JP2004054305A - 非接触icカードを用いた電子機器制御方法及びそれが実施される電子機器 - Google Patents

非接触icカードを用いた電子機器制御方法及びそれが実施される電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器を、それに比較的小規模で安価に用意することができる手段を備えさせたもとで、それを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるように制御することができる制御方法を提供する。
【解決手段】メモリ部に製造関連識別データIDmが格納された非接触ICカード100に対するデータ送出要求を行い、そのデータ送出要求に応じて非接触ICカード100がメモリ部から読み出して送出する製造関連識別データIDmを取り込み、取り込まれた製造関連識別データIDmについての確認を行って、確認された製造関連識別データIDmを電子機器10の動作制御に際して必要とされる鍵データとして、電子機器10の動作制御を行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の特許請求の範囲に記載された発明は、鍵データを用いて電子機器をそれに誤用等防止機能(以下、セキュリティ機能という)を果たさせるべく制御する電子機器制御方法、及び、斯かる電子機器制御方法が実施される電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両に搭載されるオーディオ機器,ビデオ機器等の電子機器にあっては、当該電子機器の所有者等の適正な使用者(以下、本人という)以外の者による使用である誤用を防止すべく、当該電子機器を動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるように制御することが提案されている。このような電子機器の制御を行うにあたっては、電子機器に、本人であることを確認するための本人認証手段を、内蔵もしくは外付けされたものとして備えさせることが必要とされる。
【0003】
従来提案されている本人認証手段として、人の指紋,声紋あるいは虹彩パターンを利用するものが、一般的使用に供されるものとして知られている。このような本人認証手段は、本人の指紋,声紋あるいは虹彩パターンを予め登録しておき、認証に際しては、その都度、本人の指紋,声紋あるいは虹彩パターンを、予め登録された指紋,声紋あるいは虹彩パターンと照合して、その照合結果に基づいて本人であることの確認を行うようにされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如くの人の指紋,声紋あるいは虹彩パターンを利用する本人認証手段は、通常、比較的大掛かりな手段とされ、また、高価なものされる。さらに、本人認証にあたっての手順,操作等が、認証を受けようとする者にとって煩わしさを感じさせることになり易い。それゆえ、このような従来知られている本人認証手段は、前述の車両に搭載されるオーディオ機器,ビデオ機器等の電子機器については、内蔵される場合のみならず、外付けされる場合であっても、装備し難いものとされることになり、実装に向いていない。
【0005】
従って、比較的大掛かりな手段とされ、また、高価なものされる指紋,声紋あるいは虹彩パターンを利用する本人認証手段を要することなく、かつ、使用者に煩わしさを感じさせることなく、電子機器を、それを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるように制御できるようにすることが望まれるところとなっている。
【0006】
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、例えば、車両に搭載されるオーディオ機器,ビデオ機器等の電子機器を、それに比較的小規模で安価に用意することができる手段を備えさせたもとで、しかも、使用者に煩わしさを感じさせる虞なく、それを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるように制御することができる、非接触IC(集積回路)カードを用いた電子機器制御方法、及び、斯かる電子機器制御方法による制御を可能とする比較的小規模で安価に用意することができる手段を備えた電子機器を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明に係る非接触ICカードを用いた電子機器制御方法は、メモリ部に固有の識別データが格納された非接触ICカードに対するデータ送出要求を行い、そのデータ送出要求に応じて非接触ICカードがメモリ部から読み出して送出する固有の識別データを取り込み、取り込まれた固有の識別データについての確認を行って、確認された固有の識別データを電子機器の動作制御に際して必要とされる鍵データとして、電子機器についての動作制御を行うことを特徴とするものとされる。
【0008】
特に、本願の特許請求の範囲における請求項5に記載された非接触ICカードを用いた電子機器制御方法は、非接触ICカードについての固有の識別データとして、当該非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された製造関連識別データを用いるものとされる。
【0009】
また、本願の特許請求の範囲における請求項6から請求項10までのいずれかに記載された発明に係る電子機器は、メモリ部に固有の識別データが格納された非接触ICカードへのデータの送出及び該非接触ICカードからのデータの取込みを行う機能を具えたデータ送出・取込み部と、データ処理もしくは信号処理を行って処理されたデータもしくは信号に基づく出力を発生する動作部と、データ送出・取込み部及び動作部に対する動作制御を行う動作制御部と、データ送出・取込み部,動作部及び動作制御部に対する電源部とを備え、データ送出・取込み部が、非接触ICカードに対するデータ送出要求を行う手段と、データ送出要求に応じて非接触ICカードがメモリ部から読み出して送出する固有の識別データを取り込む手段と、取り込まれた固有の識別データについての確認を行う手段と、確認された固有の識別データを鍵データとして動作制御部に供給する手段とを備えたものとされて、構成される。
【0010】
特に、本願の特許請求の範囲における請求項10に記載された電子機器は、データ送出・取込み部が、非接触ICカードが送出する固有の識別データとして、当該非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された製造関連識別データを取り込むものとされる。
【0011】
上述の如くの本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明に係る非接触ICカードを用いた電子機器制御方法にあっては、非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された固有の識別データが、電子機器の動作制御に要される鍵データとして利用される。それにより、非接触ICカードに識別データを送出させるとともに送出された識別データを取り込むための、比較的小規模で安価に用意することができる手段を電子機器に備えさせたもとで、使用者に煩わしさを感じさせる虞なく、電子機器をそれを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるように制御することができることになる。
【0012】
なお、非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された固有の識別データとしては、本願の特許請求の範囲における請求項5に記載された発明に係る非接触ICカードを用いた電子機器制御方法の場合の如く、例えば、当該非接触ICカードについての製造関連識別データが用いられる。
【0013】
また、本願の特許請求の範囲における請求項6から請求項10までのいずれかに記載された発明に係る電子機器にあっては、メモリ部に固有の識別データが格納された非接触ICカードからのデータの取込み及びその非接触ICカードへのデータの送出を行う機能を具えたデータ送出・取込み部が備えられ、それによって、非接触ICカードに対するデータ送出要求と非接触ICカードから送出された識別データの取込みとを行い、取り込まれた固有の識別データを確認して、確認された固有の識別データを鍵データとして動作制御部に供給する。それにより、非接触ICカードに識別データを送出させるとともに送出された識別データを取り込むための、比較的小規模で安価に用意することができる手段を備えたもとで、電子機器をそれを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるようにする制御が、使用者に煩わしさを感じさせる虞なく行われることになる。
【0014】
なお、データ送出・取込み部が取り込む、非接触ICカードからの固有の識別データは、本願の特許請求の範囲における請求項10に記載された発明に係る電子機器の場合の如く、例えば、当該非接触ICカードについての製造関連識別データとされる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明に係る非接触ICカードを用いた電子機器制御方法の一例の実施に供される、本願の特許請求の範囲における請求項6から請求項10までのいずれかに記載された発明に係る電子機器の一例と非接触ICカードの一例とをあらわす。
【0016】
図1においては、本願の特許請求の範囲における請求項6から請求項10までのいずれかに記載された発明に係る電子機器の一例が、電子機器10として示されている。電子機器10は、例えば、車両に搭載されて使用されるオーディオ機器とされており、図1に示される状態にあっては、メモリ部に固有の識別データが格納された非接触ICカード100が近接した位置に置かれている。そして、電子機器10にあっては、非接触ICカード100へのデータの送出及び非接触ICカード100からのデータの取込みを行う機能を具えたデータ送出・取込み部11が備えられ、また、データ処理もしくは信号処理を行って処理されたデータもしくは信号に基づく出力を発生する動作部を形成する、FM/AMチューナ部12,ミニ・ディスク(Mimi Disc:MD)デッキ部13及びオーディオパワーアンプ(AMP)部14が設けられている。
【0017】
FM/AMチューナ部12は、FMオーディオ放送信号もしくはAMオーディオ放送信号についての選択受信を行う。また、MDデッキ部13は、MDが装着されて、装着されたMDを回転駆動し、それに対するオーディオ信号もしくはデータの記録あるいはそれからのオーディオ信号もしくはデータの再生を行う。さらに、AMP部14は、FM/AMチューナ部12から得られるオーディオ信号,MDデッキ部13から得られるオーディオ信号等についての出力増幅を行う。
【0018】
また、電子機器10にあっては、データ送出・取込み部11,FM/AMチューナ部12,MDデッキ部13,AMP部14等々についての動作制御を行う動作制御部を形成する制御ユニット15が設けられている。そして、制御ユニット15には、各種の調整/制御用釦,キ−操作データ入力部等を含めた操作部16と制御ユニット15による動作制御のもとに画像表示を行う表示部17とが連結されている。制御ユニット15は、例えば、マイクロコンピュータが用いられて構成される。さらに、図1に示される電子機器の例には、データ送出・取込み部11,FM/AMチューナ部12,MDデッキ部13,AMP部14,制御ユニット15,キー操作部16,表示部17等々の各部に動作電圧を供給する電源部18が備えられている。
【0019】
非接触ICカード100は、例えば、図2に示される如くの、データ処理構成を内蔵している。図2に示される非接触ICカード100におけるデータ処理構成は、ICチップ20とそれに接続されたアンテナ部21とを含んでいる。
【0020】
ICチップ20にあっては、マイクロコンピュータによって構成された制御ユニット22が備えられており、この制御ユニット22に、データバス23を介して、メモリ部を形成するランダムアクセスメモリ(RAM)24,リードオンリーメモリ(ROM)25及びエレクトリカリーイレイザブル/プログラマブル・リードオンリーメモリ(EEPROM)26が連結されている。また、制御ユニット22には、データの暗号化にあたって役割を果たす暗号化部27及びデータを用いた種々の計算を行う計算部28も接続されている。
【0021】
さらに、ICチップ20には、制御ユニット22及びRAM24の両者に連結された送受信部29が備えられている。送受信部29は、制御ユニット22もしくはRAM24からのデータに応じた搬送波信号を形成して、それをICチップ20外に配されたアンテナ部21を通じて無線送信する役割、及び、非接触ICカード100外からの無線送信された搬送波信号をアンテナ部21を通じて受信し、受信した搬送波信号から再生されたデータを、制御ユニット22もしくはRAM24に供給する役割を果たす。また、送受信部29は、非接触ICカード100外から無線送出された電力をアンテナ部21を通じて受け、それにより得られる動作電圧VPを、ICチップ20内の制御ユニット22等を含む各動作部に供給する。
【0022】
図3は、非接触ICカード100に内蔵されたICチップ20内におけるRAM24,ROM25及びEEPROM26によって形成されるメモリ部(ICチップ20内メモリ部)の一例を、概念的にあらわす。このICチップ20内メモリ部の一例にあっては、その全体がシステムブロックとユーザブロックとに区分されている。
【0023】
システムブロックは、非接触ICカード100に内蔵されたICチップ20及びアンテナ部21を実際に機能させるにあたって必要とされる管理データ等が格納される部分である。そして、このシステムブロックの一部が、当該非接触ICカード100についての製造関連識別データIDmが格納された部分ARmとされている。この部分ARmは、データを一度だけ書き込むことができ、そこに書き込まれたデータついては書換えも消去も行うことができない領域とされている。従って、部分ARmに格納された、非接触ICカード100についての製造関連識別データIDmは、一旦格納されると、その後変更あるいは消去されないものとされ、それを読み出すことだけが可能とされる。
【0024】
図4は、部分ARmに格納される非接触ICカード100についての製造関連識別データIDmと、それと共に部分ARmに格納される、当該非接触ICカード100についての製造パラメータをあらわすデータPMmとの一例を示す。図4に示される例にあっては、製造関連識別データIDmが、8個の8ビット(bit) データD0,D1,D2,・・・,D7が連なって形成される8バイト(Byte) 構成のデータとされている。そして、8ビットデータD0及びD1が製造コードをあらわし、8ビットデータD2及びD3が製造機器コードをあらわし、8ビットデータD4及びD5が製造日付けをあらわし、8ビットデータD6及びD7が製造シリアル番号をあらわす。この製造関連識別データIDmの内容は、当該非接触ICカード100に固有のものであって、当該非接触ICカード100の製造関連識別データIDmの内容と同じ内容の製造関連識別データを有した他の非接触ICカードは存在しない。
【0025】
また、製造パラメータをあらわすデータPMmも、8個の8ビットデータD8,D9,D10,・・・,D15が連なって形成される8バイト構成のデータとされていて、製造関連識別データIDmに連なり、製造関連識別データIDmと共に全体として16バイト構成のデータを形成している。データPMmにあっては、8ビットデータD8〜D15の全体で、非接触ICカード100についての各種の製造パラメータをあらわしている。これらの製造関連識別データIDm及び製造パラメータをあらわすデータPMmは、非接触ICカード100の製造時にシステムブロックの部分ARmに書き込まれる。
【0026】
一方、ユーザブロックは、非接触ICカード100が使用される本来のサービスの運用にあたって必要とされるデータの書込み,変更,消去,読出等に用いられる領域である。
【0027】
図5は、図1に示される電子機器10におけるデータ送出・取込み部11の具体構成例を示す。図5に示される具体構成例は、ICチップ30とそれに接続されたアンテナ部31とを含んで構成されている。
【0028】
ICチップ30にあっては、マイクロコンピュータによって構成された制御ユニット32が備えられており、この制御ユニット32に、データバス33を介して、メモリ部を形成するRAM34,ROM35及びEEPROM36が連結されている。それに加えて、制御ユニット32には、データの暗号化にあたって役割を果たす暗号化部37及びデータを用いた種々の計算を行う計算部38も接続されている。
【0029】
また、ICチップ30には、制御ユニット32及びRAM34の両者に連結された送受信部39、及び、制御ユニット32及びデータバス33に連結されたインターフェース部40が備えられている。送受信部39は、制御ユニット32もしくはRAM34からのデータに応じた搬送波信号を形成して、それをICチップ30外に配されたアンテナ部31を通じて無線送信する役割、及び、データ送出・取込み部11外からの無線送信された搬送波信号をアンテナ部31を通じて受信し、受信した搬送波信号から再生されたデータを、制御ユニット32もしくはRAM34に供給する役割を果たす。インターフェース部40は、端子41及び42を通じて、電子機器10における制御ユニット15に連結されており、制御ユニット15と制御ユニット32もしくはRAM34との間でのデータの送受が行われるようにする。
【0030】
さらに、ICチップ30には、電源制御部43が備えられている。電源制御部43は、端子44を通じて電子機器10における電源部18に連結されており、電源部18からの動作電圧が供給される。この電源制御部43は、電源部18からの動作電圧を、直接にもしくは調整を加えて、ICチップ30内における制御ユニット32,送受信部39等を含む各動作部に供給し、また、送受信部39からの要求指令SQを受けて、送受信部39に送出用の動作電圧VTを供給する。
【0031】
電源制御部43からの送出用の動作電圧VTを受けた送受信部39は、その動作電圧VTを、無線送出することができるものに変換して、アンテナ部31を通じてデータ送出・取込み部11外に無線送出する。
【0032】
上述の如くに、図1に示される電子機器10に備えられるデータ送出・取込み部11は、例えば、ICチップ30とアンテナ部31とを含んで構成され、それゆえ、比較的小規模で安価に用意することができ、電子機器10への組込みが極めて容易なものとされる。
【0033】
このようなもとで、電子機器10が、例えば、使用者によって操作部16が操作され、動作を開始すべき状態にされるときには、制御ユニット15による動作制御のもとに、データ送出・取込み部11において、制御ユニット32が、先ず、送受信部39に電源制御部43に対する要求指令SQの送出を行わせて、送受信部39に送出用の動作電圧VTが電源制御部43から供給される状態となす。続いて、送受信部39に、送出用の動作電圧VTを無線送出することができるものに変換して、アンテナ部31を通じて無線送出するとともに、非接触ICカード100に対してデータ送出を要求するデータをアンテナ部31を通じて電子機器10外に無線送信して、非接触ICカード100に対するデータ送出要求(ポーリング:Polling)を行う状態をとらせる。斯かる非接触ICカード100に対するポーリングは、データ送出・取込み部11が非接触ICカード100からの固有の識別データである製造関連識別データIDmを取り込む状態を得るべく行われ、予め設定された所定の期間内において、非接触ICカード100が、それについての固有の識別データである製造関連識別データIDmをメモリ部から読み出し、それをアンテナ部21を通じて送出するまで、周期的に繰り返される。
【0034】
このとき、非接触ICカード100が、図1に示される状態とは異なって、電子機器10に近接した位置に置かれていない場合には、非接触ICカード100は、データ送出・取込み部11からアンテナ部31を通じて無線送出される動作電圧VTと無線送信されるデータ送出を要求するデータとを受けることができず、固有の識別データである製造関連識別データIDmをメモリ部から読み出して、それをアンテナ部21を通じて送出する動作は行わない。斯かる際には、データ送出・取込み部11における制御ユニット32は、非接触ICカード100に対するポーリングを周期的に繰り返す状態が予め設定された所定の期間を越えた時間切れ(タイムアウト)の状態となったとき、非接触ICカード100に対するデータ送出要求を中断して、タイムアウト処理を行う。
【0035】
斯かるタイムアウト処理にあっては、データ送出・取込み部11による非接触ICカード100からの製造関連識別データIDmの取込みを一時的に断念することとして、非接触ICカード100に対するポーリングを一旦止め、電子機器10における表示部17に、非接触ICカード100の所有者に対して、非接触ICカード100を製造関連識別データIDmをメモリ部から読み出して送出する状態におくことを促す表示を行わせる動作制御状態を、動作制御ユニット15にとらせる。そして、表示部17による表示がなされた後、非接触ICカード100に対するポーリングを再開する。
【0036】
非接触ICカード100が、図1に示される如くに、電子機器10に近接した位置に置かれた場合には、非接触ICカード100における送受信部29が、データ送出・取込み部11からアンテナ部31を通じて無線送出される動作電圧VTと無線送信されるデータ送出を要求するデータとを、アンテナ部21を通じて受ける。そして、送受信部29は、データ送出・取込み部11からの動作電圧VTに基づく動作電圧を、ICチップ20内の各動作部に供給して、制御ユニット22をはじめ各動作部を動作可能状態とするとともに、データ送出・取込み部11からのデータ送出を要求するデータを制御ユニット22に供給する。それに応じて、制御ユニット22は、固有の識別データである製造関連識別データIDmをメモリ部から読み出し、送受信部29に、メモリ部から読み出された製造関連識別データIDmをアンテナ部21を通じて無線送信させる。
【0037】
このようにして、非接触ICカード100から製造関連識別データIDmが無線送信されると、データ送出・取込み部11における送受信部39が、無線送信された製造関連識別データIDmをアンテナ部31を通じて受け、それを制御ユニット32に供給する動作を行い、それにより、データ送出・取込み部11が非接触ICカード100から無線送信された製造関連識別データIDmを取り込む状態が得られる。
【0038】
斯かるもとで、非接触ICカード100から無線送信された製造関連識別データIDmが供給された制御ユニット32は、その製造関連識別データIDmについての獲得を確認し、獲得が確認された製造関連識別データIDmを、電子機器10の動作制御に際して必要とされる鍵データとして、電子機器10に備えられた制御ユニット15に供給し、それにより電子機器10についての動作制御を行うこととする。そして、制御ユニット32は、獲得が確認された製造関連識別データIDmを鍵データとして電子機器10についての動作制御を行うために、獲得が確認された製造関連識別データIDmについての登録処理,セキュリティ運用処理,カスタマイズ処理等のうちの選択されたものを実行する。
【0039】
このようにして、図1に示される電子機器10に対する動作制御が、非接触ICカード100に備えられたメモリ部に格納された製造関連識別データIDmが、非接触ICカード100に備えられたメモリ部に格納された固有の識別データとして用いられて、それが電子機器10に備えられたデータ送出・取込み部11により取り込まれるとき、製造関連識別データIDmを鍵データとして行われることになる。その際、非接触ICカード100の所有者である電子機器10の使用者には、電子機器10に備えられたデータ送出・取込み部11に対して非接触ICカード100を近接させてかざすことが要求されるだけであるので、上述の動作制御は、使用者に煩わしさを感じさせる虞がないもとで行われる。
【0040】
上述のデータ送出・取込み部11における制御ユニット32による製造関連識別データIDmを獲得するための処理は、例えば、図6に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムに従って実行される。
【0041】
図6に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムにあっては、スタート後、ステップ51おいて、データ送出・取込み部11をリセット状態にし、続くステップ52において、送受信部39に非接触ICカード100に対するポーリングを行う状態をとらせるべく、送受信部39に対するポーリング要求を行う。
【0042】
次に、ステップ53において、データ送出・取込み部11がポーリングを周期的に繰り返す状態が予め設定された所定の期間を越えたタイムアウトの状態となったか否かを判断し、タイムアウトの状態となっていない場合には、ステップ54において、非接触ICカード100からの製造関連識別データIDmが取り込まれたか否かを判断する。
【0043】
ステップ54での判断の結果、製造関連識別データIDmが取り込まれていない場合には、ステップ51に戻る。一方、ステップ54での判断の結果、製造関連識別データIDmが取り込まれた場合には、ステップ55において、製造関連識別データIDmの獲得を確認して、プログラムを終了する。
【0044】
また、ステップ53での判断の結果、タイムアウトの状態となった場合には、ステップ56において、タイムアウト処理を行い、その後ステップ51に戻る。
【0045】
前述のデータ送出・取込み部11における制御ユニット32による、獲得が確認された製造関連識別データIDmについての登録処理は、例えば、図7に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムに従って実行される。
【0046】
図7に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムにあっては、スタート後、ステップ61おいて、電子機器10における表示部17に、『登録モード』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15にとらせる。続いて、ステップ62おいて、表示部17に、『登録モード』の表示に加えて、非接触ICカード100の所有者に対する『カードをかざして下さい』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15に行わせる。
【0047】
次に、ステップ63において、前述の製造関連識別データIDmを獲得するための処理を実行して、ステップ64に進み、ステップ64において、製造関連識別データIDmの獲得が確認されたか否かを判断する。その結果、製造関連識別データIDmの獲得が確認された場合には、ステップ65において、確認された製造関連識別データIDmがメモリ部に格納された非接触ICカード100の所有者の名前(ユーザ名)の入力を要求し、続くステップ66において、ステップ65において入力されたユーザ名とステップ64において確認された製造関連識別データIDmとを関連付ける事項の登録処理を行って、プログラムを終了する。
【0048】
一方、ステップ64での判断の結果、製造関連識別データIDmの獲得が確認されない場合には、ステップ67において、ステップ64での判断の繰返しが所定回数に達したか否かを判断する。その結果、所定回数に達していない場合には、ステップ61に戻り、所定回数に達した場合には、プログラムを終了する。
【0049】
また、前述のデータ送出・取込み部11における制御ユニット32による、獲得が確認された製造関連識別データIDmについてのセキュリティ運用処理は、例えば、図8に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムに従って実行される。
【0050】
図8に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムにあっては、スタート後、ステップ71おいて、電子機器10における表示部17に『LOCK』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15にとらせる。表示部17における『LOCK』の表示は、電子機器10の動作制御に非接触ICカード100からの製造関連識別データIDmが必要とされるセキュリティLOCKの状態にあることをあらわす。続いて、ステップ72において、表示部17に、『LOCK』の表示に加えて、非接触ICカード100の所有者に対する『カードをかざして下さい』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15にとらせる。
【0051】
次に、ステップ73において、前述の製造関連識別データIDmを獲得するための処理を実行して、ステップ74に進み、ステップ74において、製造関連識別データIDmの獲得が確認されたか否かを判断する。その結果、製造関連識別データIDmの獲得が確認された場合には、ステップ75において、確認された製造関連識別データIDmを、予め登録されている製造関連識別データIDmと照合し、ステップ76において、照合結果が適正であったか否かを判断する。
【0052】
その結果、照合結果が適正であった場合には、ステップ77において、セキュリティLOCKの状態を解除するとともに、表示部17に、『LOCK解除』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15にとらせる。
【0053】
その後、ステップ78において、電子機器10に対する各種の動作制御を行うことができる通常動作状態を設定して、プログラムを終了する。
【0054】
一方、ステップ76での判断の結果、照合結果が適正でなかった場合には、そのままプログラムを終了する。さらに、ステップ74での判断の結果、製造関連識別データIDmの獲得が確認されない場合には、ステップ79において、ステップ74での判断の繰返しが所定回数に達したか否かを判断する。その結果、所定回数に達していない場合には、ステップ71に戻り、所定回数に達した場合には、プログラムを終了する。
【0055】
さらに、前述のデータ送出・取込み部11における制御ユニット32による、獲得が確認された製造関連識別データIDmについてのカスタマイズ処理は、例えば、図9に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムに従って実行される。
【0056】
図9に示されるフローチャートによってあらわされる制御プログラムにあっては、スタート後、ステップ81おいて、電子機器10における表示部17に『カスタマイズ』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15にとらせ、続いて、ステップ82において、表示部17に、『カスタマイズ』の表示に加えて、非接触ICカード100の所有者に対する『カードをかざして下さい』の表示を行わせる動作制御状態を制御ユニット15にとらせる。
【0057】
次に、ステップ83において、前述の製造関連識別データIDmを獲得するための処理を実行して、ステップ84に進み、ステップ84において、製造関連識別データIDmの獲得が確認されたか否かを判断する。その結果、製造関連識別データIDmの獲得が確認された場合には、ステップ85において、確認された製造関連識別データIDmを、予め登録されている製造関連識別データIDmと照合し、ステップ86において、照合結果が適正であったか否かを判断する。
【0058】
その結果、照合結果が適正であった場合には、ステップ87において、照合された製造関連識別データIDmがメモリ部に格納された非接触ICカード100の所有者に、カスタマイズ事項の入力を要求する。所有者によって入力されるカスタマイズ事項は、例えば、電子機器10におけるMDデッキ13,AMP部14等に対する制御条件等とされ、制御ユニット15に与えられるべきものとされる。
【0059】
次に、ステップ88において、ステップ85において照合された製造関連識別データIDmとステップ87において入力されたカスタマイズ事項とを関連付ける事項の登録処理を行って、プログラムを終了する。
【0060】
一方、ステップ86での判断の結果、照合結果が適正でなかった場合には、そのままプログラムを終了する。さらに、ステップ84での判断の結果、製造関連識別データIDmの獲得が確認されない場合には、ステップ89において、ステップ74での判断の繰返しが所定回数に達したか否かを判断する。その結果、所定回数に達していない場合には、ステップ81に戻り、所定回数に達した場合には、プログラムを終了する。
【0061】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな如く、本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明に係る非接触ICカードを用いた電子機器制御方法によれば、非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された、例えば、製造関連識別データとされる固有の識別データを、電子機器の動作制御に要される鍵データとして利用することにより、非接触ICカードに識別データを送出させるとともに送出された識別データを取り込むための、比較的小規模で安価に用意することができる手段を電子機器に備えさせたもとで、使用者に煩わしさを感じさせる虞なく、電子機器をそれを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるように制御することができることになる。
【0062】
また、本願の特許請求の範囲における請求項6から請求項10までのいずれかに記載された発明に係る電子機器によれば、メモリ部に、例えば、製造関連識別データとされる固有の識別データが格納された非接触ICカードへのデータの送出及びその非接触ICカードからのデータの取込みを行う機能を具えたデータ送出・取込み部が備えられ、それによって、非接触ICカードに対するデータ送出要求と非接触ICカードから送出された識別データの取込みとを行い、取り込まれた固有の識別データを確認して、確認された固有の識別データを鍵データとして動作制御部に供給することにより、非接触ICカードに識別データを送出させるとともに送出された識別データを取り込むための、比較的小規模で安価に用意することができる手段を備えたもとで、電子機器をそれを動作させようとする者が本人であることが確認されてはじめて動作状態をとるようにする制御を、使用者に煩わしさを感じさせる虞なく行うことができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明に係る非接触ICカードを用いた電子機器制御方法の一例の実施に供される、本願の特許請求の範囲における請求項6から請求項10までのいずれかに記載された発明に係る電子機器の一例と非接触ICカードの一例とをあらわすブロック接続図である。
【図2】図1に示される非接触ICカードにおけるデータ処理構成の一例を示すブロック接続図である。
【図3】図1に示される非接触ICカードに内蔵されたICチップ内におけるメモリ部の説明に供される概念図である。
【図4】図1に示される非接触ICカードに内蔵されたICチップ内におけるメモリ部に格納される製造関連識別データと製造パラメータをあらわすデータの一例の説明に供される概念図である。
【図5】図1に示されるデータ送出・取込み部の具体構成例を示すブロック接続図である。
【図6】図5に示される制御ユニットが製造関連識別データを獲得するための処理にあたって実行する制御プログラムの一例をあらわすフローチャートである。
【図7】図5に示される制御ユニットが製造関連識別データについての登録処理にあたって実行する制御プログラムの一例をあらわすフローチャートである。
【図8】図5に示される制御ユニットが製造関連識別データについてのセキュリティ運用処理にあたって実行する制御プログラムの一例をあらわすフローチャートである。
【図9】図5に示される制御ユニットが製造関連識別データについてのカスタマイズ処理にあたって実行する制御プログラムの一例をあらわすフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・電子機器, 11・・・データ送出・取込み部, 15,22,32・・・制御ユニット, 16・・・操作部, 17・・・表示部, 18・・・電源部, 20,30・・・ICチップ, 21,31・・・アンテナ部, 24,34・・・RAM, 25,35・・・ROM, 26,36・・・EEPROM, 22,37・・・暗号化部, 28,38・・・計算部, 29,39・・・送受信部, 43・・・電源制御部, 100・・・非接触ICカード

Claims (9)

  1. メモリ部に固有の識別データが格納された非接触ICカードに対するデータ送出要求を行い、該データ送出要求に応じて上記非接触ICカードが上記メモリ部から読み出して送出する固有の識別データを取り込み、取り込まれた固有の識別データについての確認を行って、確認された固有の識別データを電子機器の動作制御に際して必要とされる鍵データとして、上記電子機器の動作制御を行うことを特徴とする非接触ICカードを用いた電子機器制御方法。
  2. 非接触ICカードに対するデータ送出要求を、所定の期間内において上記非接触ICカードが固有の識別データをメモリ部から読み出して送出するまで、周期的に繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードを用いた電子機器制御方法。
  3. 非接触ICカードに対するデータ送出要求が所定の期間に亙って周期的に繰り返し行われても、上記非接触ICカードから固有の識別データが送出されないとき、時間切れ処理を行って、少なくとも一時的に、上記非接触ICカードからの上記固有の識別データの取込みを断念することを特徴とする請求項2記載の非接触ICカードを用いた電子機器制御方法。
  4. 時間切れ処理として、非接触ICカードの使用者に対し、該非接触ICカードを固有の識別データをメモリ部から読み出して送出する状態におくことを促す表示を行うことを特徴とする請求項3記載の非接触ICカードを用いた電子機器制御方法。
  5. 非接触ICカードについての固有の識別データとして、該非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された製造関連識別データを用いることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードを用いた電子機器制御方法。
  6. メモリ部に固有の識別データが格納された非接触ICカードへのデータの送出及び該非接触ICカードからのデータの取込みを行う機能を具えたデータ送出・取込み部と、
    データ処理もしくは信号処理を行って処理されたデータもしくは信号に基づく出力を発生する動作部と、
    上記データ送出・取込み部及び動作部に対する動作制御を行う動作制御部と、
    上記データ送出・取込み部,動作部及び動作制御部に対する電源部と、
    を備え、
    上記データ送出・取込み部が、上記非接触ICカードに対するデータ送出要求を行う手段と、上記データ送出要求に応じて上記非接触ICカードが上記メモリ部から読み出して送出する固有の識別データを取り込む手段と、取り込まれた固有の識別データについての確認を行う手段と、確認された固有の識別データを電子機器の動作制御に際して必要とされる鍵データとして上記動作制御部に供給する手段とを備えたものとされて、
    構成されることを特徴とする電子機器。
  7. データ送出・取込み部が、非接触ICカードに対するデータ送出要求を、所定の期間内において上記非接触ICカードが固有の識別データをメモリ部から読み出して送出するまで、周期的に繰り返し行うことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. データ送出・取込み部が、非接触ICカードに対するデータ送出要求が所定の期間に亙って周期的に繰り返し行われても、上記非接触ICカードから固有の識別データが送出されないとき、時間切れ処理を行って、少なくとも一時的に、上記非接触ICカードからの上記固有の識別データの取込みを断念することを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 動作制御部による動作制御を受ける表示部が備えられ、データ送出・取込み部が、時間切れ処理として、上記動作制御部に、上記非接触ICカードの使用者に上記非接触ICカードを固有の識別データをメモリ部から読み出して送出する状態におくことを促す表示が上記表示部により行われる動作制御を行わせることを特徴とする請求項8記載の電子機器。
    【請求項10 】データ送出・取込み部が、非接触ICカードが送出する固有の識別データとして、該非接触ICカードが備えるメモリ部に格納された製造関連識別データを取り込むことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
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