JP2007082742A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. 遊技機前方から視認可能な位置に遊技盤を備え、この遊技盤の前面を、遊技球を誘導するレールにより区画し、その内側に前記レールにより誘導された遊技球が流下する遊技領域を形成し、この遊技領域内に入賞役物を備え、
   前記入賞役物内の有利口に遊技球が入球することにより遊技者に特典を付与し、これに対して同入賞役物内の不利口に遊技球が入球することにより遊技者に前記特典よりも不利な特典を付与する、或いは特典を付与しない遊技機において、
   前記入賞役物は、
   前記有利口に遊技球をガイドする入賞ガイド部を有し、所定動作によって同入賞ガイド部を変位させる誘導体と、
   前記誘導体に所定動作させる駆動手段と、
   前記誘導体に遊技球を案内し得る案内通路を有する案内手段と、
   前記案内手段に遊技球を導入する導入部と
   を備え、
   前記誘導体の所定動作によって前記入賞ガイド部が前記案内通路の終端部と位置合わせされた場合に遊技球が同入賞ガイド部にガイドされ、前記入賞ガイド部にガイドされない遊技球は前記不利口に入球するよう構成し、
   前記案内通路を、その通路方向に延びる両側部のうち少なくとも片側が開放するように形成し、
   前記開放側の下方領域に、遊技球を前記不利口に導くための不利口導通路を設け、
   さらに、前記案内通路を複数形成し、前記導入部から前記案内手段に導入された遊技球を複数の案内通路から１の案内通路に振り分ける分岐部を設け、
   前記複数の案内通路において、遊技球が前記分岐部から各案内通路の終端部に至るまでに要する時間を異なるように構成したことを特徴とする遊技機。
2. 前記分岐部は前記案内通路に設けられており、
   前記複数の案内通路として、前記分岐部から時計回り方向へ延びる第１案内通路と、前記分岐部から反時計回り方向へ延びる第２案内通路とを有し、
   前記複数の案内通路は、それら第１案内通路及び第２案内通路を組み合わせることにより全体として略円環状をなすように構成されていることを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
3. 前記複数の案内通路の終端部が合流するように形成するとともに、その合流部位に連続して前記誘導体に遊技球を案内するための案内部を設け、
   前記案内部を、遊技球の流下方向に延びる両側部のうち少なくとも片側が開放するように形成し、
   前記開放側の下方領域に、前記不利口導通路を設けたことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の遊技機。