JP2007079988A - Wwwブラウザ、htmlページ共有システムおよびhtmlページ共有方法 - Google Patents

Wwwブラウザ、htmlページ共有システムおよびhtmlページ共有方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 処理能力の低い機器上で動作するWWWブラウザの操作情報をネットワークを介して送受信することにより、遠隔地に離れた複数のWWWブラウザ同士の操作の同期を図ること。
【解決手段】 WWWブラウザ1は、WWWサーバ3からのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信部14は、送信されたコマンドを受信する受信部141と、受信部141に対して受信処理を起動する受信起動部142と、受信部141でコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視部143と、コマンドの受信を検知すると受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行部144を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はHTMLページをリアルタイムに共有するための技術に関する。
近年ネットワーク技術の発達により、その通信部として様々な技術が登場してきている。なかでもWWW(World Wide Web:ワールドワイドウェブ)と呼ばれるインターネット通信技術は、全世界的に標準的な技術として利用されている。
WWWでは、情報提供者が用意したWWWサーバと呼ばれるホストコンピュータに対して、情報利用者がWWWブラウザと呼ばれるプログラムを用いてアクセスし、利用者が所望の情報を取得するという通信形態がとられている。
この情報はHTML(HyperText Markup Language)と呼ばれる記述言語で記述されており、WWWブラウザはこのHTMLを解釈してHTMLページとして表示する。一般にこのHTMLページはタグと呼ばれる記述子を用いて記述され、利用者からのテキスト入力を受け付ける領域やボタンとして動作する領域などを指定できる。また、他のHTMLページへのリンク情報もHTMLタグとして埋め込まれており、利用者はこのリンクを操作することによって、別のHTMLページをWWWサーバから取得できる。
また、WWWサーバ上のHTMLページは、URL(UniformResouceLocator)という規定に則った名前でその所在を一意に指定でき、HTMLページ上のリンクはこのURLを持つことによって他のHTMLページを指定している。例えば、「http://サーバA/パス1/ファイル1.html」というURLは、WWWサーバである"サーバA"上の"/パス1/"というパス配下の"ファイル1.html"というファイル記述子を持つHTMLページを指定している。
これらのHTMLページの取得は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)という通信プロトコルを用いてWWWブラウザとWWWサーバとの間で送受信されている。HTTPプロトコルで主に利用される通信種別にGETとPOSTがある。
GETによる通信の場合は、前記したURL中のパスおよびファイル記述子を指定し、WWWサーバに送信する。このときのGET通信の例を図13に示す。図13では一行目でGET通信であること、URLにおけるパスおよびファイル記述子は"/path1/path2/path3/index.html"であること、またHTTP通信のバージョンが"1.1"であることを示している。二行目は送信先のWWWサーバが"www.com"であることを示している。この通信を受け取ったWWWサーバはパスおよびファイル記述子で指定されたHTMLページがWWWサーバ上に存在するか確認し、存在すればそのHTMLページを返信する。
また、POSTによる通信の場合は、ほぼGETによる通信と同じであるが、WWWブラウザ上に入力された情報をWWWサーバに送信するための情報が追加されている。このときのPOST通信の例を図14に示す。図14では一行目でPOST通信であること、URLにおけるパスおよびファイル記述子は"/path1/index.cgi"であること、またHTTP通信のバージョンが"1.1"であることを示している。二行目は送信先のWWWサーバが"www.com"であることを示している。
また、その後一行空行があり、四行目でWWWサーバに送信する情報(a=1&b=2)が追加されている。POST通信は、WWWブラウザからの情報をWWWサーバ上のプログラムで処理することを前提とした通信のため、この通信を受け取ったWWWサーバはパスで示されるプログラムに対して、受信内容を送信する。このときのプログラムの呼び出し方法などは、CGI(Common Gateway Interface)として一般に知られるものである。WWWサーバから呼び出されたプログラムは、処理内容に応じてHTMLページを作成してWWWサーバ経由でWWWブラウザに返信する。なお、CGIの仕組みとしてPOST通信の代わりにGET通信を用いることもできる。
また、近年、携帯電話機の高機能化により携帯電話機に高機能なWWWブラウザが搭載されるようになっており、より多くの利用者が前記WWWを用いてインターネットから、情報の取得のみならず、電子帳票の提出やオンラインショッピングなどのサービスを利用できるようになった。しかし、利用者のすべてがWWWブラウザの操作やインターネット技術に精通している訳ではなく、少なからず操作方法がわからないといった問題が発生している。
そのため、利用者のインターネット利用を支援する技術として、複数のWWWブラウザの操作を同期させることによって、遠隔地に離れた利用者同士がリアルタイムに同じHTMLページをWWWブラウザの画面に表示することができ、それぞれで実施した操作をお互いの画面に反映させるものがある。これにより遠隔地の利用者同士でHTMLページを共有することが可能となる。
ここで、Webブラウザがドキュメントを画面表示する基となるドキュメント記述データ中に、ドキュメントに対して発生したイベントを、同一ドキュメントにも反映させるためのプログラムを稼動させるような記述を含ませることで、1つのWebブラウザを立ち上げるだけで、プログラムが稼動するようにし、そして、このプログラムのうち、イベント処理に関する部分をスクリプトとして提供し、通信処理に関するプログラムのみを、WWWサーバ計算機が格納するアプレットとして提供することで、ダウンロードにかかる時間を短縮させることで、インターネット上の既存のWWWの仕組みの上に、ドキュメントの画面表示を行う既存のWebブラウザを立ち上げるだけで、該ドキュメントを対象としたリアルタイムでの協調作業を行うことを可能とすると共に、協調作業を開始するまでの時間を短縮することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ネットワークを介したコラボレーション・システムであって、ネットワークにそれぞれ接続された複数のクライアント装置からの要求を受信して、クライアント装置に応答を返すと共に、複数のクライアント装置の間に共通したコラボレーション環境を提供するためのサーバ装置とを含み、このサーバ装置は、複数のクライアント装置の通信セッションを統合したグループ・セッションを提供するための部と、クライアント装置の間のコラボレーション環境を同期させるための部とを含み、クライアント装置は、複数のクライアント装置の間の同期ステータスを表示させるための部を含むことで、複数のカスタマーの間でウェブ・ページを共有させ、より現実的なショッピング形態に近い環境でのコンピュータ装置間におけるコラボレーションを実現することができる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−194661号公報 特開2005−056163号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
前記したWWWブラウザに対する操作の同期を実現するために、従来の技術ではWWWブラウザ同士で通信するための機能をWWWブラウザ自体に追加した独自のWWWブラウザプログラムを利用したり、WWWブラウザの特別なプログラム追加機能を用いて、WWWブラウザの操作情報を送受信するプログラムをWWWブラウザに追加して操作の同期を実現している。
プログラム追加の機能は一般的にJava(登録商標)Applet(ジャヴァアプレット)やActiveX(アクティブエックス)などと呼ばれ、WWWブラウザに元々ない機能を後からつけ加えるための技術であり、パーソナルコンピュータ上のWWWブラウザでは一般的な技術である。
しかし、処理能力も記憶領域も少ない携帯電話機でのWWWブラウザでは、前記したプログラム追加技術はWWWブラウザ自体の仕組みを複雑にし、また追加したプログラムの欠陥によるセキュリティの欠如が心配されるため、搭載することが難しい。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯電話機など、処理能力の低い機器上で動作するWWWブラウザの操作情報をネットワークを介して送受信することにより、遠隔地に離れた複数のWWWブラウザ同士の操作の同期を図ることである。
上記課題を解決するために、本発明は、利用者に情報を表示するためのWWWブラウザと、複数の前記WWWブラウザからアクセスされるWWWサーバとから構成されるシステムにおけるWWWブラウザであって、HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作手段と、利用者が行った該WWWブラウザに対する操作を取得するためのブラウザ操作取得手段と、その操作の情報をコマンドとして前記WWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信手段と、前記WWWサーバからのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信手段と、受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行手段とを備え、前記ブラウザ側コマンド送信手段は、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積手段と、コマンドをWWWサーバへ送信する送信手段と、前記コマンド蓄積手段に蓄積されたコマンドを取得し、送信手段に設定するコマンド設定手段とからなり、前記ブラウザ側コマンド受信手段は、前記WWWサーバから送信されたコマンドを受信する受信手段と、受信手段に対して受信処理を起動する受信起動手段と、受信手段でコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視手段と、受信監視手段でコマンドの受信を検知すると受信手段から受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行手段とから構成されるWWWブラウザを提供する。
また、本発明は、利用者に情報を表示するためのWWWブラウザと、複数の前記WWWブラウザからアクセスされるWWWサーバとから構成されるHTMLページ共有システムであって、前記WWWブラウザは、HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作手段と、利用者が行った該WWWブラウザに対する操作を取得するためのブラウザ操作取得手段と、その操作の情報をコマンドとして前記WWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信手段と、前記WWWサーバからのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信手段と、受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行手段とを備え、前記ブラウザ側コマンド送信手段は、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積手段と、コマンドをWWWサーバへ送信する送信手段と、前記コマンド蓄積手段に蓄積されたコマンドを取得し、送信手段に設定するコマンド設定手段とからなり、前記ブラウザ側コマンド受信手段は、前記WWWサーバから送信されたコマンドを受信する受信手段と、受信手段に対して受信処理を起動する受信起動手段と、受信手段でコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視手段と、受信監視手段でコマンドの受信を検知すると受信手段から受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行手段とから構成されるHTMLページ共有システムを提供する。
また、本発明は、利用者に情報を表示するためのWWWブラウザと、複数の前記WWWブラウザからアクセスされるWWWサーバとを利用したHTMLページ共有方法であって、前記WWWブラウザが、HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作ステップと、利用者が行った該WWWブラウザに対する操作を取得するためのブラウザ操作取得ステップと、その操作の情報をコマンドとして前記WWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信ステップと、前記WWWサーバからのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信ステップと、受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行ステップとを有し、前記ブラウザ側コマンド送信ステップにおいて、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積ステップと、コマンドをWWWサーバへ送信する送信ステップと、前記コマンド蓄積ステップにおいて蓄積されたコマンドを取得し、送信手段に設定するコマンド設定ステップとからなり、前記ブラウザ側コマンド受信ステップにおいて、前記WWWサーバから送信されたコマンドを受信する受信ステップと、受信手段に対して受信処理を起動する受信起動ステップと、受信ステップでコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視ステップと、受信監視ステップでコマンドの受信を検知すると受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行ステップとを有するHTMLページ共有方法を提供する。
本発明によれば、携帯電話機など、処理能力の低い機器上で動作するWWWブラウザの操作情報をネットワークを介して送受信することにより、遠隔地に離れた複数のWWWブラウザ同士の操作の同期を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号が付されている。
図1を参照すると、本実施の形態におけるHTMLページ共有システムは、複数のWWWブラウザ1、WWWブラウザ2からアクセスされるWWWサーバ3から構成され、WWWブラウザ1、WWWブラウザ2とWWWサーバ3はネットワーク4によって接続されている。
WWWブラウザ1は、HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作部11と、利用者が行ったWWWブラウザ1に対する操作を取得するためのブラウザ操作取得部12と、その操作の情報をコマンドとしてWWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信部13と、WWWサーバ3からのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信部14と、受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行部15からなる。
ブラウザ側コマンド送信部13は、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積部131、実際にコマンドをWWWサーバ3へ送信する送信フレーム132、コマンド蓄積部131に蓄積されたコマンドを取得し送信すべきコマンドとして送信フレーム132に設定するコマンド設定部133からなる。
ブラウザ側コマンド受信部14は、WWWサーバ3から送信されたコマンドを受信する受信フレーム141と、受信フレーム141に対して受信処理を起動する受信起動部142と、受信フレーム141でコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視部143と、受信監視部143でコマンドの受信を検知すると受信フレーム141から受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行部144とから構成される。
このとき、HTML表示操作部11は、WWWブラウザに標準の機能であり、WWWサーバからのHTMLページの取得、HTMLの解析、表示および利用者からのHTMLページへの操作を処理する。
また、ブラウザ操作取得部12、ブラウザ側コマンド送信部13、ブラウザ側コマンド受信部14、ブラウザ操作実行部15は、Javaスクリプトで記述され、コマンド送受信開始時にWWWサーバ3から読み込まれることによって、処理を開始する。
また、WWWブラウザ2は、前記したWWWブラウザ1と全く同じものであっても構わないし、WWWブラウザ1におけるブラウザ操作取得部12、ブラウザ操作実行部15、ブラウザ側コマンド送信部13、ブラウザ側コマンド受信部14と同等の機能を持った別のものでも構わない。また、WWWブラウザ2はさらに複数存在しても構わない。
WWWサーバ3は、ネットワーク4を介してWWWブラウザから送信されたコマンドを受信するサーバ側コマンド受信部21と、WWWブラウザから受信したコマンドに基づいて何らかの処理を実行するコマンド制御部22と、コマンド制御部22からのコマンド送信要求に基づいてネットワーク4を介してWWWブラウザにコマンドを送信するサーバ側コマンド送信部23と、WWWブラウザに対してブラウザ操作取得部12、ブラウザ側コマンド送信部13、ブラウザ側コマンド受信部14、ブラウザ操作実行部15に相当するJavaスクリプトプログラムを蓄積するブラウザ用コマンド処理蓄積部24と、WWWブラウザ1に前記Javaスクリプトプログラムを送信するブラウザ用コマンド処理送信部25から構成される。
なお、WWWサーバ3はインターネット通信技術で定義されたWWWサーバであり、サーバ側コマンド受信部21、コマンド制御部22、サーバ側コマンド送信部23はCGIもしくは同等の機能により実装されたものである。
次に、本実施の形態の処理動作について図2を用いて説明する。
まず、WWWブラウザ1は利用者が指定した特定のURLを指定することにより(ステップS101)、HTML表示操作部11を介して、WWWサーバ3のブラウザ用コマンド処理送信部25にアクセスし、ブラウザ用コマンド処理蓄積部24に蓄積されている、ブラウザ操作取得部12、ブラウザ側コマンド送信部13、ブラウザ側コマンド受信部14、ブラウザ操作実行部15を定義したブラウザ用コマンド処理を含むHTMLページを取得し(ステップS102)、WWWブラウザ上で実行を開始する(ステップS103)。
このHTMLページは、例えば、図3のような形式で記述されている。図3では、「<SCRIPT LANGUAGE=”javascript”>」によりJavaスクリプトの記述が開始され、以下、ブラウザ側コマンド受信部14であるreceiveCmd関数、ブラウザ側コマンド送信部13であるsendCmd関数、ブラウザ操作取得部12であるgetOperation関数、ブラウザ操作実行部15であるdoOperation関数などが記述されている。この例では、HTMLページに直接Javaスクリプトの記述が記入されているが、WWWブラウザの機能を利用して、この記述を別のファイルに分離しても構わない。また、前記した関数名は別のものでもよく、また関数中の機能によってはさらに複数の関数に分離しても構わない。
最後にHTMLページ中のJavaスクリプトは、ブラウザ側コマンド受信部14(ステップS104)およびブラウザ側コマンド送信部13(ステップS105)を起動する。
以下、図4を用いて、ブラウザ側コマンド受信部14の動作について説明する。
まず、ブラウザ側コマンド受信部14は、HTMLページ内に受信部141を作成する(ステップS201)。この受信部141は、HTMLにおけるフォームとフレームの一組として作成される。
以下、受信部141の作成例を図5に示す。図5では「<form ...>...</form>」(以下受信フォーム)の記述によりフォームが作成され、また「<iframe ...>...</iframe>」(以下受信フレーム)の記述により、フレームが作成される。受信フォームは「action」で指定されたURLを持つWWWサーバに対して、「method=’GET’」によりGET通信でコマンドの受信要求を送信し、その結果を「target」で指定されたフレームで受信する。この時、「action」による指定先は、WWWサーバ上のサーバ側コマンド送信部21を指すようにする。
図5では、「http://www.com/SendCmd.cgi」で表されるサーバ側コマンド送信部23に対してコマンド受信要求を送信し、その結果を「GETFRAME」という名前のフレームで受信することを示している。前記した受信フレームは「name」で「GETFRAME」という名前が指定されているため、WWWサーバから送信されてきたコマンドはこの受信フレームで受信することになる。このとき、受信フレームには「onload」の指定により、コマンドを受信した際に「readCommand()」というJavaスクリプトを実行する。
また、WWWサーバに送信するコマンド受信要求は「<input ....>」で記述したされた内容であり、この情報は「name」で指定された「Param」という名前で「value」で指定された「get」が送信される。このコマンド受信要求は一例であり、WWWサーバがコマンド受信要求であることが分かれば別の形式のものを利用しても構わない。各タグで指定されている「id」は各タグを一意に指定するための情報であり、インプットタグの「type=hidden」はブラウザ上に表示しないタグであることを示す。
ここで、フォームは任意の情報をサーバに送信するための仕組みであり、フレームはHTMLページ中に別のHTMLページを表示するための仕組みである。これらはHTMLとして一般的に知られる技術であり、ここではその詳細を省略する。また、フォームの代わりに「<a...>」と記述するアンカーを用いても構わない。また、上記ではフレームとして「iframe」タグを利用しているが、別途「frame」タグを用いて別フレームを作成しても構わない。また、フォームとフレームをブラウザ側コマンド受信部14で作成するのではなく、HTMLページに直接記入するようにしても構わない。
ブラウザ側コマンド受信部14は、受信部142を作成すると、受信起動部142を用いてコマンドの受信処理を開始する(ステップS202)。
受信起動部142は、受信部141の受信フォームに対し一般にサブミットして知られる情報送信処理を実行する(ステップS203)。このサブミットは、例えば「GETFORM.submit();」というJavaスクリプトを実行することにより実装可能である。これにより受信フォームが通信を始め、サーバ側コマンド送信部23に対してコマンド受信要求が送信される。この時のコマンド受信要求を図6に示す。これは、前記したHTTPにおけるGET通信による通信と同様の形式をとる。
コマンド受信要求を受信したサーバ側コマンド送信部23は、コマンド制御部22に対してWWWブラウザ1に対して送信すべきコマンドが存在するか確認する。コマンド制御部22では、他のWWWブラウザ2から送信されてきたコマンド、もしくは、WWWサーバが自主的に送信すべきコマンドがあるかどうかをチェックし(ステップS204)、存在する場合は、サーバ側コマンド送信部23に対してコマンドの送信を指示する。存在しない場合は、サーバ側コマンド送信部23に対して返信を停止し、待機するよう指示する(ステップS205)。この時、サーバ側コマンド送信部23はコマンドの送信を指示されるまで、定期的もしくは何らかのイベントが発生するごとにコマンド制御部22に対してコマンドの存在をチェックする。
サーバ側コマンド送信部23は送信すべきコマンドを受け取ると、受信部141に対してコマンドを返信する(ステップS206)。この時返信されたコマンドの例を図7に示す。
図7では、ブラウザ操作実行部15に対して、”alert(’command’);”を実行する命令を示している。受信部141はサーバ側コマンド送信部23から返信されてきたコマンドを受信フレームで受け取り、表示する(ステップS207)。
受信監視部143は、受信部141の受信フレームがコマンドを表示しているかどうかを定期的、もしくは、何らかのイベント発生時にチェックする(ステップS208)。
図5では受信フレームの「onload」の指定により、受信フレームでのコマンドの表示が完了した際に、チェックが起動するが、他にも一定期間ごとに監視する、受信コマンド自体をJavaスクリプトで記述して、コマンド表示時にコマンド自らチェックを起動するといった実装が考えられる。受信フレームにコマンドが表示されている場合は、コマンド解析実行部144に対して受信したコマンドの解析を指示する(ステップS209)。
コマンド解析実行部144は、受信フレームに表示されているコマンドを読み込み、そのコマンドに応じてブラウザ操作実行部15を呼び出す。
ブラウザ操作実行部15は、コマンド解析実行部144から指示された要求に従ってHTML表示操作部11に対してJavaスクリプトを実行し(ステップS210)、HTMLページの表示変更などを指示する。
Javaスクリプト実行後、コマンド解析部144は、受信起動部12に対して再度受信処理を起動するよう通知する(ステップS211)。
次に、図8を用いて、ブラウザ側コマンド送信部13の動作について説明する。
ブラウザ側コマンド送信部13は、HTMLページ内に送信部132を作成する(ステップS301)。ブラウザ側コマンド送信部13もブラウザ側コマンド受信部14と同等の処理によりフォーム(以下送信フォーム)とフレーム(送信フレーム)を組とする受信部141を作成する。ただし、送信フォームの「action」による指定先は、WWWサーバ3におけるサーバ側コマンド受信部23を示すURLを指定し、「method=POST」により通信方式はPOSTとする。また、送信フレームには「onload」などの送信フレームの表示をチェックする仕組みは必要ない。このときの作成例を図9に示す。
ブラウザ側コマンド送信部13はその後、ブラウザ操作取得部12からコマンドを受け取るまで処理を停止する。ブラウザ操作取得部12は、HTML表示操作部11に対して利用者がWWWブラウザ1を操作して発生したイベントを通知するよう要求する(ステップS302)。
HTML表示操作部11は、利用者がWWWブラウザ1を操作して発生したイベントを取得し、ブラウザ操作取得部12に対して通知する(ステップS303)。
ブラウザ操作取得部12は通知されたイベントに応じてコマンドを作成し(ステップS304)、ブラウザ側コマンド送信部13へ渡す。
ブラウザ側コマンド送信部13はコマンド蓄積部131でコマンドを受け取り、それを内部の記憶領域に一時保存する(ステップS305)。これはHTML表示操作部11でのイベント発生は複数が同時に発生する可能性があり、この場合同時に複数のコマンド送信が発生し、誤ったコマンドをWWWサーバ3に送信する可能性があるためである。このため、送信するコマンドを一旦コマンド蓄積部131で蓄積することで逐次的に処理を行う。
コマンド設定部133は一定間隔でコマンド蓄積部131を監視し(ステップS306)、コマンドが蓄積されたのを確認するとそのコマンドを取得する(ステップS307)。
コマンド設定部は送信部132が送信中かどうかを確認し(ステップS308)、送信中であれば送信終了まで待機し、送信中でなければ送信フォームにコマンドを設定する(ステップS309)。送信フォームには図9で示されているように、「<input ...>」で記述されたインプットタグがあり、このインプットタグのvalueの値をコマンドの文字列に書き換えることによってコマンドを設定する。この処理は、例えば「Command.value=”doOperation('a.click()');”;」というJavaスクリプトによって実装できる。
コマンド設定部133は、コマンドを設定すると送信フォームに対してサブミットを実行し、WWWサーバ3のサーバ側コマンド受信部21に対してコマンドを送信する(ステップS310)。この時の送信コマンドの例を図10に示す。これは、前記したHTTPにおけるPOST通信による通信と同様の形式をとる。また、図10ではコマンドとして「doOperation(’a.click()’);」が送信されている。本来このコマンドは一般的にURL(ユーアールエル)エンコードとして知られる処理によって、記号文字が別の文字列に変換されるが、本発明の主旨ではないため記述を省略する。
コマンド設定部133は、コマンドの送信を実行すると、再度コマンド蓄積部131をチェックし、コマンドの送信処理を開始する(ステップS311)。上記の例では、送信部における送信フォームと送信フレームは一対であったが、これを複数用意しても構わない。この場合、コマンド設定部133は複数の送信フォームから送信中でないものを選んでコマンドの送信を実施する。
以上により、WWWサーバ3からのコマンドの受信とコマンドの送信処理をJavaスクリプトによって実装できる。
上記の実施の形態によれば、特別なプログラム追加機能を利用することなく、大半のWWWブラウザで利用可能なJavaスクリプトを用いて、WWWブラウザへの操作を同期するための仕組みを実現できる。すなわち、一般的なWWWブラウザには、Java(ジャヴァ)スクリプトと呼ばれるプログラムを実行する機能があり、これは、HTMLページ中に記載したJavaスクリプト言語によるプログラム記述をWWWブラウザが解釈、実行することにより、様々な追加動作を実現するもので、このJavaスクリプトはHTMLページの表示を操作するための機能であり、本来通信機能を有していない。そこで、Javaスクリプト言語が備えているHTMLページのURL変更機能によりサーバからの情報取得を行い、ユーザ入力情報のサーバへの送信機能を利用してサーバへの情報送信を行うのである。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上記の第1の実施の形態では、送信フォームおよび受信フォームが頻繁にコマンドの送信受信を繰り返すため、WWWブラウザが標準で備えている通信状態表示機能によって画面の一部が点滅したり、WWWブラウザが保存しているHTMLページの閲覧履歴が、コマンド送受信の履歴によって埋め尽くされてしまい、意図した履歴操作が困難となる状況が発生するおそれがある。
そこで、図11に本実施の形態におけるHTMLページ共有システムの構成を示す。図11では、WWWブラウザ1に新たにコマンド送受信ウィンドウ作成部16を設置している。また、WWWブラウザ1とは別にコマンド送受信ウィンドウ5があり、このコマンド送受信ウィンドウ5上にブラウザ側コマンド送信部13、ブラウザ側コマンド受信部14が動作する。ここでコマンド送受信ウィンドウ5は、WWWブラウザ1と同じWWWブラウザプログラムであり、WWWブラウザとしての基本的な機能は同等である。
次に、本実施の形態における処理動作について説明する。
コマンド送受信ウィンドウ作成部16は、前記ステップS103によるJavaスクリプトの実行の前に動作し、コマンド送受信ウィンドウ5を作成する。この時のコマンド送受信ウィンドウ5の作成例を図12に示す。図12では、window.openによって新しいウィンドウを作成し、その中に「bicom.html」で示されるURLを読み込むことを示している。このウィンドウは以後bicomで示される変数で参照できる。
その後、ブラウザ用コマンド処理をコマンド送受信ウィンドウ5の上で動作させ、ブラウザ側コマンド受信部14、ブラウザ側コマンド送信部13を起動する。
コマンド送受信ウィンドウ作成部16は、ブラウザ操作取得部に対してコマンド蓄積部13がコマンド送受信ウィンドウ5に存在することを通知する。これは図12の例では、変数bicomを渡すことにより実装できる。ブラウザ操作取得部12は前記ステップS305においてコマンドを蓄積する際、コマンド送受信ウィンドウ5にあるコマンド蓄積部131を呼び出す。
また、コマンド解析実行部144は、ステップS210においてブラウザ操作実行部15を呼び出す際に、WWWブラウザ1にあるブラウザ操作実行部15を呼び出すようにする。これは、Javaスクリプトの標準の機能である「opener」を利用して、コマンド送信ウィンドウ5を開いた親ウィンドウであるWWWブラウザ1を指定することによって実装できる。
以上により、WWWサーバと通信する部分を別のWWWブラウザ上で実行することが可能となり、元のWWWブラウザ上の表示や履歴は更新されない。
上記の実施の形態によれば、同期のための通信部分を別のウィンドウ上で実行することにより、Javaスクリプトによる通信時に発生する表示の点滅や、通信履歴の改変を防ぐことができる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態におけるWWWブラウザ1、WWWブラウザ2およびWWWサーバ3の機能を実現するためのプログラムを各装置などに読込ませて実行することによりこれらの機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
上述する各実施の形態は、WWWブラウザ1、WWWブラウザ2およびWWWサーバ3が別個に接続されているシステム構成について説明したが、各機能が1つのコンピュータシステムとして実現されている構成や機能毎に複数の装置などが追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。
本発明の第1の実施形態におけるHTMLページ共有システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施形態におけるブラウザ用コマンド処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるブラウザ用コマンド処理の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるブラウザ側コマンド受信部の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における受信部の作成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるコマンド受信要求の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるコマンドの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるブラウザ側コマンド送信部の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における送信部の作成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における送信コマンドの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるHTMLページ共有システムの概略構成図である。 本発明の第2の実施形態におけるコマンド送受信ウィンドウの作成例を示す図である。 従来のGET通信の一例を示す図である。 従来のPOST通信の一例を示す図である。
符号の説明
10 被制御機器
1、2 WWWブラウザ
3 WWWサーバ
4 ネットワーク
5 コマンド送受信ウィンドウ
11 HTML表示操作部
12 ブラウザ操作取得部
13 ブラウザ操作実行部
14 ブラウザ側コマンド受信部
15 ブラウザ側コマンド送信部
16 コマンド送受信ウィンドウ作成部
21 サーバ側コマンド受信部
22 コマンド制御部
23 サーバ側コマンド送信部
24 ブラウザ用コマンド処理蓄積部
25 ブラウザ用コマンド処理送信部
131 コマンド蓄積部
132 送信部
133 コマンド設定部
141 受信部
142 受信起動部
143 受信監視部
144 コマンド解析実行部

Claims (18)

  1. 利用者に情報を表示するためのWWWブラウザと、複数の前記WWWブラウザからアクセスされるWWWサーバとから構成されるシステムにおけるWWWブラウザであって、
    HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作手段と、
    利用者が行った該WWWブラウザに対する操作を取得するためのブラウザ操作取得手段と、
    その操作の情報をコマンドとして前記WWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信手段と、
    前記WWWサーバからのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信手段と、
    受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行手段とを備え、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積手段と、コマンドをWWWサーバへ送信する送信手段と、前記コマンド蓄積手段に蓄積されたコマンドを取得し、送信手段に設定するコマンド設定手段とからなり、
    前記ブラウザ側コマンド受信手段は、前記WWWサーバから送信されたコマンドを受信する受信手段と、受信手段に対して受信処理を起動する受信起動手段と、受信手段でコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視手段と、受信監視手段でコマンドの受信を検知すると受信手段から受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行手段とから構成されることを特徴とするWWWブラウザ。
  2. 前記ブラウザ側コマンド受信手段は、
    HTMLにおけるフォームとフレームから構成される前記受信手段をHTMLページ内に作成し、前記受信起動手段を用いてコマンドの受信処理を開始を指示し、
    前記受信起動手段は、前記受信手段のフォームに対し一般にサブミットとして知られる情報送信処理を実行し、
    前記フォームは前記WWWサーバに対してコマンド受信要求を送信し、
    前記WWWサーバは前記受信手段に対してコマンドを返信し、
    前記受信手段は前記WWWサーバから返信されてきたコマンドを受け取ってフレームに表示し、
    前記受信監視手段は、前記受信手段のフレームがコマンドを表示しているかどうかを定期的、もしくは、何らかのイベント発生時にチェックし、フレームにコマンドが表示されている場合は、前記コマンド解析実行手段に対して受信したコマンドの解析を指示し、
    前記コマンド解析実行手段はフレームに表示されているコマンドを読み込み、そのコマンドに応じて前記ブラウザ操作実行手段を呼び出し、
    前記ブラウザ操作実行手段は、前記コマンド解析実行手段から指示された要求に従って前記HTML表示操作手段に対してJavaスクリプトを実行し、HTMLページの表示変更などを指示することを特徴とする請求項1記載のWWWブラウザ。
  3. 前記ブラウザ側コマンド送信手段は、
    HTMLにおけるフォームとフレームから構成される前記送信手段をHTMLページ内に作成し、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は、前記ブラウザ操作取得手段からコマンドを受け取るまで処理を停止し、
    前記ブラウザ操作取得手段は、前記HTML表示操作手段に対して利用者がWWWブラウザを操作して発生したイベントを通知するよう要求し、
    前記HTML表示操作手段は、利用者がWWWブラウザを操作して発生したイベントを取得し、前記ブラウザ操作取得手段に対して通知し、
    前記ブラウザ操作取得手段は通知されたイベントに応じてコマンドを作成し、前記ブラウザ側コマンド送信手段へ渡し、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は前記コマンド蓄積手段でコマンドを受け取り、それを内部の記憶領域に一時保存し、
    前記コマンド設定手段は一定間隔で前記コマンド蓄積手段を監視し、コマンドが蓄積されたのを確認するとそのコマンドを取得し、前記送信手段が送信中かどうかを確認し、送信中であれば送信終了まで待機し、送信中でなければ送信フォームにコマンドを設定して前記フォームに対してサブミットとして知られる情報送信処理を実行して前記WWWサーバに対してコマンドを送信し、再度コマンド蓄積手段をチェックしてコマンドの送信処理を開始することを特徴とする請求項1または2記載のWWWブラウザ。
  4. 前記ブラウザ側コマンド送信手段と、前記ブラウザ側コマンド受信手段が動作するコマンド送受信ウィンドウと、前記HTML表示操作手段と、前記ブラウザ操作取得手段と、前記ブラウザ操作実行手段と、前記コマンド送受信ウィンドウを作成するためのコマンド送受信ウィンドウ作成手段とから構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のWWWブラウザ。
  5. 前記コマンド送受信ウィンドウ作成手段は、前記コマンド送受信ウィンドウを作成し、前記ブラウザ操作取得手段に対して前記コマンド蓄積手段がコマンド送受信ウィンドウに存在することを通知することを特徴とする請求項4記載のWWWブラウザ。
  6. 前記コマンド解析実行手段は、前記コマンド送受信ウィンドウにおいて、前記ブラウザ操作実行手段を呼び出す際に、該WWWブラウザにある前記ブラウザ操作実行手段を呼び出すことを特徴とする請求項4または5記載のWWWブラウザ。
  7. 利用者に情報を表示するためのWWWブラウザと、複数の前記WWWブラウザからアクセスされるWWWサーバとから構成されるHTMLページ共有システムであって、
    前記WWWブラウザは、HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作手段と、
    利用者が行った該WWWブラウザに対する操作を取得するためのブラウザ操作取得手段と、
    その操作の情報をコマンドとして前記WWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信手段と、
    前記WWWサーバからのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信手段と、
    受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行手段とを備え、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積手段と、コマンドをWWWサーバへ送信する送信手段と、前記コマンド蓄積手段に蓄積されたコマンドを取得し、送信手段に設定するコマンド設定手段とからなり、
    前記ブラウザ側コマンド受信手段は、前記WWWサーバから送信されたコマンドを受信する受信手段と、受信手段に対して受信処理を起動する受信起動手段と、受信手段でコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視手段と、受信監視手段でコマンドの受信を検知すると受信手段から受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行手段とから構成されることを特徴とするHTMLページ共有システム。
  8. 前記WWWブラウザの前記ブラウザ側コマンド受信手段は、
    HTMLにおけるフォームとフレームから構成される前記受信手段をHTMLページ内に作成し、前記受信起動手段を用いてコマンドの受信処理を開始を指示し、
    前記受信起動手段は、前記受信手段のフォームに対し一般にサブミットとして知られる情報送信処理を実行し、
    前記フォームは前記WWWサーバに対してコマンド受信要求を送信し、
    前記WWWサーバは前記受信手段に対してコマンドを返信し、
    前記受信手段は前記WWWサーバから返信されてきたコマンドを受け取ってフレームに表示し、
    前記受信監視手段は、前記受信手段のフレームがコマンドを表示しているかどうかを定期的、もしくは、何らかのイベント発生時にチェックし、フレームにコマンドが表示されている場合は、前記コマンド解析実行手段に対して受信したコマンドの解析を指示し、
    前記コマンド解析実行手段はフレームに表示されているコマンドを読み込み、そのコマンドに応じて前記ブラウザ操作実行手段を呼び出し、
    前記ブラウザ操作実行手段は、前記コマンド解析実行手段から指示された要求に従って前記HTML表示操作手段に対してJavaスクリプトを実行し、HTMLページの表示変更などを指示することを特徴とする請求項7記載のHTMLページ共有システム。
  9. 前記WWWブラウザの前記ブラウザ側コマンド送信手段は、
    HTMLにおけるフォームとフレームから構成される前記送信手段をHTMLページ内に作成し、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は、前記ブラウザ操作取得手段からコマンドを受け取るまで処理を停止し、
    前記ブラウザ操作取得手段は、前記HTML表示操作手段に対して利用者がWWWブラウザを操作して発生したイベントを通知するよう要求し、
    前記HTML表示操作手段は、利用者がWWWブラウザを操作して発生したイベントを取得し、前記ブラウザ操作取得手段に対して通知し、
    前記ブラウザ操作取得手段は通知されたイベントに応じてコマンドを作成し、前記ブラウザ側コマンド送信手段へ渡し、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は前記コマンド蓄積手段でコマンドを受け取り、それを内部の記憶領域に一時保存し、
    前記コマンド設定手段は一定間隔で前記コマンド蓄積手段を監視し、コマンドが蓄積されたのを確認するとそのコマンドを取得し、前記送信手段が送信中かどうかを確認し、送信中であれば送信終了まで待機し、送信中でなければ送信フォームにコマンドを設定して前記フォームに対してサブミットとして知られる情報送信処理を実行して前記WWWサーバに対してコマンドを送信し、再度コマンド蓄積手段をチェックしてコマンドの送信処理を開始することを特徴とする請求項7または8記載のHTMLページ共有システム。
  10. 前記WWWブラウザは、前記ブラウザ側コマンド送信手段と、前記ブラウザ側コマンド受信手段が動作するコマンド送受信ウィンドウと、前記HTML表示操作手段と、前記ブラウザ操作取得手段と、前記ブラウザ操作実行手段と、前記コマンド送受信ウィンドウを作成するためのコマンド送受信ウィンドウ作成手段とから構成されることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のHTMLページ共有システム。
  11. 前記WWWブラウザのコマンド送受信ウィンドウ作成手段は、前記コマンド送受信ウィンドウを作成し、前記ブラウザ操作取得手段に対して前記コマンド蓄積手段がコマンド送受信ウィンドウに存在することを通知することを特徴とする請求項10記載のHTMLページ共有システム。
  12. 前記WWWブラウザの前記コマンド解析実行手段は、前記コマンド送受信ウィンドウにおいて、前記ブラウザ操作実行手段を呼び出す際に、該WWWブラウザにある前記ブラウザ操作実行手段を呼び出すことを特徴とする請求項10または11記載のHTMLページ共有システム。
  13. 利用者に情報を表示するためのWWWブラウザと、複数の前記WWWブラウザからアクセスされるWWWサーバとを利用したHTMLページ共有方法であって、
    前記WWWブラウザが、HTMLページを表示、操作するためのHTML表示操作ステップと、
    利用者が行った該WWWブラウザに対する操作を取得するためのブラウザ操作取得ステップと、
    その操作の情報をコマンドとして前記WWWサーバに送信するためのブラウザ側コマンド送信ステップと、
    前記WWWサーバからのコマンド実行要求を受信するブラウザ側コマンド受信ステップと、
    受信したコマンドを実際にブラウザ操作として実行するブラウザ操作実行ステップとを有し、
    前記ブラウザ側コマンド送信ステップにおいて、送信するコマンドを一時蓄積するコマンド蓄積ステップと、コマンドをWWWサーバへ送信する送信ステップと、前記コマンド蓄積ステップにおいて蓄積されたコマンドを取得し、送信手段に設定するコマンド設定ステップとからなり、
    前記ブラウザ側コマンド受信ステップにおいて、前記WWWサーバから送信されたコマンドを受信する受信ステップと、受信手段に対して受信処理を起動する受信起動ステップと、受信ステップでコマンドを受信したかどうかを監視する受信監視ステップと、受信監視ステップでコマンドの受信を検知すると受信したコマンドを取り出し、コマンドの内容を解析し実行するコマンド解析実行ステップとを有することを特徴とするHTMLページ共有方法。
  14. 前記WWWブラウザが前記ブラウザ側コマンド受信ステップにおいて、
    HTMLにおけるフォームとフレームから構成される受信手段をHTMLページ内に作成し、コマンドの受信処理を開始を指示し、
    前記受信起動ステップにおいて、前記受信手段のフォームに対し一般にサブミットとして知られる情報送信処理を実行し、
    前記フォームは前記WWWサーバに対してコマンド受信要求を送信し、
    前記WWWサーバは前記受信手段に対してコマンドを返信し、
    前記受信ステップにおいて、前記WWWサーバから返信されてきたコマンドを受け取ってフレームに表示し、
    前記受信監視ステップにおいて、前記受信手段のフレームがコマンドを表示しているかどうかを定期的、もしくは、何らかのイベント発生時にチェックし、フレームにコマンドが表示されている場合は、受信したコマンドの解析を指示し、
    前記コマンド解析実行ステップにおいて、フレームに表示されているコマンドを読み込み、そのコマンドに応じてブラウザ操作実行手段を呼び出し、
    前記ブラウザ操作実行ステップにおいて、指示された要求に従ってHTML表示操作手段に対してJavaスクリプトを実行し、HTMLページの表示変更などを指示することを特徴とする請求項13記載のHTMLページ共有方法。
  15. 前記WWWブラウザが前記ブラウザ側コマンド送信ステップにおいて、
    HTMLにおけるフォームとフレームから構成される前記送信手段をHTMLページ内に作成し、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は、前記ブラウザ操作取得手段からコマンドを受け取るまで処理を停止し、
    前記ブラウザ操作取得手段は、前記HTML表示操作手段に対して利用者がWWWブラウザを操作して発生したイベントを通知するよう要求し、
    前記HTML表示操作手段は、利用者がWWWブラウザを操作して発生したイベントを取得し、前記ブラウザ操作取得手段に対して通知し、
    前記ブラウザ操作取得手段は通知されたイベントに応じてコマンドを作成し、前記ブラウザ側コマンド送信手段へ渡し、
    前記ブラウザ側コマンド送信手段は前記コマンド蓄積手段でコマンドを受け取り、それを内部の記憶領域に一時保存し、
    前記コマンド設定手段は一定間隔で前記コマンド蓄積手段を監視し、コマンドが蓄積されたのを確認するとそのコマンドを取得し、前記送信手段が送信中かどうかを確認し、送信中であれば送信終了まで待機し、送信中でなければ送信フォームにコマンドを設定して前記フォームに対してサブミットとして知られる情報送信処理を実行して前記WWWサーバに対してコマンドを送信し、再度コマンド蓄積手段をチェックしてコマンドの送信処理を開始することを特徴とする請求項13または14記載のHTMLページ共有方法。
  16. 前記WWWブラウザは、前記ブラウザ側コマンド送信手段と、前記ブラウザ側コマンド受信手段が動作するコマンド送受信ウィンドウと、前記HTML表示操作手段と、前記ブラウザ操作取得手段と、前記ブラウザ操作実行手段と、前記コマンド送受信ウィンドウを作成するためのコマンド送受信ウィンドウ作成手段とから構成されることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載のHTMLページ共有方法。
  17. 前記WWWブラウザがコマンド送受信ウィンドウ作成ステップにおいて、前記コマンド送受信ウィンドウを作成し、前記ブラウザ操作取得手段に対して前記コマンド蓄積手段がコマンド送受信ウィンドウに存在することを通知することを特徴とする請求項16記載のHTMLページ共有方法。
  18. 前記WWWブラウザが前記コマンド解析実行ステップにおいて、前記コマンド送受信ウィンドウにおいて、前記ブラウザ操作実行手段を呼び出す際に、該WWWブラウザにある前記ブラウザ操作実行手段を呼び出すことを特徴とする請求項16または17記載のHTMLページ共有方法。
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