JP2007080080A - Cad装置、該cad装置による2次元図作成方法、該2次元図作成方法に基づく2次元図作成プログラム及び該プログラムを記録したプログラム記録媒体 - Google Patents

Cad装置、該cad装置による2次元図作成方法、該2次元図作成方法に基づく2次元図作成プログラム及び該プログラムを記録したプログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】3次元空間に作成されたモールドベースの金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき、加工用の2次元図を作成するのに際して、看視方向から直接見えない部分の形状については、指定した部分のみ、隠線等で表示することが可能な2次元図を作成するCAD装置を提供する。
【解決手段】金型ブロックの3次元立体図形1から、3角法に基づき2次元図面を作成するCAD装置を、上記の3次元立体図形1から2次元図を作成する2次元図作成手段2、金型ブロックの断面を表示する造作部分を指定する断面表示部分指定手段3、上記断面を投影する2次元面を選択する指定投影面選択手段4、及び、上記断面形状を作成する断面図作成手段5を備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、3次元空間に作成された金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき2次元図を作成するCAD装置、該CAD装置により行われる2次元図作成方法、該2次元図作成方法に基づく2次元図作成プログラム及び該プログラムを記録したプログラム記録媒体に関する。
近年、樹脂製成形品等の製造に使用される射出成形用の金型として、モールドベースが多く使用されている。このモールドベースは、成形機に装着して使用する際に必要な、金属製の固定側取付板や、固定側型板、可動側型板、可動側取付板等の規格化された全てのブロックやピン類等のパーツをセットで組込んだものである。このモールドベースを使用すると、成形品の雌型であるキャビティや雄型であるコアの設計のほか、これらのキャビティやコアをモールドベースに嵌め込んで使用するための、モールドベースの各ブロックの加工設計をするだけで、樹脂射出成形用の金型の設計を行うことができる。そのため、設計工数の低減や設計期間の短縮等を図ることができる利点がある。
そこで、モールドベースを使用する際には、上記のモールドベースの各ブロック(以下、これらのブロックを、本明細書では、「金型ブロック」と称する)における加工設計が必要であるが、この加工設計には、最近では、従来から用いられてきた2次元図面作成用の2次元CAD(Computer Aided Design)に代わって、3次元CADが用いられている。この3次元CADは、設計された対象物を立体的に表現することができ、しかもその看視方向を変えることができることから、設計された対象物の形状を容易に把握することができる特徴を備えている。
この特徴は、金型ブロックの加工設計においても、重宝される点ではある。しかしながら、2次元図面の利便性も無視し難く、金型ブロックの加工用図面として、2次元図面の必要性も皆無ではない。そのため、3次元CADでは、3次元立体図形から2次元図面を作成する機能が備えられており、これらの機能を用いて、金型ブロックの加工用の2次元図面が作成されている。
2次元図面では、一般的に、看視方向から直接見える形状は、実線で表され、看視方向から直接見えない形状は、点線等を用いて、隠線として表示される(例えば、特許文献1の図4、図5、図7、及び、図8参照)。金型ブロックの加工設計においても、この点は同様であり、例えば、キャビティが嵌め込まれる固定側型板において、キャビティが嵌め込まれる面を平面とすると、平面の表面上に形成されている凹部分等は、平面から全て直接見えるが、正面からは直接見えない。従って、これらの平面の表面上に形成されている凹部分等は、固定側型板の平面図では実線で表示されるが、正面図では、隠線である点線で表示される。
特開2001−92865号公報
ところで、上記の金型ブロックは、金属製の金型ブロックを切削したり穿穴したりして加工され、これらの加工作業を行うのに、現在では、3次元CADデータを用いたNCマシンが用いられる。上記の金型製作用の2次元図面は、主として、これらの作業におけるNCマシンの設定確認や加工後の確認等を行うために用いられる。しかし、例えば、穿穴は、穴の中心座標と直径及び深さのデータを用いてボールマシンを制御することで、正確に行うことができることから、これらの穴の側部の形状を、例えば、上記の例で、正面図に隠線として表示することは、必ずしも必要ではない。
ところが、上述したように、一般には、CADで作成された2次元図面には、看視方向から直接見えない形状は、全て、点線等を用いて隠線として表示される。この点は、金型ブロック加工用の2次元図面も例外ではなく、このため、複数の隠線が重なり合って、非常に見にくい図面となっている。そのため、金型の製造現場では、CADで作成された金型製作用の2次元図面から、不要の隠線を消す作業が行われていた。
そこで、この発明は、このような状況に対処するためになされたものであって、3次元空間に作成された金型ブロックの加工用の3次元立体図形から、3角法に基づき、加工用の2次元図を作成するのに際して、看視方向から直接見えない部分の形状については、指定した部分のみ、隠線等で表示することが可能な2次元図を作成するCAD装置を提供しようとするものである。
本発明は、3次元空間に作成された金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき、金型製作用の2次元図を作成するに際して、ユーザが指示した凹部や穴についてのみ、その断面形状を表示しようとするものである。
図1は、本発明のCAD装置の構成を示したブロック図である。図1において、本発明のCAD装置は、造作部分が形成されている金型ブロックの3次元立体図形1から、3角法に基づき2次元図を作成するCAD装置である。このCAD装置は、2次元図作成手段2、断面表示部分指定手段3、指定投影面選択手段4、及び、断面図作成手段5を備えていることを特徴としている。
この内、2次元図作成手段2は、金型ブロックの3次元立体図形1の正面、背面、平面、底面、左側面、又は、右側面の2次元面における造作部分の直視可能な形状を投影して、該形状を実線の輪郭線で表示した正面図、背面図、平面図、底面図、左側面図、又は、右側面図の2次元図の少なくとも一つを作成する機能を備えている。
断面表示部分指定手段3は、2次元図作成手段2により作成されたいずれかの2次元図上に表示されている任意の造作部分における該2次元図に垂直な断面を表示させるために、該造作部分をユーザの指示に基づき該2次元図上で指定すると共に、該2次元図を基本図とする機能を備えている。
指定投影面選択手段4は、断面表示部分指定手段3により指定された造作部分の断面を投影する投影面として、基本図の名称と同名の2次元面である基本面と隣接する2次元面のいずれかを、ユーザの指示に基づき選択すると共に、該2次元面を指定投影面とする機能を備えている。
そして、断面図作成手段5は、断面表示部分指定手段3により指定された造作部分の断面を、上記指定投影面に投影して、断面図を作成する機能を備えている。
尚、上記の「基本図の名称と同名の2次元面である基本面に隣接する2次元面のいずれか・・・」において、「基本図の名称と同名の2次元面である基本面」とは、例えば、「基本図」が「正面図」の場合は、「基本図の名称と同名の2次元面」は「正面」であり、この「正面」が「基本面」であることを意味している。又、「基本面に隣接する2次元面」とは、上記の例では、「基本面」が「正面」であることから、「正面に隣接する平面、底面、左側面、又は、右側面」であることを意味している。従って、「基本面に隣接する2次元面のいずれか」は、上記の例では、「平面、底面、左側面、又は、右側面のいずれか」であることを意味している。
上記のCAD装置によれば、ユーザの指示により、断面表示部分指定手段3が、金型ブロックにおける、任意の造作部分を指定すると共に、ユーザの指示により、投影面選択手段が、指定投影面を選択することにより、指定された造作部分の断面が、選択された指定投影面に投影された断面図が作成される。そのため、ユーザが指示した造作部分の断面形状のみが表示され、ユーザが指示しない他の造作部分の断面形状は表示されない断面図を作成することができる。従って、非常に見やすい2次元図を作成することができる。
上記のCAD装置において、指定投影面選択手段4は、指定投影面の選択を、2次元図作成手段2により作成された2次元図の中から、指定投影面の名称と同名の2次元図をユーザの指示に基づき選択することにより行うようにしてもよい。尚、上記の「指定投影面の名称と同名の2次元図」とは、例えば、「指定投影面」が「底面」の場合は、「底面図」であることを意味している。
上記のようにすることにより、ユーザは、2次元図作成手段2の作成した2次元図の中から基本図と隣接するいずれか一つを選択することで、投影面の選択が行われるので、CAD装置に対するユーザの操作を容易化することができる。
上記の場合に、断面図作成手段5は、断面表示部分指定手段3により指定された造作部分の断面を、上記指定投影面の名称と同名の2次元図である指定投影図に投影して、断面図の作成に代えて、該指定投影図上に表示するようにしてもよい。尚、上記の「指定投影面の名称と同名の2次元図である指定投影図」とは、例えば、「指定投影面」が「底面」の場合は、上述したように、「指定投影面の名称と同名の2次元図」は、「底面図」であるので、「底面図」が「指定投影図」であることを意味している。
2次元図作成手段2が作成する2次元図は、いずれも、金型ブロックの各面における外観を表している。従って、上記のようにすることにより、上記指定投影面の名称と同名の2次元図である指定投影図、即ち、金型ブロックの外観図に、造作部分の断面形状が重ねて表示されるので、金型ブロックの外観と金型ブロックに形成されている凹部の形状との関係を容易に把握することができる。
上記の金型ブロックの造作部分は、一般的に、穴、又は、少なくとも一つの底面を備えた凹部、或いは、その双方で形成されている。そこで、上記の凹部の断面を表示させる場合は、上記のCAD装置において、断面表示部分指定手段3及び断面図作成手段5の機能を、次のように構成するのが好ましい。
即ち、断面表示部分指定手段3は、断面を表示させる凹部の指定を、該凹部における任意の底面と、該底面を通過する任意の切断面とを、上記基本図上に、ユーザの指示に基づき指定することにより行う。そして、断面図作成手段5は、底面を通過する切断面を、上記指定投影面に投影して断面図を作成すると共に、該断面図において断面表示部分指定手段3で指定された底面よりも深い位置の断面形状を無視し、該無視により生じる断面形状の不連続部分を、連続するように線分で補完するようにするのである。
前述したように、金型ブロックでは、一般に、穴以外の凹部のみをモールド成形した後、穴部分等は、ボールマシンを用いて形成する。そのため、金型ブロックの完成品の形状もさることながら、モールド成形で形成される凹部の形状が、確認の対象となる。そこで、金型製作の現場では、モールド成形段階における確認に必要な部分のみが、分かりやすく表示された図面が求められている。
このような状況下で、上記のようにすることにより、金型ブロックにおいて、モールド成形作業やその確認に必要な凹部における底面と、その底面を通過する切断面の指定さえすれば、指定された底面よりも深い位置の断面形状を無視した断面図を作成することができる。従って、簡易な操作で非常に見やすい2次元図を作成することができる。
又、上記の断面表示部分指定手段3は、具体的に、金型ブロックの任意の凹部における任意の底面を通過する切断面の指定を、次のようにするのが好ましい。即ち、断面表示部分指定手段3は、断面を表示させる凹部における底面を通過する切断面の指定を、上記基本図上における凹部の輪郭線上に位置する任意の2点を結んで形成され、且つ、上記底面上を通過する線分を、ユーザの指示に基づき指定することにより行うのである。
このようにすることにより、ユーザは、金型ブロックにおける断面形状を表示させる部分の指定を、容易に行うことができる。
上記のCAD装置において、上記の金型ブロックの穴の断面を表示させる場合は、断面表示部分指定手段3は、金型ブロックにおける任意の穴の指定を、次のようにするのが好ましい。即ち、断面表示部分指定手段3は、断面を表示させたい任意の穴の指定を、上記基本図上に輪郭線で表示されている穴を、ユーザの指示に基づき、四角の枠で囲むことより行うのである。すると、断面図作成手段5は、断面表示部分指定手段3により指定された穴の中心を通る切断面を、上記指定投影面に投影して断面図を作成する。
このようにすることにより、上記同様、ユーザは、金型ブロックにおける断面形状を表示させる部分の指定を、容易に行うことができる。
又、上記の金型ブロックの外表面に連なるエッジ部分には、面取がなされているのが一般的である。そこで、上記のCAD装置において、2次元図作成手段2は、面取の稜線を描かずに2次元図を作成するのが好ましい。このようにすることにより、2次元図を、非常に見やすい図面とすることができる。
次に、本発明の2次元図作成方法について説明する。本発明の2次元図作成方法は、造作部分が形成されている金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき2次元図を作成するCAD装置により行われる2次元図作成方法である。この2次元図作成方法は、2次元図作成ステップ、断面表示部分指定ステップ、指定投影面選択ステップ、及び、断面図作成ステップで構成されることを特徴としている。
この内、2次元図作成ステップは、金型ブロックの3次元立体図形の正面、背面、平面、底面、左側面、又は、右側面の2次元面における造作部分の直視可能な形状を投影して、該形状を実線の輪郭線で表示した正面図、背面図、平面図、底面図、左側面図、又は、右側面図の2次元図の少なくとも一つを作成するステップである。
断面表示部分指定ステップは、2次元図作成ステップで作成されたいずれかの2次元図上に表示されている任意の造作部分における該2次元図に垂直な断面を表示させるために、該造作部分をユーザの指示に基づき該2次元図上で指定すると共に、該2次元図を基本図とするステップである。
指定投影面選択ステップは、断面表示部分指定ステップで指定された造作部分の断面を投影する投影面として、基本図の名称と同名の2次元面である基本面に隣接する2次元面のいずれかを、ユーザの指示に基づき選択すると共に、該2次元面を指定投影面とするステップである。
そして、断面図作成ステップは、断面表示部分指定ステップで指定された造作部分の断面を、上記指定投影面に投影して、断面図を作成するステップである。
上記の2次元図作成方法において、指定投影面選択ステップでは、指定投影面の選択を、2次元図作成ステップで作成された2次元図の中から、指定投影面の名称と同名の2次元図をユーザの指示に基づき選択することにより行うようにしてもよい。
上記の場合に、断面図作成ステップでは、断面表示部分指定ステップで指定された造作部分の断面を、上記指定投影面の名称と同名の2次元図である指定投影図に投影して、断面図の作成に代えて、該指定投影図上に表示するようにしてもよい。
上記の金型ブロックの造作部分は、一般的に、穴、又は、少なくとも一つの底面を備えた凹部、或いは、その双方で形成されている。そこで、上記の凹部の断面を表示させる場合は、上記の2次元図作成方法において、断面表示部分指定ステップ及び断面図作成ステップの構成を、次のようにするのが好ましい。
即ち、断面表示部分指定ステップでは、断面を表示させる凹部の指定を、該凹部における任意の底面と、該底面を通過する任意の切断面とを、上記基本図上にユーザの指示に基づき指定することにより行う。そして、断面図作成ステップでは、切断面を上記指定投影面に投影して断面図を作成すると共に、該断面図において、断面表示部分指定ステップで指定された底面よりも深い位置の断面形状を無視し、該無視により生じる断面形状の不連続部分を、連続するように線分で補完するようにするのである。
又、上記の断面表示部分指定ステップでは、具体的に、金型ブロックの任意の凹部における任意の底面を通過する切断面の指定を、次のようにするのが好ましい。即ち、
断面表示部分指定ステップでは、断面を表示させる凹部における底面を通過する切断面の指定を、上記基本図上における凹部の輪郭線上に位置する任意の2点を結んで形成され、且つ、上記底面上を通過する線分を、ユーザの指示に基づき指定することにより行うのである。
上記の2次元図作成方法において、上記の金型ブロックの穴の断面を表示させる場合は、断面表示部分指定ステップでは、金型ブロックにおける任意の穴の指定を、次のようにするのが好ましい。即ち、断面表示部分指定ステップでは、断面を表示させる任意の穴の指定を、上記基本図上に輪郭線で表示されている穴を、ユーザの指示に基づき、四角の枠で囲むようにするのである。すると、断面図作成ステップでは、断面表示部分指定ステップで指定された穴の中心を通る切断面を、上記指定投影面に投影して断面図を作成する。
又、上記の金型ブロックの外表面に連なるエッジ部分には、面取がなされているのが一般的である。そこで、上記の2次元図作成方法において、2次元図作成ステップでは、面取の稜線を描かずに2次元図を作成するのが好ましい。
上記の各2次元図作成方法によれば、上述したCAD装置を使用して得られる作用、効果と同様の作用、効果を得ることができる。
本発明の2次元図作成プログラムは、上記の各2次元図作成方法が有する各ステップを備えたプログラムであって、CAD装置が実行可能なプログラムである。又、本発明のプログラム記録媒体は、上記の2次元図作成プログラムが記録されたプログラム記録媒体である。
本発明によれば、ユーザの指示により、金型ブロックにおける、任意の造作部分を指定すると共に、ユーザの指示により、指定投影面を選択することにより、指定された造作部分の断面が、選択された指定投影面に投影された断面図が作成される。そのため、ユーザが指示した造作部分の断面形状のみが表示され、ユーザが指示しない他の造作部分の断面形状は表示されない断面図を作成することができる。従って、非常に見やすい2次元図を作成することができる。
又、ユーザは、作成された2次元図の中から基本図と隣接するいずれか一つを選択することで、投影面の選択が行われるので、CAD装置に対するユーザの操作を容易化することができる。
又、ユーザの指示により選択された指定投影面の名称と同名の2次元図である指定投影図、即ち、金型ブロックの外観図に、造作部分の断面形状を重ねて表示することができるので、金型ブロックの外観と金型ブロックに形成されている凹部の形状との関係を容易に把握することができる。
又、金型ブロックの造作部分が凹部の場合、この凹部における底面とその底面を通過する切断面の指定さえすれば、指定された底面よりも深い位置の断面形状を無視した断面図を作成することができる。この場合に、上記の切断面の指定を、基本図上における凹部の輪郭線上に位置する任意の2点を結んで形成され、且つ、底面上を通過する線分を、指定することにより行うことができる。又、金型ブロックの造作部分が穴の場合、この穴の指定を、この穴を四角の枠で囲むことより行うことができる。従って、簡易な操作で非常に見やすい2次元図を作成することができる。
又、金型ブロックの面取の稜線を描かずに基本図を作成することができるので、非常に見やすい2次元図を作成することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるCAD装置について、図面を参照しながら詳しく説明する。本実施の形態におけるCAD装置は、成形機に装着して使用されるモールドベースを構成している金属製の固定側取付板や、固定側型板、可動側型板、可動側取付板、キャビティ、コア等の金型ブロックの加工設計に用いられる3次元CAD装置であり、ハードウエアとソフトウエアとで構成される。この3次元CAD装置は、3次元空間に作成された金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき、金型ブロックの2次元図を作成する機能を備えており、この機能に、本発明の特徴である指定した部分の断面形状を作成する機能を含んでいる。
本実施の形態におけるCAD装置のハードウエアとしては、ワークステーションや高性能のパソコンが用いられる。これらのワークステーションやパソコンを用いたCAD装置は、一般に、図2に示すような構成である。即ち、本実施の形態におけるCAD装置10は、図2において、CPU11、メモリ12、キーボード13、マウス14、表示装置15、及び、プリンタ16で構成されている。
上記のCAD装置10のメモリ12には、本実施の形態で必要な各種ソフトウエアが搭載されており、本実施の形態におけるCAD装置10の機能は、これらのソフトウエアを実行することにより実現される。又、上記のCAD装置10には、3次元立体図形を作成するためのソフトウエアが搭載されており、本実施の形態では、この3次元立体図形作成用ソフトウエアを用いて作成された3次元立体図形のデータが、メモリ12に記憶されている。
3次元CAD装置における3次元立体図形を表現するデータ構造としては、種々の方法が存在する。本実施の形態では、BREP(境界表現)構造モデルと称されるデータ構造を採用している。BREP構造モデルでは、3次元立体図形で表示される1個のソリッドモデルであるボディに対して、このボディを構成する面やその面を囲むエッジ等を単位要素として、データが構成されている。即ち、3次元立体図形のデータは、ボディ、シェル、フェイス、ループ、フィン、エッジ、及び、バーテックスの各要素が順に連鎖状に関連付けられて構成されている。従って、モデル全体を構成する要素を、どの要素からも検索、参照することができる。
上記のCAD装置10は、上述したように、モールドベースを構成している金属製の固定側取付板や、固定側型板、可動側型板、可動側取付板、キャビティ、コア等の金型ブロックの加工設計に用いられる。本実施の形態では、説明を分かりやすくするために、このような金型ブロックの例として金型ブロックを模式化したものを用いており、図3は、上記のCAD装置10の3次元立体図形作成用ソフトウエアで作成され、メモリ12に記憶されている模式化された金型ブロック40の3次元立体図形を示したものである。この金型ブロック40の3次元立体図形では、この3次元立体図形における平面、背面、正面、左側面、右側面、及び、底面を、図3に示すように規定しており、この金型ブロック40には、平面側から底面側に向かって凹んでいる凹部や、平面側から底面側に向かって凹んでいるか貫通している穴、左右の両側面間を貫通している穴、或いは、平面側に突出している凸部等が形成されている。
即ち、金型ブロック40は、平面31、背面32、正面33、左側面34、右側面35、及び、底面36を備えている。又、金型ブロック40には、平面31から底面36に貫通している貫通穴41、平面31から底面36に向かって凹んでいる矩形窪42、矩形窪42の底面42aから底面36に貫通している貫通穴43,44、矩形窪42の底面42aから底面36に向かって凹んでいる穴窪45、穴窪45の底面45aから更に底面36に貫通している貫通穴46、平面31から突出している円柱47、及び、左側面34と右側面35との間を貫通している貫通穴48,49が形成されている。
図4は、図3に示す金型ブロック40の3次元立体図形から、一般的なCAD装置を用いて一般的な方法で作成された、平面図121、背面図122、正面図123、左側面図124、及び、右側面図125を示したものである。図4から分かるように、一般的なCAD装置で作成された2次元図には、看視方向から直接見えない形状は、全て、点線等を用いて、隠線として表示される。このため、側部の形状を表す複数の隠線が重なり合って、非常に見にくい図面となっている。例えば、図4において、平面図121はともかく、背面図122、正面図123、左側面図124、及び、右側面図125には、平面31から底面36に向かって凹んでいる凹部や穴の全ての側部の形状が隠線で表示されており、図4の左側面図124、及び、右側面図125からも分かるように、これらの隠線が重なり合って、非常に見にくい図面となっている。
前述したように、金型ブロック40の2次元図では、必ずしも凹部や穴の全ての側部の形状を表示する必要はなく、必要とする部分のみを表示させることで十分である。本実施の形態では、この趣旨に沿って、上記のCAD装置10を用いて、金型ブロック40の3次元立体図形から金型ブロック40の2次元図を作成すると共に、指定した部分の断面形状を作成して表示しようとするものである。
図5は、本実施の形態における、金型ブロック40の3次元立体図形から金型ブロック40の2次元図を作成すると共に、金型ブロック40の指定した部分の断面形状を作成して表示するCAD装置10の動作を示したフローチャートである。この動作は、2次元図作成ステップ(S1)、断面表示部分指定ステップ(S2)、指定投影面選択ステップ(S3)、及び、断面図作成ステップ(S4)で構成されている。尚、本実施の形態では、断面形状を表示するための専用の前述した断面図を作成するのではなく、2次元図作成ステップ(S1)で作成された2次元図の中から、指定投影面選択ステップ(S3)で選択された2次元図である指定投影図に、断面図作成ステップ(S4)で断面形状を作成して表示することで、前述した断面図の作成に代えている。
具体的な上記のCAD装置10動作としては、CAD装置10において、まず、ユーザが、金型ブロック40の3次元立体図形に基づく2次元図の作成ソフトウエアを起動すると、CAD装置10は、上記の各ステップを順に実行する。これらの各ステップにおける状態は、CAD装置10の表示装置15に表示される。以下、これらの各ステップについて、本実施の形態で用いられている上述した図3に示す金型ブロック40を用いて説明する。
最初に、2次元図作成ステップ(S1)では、金型ブロック40の3次元立体図形から、2次元図を作成する。本実施の形態における上記の2次元図の作成ソフトウエアでは、2次元図として、平面図、背面図、正面図、左側面図、及び、右側面図を作成する設定としている。作成されるこれらの2次元図は、金型ブロック40の各面で直視可能な形状のみを実線で描くものである。図6は、これらの2次元図を示したものであり、21は平面図、22は背面図、23は正面図、24は左側面図、そして、25は右側面図である。
次に、断面表示部分指定ステップ(S2)に移行する。この断面表示部分指定ステップ(S2)では、金型ブロック40における、断面形状を表示させたい任意の凹部、又は、任意の穴を、2次元図作成ステップ(S1)で作成され、CAD装置10の表示装置15に表示されているいずれかの2次元図上に指定する。指定用の2次元図としては、2次元図作成ステップ(S1)で作成された2次元図のいずれでもよいが、本実施の形態では、平面図21上に指定するものとする。平面図21上で指定が行われると、この平面図21は前述した基本図として認識される。
平面図21上で指定する部分としては、凹部、又は、穴のいずれでもよいが、ここでは、凹部を指定するものとする。この凹部の指定は、任意の表示させたい凹部が備えている任意の表示させたい底面と、この底面を通過する任意の表示させたい切断面とを指定することにより行われ、この切断面の指定は、上記の凹部の輪郭線上に位置する2点を結ぶ線分を指定することにより行われる。この指定は、ユーザの指示に基づいて行われる。
即ち、CAD装置10の表示装置15には、図6で示すような内容が表示されている。そこで、例えば、表示させたい凹部として、矩形窪42を指定する場合は、まず、表示させたい底面として、図7に示すように、ユーザがCAD装置10のマウス14を用いてCAD装置10の表示装置15に表示されている画面中の、矩形窪42の備える矩形窪底面42aをクリックする。すると、図8に示すように、矩形窪42及びその内側に存在する、貫通穴43、貫通穴44、穴窪45、及び、貫通穴46が点滅して、矩形窪底面42aが指定されたことが表示される。そこで、図9に示すように、ユーザがCAD装置10のマウス14を用いて、矩形窪42の輪郭線上に位置する2点である始点51から終点52を結ぶ線分53を指定する。すると、この線分53が切断面として指定され、CAD装置10の表示装置15に、図9に示すように表示される。
次に、指定投影面選択ステップ(S3)に移行する。この指定投影面選択ステップ(S3)では、断面表示部分指定ステップ(S2)で指定された部分の断面を表示させる2次元図を選択する。具体的には、断面を表示させる部分を指定した2次元図、即ち、基本図である平面図21と隣接する2次元図のいずれかを選択する。平面図21と隣接する2次元図は、図6に示すように、平面図21を除く、2次元図作成ステップ(S1)で作成された全ての図、即ち、背面図22、正面図23、左側面図24、及び、右側面図25が該当する。ここでは、この中から、正面図23を選択するものとする。この選択により選択された正面図23が、金型ブロック40における上記の指定部分の断面形状を投影する2次元図として選択される。正面図23が選択されると、この正面図23は前述した指定投影図として認識される。この選択は、ユーザの指示に基づいて行われる。
即ち、CAD装置10の表示装置15には、図9で示すような内容が表示されている。そこで、図10に示すように、ユーザがCAD装置10のマウス14を用いて、CAD装置10の表示装置15に表示されている画面中の正面図23をクリックする。すると、図11に示すように、正面図23が点滅表示され、正面図23が、断面形状を投影する2次元図として選択されたことが表示される。
上記のようにして、断面を表示させたい部分の指定とこの断面を投影する2次元図の選択が終了すると、断面図作成ステップ(S4)に移行する。この断面図作成ステップ(S4)では、上記の各点滅を停止すると共に、上記の断面表示部分指定ステップ(S2)で指定された部分の断面形状を、指定投影面選択ステップ(S3)で選択された2次元図、ここでは、指定投影図である正面図23に投影して表示する。この断面形状の表示は、断面表示部分指定ステップ(S2)で指定された任意の底面よりも深い位置の断面形状が無視され、該無視により生じる断面形状の不連続部分が、連続するように線分で補完される。
この補完動作について、上記の矩形窪42の場合についてみると、図12(a)に示すように、金型ブロック40の中心線37に沿った断面形状は、図12(b)のようになる。しかし、上記の線分53で指定された部分は、図12(a)のAの範囲であり、しかも、指定された底面は、矩形窪底面42aである。そこで、矩形窪底面42aよりも深い位置の断面形状は無視される。即ち、貫通穴43、貫通穴44、穴窪45、及び、貫通穴46の断面形状は無視される。すると矩形窪42の断面形状は、図12(c)に示すように、不連続線となるが、無視された結果により不連続となった部分は、連続するように線分で補完されるため、図12(d)に示すようになる。このようにして補完された断面形状が、矩形窪42の断面形状として、指定投影面選択ステップ(S3)で選択された2次元図、即ち、指定投影図である正面図23に投影されて、図13に示すように、正面図23上に点線で表示される。
上記の断面図作成ステップ(S4)において、金型ブロック40における矩形窪底面42aを通過する線分53で指定された切断面の形状は、次のようにして作成される。即ち、BREP構造モデルで構成されている金型ブロック40の3次元立体図形のデータを検索、参照して、線分53の座標データを基に、矩形窪42を構成するデータと線分53とが重なる部分を演算する。そして、矩形窪底面42aを表すフェイスデータにより、矩形窪底面42aよりも深い位置の部分を無視して、不連続となる部分の補完の演算を行い、矩形窪42の断面形状を作成するのである。
上述した断面図作成ステップ(S4)による断面形状の表示により、一連の処理が終了するが(S5)、断面形状を表示させたい指定部分がほかにもある場合は(S5)、断面表示部分指定ステップ(S2)に戻って、上記の処理を継続する。ここでは、次に、貫通穴41の断面表示を行わせることにする。
そのため、断面表示部分指定ステップ(S2)に戻って、金型ブロック40における、断面形状を表示させたい貫通穴41を指定する。ここでは、上述した凹部と同様に、平面図21上に指定するものとする。この場合は、表示させたい穴を、四角の枠で囲むことより行う。この指定は、ユーザの指示に基づいて行われる。
即ち、図14に示すように、ユーザがCAD装置10のマウス14を用いて、CAD装置10の表示装置15に表示されている、金型ブロック40の平面図21上で、貫通穴41を四角の枠で囲む。具体的には、CAD装置10のマウス14を用いて、貫通穴41の近傍の一点をクリックして四角形の一角を指定すると共に、この四角形の対角線を描くような方向にマウス14をドラッグして、対角を指定する。すると、図14に示すように、貫通穴41が四角の枠で囲まれて、貫通穴41が指定される。
次に、指定投影面選択ステップ(S3)に移行して、貫通穴41の断面を表示する2次元図を選択する。ここでも、上記と同様、正面図23を選択するものとする。即ち、図15に示すように、ユーザがCAD装置10のマウス14を用いて、CAD装置10の表示装置15に表示されている画面中の正面図23をクリックする。すると、図16に示すように、正面図23が点滅表示され、正面図23が、断面形状を投影する2次元図として選択されたことが表示される。
そこで、断面図作成ステップ(S4)に移行し、上記の点滅を停止すると共に、貫通穴41の中心を通り、且つ、指定投影面選択ステップ(S3)で指定された貫通穴41の断面形状を投影させる正面図23と平行な貫通穴41の切断面の断面形状が、図17に示すように、正面図23上に点線で表示される。
上述した断面図作成ステップ(S4)による断面形状の表示により、一連の処理が終了するが(S5)、更に、断面形状を表示させたい指定部分がほかにもある場合は(S5)、断面表示部分指定ステップ(S2)に戻って、上記の処理を継続する。ここでは、更に、貫通穴48の断面表示を行わせることにする。
そのため、断面表示部分指定ステップ(S2)に戻って、図18に示すように、右側面図25上で、貫通穴48を、貫通穴41の場合と同様に、四角の枠で囲んで指定する。すると、図17に示すように、貫通穴48が四角の枠で囲まれて、貫通穴48が指定されたことが表示される。
次に、指定投影面選択ステップ(S3)に移行して、貫通穴48の断面を表示する2次元図である指定投影図を選択する。ここでは、右側面図25と隣接する平面図21を選択するものとする。即ち、図19に示すように、ユーザがCAD装置10のマウス14を用いて、CAD装置10の表示装置15に表示されている画面中の平面図21をクリックする。すると、図20に示すように、平面図21が点滅表示され、平面図21が、断面形状を投影する指定投影図として選択されたことが表示される。
そこで、断面図作成ステップ(S4)に移行し、上記の点滅を停止すると共に、貫通穴48の中心を通り、且つ、指定投影図である平面図21と平行な貫通穴48の断面形状が、図21に示すように、平面図21上に点線で表示される。
上記のようにして断面図作成ステップ(S4)による貫通穴48の断面形状の表示が終了すると、他に、断面形状を表示させたい指定部分がない場合は(S5)、全ての処理を終了する。又、CAD装置10の動作中にCAD装置10の表示装置15に表示された表示内容は、CAD装置10のプリンタ16でプリントすることができる。
上記の断面図作成ステップ(S4)において、貫通穴41や貫通穴48の断面形状は、次のように作成される。即ち、四角の枠の座標データを基に、BREP構造モデルで構成されている金型ブロック40の3次元立体図形のデータを検索して貫通穴41や貫通穴48に関するデータを求め、このデータを基に貫通穴41や貫通穴48の断面形状を作成するのである。
本実施の形態におけるCAD装置10によれば、断面表示部分指定ステップ(S2)で、ユーザの指示により金型ブロック40における、任意の造作部分を指定すると共に、指定投影面選択ステップ(S3)で、ユーザの指示により、指定投影面を選択することにより、指定された造作部分の断面が、選択された指定投影図に投影されて表示される。そのため、ユーザが指示した造作部分の断面形状のみが表示され、ユーザが指示しない他の造作部分の断面形状は表示されない2次元図を作成することができる。従って、非常に見やすい2次元図を作成することができる。
又、本実施の形態におけるCAD装置10では、ユーザは、2次元図作成ステップ(S1)で作成された2次元図の中から基本図と隣接するいずれか一つを選択することで、断面を投影する投影面の選択が行われるので、CAD装置に対するユーザの操作を容易化することができる。
又、2次元図作成ステップ(S1)で作成される2次元図は、いずれも、金型ブロック40の各面における外観を表している。従って、指定投影図、即ち、金型ブロック40の外観図に、造作部分の断面形状を重ねて表示することができるので、金型ブロック40の外観と金型ブロック40に形成されている凹部の形状との関係を容易に把握することができる。
又、金型ブロック40の造作部分が凹部の場合、この凹部における底面とその底面を通過する切断面の指定さえすれば、指定された底面よりも深い位置の断面形状を無視した断面図を作成することができる。この場合に、上記の切断面の指定を、基本図上における凹部の輪郭線上に位置する任意の2点を結んで形成され、且つ、底面上を通過する線分を、指定することにより行うことができる。又、金型ブロック40の造作部分が穴の場合、この穴の指定を、この穴を四角の枠で囲むことより行うことができる。従って、簡易な操作で非常に見やすい2次元図を作成することができる。
上記のCAD装置10では、2次元図作成ステップ(S1)で作成される2次元図は、平面図21、背面図22、正面図23、左側面図24、及び、右側面図25であるが、これより少ない、例えば、平面図21と正面図23のみとするようにしてもよい。又、2次元図作成ステップ(S1)で作成する2次元図を、2次元図作成ステップ(S1)に進む前に、予め、ユーザが、CAD装置10のキーボード13やマウス14により入力して設定できるようにしてもよい。このように、2次元図作成ステップ(S1)で作成される2次元図を絞り込んだ場合は、断面表示部分指定ステップ(S2)における断面形状を表示させる部分の指定に用いる2次元図である基本図や、この断面形状を表示させる指定投影図は、絞り込んだ2次元図のいずれかに制約されることになる。
又、上記のCAD装置10では、2次元図作成ステップ(S1)で作成された2次元図に、金型ブロック40の指定した部分の断面を表示しているが、2次元図作成ステップ(S1)で作成された2次元図を用いずに、断面を表示した専用の断面図を作成するようにしてもよい。この場合は、指定投影面選択ステップ(S3)では、例えば、CAD装置10の表示装置15に表示する画面上に、基本面に隣接する面を表す文言、例えば、基本面が「平面」であれば、「正面」、「背面」、「左側面」、及び、「右側面」を表示して、この文言のいずれかを、選択することで、選択された指定投影面に断面が投影された断面図が作成されるようにすることができる。
又、上記のCAD装置10では、断面表示部分指定ステップ(S2)において、金型ブロック40における、断面形状を表示させたい部分の指定を、1度に1箇所のみとしているが、1度に複数箇所、指定するようにしてもよい。この場合は、任意の凹部や任意の穴を混在して指定することができる。
又、上記のCAD装置10では、断面表示部分指定ステップ(S2)における表示させたい部分の指定や、指定投影面選択ステップ(S3)における2次元図の選択を行うと、該当部分が点滅表示するようにしているが、点滅表示に代えて、例えば、濃い赤色でハイライト表示させるようにしてもよい。
ところで、上記の本実施の形態で用いられている金型ブロック40には、面取がなされていないが、一般に、金型ブロックでは、金型ブロックの外表面に連なるエッジ部分には、面取がなされている。そこで、金型ブロックに面取がなされている場合、一般的なCAD装置を用いて一般的な方法で作成された2次元図では、面取の稜線が表示されるが、これも、2次元図を見にくくする要因となる。そこで、2次元図作成ステップ(S1)で作成される2次元図には、面取の稜線を描かないようにするのが好ましい。
例えば、図22で示すような面取がなされている金型ブロックの平面図、正面図、及び、左側面図を、一般的なCAD装置を用いて一般的な方法で作成すると、それぞれ、図23(a)、図23(b)、図23(c)に示すように、面取の稜線である線分61〜線分69が表示された2次元図となる。これを、それぞれ、図24(a)、図24(b)、図24(c)に示すようにするのである。この面取の稜線を描かない2次元図の作成は、次のようにして行われる。
即ち、2次元図作成ステップ(S1)において、平面図21、背面図22、正面図23、左側面図24、及び、右側面図25を作成する際、それぞれの2次元で、対象図形の全周にわたって、最も外側に位置する外周を表す線分から、所定の距離、例えば、1〜2mmの範囲内の値しか離れていない線分を、面取を表す線分として、削除するのである。この削除は、BREP構造モデルで構成されている金型ブロック40の3次元立体図形のデータを検索、参照して、上記の条件に該当するエッジデータを検索して削除することにより行なわれる。
上記のように、面取の稜線を描かずに2次元図を作成することにより、2次元図を、非常に見やすい図面とすることができる。
本発明のCAD装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態におけるCAD装置のハードウエアの構成を示したブロック図である。 本実施の形態で用いられる金型ブロックを表した斜視図である。 本実施の形態で用いられる金型ブロックを表した2次元図である。 本実施の形態におけるCAD装置の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その1)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その2)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その3)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その4)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その5)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その6)である。 (a)、(b)、(c)及び(d)は、本実施の形態における断面図作成ステップの動作説明図である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その7)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その8)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その9)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その10)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その11)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その12)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その13)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その14)である。 本実施の形態におけるCAD装置の表示装置に表示される図(その15)である。 面取されている金型ブロックの一部を示した斜視図である。 面取されている金型ブロックを一般的なCAD装置を用いて一般的な方法で作成した2次元図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、そして、(c)は左側面図である。 面取されている金型ブロックを本実施の形態における方法で作成した2次元図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、そして、(c)は左側面図である。
符号の説明
1 3次元立体図形
2 2次元図作成手段
3 断面表示部分指定手段
4 指定投影面選択手段
5 断面図作成手段
10 CAD装置
11 CPU
12 メモリ
13 キーボード
14 マウス
15 表示装置
16 プリンタ
21 平面図
22 背面図
23 正面図
24 左側面図
25 右側面図
31 平面
32 背面
33 正面
34 左側面
35 右側面
36 底面
37 中心線
40 金型ブロック
41 貫通穴
42 矩形窪
42a 矩形窪底面
43 貫通穴
44 貫通穴
45 穴窪
45a 穴窪底面
46 貫通穴
47 円柱
48 貫通穴
49 貫通穴
51 始点
52 終点
53 線分
61 線分
62 線分
63 線分
64 線分
65 線分
66 線分
67 線分
68 線分
69 線分
121 平面図
122 背面図
123 正面図
124 左側面図
125 右側面図

Claims (18)

  1. 造作部分が形成されている金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき2次元図を作成するCAD装置であって、
    前記金型ブロックの3次元立体図形の正面、背面、平面、底面、左側面、又は、右側面の2次元面における前記造作部分の直視可能な形状を投影して、該形状を実線の輪郭線で表示した正面図、背面図、平面図、底面図、左側面図、又は、右側面図の2次元図の少なくとも一つを作成する2次元図作成手段と、
    前記2次元図作成手段により作成されたいずれかの前記2次元図上に表示されている任意の前記造作部分における該2次元図に垂直な断面を表示させるために、該造作部分をユーザの指示に基づき該2次元図上で指定すると共に、該2次元図を基本図とする断面表示部分指定手段と、
    前記断面表示部分指定手段により指定された前記造作部分の断面を投影する投影面として、前記基本図の名称と同名の前記2次元面である基本面と隣接する前記2次元面のいずれかを、前記ユーザの指示に基づき選択すると共に、該2次元面を指定投影面とする指定投影面選択手段と、
    前記断面表示部分指定手段により指定された前記造作部分の断面を、前記指定投影面に投影して、断面図を作成する断面図作成手段と、を備えたことを特徴とするCAD装置。
  2. 前記指定投影面選択手段は、前記指定投影面の選択を、前記2次元図作成手段により作成された前記2次元図の中から、前記指定投影面の名称と同名の前記2次元図を前記ユーザの指示に基づき選択することにより行う請求項1記載のCAD装置。
  3. 前記断面図作成手段は、前記断面表示部分指定手段により指定された前記造作部分の断面を、前記指定投影面の名称と同名の前記2次元図である指定投影図に投影して、前記断面図の作成に代えて、該指定投影図上に表示する請求項2記載のCAD装置。
  4. 前記造作部分は、穴、又は、少なくとも一つの底面を備えた凹部、或いは、その双方で形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のCAD装置。
  5. 前記断面表示部分指定手段は、断面を表示させる前記凹部の指定を、該凹部における任意の底面と、該底面を通過する任意の切断面とを、前記基本図上に前記ユーザの指示に基づき指定することにより行うと共に、
    前記断面図作成手段は、前記切断面を前記指定投影面に投影して前記断面図を作成すると共に、該断面図において、前記断面表示部分指定手段で指定された前記底面よりも深い位置の断面形状を無視し、該無視により生じる前記断面形状の不連続部分を、連続するように線分で補完する請求項4記載のCAD装置。
  6. 前記断面表示部分指定手段は、断面を表示させる前記凹部における前記底面を通過する前記切断面の指定を、前記基本図上における前記凹部の輪郭線上に位置する任意の2点を結んで形成され、且つ、前記底面上を通過する線分を、前記ユーザの指示に基づき指定することにより行う請求項5記載のCAD装置。
  7. 前記断面表示部分指定手段は、断面を表示させる任意の前記穴の指定を、前記基本図上に輪郭線で表示されている前記穴を、前記ユーザの指示に基づき、四角の枠で囲むことにより行うと共に、
    前記断面図作成手段は、前記断面表示部分指定手段により指定された前記穴の中心を通る切断面を、前記指定投影面に投影して前記断面図を作成する請求項4〜6のいずれか1項に記載のCAD装置。
  8. 前記金型ブロックの外表面に連なるエッジ部分には、面取がなされており、
    前記2次元図作成手段は、前記面取の稜線を描かずに前記2次元図を作成する請求項1〜7のいずれか1項に記載のCAD装置。
  9. 造作部分が形成されている金型ブロックの3次元立体図形から、3角法に基づき2次元図を作成するCAD装置により行われる2次元図作成方法であって、
    前記金型ブロックの3次元立体図形の正面、背面、平面、底面、左側面、又は、右側面の2次元面における前記造作部分の直視可能な形状を投影して、該形状を実線の輪郭線で表示した正面図、背面図、平面図、底面図、左側面図、又は、右側面図の2次元図の少なくとも一つを作成する2次元図作成ステップと、
    前記2次元図作成ステップで作成されたいずれかの前記2次元図上に表示されている任意の前記造作部分における該2次元図に垂直な断面を表示させるために、該造作部分をユーザの指示に基づき該2次元図上で指定すると共に、該2次元図を基本図とする断面表示部分指定ステップと、
    前記断面表示部分指定ステップで指定された前記造作部分の断面を投影する投影面として、前記基本図の名称と同名の前記2次元面である基本面に隣接する前記2次元面のいずれかを、前記ユーザの指示に基づき選択すると共に、該2次元面を指定投影面とする指定投影面選択ステップと、
    前記断面表示部分指定ステップで指定された前記造作部分の断面を、前記指定投影面に投影して、断面図を作成する断面図作成ステップと、を備えたことを特徴とする2次元図作成方法。
  10. 前記指定投影面選択ステップでは、前記指定投影面の選択を、前記2次元図作成ステップで作成された前記2次元図の中から、前記指定投影面の名称と同名の前記2次元図を前記ユーザの指示に基づき選択することにより行う請求項9記載の2次元図作成方法。
  11. 前記断面図作成ステップでは、前記断面表示部分指定ステップで指定された前記造作部分の断面を、前記指定投影面の名称と同名の前記2次元図である指定投影図に投影して、前記断面図の作成に代えて、該指定投影図上に表示する請求項10記載の2次元図作成方法。
  12. 前記造作部分は、穴、又は、少なくとも一つの底面を備えた凹部、或いは、その双方で形成されている請求項9〜11のいずれか1項に記載の2次元図作成方法。
  13. 前記断面表示部分指定ステップでは、断面を表示させる前記凹部の指定を、該凹部における任意の底面と、該底面を通過する任意の切断面とを、前記基本図上に前記ユーザの指示に基づき指定することにより行うと共に、
    前記断面図作成ステップでは、前記切断面を前記指定投影面に投影して前記断面図を作成すると共に、該断面図において、前記断面表示部分指定ステップで指定された前記底面よりも深い位置の断面形状を無視し、該無視により生じる前記断面形状の不連続部分を、連続するように線分で補完する請求項12記載の2次元図作成方法。
  14. 前記断面表示部分指定ステップでは、断面を表示させる前記凹部における前記底面を通過する前記切断面の指定を、前記基本図上における前記凹部の輪郭線上に位置する任意の2点を結んで形成され、且つ、前記底面上を通過する線分を、前記ユーザの指示に基づき指定することにより行う請求項13記載の2次元図作成方法。
  15. 前記断面表示部分指定ステップでは、断面を表示させる任意の前記穴の指定を、前記基本図上に輪郭線で表示されている前記穴を、前記ユーザの指示に基づき、四角の枠で囲むことにより行うと共に、
    前記断面図作成ステップでは、前記断面表示部分指定ステップで指定された前記穴の中心を通る切断面を、前記指定投影面に投影して前記断面図を作成する請求項12〜14のいずれか1項に記載の2次元図作成方法。
  16. 前記金型ブロックの外表面に連なるエッジ部分には、面取がなされており、
    前記2次元図作成ステップでは、前記面取の稜線を描かずに前記2次元図を作成する請求項9〜15のいずれか1項に記載の2次元図作成方法。
  17. 請求項9〜請求項16のいずれか1項に記載の2次元図作成方法が有する各ステップを備えており、CAD装置が実行可能な2次元図作成プログラム。
  18. 請求項17に記載の2次元図作成プログラムが記録されたプログラム記録媒体。
JP2005268832A 2005-09-15 2005-09-15 Cad装置、該cad装置による2次元図作成方法、該2次元図作成方法に基づく2次元図作成プログラム及び該プログラムを記録したプログラム記録媒体 Withdrawn JP2007080080A (ja)

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