刷制御装置が存在するネットワークシステムであって、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の起動時に第1のネットワークに接続された、時間サーバに対して、時間同期をするために、時間同期パケットを送信する時間同期手段を有し、
    前記印刷制御装置は、前記画像形装置の時間同期パケットを前記第1のネットワークに接続された時間サーバに対して転送する転送手段を有し、前記時間サーバは、前記時間同期パケットを受信すると、時間サーバが保持している現在の時間を返信データに格納し、返信パケットを送信する時間送信手段を有し、
    前記時間サーバからの時間送信手段により送信されたパケットを受信した、前記印刷制御装置は、前記画像形成装置に受信したパケットを送信する手段を有し、時間サーバが保持している時間を判別する、時間判別手段を有し、
    前記時間判別手段により、判別した時間を、前記画像形成装置の時間にセットする時間同期手段を具備し、前記時間同期手段により、時間同期に失敗したときには、時間同期に失敗したことを保持することが可能な画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置が、時間同期に失敗したときに、印刷などのジョブが行われたときには、履歴情報保存される時間データに対して、時間同期に失敗している状態を表す状態フラグを添付し、ジョブを履歴情報に保存する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷制御装置は、前記時間サーバに対して前記印刷制御装置の起動時に第1のネットワークに接続された、時間サーバに対して、時間同期をするために、時間同期パケットを送信する第2の時間同期手段を有し、前記時間サーバは、前記第2の時間同期パケットを受信すると、時間サーバが保持している現在の時間を返信データに格納し、返信パケットを送信する、時間送信手段を有し、前記時間サーバからの時間送信手段により送信されたパケットを受信した、前記印刷制御装置は、前記画像形成装置に受信したパケットを送信する手段を有し、前記画像形成装置は、前記時間サーバが返信した送信データから時間サーバが保持している時間を判別する、時間判別手段を有し、前記時間判別手段により、判別した時間を、前記画像形成装置の時間にセットする時間同期手段を具備することを特徴とする請求項1、請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷制御装置が、前記時間同期が正常に行われたのち、前記画像形成装置の時間を取得する時間取得手段を有し、前記時間取得手段により取得した時間と、前記印刷制御装置が保持している時間とがある閾値を超えていた場合、前記印刷制御装置は前記画像形成装置に対して、前記印刷制御装置の時間をセットする手段を有し、前記画像形成装置は、前記セット手段により時間がセットされると、前記状態フラグを時間同期が出来た状態にセットしなおす手段を有することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 状態フラグが時間同期できた状態にセットされた場合、前記画像形成装置が保持している履歴情報を全てを参照する手段を有し、前記参照手段のときに、状態フラグを確認し、時間同期が正常に行われていない状態で行われたジョブの時間を正常な時間にセットし、状態フラグを正常に行われた状態に変更する手段を保持することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018097504A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム、画像形成装置、サーバー、および画像形成方法

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