JP2007079178A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 待機時や省エネ時など、電源装置の冷却ファンを稼動させる必要がないとき、電源装置の1次側の消費電力もカットすることで、更なる省エネの効率向上を図る。
【解決手段】 冷却ファン25と、温度検知手段26と、少なくとも制御系負荷16に電力を供給する第1電源回路22と、画像形成ジョブに関わる駆動系負荷17−2及び冷却ファン25へ電力を供給する第2電源回路23とを備え、温度検知手段26の出力値が設定温度以下のときは第2電源回路23の出力の生成を停止するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電源装置及びその電源装置を搭載した画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置の分野においても省エネがますます要求されている。画像形成装置は機内に熱が篭り易いため、冷却ファンを備えているが、省エネの要求に応えて、待機時や省エネ時など、画像形成動作を行っておらず冷却ファンを稼動させる必要がないときには、冷却ファンの駆動を停止して消費電力を抑えている(関連技術として、例えば特許文献1がある)。
特開2002−229417公報
しかし従来技術の場合、電源装置の1次側にはACが入力されており、電源制御ICが動作する電力、FETのスイッチングロスなどの消費電力が発生している。
本発明の目的は、待機時や省エネ時など、電源装置の冷却ファンを稼動させる必要がないとき、電源装置の1次側の消費電力もカットすることで、更なる省エネの効率向上を図ることにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、冷却ファンと、温度検知手段と、少なくとも制御系負荷に電力を供給する第1電源回路と、画像形成ジョブに関わる駆動系負荷及び前記冷却ファンへ電力を供給する第2電源回路とを備え、前記温度検知手段の出力値が設定温度以下のときは前記第2電源回路の出力の生成を停止する電源装置を特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電源装置において、前記第2電源回路の出力生成有無の切り換えは、前記第2電源回路の1次側入力の遮断/導通の切り換えることにより行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の電源装置において、前記1次側入力の遮断/導通の切り換えはリレーにより行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の電源装置において、前記1次側入力の遮断/導通の切り換えは半導体スイッチにより行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の電源装置において、前記第2電源回路は内部に電源制御ICを有し、前記第2電源回路の出力生成の停止は、前記電源制御ICの動作を停止することにより行うことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の電源装置において、前記第2電源回路は内部にスイッチング手段を有し、前記第2電源回路の出力生成の停止は前記スイッチング手段のスイッチングを停止することにより行うことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の電源装置と、前記電源装置の第2電源回路の出力生成を停止する制御を行う制御手段と、を備えた画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、冷却ファンと、温度検知手段と、少なくとも制御系負荷に電力を供給する第1電源回路と、画像形成ジョブに関わる駆動系負荷及び冷却ファンへ電力を供給する第2電源回路とを備え、温度検知手段の出力値が設定温度以下のときは第2電源回路の出力の生成が停止されるので、待機時、省エネ時の消費電力を下げることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観図である。装置本体1の右側面に大容量給紙ユニット2が設けられ、左側面に用紙後処理ユニット3が設けられている高速機が示されている。
装置本体1の上面には操作部4がある。またその手前側には電源サブキー5がある。この電源サブキー5を押下すると、その状態で一番深い省エネモードに入る。即ち画像形成装置がコピーだけをする状態なのか、拡張機能を利用してプリンタやスキャナとしても使用できる状態になっているかで、移行できる一番深い省エネモードが変わる。
なお、再度電源サブキー5を押すと、省エネモードからスタンバイモードへ復帰する。スタンバイモードとは、コピーボタンを押す、あるいはネットワーク経由でプリント出力やスキャナ読み込みを行うと、ただちに画像形成装置のジョブが開始するモードのことである。
図2は本発明の画像形成装置における第1実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図である。以下、その構成を動作と併せて説明する。商用電源11が電源装置12に印加されるようになっている。
主電源SW13をONすると、商用電源11が漏電ブレーカ14と主電源SW13を経由し、電源装置12の入力フィルタ21を通って、電源装置12の第1コンバータ22と第2コンバータ23に供給される。なお、第2コンバータ23の電源供給ラインにはリレー24がある。このリレー24は、画像形成装置の制御部15でON/OFFすることが可能で、OFFすると第2コンバータ23の出力生成は停止する。
主電源SW13をONしたとき、第1コンバータ22に商用電源11が供給され起動する。第1コンバータ22が起動すると5Vと12Vを生成し、この電圧が制御系負荷16と駆動系負荷17−1に供給される。電圧が供給されると、制御系負荷16が起動し、制御部15からリレーON/OFF信号をONにして、第2コンバータ23を起動させる。第2コンバータ23起動後に、24Vの電圧が生成され、駆動系負荷17−2に供給される。
なお、図2では第1コンバータ22から5Vと12Vを生成、第2コンバータ23から24Vを生成としたが、これは一例であり、例えば、第1コンバータ22から5V、±12V、24Vの4出力、第2コンバータ23から24Vと38Vの2出力であっても、本発明の効果は同じである。また、図2ではコンバータ数を2個にしたが、これを3個や4個、さらに多くのコンバータがあっても本発明の効果は同様である。
また、電源装置12には冷却ファン25を備え、冷却ファン25は第2コンバータ23の出力24Vを電源としている。24Vが冷却ファン25に供給されていて、かつ制御部15から冷却ファンON/OFF信号がONになれば、冷却ファン25が稼動する。また、電源装置12にはサーミスタ26を備え、電源装置12内の温度を制御部に伝達している。
次に、図2に示す画像形成装置の動作を図3〜図7のフローを基に説明する。
図3は主電源SWのON時のフロー図である。
主電源SW13をONすると、前記したように第1コンバータ22が起動し、5Vと12Vが出力され、制御系負荷16と駆動系負荷17−1が起動する。
制御系負荷16には制御部15が接続されており、制御部15にて、電源装置12内のサーミスタ26の温度値を読み込み、温度値が問題ないかを判定する(S1)。具体的には100℃未満であれば問題なし、100℃以上の高温であれば問題ありとする。100℃以上の高温のとき、あるいは連続して読み込んだ値にばらつきが多いときなどは、電源装置12の温度異常と診断し、画像形成装置の操作部4に異常発生を表示する。
温度値に問題ない場合、図4のフローに移行する。図4は立ち上がりモード時のフロー図である。まず、第2コンバータ23を起動するため、リレーON/OFF信号をONする(S1)。図4には示さないが、第2コンバータ23起動後、画像形成装置の初期処理を行う。
具体的には画像形成装置内の感光体、定着ローラ、スキャナ、大容量給紙ユニット2、用紙後処理ユニット3などのホーミング処理(初期値や、初期位置設定)を実施する。このとき、負荷系に電力消費が発生するので、電源装置12内も発熱量が増大する。そのときの温度値をサーミスタ26から読み込み、60℃以上の場合は(S2でY)、冷却ファンON/OFF信号をONして(S3)、冷却ファン25により電源装置12内を冷却する。
電源装置12内が冷却され、サーミスタ26が、温度が50℃以下になったことを検知すると(S4でY)、冷却ファン25をOFFする(S5)。なお、この立ち上がり中に初期処理が終了した場合は、図5のスタンバイモードのフローに移行する。立ち上がり中は図4のフローを繰り返し、温度によって冷却ファン25をONしたり、OFFしたりする。
図5はスタンバイモード時のフロー図である。スタンバイモードでも同様に電源装置12内が60℃以上かどうかを検知する(S1)。60℃以上であれば、リレー24と冷却ファン25の両方のON/OFF信号をONし(S2)、電源装置12内を冷却する。
ここで、図1に示したように、大容量給紙ユニット2、用紙後処理ユニット3などのオプションが豊富に接続されているときは待機中とは言え、第1コンバータ22から多くの電流が制御系負荷16と駆動系負荷17−1に流れるので、第1コンバータ22からの発熱量も増大する。そのときのため、温度値が60℃以上になったことを検知すると、上述したように冷却ファン25をONし、電源装置12内を冷やす。
サーミスタ温度が50℃以下になった場合は(S3でY)、電源装置12内が冷えたと判断し、第2コンバータ23自体の起動を終了して電圧生成を停止することで、冷却ファン25の駆動電力だけでなく、第2コンバータ23内の制御ICやスイッチングロスの消費電力も削減する。これにより、待機時の更なる電力削減を図れると同時に、従来技術にあった騒音の低減も達成することが可能となる。
図6はジョブ動作時のフロー図である。ジョブモードに移行すると、図4の立ち上がり時と同様であるが、まずリレーON/OFF信号をONし(S1)、第2コンバータ23を起動させる。図6には示さないが、第2コンバータ23起動後第2コンバータ23から電力供給を受けて、駆動系負荷17−2が駆動される。60℃以上の場合は(S2でY)、冷却ファンON/OFF信号をONして(S3)、冷却ファン25により電源装置12内を冷却する。
電源装置内12が冷却され、サーミスタ温度が低下して、温度が50℃以下になったことを検知すると(S4でY)、冷却ファン25をOFFする(S5)。なお、この立ち上がり中に初期処理が終了した場合は、図5のスタンバイモードのフローに移行する。ジョブ中は図6のフローを繰り返し、温度によって冷却ファン25をONしたりOFFしたりする。なお、ジョブ動作が終了すると図5のフローに戻る。
図7は省エネモード時のフロー図である。図1に示すサブ電源キー5を押下するなどの方法で、画像形成装置は省エネモードに移行する。省エネモードに移行すると、リレーON/OFF信号をOFFし(S1)、第2コンバータ23からの出力生成を止める。
同時に、図示しないが、第1コンバータ22の制御系負荷16と駆動系負荷17−1の内部でもスイッチがOFFされ、消費電力が低下する。具体的には、スイッチをOFFすることで、操作部4の表示を消し、駆動系負荷17−1内のポリゴンモータや搬送系モータへの電力供給を停止する。
これにより、第1コンバータ22の電流生成量は低下し、発熱が減少するため、電源装置12の冷却ファン25の駆動を必要としない状態になる。電源装置12のサーミスタ26の温度値を読み取る処理は不要となるので、制御部15は温度値の読みを停止する。再度、サブ電源キー5が押されるなどで、省エネモードが解除されると、図4の立ち上がり時に移行する。
なお、図3〜図7では冷却ファン25をONさせる温度値を60℃、OFFする温度値を50℃としたがこれは一例である。必ずしもこの通りである必要はない。サーミスタ26の位置や、電源装置12内に使用する部品の温度定格によって、温度値は変える必要がある。
図8は図2に示す電源装置における各ユニットの物理配置の一例を示す図である。第1コンバータ22と第2コンバータ23は並んで配置されおり、それぞれのコンバータを冷却する冷却ファン25が1個ずつ備わっている(図8の矢印のように、冷却ファン25からは上向きに風が流れる)。この2個の冷却ファン25はいずれも第2コンバータ23の24Vを電源としている。また、第1コンバータ22と第2コンバータ23の境にサーミスタ26が取り付けられている。
図8の一例では、冷却ファン25は2個であるが、1個、あるいは3個以上であってもよい。また、サーミスタ26は1個でなく、2個用意し、第1コンバータ22と第2コンバータ23のそれぞれ中央部に取り付けてもよい。サーミスタ26が2個の場合、図3〜図7のフローに示す温度検知では、温度値が大きい方で判断する。
以上のような構成により、スタンバイ時に電源装置12の冷却ファン25を稼動させる必要がないときは、冷却ファン25を停止させるにとどまらず、第2コンバータ23をOFFするので、騒音の低減のみでなく、第2コンバータ23内部で生じるスイッチングロスや、電源制御ICの動作電力を削減することができ、更なる省エネの効率向上を図ることが可能となる。
図9は本発明の画像形成装置における第2実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図である。図2に示す第1実施例に係る電源装置12とは、第2コンバータ23の1次側入力を遮断/導通(OFF/ON)する手段が、メカ部品のリレー24から半導体スイッチ27に変更になっている点が異なる。
半導体スイッチ27の例としてはトライアックがある。半導体スイッチ27を使うメリットは、メカ部品のリレー24は開閉回数が5万回、10万回などの開閉寿命であるのに対し、半導体スイッチ27としてのトライアックなどは、メカ部品リレー24の開閉回数10万回とは比較にならない大きな開閉寿命を有する(通常、半導体スイッチ27の開閉回数は考慮しなくてよいほど)点である。
また、メカ部品のリレー24はノーマルオープンタイプであれば、リレー接点を閉じる(ON)のに、数10msの電流を消費するが、半導体スイッチ27の消費電流はメカ部品よりも小さい。
リレー24の代わりに半導体スイッチ27を使用した図9の画像形成装置の動作説明は、前述した図3〜図7のフローの「リレー」を、「半導体スイッチ」に置き換えれば、前述の図3〜図7の動作説明と同じため省略する。
また、電源装置12の物理配置でも、「リレー」を「半導体スイッチ」に置き換えれば、前述の図8と同じため説明を省略する。
以上のように、第2コンバータ23の1次側入力を遮断/導通(OFF/ON)する手段を、半導体スイッチ27にした場合でも、スタンバイ時に電源装置12の冷却ファン25を稼動させる必要がないときは、冷却ファン25を停止させるにとどまらず、第2コンバータ23をOFFするので、騒音の低減のみでなく、第2コンバータ23内部で生じるスイッチングロスや、電源制御ICの動作電力を削減することができ、更なる省エネの効率向上を図ることが可能となる。
図10は本発明の画像形成装置における第3実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図、図11は図10に示す第2コンバータの回路図である。図10に示す第3実施例の電源装置12は、図2に示す第1実施例に係る電源装置12、図9に示す第2実施例に係る電源装置12とは、第2コンバータ23の出力生成の停止を、1次側入力の遮断/導通(OFF/ON)ではなく、第2コンバータ23内の発振(スイッチング)の停止で実現している点で異なっている。
図11を基に説明すると、電源制御ICからDRIV11、FET1に発振(スイッチング)が出力されている。この発振を停止すると(OFFすると)、スイッチングロスが削減できる。
1次側入力の遮断ではなく、発振を停止するという手段のメリットは、発振停止状態を解除したときの、出力の復帰が短時間で済むことである。図10に示す第3実施例の電源装置12では、発振ON/OFF信号をOFF状態からON状態に変化して発振停止状態を解除してから、第2コンバータ23の出力が正確に24Vになるまでの時間が、図2に示す第1実施例の電源装置12において、1次側入力の遮断を解除してから、正確に24Vになるまでの時間と比較して短時間で済む。
なお、画像形成装置がスタンバイモードにあるとき、第2コンバータ23の出力生成を停止したときの省エネ度は、図2、図9の実施例と比べると、スイッチングロスが削除されるだけであり、低いというデメリットはある。しかし、24Vを短時間(数10ms)で復帰させることができるという効果がある。
図10と図11の動作説明は、前述した図3〜図7のフローの「リレー」を、「発振」に置き換えれば、前述の図3〜図7の動作説明と同じため、省略する。
以上のように、第2コンバータ23の発振を停止することで、第2コンバータ23の出力生成を止める場合でも、スタンバイ時に電源装置12の冷却ファン25を稼動させる必要がないときは、冷却ファン25を停止させるにとどまらず第2コンバータ23をOFFするので、騒音の低減のみでなく第2コンバータ23内部で生じるスイッチングロスの電力を削減することができ、更なる省エネの向上を図ることが可能となる。
図12は本発明の画像形成装置における第4実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図、図13は図12に示す第2コンバータの回路図である。図12に示す第4実施例の電源装置12と、図10に示す第3実施例に係る電源装置12とは、第2コンバータ23の出力生成を停止するに際し、発振を停止するか、電源制御ICへの電源供給を停止させるかという点で異なっている。
図13を基に説明すると、電源制御ICの電源端への電力の供給を停止することで、電源制御ICの動作が停止する。この方式では、スイッチングロスの削減だけでなく、電源制御ICの動作電力も削減できる。
図2、図9に示す電源装置12のような1次側入力の遮断ではなく、電源制御ICを停止するという手段のメリットは、図10の発振停止の手段ほどではないが、第2コンバータ23の出力の復帰が短時間で済むということがある。出力の復帰時間の関係を図14に示す。
なお、画像形成装置がスタンバイモードにあるとき、第2コンバータ23の出力生成を停止したときの省エネ度は、図2、図9と比べると、第2コンバータ23の入力部の電力ロスが発生するので、低いというデメリットはある。しかし、24Vを短時間(数10ms)で復帰させることができるという効果がある。
図12と図13の動作説明は、前述した図3〜図7のフローの「リレー」を、「制御IC」に置き換えれば、前述の図3〜図7の動作説明と同じため、省略する。
以上のように、第2コンバータ23の制御ICを動作停止することで、第2コンバータ23の出力生成を止める場合でも、スタンバイ時に電源装置12の冷却ファン25を稼動させる必要がないときは、冷却ファン25を停止させるにとどまらず第2コンバータ23をOFFするので、騒音の低減のみでなく、第2コンバータ23内部で生じるスイッチングロスの電力と電源制御ICの電力を削減することができ、更なる省エネの向上を図ることが可能となる。
図15はオプションユニットの接続が少ない場合の画像形成装置における電源装置の温度特性を示す図である。コピーなどのジョブを開始すると、同時に第2コンバータ23の出力をONする。画像形成が開始され、負荷が上昇するので、電源装置12内の温度が上がり60℃に達する。
60℃に達すると、冷却ファン25をONする。冷却ファン25が稼動すると、電源装置12内の温度は下がっていき、50℃に達する。50℃に達すると、冷却ファン25をOFFする。また、コピーなどのジョブが終了して、そのときの温度が50℃以下に達すると、第2コンバータ23を停止する。
図16はオプションユニットの接続が多い場合の画像形成装置における電源装置の温度特性を示す図である。オプションユニットの接続が多いため、スタンバイ時でも流れる電流は大きく、冷却ファン25のOFF時は徐々に温度が上がる。
60℃に達すると、第2コンバータ23の出力をONすると同時に冷却ファン25もONする。冷却ファン25が稼動すると温度は下がる。50℃に達すると、冷却ファン25をOFFし、また第2コンバータ23の出力もOFFする。また、コピーなどのジョブを開始したときの制御は上述した通りである。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観図。 本発明の画像形成装置における第1実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図。 主電源SWON時のフロー図。 立ち上がりモード時のフロー図。 スタンバイモード時のフロー図。 ジョブ動作時のフロー図。 省エネモード時のフロー図。 図2に示す電源装置における各ユニットの物理配置の一例を示す図。 本発明の画像形成装置における第2実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図。 本発明の画像形成装置における第3実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図。 図10に示す第2コンバータの回路図。 本発明の画像形成装置における第4実施例に係る電源装置を中心とした電気ブロック図。 図12に示す第2コンバータの回路図。 電源装置における各方式の24Vの立ち上がり特性図。 電源装置内の温度特性図(その1)。 電源装置内の温度特性図(その2)。
符号の説明
12 電源装置、22 第1コンバータ(第1電源回路)、23 第2コンバータ(第2電源回路)、24 リレー、25 冷却ファン、26 サーミスタ(温度検知手段)

Claims (7)

  1. 冷却ファンと、温度検知手段と、少なくとも制御系負荷に電力を供給する第1電源回路と、画像形成ジョブに関わる駆動系負荷及び前記冷却ファンへ電力を供給する第2電源回路とを備え、前記温度検知手段の出力値が設定温度以下のときは前記第2電源回路の出力の生成を停止することを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1記載の電源装置において、前記第2電源回路の出力生成有無の切り換えは、前記第2電源回路の1次側入力の遮断/導通の切り換えることにより行うことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項2記載の電源装置において、前記1次側入力の遮断/導通の切り換えはリレーにより行うことを特徴とする電源装置。
  4. 請求項2記載の電源装置において、前記1次側入力の遮断/導通の切り換えは半導体スイッチにより行うことを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1記載の電源装置において、前記第2電源回路は内部に電源制御ICを有し、前記第2電源回路の出力生成の停止は、前記電源制御ICの動作を停止することにより行うことを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1記載の電源装置において、前記第2電源回路は内部にスイッチング手段を有し、前記第2電源回路の出力生成の停止は前記スイッチング手段のスイッチングを停止することにより行うことを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の電源装置と、前記電源装置の第2電源回路の出力生成を停止する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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