JP2007082364A - 昇圧回路を有する電子回路とそれを有する電気機器 - Google Patents

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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches

Abstract

【課題】
本発明は、チャージポンプ型昇圧回路を用いる電子回路において、異常時には、過電流から昇圧回路を保護すると同時に、通常動作時において従来のものに比べより高速な動作を可能にすることを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る電子回路は、一定の電圧を出力する定電圧出力回路380と定電圧出力回路380の出力が接続される入力部を有し制御回路400によってスイッチが制御される昇圧回路100とからなる電子回路であって、定電圧出力回路380が所定値以上の電流が第1の所定時間以上、流れた場合の過電流を検出する過電流検出回路391と、過電流検出回路391を有し、定電圧出力回路380を保護する動作を行う過電流保護回路390とで構成されている。
【選択図】
図1

Description

本発明は、昇圧回路を有する半導体装置に関し、該半導体装置の電圧入力端子と電圧出力端子間に流れる過電流から半導体装置を保護するための電子回路に関するものである。
チャージポンプ型の昇圧回路の入力部と出力部が短絡すると、入力部と出力部の間に過電流が流れ、昇圧回路を含む半導体装置が動作不可能となる恐れがあった。
図15に示すように、過電流保護回路を有するレギュレータ16を入力部Vbattと昇圧回路12との間に設け、過電流が昇圧回路12に短絡等により発生する過電流が流れて破壊しないよう保護するよう特許文献1のような手段がとられていた。
確かに、入力部Vbattとスイッチング回路12の電圧入力部Vinに過電流保護回路16を設ければ、スイッチング回路部の入力端子と出力端子が短絡するなど過電流が流れた場合でも回路を保護するができる。
しかし、従来の過電流保護回路付きのレギュレータ16を設けるだけでは、入力電源2Bから昇圧回路12を構成する整流素子を経由し容量に電流を流し込む際に、過電流が流れたと過電流保護回路が認識してしまい電流供給が中断されるかもしくは、流入される電流が制限されてしまうおそれがあった。
したがって、チャージポンプ型昇圧回路の電源入力部に過電流保護回路付きレギュレータを設けるだけでは、容量素子に対し十分な電流を供給することができず、過電流保護回路付きレギュレータを有するチャージポンプ型の昇圧回路において所定の出力電圧を得るために遅延が生じる怖れがあった。
特開2002−204569号公報
本発明は、チャージポンプ型昇圧回路を用いる電子回路において、異常時には、過電流から昇圧回路を保護すると同時に、通常動作時において従来のものに比べより高速な動作を可能にする。
本発明の第1の態様は、一定の電圧を出力する定電圧出力回路380と、定電圧出力回路380の出力が接続される入力部を有し制御回路400によってスイッチが制御される昇圧回路100とからなる電子回路1000であって、定電圧出力回路380が所定値以上の電流が第1の所定時間以上、流れた場合の過電流を検出する過電流検出回路391と、過電流検出回路390の出力に基づいて、定電圧出力回路380を保護する動作を行う過電流保護回路390とを、有する。
さらに、本発明の第1の態様は、昇圧回路100が、一定周波数であるクロック信号XLの入力に基づいた制御信号を出力する制御回路400と、入力部から電圧出力部の間に、入力部側にアノード端子を接続したN個の整流素子200a、200bを直列に接続した整流素子群と、入力部側から奇数番目の整流素子200aのカソード端子に、一方が接続され、他方に制御回路400から出力される第1制御信号Vcntが入力される第1容量素子群200aと、
電圧入力部側から偶数番目の整流素子200bのカソード端子に、一方が接続され、他方に前記制御回路から出力される第1制御信号XLと位相が反転している第2制御信号が入力される第2容量素子200b群とを有し、第1及び第2制御信号に応じて、電圧入力部から入力された電圧を昇圧して電圧出力部から出力する昇圧回路100を有するものであってもよい。
さらに、本発明の第1の態様は、第1制御信号XLもしくは第2制御信号を基づいて過電流検出動作を開始する過電流検出回路391を有するものであってもよい。
さらに、本発明の第1の態様は、第1所定時間が前記制御信号の周期である過電流検出回路391を有するものであってもよい
さらに、本発明の第1の態様は、電源投入後第2の所定時間において前記電子回路を保護の動作を停止する遅延回路380を有するものであってもよい。
さらに、本発明の第1の態様は、制御回路400が、周期信号Q0と、昇圧回路100の電圧出力部の電圧に応じた信号FBが入力されるサンプリング回路410と、サンプリング回路410から出力される帰還信号FBと周期信号Q0に基づく第1比較信号Xと、周期信号Q0とサンプリング回路410で生成されるトリガ信号Q1に基づく第2比較信号Yとを比較する比較回路420と、比較回路420より出力される一致信号Zと前記トリガ信号が入力される駆動回路430と、帰還信号FBとトリガ信号Q1が一致している場合は互いに相補的に導通/非道通となるよう前記駆動回路に制御され、前記帰還信号とトリガ信号Q1が不一致である場合ともに非道通になるように駆動回路430に制御され、第1及び前記第2制御信号Vcntを出力する第1スイッチ451と第2スイッチ452とを有するものあってもよい。
本発明の第2の態様は、第1及び第2制御信号XLに応じて、電圧入力部Vaから入力された電圧を昇圧して電圧出力端子から出力する昇圧回路100を有する電子回路において、一定周波数であるクロック信号XLが入力に基づいた制御信号を出力する制御回路400と、電圧入力部から電圧出力部の間に、電源入力部側にアノード端子を接続したN個の整流素子100a、100bを直列に接続した整流素子群と、電圧入力部側から奇数番目の整流素子100aのカソード端子に、一方が接続され、他方に制御回路400から出力される第1制御信号XLが入力される第1容量素子群200aと、電圧入力部側から偶数番目の整流素子100bのカソード端子に、一方が接続され、他方に前記制御回路から出力される第1制御信号XLと位相が反転している第2制御信号が入力される第2容量素子群200bとを有し、制御回路400が、周期信号Q0と、昇圧回路100の電圧出力部の電圧変動に応じた信号FBが入力されたサンプリング回路410と、サンプリング回路410から出力される帰還信号FBと周期信号に基づく第1比較信号Xと周期信号とサンプリング回路で生成されるトリガ信号Q1に基づく第2比較信号Yとを比較する比較回路420と、比較回路420より出力される一致信号Zとトリガ信号Q1が入力される駆動回路430と、帰還信号FBとトリガ信号Q1が一致している場合は互いに相補的に導通/非道通となるよう駆動回路430に制御され、帰還信号FBとトリガ信号Q1が不一致である場合ともに非道通になるように駆動回路430に制御され、第1及び前記第2制御信号を出力する第1スイッチ451と第2スイッチ452とを有する。
さらに、本発明の第1および第2の態様は、第1導電型の半導体基板1、半導体基板1上に形成された第1第2導電型領域2と、第1第2導電型領域2の下部に設けられた第2第2導電型領域3と、第1第2導電型領域内2に形成された第1第1導電型領域4と、第1第2導電型領域2の縁部に形成され、下端部にて第2第2導電型領域3に接している第3第2導電型領域5と、第1第1導電型領域4と第3第2導電型領域5の間の第1第2導電型領域内2に形成された第2第1導電型領域6と、第1第1導電型領域4に一方の端子が接続され、第3第2導電型領域5と第2第1導電型領域6に他方の端子が接続された整流素子100aを有するものあってもよい。
さらに、本発明の第1および第2の態様は、第1導電型がP型導電体であり、第2導電型がN型導電体である、第1第1導電型領域4にアノード端子、第3第2導電型領域5と第2第1導電型領域6がカソード端子に接続された整流素子100aを有するものであってもよい。
さらに、本発明の第1および第2の態様は、第1導電型がN型導電体であり、第2導電型がP型導電体である、第1第1導電型領域4にカソード端子、第3第2導電型領域5と第2第1導電型領域6がアノード端子に接続された整流素子100aを有するものであってもよい。
本発明の第1および第2の態様は、入力端子Vinと出力端子Voutと制御端子を有する第3スイッチ3000と、電子回路1000の出力が入力部に接続され、第1スイッチ3000の入力端子に印加される電圧よりも高い電圧で第3スイッチの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路2000と、スイッチ駆動回路200を制御するスイッチ駆動制御回路4000とを有する電子回路10000に用いられてもよい。
本発明の第1および第2の態様は、入力端子Vinと出力端子Voutと制御端子を有する第3スイッチ3001aと、第3スイッチ3001aの入力端子Vccに印加される電圧よりも高い電圧で第3スイッチ3001aの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路2000と、スイッチ駆動回路を制御するスイッチ駆動制御回路4000と、第3スイッチ3001aの制御端子に印加される信号と位相が逆の信号が入力される制御端子と、出力端子Voutに接続される端子、基準電位が印加されている端子とを有する第4スイッチ3001bと、スイッチ駆動回路2000に接続した電子回路1000を有した電気機器11000に用いられてもよい。
本発明の第1および第2の態様は、入力端子Vccと出力端子と制御端子を有する複数のスイッチを有するスイッチ群3001a、3001b、3001c、30001dと、スイッチ群001a、3001b、3001c、30001dのスイッチの入力端子に印加される電圧よりも高い電圧でスイッチの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路2000と、スイッチ駆動回路を制御するスイッチ駆動制御回路4001と、スイッチ駆動回路2000に接続した電子回路1000を有し、スイッチ群3001a、3001b、3001c、30001dの導通/非導通により制御される電動機3004を制御するためのスイッチ制御回路3003を特徴とする電動機制御回路12000にもちいられてもよい。
チャージポンプ型昇圧回路の入力部もしくは制御部にタイマー付き過電流保護回路を有する定電圧出力回路設けることで、チャージポンプ型昇圧回路を含む電子回路を保護することが可能となるとともに、通常動作時には従来のチャージポンプ型昇圧回路比べ早期に所定電圧を出力することができる事となる。
したがって、過電流から電子回路を保護しつつ、制御回路等の起動に遅れることなく駆動回路を起動することが可能となるので当該電子回路の起動不良及び、これを用いた電気機器の誤動作を抑制することができる。
チャージポンプ型昇圧回路の入力部にタイマー付き過電流保護回路を有する定電圧出力回路を設けることで、所定値以上の電流が流れることを防止するとともに、早期に所定出力を得ることを可能とし、チャージポンプ型昇圧回路を制御する制御回路に過電流検出機能を設けることで、更に確実な過電流保護を可能とすることができた。
図1は、本発明半導体装置の一実施例の構成を示す図である。本発明の電子回路1000は、整流素子群100a、100bと、第1容量素子200aと、第2容量素子200bとで構成される昇圧回路100、定電圧出力回路300と、制御回路400とから構成されている。
昇圧回路100は電圧入力部Vaから電圧出力部Vbの間に、例えば電源入力部側にアノード端子を接続した2個の整流素子100a、100bを直列に接続したもので構成されている。
電圧入力部Vaから奇数番目例えば1番目の整流素子100aのカソード端子に、一方が接続され、他方にクロック信号XLに基づく第1制御信号Vcntが入力される容量素子200aで第1段目が構成されている。
第2容量素子200bは電圧入力端子Vccから偶数番目例えば2番目整流素子100bのカソード端子に、一方が接続され、他方に第1制御信号Vcntと位相が逆の第2制御信号もしくは接地電位が入力される第2段目が構成されている。
なお、実施例は整流素子を2つ用いた場合を示したが、更に昇圧する場合は、整流素子のカソード端子に容量を接続し、電圧入力部のより奇数番目の容量素子の他端には、第1制御信号Vcntが、偶数番目の容量素子には、第1制御信号Vcntの位相を反転させた第2制御信号もしくは接地電位が入力されるようにする。
電源電圧部Vccに印加される第1電源電圧V1に整流素子の数を乗じた電圧と電圧入力部Vaに印加された第2電源電圧V2との和の分の電圧V3が電圧出力部Vbに出力される。
定電圧出力回路300は、定電圧発生部と、過電流検出回路391と、それを含む過電流保護回路部からなっている。
定電圧発生部は、非反転端子に、第1参照電圧Vref1が印加され、反転端子に第1抵抗361と第2抵抗362によって分圧された電圧入力が印加される第1アンプ310と、ソース領域には電源電圧部Vccが、ドレイン領域には電圧入力部Vaが、ゲート電極にはアンプ310の出力が接続された出力トランジスタ320とで構成されている。
過電流検出回路391は、ドレイン領域に電源電圧部Vccが、ソース領域には他端が接地されている第3抵抗371の一端が、ゲート端子には第1アンプ310の出力が接続されたモニタートランジスタ330と、非反転端子にモニタートランジスタ330のドレインと抵抗371との接続点が、反転端子には、第2参照電圧Vref2が印加されている第2アンプ340とで構成されている。
過電流保護回路390は、過電流検出回路391と、クロック端子CLKより入力されるクロック信号XLと、第2アンプ信号340が入力されるタイマー回路350と、イネーブル信号ENが入力された遅延回路380とで構成されており、タイマー回路350の出力は、第1アンプ310に接続され、遅延回路380の出力は、タイマー回路350に接続されている。
過電流が流れていない場合の電子回路1000の動作について説明する。クロック端子CLKにハイレベルのクロック信号XLが入力されたときコンデンサ200aには、定電圧出力回路が出力する第2電源電圧V2が印加される。次に、クロック端子CLKにローレベルのクロック信号が入力された場合、ダイオードに接続されていない端子側には、電源電圧部Vccから供給される第1電源電圧V1が入力される。ダイオード接続側の電圧が第2電源電圧V2+第1電源電圧V1に持ち上げられる。そして電圧出力部Vbには所定の出力電圧V3が出力される。
定電圧出力回路380の出力トランジスタ320に過電流Idが流れるとともに、モニタートランジスタ330にも電流Idに応じた電流Iovが流れ抵抗371にも流れる。抵抗371の一端には過電流Idに応じた電圧V5が出力される。
抵抗381とモニタートランジスタ330の接点が接続された第2アンプ340の非反転端子には過電流Idに応じた電圧V5が出力される。過電流が流れ非反転端子に印加される電圧V5が、参照電圧Vref2以上であれば第2アンプはハイレベルを出力する。
タイマー回路350は、第2アンプ340からハイレベルの信号を受けてからクロック信号XLの1周期の間過電流保護回路390が、過電流保護動作(過電流保護信号Valtが変化しない。)を行わないようにする。出力トランジスタからダイオード100aを介し大電流が流れても過電流保護回路390によって出力トランジスタの動作が停止されなので、容量素子200aに電流を十分供給でき昇圧することを中断することが無くなる。したがって昇圧に係る時間を短縮することができる。
上記のように起動時の昇圧の時だけでなく、クロック信号XLが入力され、チャージポンプ型昇圧回路1000が動作している間にパルス状のノイズが発生してもクロック周期以上のものでなければ過電流と認識されないので、過電流保護回路390によって動作が中断することがない。したがって従来のものに比べて誤動作することを抑制することが可能となる。
一方、クロック信号XLの1周期より長い間、電源電圧部Vbが接地電位に短絡された地絡状態になったり、もしくは電圧出力部が電源電位に短絡される天絡状態の異常状態になり過電流が流れた場合、タイマー回路350は第1アンプの動作を停止するようにする。このように長時間にわたり地絡状態や天絡状態のような時に、電子回路に流れると素子の定格値を超え電子回路に不具合が発生する様な場合は、過電流保護回路は動作するので、異常状態が解消された後、再び昇圧動作を始め、所定の電圧を出力することが可能となる。
タイマー回路350は、例えば図2に記載される第2アンプ340からの出力Vdetが一方に接続されている抵抗351と、抵抗351の他端が一方に接続され、他端は接地電位に接続されている容量352で構成されるものであって、所定の時間は、抵抗351の抵抗値もしくは容量352の容量値を調整することによって設定されればよい。この場合図1にてタイマー回路350にクロック端子からの入力が省略される。
また、図3はタイマー回路350のその他の実施形態を示している。第2アンプ340からの過電流検出信号信号Vdetとクロック端子CLKより入力されるクロック信号XLが入力される所定の時間を計時する第1カウンタ353、過電流保護信号Valtとクロック信号XLが入力され所定の時間を計時する第2カウンタ354、各カウンタからの出力信号A、Bとともに互いの出力が入力されている論理積355、356で構成されている。
図4は、過電流検出信号Vdetが1クロック未満の場合の各信号の状態を示している。
カウンタ353は、1クロック以上過電流検出信号を受けた場合所定時間信号をローレベルに遷移する。1クロック未満であれば遷移しないので中間信号AおよびBは、ともにハイレベルのままである。したがって過電流保護信号Valtも遷移しないので過電流保護動作は行われない。
図5は、過電流検出回路Vdetが1クロック以上の場合の各信号の状態を示している。
カウンタ353は、1クロック以上過電流検出信号を受けた場合所定時間信号をローレベルに遷移する。1クロック以上であれば遷移するので中間信号Aがまずローレベルになる、あわせて過電流保護信号Valtも遷移する。それを基準としてカウンタ354はクロック信号XLに基づき計時を開始し所定時間後ローレベルの中間信号Bを出力し過電流保護過電流保護状態を解除する。
図3に示したタイマー回路350は、昇圧回路100を制御する信号Vcntと連動している。したがって、容量、抵抗、電流源等によってばらつくことが無いし、回路規模が小さいのでより望ましいものとなる。
図6は、制御回路400の具体的な構成を示したものである。制御回路400はサンプリング回路410と、比較回路420と、駆動回路430、反転回路440、第1スイッチ451、第2スイッチ452とからなっている。
サンプリング回路410は、例えば周期信号Q0を分周し周波数を1/2としたトリガ信号Q1を出力するトリガ信号発生回路411と、帰還信号FBを周期信号でサンプリングするネガティブエッジDフリップフロップである第1サンプリング回路413と、トリガ信号を周期信号でサンプリングするネガティブエッジDフリップフロップである第2サンプリング回路413で構成され、第1サンプリング回路411からは比較回路420で用いるための第1比較信号Xが、第2サンプリング回路412からは比較回路420で用いるための第2比較信号Yが出力されている。
比較回路420は、サンプリング回路410から出力される第1比較信号Xと第2比較信号Yとが一致しているか否かにより信号が変動する信号を出力する様に一致回路421で構成され、帰還信号と周期信号が一致しているか否かが反映された一致信号Zを出力する。
駆動回路430は、比較回路420から出力される一致信号Zとサンプリング回路410から出力されるトリガ信号Q1を反転した信号が入力された第1論理積回路431と、比較回路420から出力される一致信号Zとサンプリング回路410から出力されるトリガ信号Q1が入力された第2論理積432によって構成され、各論理積からの出力は、出力レベルシフト回路433によって、第1スイッチと第2スイッチが駆動できるようレベルシフトされる。出力レベルシフト回路433は、第1スイッチの導通/非道通を制御する第1駆動信号Hと、第2スイッチの導通/非道通を制御する第2駆動信号Lとを出力する。
なお、制御回路400は、出力電圧を帰還信号としてサンプリング回路に入力される信号として適合するように電圧を調整するための帰還レベルシフト回路460有している。
したがって帰還レベルシフト回路は、サンプリング回路420に用いられる信号に適合した帰還信号FBを出力することができる。例えば制御端子Vcntから出力される電圧が0から24Vで、サンプリング回路に用いられる電圧が0から5Vである場合、各抵抗値は、抵抗461:抵抗462=9:1、抵抗463:抵抗464=19:1となど必要なレベルで任意に設定すればよい。
図7は、通常動作時の各信号の状態を示している。第1サンプリング回路は、帰還信号FBを周期信号Q0のネガティブエッジ(ハイレベルからローレベルに遷移するタイミング)でサンプリングし第1比較信号Xを出力する。第2サンプリング回路は、トリガ信号Q1を周期信号Q0のネガティブエッジでサンプリングし第2比較信号Yを出力する。通常の場合帰還信号FBは、トリガ信号Q1の遷移に基づいて動作しているため、第1比較信号と第2比較信号は一致している。したがって比較回路420は一致信号であるハイレベルを出力することとなる。第1論理積および第2論理積の両方にハイレベルの信号を出力することとなるので駆動回路430は、トリガ信号Q1の遷移により第1論理積と第2論理積は互いに反転した第1駆動信号Hと第2駆動信号Lを出力することとなる。第1スイッチは第1駆動信号の反転信号で制御され、第2スイッチは第2駆動信号で制御されるので第1スイッチ/第2スイッチいずれが導通となり正常にスイッチング動作することが可能となる。
図8は地絡状態が発生した場合の各信号の状態を示している。例えば第1期間T1において制御端子Vcntが地絡状態(ローレベル)になっている。第2期間T2でローレベルの第1比較信号Xを出力している。第2期間T2において第2サンプリング回路412は、トリガ信号Q1を周期信号Q0のネガティブエッジでサンプリングし第2比較信号Yを出力する。第2サンプリング回路412は、地絡状態である第2期間T2においてもトリガ信号Q1に応じてハイレベルの第2比較信号Yを出力している。第2期間T2において第1比較信号Xと第2比較信号Yは不一致になっている。したがって第2期間T2において比較回路420はローレベル一致信号を出力することとなる。第2期間T2において第1論理積および第2論理積の両方にローレベルの信号を出力することとなるので駆動回路430は、第2期間T2において第1論理積と第2論理積はともにローレベルである第1駆動信号と第2駆動信号を出力することとなる。第1スイッチ451は第1駆動信号Hの反転信号で制御され、第2スイッチ452は第2駆動信号Lで制御されるので、第2期間T2においては第1スイッチ/第2スイッチとともに第2スイッチも非導通となり、これ以上出力電流が容量と整流素子で形成される部分に流れないよう制御することができる。
図9は天絡状態が発生した場合の各信号の状態を示している。例えば第1期間T1において制御端子Vcntが天絡状態(ハイレベル)になっている。第2期間T2でハイレベルの第1比較信号Xを出力している。第2期間T2において第2サンプリング回路412は、トリガ信号Q1を周期信号Q0のネガティブエッジでサンプリングし第2比較信号Yを出力する。第2サンプリング回路412は、天絡状態である第2期間T2においてもトリガ信号Q1に応じてローレベルの第2比較信号Yを出力している。第2期間T2において第1比較信号Xと第2比較信号Yは不一致になっている。したがって第2期間T2において比較回路420はローレベル一致信号を出力することとなる。第2期間T2において第1論理積および第2論理積の両方にローレベルの信号を出力することとなるので駆動回路430は、第2期間T2において第1論理積と第2論理積はともにローレベルである第1駆動信号と第2駆動信号を出力することとなる。第1スイッチ451は第1駆動信号Hの反転信号で制御され、第2スイッチ452は第2駆動信号Lで制御されるので、第2期間T2においては第1スイッチ/第2スイッチとともに第2スイッチも非導通となり、これ以上出力電流が容量と整流素子で形成される部分に流れないよう制御することができる。
したがってほぼクロック周期の地絡状態、天絡状態でも電子回路を停止することが可能となり、タイマー回路350と組み合わせて用いれば、ほぼどのような期間の地絡や天絡状態から電子回路を保護することが可能となる。
従来の整流素子100aは、図10に示すよう、P型半導体基板1上に形成された第1N型領域2と、第1N型領域2の下部に設けられた埋め込み層である第2N型領域3と、アノード端子に接続され、第1N型領域2に形成された第1P型領域4と、カソード端子に接続され、第1N型領域の縁部に形成され、下端部にて第2N型領域に接している素子分離領域である第3N型領域5とで整流素子D1を構成している。
P型半導体基板1は、図10に示すよう接地され用いられている。このとき、第1P型領域4、第1N型領域2及び第2N型領域3とP型半導体基板1によってPNPトランジスタPT1が寄生的に形成される。
整流素子100aとして動作させた場合、トランジスタPTのベースに印加される電圧に比べ、トランジスタPTのエミッタに印加される電圧が高くなるので、トランジスタPT1も動作する。すなわち第3N型領域5に流れさらにカソード端子を介して容量素子に流れる電流の一部が、P型半導体基板を介し接地部位に流れてしまう。そのため出力電圧が規定の電位に達するまで整流素子のカソードに接続された容量に電荷蓄積するための時間が余分にかかるようになり、起動時間の遅くなる。
図11は、本発明の整流素子を示し、P型半導体基板1上に形成された第1N型領域2と、第1N型領域2の下部に設けられた埋め込み層である第2N型領域3と、アノード端子に接続され、第1N型領域2に形成された第1P型領域4と、カソード端子に接続され、第1N型領域の縁部に形成され、下端部にて第2N型領域に接している素子分離領域である第3N型領域5に加えて、さらに第1P型領域4と第3N型領域の間にカソード端子に接続された第2P型領域6を整流素子を形成している。
第1P型領域4と第3N型領域5の間に第2P型領域6を設けることで、図11のようにアノード端子から接地端子へと基板断面縦方向に形成されるPNPトランジスタPT1の起動を抑制するために、代わりに基板表面上に第1P型領域4、第1N型領域2と第2P型領域6とで寄生的に構成されるPNPトランジスタPT2及びPT3を構成する。さらに第2P型領域6を整流素子のカソード端子に接続する。
この場合、トランジスタPT2、PT3がPT1よりも先に起動するとともに、電流が生じてもカソード端子に接続されているので、PT1を介して半導体基板1に流れることが抑制されカソード端子に接続される容量素子に電流が流れるため起動時間を早めることが可能となる。
ここで、第2P型領域6は、図11では2つに分離されているが、図示するよう分離していてもよいし、また平面状リングもしくは矩形状に一体形成されているものでもよい。また、図11では、第3N型領域5と第2P型領域6は接するように設けているが、接していなくとも両領域がカソード端子に接続されていればよい。また、図11ではP型導電体とN型導電体を逆にした上で、接地と電源、アノードとカソードを入れ替えた整流素子でも構わない。
図12は本発明のスイッチング電源装置10000を示し、入力端子と出力端子と制御端子を有する第1スイッチ3000と、N型MOSからなる第3スイッチ3000の入力端子に印加される電圧よりも高い電圧で第1スイッチ3000の制御端子を駆動するスイッチ駆動回路2000と、スイッチ駆動回路2000を制御する駆動制御回路4000と、図1で示した昇圧回路1000とで構成されている。その出力端子Voには、容量素子5000と負荷6000が接続され、容量素子5000および負荷6000の他端は接地電位に接続されている。
本発明のスイッチング電源装置10000の電圧入力端子Vccに第1電源電圧V1がされれば、従来のものに比べ容量に充電することが早いので、チャージポンプより昇圧された電圧が出力される従来のものに比べてより早くスイッチ駆動回路2000を起動することができる。
したがって電子回路1000の出力がスイッチ駆動回路2000に入力されているのでスイッチ駆動回路がスイッチ駆動制御回路4000より遅れて起動する怖れを低減できるので図12に記載されるスイッチング電源装置10000において起動不良を低減することが可能となる。また過電流保護回路390を有しているので過電流が流れた場合でも電子回路1000の誤動作を抑制することも可能となる。
なお、スイッチ駆動制御回路4000には、スイッチング電源装置10000の出力をフィードバックしたものが入力され、その信号に基づいてスイッチ駆動回路を制御してもよい。また、センサからの信号に基づいたもので制御するようにしてもよいし、マイコン等を介し記憶素子に基づく制御信号であってもかまわない。
図13は、本発明の第2のスイッチング電源装置11000を示し、入力端子と出力端子と制御端子を有するN型MOSからなる第3スイッチ3001aと、第4スイッチ3001bの入力端子に印加される電圧よりも高い電圧で第3スイッチ3001aおよび第4スイッチ3001bの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路20000と、スイッチ駆動回路20000を制御するスイッチ駆動制御回路4000と、第1スイッチ3001aの制御端子に印加される信号と位相が逆の信号が入力される制御端子と、前記出力端子に接続される端子、基準電位が印加されている端子とを有するN型MOSからなる第2スイッチ3001bと、駆動回路2000に接続した図1に記載の昇圧回路1000で構成されている。
その出力端子Voutには、誘導素子7000の一方が接続され、誘導素子7000の他方には、電気機器等の負荷6000と容量5000が接続されている。
制御回路は、半導体装置の出力をフィードバックしたものが入力され、その信号に基づいて駆動回路を制御してもよい。また、センサから出力した信号に基づいたものでもよいし、マイコン等を介し記憶素子に基づく制御信号であってもかまわない。
相補的に制御するためには、出力トランジスタをPチャネル型トランジスタとNチャネル型トランジスタで構成してもかまわないが、Nチャネル型トランジスタと本発明のようなチャージポンプ型昇圧回路を用いたほうが、上記の電気機器のように大電流を扱う場合、Pチャネル型トランジスタの面積よりも小型にできるのでより望ましい。また、整流素子としてはダイオードの場合のみを示したがツェナーダイオードを用いてもよい。
図14は、本発明の電動機制御回路装置12000を示している。図13と同様の部分については説明を省略する。出力端子には各スイッチ3001a〜3001dを制御して電動機3004をHブリッジ回路による駆動ができるよう、スイッチ制御回路3003が設けられHブリッジ回路と接地電位の間に電圧を検出するよう抵抗3005を設けスイッチ駆動制御回路4001に帰還入力している。図14では電動機の制御方法としてHブリッジ型の制御について示したが、3相制御型を用いたものでもよい。
は、本発明に係る電子回路の回路図である。 は、本発明に係るタイマー回路の回路図である。 は、本発明に係るその他の実施例を示すタイマー回路の回路図である。 は、本発明に係るタイマー回路の通常時の動作を示したである。 は、本発明に係るタイマー回路の異常時の動作を示したである。 は、本発明に係る制御回路の回路図である。 は、本発明に係る制御回路の通常時の動作を示したである。 は、本発明に係る制御回路の異常時(地絡)の動作を示したである。 は、本発明に係る制御回路の異常時(天絡)の動作を示したである。 は、従来の整流素子の断面模式図である。 は、本発明に係る昇圧回路に用いられる整流素子の断面模式図である。 は、本発明に係る昇圧回路を用いたスイッチング電源装置の回路図である。 は、本発明に係る昇圧回路を用いたその他の実施例を示す電気機器の回路図である。 は、本発明に係る昇圧回路を用いたその他の実施例を示す電動機器の回路図である。 は、従来型の昇圧回路の回路図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 第1第2導電型領域
3 第2第2導電型領域
4 第1第1導電型領域
5 第3第2導電型領域
6 第2第1導電型領域
100a、100b 整流素子
10 第1整流素子群
200a 第1容量素子群
200b 第2容量素子群
1000 電子回路
300 定電圧出力回路
380 遅延回路
390 過電流保護回路
391 過電流検出回路
400 制御回路
410 サンプリング回路
420 比較回路
430 駆動回路
451 第1スイッチ
452 第2スイッチ
2000 スイッチ駆動回路
3000、3001a 第3スイッチ
3001b 第4スイッチ
3002 スイッチ制御回路
3004 電動機
4000 スイッチ駆動制御回路
Vcc 電圧入力端子
Vd 電圧出力端子
Vin 第2電源端子
CLK クロック端子
XL クロック信号

Claims (13)

  1. 一定の電圧を出力する定電圧出力回路と、該定電圧出力回路の出力が接続される入力部を有し制御回路によってスイッチが制御される昇圧回路とからなる電子回路であって、前記定電圧出力回路が所定値以上の電流が第1の所定時間以上、流れた場合の過電流を検出する過電流検出回路と、前記過電流検出回路の出力に基づいて、定電圧出力回路を保護する動作を行う過電流保護回路とを、有する電子回路。
  2. 前記昇圧回路が、一定周波数であるクロック信号の入力に基づいた制御信号を出力する制御回路と、前記入力部から電圧出力部の間に、前記入力部側にアノード端子を接続したN個の整流素子を直列に接続した整流素子群と、前記入力部側から奇数番目の前記整流素子のカソード端子に、一方が接続され、他方に前記制御回路から出力される第1制御信号が入力される第1容量素子群と、前記入力部側から偶数番目の前記整流素子のカソード端子に、一方が接続され、他方に前記制御回路から出力される第1制御信号と位相が反転している第2制御信号が入力される第2容量素子群とを有し、第1及び第2制御信号に応じて、前記電圧入力部から入力された電圧を昇圧して電圧出力部から出力する昇圧回路である請求項1に記載の電子回路。
  3. 前記第1制御信号もしくは第2制御信号を基づいて過電流検出動作を開始する過電流検出回路を有する請求項1乃至請求項2に記載の電子回路。
  4. 前記第1所定時間が前記制御信号の周期である過電流検出回路を有する請求項1乃至請求項3に記載の電子回路。
  5. 電源投入後第2の所定時間において前記電子回路を保護の動作を停止する遅延回路を有する請求項1乃至請求項4に記載された電子回路。
  6. 前記制御回路が、周期信号と、前記昇圧回路の電圧出力部の電圧変動に応じた信号が入力されたサンプリング回路と、前記サンプリング回路から出力される前記帰還信号と前記周期信号に基づく第1比較信号と前記周期信号と前記サンプリング回路で生成されるトリガ信号に基づく第2比較信号とを比較する比較回路と、前記比較回路より出力される一致信号と前記トリガ信号が入力される駆動回路と、前記帰還信号と前記トリガ信号が一致している場合は互いに相補的に導通/非道通となるよう前記駆動回路に制御され、前記帰還信号と前記トリガ信号が不一致である場合ともに非道通になるように前記駆動回路に制御され、前記第1及び前記第2制御信号を出力する第1スイッチと第2スイッチと、を有する請求項1乃至請求項5に記載の電子回路。
  7. 第1及び第2制御信号に応じて、電圧入力部から入力された電圧を昇圧して電圧出力端子から出力する昇圧回路を有する電子回路において、一定周波数であるクロック信号入力に基づいた制御信号を出力する制御回路と、前記昇圧回路の電圧入力部から電圧出力部の間に、入力部側にアノード端子を接続したN個の整流素子を直列に接続した整流素子群と、前記電圧入力部側から奇数番目の前記整流素子のカソード端子に、一方が接続され、他方に前記制御回路から出力される第1制御信号が入力される第1容量素子群と、前記電圧入力部側から偶数番目の前記整流素子のカソード端子に、一方が接続され、他方に前記制御回路から出力される第1制御信号と位相が反転している第2制御信号が入力される第2容量素子群とを有し、前記制御回路が、周期信号と、前記昇圧回路の電圧出力部の電圧に応じた信号が入力されたサンプリング回路と、前記サンプリング回路から出力される前記帰還信号と前記周期信号に基づく第1比較信号と、前記周期信号と前記サンプリング回路で生成されるトリガ信号に基づく第2比較信号とを比較する比較回路と、前記比較回路より出力される一致信号と前記トリガ信号が入力される駆動回路と、前記帰還信号と前記トリガ信号が一致している場合は互いに相補的に導通/非道通となるよう前記駆動回路を制御し、前記帰還信号と前記トリガ信号が不一致である場合ともに非道通になるように前記駆動回路に制御する、前記第1及び前記第2制御信号を出力する第1スイッチと第2スイッチと、を有する電子回路。
  8. 第1導電型の半導体基板、前記半導体基板上に形成された第1第2導電型領域と、前記第1第2導電型領域の下部に設けられた第2第2導電型領域と、前記第1第2導電型領域内に形成された第1第1導電型領域と、前記第1第2導電型領域の縁部に形成され、下端部にて第2第2導電型領域に接している第3第2導電型領域と、前記第1第1導電型領域と前記第3第2導電型領域の間の前記第1第2導電型領域内に形成された第2第1導電型領域と、前記第1第2導電型領域に一方の端子が接続され、前記第3第2導電型領域と第2第1導電型領域に他方の端子が接続された整流素子からなる請求項1乃至請求項7に記載の電子回路。
  9. 前記第1導電型がP型導電体であり、前記第2導電型がN型導電体である、前記第1第2導電型領域にアノード端子、前記第3第2導電型領域と第2第1導電型領域がカソード端子に接続された請求項8に記載の電子回路。
  10. 前記第1導電型がN型導電体であり、前記第2導電型がP型導電体である、前記第1第2導電型領域にカソード端子、前記第3第2導電型領域と第2第1導電型領域がアノード端子に接続された請求項8に記載の電子回路。
  11. 入力端子と出力端子と制御端子を有する第3スイッチと、請求項1乃至請求項10に記載された電子回路の出力が入力部に接続され、前記第1スイッチの入力端子に印加される電圧よりも高い電圧で前記第3スイッチの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路と、前記スイッチ駆動回路を制御するスイッチ駆動制御回路、とを、有する電子回路。
  12. 入力端子と出力端子と制御端子を有する第3スイッチと、前記第3スイッチの入力端子に印加される電圧よりも高い電圧で前記第3スイッチの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路と、前記スイッチ駆動回路を制御するスイッチ駆動制御回路と、前記第3スイッチの制御端子に印加される信号と位相が逆の信号が入力される制御端子と、前記出力端子に接続される端子、基準電位が印加されている端子とを有する第4スイッチと、前記スイッチ駆動回路に接続した請求項1乃至請求項10に記載された電子回路を有した電気機器。
  13. 入力端子と出力端子と制御端子を有する複数のスイッチを有するスイッチ群と、前記スイッチ群のスイッチの入力端子に印加される電圧よりも高い電圧で前記スイッチの制御端子を駆動するスイッチ駆動回路と、前記スイッチ駆動回路を制御するスイッチ駆動制御回路と、前記スイッチ駆動回路に接続した請求項1乃至請求項10に記載された電子回路を有し、前記スイッチ群の導通/非導通により制御される電動機を制御するためのスイッチ制御回路を特徴とする電動機制御回路。
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