JP2007083398A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007083398A
JP2007083398A JP2005271260A JP2005271260A JP2007083398A JP 2007083398 A JP2007083398 A JP 2007083398A JP 2005271260 A JP2005271260 A JP 2005271260A JP 2005271260 A JP2005271260 A JP 2005271260A JP 2007083398 A JP2007083398 A JP 2007083398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
paper
ink ribbon
ink
thermal head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005271260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4848713B2 (ja
Inventor
Atsushi Kasugai
淳 春日井
Hiromoto Kondo
博大 近藤
Shinji Kobayashi
慎治 小林
Susumu Murata
進 村田
Noriko Kawabe
紀子 川辺
Masashi Kato
雅士 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005271260A priority Critical patent/JP4848713B2/ja
Publication of JP2007083398A publication Critical patent/JP2007083398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4848713B2 publication Critical patent/JP4848713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、サーマルヘッドとプラテンローラにより、インクリボン及び被記録媒体を挟み、サーマルヘッドを発熱制御することにより、被記録媒体に印刷する印刷装置に関し、インクリボンのしわに起因する未転写部分の発生を用紙のコシの強さに関わらず防止可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】 ヘッドユニット16には、サーマルヘッド15後端縁部にリボンガイド部材28を配設し、当該リボンガイド部材28と当接して上下に移動可能な用紙ガイド部材60を配設する。用紙ガイド部材60は、用紙10の搬送径路上方に用紙ガイド60Aが位置するように配設されており、印刷動作実行時におけるヘッドユニット16の下方移動により下方へ押し下げられる。用紙ガイド部材60を下方に移動させることで、用紙ガイド60Aは用紙10をインクリボン45から離間させ、インクリボン45にバックテンションを有効に作用させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、サーマルヘッドとプラテンローラにより、インクリボン及び被記録媒体を挟み、サーマルヘッドを発熱制御することにより、被記録媒体に印刷する印刷装置に関し、インクリボンのしわに起因する未転写部分の発生を防止する印刷装置に関するものである。
従来、熱転写可能なインクが配置されたインクリボンを用い、当該インクリボンをサーマルヘッドで加熱することにより、被記録媒体に熱転写する印刷装置がある。
例えば、被記録媒体として用紙が収納された用紙カセットと、インクリボンが収納されたリボンカセットを有する印刷装置においては、用紙カセットから給紙された用紙を搬送すると共に、未使用のインクリボンが巻回されたリボンスプールからインクリボンを引き出しつつ搬送する。そして、サーマルヘッドとプラテンローラにより、インクリボンと用紙を挟み、この状態でサーマルヘッドの発熱態様を制御することでインクリボンに塗布されたインクを用紙に熱転写している。
この場合に、用紙とインクリボンは夫々個別に搬送されているが、サーマルヘッドとプラテンローラで挟まれ印刷が行われる部分の周辺においては、被記録媒体の搬送径路と、インクリボンの搬送径路が重複する部分が生じる。
そして、当該サーマルヘッド、プラテンローラに対する被記録媒体の搬送方向上流側においては、用紙の剛性により、インクリボンの搬送時に案内するガイド片等の他の部材に対して、インクリボンを押圧し、当該他の部材と用紙でインクリボンを挟みこんでしまうことがある。
また、サーマルヘッドによりインクリボンを加熱することで用紙にインクを熱転写するという構成上、サーマルヘッド近傍において、加熱されたインクリボンの基材に伸びが生じてしまうが、搬送方向上流側で挟まれた用紙とインクリボンは、そのままの状態でサーマルヘッド及びプラテンローラに搬送されようとする。
この点、未使用のインクリボンが巻回されたリボンスプールの回転負荷は、インクリボンの搬送に対するバックテンションとして作用するので、サーマルヘッドによる加熱に基づき生じたインクリボンの伸びを吸収する働きがある。
しかしながら、この場合に、インクリボンは、一方でサーマルヘッドとプラテンローラにより被記録媒体と共に挟み込まれ、他方では被記録媒体により押圧されつつ挟み込まれているので、加熱により生じた伸びをリボンスプールのバックテンションで吸収することができない。
従って、当該インクリボンを使用して印刷を継続した場合には、印刷を行えば行うほど、サーマルヘッド近傍に、加熱に基づくインクリボンの伸びが蓄積される。そして、蓄積された伸びがある程度大きくなると、インクリボンが弛んだ状態でサーマルヘッドへと搬送されてしまう。この結果、インクリボンの弛み部分をサーマルヘッドとプラテンローラで挟み込むことになり、インクリボンが折れ曲がったシワが形成される。そして、インクリボンにシワが形成されている状態で印刷が実行されると、シワ部分は、インクリボン複数枚分の厚みとなるので、サーマルヘッドの熱が伝わらずにインクを転写することができないことになる。
即ち、インクリボンにシワが発生することにより、印刷結果物に未転写部分が生じてしまい、印刷結果の品質を低下させてしまうという問題点があった。
このインクリボンに発生するシワに関する対策を施した印刷装置として、特許文献1に記載されている印刷装置が知られている。
上述したように、インクリボンにシワが発生する要因としては、用紙の剛性により、インクリボンがリボンガイド等の他の部材に押圧され、挟み込まれてしまうことにある。
ここで、特許文献1に記載されている印刷装置では、用紙と共にインクリボンを挟み込んでしまうリボンガイドの形状を改良することにより、リボンスプールによるバックテンションをインクリボンに有効に作用させることで、シワの発生を防止している。具体的には、インクリボンと当接する面に複数個の突起を形成することにより、インクリボンとリボンガイドが当接する面積を減らし、インクリボンとリボンガイドの間に生じる摩擦力を小さくしている。これにより、リボンスプールによるバックテンションをインクリボンに有効に作用させることができ、シワの発生要因であるインクリボンの伸びを吸収させることができる。
特開平8−99421号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された印刷装置においては、リボンガイドにおけるインクリボンとの当接面に突起を形成することで、インクリボンに作用する摩擦力を低減し、リボンスプールによるバックテンションを有効に作用させているが、剛性の大きな用紙を使用した場合には、インクリボンに対するシワの発生を防止することができない。即ち、用紙の剛性が大きく、よりインクリボンを強く押圧する場合には、インクリボンとリボンガイドとの間に生じる摩擦力は突起部分で大きくなり、従来と同様に、リボンスプールのバックテンションを有効に作用させることができなくなってしまう。
即ち、特許文献1に記載の印刷装置では、インクリボンにシワを発生させずに印刷可能な用紙は限定されてしまうことになり、高品質で印刷可能な用紙が限られてしまうという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を鑑みてなされたものであり、サーマルヘッドとプラテンローラにより、インクリボン及び被記録媒体を挟み、サーマルヘッドを発熱制御することにより、被記録媒体に印刷する印刷装置に関し、インクリボンのしわに起因する未転写部分の発生を用紙のコシの強さに関わらず防止可能な印刷装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、被記録媒体と、複数の発熱素子が列設されたサーマルヘッドと、被記録媒体に熱転写されるインクが塗布されたインクリボンと、前記被記録媒体を搬送するシート搬送手段と、前記インクリボンを搬送可能なリボン搬送手段と、前記サーマルヘッドにより、前記被記録媒体及びインクリボンが押圧されるプラテンローラと、印刷時における被記録媒体の搬送方向上流側に、前記被記録媒体をインクリボンから離間させつつ、案内するシートガイド部材を有することを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の印刷装置において、前記サーマルヘッドは、前記プラテンローラに被記録媒体及びインクリボンを押圧する押圧位置と、前記被記録媒体及びインクリボンを開放する開放位置を移動可能に配設され、前記シートガイド部材は、前記サーマルヘッドの移動に従動し、サーマルヘッドが前記押圧位置に移動したことに基づいて、被記録媒体をインクリボンから離間させることを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明の印刷装置は、シート搬送手段により搬送された被記録媒体と、リボン搬送手段により搬送されるインクリボンとを、サーマルヘッドとプラテンローラとで押圧挟持し、サーマルヘッドに列設された発熱素子によりインクリボンを加熱することにより、被記録媒体にインクを熱転写する。
この時、インクリボンがサーマルヘッドにより加熱されると、インクリボンに伸びが生じるが、印刷時における被記録媒体の搬送方向上流側には、前記被記録媒体をインクリボンから離間させつつ、案内するシートガイド部材が配設されているので、搬送方向上流側でインクリボンと被記録媒体が当接する部分はなく、インクリボンにバックテンションを有効に作用させることができる。この結果、インクリボンに生じた伸びは、バックテンションにより確実に吸収されるので、印刷面において、シワに基づく未転写部分の発生を防止することができる。
また、用紙ガイド部材により、被記録媒体をインクリボンから離間させつつ、案内するのであるから、被記録媒体のコシの強弱に関わらず、インクリボンに対するシワの発生を防止することができる。即ち、被記録媒体の種類を問わず、インクリボンのシワを防止することができるので、どの被記録媒体を用いた場合であっても、未転写部分のない高品質な印刷物を提供することが可能となる。
そして、請求項2に係る印刷装置では、前記プラテンローラに被記録媒体及びインクリボンを押圧する押圧位置と、開放位置を移動可能に配設されたサーマルヘッドが押圧位置に移動したことに基づいて、前記シートガイド部材は、被記録媒体をインクリボンから離間させる。即ち、被記録媒体及びインクリボンがサーマルヘッドとプラテンローラで挟み込まれ、印刷が実行される際に、被記録媒体は、シートガイド部材により、インクリボンから離間されつつ案内される。
これにより、インクリボンに伸びが生じる印刷実行時において、バックテンションの作用により、即座にインクリボンの伸びが吸収されるので、インクリボンにシワが発生することもなく、確実に未転写部分のない美麗な印刷物を提供することが可能となる。
以下、本発明に係る印刷装置について、具体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施例に係る印刷装置及び当該印刷装置の概略構成について図1乃至図5に基づき説明する。
図1乃至図5に示すように、印刷装置1は、左右両側に配設される側壁3、4を持つフレーム5等から構成される本体筐体2と、この側壁3に貫通される横長のリボンカセット孔6に側面側から嵌め込むことによって該フレーム5内に着脱自在に取り付けられるリボンカセット8と、被記録媒体としての用紙10が複数枚積層状態で収納されて本体筐体2の前面側下部に前側から嵌め込んで装着される用紙トレー11とから構成されている。
本体筐体2には、リボンカセット8に対向する上側にヘッドユニット16が配設されている。そして、このヘッドユニット16には、前側下端縁部に、複数の発熱素子が列設された長尺状のサーマルヘッド15が配設されている。
そして、ヘッドユニット16の下側には、リボンカセット8の有・無を検出するリボンカセット検出センサ38が配設されている。即ち、リボンカセット検出センサ38は、リボンカセット8が装着されていない場合にはOFF信号を出力し、リボンカセット8が装着された場合にはON信号を出力するように構成されている。
ここで、該ヘッドユニット16の後端部は、フレーム5の各側壁3、4に各端縁部が軸支される回転軸17を中心にして回動可能に取り付けられている。この回転軸17にはトーションバネ18が装着されており、このトーションバネ18の一端は側壁4に係止され、他端はヘッドユニット16の側壁31の後端31Aに引っ掛けられている。そして、ヘッドユニット16は、この回転軸17に装着されたトーションバネ18によって回転軸17を中心に図4における時計方向回りに付勢されている。
また、このヘッドユニット16の長手方向中央部の前側側面部には、赤外発光ダイオードとフォトトランジスタとが内蔵される反射型フォトセンサ36が設けられている。
そして、ヘッドユニット16の長手方向両端縁部の上側には、フレーム5の各側壁3、4の上端縁部に両端が軸支される回転軸20に固定された一対のカム部材21、22が設けられている。このカム部材21、22は、側面視略長四角形に形成され(図4参照)、一方の端縁部が回転軸20に固定され、他方の端縁部は、円弧状に形成されて、滑らかにヘッドユニット16上端面部に当接して摺動するように形成されている。
ここで、一方のカム部材21の外側側面部には、後側の側端縁部から前側方向に略1/4円弧状のカムギヤ21Aが形成されている。このカムギヤ21Aは、側壁4の後端縁部外側に配設されるステッピングモータ等によって構成されるヘッドモータ24及びこの側壁4の内側面に配設される第1ギヤ列25を介して正逆回転駆動される。従って、図4、図5に示すように、ヘッドモータ24の回転駆動に基づいて、ヘッドユニット16の姿勢制御が行われる。具体的に説明すると、リボンカセット8の着脱時においては、ヘッドモータ24を逆回転駆動して各カム部材21、22が略水平に位置するように後側方向に回動することにより、ヘッドユニット16から離間するように駆動制御される。この時、該ヘッドユニット16は、トーションバネ18によってリボンカセット8よりも上側に位置するように上方に回動される(図4参照)。
一方、用紙10に印刷する場合には、ヘッドモータ24を正回転駆動することにより、ヘッドユニット16は、用紙10の搬送状態に合わせて下方に回動される(図5参照)。尚、この点については、後に詳細に説明する。
また、図4、図5に示すように、このヘッドユニット16には、サーマルヘッド15に対向する後端縁部に沿って、該サーマルヘッド15よりも下側方向に突出するリボンガイド部材28が設けられている。このリボンガイド部材28は、サーマルヘッド15とほぼ同じ長さに形成された円柱状のリボンガイド28Aと、リボンガイド28Aの両端を支持すると共に、サーマルヘッド15の後端縁部でヘッドユニット16にリボンガイド部材28を固定する取付部材28Bとで構成されている。
従って、上述したように、ヘッドモータ24に駆動に基づいて、ヘッドユニット16が回動した場合には、当該リボンガイド部材28もそれに伴って移動する。即ち、印刷時において、ヘッドユニット16が下方に回動された場合には、リボンガイド部材28も、リボンカセット8の開口部46に挿入される(図5参照)。この時、リボンガイド28A下面により後述するインクリボン45が下方に押し下げられる。
また、サーマルヘッド15の上側は、ヘッドユニット16の各側壁31間に横架される側面視クランク形の天板33の前側部下面に固定されている。尚、サーマルヘッド15は、印刷時には、ヘッドバネ35(図6参照)により所定押圧力でプラテンローラ37に押しつけられるように構成されている。
ここで、前記リボンカセット孔6に挿入されるリボンカセット8について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1、図7に示すように、リボンカセット8は、略円筒状のリボン収納部41と、このリボン収納部41に対向して設けられる略円筒状の巻取収納部42と、リボン収納部41、巻取収納部42を連結する左右一対の連結部43、44によって一体化された略矩形状に構成されている。リボンカセット8の中央部には、サーマルヘッド15とほぼ同じ幅のインクリボン45の走行路が形成されると共に、長尺状のサーマルヘッド15及びリボンガイド部材28が上方から挿入される開口部46が形成されている。
そして、リボン収納部41には、インクリボン45の印刷面が外側になるように巻回されるリボンスプール48が回転可能に収納されており、開口部46側下端縁部に開設されたインクリボン送出口41Aから、インクリボン45を走行路及び巻取収納部42方向へ引き出すことができる。
一方、巻取収納部42には、リボン収納部41から走行路を経由したインクリボン45が印刷時に引き込まれるインクリボン引込口42Aが開口部46側下端縁部に開設されており、そして、巻取収納部42には、インクリボン45が巻き取られるリボン巻取スプール49が回転可能に収納されている。そして、リボン巻取スプール49の外周面にインクリボン引込口42Aから引き込まれたインクリボン45の先端部が固着されているので、
リボン収納部41から引き出され、インクリボン引込口42Aから引き込まれたインクリボン45はリボン巻取スプール49に巻回されて収納される。
ここで、巻取収納部42のインクリボン引込口42Aには、開口部46側の側壁部の幅方向中央部に、略四角形に切り欠かれた切欠部42Cが形成されている。また、このインクリボン引込口42Aの切欠部42Cに対向する奥側の側壁部には、反射部材としてのアルミテープ42Dが貼着されている。
そして、側壁4には、ステッピングモータ等によって構成されるリボン送りモータ65が配設されており、リボン送りモータ65は、第3ギヤ列53を介してリボンスプール48及びリボン巻取スプール49に動力を作用させることができる。即ち、リボン送りモータ65を駆動することによって、第3ギヤ列53を介してリボンスプール48及びリボン巻取スプール49の回転駆動が可能となり、インクリボン45の搬送が可能となる。
また、リボンカセット8は、側壁3に開口されたリボンカセット孔6に嵌挿されることで、各連結部43、44がプラテンローラ37に近接して配設される。この時、リボン収納部41のインクリボン送出口41A、即ち開口部46のリボン収納部41側の端縁部が、プラテンローラ37の上端縁部よりも上下方向の下側に位置するように、図4中、右側下がりに本体筐体2内に配設される。従って、図4に示すように、本体筐体2内に装着されたリボンカセット8の開口部46内のインクリボン45は、サーマルヘッド15とリボンガイド部材28の下端部とを結ぶ平面とほぼ平行になる。
次に、上述したリボンカセット8に収納されるインクリボン45の概略構成について図8に基づいて説明する。
図8に示すように、インクリボン45は、長尺状の透明なベースフィルム71上に、1枚の用紙10に対するカラー印刷に用いるインクが印刷時の搬送方向に基づいて、所定の順番で繰り返し配置されている。
具体的に説明すると、ベースフィルム71には、先ず、フルカラーで画像等を印刷する際に用いる3色のカラー原色インクが配置されている。即ち、印刷時に搬送される順に、「イエロー」を呈色するカラー原色インクY、「マゼンタ」を呈色するカラー原色インクM、「シアン」を呈色するカラー原色インクCが配置されている。
そして、カラー原色インクY、M、Cの後方には、無色透明を呈し、カラー原色インクY、M、Cにより印刷された画像等の印刷面を保護するオーバーコートインクOPが配置されている。このオーバーコートインクOPには、所定量の紫外線吸収剤が含有されている。従って、カラー原色インクY、M、Cによる印刷面をオーバーコートインクOPで覆うことで、紫外線吸収剤により自然光に含まれる紫外線を吸収することができる。この結果、自然光に含まれる紫外線により生じる画像の劣化(例えば、色彩の変色等)を防止することができる。
そして、カラー原色インクY、カラー原色インクM、カラー原色インクC、オーバーコートインクOPの印刷時搬送方向の先端側端縁部の近傍位置には、夫々に所定隙間を空けて所定幅寸法(約2〜3mmである。)の位置決め用マーク72が配置されている。また、オーバーコートインクOPの搬送方向の後端側端縁部とカラー原色インクYの先端側に位置する位置決め用マーク72との間には、印刷終了位置検出用マーク81がそれぞれの間に所定隙間を空けて配置されている。
これにより、後述のように、位置決め用マーク72がアルミテープ42Dの前側を通過した場合には、反射型フォトセンサ36によってその通過を検出することができるので、各カラー原色インクY、M、C、及びオーバーコートインクOPの頭出しを行うことができる。
また、印刷終了位置検出用マーク81がアルミテープ42Dの前側を通過した場合には、反射型フォトセンサ36によってその通過を検出することができる。これにより、1枚の用紙10に対するインクリボン45、即ち、図8に示すカラー原色インクY、カラー原色インクM、カラー原色インクC、オーバーコートインクOPから構成される1セットのインクが消費されたことを検出することができる。
ここで、再び印刷装置1の概略構成について詳細に説明する。図4に示すように、本体筐体2には、用紙トレー11の前端部上方に、用紙トレー11に収納された用紙10の最上部を圧接しながら回転して、該用紙10を1枚ずつ搬送する給紙ローラ55が設けられている。この給紙ローラ55の搬送方向下流側には、プラテンローラ37の近傍位置に用紙10を印刷開始位置まで搬送する用紙送りローラ56と、この用紙送りローラ56に圧接されて回転可能に設けられるピンチローラ57とが設けられている。そして、用紙送りローラ56の搬送方向上流側の近傍位置には、給紙ローラ55によって供給された用紙10の先端部を検出する先端検出スイッチ58が設けられている。
従って、本実施例に係る印刷装置1においては、用紙10に印刷を行う際には、先ず、給紙ローラ55により用紙トレー11に収納された用紙10のうち、最上面に位置する一枚の用紙10を用紙送りローラ56、ピンチローラ57へと搬送する。この時、給紙ローラ55により搬送された用紙10の先端部を先端検出スイッチ58で検出し、先端検出スイッチ58の検出信号に基づいて、用紙送りローラ56の回転駆動が開始される。これにより、給紙ローラ55により給紙された用紙10は、用紙送りローラ56、ピンチローラ57の回転に基づいて、プラテンローラ37、サーマルヘッド15等の印刷機構へと搬送される。
また、給紙ローラ55の上側には、印刷された用紙を排出方向に案内するガイド片59が設けられている。また、給紙ローラ55の排出方向斜め上側には、ガイド片59に沿って搬送されてきた用紙10を搬送する排出ローラ61と、この排出ローラ61に圧接されて回転可能なピンチローラ62とが設けられている。
そして、用紙送りローラ56の搬送方向下流側には、前記サーマルヘッド15に対向する位置にプラテンローラ37が配設されている。プラテンローラ37は、円柱状の芯材の周面をゴムで被覆してあり、用紙送りローラ56の駆動に基づいて回転可能に配設されている。この点、プラテンローラ37は正逆回転可能であるので、プラテンローラ37が所定方向に回転することにより、用紙送りローラ56、ピンチローラ57により搬送された用紙10を印刷開始位置へ搬送することができる。又、用紙10への印刷実行時には、前記所定方向とは逆方向に回転することにより、サーマルヘッド15との間で押圧される用紙10に対し、印刷を行いつつ排紙方向(図4中、左方向)へ搬送することができる。
プラテンローラ37の搬送方向下流側には、プラテンローラ37の上面を通過した用紙10を案内する用紙ガイド部材60が配設されている。用紙ガイド部材60は、用紙10の幅、即ち、インクリボン45、リボンガイド部材28の幅よりも長く、円柱形状に形成された用紙ガイド60Aと、用紙ガイド60Aの両端が固定されている固定部材60Bと、固定部材60Bを上下方向へ摺動可能に支持する支持部材60Cとで構成されている。
そして、支持部材60Cの内部には、前記固定部材60Bの下方に、固定部材60Bを上方に付勢するバネ部材60Dが配設されている。
従って、図4に示すように、用紙ガイド部材60にヘッドユニット16が当接していない状態においては、用紙ガイド60Aは用紙10が搬送される搬送径路の上方に位置する。一方、ヘッドユニット16が下方に移動した場合には、ヘッドユニット16の移動に伴い、
用紙ガイド部材60は下方に押し下げられる。この時、用紙ガイド60Aは用紙10を下方に押し下げる(図5参照)。尚、この点については、後に詳細に説明する。
次に、上記のように構成された印刷装置1の制御系について図9に基づいて説明する。
図9に示すように、印刷装置1の制御系は制御回路部110を核として構成されている。この制御回路部110はCPU111、ROM112、CGROM113、RAM114、及び、入出力回路(I/O)115から構成され、これらはバス線116を介して相互に接続されている。
ここに、ROM112は各種のプログラムを記憶させておくものであり、後述の用紙10を印刷開始位置に搬送すると共に、ヘッドモータ24を回転駆動制御してヘッドユニット16の上下回動を行うプログラムや、印刷制御プログラム等の印刷装置1の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。
そして、CPU111はかかるROM112に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。
また、CGROM113には各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されており、必要に応じてドットパターンデータがCGROM113から読み出され、そのドットパターンデータに基づいてサーマルヘッド15を介して用紙10上にドットパターンが印刷される。
そして、RAM114は、CPU111により演算された各種の演算結果等を一時的に記憶させておくためのものであり、テキストメモリ、イメージバッファ、印刷バッファ等の各種のメモリエリアが設けられている。
また、入出力回路(I/0)115には、外部の制御ユニットとしてのホストPC117、サーマルヘッド15を駆動するヘッド駆動回路119、用紙10の搬送等を行う用紙送りモータ51を駆動するモータ駆動回路120、ヘッドユニット16を上下方向に回動させてサーマルヘッド15の圧着・リリース等を行うヘッドモータ24を駆動するモータ駆動回路121、インクリボン45の往復搬送を行うリボン送りモータ65を駆動するモータ駆動回路122が接続されている。
また、入出力回路(I/0)115には、給紙ローラ55によって給紙される用紙10の先端部を検出する先端検出スイッチ58、インクリボン45の各位置決め用マーク72、や印刷終了位置検出用マーク81を検出する反射型フォトセンサ36、リボンカセット8の装着の有・無を検出するリボンカセット検出センサ38等が接続されている。
次に、本実施例に係る印刷装置1において、用紙10への印刷を実行する場合の用紙10の移動及び各機構の動作について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、当該印刷装置1に接続されているホストPC117より印刷開始信号を受信すると、CPU111は、用紙送りモータ51を所定方向に回転駆動することによって、第2ギヤ列52を介して給紙ローラ55及び用紙送りローラ56を回転駆動させる。これにより、用紙トレー11に積層されている用紙10のうち、最上面の用紙10が印刷装置1に給紙される。
尚、この時点においては、ヘッドユニット16は上方に位置しており、サーマルヘッド15は、プラテンローラ37に圧接していない状態である(図4参照)。
給紙ローラ55の駆動により給紙された用紙10は、先ず、用紙10の後端が用紙送りローラ56、ピンチローラ57により挟持される位置(以下、印刷開始位置と称す)まで搬送される。
ここで、用紙10は、給紙ローラ55で給紙された後、先端検出スイッチ58の上方を搬送される。この時、先端検出スイッチ58により用紙10の先端を検出すると、CPU111は、用紙送りローラ56の回転駆動を開始する。尚、この時点では給紙ローラ55による用紙10の搬送は継続しているので、用紙送りローラ56、ピンチローラ57に用紙10が挟持された場合には、用紙送りモータ51、用紙送りローラ56、ピンチローラ57により、プラテンローラ37上面と、サーマルヘッド15下面との間を搬送される。
また、ヘッドユニット16は上方に位置しているので、プラテンローラ37とサーマルヘッド15の間には充分な空間があり、用紙10の印刷開始位置への搬送を妨げることはない。
サーマルヘッド15とプラテンローラ37との間を通過した用紙10は、印刷開始位置まで搬送される。この時、用紙10は、用紙ガイド部材60は上方に位置しているので、用紙ガイド60Aの下方であって、固定部材60Bの間を通過する。
そして、印刷開始位置に到達した時点で、CPU111は、用紙送りモータ51の駆動を停止し、用紙10の搬送を停止する。
即ち、図4に示すように、用紙10を印刷開始位置まで搬送した際には、用紙10の後端が用紙送りローラ56、ピンチローラ57により挟持された状態となり、更に、用紙ガイド60Aの下方であって、固定部材60Bの間に用紙10が位置する状態となる。
印刷開始位置まで用紙10を搬送した後、CPU111は、ヘッドモータ24を駆動し、ヘッドユニット16を上方から下方へと移動させる。
図6に示すように、ヘッドモータ24(図1参照)を正方向に所定時間(所定ステップ数)回転駆動して、第1ギヤ列25(図1参照)を介してカムギヤ21Aを回転角度約55度時計方向に回転させて各カム部材21、22をヘッドユニット16上で摺動させた場合には、ヘッドユニット16が所定角度下方に回動される。これにより、サーマルヘッド15は、プラテンローラ37の近傍まで下げられ、ヘッドユニット16の前面部に設けられた反射型フォトセンサ36は、リボンカセット8の巻取収納部42に設けられたアルミテープ42Dに対向する。
従って、ヘッドモータ24を駆動してヘッドユニット16をこの位置に回動させて停止させた場合には、リボン送りモータ65を駆動してインクリボン45を一定速度で搬送することによって、該反射型フォトセンサ36を介して各インク(カラー原色インクY、カラー原色インクM、カラー原色インクC、オーバーコートインクOP)に対応する位置決め用マーク72や印刷終了位置検出用マーク81を検出することが可能となる。
そして、図6の状態において、位置決め用マーク72を反射型フォトセンサ36で検出しインクの頭だしを行った後、CPU111は、ヘッドユニット16を更に下方に移動させる。これにより、サーマルヘッド15と、サーマルヘッド15の後端縁部に配設されているリボンガイド部材28は、リボンカセット8の開口部46に挿入され、サーマルヘッド15及びリボンガイド部材28がインクリボン45を押し下げる。このとき、用紙10は、サーマルヘッド15とプラテンローラ37により、インクリボン45と共に挟持された状態となる。
また、ヘッドユニット16の下方移動に伴い、リボンガイド部材28も下方に移動するので、リボンガイド28Aはインクリボン45を押し下げ、取付部材28Bは用紙ガイド部材60に当接し、用紙ガイド60Aを押し下げる(図5参照)。従って、用紙ガイド60Aの下方であって、固定部材60Bの間に位置する用紙10も、用紙ガイド60A下面により下方に押し下げられる。
即ち、図5に示すように、リボンスプール48からサーマルヘッド15までの搬送径路と、用紙10の搬送径路が重複する部分はなく、用紙10とインクリボン45とは、サーマルヘッド15とプラテンローラ37で挟持されている部分でのみ当接する。
用紙10の搬送方向上流側で当接する部分は存在せず、用紙10がインクリボン45を搬送方向上流側で押圧することはないので、リボンスプール48のバックテンションをインクリボン45に有効に作用させることができる。この結果、サーマルヘッド15による加熱の影響をうけ、ベースフィルム71に伸びが生じた場合であっても、ベースフィルム71の伸びを吸収することができ、リボンスプール48と、サーマルヘッド15までの径路上において、インクリボン45が弛み、シワが生じる事もない。
こうして、ヘッドユニット16を下方に移動した後、リボン送りモータ65を駆動し、インクリボン45を搬送すると共に、用紙送りモータ51を駆動し、用紙10を排出方向へ搬送する。この時、RAM114に格納されている各インクに対応する印刷データに基づいて、サーマルヘッド15の発熱態様を制御することにより、インクリボン45に配置されたインク(カラー原色インクY、M、C、オーバーコートインクOP)を熱転写することができる。
上述したように、サーマルヘッド15で加熱されることによるインクリボン45に生じた伸びはリボンスプール48のバックテンションで吸収されるので、サーマルヘッド15とプラテンローラ37とで押圧された場合に「シワ」となることはない。即ち、インクリボン45からインクを用紙10へ熱転写した場合に、転写不良となる部分がなくなり、常に高品質な印刷物を提供することが可能となる。
そして、用紙トレー11から給紙された用紙10は、先ず、カラー原色インクYによる印刷を施されつつ、印刷終了位置まで搬送される。用紙10が印刷終了位置まで搬送された時点で、カラー原色インクYによる印刷を完了する。
印刷終了位置に用紙10が搬送された時点で、CPU111は、ヘッドモータ24を駆動し、ヘッドユニット16が上方に移動させる。
そして、カラー原色インクYによる印刷を終えた用紙10は、カラー原色インクMによる印刷を行うべく、再び印刷開始位置へと搬送される。この点、上述したカラー原色インクYの場合と同様であるので、詳細な説明は省略する。その後、印刷開始位置に用紙10が位置すると、ヘッドユニット16を下方に移動させ、カラー原色インクMによる印刷を行いつつ、印刷終了位置まで搬送する。この場合においても、上述のカラー原色インクYの場合と、使用される印刷データとインクが異なるのみであり、各機構の動作は同じであるので、詳細な説明は省略する。
カラー原色インクMによる印刷を終えると、続いて、カラー原色インクC、オーバーコートインクOPの順に用紙10への印刷が行われるが、この点、カラー原色インクYによる印刷の場合と同様であるので、これらの場合についても詳細な説明を省略する。
尚、オーバーコートインクOPによる印刷を終えた用紙10が印刷終了位置に搬送された場合は、排出ローラ61、ピンチローラ62により、当該用紙10を印刷装置1の外部へと排出する。
以上詳細に説明した通り、本実施例に係る印刷装置1では、搬送方向上流側において、インクリボン45と用紙10の間に用紙ガイド60Aが存在するので、インクリボン45と用紙10が当接することはない。即ち、用紙10がインクリボン45を押圧することがないので、リボンスプール48のバックテンションをインクリボン45に有効に作用させることができる。この結果、印刷時にサーマルヘッド15でインクリボン45を加熱することにより生じるインクリボン45の伸びをリボンスプール48のバックテンションで確実に吸収することができるので、リボンスプール48からサーマルヘッド15の間でインクリボン45が弛むことがなくなり、インクリボン45にシワが発生することを防止することができる。
更に、用紙ガイド部材60で用紙10をインクリボン45から離間させつつ、案内するので、どのようなコシの強さの用紙10であっても、インクリボン45に対するバックテンションの作用が変動することはない。即ち、どのような用紙10を用いた場合であっても、インクリボン45に対するシワの発生を防止することができ、未転写部分のない美麗な印刷物を提供することができる。
又、本実施例に係る印刷装置1においては、印刷実行時におけるヘッドユニット16の下方移動に連動して、用紙ガイド部材60も下方に移動し、用紙10をインクリボン45から離間させるように移動させる。これにより、サーマルヘッド15が加熱し、インクリボン45の伸びが最も生じる印刷時において、リボンスプール48のバックテンションをインクリボン45に有効に作用させることができる。
即ち、インクリボン45に生じた伸びを即座にリボンスプール48のバックテンションで吸収することができるので、確実にインクリボン45に対するシワの発生を防止することができる。これにより、印刷された用紙10に、インクリボン45のシワに起因する未転写部分が生じることはなく、美麗な印刷が施された印刷物を安定して提供することができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施例においては、ヘッドユニット16に取りつけられたリボンガイド部材28が下方に移動し、用紙ガイド部材60と当接することにより、用紙10をインクリボン45から離間させるように下方に押し下げる構成であったが、このようなヘッドユニット16の移動に従動する態様に限定するものではない。
この点、用紙ガイド部材60を別の駆動源により独自に移動制御を行う態様とすることも可能である。例えば、用紙ガイド部材60の移動を行う駆動モータと、当該駆動モータの駆動制御を行うモータ駆動回路を配設し、用紙ガイド部材60を当該駆動モータの駆動に基づいて移動させる構成としてもよい。
この場合について具体的に説明すると、用紙10が印刷開始位置に搬送されたことに基づいて、当該駆動モータを駆動し、用紙ガイド部材60を下方に移動させる。これにより、上記実施例と同様に、印刷時に搬送方向上流側でインクリボン45と用紙10が当接しない状態とすることができるので、インクリボン45に対するシワの発生を確実に防止することができる。
また、本実施例においては、単一色のインクを複数有するインクリボンを用い、各単一色のインクによる印刷を複数回行うことにより、フルカラー印刷を行う印刷装置であったがこれに限定するものではない。即ち、インクリボンを用いて、被記録媒体に印刷を行う印刷装置であれば良く、単色印刷を行う印刷装置であってもよい。
本実施例に係る印刷装置、リボンカセットの概略構成を示す斜視図である。 印刷装置にリボンカセットを装着した状態を示す斜視図である。 印刷装置にリボンカセットを装着した状態を示す平面図である。 印刷装置において、ヘッドユニットが上方に位置する場合のA−A断面の側断面図である。 印刷装置において、ヘッドユニットがプラテンローラに圧着されている場合のA−A断面の側断面図である。 ヘッドユニット部分を示す要部拡大側断面図である。 リボンカセットの概略構成を示す下側斜視図である。 リボンカセットに収納されるインクリボンの一例を示す平面図である。 印刷装置の制御構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 印刷装置
8 リボンカセット
10 用紙
15 サーマルヘッド
16 ヘッドユニット
37 プラテンローラ
28 リボンガイド部材
45 インクリボン
51 用紙送りモータ
55 給紙ローラ
56 用紙送りローラ
57 ピンチローラ
60 用紙ガイド部材
62 ピンチローラ
65 リボン送りモータ
71 ベースフィルム
Y、M、C カラー原色インク
OP オーバーコートインク

Claims (2)

  1. 被記録媒体と、
    複数の発熱素子が列設されたサーマルヘッドと、
    被記録媒体に熱転写されるインクが塗布されたインクリボンと、
    前記被記録媒体を搬送するシート搬送手段と、
    前記インクリボンを搬送可能なリボン搬送手段と、
    前記サーマルヘッドにより、前記被記録媒体及びインクリボンが押圧されるプラテンローラと、
    印刷時における被記録媒体の搬送方向上流側に、前記被記録媒体をインクリボンから離間させつつ、案内するシートガイド部材を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記請求項1に記載の印刷装置において、
    前記サーマルヘッドは、前記プラテンローラに被記録媒体及びインクリボンを押圧する押圧位置と、前記被記録媒体及びインクリボンを開放する開放位置を移動可能に配設され、
    前記シートガイド部材は、前記サーマルヘッドの移動に従動し、サーマルヘッドが前記押圧位置に移動したことに基づいて、被記録媒体をインクリボンから離間させることを特徴とする印刷装置。
JP2005271260A 2005-09-20 2005-09-20 印刷装置 Active JP4848713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005271260A JP4848713B2 (ja) 2005-09-20 2005-09-20 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005271260A JP4848713B2 (ja) 2005-09-20 2005-09-20 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007083398A true JP2007083398A (ja) 2007-04-05
JP4848713B2 JP4848713B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=37970892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005271260A Active JP4848713B2 (ja) 2005-09-20 2005-09-20 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4848713B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001105683A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Sato Corp 印字装置
JP2002113890A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Brother Ind Ltd サーマルプリンタ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001105683A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Sato Corp 印字装置
JP2002113890A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Brother Ind Ltd サーマルプリンタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4848713B2 (ja) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7173643B2 (en) Printing apparatus
WO2017006649A1 (ja) 搬送ユニットおよびプリンタ
JP2009190799A (ja) ロール紙給紙機構及び画像形成装置
JP5963650B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4848713B2 (ja) 印刷装置
JP5963649B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP6643163B2 (ja) プリンタ
JP4424156B2 (ja) プリンタ
JP4544108B2 (ja) 印刷装置
JP2005271453A (ja) プリンタ
JP2007083658A (ja) 印刷装置
JP4400383B2 (ja) プリンタ
JP2007091366A (ja) 印刷装置
JP4424050B2 (ja) プリンタ
JP4501608B2 (ja) プリンタ
JP4609009B2 (ja) 画像形成装置
JP2020146846A (ja) プリンタ
JP2005297428A (ja) プリンタ
JP2005271452A (ja) プリンタ
JP2006095949A (ja) 冊子処理装置
JP2002160390A (ja) ラインプリンタ
JP2006069073A (ja) プリンタ
JP2002273963A (ja) 熱転写プリンタ
JP2005297315A (ja) プリンタ
JP2006052081A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4848713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3