JP4815481B2 - ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法 - Google Patents

ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4815481B2
JP4815481B2 JP2008260086A JP2008260086A JP4815481B2 JP 4815481 B2 JP4815481 B2 JP 4815481B2 JP 2008260086 A JP2008260086 A JP 2008260086A JP 2008260086 A JP2008260086 A JP 2008260086A JP 4815481 B2 JP4815481 B2 JP 4815481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user information
client
input
page
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008260086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010092185A (ja
Inventor
俊二 菅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Optim Corp
Original Assignee
Optim Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Optim Corp filed Critical Optim Corp
Priority to JP2008260086A priority Critical patent/JP4815481B2/ja
Publication of JP2010092185A publication Critical patent/JP2010092185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4815481B2 publication Critical patent/JP4815481B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、ネットワークを介した通信において、ユーザに関するユーザ情報の入力を補完するネットワーク中継機器に関する。
近年のインターネットの普及により、多くのWEBサイトが作成され、ユーザはインターネットにアクセスすることにより、各種の有用なWEBサイトを利用することができるようになってきた。こうしたWEBサイトの中には、ネットショッピングサイトのような、決済のためのカード情報などを入力する必要があるWEBサイトや、登録した会員だけに限定したサービスを提供する会員制サイトのようなWEBサイトなども多く存在する。
こうした、ネットショッピングサイトや会員制サイトでは、ログイン画面でカード情報、ユーザID、パスワードといった個人情報を入力させることにより、そのユーザが正当なユーザであるかどうかの認証を行う。ひとたび個人情報が漏洩すると、不正なユーザのアクセスを許し、それが(真の)ユーザの経済的な損失や信用の失墜に直結する。そのため、ユーザは、個人情報を厳格に管理する必要がある。
一方で、このような個人情報は、通常、WEBサイトごとに異なっているため、WEBサイトにアクセスをするたびごとに、それぞれのID、パスワード等を入力しなければならず、これは、ユーザにとってかなり煩雑な作業である。
したがって、こうした個人情報を安全に管理することができるとともに、これらを容易にハンドリングするシステム、たとえば、自動的に個人情報の比較を行ったり、入力を補完するようなシステムの提供が望まれる。
たとえば、特許文献1では、携帯電話機から、ルータおよびネットワークを介して、予約サーバに対して予約申し込みを行う携帯予約システムが開示されており、このシステムでは、ネットワークに接続される個人識別データベースによって、携帯電話機の使用者に関する個人情報が管理されている。
特開2004−227072号公報
しかしながら、ホームネットワークのような比較的小規模なネットワークで個人情報を管理する場合に、そのための新たなサーバ機器を購入する必要が生じたり、すべての機器を、個人情報の管理が可能な機器に揃えなければならなかったりするとすれば、それは、ユーザにとって大きな経済的負担となる。
また、ホームネットワークに限らず、様々なネットワークシステムにおいて、こうした個人情報管理のための新たな機器は、ホームネットワーク全体の構成(たとえば、ネットワーク構造や機器間の配線など)をより複雑にする可能性があり、好ましいものとはいえない。
したがって、本発明の目的は、近年ほとんどのネットワークシステムに存在し、各機器(クライアント)に接続されている、ルータのようなネットワーク中継機器を用いて、個人情報(すなわち、ユーザに関するユーザ情報)の管理を行うネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法を提供することにある。
また、本発明の更なる目的は、サーバとクライアントとの間のネットワークを介した通信において、ユーザ情報の入力を補完するネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、ネットワークを介した通信の内容、アクセス対象の資源等に対応付けてユーザ情報を管理し、ユーザ情報の入力を補完するネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法を提供することにある。
本発明の第1の実施態様は、クライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器であって、メッセージを識別するメッセージ識別情報に対応付けてユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、メッセージを中継する場合に、メッセージ識別情報に対応するユーザ情報をユーザ情報記憶手段から取得し、メッセージの所定領域に対応するユーザ情報を補完する入力補完制御手段を備えるように構成される。
このような本発明の構成によって、ルータのようなネットワーク中継機器を用いてユーザ情報の管理を行い、サーバとクライアントとの間のネットワークを介した通信において、ユーザ情報の入力を補完することができ、ユーザがネットワークシステムを用いたサービスを利用する際に、その利便性を向上させることができる。
本発明の第2の実施態様は、第1の実施態様において、メッセージ識別情報が、サーバの資源を特定する資源情報を含むように構成される。
本発明の第3の実施態様は、第2の実施態様において、クライアントのユーザから指定されたメッセージ識別情報とユーザ情報をユーザ情報記憶手段に登録するユーザ情報管理手段をさらに備え、ユーザ情報管理手段は、ユーザが資源情報を指定する場合に、過去にアクセスがされた資源情報の一覧を表示し、その一覧の中から資源情報を選択できるように構成される。
本発明の第4の実施態様は、第1の実施態様において、ユーザ情報記憶手段に記憶されているメッセージ識別情報とユーザ情報がさらに、クライアントのユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて管理され、入力補完制御手段は、ユーザ識別情報を受信し、メッセージを中継する場合に、ユーザ識別情報とメッセージ識別情報に対応するユーザ情報をユーザ情報記憶手段から取得し、メッセージの所定領域に対応するユーザ情報を補完するよう構成される。
本発明の第5の実施態様は、クライアント、およびクライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器を含むユーザ情報管理システムであって、ネットワーク中継機器が、メッセージを識別するメッセージ識別情報に対応付けてユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、クライアントが、メッセージをネットワーク中継機器から受信する場合、またはメッセージをネットワーク中継機器に送信する場合に、メッセージ識別情報に対応するユーザ情報をユーザ情報記憶手段から取得し、メッセージの所定領域に対応するユーザ情報を補完する入力補完制御手段を備えるよう構成される。
このような本発明の構成によって、ルータのようなネットワーク中継機器を用いてユーザ情報の管理を行い、サーバとクライアントとの間のネットワークを介した通信において、ユーザ情報の入力を補完することができ、ユーザがネットワークシステムを用いたサービスを利用する際に、その利便性を向上させることができる。
本発明の第6の実施態様は、第5の実施態様において、メッセージ識別情報は、サーバの資源を特定する資源情報を含むように構成される。
本発明の第7の実施態様は、クライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器において実行されるユーザ情報管理方法であって、ネットワーク中継機器が、メッセージを識別するメッセージ識別情報に対応付けてユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、メッセージを中継する場合に、メッセージ識別情報に対応するユーザ情報をユーザ情報記憶手段から取得し、メッセージの所定領域に対応するユーザ情報を補完する入力補完制御ステップを備えるように構成される。
本発明の第8の実施態様は、クライアント、およびクライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器を含むユーザ情報管理システムにおいて実行されるユーザ情報管理方法であって、ネットワーク中継機器が、メッセージを識別するメッセージ識別情報に対応付けてユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、クライアントが、メッセージをネットワーク中継機器から受信する場合、またはメッセージをネットワーク中継機器に送信する場合に、メッセージ識別情報に対応するユーザ情報をユーザ情報記憶手段から取得し、メッセージの所定領域に対応するユーザ情報を補完する入力補完制御ステップを備えるように構成される。
本発明のネットワーク中継機器、またはユーザ情報管理システムによって、新たな機器を導入することなく、ルータのようなネットワーク中継機器を用いてユーザ情報の管理を行い、サーバとクライアントとの間のネットワークを介した通信において、ユーザ情報の入力を補完することができ、ユーザがネットワークシステムを用いたサービスを利用する際に、その利便性を向上させることができる。
また、本発明のユーザ情報管理システムによって、ネットワークを介した通信の内容に対応付けてユーザ情報が管理され、当該通信の内容に応じてユーザ情報の入力が補完されるために、ユーザの利便性を一層向上させることができる。
最初に、本発明の一実施形態に係る、ネットワーク中継機器を含んだユーザ情報管理システム1の概要を、図1を参照して説明する。ユーザ情報管理システム1は、たとえば、ネットワーク中継機器10、サーバ20、公衆ネットワーク30、ネットワーク50、およびクライアント60を含む。ネットワーク中継機器10は、典型的にはルータのようなルーティング機能を備える機器であり、サーバ20は、この例では、WEBサーバである。
クライアント60は、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ60a、テレビジョン60b、PC(パーソナルコンピュータ)60cといった電子機器である。ここで、クライアント60は、DVDレコーダ60aのように、表示装置を一体的に含む必要はないが、何らかの手段により表示装置と接続される。たとえば、図1では、DVDレコーダ60aは、HDMI(High-Definition
Multimedia Interface)ケーブル70によって、テレビジョン60bに接続される。ネットワーク50は、この例では、ホームネットワークのようなネットワークである。
ユーザ情報管理システム1では、たとえば、クライアント60とサーバ20との間の送受信メッセージに対して、ネットワーク中継機器10でIDやパスワードなどのユーザ情報が補完(付加)される。図1の例では、ネットワーク中継機器10において、メッセージ40にユーザ情報45が付加される。この場合、クライアント60ではWEBブラウザが動作して、メッセージ40の送受信が行われる(このとき、メッセージはHTML(Hyper Text Markup Language)データを含み、公衆ネットワーク30はインターネットであり、サーバ20はWEBサーバである)。
ユーザ情報管理システム1のネットワーク中継機器10では、たとえば、メッセージ40の内容、送信先、受信元、アクセス対象(WEBサイト)の資源等に応じてユーザ情報が選択され、メッセージ40の対応する領域にそのユーザ情報が補完される。また、詳細は後述するが、本発明のユーザ情報管理システム1では、ネットワーク中継機器10によって、あるいはネットワーク中継機器10とクライアント60が協働してユーザ情報の補完を行う。
また、ここでは、クライアント60と公衆ネットワーク30との間のネットワーク通信を中継する機器として、1台のネットワーク中継機器10が示されているが、複数のネットワーク機器(ルータ、ブリッジ、ゲートウエイ等)によって中継が行われ、これらの機器のすべてまたは一部によって、本発明の機能が提供されるようにしてもよい。ネットワーク50は、ここでは単純な例について示しているが、たとえば、DMZを含む複数のセグメントを有するような構成の他、様々なネットワーク構成やトポロジを考えることができる。
次に、図2の機能ブロック図を参照して、ユーザ情報管理システム1の構成要素の各機能について説明する。
クライアント60は、入力部61、表示部62、WEBブラウザ63、およびネットワークインタフェース(I/F)部64を含んでいる。
ネットワーク中継機器10は、中継制御部11、ユーザ情報管理部12、入力補完制御部13、WEBアクセス制御部14、およびネットワークインタフェース(I/F)部15を含んでいる。また、ネットワーク中継機器10は記憶装置16を備え、この記憶装置16には、HTMLデータ16a、ユーザ情報テーブル16b、アクセス履歴テーブル16c、およびルーティングテーブル16dの各種データが含まれる。
サーバ20は、WEBアクセス制御部21、およびネットワークインタフェース(I/F)部22を含んでいる。また、サーバ20は記憶装置23を備え、この記憶装置23には、HTMLデータ23aが含まれる。
クライアント60の入力部61は、ユーザの情報や指示を伝えるための手段であり、たとえば、PC60cであればキーボードやマウスからの信号を受信し、DVDレコーダ60aやテレビジョン60bであれば、リモコンキーといった入力機器から信号を受信する。表示部62は、ユーザに対して情報を提示するための手段であり、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)モニタである。DVDレコーダ60aのように、表示手段を持たない電子機器は、HDMIケーブル70等で接続されたテレビジョン60bのモニタがこの機能を実現する。
WEBブラウザ63は、サーバ20からメッセージ40(HTMLデータや指定された画像データなど)をHTTPで受信した後、HTMLデータを解釈して表示部62に表示する。一方、ユーザから入力部61を介して受信した内容を、HTMLデータとして編集し、組み立てられたメッセージ40をHTTPによりサーバ20に送信する。ネットワークI/F部64は、ネットワーク50とのネットワーク接続を実現し、ネットワーク50に対するデータの送受信を制御する。
ネットワーク中継機器10の中継制御部11は、一般的なルータの中継(ルーティング)機能に相当するものであり、公衆ネットワーク30やネットワーク50を経由して受信したデータを、ルーティングテーブル16dを参照して、宛先アドレスのコンピュータまたは他のネットワーク中継機器に転送する。
ユーザ情報管理部12は、クライアント60から受信するユーザ情報を管理する。より具体的には、ユーザのユーザIDやそのユーザIDに対応するパスワードを、たとえば関連するWEBサイト等に対応付けられた状態で受信し、それらのデータをユーザ情報テーブル16bに格納する。また、ユーザ情報管理部12は、個々のクライアント60が備えるように構成してもよい。ユーザ情報は、ユーザのユーザIDやパスワードに限らず、そのユーザに関する情報が含まれる。たとえば、カードや住所などの情報も含まれる。また、これらのユーザ情報は、クライアント60とサーバ20との間でやりとりされるメッセージを識別することができるメッセージ識別情報に対応付けされる。メッセージ識別情報は、たとえば、そのメッセージの送信元のサーバのアドレス等である。メッセージがWEBページを表示するためのHTMLデータを含むような場合は、そのWEBサーバの資源(WEBサーバのアドレスと、WEBサーバ内のパス名、ファイル名等)を特定する資源情報であるURL(Uniform Resource Locator)のような情報を利用することが好ましい。また、メッセージの少なくとも一部の内容をメッセージ識別情報とすることもできる。
入力補完制御部13は、クライアント60またはサーバ20からメッセージ40を受信し、必要に応じてIDやパスワードといったユーザ情報(個人情報)をメッセージ40内のHTMLデータの所定領域に埋め込む。必要なユーザ情報は、ユーザ情報テーブル16bを参照することによって取得する。
WEBアクセス制御部14は、クライアント60のWEBブラウザ63から、リクエストがあった場合に、そのリクエストに対するレスポンスを行うWEBサーバとして動作する。たとえば、ユーザ情報管理部12において、クライアント60のWEBブラウザ63により、ユーザ情報の登録処理が行われる場合に、これらのユーザ情報の登録画面を表示するためのHTMLデータをHTMLデータ16aから取得してクライアント60に送信する。さらにWEBアクセス制御部14は、クライアント60が登録画面にユーザ情報を入力して送信した場合に、ユーザ情報を含むメッセージを受信し、ユーザ情報管理部12に渡す。WEBアクセス制御部14はまた、クライアント60からのリクエストに応じて、ID指定画面を表示させるようHTMLデータを送信する。
また、WEBアクセス制御部14は、クライアント60がWEBブラウザ63によってアクセスしたWEBサイトをアクセス履歴テーブル16cに記憶する。そして、クライアント60に表示されたユーザ情報の登録画面において、ユーザからアクセス履歴を表示するようリクエストがあった場合に、アクセス履歴テーブル16cを参照してWEBブラウザ63に、そのユーザのアクセス履歴に関する情報を提供する。
ネットワークI/F部15は、公衆ネットワーク30およびネットワーク50とのネットワーク接続を実現し、これらのネットワークに対するデータの送受信を制御する。
サーバ20のWEBアクセス制御部21は、通常のWEBサーバの機能である。すなわち、クライアント60からのWEBページのリクエストに応じて、対応するHTMLデータをHTMLデータ23aから取得してレスポンスメッセージとして送信するとともに、その他の必要なデータ、たとえば、HTMLデータで指定されている画像データ等を送信する。ネットワークI/F部22は、公衆ネットワーク30とのネットワーク接続を実現し、公衆ネットワーク30に対するデータの送受信を制御する。
図2では、ネットワーク中継機器10によってユーザ情報の入力補完処理が行われることを前提として説明をしたが、その入力補完処理の全部または一部をクライアント60が行うように構成することもできる。その場合、クライアント60には、入力補完制御部65が含まれることになる。ネットワーク中継機器10とクライアント60が協働して入力補完機能を実現する例については、後で詳細に説明する。
また、図2のブロック図は、各構成要素がメッセージ40のやりとりを行って、クライアント60がインターネットを介してWEBサイトにアクセスし、そのWEBサイトのサービスを受けることができるような構成を例示したものである。しかし、本発明のユーザ情報管理システム1は、こうした構成に限定されるものではない。たとえば、専用線や社内LANのみを用いた環境で、HTTPを用いないデータ通信に関して、同様の入力補完機能を実現することもできる。
次に、図3を参照して、本発明のユーザ情報管理システム1で使用されるデータベースの例について説明する。図3Aには、ユーザ情報テーブル16bの例が示されている。ユーザ情報テーブル16bには、WEBサイト、ユーザID、およびパスワードの各項目が含まれる。この例では、WEBサイトのURLごとに、異なるユーザIDが管理され、さらに、各ユーザIDに対応するパスワードが記憶される。
図3Bには、アクセス履歴テーブル16cの例が示されている。アクセス履歴テーブル16cには、ユーザID、WEBサイトのURL、およびアクセス開始日時の各項目が含まれる。このテーブルによって、ユーザ情報管理システム1は、各ユーザが、過去にどのWEBサイトにアクセスしたかを把握することができる。
図3Cには、図3Aのユーザ情報テーブル16bとは異なるユーザ情報テーブル16bの例が示されている。図3Cのユーザ情報テーブル16bではさらに、プライマリユーザIDの項目が追加されている。プライマリユーザIDは、クライアント60のユーザを識別するためのユーザ識別情報である。こうした構造によって、クライアント60における複数のユーザについてのユーザ情報を管理することができる。たとえば、家族で同じPCやテレビジョンを共有する場合、その家族のうちの一人のユーザ(プライマリユーザID=PID001)について、複数のWEBサイトに対応したユーザID(ユーザID=ID001、ID002)を記憶することができる。
図4および図5は、サーバ20、ネットワーク中継機器10、およびクライアント60の処理内容をそれぞれ時系列で表した図である。図示するように、ユーザ情報の入力を補完する方法には様々なパターンが考えられる。これらのパターンのうち代表的なものについて、図4および図5の例を参照して説明する。
図4Aのパターンでは、最初にクライアント60のWEBブラウザで、ユーザIDとパスワードの入力が求められる会員ページにアクセスする。この指示は、たとえば、WEBブラウザ上に表示されたその会員ページのリンクをマウス等でクリックすることにより行われる。クライアント60のWEBブラウザから送信された当該WEBページのリクエストメッセージは、HTTPというプロトコルでサーバ20に向けて送信され、この送信をネットワーク中継機器10が中継する。
サーバ20は、クライアント60からのリクエストメッセージを受信すると、指定されたWEBページを表示するためのHTMLデータにアクセスし、そのデータを含むレスポンスメッセージをクライアント60に向けて送信する。このとき、WEBページを表示するのに必要な、画像データ等の他のデータも同じメッセージ、あるいは別のメッセージによりクライアント60に送信される。サーバ20から送信されたレスポンスメッセージは、ネットワーク中継機器10により中継される。
これらの処理の結果、クライアント60のWEBブラウザには、ユーザによって指示された会員ページが表示され、ここでユーザはユーザIDをキーボードやリモコン等を用いて入力する。その後、OKボタンをマウスやリモコン等でクリックすると、WEBブラウザによってリクエストメッセージが作成され、クライアント60に送信される。ここで、このリクエストメッセージを中継するネットワーク中継機器10は、リクエストメッセージに含まれるWEBサイトのURLおよびユーザIDを、図3Aに示したユーザ情報テーブル16bのWEBサイトおよびユーザIDとを比較し、一致した場合に、ユーザ情報テーブル16bのユーザIDに対応するパスワードを取得し、そのパスワードをリクエストメッセージの所定領域に付加(補完)する。
こうして、ネットワーク中継機器10によってパスワードが付加されたリクエストメッセージは、サーバ20によって受信され、必要に応じて次の画面等を表示するためのメッセージがクライアント60に送信される。こうしたネットワーク中継機器10の入力補完処理によって、ユーザは、パスワードの入力を省略することができる。パスワードは上述のように、あらかじめユーザ情報テーブル16bに記憶されている。
また、上述のような入力補完処理は、図4Aの点線矢印で示すように、クライアント60(入力補完制御部65)において実行することもできる。たとえば、クライアント60は、WEBブラウザでOKボタンがクリックされた場合に、ネットワーク中継機器10に対して、指定されているWEBサイトのURLと入力されているユーザIDに対応するパスワードを問い合わせ、そのパスワードが得られた場合に、当該パスワードを含むようにリクエストメッセージを生成し、サーバ20に送信する。対応するパスワードが登録されていない場合は、WEBブラウザにおいて、パスワードの入力を要求するようメッセージを表示する。
またさらに、ネットワーク中継機器10による入力補完処理の後、ネットワーク中継機器10においてレスポンスメッセージを作成して、ユーザIDとパスワードがセットされた状態のWEBページをクライアント60のWEBブラウザに表示させるよう制御してもよい。ユーザがそこでOKボタンをクリックした場合に、ユーザIDとパスワードが含まれたリクエストメッセージがサーバ20に送信される。
図4Bのパターンは、ネットワーク中継機器10が、サーバ20からのレスポンスメッセージを、クライアント60に中継する段階で、入力補完処理を行う。この場合は、図3Aのユーザ情報テーブル16bを参照して、WEBサイトのURLから、対応するユーザIDとパスワードを求め、これらをレスポンスメッセージに埋め込む。そうすると、このレスポンスメッセージに基づいてWEBブラウザに表示されるWEBページは、すでにユーザIDとパスワードがセットされた状態で表示されることになり、ユーザは、これらの項目がセットされていることを確認した後、OKボタンをクリックして、次のWEBページを表示させる。こうしたネットワーク中継機器10の入力補完処理によって、ユーザは、ユーザIDとパスワードの両方の入力を省略することができる。
また、上述のような入力補完処理は、図4Bの点線矢印で示すように、クライアント60(入力補完制御部65)において実行することもできる。たとえば、クライアント60は、WEBブラウザでレスポンスメッセージを受信した場合に、ネットワーク中継機器10に対して、指定されているWEBサイトに対応するユーザIDとパスワードを問い合わせ、対応するユーザIDとパスワードが得られた場合に、それらをセットしてWEBブラウザ上に表示する。対応するユーザIDとパスワードが登録されていない場合は、それらをセットせずに表示を行う。
またさらに、ネットワーク中継機器10による入力補完処理の後、ユーザIDとパスワードがセットされた状態のWEBページをクライアント60のWEBブラウザに表示させずに、ネットワーク中継機器10においてリクエストメッセージを作成してサーバ20に送信するよう制御してもよい。
図5のパターンでは、最初にクライアント60のWEBブラウザで、ユーザIDとパスワードの入力が求められる会員ページにアクセスする。この指示は、たとえば、WEBブラウザ上に表示されたその会員ページのリンクをマウス等でクリックすることにより行われる。次に、クライアント60の入力補完制御部65は、指定されているWEBサイトを変更して、ID指定画面を表示させるように、リクエストメッセージをネットワーク中継機器10に送信する。
ネットワーク中継機器10(WEBアクセス制御部14)は、クライアント60からのリクエストを受信すると、指定されたWEBページを表示するためのHTMLデータにアクセスし、そのデータを含むメッセージをレスポンスメッセージとしてクライアント60に向けて送信する。このとき、WEBページを表示するのに必要な、画像データ等の他のデータも同じメッセージ、あるいは別のメッセージによりクライアント60に送信される。
レスポンスメッセージを受信したクライアント60のWEBサーバには、ID指定画面が表示される(詳細については後述する)。ここで、ユーザは、プライマリユーザIDを入力する。このID(PID)は、WEBサイトに入力されるユーザIDではなく、クライアント60のユーザを識別するためのユーザ識別情報である。その後、OKボタンがクリックされると、クライアント60の入力補完制御部65は、指定されているWEBサイトを変更して、当初指定された会員ページを表示させるように、リクエストメッセージを送信する。このリクエストメッセージは、HTTPというプロトコルでサーバ20に向けて送信され、この送信をネットワーク中継機器10が中継する。このとき、ネットワーク中継機器10は、指定されたプライマリユーザIDを所定領域に記憶する。
サーバ20は、クライアント60からのリクエストを受信すると、指定されたWEBページを表示するためのHTMLデータにアクセスし、そのデータを含むメッセージをレスポンスメッセージとしてクライアント60に向けて送信する。このとき、WEBページを表示するのに必要な、画像データ等の他のデータも同じメッセージ、あるいは別のメッセージによりクライアント60に送信される。サーバ20から送信されたレスポンスメッセージは、ネットワーク中継機器10により中継される。
次に、ネットワーク中継機器10は、サーバ20からのレスポンスメッセージを、クライアント60に中継する段階で、入力補完処理を行う。この場合は、図3Cのユーザ情報テーブル16bを参照して、記憶されたプライマリユーザIDとWEBサイトのURLから、対応するユーザIDとパスワードを求め、これらをレスポンスメッセージに埋め込む。そうすると、このレスポンスメッセージに基づいてWEBブラウザに表示されるWEBページは、すでにユーザIDとパスワードがセットされた状態で表示されることになり、ユーザは、これらの項目がセットされていることを確認した後、OKボタンをクリックして、次のWEBページを表示させる。こうしたネットワーク中継機器10の入力補完処理によって、ユーザは、ユーザIDとパスワードの入力を省略することができる。
また、上述のような入力補完処理は、図5の点線矢印で示すように、クライアント60(入力補完制御部65)において実行することもできる。たとえば、クライアント60は、ID指定画面で指定されたプライマリユーザIDを記憶しておいて、WEBブラウザでレスポンスメッセージを受信した場合に、ネットワーク中継機器10に対して、記憶されているプライマリユーザIDと指定されているWEBサイトのURLに対応するユーザIDとパスワードを問い合わせ、対応するユーザIDとパスワードが得られた場合に、それらをセットしてWEBブラウザ上に表示する。対応するユーザIDとパスワードが登録されていない場合は、それらをセットせずに表示を行う。
またさらに、ネットワーク中継機器10による入力補完処理の後、ユーザIDとパスワードがセットされた状態のWEBページをクライアント60のWEBブラウザに表示させずに、ネットワーク中継機器10においてリクエストメッセージを作成してサーバ20に送信するよう制御してもよい。
図6は、クライアント60のWEBブラウザに表示されるユーザ登録画面100とサイト登録画面150を示したものである。これらの画面に入力されたデータは、ネットワーク中継機器10のユーザ情報管理部12によって、ユーザ情報テーブル16bに記憶される。
ここでは、図3Cに示す構成のユーザ情報テーブル16bへの登録を例にとって説明する。図6Aに示すユーザ登録画面100では、ユーザが、プライマリユーザID指定領域102に、プライマリユーザIDを入力する。ここで、プライマリユーザIDは、クライアント60を共有する可能性のあるユーザを区別するIDである。NEXTボタン106をクリックすると、図6Bに示すサイト登録画面150に画面表示が遷移する。
サイト登録画面150では、上部に、どのプライマリユーザIDに関する登録かを示すプライマリユーザID表示領域152が表示される。ここでは、「PID001」が表示されている。サイト登録画面150の下部には、WEBサイトのURL、ユーザID、パスワードの入力を行うユーザ情報入力領域154が示されている。これによって、ユーザ(プライマリユーザID=PID001)について、どのWEBサイトに、どのユーザIDとパスワードを入力するかが登録される。
WEBサイトの入力領域に隣接する参照ボタンをクリックすると、ネットワーク中継機器10のユーザ情報管理部12が、アクセス履歴テーブル16cを参照して、特定のユーザ、あるいはネットワーク中継機器10が過去にアクセスしたWEBサイトのURLをポップアップウインドウ等で一覧表示する。ユーザは、URLをタイプすることなく、この中から所望のWEBサイトを選択して、入力領域にセットすることができる。WEBサイトの一覧表示は、アクセス頻度やアクセス日時といった基準にしたがって並べ替えることができる。また、一覧表示されるWEBサイトを、クライアント60のWEBブラウザが有するブックマーク情報から取得するように設計することもできる。ユーザ情報入力領域154への入力が終了し、登録ボタン156をクリックすると、これらのデータが、ユーザ情報テーブル16bに記憶される。
ここでは、図3Cに示す構成のユーザ情報テーブル16bへの登録を例にとって説明したが、図3Aに示した構成のユーザ情報テーブル16bへの登録では、図6Bのサイト登録画面150と同様の画面のみが用いられる。ただし、この場合、プライマリユーザID表示領域152は不要である。
図7Aは、図4Aで説明した会員ページのより具体的な例である。図7Aに示すログイン画面200は、サーバ20からのレスポンスメッセージを受信することによってクライアント60のWEBブラウザに表示された画面であり、ユーザID入力領域202、パスワード入力領域204、およびOKボタン206が表示されている。ユーザID入力領域202は、ユーザによって「ID001」が入力された状態である。
図7Bは、図4Aの説明で、入力補完処理がされた後、さらにクライアント60のWEBブラウザにWEBページが表示されたケースでのログイン画面200を表している。ここでは、ネットワーク中継機器10またはクライアント60による入力補完処理により、ユーザID入力領域202だけでなく、パスワード入力領域204にも入力がされており、このパスワード入力領域204への入力が、当該入力補完処理によってされたものである。
図8Aは、図5で説明したID指定画面のより具体的な例である。図8Aに示すID指定画面300は、ネットワーク中継機器10からのレスポンスメッセージを受信することによってクライアント60のWEBブラウザに表示された画面であり、プライマリユーザID入力領域302、およびOKボタン306が表示されている。プライマリユーザID入力領域302は、ユーザによって「PID001」が入力された状態である。
図8Bは、図5で、入力補完処理がされた後、クライアント60のWEBブラウザに表示されたログイン画面350を表している。ここでは、ネットワーク中継機器10またはクライアント60による入力補完処理により、ID指定画面300で指定されたプライマリユーザID「PID001」に対応する値が、ユーザID入力領域352とパスワード入力領域354に入力されている。
次に、図9のフローチャートを参照して、図4Bに示すネットワーク中継機器10での入力補完処理の手順を説明する。最初に、ステップS10において、サーバ20からクライアント60に送信されるレスポンスメッセージを(中継のために)受信したかどうかチェックする。レスポンスメッセージを受信した場合(ステップS10のYES)、ステップS12に進み、それ以外の場合は、ステップS10に戻り、次の中継メッセージのチェックを繰り返す。
ステップS12においては、受信したレスポンスメッセージが、どのWEBサイトのURLに関連したデータであるかを、たとえばそのメッセージの内容や、対応するリクエストメッセージの内容等をもとに判定し、ユーザ情報テーブル16bのなかにレスポンスメッセージのWEBサイトに対応するレコードがあるかどうか検索する。
次に、ステップS14において、ユーザ情報テーブル16bのなかにレスポンスメッセージのWEBサイトに対応するレコードがあると判定された場合(ステップS14のYES)、ステップS16に進み、そうでない場合、入力の補完を省略してステップS20に進む。
ステップS16において、ユーザ情報テーブル16bから、対応するレコードのユーザIDおよびパスワードを取得し、ステップS18において、レスポンスメッセージの所定領域に、取得したユーザIDおよびパスワードを付加(補完)する。
最後に、ステップS20において、入力補完処理がされたレスポンスメッセージをクライアント60に向けて送信する。クライアント60のWEBブラウザは、こうして送信されたレスポンスメッセージを受信し、クライアント60の表示装置にユーザIDとパスワードの入力領域に値が入力された状態で表示される。
以上の説明は、WEBサイトへのアクセスにより、WEBブラウザにWEBページが表示される例を示したが、本発明のユーザ情報管理システムは、こうしたHTMLベースのアプリケーションに限定されるものではない。本発明の技術的思想をクライアント60とサーバ20との間で送受信される、さまざなタイプのメッセージについて適用可能であり、これに応じて、メッセージを識別するメッセージ識別情報も適宜選択可能である。
次に、図10を参照して、本発明のユーザ情報管理システム1で中核的な役割を担うネットワーク中継機器400のハードウエア構成の例について説明する。ネットワーク中継機器400は、図1のネットワーク中継機器10に対応するものであるが、代表的な構成を例示したにすぎない。
ネットワーク中継機器400は、CPU(Central Processing Unit)401、メモリ402、外部記憶装置411、ネットワークインタフェース416、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス418を含んでいる。
CPU401は、ネットワーク中継機器400の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、各機能を実行する。たとえば、図2に示す、ユーザ情報管理部12や入力補完制御部13などの機能の実行を制御する。
メモリ402は、たとえば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random
Access Memory)から構成される。ROMには、ネットワーク中継機器400の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU401で実行される各機能を実現するためのプログラムやそのプログラムで使用されるデータが一時的に格納される。
外部記憶装置411は、ハードディスク等の記憶装置であり、CPU401で実行される各機能を実現するためのプログラムやテーブル等を格納する。プログラムは、ネットワークインタフェース416を経由して外部ネットワークからインストールすることもできる。テーブルは、たとえば、図2に示すユーザ情報テーブル16b、アクセス履歴テーブル16c、ルーティングテーブル16dなどである。
ネットワークインタフェース416は、通常、2つ以上のネットワークに対する接続を実現する。たとえば、インターネットのような公衆ネットワーク30を経由してサーバ20に接続されるとともに、ホームネットワーク等のネットワーク50のクライアント60に接続され、サーバ20とクライアント60の間のデータ通信を中継する。
次に、図11を参照して、本発明のユーザ情報管理システム1に含まれるクライアント60として用いられるコンピュータ500のハードウエア構成の例について説明する。ただし、図11のコンピュータ500は、代表的な構成を例示したにすぎない。
コンピュータ500は、CPU(Central Processing Unit)501、メモリ502、音声出力装置503、ネットワークインタフェース504、ディスプレイコントローラ505、ディスプレイ506、入力機器インタフェース507、キーボード508、マウス509、外部記憶装置510、外部記録媒体駆動装置511、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス512を含んでいる。
CPU501は、コンピュータ500の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、各機能を実行する。たとえば、図2に示す、WEBブラウザ63や入力補完制御部65などの機能の実行を制御する。
メモリ502は、たとえば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random
Access Memory)から構成される。ROMには、コンピュータ500の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU501で実行される各機能を実現するためのプログラムやそのプログラムで使用されるデータが一時的に格納される。
音声出力装置503は、スピーカなどの装置であり、WEBブラウザ等で起動する音楽プレイヤーや動画プレイヤーからの音声データを受信して音声を出力する。ネットワークインタフェース504は、インターネット等のネットワーク520への接続を実現し、たとえばネットワーク中継機器10との間のデータの送受信を制御する。ネットワーク520は図1の公衆ネットワーク30に対応する。
ディスプレイコントローラ505は、CPU501が発行する描画データを処理して、ディスプレイ506に出力する。ディスプレイ506は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成される表示装置であり、これは図2に示す表示部62に対応する。表示装置は、コンピュータ500の本体とは別の装置として構成されてもよい。
入力機器インタフェース507は、キーボード508の押下やマウス509のクリックで生ずる信号を受信して、その信号に応じて所定の指令をCPU501に送信する。外部記憶装置510は、ハードディスク等の記憶装置であり、CPU501で実行される各機能を実現するためのプログラム等を格納する。このプログラムは、ネットワーク520や外部記録媒体530など、さまざまな経路で取得することができる。
外部記録媒体駆動装置511は、外部記録媒体530にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。外部記録媒体530は、たとえば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital
Versatile Disc)、フラッシュメモリー等である。
これまで、コンピュータ500の構成について説明してきたが、上記構成は一例にすぎず、他の様々な構成によって本発明の技術思想を実現することができる。
本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムの概要を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムの各構成要素の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムにおいて使用されるテーブルの例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムでの入力補完処理の概要を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムでの入力補完処理の概要を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムにおける登録画面の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムにおけるWEBページの例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムにおけるWEBページの例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムでの入力補完処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムにおけるネットワーク中継機器のハードウエア構成の例を示す略線図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報管理システムにおけるクライアントのハードウエア構成の例を示す略線図である。
符号の説明
10 ネットワーク中継機器
20 サーバ
30 公衆ネットワーク
40 メッセージ
45 ユーザ情報
50 ネットワーク
60 クライアント
60a DVDレコーダ
60b テレビジョン
60c PC
70 HDMIケーブル

Claims (5)

  1. ユーザの個人情報となるユーザ情報が入力されるクライアント及び、前記クライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器を含むユーザ情報管理システムであって、
    前記ネットワーク中継機器が、
    前記ユーザ情報が入力される会員ページに対応付けて、当該ユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ情報の入力が必要な二以上の会員ページと、当該会員ページの各々に入力されるユーザ情報とがプライマリユーザ情報と対応付けられたデータを予め記憶するプライマリユーザ情報記憶手段と、を備え、
    前記クライアントが
    前記ユーザから前記会員ページの指定を受付け、当該会員ページの指定を変更して、当該会員ページを表示せずに、代わりに表示させるページとなる所定のページを、当該ネットワーク中継機器にリクエストする手段を備え、
    前記ネットワーク中継機器が、
    前記クライアントから前記リクエストを受信し、当該リクエストに対応した前記所定のページを前記クライアントに送信するWEBアクセス制御手段と、
    前記所定のページに対して、前記クライアントから入力されたプライマリユーザ情報の入力に応じて、前記指定した会員ページを前記サーバにリクエストし、前記会員ページを前記クライアントに表示させるとともに、前記プライマリユーザ情報に対応するユーザ情報を当該会員ページの所定領域に補完する入力補完制御手段と、を備えることを特徴とするユーザ情報管理システム。
  2. 前記クライアントとは、リモコン入力による入力手段を有する装置であることを特徴とする請求項1に記載のユーザ情報管理システム。
  3. ユーザの個人情報となるユーザ情報が入力されるクライアント及び、前記クライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器を含むユーザ情報管理システムであって、
    前記ユーザ情報が入力される会員ページに対応付けて、当該ユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ情報の入力が必要な二以上の会員ページと、当該会員ページの各々に入力されるユーザ情報とがプライマリユーザ情報と対応付けられたデータを予め記憶するプライマリユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザから前記会員ページの指定を受付け、当該会員ページの指定を変更して、当該会員ページを表示せずに、代わりに表示させるページとなる所定のページを、当該ネットワーク中継機器にリクエストする手段と、
    前記クライアントから前記リクエストを受信し、当該リクエストに対応した前記所定のページを前記クライアントに送信するWEBアクセス制御手段と、
    前記所定のページに対して、前記クライアントから入力されたプライマリユーザ情報の入力に応じて、前記指定した会員ページを前記サーバにリクエストし、前記会員ページを前記クライアントに表示させるとともに、前記プライマリユーザ情報に対応するユーザ情報を当該会員ページの所定領域に補完する入力補完制御手段と、を備えることを特徴とするユーザ情報管理システム。
  4. ユーザの個人情報となるユーザ情報が入力されるクライアント及び、前記クライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器を含むシステムが実行するユーザ情報管理方法であって、
    前記ユーザ情報が入力される会員ページに対応付けて、当該ユーザ情報を記憶するステップと、
    前記ユーザ情報の入力が必要な二以上の会員ページと、当該会員ページの各々に入力されるユーザ情報とがプライマリユーザ情報と対応付けられたデータを予め記憶するステップと、
    前記ユーザから前記会員ページの指定を受付け、当該会員ページの指定を変更して、当該会員ページを表示せずに、代わりに表示させるページとなる所定のページを、当該ネットワーク中継機器にリクエストするステップと、
    前記クライアントから前記リクエストを受信し、当該リクエストに対応した前記所定のページを前記クライアントに送信するステップと、
    前記所定のページに対して、前記クライアントから入力されたプライマリユーザ情報の入力に応じて、前記指定した会員ページを前記サーバにリクエストし、前記会員ページを前記クライアントに表示させるとともに、前記プライマリユーザ情報に対応するユーザ情報を当該会員ページの所定領域に補完するステップと、を備えることを特徴とするユーザ情報管理方法。
  5. ユーザの個人情報となるユーザ情報が入力されるクライアント及び、前記クライアントとサーバとの間で送受信されるメッセージを中継するネットワーク中継機器を含むユーザ情報管理システム用のプログラムであって、
    前記ネットワーク中継機器に、
    前記ユーザ情報が入力される会員ページに対応付けて、当該ユーザ情報を記憶するステップ、
    前記ユーザ情報の入力が必要な二以上の会員ページと、当該会員ページの各々に入力されるユーザ情報とがプライマリユーザ情報と対応付けられたデータを予め記憶するステップ、を実行させ、
    前記クライアントに
    前記ユーザから前記会員ページの指定を受付け、当該会員ページの指定を変更して、当該会員ページを表示せずに、代わりに表示させるページとなる所定のページを、当該ネットワーク中継機器にリクエストするステップを実行させ、
    前記ネットワーク中継機器に、
    前記クライアントから前記リクエストを受信し、当該リクエストに対応した前記所定のページを前記クライアントに送信するステップ、
    前記所定のページに対して、前記クライアントから入力されたプライマリユーザ情報の入力に応じて、前記指定した会員ページを前記サーバにリクエストし、前記会員ページを前記クライアントに表示させるとともに、前記プライマリユーザ情報に対応するユーザ情報を当該会員ページの所定領域に補完するステップ、を実行させることを特徴とするユーザ情報管理システム用プログラム。
JP2008260086A 2008-10-06 2008-10-06 ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法 Expired - Fee Related JP4815481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008260086A JP4815481B2 (ja) 2008-10-06 2008-10-06 ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008260086A JP4815481B2 (ja) 2008-10-06 2008-10-06 ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010092185A JP2010092185A (ja) 2010-04-22
JP4815481B2 true JP4815481B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=42254848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008260086A Expired - Fee Related JP4815481B2 (ja) 2008-10-06 2008-10-06 ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4815481B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5585009B2 (ja) * 2009-06-25 2014-09-10 日本電気株式会社 認証補助装置および認証システム
JP5732732B2 (ja) * 2010-03-18 2015-06-10 富士通株式会社 認証サーバ装置、プログラム、および方法
JP5339478B2 (ja) * 2010-08-31 2013-11-13 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、情報処理装置、及びその制御方法及びプログラム
JP5505807B2 (ja) 2011-06-20 2014-05-28 コニカミノルタ株式会社 情報入力表示装置及び制御プログラム
JP2018067327A (ja) * 2017-12-01 2018-04-26 マカフィー, エルエルシー プライベートデータを保護するセキュアプロキシ

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4214632B2 (ja) * 1999-08-10 2009-01-28 富士ゼロックス株式会社 アクセス中継装置及び方法
US6981028B1 (en) * 2000-04-28 2005-12-27 Obongo, Inc. Method and system of implementing recorded data for automating internet interactions
JP3520264B2 (ja) * 2001-03-01 2004-04-19 株式会社三井住友銀行 認証情報入力システム、認証情報保管システム、認証情報入力方法および認証情報入力プログラム
JP2002334056A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Infocom Corp ログイン代行システム及びログイン代行方法
JP4467256B2 (ja) * 2003-06-19 2010-05-26 富士通株式会社 代理認証プログラム、代理認証方法、および代理認証装置
JP4615247B2 (ja) * 2004-05-07 2011-01-19 株式会社日立製作所 コンピュータシステム
US7660779B2 (en) * 2004-05-12 2010-02-09 Microsoft Corporation Intelligent autofill
JP2006285648A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd 認証支援システム、認証支援装置、認証支援方法、およびプログラム
JP4652350B2 (ja) * 2007-01-29 2011-03-16 Necソフト株式会社 リバースプロキシサーバ、その制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010092185A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5424614B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、Webサーバ、制御方法、及びプログラム
JP4068921B2 (ja) ユーザ端末にウェブ・サービスを提供するサーバ、方法、コンピュータ・プログラム、記憶媒体、ネットワーク・システム
US6785740B1 (en) Text-messaging server with automatic conversion of keywords into hyperlinks to external files on a network
US8468360B2 (en) Client terminal, server, server-client system, cooperation processing method, program and recording medium
US8886819B1 (en) Cross-domain communication in domain-restricted communication environments
JP2010165187A (ja) 電子クーポン処理システム
CN102209167A (zh) 复合机以及复合机控制系统
JP4815481B2 (ja) ネットワーク中継機器、ユーザ情報管理システム、およびユーザ情報管理方法
JP2006195791A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および方法、情報提供装置および方法、並びにプログラム
JP6344907B2 (ja) 情報処理装置、システムおよび情報処理装置の制御方法
JP2008310654A (ja) 投稿データ管理サーバ装置、投稿データ管理方法、および投稿データ管理サーバプログラム
CN102004729A (zh) 一种网站网页的展现方法、系统及网站服务器
JP5182038B2 (ja) 通信システム、情報記録装置、提供装置及び通信方法
JP4152334B2 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供処理プログラム
JP2007079988A (ja) Wwwブラウザ、htmlページ共有システムおよびhtmlページ共有方法
JP5703352B2 (ja) アプリケーションシステム、携帯端末、サーバコンピュータおよびコンピュータプログラム
JP4256869B2 (ja) 遠隔操作システム、遠隔操作方法および遠隔操作プログラム
WO2011013617A1 (ja) クッキー処理装置、クッキー処理方法、クッキー処理プログラム、クッキー処理システム及び情報通信システム
JP2006285405A (ja) コンテンツ仲介方法、コンテンツ仲介システムおよびコンテンツ仲介サーバ
JP5148670B2 (ja) 固有アドレスにより電化製品の設定を行う設定方法、及びシステム
JP2008077614A (ja) セッション管理プログラム及びセッション管理方法
JP4941533B2 (ja) 情報閲覧システム、情報閲覧方法、情報閲覧端末
JP4819589B2 (ja) 認証システムおよび認証方法
JP2006134254A (ja) 認証情報自動入力装置、方法およびプログラム
US20100071045A1 (en) Information Processing Apparatus and Information Processing Method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100325

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20110114

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20110120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110707

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4815481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees