JPWO2012114519A1 - 計算機システム及び計算機の制御方法 - Google Patents

計算機システム及び計算機の制御方法 Download PDF

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Abstract

ユーザが操作する操作端末と、前記操作端末によって遠隔制御される1台以上の被操作端末とを備える計算機システムであって、操作情報から制御命令を生成するための生成ルールを保持し、ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得し、前記生成ルールに従って、前記取得された操作情報から制御命令を生成し、前記生成された制御命令を前記被操作端末に送信し、前記被操作端末は、受信した前記制御命令を実行し、前記制御命令の実行結果を前記操作端末に送信し、前記操作端末は、前記被操作端末から送信される実行結果によって制御命令の実行の成否を判定する。

Description

本発明は、ユーザが操作する操作端末と、リモートコントロールされる被操作端末とを有する計算機システムに関する。
遠隔地から他の計算機(被操作端末)リモートコントロールする計算機システムは、被操作端末のディスプレイに表示される内容と同一の内容が、操作端末のディスプレイに表示され、ユーザが操作端末で行った操作が実際に被操作端末上で行われる。この従来のリモートコントロールによると、被操作端末のディスプレイの表示内容を遠隔地の操作端末のディスプレイに表示させるため、被操作端末から操作端末にディスプレイの画面情報が転送される。このため、大容量の画面の描画データを転送する必要がある。また、操作端末から被操作端末には、ユーザが操作端末の画面上でキーボード、マウスを用いて行った操作(操作入力情報)が転送される。
このリモートコントロールの従来技術として、特開2001−229108号公報には、任意に選択された被操作端末の画面で行なった操作を他の複数の被操作端末に送信する技術が開示されている。
この従来技術では、被操作端末の画面情報がなければ、リモートコントロール操作ができない。前述したように、画面情報はデータ量が大きいので、操作端末と被操作端末との間の回線容量が小さい場合、操作端末の画面が追従せず、操作端末でスムーズな操作ができない問題があった。また、多数の被操作端末を制御する場合も同様の問題がある。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、ユーザが操作する操作端末と、前記操作端末によって遠隔制御される1台以上の被操作端末とを備える計算機システムであって、前記操作端末は、プログラムを実行するプロセッサ、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリ、ユーザインターフェース、及び、通信インターフェースを有し、前記被操作端末は、プログラムを実行するプロセッサ、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリ、及び、通信インターフェースを有し、前記計算機システムは、ユーザによる操作情報から制御命令を生成するための生成ルールを保持し、ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得する操作情報取得部と、前記生成ルールに従って、前記取得された操作情報から制御命令を生成する命令生成部と、前記生成された制御命令を前記被操作端末に送信する命令送信部と、を有し、前記被操作端末は、受信した前記制御命令を実行する命令実行部と、前記受信した制御命令の実行結果を前記操作端末に送信する実行結果送信部と、を有し、前記操作端末は、前記被操作端末から送信される実行結果を受信し、前記受信した実行結果によって制御命令の実行の成否を判定する実行結果受信部を有する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、端末間で転送されるデータ量を少なくすることができる。
本発明の第1の実施形態の計算機システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の操作端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の被操作端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の操作情報リストの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の生成ルールの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態において生成されたスクリプトの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の操作端末によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の操作端末によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の被操作端末によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の計算機システムの操作端末を主とした構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の端末情報の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態のリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の計算機システムの操作端末を主とした構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の計算機システムの代表端末を主とした構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の端末情報の一例を説明する図である。 本発明の第3の実施形態の操作端末によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の代表端末によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の操作端末のディスプレイに表示される画面の一例を説明する図である。 本発明の第4の実施形態の計算機システムの操作端末を主とした構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の計算機システムの代表端末を主とした構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の操作端末によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。 本発明の第5の実施形態の計算機システムの配信サーバを主とした構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。まず最初に、ユーザが操作する操作端末とリモートコントロールされる被操作端末とが1対1で設けられている第1の実施形態を説明し、次に、操作端末と被操作端末が1対複数で設けられている第2から第4の実施形態を説明し、最後に、配信サーバが設けられた第5の実施形態を説明する。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態では、操作端末101と被操作端末121とが1対1で設けられている。
図1は、第1の実施形態の計算機システムの構成の一例を示す図である。
第1の実施形態の計算機システムは、ユーザが操作する操作端末101と、操作端末101によってリモートコントロールされる被操作端末121とを備える。操作端末101及び被操作端末121は、汎用的なパーソナルコンピュータでも、専用の端末でもよい。
操作端末101と被操作端末121とはネットワーク110を介して接続される。ネットワーク110は、LANなどの私設のネットワークを使用することも、無線LAN、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System) などの公衆無線通信網を使用することもできる。
操作端末101には、ディスプレイ102、キーボード103及びマウス104が接続され、ユーザインターフェースを構成する。ディスプレイ102は、操作端末101からの指示に従ってユーザへ通知する画面を表示する。キーボード103及びマウス104は、ユーザによって操作され、操作端末101に入力される指示を受け付ける。
被操作端末121にも、同様に、ディスプレイ122、キーボード123及びマウス124が接続される。なお、被操作端末121は、操作端末101によってリモートコントロールされるので、ディスプレイ122、キーボード123及びマウス124が接続されなくてもよい。
従来のリモートコントロールによると、操作端末101のディスプレイ102には、被操作端末121のディスプレイ122と同一の画面が表示され、操作端末101のキーボード103及びマウス104に入力された操作は被操作端末121で再現される。この従来のリモートコントロールでは、操作端末101から被操作端末121へ入力情報が送信され(111)、被操作端末121から操作端末101へ画面情報が送信される(112)。
本実施形態のリモートコントロールによると、操作端末101は、キーボード103とマウス104で行う操作によって発生する入力情報105から取得される操作情報106を、スクリプト情報108に変換し(107)、このスクリプト情報108を被操作端末121へ送信する(111)。被操作端末121は、操作端末101から送信されたスクリプト情報125を実行することによって(126)、操作端末101で行われた操作を再現し、スクリプトの実行結果情報127を操作端末101に返信する。
また、被操作端末121は、スクリプトの実行結果情報127から、スクリプトの処理結果をディスプレイ122に表示するための画面情報128を生成する。この画面情報128は、被操作端末121の動作を操作端末101で確認するために、操作端末101に送信される(112)。なお、本実施形態では、スクリプトの実行結果情報127から画面情報128を生成するので、画面情報128が操作端末101に送信されなくてもよい。
図2Aは、第1の実施形態の操作端末101の構成の一例を示すブロック図である。
操作端末101は、プロセッサ(CPU)201、メモリ202、バス203、不揮発記憶装置204、入力インターフェース205、出力インターフェース206及びネットワークインターフェース207を有する計算機である。
メモリ202は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶装置である。メモリ202は、オペレーティングシステム(OS)208及びアプリケーションプログラム209を格納する。プロセッサ201が、オペレーティングシステム208を実行することによって、操作端末101の基本機能が実現され、アプリケーションプログラム209を実行することによって、操作端末101がユーザに提供する機能が実装される。
また、メモリ202は、操作情報取得部210、スクリプト生成部211、スクリプト送信部212、スクリプト実行結果受信部213、スクリプト実行結果出力部214、画面情報受信部215及び画面情報出力部216を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ201が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
操作情報取得部210は、OS208又はアプリケーションプログラム209によって作成されウィンドウへ送信されるウィンドウメッセージ、及び、ユーザの操作(キーボード103及びマウス104に入力される操作指示)によって発生するウィンドウメッセージを取得し、ウィンドウメッセージから操作の内容、操作の値及び操作対象の情報(ウィンドウの階層情報、ウィンドウのクラス名、ウィンドウのタイトルなど)を抽出し、抽出した操作情報106を所定の記憶領域に格納する。
スクリプト生成部211は、操作情報取得部210が抽出した操作情報を、生成ルール240に基づいてスクリプト108へ変換し、生成したスクリプト108を所定の記憶領域に格納する。スクリプト送信部212は、スクリプト生成部211が生成したスクリプトを被操作端末121に送信する。
スクリプト実行結果受信部213は、被操作端末121から送信された実行結果情報を受信する。スクリプト実行結果出力部214は、受信した実行結果情報をディスプレイ102に表示するためのデータを生成する。
被操作端末121から送信された実行結果情報は、被操作端末においてスクリプトが実行された結果であり、スクリプトの実行の成否、エラーの有無及びエラーの内容が含まれる。エラーの内容には、スクリプトの実行が失敗した箇所を特定する情報(例えば、「操作AAAの項目BBBが存在しません。」)が含まれる。
画面情報受信部215は、被操作端末121から送信された画面情報を受信する。画面情報出力部216は、受信した画面情報をディスプレイ102に表示するためのデータを生成する。
不揮発記憶装置204は、例えば、磁気記憶装置、フラッシュメモリ等の大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、生成ルール240を格納する。生成ルール240は、操作情報402からスクリプト403を生成するために使用され、その構成は図4を用いて後述する。
図2Bは、第1の実施形態の被操作端末121の構成の一例を示すブロック図である。
被操作端末121は、プロセッサ(CPU)221、メモリ222、バス223、不揮発記憶装置224、入力インターフェース225、出力インターフェース226及びネットワークインターフェース227を有する計算機である。
メモリ222は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶装置であり、不揮発記憶装置224は、例えば、磁気記憶装置、フラッシュメモリ等の大容量かつ不揮発性の記憶装置である。
メモリ222は、オペレーティングシステム(OS)228及びアプリケーションプログラム229を格納する。プロセッサ221が、オペレーティングシステム228を実行することによって、操作端末121の基本機能が実現され、アプリケーションプログラム209を実行することによって、操作端末121がユーザに提供する機能が実装される。
また、メモリ222は、スクリプト受信部230、スクリプト実行部231、スクリプト実行結果送信部232、画面情報取得部233及び画面情報送信部234を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ221が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
スクリプト受信部230は、操作端末101から送信されたスクリプト125を受信し、受信したスクリプト125を所定の記憶領域に格納する。スクリプト実行部231は、スクリプト受信部230が受信したスクリプト125を処理し、スクリプト125の実行結果(成功/エラー(エラー内容を含む))127を所定の記憶領域に格納する。
スクリプト実行結果送信部232は、スクリプトの実行結果127を操作端末101に送信する。スクリプトの実行結果には、スクリプトの実行の成否の情報及びエラー内容を含む。OS228は、スクリプトの実行結果をディスプレイ122に表示するためのデータを生成する。
画面情報取得部233は、ディスプレイ122に表示されている画面情報128を取得し、取得した画面情報128を所定の記憶領域に格納する。画面情報送信部234は、画面情報取得部233が取得した画面情報128を操作端末101に送信する。
図3は、第1の実施形態の操作情報を記録した操作情報リストの一例を説明する図である。
図3には、ユーザによる一連の16個の操作が各行に記録された16行の操作情報を示す。例えば、1行目は、親ウィンドウ"ABC"の下の子ウィンドウ"SysListView32"に含まれる項目"abc"に対して"Activate"操作を実行したことを示す。1行目の Window("ABC").WinListView("SysListView32") は、操作対象ウィンドウの階層構造を示し、WindowとWinListViewとは、それぞれのウィンドウのクラス名であり、"ABC"と"SysListView32"は、それぞれのウィンドウのタイトルであり、"abc"は実行される操作の値であり、Activateは実行される操作である。
図4は、第1の実施形態の生成ルール240の一例を説明する図であり、図5は、図4に示す生成ルール240に基づいて、図3に示す操作情報から生成されたスクリプトの一例を説明する図である。
図4に示す生成ルール240は、操作情報402と、当該操作情報から生成されるスクリプト403との対応関係を格納する。なお、ルール番号401は、生成ルールに付与された一意の番号である。
図4のルール1、2、3は、操作情報402のパラメータが座標位置を示し、他のアクションが発生していない操作情報を削除するルールである。例えば、"Click XXX,XXX"、"Move XXX,XXX"、"Resize XXX,XXX"(XXXは、画面上の座標を示す数字)のように、画面がクリックされた、ウィンドウが移動された、ウインドウの大きさが変更された等の操作情報には、対応するスクリプトが定義されていない。すなわち、スクリプト欄が「−」である操作情報は、スクリプトに変換されることなく、スクリプトへの変換時に削除される。
これは、画面上の変化以外の結果を生じない操作情報は、被操作端末121で実行される必要がなく、また。操作端末101と被操作端末121との間で画面サイズが異なり、画面上の座標が異なる場合があり、操作端末101と同じ座標への操作が、被操作端末121において異なる操作になることを防止するためである。これらのルールに基づいて、図3の行2、4、5の操作情報が削除される。
また、一般に、ユーザのマウスによる操作はキーボードによっても操作することができる。このため、図4のルール4、5は、キーボードの操作で効率的かつ正確に実行できるマウスの操作の操作情報を、より簡単なキーボードの操作に変換するルールである。ルール4、5のように、ある項目を選択して、マウスの右ボタンをクリックすることにより表示させたメニューから「削除」処理を選択する操作は、同じ効果を得られるキーボードの操作"Type micDel"に変換される。同様に、メニューから「名前の変更」処理を選択する操作は、キーボード操作" Type micF2"に変換される。
これらのルールに基づいて、図3の行7及び8の操作情報が図5の行4のスクリプトに変換され、図3の行14及び15の操作情報が図5の行8のスクリプトに変換される。
図4のルール6は、実際には実行されない操作を削除するルールである。例えば、操作の実行確認において、直前の操作を取り消すことを選択した場合、その操作は実行されない。具体的には、ルール6のように、削除操作の確認ダイアログで「いいえ」をクリックすることによって、直前の削除操作を取り消した場合に、取消操作とその直前の削除操作が削除される。このルールに基づいて、図3の行11及び12の操作情報が削除される。
図4の生成ルール240に基づいて、図3の16行の操作情報106から図5の9行のスクリプト108が生成される。操作情報106から生成されたスクリプト108を被操作端末121へ送信することによって、操作端末101から被操作端末121へ送信するデータ量を減少することができる。
なお、図4には生成ルール240の一例を示したが、生成ルールはこれに限らず、項目を追加又は削減してもよい。
図6A及び図6Bは、第1の実施形態の操作端末101によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。
まず、キーボード103又はマウス104に、ユーザによる操作入力があったら(601)、操作情報取得部210は、操作入力からウィンドウメッセージを取得する(603)。なお、操作情報取得部210は、リモートコントロール操作処理の終了を検出した場合、このリモートコントロール操作処理を終了する(602)。リモートコントロール操作処理の終了には、例えば、「操作終了」ボタン(図15参照)の操作、リモートコントロールウインドウを閉じる操作、所定時間操作がなかった場合のタイムアウトがある。
操作情報取得部210は、取得したウィンドウメッセージから操作情報106を抽出し(604)、抽出された操作情報106を操作情報リスト(図3)に記憶する(605)。ステップ605で生成される操作情報リストは、ウィンドウ毎のリストでもよいし、ウィンドウ毎に分けずに一つのリストを生成してもよい。
スクリプト生成部211は、生成ルール240を参照して、操作情報リストに記憶された操作情報106の変換要否及びリストに残すかを判定する(607、608)。この操作情報の変換要否は、リストに記憶された操作情報106が生成ルール240の操作情報402に定義されているかによって判定する。また、操作情報をリストに残すかは、リストに記憶された操作情報106が生成ルール240の操作情報402に定義されており、かつ、当該操作情報に対応するスクリプト403が定義されていないかによって判定する。
スクリプト生成部211は、変換が必要で、かつリストに残すと判定された操作情報106から、生成ルール240に従ってスクリプト108を生成する(609)。
スクリプト送信部212は、スクリプト生成部211が生成したスクリプト108を被操作端末121に送信し、スクリプト実行結果受信部213がタイムアウトを判定するためのタイマを起動する(610)。
スクリプト実行結果受信部213は、被操作端末121から返信されるスクリプトの実行結果を受信すると(611)、スクリプトの実行が成功したか失敗したかを判定する(613)。なお、タイマがタイムアウトするまで、スクリプトの実行結果を受信しなかった場合、被操作端末121の電源が遮断されている等によってスクリプトが実行されていない可能性があるので、タイムアウトした旨をログに記録する(615)。
スクリプトの実行が成功した場合、操作情報リストから次の操作情報を取得するために、ステップ601に戻る。一方、スクリプトの実行が失敗した場合、スクリプト実行結果出力部214は、エラーメッセージを表示し(614)、エラーをログに記録する(615)。なお、スクリプトの実行が成功した場合もログに記録してもよい。エラーが記録されたログによって、スクリプトの実行の失敗の原因を特定することができる。
図7は、第1の実施形態の被操作端末121によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。
スクリプト受信部230は、操作端末101からスクリプトを受信すると(701)、受信したスクリプトをリストに記憶する(702)。スクリプト実行部231は、リストに記憶されたスクリプトを実行する(703)。
そして、画面情報取得部233は、スクリプトの実行によって得られた画面情報128を取得し(704)、画面情報送信部234は、取得した画面情報128を操作端末101に送信する(706)。
また、スクリプト実行結果送信部232は、スクリプトの実行結果127を操作端末101に送信する(705)。スクリプト実行結果送信部232は、スクリプトの実行結果127を、スクリプトの行毎に送信してもよいし、全てのスクリプトの実行が終了した後にまとめて送信してもよい。
なお、ステップ704〜706の実行順序は図示した順序に限らず、プロセッサ221が、画面情報128の処理とスクリプト実行結果127の処理とを並行して実行してもよい。
操作端末101のスクリプト実行結果受信部213は、スクリプト実行のエラーを受信した場合、操作情報取得部210の動作を止めることによって、リモートコントロールを停止する。また、スクリプト実行部231が、実行が失敗したスクリプトを直ちに、又は、所定時間後に再実行してもよく、スクリプト実行部231の動作を停止してもよい。
さらに、実行エラーの検出時に以下の方法で、エラーをリカバリすることができる。
具体的には、まず、実行エラーの検出時に、スクリプト内のエラー発生行及びエラーの内容を取得する。その後、当該被操作端末121において当該スクリプトを開始する場合、当該エラーを検出した行からスクリプトを再開する。
エラー及びリカバリの手順を具体的に説明すると、図5に示すスクリプトの3行目の Window("def").WinListView("SysListView32"),"Test1", Select を実行した際、当該スクリプトが実行される当該被操作端末121で、操作対象の "Test1" 見つからなかった場合、被操作端末121は、当該スクリプトの実行結果として「操作対象が見つかりません」というエラーメッセージを発行する。
このとき、操作端末101のスクリプト実行結果受信部213は、該当被操作端末121から、スクリプト中でエラーが発生した行番号及び「操作対象が見つかりません」というエラーメッセージを受信し、受信したエラー内容をメモリの所定の領域に記憶する。そして、スクリプト実行部231は、当該被操作端末121に、当該行からスクリプトを再起動(再実行)するために、当該行からスクリプトを再送信する。
さらに、異なる具体例、すなわち、接続エラーをリカバリするための例について説明する。
まず、接続エラーの検出時に、エラーが発生した接続先の被操作端末121、及び、エラーが発生した被操作端末で実行していたスクリプト内のエラー発生行及びエラーの内容を取得し、取得したエラーの発生行及び内容を表示する。再接続する場合は、当該被操作端末121の再接続を試し、接続が成功したら当該エラーを検出したスクリプト行から再送信する。
エラー及びリカバリの手順を具体的に説明すると、図5に示すスクリプトの3行目の Window("def").WinListView("SysListView32"),"Test1", Select を送信する際、「リモコン機器1が見つかりません」というエラーが発生した場合、「被操作端末と接続できません」というエラーコードが発行される。
このとき、操作端末101のスクリプト実行結果受信部213は、スクリプト中で接続エラーが発生した行番号及び「被操作端末と接続できません」というエラーメッセージを受信し、受信したエラー内容をメモリの所定の領域に記憶する。そして、スクリプト実行部231は、当該被操作端末121との再接続を試み、再接続に成功した場合、当該行からスクリプトを再送信する。
以上に説明したように第1の実施形態によると、操作端末101に入力された操作から情報量を圧縮して生成されたスクリプトを送信するので、端末間で転送されるデータ量を減少させ、端末間のトラフィックを減少することができる。また、操作端末101に被操作端末121の画面情報を送信する必要がないので、端末間で転送されるデータ量を減少させ、端末間のトラフィックを減少することができる。
また、操作端末101上の操作が被操作端末121の画面上の座標に依存しないため、被操作端末の画面情報が転送されない場合や、複数の被操作端末の画面情報が異なる場合にも、リモートコントロールを行うことができる。
さらに、被操作端末121から操作端末101にスクリプトの実行結果を送信するので、スクリプトの実行が失敗した原因を提供でき、リモートコントロールの操作の効率を向上させることができる。
<実施形態2>
第2の実施形態では、複数の被操作端末が設けられている計算機システムにおいてリモートコントロール操作を行う例について説明する。
図8は、第2の実施形態の計算機システムの操作端末101を主とした構成の一例を示すブロック図である。なお、第2の実施形態において、前述した第1の実施形態と同じ機能を有する構成及び処理には同じ符号を付し、これらの説明は省略する。
第2の実施形態の計算機システムは、ユーザが操作する1台の操作端末801と、操作端末801によってリモートコントロールされる複数の被操作端末121(1)〜121(n)とを備える。操作端末801と被操作端末121(1)〜121(n)とはネットワーク110を介して接続される。
操作端末801は、プロセッサ(CPU)201、メモリ202、バス203、不揮発記憶装置204、入力インターフェース205、出力インターフェース206及びネットワークインターフェース207を有する計算機であって、汎用的なパーソナルコンピュータでも、専用の端末でもよい。各被操作端末121(1)〜121(n)は、第1の実施形態の被操作端末121と同じである。
操作端末801は、プロセッサ(CPU)201、メモリ202、バス203、不揮発記憶装置204、入力インターフェース205、出力インターフェース206及びネットワークインターフェース207を有する計算機である。操作端末801には、ディスプレイ102、キーボード103及びマウス104が接続される。
メモリ202は、オペレーティングシステム(OS)208及びアプリケーションプログラム209を格納する。
また、メモリ202は、操作情報取得部210、スクリプト生成部211、スクリプト送信部812、スクリプト実行結果受信部813、スクリプト実行結果出力部814、画面情報受信部815及び画面情報出力部816を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ201が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
スクリプト送信部812は、端末情報817(図9)を参照し、スクリプト生成部211によって変換されたスクリプトを、複数の被操作端末121(1)〜121(n)に送信する。
スクリプト実行結果受信部813は、複数の被操作端末121(1)〜121(n)から送信された実行結果情報を受信する。スクリプト実行結果出力部814は、受信した実行結果情報をディスプレイ102に表示するためのデータを生成する。
画面情報受信部815は、複数の被操作端末121(1)〜121(n)から送信された画面情報を受信する。画面情報出力部816は、受信した画面情報をディスプレイ102に表示するためのデータを生成する。
不揮発記憶装置204は、生成ルール240及び端末情報817を格納する。端末情報817は、通信先の被操作端末121(1)〜121(n)の情報を保持し、その構成は図9を用いて後述する。
図9は、第2の実施形態の端末情報817の一例を説明する図である。
端末情報817は、被操作端末121(1)等との通信時に参照される情報であり、被操作端末の番号901、IPアドレス902、実行結果903及びエラー情報904を含む。
被操作端末の番号901は、被操作端末の情報が格納されたエントリに付与された一意の番号である。IPアドレス902は、被操作端末に割り当てられたネットワークアドレスであり、ネットワークの構成によっては、IPアドレス以外のアドレスが格納されてもよい。
実行結果903は、被操作端末においてスクリプトが実行された結果であり、スクリプトの実行が成功した場合には"Success"が、スクリプトの実行が失敗した場合には"Error"が格納される。エラー情報904は、実行結果が"Error"である場合の、エラーの詳細な内容であり、スクリプトの実行が失敗した箇所を特定する情報(例えば、「操作AAAの項目BBBが存在しません。」)が含まれる。
本実施形態では、ネットワーク110で転送されるデータの量を減らすために、操作端末801と被操作端末121(1)等との間で端末情報817を転送しないが、操作端末と801被操作端末121(1)等の一つが作成した端末情報817を他方へ転送して、端末情報817を操作端末と801被操作端末121(1)等とで共有してもよい。
図10は、第2の実施形態のリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。図10に示すリモートコントロール操作処理は、図6Aのステップ609の後に実行される。なお、第1の実施形態のリモートコントロール操作処理(図6A、図6B)と同じ処理には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
第2の実施形態のリモートコントロール操作処理では、ステップ609の後に、全ての被操作端末121(1)〜121(n)に対して、スクリプトの送信と実行結果の受信などの一連の処理を実行する。
具体的には、スクリプト送信部812は、端末情報817を参照して、スクリプトを送信すべき被操作端末のIPアドレスを特定し、該特定されたアドレスにスクリプトを送信する(610)。なお、被操作端末のみがネットワークに接続されている場合、スクリプトをブロードキャストによって複数の被操作端末に同時に送信してもよい。
次に、端末情報817を参照して特定された全ての被操作端末に対して、実行結果の受信処理を実行する(1001、611〜614、1002〜1004)。スクリプト実行結果出力部814は、ステップ611〜613の処理の結果、スクリプトの実行が失敗した場合、スクリプト実行結果出力部814は、エラーメッセージを表示し(614)、被操作端末から送信された実行結果(Error)及びエラーメッセージを端末情報(ログ)817に記録する(1003)。一方、スクリプトの実行が成功した場合、スクリプト実行結果出力部814は、被操作端末から送信された実行結果(Success)を端末情報(ログ)817に記録する(1002)。
なお、本実施形態では、スクリプトの実行結果(ログ)を端末情報817に記録したが、端末情報とは別に実行結果ログを設け、端末情報とは別の実行結果ログにスクリプトの実行結果を記録してもよい。
その後、全ての被操作端末121(1)〜121(n)から成功の実行結果を受信した場合(1005でYES)、操作情報リストから次の操作情報を取得するために、ステップ601(図6A)に戻る。一方、一部の被操作端末から失敗の実行結果を受信した場合(1005でNO)、リモートコントロールを中断する(1006)。なお、全ての被操作端末の実行成功を要求しない設定をすることによって、スクリプトの実行が失敗した被操作端末だけのリモートコントロールを中断してもよい。
操作端末101のスクリプト実行結果受信部213は、スクリプト実行のエラーを受信した場合、前述した第1の実施形態と同様に、操作情報取得部210の動作を止めることによって、リモートコントロールを停止する。
なお、同じスクリプトの実行時にエラーが発生している場合、同じ原因でエラーが発生している可能性が高い。このため、操作端末101のスクリプト実行結果受信部213は、複数の被操作端末121から、同一行番号において発生した同一エラーメッセージを受信した場合、エラーが発生している被操作端末をグループ化し、グループ内の被操作端末に、エラーが発生した行からスクリプトを再送信することによって、グループ内の被操作端末に同じ対応を実施してもよい。
また、復数の被操作端末で描画性能などが違う場合があるため、操作対象が見つからないエラーが発生した場合には、自動的にスクリプトを再実行する機能を設けてもよい。
以上に説明したように第2の実施形態によると、前述した第1の実施形態の効果に加え、複数の被操作端末をスムーズにリモートコントロールすることができる。また、一部の被操作端末でスクリプトの実行が失敗しても、他の被操作端末でスクリプトを実行することができ、他の被操作端末のリモートコントロールを継続することができる。
<実施形態3>
第3の実施形態では、複数の被操作端末が設けられている計算機システムにおいて、一つの被操作端末を代表端末として、代表端末を従来のリモートコントロールによって操作し、代表端末以外の被操作端末(非代表端末)を本発明のリモートコントロールによって操作する例について説明する。なお、第3の実施形態において、前述した第1及び第2の実施形態と同じ機能を有する構成及び処理には同じ符号を付し、これらの説明は省略する。
図11Aは、第3の実施形態の計算機システムの操作端末1101を主とした構成の一例を示すブロック図である。
第3の実施形態の計算機システムは、ユーザが操作する1台の操作端末1101と、操作端末1101によってリモートコントロールされる1台の代表端末1121と、操作端末1101によってリモートコントロールされる複数の被操作端末121(1)〜121(n)とを備える。操作端末1101、代表端末1121及び被操作端末121(1)等はネットワーク110を介して接続される。
操作端末1101は、プロセッサ(CPU)201、メモリ202、バス203、不揮発記憶装置204、入力インターフェース205、出力インターフェース206及びネットワークインターフェース207を有する計算機であり、汎用的なパーソナルコンピュータでも、専用の端末でもよい。操作端末1101には、ディスプレイ102、キーボード103及びマウス104が接続される。
メモリ202は、オペレーティングシステム(OS)208を格納する。なお、第3の実施形態では、アプリケーションプログラム209が操作端末1101で実行されないので、操作端末1101にはアプリケーションプログラム209がインストールされなくてもよい。
また、メモリ202は、入力情報取得部1102、入力情報送信部1103、スクリプト受信部230、スクリプト送信部812、スクリプト実行結果受信部813、スクリプト実行結果出力部814、画面情報受信部815及び画面情報出力部816を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ201が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
入力情報取得部1102は、ユーザによるキーボード103及びマウス104の操作によって発生し、OS208へ入力される入力情報を捕捉する。なお、操作端末1101にのディスプレイ102には、代表端末1121のディスプレイ122と同一の画面が表示される。入力情報送信部1103は、入力情報取得部1102が捕捉した入力情報を代表端末1121に送信する。
スクリプト受信部230は、代表端末1121から送信されたスクリプト108を受信し、受信したスクリプト108を所定の記憶領域に格納する。スクリプト送信部812は、端末情報1117(図12)を参照し、スクリプト受信部230が受信したスクリプトを複数の被操作端末121(1)〜121(n)に送信する。
不揮発記憶装置204は、端末情報1117を格納する。端末情報1117は、通信先の被操作端末121(1)〜121(n)の情報を保持し、その構成は図12を用いて後述する。
図11Bは、第3の実施形態の計算機システムの代表端末1121を主とした構成の一例を示すブロック図である。
代用端末1121は、プロセッサ(CPU)221、メモリ222、バス223、不揮発記憶装置224、入力インターフェース225、出力インターフェース226及びネットワークインターフェース227を有する計算機であり、汎用的なパーソナルコンピュータでも、専用の端末でもよい。
代表端末1121には、ディスプレイ122、キーボード123及びマウス124が接続される。なお、代表端末1121は、操作端末101によってリモートコントロールされるので、ディスプレイ122、キーボード123及びマウス124が接続されなくてもよい。
メモリ222は、オペレーティングシステム(OS)228及びアプリケーションプログラム229を格納する。
また、メモリ222は、入力情報受信部1122、入力情報処理部1123、操作情報取得部210、スクリプト生成部211、スクリプト送信部212、画面情報取得部233及び画面情報送信部234を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ221が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
入力情報受信部1122は、操作端末から送信されたた入力情報を受信する。入力情報処理部1123は、入力情報受信部1122が受信した入力情報を処理する。すなわち、受信した入力情報に従って、OS228、アプリケーションプログラム229を実行する。その結果、OS228は入力情報に対応する描画命令を送信し、ディスプレイ122に画面を表示する。
操作情報取得部210は、入力情報受信部1122が受信した入力情報からウィンドウメッセージを取得し、ウィンドウメッセージから操作の内容、操作の値と操作対象の情報を抽出し、抽出した操作情報106を所定の記憶領域に格納する。
スクリプト生成部211は、生成ルール240に基づいて、操作情報取得部210が抽出した操作情報をスクリプトへ変換し、生成したスクリプト108を所定の記憶領域に格納する。スクリプト送信部212は、スクリプト生成部211が生成したスクリプトを操作端末101に送信する。
不揮発記憶装置224は、生成ルール240(図4)を格納する。
なお、第3の実施形態では、図11Bに示すように、代表端末1121と被操作端末121(1)等とを異なる構成としたが、全ての被操作端末121(1)〜121(n)に代表端末1121の機能を持たせてもよい。代表端末1121と被操作端末121(1)等の構成を同じにすると、ユーザからの指示に従って、任意の被操作端末を代表端末に設定することができる。
図12は、第3の実施形態の端末情報1117の一例を説明する図である。
端末情報1117は、被操作端末121(1)等との通信時に参照される情報であり、被操作端末の番号901、IPアドレス902、代表端末1201、実行結果903及びのエラー情報904を含む。被操作端末の番号901、IPアドレス902、スクリプトの実行結果903及びエラー情報904は、前述した第2の実施形態の端末情報817(図9)と同じである。
代表端末1201は、端末情報1117に記載された被操作端末が代表端末1121であるかを示すフラグである。
図13は、第3の実施形態の操作端末1101によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。
第3の実施形態の計算機システムでは、リモートコントロールが開始すると、代表端末1121の画面情報取得部233が、ディスプレイ122に表示されている画面情報を取得し、取得した画面情報を画面情報送信部234が操作端末1101に送信する。操作端末1101の画面情報受信部815は、代表端末1121から送信された画面情報を受信し、画面情報出力部816は受信した画面情報(代表端末1121の表示画面)をディスプレイ102に表示する。
まず、キーボード103又はマウス104に、ユーザによる操作入力があったら(601)、入力情報取得部1102は、操作入力から入力情報を捕捉し、入力情報送信部1103は、捕捉された入力情報を代表端末1121に送信する(1601)。なお、入力情報取得部1102は、リモートコントロール操作処理の終了を検出した場合、このリモートコントロール操作処理を終了する(602)。
その後、スクリプト受信部230は、代表端末1121から送信されたスクリプト108を受信し、受信したスクリプト108を所定の記憶領域に格納する(1602)。
その後、図10のステップ610に進み、端末情報817を参照して、スクリプトを送信すべき被操作端末のIPアドレスを特定し、該特定されたアドレスにスクリプトを送信する。以後の処理は、前述した第2の実施形態と同じである。
図14は、第3の実施形態の代表端末1121によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。
入力情報受信部1122は、操作端末101から入力情報を受信し、入力情報処理部1123は、受信した入力情報を実行する(1701)。なお、入力情報処理部1123は、リモートコントロール操作処理の終了を検出した場合、このリモートコントロール操作処理を終了する(1702)。
操作情報取得部210は、操作入力からウィンドウメッセージを取得し(603)、取得したウィンドウメッセージから操作情報106を抽出し(604)、抽出された操作情報106を操作情報リスト(図3)に記憶する(605)。ステップ605で生成されるリストは、ウィンドウ毎のリストでもよいし、ウィンドウ毎に分けることなく一つのリストを生成してもよい。
スクリプト生成部211は、生成ルール240を参照して、操作情報リストに記憶された操作情報106の変換要否及びリストに残すかを判定する(607、608)。この操作情報の変換要否は、リストに記憶された操作情報106が生成ルール240の操作情報402に定義されているかによって判定する。また、操作情報をリストに残すかは、リストに記憶された操作情報106が生成ルール240の操作情報402に定義されており、かつ、当該操作情報に対応するスクリプト403が定義されていないかによって判定する。
スクリプト生成部211は、変換が必要でかつリストに残すと判定された操作情報106から、生成ルール240に従ってスクリプト108を生成する(609)。
スクリプト送信部212は、スクリプト生成部211が生成したスクリプト108を操作端末1101に送信する(610)。
画面情報取得部233は、スクリプトの実行によって得られた画面情報128を取得し(704)、画面情報送信部234は、取得した画面情報128を操作端末1101に送信する(706)。
また、スクリプト実行結果送信部232は、スクリプトの実行結果127を操作端末101に送信する(705)。
このスクリプトの実行結果127は、スクリプトの行毎に送信されてもよいし、全てのスクリプトの実行が終了した後にまとめて送信されてもよい。
なお、ステップ704〜706の実行順序は図示した順序に限らず、画面情報128の処理とスクリプト実行結果127の処理とは並行して実行されてもよい。
図15は、第3の実施形態の操作端末101のディスプレイ102に表示される画面の一例を説明する図である。
操作端末101のディスプレイ102に表示される画面1301は、代表端末1121及び各被操作端末121(1)〜121(n)の画面情報とスクリプト実行結果情報などを表示する。例えば、代表端末1121の画面が領域1303に大きく表示されており、代表端末1121以外の被操作端末121(1)〜121(n)の画面が領域1304に小さく表示され、その被操作端末のIPアドレスなどの端末情報及び実行結果情報などを領域1305に表示する。
また、画面1300の上部には、操作設定メニュー表示欄1302が設けられており、操作設定メニュー表示欄1302内のボタンを操作することによって、被操作端末121(1)等をリモートコントロールすることができる。例えば、操作設定メニュー1302の「操作開始」ボタンを操作することによって、リモートコントロールの要求が選択された被操作端末に送信され、各被操作端末の動作状態を表すメッセージ1306が表示される。また、「操作終了」ボタンを操作することによって、リモートコントロールの終了が各被操作端末に送信される(図6A、図13のステップ602のNO)。
以上に説明したように第3の実施形態によると、前述した第1の実施形態の効果に加え、被操作端末121(1)等で行なうべき操作の対象(ファイル、アプリケーションプログラムなど)が、操作端末101で直接操作できない場合でも、代表端末1121で操作することによって、被操作端末121(1)等をリモートコントロールすることができる。また、操作端末101が従来のリモートコントロールを用いて代表端末1121を操作し、代表端末1121が本発明のリモートコントロールを用いて被操作端末121(1)〜121(n)を操作するので、端末間で転送されるデータ量を減少することができる。
<実施形態4>
第4の実施形態では、前述した第3の実施形態と同様に、複数の被操作端末が設けられている計算機システムにおいて、一つの被操作端末を代表端末として、代表端末を従来のリモートコントロールによって操作し、代表端末以外の被操作端末(非代表端末)を本発明のリモートコントロールによって操作する。しかし、第4の実施形態では、代表端末が生成したスクリプトを、代表端末から被操作端末に直接送信することが特徴である。なお、第3の実施形態において、前述した第1から第3の実施形態と同じ機能を有する構成及び処理には同じ符号を付し、これらの説明は省略する。
図16Aは、第4の実施形態の計算機システムの操作端末1401を主とした構成の一例を示すブロック図である。
第4の実施形態の計算機システムは、ユーザが操作する1台の操作端末1401と、操作端末1401によってリモートコントロールされる1台の代表端末1421と、操作端末1401によってリモートコントロールされる複数の被操作端末121(1)〜121(n)とを備える。操作端末1401、代表端末1421及び被操作端末121(1)等とはネットワーク110を介して接続される。
操作端末1401は、プロセッサ(CPU)201、メモリ202、バス203、不揮発記憶装置204、入力インターフェース205、出力インターフェース206及びネットワークインターフェース207を有する計算機であり、汎用的なパーソナルコンピュータでも、専用の端末でもよい。操作端末1401には、ディスプレイ102、キーボード103及びマウス104が接続される。
メモリ202は、オペレーティングシステム(OS)208を格納する。なお、第4の実施形態では、アプリケーションプログラム209が操作端末1401で実行されないので、操作端末1401にはアプリケーションプログラム209がインストールされなくてもよい。
また、メモリ202は、入力情報取得部1102、入力情報送信部1103、スクリプト実行結果受信部813、スクリプト実行結果出力部814、画面情報受信部815及び画面情報出力部816を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ201が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
入力情報取得部1102は、ユーザによるキーボード103及びマウス104の操作によって発生し、OS208へ入力される入力情報を捕捉する。なお、操作端末1101にのディスプレイ102には、代表端末1121のディスプレイ122と同一の画面が表示される。入力情報送信部1103は、入力情報取得部1102が捕捉した入力情報を代表端末1121に送信する。
不揮発記憶装置204は、端末情報1117を格納する。端末情報1117は、通信先の被操作端末121(1)〜121(n)の情報を保持する。
図16Bは、第4の実施形態の計算機システムの代表端末1421を主とした構成の一例を示すブロック図である。
代用端末1421は、プロセッサ(CPU)221、メモリ222、バス223、不揮発記憶装置224、入力インターフェース225、出力インターフェース226及びネットワークインターフェース227を有する計算機であり、汎用的なパーソナルコンピュータでも、専用の端末でもよい。
代表端末1421には、ディスプレイ122、キーボード123及びマウス124が接続される。なお、代表端末1421は、操作端末101によってリモートコントロールされるので、ディスプレイ122、キーボード123及びマウス124が接続されなくてもよい。
メモリ222は、オペレーティングシステム(OS)228及びアプリケーションプログラム229を格納する。
また、メモリ222は、入力情報受信部1122、入力情報処理部1123、操作情報取得部210、スクリプト生成部211、スクリプト送信部212、画面情報取得部233及び画面情報送信部234を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ221が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
スクリプト送信部212は、端末情報1117(図12)を参照し、スクリプト生成部211が生成したスクリプトを複数の被操作端末121(1)〜121(n)に送信する。
不揮発記憶装置224は、生成ルール240(図4)及び端末情報1117を格納する。
なお、第4の実施形態では、図16B示すように、代表端末1421と被操作端末121(1)等とを異なる構成としたが、全ての被操作端末121(1)〜121(n)に代表端末1421の機能を持たせてもよい。代表端末1421と被操作端末121(1)等の構成を同じにすると、ユーザからの指示に従って、任意の被操作端末を代表端末に設定することができる。
図17は、第4の実施形態の操作端末1401によって実行されるリモートコントロール操作処理の一例のフローチャートである。
第4の実施形態の計算機システムでは、リモートコントロールが開始すると、代表端末1121の画面情報取得部233が、ディスプレイ122に表示されている画面情報を取得し、取得した画面情報を画面情報送信部234が操作端末1101に送信する。操作端末1101の画面情報受信部815は、代表端末1121から送信された画面情報を受信し、受信した画面情報(代表端末1121の表示画面)を画面情報出力部816がディスプレイ102に表示する。
まず、キーボード103又はマウス104に、ユーザによる操作入力があったら(601)、入力情報取得部1102は、操作入力から入力情報を捕捉し、入力情報送信部1103は、捕捉された入力情報を代表端末1121に送信する(1601)。なお、入力情報取得部1102は、リモートコントロール操作処理の終了を検出した場合、このリモートコントロール操作処理を終了する(602)。
その後、スクリプト実行結果出力部814は、端末情報1117を参照して、スクリプトの実行結果を受信すべき被操作端末のIPアドレスを特定し、該特定された全ての被操作端末に対して、実行結果の受信処理を実行する。この受信処理は、前述した第2の実施形態の受信処理のステップ1001、611〜614、1002〜1004の処理と同じである。
その後、全ての被操作端末から成功の実行結果を受信した場合(1005でYES)、操作情報リストから次の操作情報を取得するために、ステップ601に戻る。一方、一部の被操作端末から失敗の実行結果を受信した場合(1005でNO)、リモートコントロールを中断する(1006)。
第4の実施形態の代表端末1421によって実行される処理は、第3の実施形態の代表端末1421によって実行されるリモートコントロール操作処理(図14)とほぼ同じであるので、図示は省略するが、ステップ610において、スクリプト送信部212は、端末情報1117を参照して、スクリプトを送信すべき被操作端末のIPアドレスを特定し、該特定されたアドレスにスクリプトを送信する。
以上に説明したように第4の実施形態によると、前述した第3の実施形態の効果に加え、代表端末1121から被操作端末121(1)〜121(n)へスクリプトを直接送信するので、端末間で転送されるデータ量を減少することができる。
<実施形態5>
本実施形態では、複数の被操作端末が設けられている計算機システムに、スクリプトを被操作端末に送信する配信サーバ1501を設ける例について説明する。なお、第5の実施形態において、前述した第1から第4の実施形態と同じ機能を有する構成及び処理には同じ符号を付し、これらの説明は省略する。
第5の実施形態では、前述した第2の実施形態の計算機システムに配信サーバ1501を追加して、操作端末101が生成したスクリプト108を配信サーバ1501が被操作端末121(1)等に送信する例について説明するが、第4の実施形態の計算機システムに配信サーバ1501を追加して、代表端末1421が生成したスクリプト108を配信サーバ1501が被操作端末121(1)等に送信することもできる。
図18は、第5の実施形態の計算機システムの配信サーバ1501を主とした構成の一例を示すブロック図である。なお、第5の実施形態において、前述した第2の実施形態と同じ機能を有する構成及び処理には同じ符号を付し、これらの説明は省略する。
第5の実施形態の計算機システムは、ユーザが操作する1台の操作端末801と、操作端末801によってリモートコントロールされる複数の被操作端末121(1)〜121(n)と、スクリプトを配信する配信サーバ1501とを備える。操作端末801、被操作端末121(1)〜121(n)及び配信サーバ1501はネットワーク110を介して接続される。
操作端末801及び被操作端末121(1)〜121(n)の構成及び機能は、前述した第2の実施形態と同じなので、それらの説明は省略する。
配信サーバ1501は、プロセッサ(CPU)201、メモリ202、バス203、不揮発記憶装置204、入力インターフェース205、出力インターフェース206及びネットワークインターフェース207を有する計算機である。
メモリ202は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶装置であり、不揮発記憶装置204は、例えば、磁気記憶装置、フラッシュメモリ等の大容量かつ不揮発性の記憶装置である。
メモリ202は、オペレーティングシステム(OS)208を格納する。プロセッサ201が、オペレーティングシステム208を実行することによって、配信サーバ1501の基本機能が実装される。
また、メモリ202は、スクリプト受信部230及びスクリプト送信部812を構成するためのプログラムを格納する。すなわち、プロセッサ201が、これらのプログラムを実行することによって、前記各部が実装される。
スクリプト受信部230は、操作端末801(又は、代表端末1421)から送信されたスクリプト108を受信し、受信したスクリプト108を所定の記憶領域に格納する。スクリプト送信部812は、端末情報817(図9)(又は、端末情報1117(図12))を参照して、スクリプトを送信すべき被操作端末121(1)〜121(n)のIPアドレスを特定し、該特定されたアドレスにスクリプトを送信する。
以上に説明したように本発明の第5の実施形態によると、配信サーバ1501が各被操作端末121(1)〜121(n)に生成されたスクリプトを送信するので、スクリプトの配信の負荷を分散することができ、操作端末101や代表端末1401の性能が高くない場合でも、被操作端末121(1)等をスムーズに操作することができる。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。

Claims (19)

  1. ユーザが操作する操作端末と、前記操作端末によって遠隔制御される1台以上の被操作端末とを備える計算機システムであって、
    前記操作端末は、プログラムを実行するプロセッサ、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリ、ユーザインターフェース、及び、通信インターフェースを有し、
    前記被操作端末は、プログラムを実行するプロセッサ、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリ、及び、通信インターフェースを有し、
    前記計算機システムは、
    ユーザによる操作情報から制御命令を生成するための生成ルールを保持し、
    ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記生成ルールに従って、前記取得された操作情報から制御命令を生成する命令生成部と、
    前記生成された制御命令を前記被操作端末に送信する命令送信部と、を有し、
    前記被操作端末は、受信した前記制御命令を実行する命令実行部と、前記受信した制御命令の実行結果を前記操作端末に送信する実行結果送信部と、を有し、
    前記操作端末は、前記被操作端末から送信される実行結果を受信し、前記受信した実行結果によって制御命令の実行の成否を判定する実行結果受信部を有することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記操作端末は、前記操作情報取得部、前記命令生成部、及び、前記命令送信部を有し、
    前記操作情報取得部は、ユーザが前記操作端末のユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得し、
    前記命令生成部は、前記取得された操作情報から制御命令を生成し、
    前記命令送信部は、前記生成された制御命令を前記被操作端末に送信することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記生成ルールは、前記操作情報と前記制御命令とを対応させたものであって、
    前記命令生成部は、
    前記操作情報が、画面上の操作のみで画面上の変化以外の結果を生じないものである場合、当該操作情報を削除し、
    前記操作情報が、他の操作情報と共に一つの処理を実行するものである場合、複数の操作情報を一つの制御命令にまとめることを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記制御命令は、操作対象を識別する情報と、操作のパラメータと、操作の種類の情報とを含むことを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記被操作端末から送信される実行結果は、当該被操作端末での制御命令の実行の成否、エラー発生箇所及びエラー発生原因の情報を含むことを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記計算機システムは、複数の前記被操作端末を備え、
    前記操作端末は、前記制御命令の送信先となる被操作端末の宛先を含む端末情報を保持し、
    前記命令送信部は、前記端末情報を参照して前記制御命令を送信すべき被操作端末の宛先を特定し、該特定された宛先に制御命令を送信することを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項6に記載の計算機システムであって、
    前記操作端末は、前記制御命令の実行結果を処理する実行結果出力部を有し、
    前記実行結果受信部は、前記制御命令の宛先となった被操作端末から、当該制御命令の実行の結果を受信し、前記被操作端末毎の制御命令の実行の結果を格納し、
    前記実行結果出力部は、前記被操作端末毎の制御命令の実行の成否を判定することを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項6に記載の計算機システムであって、前記端末情報は、前記被操作端末の宛先の情報、及び、前記被操作端末での制御命令の実行結果を含むことを特徴とする計算機システム。
  9. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記複数の被操作端末の1台を代表端末に設定し、
    前記操作端末は、
    ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する入力情報を取得する入力情報取得部と、
    前記取得した入力情報を前記代表端末に送信する入力情報送信部と、を有し、
    前記制御命令の送信先となる被操作端末の宛先を含む端末情報を保持し、
    前記代表端末は、前記操作情報取得部及び前記命令生成部を有し、
    前記操作情報取得部は、前記操作端末から送信された入力情報から操作情報を取得し、
    前記命令生成部は、前記取得された操作情報から制御命令を生成し、
    前記代表端末は、前記命令生成部が生成した制御命令を前記操作端末に送信し、
    前記操作端末の命令送信部は、前記端末情報を参照して前記制御命令を送信すべき被操作端末の宛先を特定し、前記代表端末によって生成された制御命令を前記特定された被操作端末に送信することを特徴とする計算機システム。
  10. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記複数の被操作端末の1台を代表端末に設定し、
    前記操作端末は、
    ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する入力情報を取得する入力情報取得部と、
    前記取得した入力情報を前記代表端末に送信する入力情報送信部と、を有し、
    前記代表端末は、
    前記操作情報取得部、前記命令生成部、及び、前記命令送信部を有し、
    前記制御命令の送信先となる被操作端末の宛先を含む端末情報を保持し、
    前記操作情報取得部は、前記操作端末から送信された入力情報から操作情報を取得し、
    前記命令生成部は、前記取得された操作情報から制御命令を生成し、
    前記命令送信部は、前記端末情報を参照して前記制御命令を送信すべき被操作端末の宛先を特定し、前記代表端末によって生成された制御命令を他の前記被操作端末に送信することを特徴とする計算機システム。
  11. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記計算機システムは、前記制御命令を複数の前記被操作端末に送信する配信サーバを備え、
    前記配信サーバは、前記命令生成部によって生成された制御命令を前記被操作端末に送信する前記命令送信部を有することを特徴とする計算機システム。
  12. ユーザが操作する操作端末と、前記操作端末によって遠隔制御される1台以上の被操作端末とを有する計算機システムにおける計算機の制御方法であって、
    前記操作端末は、プログラムを実行するプロセッサ、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリ、ユーザインターフェース、及び、通信インターフェースを有し、
    前記被操作端末は、プログラムを実行するプロセッサ、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリ、及び、通信インターフェースを有し、
    前記計算機システムは、ユーザによる操作情報から制御命令を生成するためのルールを含む生成ルールを保持し、
    前記制御方法は、
    ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得するステップと、
    前記生成ルールに従って、前記取得された操作情報から制御命令を生成するステップと、
    前記生成された制御命令を前記被操作端末に送信するステップと、
    前記被操作端末が、受信した前記制御命令を実行し、前記受信した制御命令の実行結果を前記操作端末に送信するステップと、
    前記操作端末は、前記被操作端末から送信される実行結果を受信し、前記受信した実行結果によって制御命令の実行の成否を判定するステップとを含むことを特徴とする計算機の制御方法。
  13. 請求項12に記載の計算機の制御方法であって、
    前記操作端末が、ユーザがユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得し、
    前記操作端末が、前記生成ルールに従って、前記取得された操作情報から制御命令を生成し、
    前記操作端末が、前記生成された制御命令を前記被操作端末に送信することを特徴とする計算機の制御方法。
  14. 請求項12に記載の計算機の制御方法であって、
    前記生成ルールは、前記操作情報と前記制御命令とを対応させたものであって、
    前記制御命令を生成するステップでは、
    前記操作情報が、画面上の操作のみで画面上の変化以外の結果を生じないものである場合、当該操作情報を削除し、
    前記操作情報が、他の操作情報と共に一つの処理を実行するものである場合、複数の操作情報を一つの制御命令にまとめることを特徴とする計算機の制御方法。
  15. 請求項13に記載の計算機の制御方法であって、
    前記計算機システムは、複数の前記被操作端末を有し、
    前記操作端末は、前記制御命令の送信先となる被操作端末の宛先を含む端末情報を保持し、
    前記スクリプトを送信するステップでは、前記端末情報を参照して前記制御命令を送信すべき被操作端末の宛先を特定し、該特定された宛先に制御命令を送信することを特徴とする計算機の制御方法。
  16. 請求項15に記載の計算機の制御方法であって、
    前記操作端末が、前記制御命令の宛先となった被操作端末から、当該制御命令の実行の結果を受信し、前記被操作端末毎の制御命令の実行の結果を格納するステップと、
    前記操作端末が、前記被操作端末毎の制御命令の実行の成否を判定するステップとを含むことを特徴とする計算機の制御方法。
  17. 請求項12に記載の計算機の制御方法であって、
    前記操作端末は、前記制御命令の送信先となる被操作端末の宛先を含む端末情報を保持し、
    前記制御方法は、
    前記操作端末が、前記複数の被操作端末の1台を代表端末に設定するステップと、
    前記操作端末が、ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する入力情報を取得するステップと、
    前記操作端末が、前記取得した入力情報を前記代表端末に送信するステップと、
    前記代表端末が、前記操作端末から送信された入力情報から操作情報を取得するステップと、
    前記代表端末が、前記生成ルールに従って、前記取得した操作情報から制御命令を生成するステップと、
    前記代表端末が、前記生成された制御命令を前記操作端末に送信するステップと、
    前記操作端末が、前記端末情報を参照して前記制御命令を送信すべき被操作端末の宛先を特定するステップと、
    前記操作端末が、前記代表端末によって生成された制御命令を前記特定された被操作端末に送信するステップとを含むことを特徴とする計算機の制御方法。
  18. 請求項12に記載の計算機の制御方法であって、
    前記複数の被操作端末の1台が設定される代表端末が、前記制御命令の送信先となる被操作端末の宛先を含む端末情報を保持し、
    前記制御方法は、
    前記操作端末が、ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する入力情報を取得するステップと、
    前記操作端末が、前記取得した入力情報を前記代表端末に送信するステップと、
    前記代表端末が、ユーザが前記ユーザインターフェースを操作することによって発生する操作情報を取得するステップと、
    前記代表端末が、前記生成ルールに従って、前記取得した操作情報から制御命令を生成するステップと、
    前記代表端末が、前記端末情報を参照して前記制御命令を送信すべき被操作端末の宛先を特定するステップと、
    前記代表端末が、前記代表端末によって生成された制御命令を他の前記被操作端末に送信するステップとを含むことを特徴とする計算機の制御方法。
    前記代表端末が、前記端末情報を参照して前記スクリプトを送信すべき被操作端末の宛先を特定し、前記代表端末によって生成されたスクリプトを前記特定された被操作端末に送信するステップとを含むことを特徴とする計算機の制御方法。
  19. 請求項12に記載の計算機の制御方法であって、
    前記計算機システムは、前記制御命令を複数の前記被操作端末に送信する配信サーバを有し、
    前記配信サーバは、前記生成されたスクリプトを前記被操作端末に送信することを特徴とする計算機の制御方法。
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