JP2007079934A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 論理演算処理の指示を含む描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換して描画処理する際に、メモリ不足となることを抑制して、高速に処理することを目的とする。
【解決手段】 要求クリップサイズの方が使用可能クリップサイズよりも大きく、使用可能クリップサイズに収まるようにカレント白黒イメージ描画命令を分割する際には、カレント白黒イメージ描画命令を分割白黒イメージ描画命令1〜4に分割し、ステップ230において、カレントカラーイメージ描画命令を分割白黒イメージ命令1〜4に対応する領域で分割して分割カラーイメージ描画命令1〜4とする。すなわち、図6(A)に示すように、分割白黒イメージ描画命令1の描画領域をクリップ領域に設定して、その領域に対応するカラーイメージ描画命令の中のイメージデータの一部を抽出して、分割カラーイメージ描画命令1として実行し、分割した一部を処理してクリップメモリをクリアし、順次、図6(B)、(C)、(D)のように繰り返して処理する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像処理装置にかかり、特に、画像を構成する画素間の論理演算処理の指示を含む描画命令を受け取って描画処理を行う画像処理装置に関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から出力される様々な描画命令を処理し、印刷装置で印刷可能な画素の並びで表現された画像データに展開する画像形成システムにおいては、描画命令を受け取ってから画像データに展開されるまでの間に描画命令に応じた様々な処理が行われる。その一つとして、複数の画像が重なる位置に描かれる場合に、元の画像と、新たに書き込む画像との重ね合わせの方法は、通常、論理和、論理積、排他的論理和などの論理演算の種類として指示される。このような画像間の論理演算は、ROP(Raster Operation)として一般に知られている。ROP処理は、一般に複雑で処理時間がかかり、実行のためのメモリも多く必要とするものが多い。
ところで、ROP処理は、単体で使用する場合よりも複数のROP処理を組合わせて使用する場合が圧倒的に多い。また、組合わせられたROP処理は、同じ描画効果が得られるROP処理を使用しない描画命令に変換できることが多い。ROP処理を使用しない描画命令は、ROP処理を使用する描画命令よりも高速に処理することができる。そこで、この点に着目した技術の一例として、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、ROP処理を使用する3つの描画ステップをROP処理を使用しない1つの描画命令に変換して処理することにより、処理時間の短縮を図っている(以下、1つのROP処理を使用して図形やイメージを組合わせたものをROP描画パターンという。)。
図7は、ROP描画パターンの代表例を示す図である。また、図8は、図7のROP描画パターンをROP処理を使用しない処理に変換する方法を示す図である。図7及び図8において、矢印はデータの流れを示し、白抜きの楕円はROP処理、上書き処理、クリップ処理等の画像データに対する操作を示す。なお、以下では、1つの画素はRGB24ビットで表現されるものとし、ROP処理はRGB色空間で行われるものとして説明する。また、黒の画素の色値を000000h、白の画素の色値をFFFFFFhで表現する(hは16進の整数表現を意味する)。
図7は任意色のイメージを六角形の内側だけに描画するために、2つのROP描画ステップからなるROP描画パターンの例を示している。このROP描画パターンの各ROP描画ステップの処理を以下に示す。
[ステップ1]
白黒イメージと描画領域に論理積演算(AND)が施され、描画領域に書き込まれる。白黒イメージ内の黒画素はそのまま黒が素で描画され、白画素の部分は描画領域の色のままとなる。
[ステップ2]
黒抜きされた背景を持った任意色の異目地と描画領域に論理和演算(OR)がほどこされ、描画領域に書き込まれる。ステップ1で黒描画された部分の画素とイメージの画素の論理和をとるとイメージの画素そのものになる。またステップ1で黒で描画されなかった部分の画素とイメージの黒抜きされた背景の画素の論理和をとると、描画領域の色そのものとなる。
ステップ2のROP描画パターンは、図8に示すように変換することができる。ステップ1で描画される白黒イメージは2値であるため深さ(階調)を持たないイメージマスクに変換し、ステップ2で描画される任意色のイメージを上書き描画する際、イメージマスクでクリッピングすればよい。この変換により描画領域から画素単位の読み込み処理を削除できる上、描画回数を1/2程度に減らすことができるため、高速に処理することができる。
特開2000−132671号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術のようにROP処理の変換を行うことによって、高速に処理を行うことができるが、一方で、クリッピング処理が必要となる。クリッピング処理は、処理速度の面では大きな負荷にはならないが、クリッピングすべき領域を記憶しておかなければならないため、記憶容量の面で負荷になる。
必要とされるクリッピング領域のサイズは、変換後の描画命令を受信する描画処理部におけるクリッピング領域の表現形式に依存する。例えば、クリッピング領域をビットマップ形式で表現する場合には、クリッピング領域が大きいほどクリッピング用記憶容量は大きくなる。一方、クリッピング領域をエッジリスト表現する場合には、描画オブジェクトの形状が複雑になるほどクリッピング用記憶容量は大きくなる。従って、変換後の描画命令を受信する描画処理部のクリッピング処理方法によっては、変換することによりクリッピング処理のために必要となる記憶容量が増加するため、メモリ不足となる場合がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、論理演算処理の指示を含む描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換して描画処理する際に、メモリ不足となることを抑制して、高速に処理することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、画像を構成する画素間の論理演算処理の指示を含む描画命令を受け取って、前記描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された描画命令に従って描画処理を行う処理手段と、備えた画像処理装置であって、前記変換手段によって変換された描画命令を実行するために必要とする記憶容量と、描画処理を行うために前記処理手段に予め設けられた記憶容量とに基づいて、前記描画命令を分割する分割手段を備え、前記処理手段が、前記分割手段によって分割された描画命令に従って描画処理を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、変換手段では、画像を構成する画素間の論理演算処理の指示を含む描画命令を受け取って、描画命令が論理演算処理を使用しない描画命令に変換され、処理手段によって描画処理が行われる。例えば、変換手段は、請求項3に記載の発明のように、論理演算処理を使用する描画命令をクリッピング処理を用いた描画命令に変換することができる。
分割手段では、変換手段によって変換された描画命令を実行するために必要とする記憶容量と、描画処理を行うために処理手段に予め設けられた記憶容量とに基づいて、描画命令が分割されて、分割された描画命令に従って処理手段によって描画処理が行われる。
すなわち、処理手段においてメモリ不足になる場合には分割手段によって描画命令が分割されて描画処理が行われるので、メモリ不足となることを抑制することができる。また、論理演算処理の指示を含む描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換して描画処理を行うので、従来技術同様に高速に処理することができる。
従って、論理演算処理の指示を含む描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令群に変換して描画処理する際に、メモリ不足となることを抑制して、高速に処理することができる。
なお、請求項2に記載の発明のように、変換手段によって変換された描画命令を実行するために必要とする記憶容量と、描画処理を行うために処理手段に予め設けられた記憶容量とに基づいて、分割手段による処理を含む描画命令に対する処理を選択する選択手段を更に備えるようにしてもよい。すなわち、処理手段においてメモリ不足にならないような場合には、分割手段による描画命令の分割を行わないで描画処理を行うように選択手段によって選択するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、論理演算処理の指示を含む描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換して描画処理する際に、メモリ不足となることを抑制して、高速に処理することできる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の構成を示すブロック図である。なお、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置は、印刷装置に適用した例として説明する。
本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10は、インタプリタ部12、描画命令変換部14、描画命令蓄積部16、イメージング部18、及び印刷制御部20を備えている。
インタプリタ部12は、印刷データが入力されると、印刷データを解釈して、描画命令変換部14に命令を出力する。ここで、インタプリタ部12が出力する命令としては、描画時に使用するROP処理の種別を指定するROP指定をパラメータとして含むイメージの描画を指示するための描画命令である。
描画命令変換部14は、インタプリタ部12から命令を受け取って、ROP処理を使って描画を行う命令群を、ROP処理を使用しない命令群に変換できるかを判断して、変換できる場合にはROP処理を使用しない命令群に変換してイメージング部18に出力し、変換できない場合にはROP処理を使う命令群をイメージング部18に出力する。
描画命令蓄積部16は、描画命令変換部14がROPパターンの変換時に一時的に描画命令を記憶するメモリとして作用する。
イメージング部18は、命令によって指示されたオブジェクトの描画処理を行い、1ページ分のビットマップデータを生成する。イメージング部18は、ROP処理が指定されているときにはROP処理を使った処理を行い、ROP処理が指定されていないときには、上書きビットマップデータに描画を重ねていく。イメージング部18はクリッピング機能を持ち、命令によりクリッピング領域が指定されている場合には、クリッピング領域内にだけ描画する。イメージング部18によって生成されたビットマップデータは印刷制御部20に出力される。
そして、印刷制御部20では、イメージング部18によって生成されたビットマップデータを受け取って、ビットマップデータに基づいて画像を用紙に印刷する。
なお、本実施の形態において、変換可能なROPパターンは、従来技術で説明した図7に示すようにイメージ描画命令を含む2つのステップのROPパターンのみを一例として説明するが、これに限るものではなく、他の任意の図形、文字等の描画命令を含むROP描画パターンに適用するようにしてもよい。
ここで、描画命令変換部14のROP変換処理を行う際の機能について更に詳細に説明する。図2は、描画命令変換部14のROP変換処理を行う際の機能を示す機能ブロック図である。
描画命令変換部14は、図2に示すように、白黒イメージ描画命令読出部22、カラーイメージ描画命令読出部24、制御部26、白黒イメージ描画命令分割部28、クリップ設定部30、及びカラーイメージ領域抽出部32を備えている。
白黒イメージ描画命令読出部22は、描画命令蓄積部16からステップ1に属する白黒イメージ描画命令を読み出し、カラーイメージ描画命令読出部24は、描画命令蓄積部16からステップ2に属するカラーイメージ描画イメージ命令を読み出す。
制御部26は、イメージング部18のクリップメモリ領域(イメージング部クリップメモリ18A)で使用可能な最大クリップメモリサイズ(使用可能クリップサイズ)を取得する共に、白黒イメージ描画命令読出部22によって読み出した白黒イメージ描画命令の内カレント白黒イメージ描画命令に設定された白黒イメージ描画命令をクリップ設定命令に変換した場合のクリップメモリサイズ(要求クリップサイズ)と比較して、要求クリップサイズの方が使用可能クリップサイズよりも大きい場合に、この情報を白黒イメージ描画命令分割部28に出力し、要求クリップサイズの方が使用可能クリップサイズより小さい場合にはクリップ設定部30に白黒イメージ描画命令読出部22によって読み出した白黒イメージ描画命令を設定する。
白黒イメージ描画命令分割部28は、要求クリップサイズが使用可能クリップサイズよりも大きい場合に、要求クリップサイズが使用可能クリップサイズ内となるように、白黒イメージ描画命令を分割して、分割した白黒イメージ描画命令をクリップ設定部30に出力する。
クリップ設定部30は、制御部26から出力された白黒イメージ描画命令または白黒イメージ描画命令分割部28によって分割された白黒イメージ描画命令をクリップ設定命令に変換してイメージング部18に出力し、カラーイメージ領域抽出部32は、クリップ設定部30によって変換されたクリップ設定命令に対応するカラーイメージ描画内のカラーイメージ領域を抽出してイメージング部18に出力する。これによって、イメージング部18は、命令によって指示されたオブジェクトの描画処理を行い、1ページ分のビットマップデータを生成して印刷制御部20に出力して、印刷制御部20によって印刷が行なわれる。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10の作用について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10で行なわれる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
インタプリタ部12によって印刷データが解釈されて命令が出力されると、描画命令変換部14では、まず始めにステップ100で描画命令変換部14の状態が「通常処理中」に設定されてステップ102へ移行する。なお、描画命令変換部14の状態の設定は、例えば、描画命令変換部14に含まれるメモリ等に設定され、描画命令変換部14の状態としては、本実施の形態では、「通常処理中」と「変換可否判定中」の2種類あるものとし、「通常処理中」の状態は、インタプリタ部12から受け取った命令を描画命令蓄積部16に蓄積せずに、イメージング部18に送信する状態を表し、「変換可否判定中」の状態は、インタプリタ部12から受け取った命令を秒が命令蓄積部16に蓄積して使用するROP描画パターン変換が確定するのを待っている状態を表す。従って、「変換可否判定中」の状態では、必ず描画命令蓄積部16には何らかの命令が蓄積されていることになる。
描画命令変換部14によって次の命令があるか否か判定される。すなわち、インタプリタ部12から出力される各命令があるか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合には、一連の処理を終了する。
ステップ104では、描画命令変換部14に命令が1つ受信されてステップ106へ移行する。
ステップ106では、描画命令変換部14に設定された状態が「通常処理中」か否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ116へ移行する。
ステップ108では、描画命令変換部14によって変換候補に合致するか否か判定される。該判定は、本実施の形態では変換可能なROPパターンの先頭の論理演算指定が「論理積」であるため、論理演算指定が「論理積」であり、かつ白黒イメージ描画命令であれば肯定され、それ以外ならば否定され、ステップ108の判定が肯定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはステップ114へ移行する。
ステップ110では、インタプリタ部12からの命令が描画命令蓄積部16に蓄積され、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、描画命令変換部14の状態が「変換可否判定中」に変更されてステップ102へ戻って上述の処理が繰り返される。
また、ステップ114では、変換候補に合致しないので、命令をイメージング部18にそのまま送信してステップ102に戻って上述の処理が繰り返される。
一方、ステップ106の判定が否定された場合すなわち変換可否判定中」である場合にはステップ116へ移行して、命令が描画命令蓄積部16に蓄積されてステップ118へ移行する。
ステップ118では、描画命令蓄積部16に蓄積された描画命令が上書き描画命令に変換可能か描画命令変換部14によって検査されて、ステップ120へ移行し、検査結果が変換可能か否か判定される。該判定は、描画命令群が即座に変換できる分だけ揃っているか否かが判定される。より具体的には、図7のROP描画パターンの場合を例にとると、ステップ1とステップ2の描画命令が揃った状態ならば肯定と判定される。一方、ステップ1の描画命令だけが蓄積された状態は、今後ステップ2の描画命令が蓄積されることになれば、変換可能な状態になるが、まだ変換自体はできない状態であるため、否定と判定される。そして、ステップ120の判定が肯定された場合にはステップ122へ移行し、否定された場合には、ステップ124へ移行する。
ステップ120の判定が否定されてステップ124へ移行すると、変換可否性判定を継続するか否か判定される。例えば、図7のROP描画パターンの場合を例にとると、ステップ1の後にステップ2に相当しない描画命令が出現した場合には、これ以上変換可否判定を継続しても変換できる見込みがないので否定と判定される。該判定が肯定された場合には、ステップ102に戻って上述の処理が繰り返され、否定された場合にはステップ126へ移行する。
ステップ126では、描画命令蓄積部16の蓄積済み命令を変換せずにイメージング部18に送信されてステップ128へして、描画命令変換部14の状態が「通常処理中」に変更されてステップ102に戻って上述の処理が繰り返される。
また、ステップ120の判定が肯定されてステップ122へ移行すると、後述するROP変換処理が行われてステップ128へして、描画命令変換部14の状態が「通常処理中」に変更されてステップ102に戻って上述の処理が繰り返される。
続いて、上述のROP変換処理について詳細に説明する。図4は、ROP変換処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ROP変換処理が開始されると、ステップ200では、描画命令蓄積部16からステップ1に属する白黒イメージ描画命令が白黒イメージ描画命令読出部22によって読み出されてステップ202へ移行する。
ステップ202では、白黒イメージ描画命令が存在するか否か制御部26によって判定され、該判定が否定された場合には、そのままROP変換処理を終了し、肯定された場合にはステップ204へ移行する。
ステップ204では、描画命令蓄積部16からステップ2に属するカラーイメージ描画命令がカラーイメージ描画命令読出部24によって読み出されてステップ206へ移行する。
ステップ206では、イメージング部18で使用可能な最大クリップメモリサイズ(使用可能クリップサイズ)が制御部26によって取得され、ステップ208へ移行する。
ステップ208では、制御部26によって、読み出した白黒イメージ描画命令がカレント白黒イメージ描画命令に設定される。
ステップ210では、カレント白黒イメージ描画命令があるか否か制御部26によって判定され、該判定が否定された場合には、ステップ200に戻って上述の処理が繰り返され、肯定された場合には、ステップ212へ移行する。
ステップ212では、カレント白黒イメージ描画命令をクリップ設定命令に変換した場合のクリップメモリサイズ(要求クリップサイズ)が制御部26によって計算されてステップ214へ移行する。
ステップ214では、要求クリップサイズが使用可能クリップサイズより大きいか否か制御部26によって判定され、該判定が肯定された場合にはステップ216へ移行し、否定された場合にはステップ224へ移行する。
ステップ216では、使用可能クリップサイズに収まるようにカレント白黒イメージ描画命令が白黒イメージ描画命令分割部28によって分割され、ステップ218へ移行する。
ステップ218では、分割された白黒イメージ描画命令の前半部分がクリップ設定部30によってクリップ設定命令に変換されステップ220へ移行する。
ステップ220では、分割された白黒イメージ描画命令の後半部分がカレント白黒イメージ描画命令とされて制御部26に設定されステップ228へ移行する。
一方、ステップ214の判定が否定されてステップ224へ移行すると、カレント白黒イメージ描画命令がクリップ設定部30によってクリップ設定命令に変換されてステップ226へ移行して、カレント白黒イメージ描画命令が制御部26によって「命令なし」に設定されてステップ228へ移行する。
ステップ228では、クリップ設定部30によって変換されたクリップ設定命令がイメージング部18に送信されて、ステップ230へ移行する。
ステップ230では、クリップ設定命令で設定する矩形領域に対応するカラーイメージ描画内のカラーイメージ領域がカラーイメージ領域抽出部32によって抽出され、イメージング部18にその領域に対する描画命令が送信されて、ステップ210に戻って上述の処理が繰り返される。
ここでステップ216以降で行われる分割処理について具体的に説明する。
例えば、ステップ214〜216において、要求クリップサイズの方が使用可能クリップサイズよりも大きく、使用可能クリップサイズに収まるようにカレント白黒イメージ描画命令を分割する際には、図5に示すように、カレント白黒イメージ描画命令を分割白黒イメージ描画命令1〜4に分割し、ステップ230において、カレントカラーイメージ描画命令を分割白黒イメージ命令1〜4に対応する領域で分割して分割カラーイメージ描画命令1〜4とすることになる。すなわち、図6(A)に示すように、分割白黒イメージ描画命令1の描画領域をクリップ領域に設定して、その領域に対応するカラーイメージ描画命令の中のイメージデータの一部を抽出して、分割カラーイメージ描画命令1として実行し、分割した一部を処理してクリップメモリをクリアし、順次、図6(B)、(C)、(D)のように繰り返して処理する。このようにすることにより、クリップ設定命令が消費するメモリの最大量を分割サイズに抑えることができるので、論理演算処理の指示を含む描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換して描画処理する際に、メモリ不足となることを抑制して、高速に処理することができる。
なお、上記の実施の形態では、ROPパターンを2ステップのROPパターンに変換可能な場合を一例として説明したが、これに限るものではなく、論理演算をクリップ処理で置き換えられるものであれば、本発明を適用することができる。
また、上記の実施の形態では、画像処理装置10に入力されるイメージは分割されていないものを例にあげて説明したが、画像処理装置10に入力する時に既に分割されているような場合でも、上記と同様に、要求クリップサイズの方が使用可能クリップサイズよりも大きい場合には、分割された描画命令を更に分割して処理することで、メモリ不足となってしまうことを防止することができる。
本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の構成を示すブロック図である。 描画命令変換部のROP変換処理を行う際の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる画像処理装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ROP変換処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ROP変換処理における分割処理を説明するための図である。 分割処理の流れを説明するための図である。 ROP描画パターンの代表例を示す図である。 ROP描画パターンをROP処理を必要としない処理に変換する方法を示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置
12 インタプリタ部
14 描画命令変換部
16 描画命令蓄積部
18 イメージング部
18A クリップ部クリップメモリ
22 白黒イメージ描画命令読出部
24 カラーイメージ描画命令読出部
26 制御部
28 白黒イメージ描画命令分割部
30 クリップ設定部
32 カラーイメージ領域抽出部

Claims (3)

  1. 画像を構成する画素間の論理演算処理の指示を含む描画命令を受け取って、前記描画命令を論理演算処理を使用しない描画命令に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された描画命令に従って描画処理を行う処理手段と、備えた画像処理装置であって、
    前記変換手段によって変換された描画命令を実行するために必要とする記憶容量と、描画処理を行うために前記処理手段に予め設けられた記憶容量とに基づいて、前記描画命令を分割する分割手段を備え、
    前記処理手段が、前記分割手段によって分割された描画命令に従って描画処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記変換手段によって変換された描画命令を実行するために必要とする記憶容量と、描画処理を行うために前記処理手段に予め設けられた記憶容量とに基づいて、前記分割手段による処理を含む前記描画命令に対する処理を選択する選択手段を更に備ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変換手段は、論理演算処理を使用する描画命令をクリッピング処理を用いた描画命令に変換することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
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