JP2007079909A - 入退管理システム - Google Patents
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Abstract
【目的】 外部からの訪問者の入退時の入退カードの受け渡しの作業をなくし、スムーズに入退できると共に、セキュリティを確保できる入退管理システムを提供することを目的とする。
【構成】 訪問者が入退する入退手段を有する入退管理システムにおいて、少なくとも訪問者の所有するICカードのICカードデータの登録データを記憶し、訪問者が入退手段を通過する際に読み取ったICカードデータと記憶された登録データとを照合し、照合により読み取ったICカードデータと記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可し入退手段を開放することを特徴とする。
【選択図】図1
【構成】 訪問者が入退する入退手段を有する入退管理システムにおいて、少なくとも訪問者の所有するICカードのICカードデータの登録データを記憶し、訪問者が入退手段を通過する際に読み取ったICカードデータと記憶された登録データとを照合し、照合により読み取ったICカードデータと記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可し入退手段を開放することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ビルや部屋等の入退管理システムに関し、特に企業等のセキュリティーチェックのために使用する入退管理システムに関する。
従来、同一事業体のある事業所から他の事業所への出張者の入退場等に際して、待たせることなしにチェックを確実に行ってセキュリティを確保できるようにするために、A事業所の従業員が、B事業所に出張する場合、A事業所の従業員管理システムは出張先であるB事業所の従業員管理システムに、出張者の出張に関する情報(出張者情報)を送信し、B事業所の従業員管理システムでは、該出張者情報を一時登録領域に一時登録する。出張者がB事業所に来て、出張者の携帯するIDカードが入場ゲートで読み取られると、B事業所の従業員管理システムで当該出張者の情報の登録有無をチェックし、登録されている場合は入場ゲートを開いて、入場可能とする従業員管理ネットワークシステムがある(特許文献1)。
特開2002−73919号公報
しかしながら、上記従来技術は、同一事業体の共通したIDカード等の識別情報を所持していない外部からの訪問者に対して適用できなかった。そのため、外部からの訪問者は守衛室や受付等にて氏名、面会者、時間等を記入させられ、面会カード等を受け取る必要があり、その際に約束の確認等で時間を要するので長蛇の列ができ、入館に時間がかかることがあった。また、退館時にも受付に入退館カードを返却する必要があり、面倒であった。
本発明は、上記課題を解決するものであって、外部からの訪問者の入退時の入退カードの受け渡しの作業をなくし、スムーズに入退できると共に、セキュリティを確保できる入退管理システムを提供することを目的とする。
そのために本発明は、訪問者が入退する入退手段を有する入退管理システムにおいて、少なくとも訪問者の所有するICカードのICカードデータを登録し、登録データを作成する訪問者データ登録手段と、前記訪問者データ登録手段からの登録データを記憶する登録データ記憶手段と、前記訪問者が前記入退手段を通過する際に前記訪問者のICカードデータを読み取るICカードデータ読取手段と、前記ICカードデータ読取手段が読み取ったICカードデータと前記登録データ記憶手段に記憶された登録データとを照合する訪問者データ照合手段と、前記訪問者データ照合手段の照合により前記ICカードデータ読取手段が読み取ったICカードデータと前記登録データ記憶手段に記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可し入退手段を開放する入退制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記ICカードデータは、それぞれのICカードが個別に持つIDコードであることを特徴とする。
また、前記ICカードは、非接触複合券であることを特徴とする。
本発明によれば、訪問者が入退する入退手段を有する入退管理システムにおいて、少なくとも訪問者の所有するICカードのICカードデータを登録し、登録データを作成する訪問者データ登録手段と、前記訪問者データ登録手段からの登録データを記憶する登録データ記憶手段と、前記訪問者が前記入退手段を通過する際に前記訪問者のICカードデータを読み取るICカードデータ読取手段と、前記ICカードデータ読取手段が読み取ったICカードデータと前記登録データ記憶手段に記憶された登録データとを照合する訪問者データ照合手段と、前記訪問者データ照合手段の照合により前記ICカードデータ読取手段が読み取ったICカードデータと前記登録データ記憶手段に記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可し入退手段を開放する入退制御手段とを備えたので、外部からの訪問者の入退時の入退カードの受け渡しの作業をなくし、スムーズに入退できると共に、セキュリティを確保できる。
また、前記ICカードデータは、それぞれのICカードが個別に持つIDコードであるので、データが重複することなく、セキュリティを確保できる。
また、前記ICカードは、非接触複合券であるので、汎用性が高く、多数の人が利用できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の入退システムを示す図、図2は本発明のブロック図である。図1及び図2で、1は端末機、2はサーバー、3は入退ゲート、4は社内ネットワーク、11は訪問者データ登録手段、12は登録データ記憶手段、13はICカードデータ読取手段、14は訪問者データ照合手段、15は入退制御手段、16は入退手段である。
端末機1は社員等の担当者専用のパーソナルコンピュータであり、本実施形態では訪問者のICカードデータ等を登録し、登録データを作成する訪問者データ登録手段11を備えている。ここで、本実施形態でのICカードとは鉄道等で使用されている非接触複合券等のカードであり、カードに個別のIDコード等がデータとして記憶されているものであればよい。また、ICカードデータとはICカードが個別に持っているIDコード等である。
サーバー2は、本実施形態では訪問者データ登録手段11からの登録データを記憶する登録データ記憶手段12と、ICカードデータ読取手段13が読み取ったICカードデータと登録データ記憶手段12に記憶された登録データとを照合する訪問者データ照合手段14と、訪問者データ照合手段14の照合によりICカードデータ読取手段13が読み取ったICカードデータと登録データ記憶手段12に記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可するように制御する入退制御手段15とを備えている。
入退ゲート3は、入退手段16を備えた自動改札やセキュリティドア等の建物、部屋又は乗物等に入退する際のゲートである。また、訪問者が入退ゲート3を通過する際に訪問者のICカードデータを読み取るICカードデータ読取手段13を備えている。なお、本実施形態では、ICカードデータ読取手段13が読み取ったICカードデータと登録データ記憶手段12に記憶された登録データとを照合する訪問者データ照合手段14と、訪問者データ照合手段14の照合によりICカードデータ読取手段13が読み取ったICカードデータと登録データ記憶手段12に記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可するように制御する入退制御手段15とをサーバー2に備えたが、入退ゲート3が備えてもよい。
社内ネットワーク4は、端末機1、サーバー2及び入退ゲート3等をそれぞれで結んでいる。社内ネットワーク4を通じて端末機1はサーバー2にアクセスすることが可能であるが、その際ログイン名及び社内パスワード等の入力を必要とする。これによってセキュリティが確保できる。
次に、入退管理システムの訪問者のICカードデータ等の登録について説明する。図3は登録データを示す。まず、訪問者は社員等の担当者に訪問日前に予め連絡をする。社員等の担当者は訪問者データ登録手段11を備えた端末機1により、管理番号、訪問者の氏名、会社名、ICカードのIDコード、訪問日時、被訪問者名等を登録画面から登録し、訪問者の登録データを作成しておく。登録データ作成方法は、図1に示すように訪問者が社員等の担当者に電話をし、該担当者に登録画面から登録してもらう。また、訪問者がIDコード等を知られたくない場合も考えられるので、電話、携帯電話、インターネット等で訪問者が自分のIDコード等を入力し、企業の担当者が承認を与えることで登録してもよい。その際、社員等の担当者は訪問者のIDコードを知ることができないようにしてもよい。
端末機1の訪問者データ登録手段11で作成された登録データは、サーバー2の登録データ記憶手段12に記憶される。その際、登録又は承認した担当者のログイン名を登録データとあわせて記憶しておくと不正利用等を防止できる。登録データには、訪問者の所有するICカードのIDコード、訪問日時等のデータが含まれる。
次に、図1乃至図4を用いて入退管理システムの管理制御について説明する。図4は入退管理システムの管理制御を示したフローチャートである。スタート時、入退手段16は開放されていても閉鎖されていてもよい。まず、訪問者が事前に登録したIDコードをもつICカードを入退ゲート3に備えたICカードデータ読取手段13にかざすと、ICカードデータ読取手段13は、訪問者が入退手段16を通過する際に訪問者のICカードデータを読み取る(S1)。
次に、ICカードデータ読取手段13がICカードデータを正確に読み取ったかどうか判断し、読み取った場合には、該ICカードデータをサーバー2の訪問者データ照合手段14に送信し、読み取れなかった場合には、入退制御手段15に入退手段16を閉鎖するように送信する(S2)。
次に訪問者データ照合手段14により、サーバー2に送信したICカードデータと、登録データ記憶手段12に記憶されている登録データとを照合する(S3)。ステップ3で照合した結果、前記ICカードデータ読取手段13が読み取ったICカードデータと登録データ記憶手段12に記憶された登録データとが一致しているかどうか判断し、一致した場合には、入退制御手段15に入退手段16を開放するように送信し、一致しなかった場合には、入退制御手段15に入退手段16を閉鎖するように送信する(S4)。
入退手段16を開放するように信号を送信された入退制御手段15は、入退手段16が開放している場合にはその状態を維持し、入退手段16が閉鎖されている場合には開放する(S5)。入退手段16を閉鎖するように信号を送信された入退制御手段15は、入退手段16が開放している場合には閉鎖し、閉鎖している場合にはその状態を維持する(S6)。
このように実施することにより、外部からの訪問者の入退時の入退カードの受け渡しの作業をなくし、スムーズに入退できると共に、データが重複することなく、セキュリティを確保できる。また、ICカードは、非接触複合券とすれば、汎用性が高く、多数の人が利用できるようになる。
なお、登録データに訪問日と共に訪問時間のデータを記憶させ、該訪問日の記憶させた訪問時間の前後数分あるいは数時間のみ入退を許可するように設定してもよい。
1…端末機、2…サーバー、3…入退ゲート、4…社内ネットワーク、11…訪問者データ登録手段、12…登録データ記憶手段、13…ICカードデータ読取手段、14…訪問者データ照合手段、15…入退制御手段、16…入退手段
Claims (3)
- 訪問者が入退する入退手段を有する入退管理システムにおいて、少なくとも訪問者の所有するICカードのICカードデータを登録し、登録データを作成する訪問者データ登録手段と、前記訪問者データ登録手段からの登録データを記憶する登録データ記憶手段と、前記訪問者が前記入退手段を通過する際に前記訪問者のICカードデータを読み取るICカードデータ読取手段と、前記ICカードデータ読取手段が読み取ったICカードデータと前記登録データ記憶手段に記憶された登録データとを照合する訪問者データ照合手段と、前記訪問者データ照合手段の照合により前記ICカードデータ読取手段が読み取ったICカードデータと前記登録データ記憶手段に記憶された登録データとが一致した場合のみ入退を許可し入退手段を開放する入退制御手段とを備えたことを特徴とする入退管理システム。
- 前記ICカードデータは、それぞれのICカードが個別に持つIDコードであることを特徴とする請求項1に記載の入退管理システム。
- 前記ICカードは、非接触複合券であることを特徴とする請求項1又は2に記載の入退管理システム。
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---|---|---|---|---|
JP2008009977A (ja) * | 2006-06-01 | 2008-01-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 訪問管理システム、および、その方法 |
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JP2000306130A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-11-02 | Tokin Corp | 入退室管理方法 |
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2005
- 2005-09-14 JP JP2005266482A patent/JP2007079909A/ja active Pending
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