JP2007078307A - 加熱装置の制御方法 - Google Patents

加熱装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007078307A
JP2007078307A JP2005269820A JP2005269820A JP2007078307A JP 2007078307 A JP2007078307 A JP 2007078307A JP 2005269820 A JP2005269820 A JP 2005269820A JP 2005269820 A JP2005269820 A JP 2005269820A JP 2007078307 A JP2007078307 A JP 2007078307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
zones
heating
priority
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005269820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4758716B2 (ja
Inventor
Takahito Yamaguchi
崇仁 山口
Kiyoshi Douyu
清志 堂囿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Tamura FA System Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Tamura FA System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp, Tamura FA System Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2005269820A priority Critical patent/JP4758716B2/ja
Priority to US11/532,345 priority patent/US20070082311A1/en
Priority to CN2006101392208A priority patent/CN1932704B/zh
Publication of JP2007078307A publication Critical patent/JP2007078307A/ja
Priority to HK07104517.9A priority patent/HK1097322A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4758716B2 publication Critical patent/JP4758716B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B21/00Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
    • F26B21/06Controlling, e.g. regulating, parameters of gas supply
    • F26B21/10Temperature; Pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

【課題】限られた消費電力で加熱装置を効果的に立上げることができる加熱装置の制御方法を提供する。
【解決手段】(ステップ5)各ゾーンの温度偏差に、各ゾーンごとに設定した固有の熱容量係数K1を掛ける演算により、加熱優先度を決定する。(ステップ6)隣接ゾーンとの隣接温度偏差に、隣接関係により設定した隣接係数K2を掛ける演算により、補助的に、ゾーンの加熱優先度を決定する。(ステップ7)加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定し、加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを含むように複数のゾーンを組み合わせて1組のグループを作成するとともに、残ったゾーンの中から同様に複数のゾーンを組み合わせてグループを順次作成する。(ステップ8)これらの各々のグループ内で、ヒータの消費電力を制限する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リフロー炉、加熱硬化炉などとして用いられる加熱装置の制御方法に関する。
リフロー炉などの加熱装置の制御方法において、装置立上げ時に炉内に設けられた複数のヒータに一斉に最大電力を供給すると、短時間のうちに加熱装置を立上げることができるものの、装置立上げ時の消費電力が工場電力設備の制限を上回り、電力障害を起こすおそれがある。
そこで、ヒータの立上げ時間を事前に実験によって測定しておき、ヒータの温度上昇とともに各ヒータの消費電流が減少し、一定値以下となるような時間を制御部に記憶させておき、その時間間隔をもって立上げ時間をずらしながら各ヒータを順に立上げるようにするヒータ立上げ方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第2885047号公報(第2−3頁、図5)
このように、各ヒータを予め実験で求めた時間毎に順に立上げるようにする加熱装置の制御方法でも、実験で想定されなかった環境の変化があると、始めに立上げられるヒータの立上げが完了せず、その消費電流が未だ大きい状態で、次のヒータに電力供給をはじめるおそれがあり、この場合は電力障害を起こすおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、限られた消費電力で加熱装置を効果的に立上げることができる加熱装置の制御方法を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の発明は、ワークを搬送するコンベヤに沿って配置された炉体内の複数のゾーンにそれぞれ設けられたヒータを立上げる加熱装置の制御方法において、加熱優先度の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせて複数のグループを作成し、各々のグループ内でのヒータの消費電力を制限する加熱装置の制御方法である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の加熱装置の制御方法におけるグループの作成が、加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定し、加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンを組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンを組み合わせることを繰り返すことでなされる制御方法である。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の加熱装置の制御方法における加熱優先度が、各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差により決定される制御方法である。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の加熱装置の制御方法における加熱優先度が、各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差に、各ゾーンごとに設定された熱容量係数を掛ける演算により決定される制御方法である。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の加熱装置の制御方法における熱容量係数を、ワークを炉体内に搬入する入口および炉体内から搬出する出口に近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体の中央部に近いゾーンほど小さく設定した制御方法である。
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の加熱装置の制御方法における熱容量係数を、コンベヤの上部に形成されたゾーンより下部に形成されたゾーンを大きく設定した制御方法である。
請求項7記載の発明は、請求項4乃至6のいずれか記載の加熱装置の制御方法における加熱優先度が、隣接する左右上下のゾーン間の隣接関係により設定された隣接係数による演算により決定される制御方法である。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか記載の加熱装置の制御方法におけるグループの作成が、ゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により自動的に変更される制御方法である。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか記載の加熱装置の制御方法におけるヒータの消費電力の制限が、グループ内の複数のゾーンにおいてヒータを排他的にオン/オフ制御することでなされる制御方法である。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか記載の加熱装置の制御方法におけるヒータの消費電力の制限が、グループ内の複数のゾーンにおいてヒータの出力を合計で100%に制御することでなされる制御方法である。
請求項1記載の発明によれば、加熱優先度の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせて作成したグループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
請求項2記載の発明によれば、加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンを組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から同様の2つ以上のゾーンの組み合わせを繰り返すので、各グループごとに効率の良いゾーンの組み合わせを作成することができ、各グループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を最大限に有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
請求項3記載の発明によれば、各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差により加熱優先度を決定するので、温度偏差の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせることで、限られた消費電力を有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
請求項4記載の発明によれば、各ゾーンの温度偏差に熱容量係数を掛けることで、各ゾーンが有する固有の熱容量、すなわち加熱し易さおよび加熱し難さを加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
請求項5記載の発明によれば、熱容量係数を、炉体の入口および出口に近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体の中央部に近いゾーンほど小さく設定したので、炉体の入口および出口から外部へ漏れる加熱雰囲気により温度上昇し難いゾーンに対して、適切な加熱優先度を決定できる。
請求項6記載の発明によれば、熱容量係数を、コンベヤの上部のゾーンより下部のゾーンを大きく設定したので、下部から上部に上昇する加熱雰囲気により温度上昇し難い下部のゾーンに対して、適切な加熱優先度を決定できる。
請求項7記載の発明によれば、温度偏差に熱容量係数により各ゾーンが有する固有の熱容量を加味するとともに、さらに隣接係数により左右上下のゾーン間の隣接関係を加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせをより正確に決定できる。
請求項8記載の発明によれば、立上げ運転中のゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により、複数のゾーンの組み合わせが自動的に変更されるので、立上げ開始時から本加熱運転に入るまでの立上げ運転中での状況の変化、環境の変化にも効率良く対応でき、立上げ運転に要する時間を短縮できる。
請求項9記載の発明によれば、組み合わされた複数のヒータを排他的にオン/オフ制御することで、ヒータのデジタル制御において消費電力を効率良く制限できる。
請求項10記載の発明によれば、グループ内の複数のゾーンにおいてヒータの出力を合計で100%に制御することで、ヒータのアナログ制御において消費電力を効率良く制限できる。
以下、本発明を図1乃至図5に示された実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図2は、リフローはんだ付け用の加熱装置を示し、炉体11内を貫通するように、ソルダペーストを介し電子部品を搭載したプリント配線基板(以下、この電子部品搭載基板を「ワークW」という)を搬送するコンベヤ12が配設されている。このコンベヤ12は、炉体11の入口11aからワークWを炉体11内に搬入し、炉体11内を搬送し、炉体11内から出口11bを経てワークWを搬出する。
炉体11内には、入口11aと出口11bとの間に、隔壁により区画形成された複数のゾーン1,2,3,4,5,6,7が、コンベヤ12に沿って配置されている。これらのゾーン1,2,3,4,5,6,7は、コンベヤ12より上部に形成されたゾーン1(H),2(H),3(H),4(H),5(H),6(H),7(H)と、コンベヤ12より下部に形成されたゾーン1(L),2(L),3(L),4(L),5(L),6(L),7(L)とに分かれている。ゾーン1(H)〜5(H),1(L)〜5(L)は、プリヒート用ゾーンであり、ゾーン6(H),7(H),6(L),7(L)は、リフロー用ゾーンである。
これらの各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)には、各ゾーン内雰囲気を循環させるためのファン13と、各ゾーン内雰囲気を加熱するためのヒータ14と、各ゾーン内雰囲気温度を検出するための温度センサ15とが、それぞれ設置されている。
それぞれのヒータ14および温度センサ15は、各ゾーン内雰囲気温度を監視しながら各ヒータ14への供給電力を制御するコントローラ16に接続されている。このコントローラ16は、本加熱運転を開始するに当って、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)内の雰囲気温度を立上げるための立上げ運転を制御し、本加熱運転中は、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)内の雰囲気温度を所定のプリヒート温度またはリフロー温度に保つように制御する。
コントローラ19が各ヒータ14を制御する制御方式としては、温度センサ15からの温度情報に基づきスイッチング回路を制御して、ヒータオンデューティ比(=オン時間/スイッチング周期)を制御するパルス幅変調方式(いわゆるPWM方式)や、スイッチング周波数変調方式(いわゆるPFM方式)などが適する。
このように、それぞれのヒータ14により加熱される複数のゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)を有する加熱装置を立上げる際のコントローラ16による制御方法を、図1に示されたフローチャートを参照しながら説明する。なお、この図1において、丸数字は、制御手順を示すステップ番号を表わす。
(ステップ1)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)内のヒータ14の結線が3相(R、S、T)のうちのどの相かを割り当て、相間のバランスをとる。
(ステップ2)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに設定温度(設定値)SV1H,SV1L、……SV7H,SV7Lを決定する。
(ステップ3)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに現在温度(現在値)PV1H,PV1L、……PV7H,PV7Lを測定する。
(ステップ4)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに設定温度と現在温度との温度偏差(設定値−現在値)Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lを演算する。
Z1H=SV1H−PV1H
Z1L=SV1L−PV1L



Z7H=SV7H−PV7H
Z7L=SV7L−PV7L
これらの各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lが最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番により、加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定しても良い。
しかしながら、この実施の形態では、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が固有の熱容量を有していることを考慮して、次のステップ5で加熱優先度の順番を決定する。
(ステップ5)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)は、同一の熱エネルギを与えられても炉体11の中央部に近いほど温度上昇し易く、炉体11の入口11aおよび出口11bに近いゾーンほど、炉体11の中央部のゾーンより温度上昇し難く、熱容量が大きい。また、コンベヤ12の上部のゾーン1(H)〜7(H)より下部のゾーン1(L)〜7(L)の方が温度上昇し難いので、熱容量が大きい。これらを考慮して、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が有する固有の熱容量を事前にマトリクス化して熱容量係数K1を設定する。
すなわち、熱容量係数K1は、下記の表1に示されるように、入口11aおよび出口11bに近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体11の中央部に近いゾーンほど小さく設定し、また、上部のゾーン1(H)〜7(H)より下部のゾーン1(L)〜7(L)を大きく設定する。
そして、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lに、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに設定された固有の熱容量係数K1を掛ける演算により、加熱優先度を決定する。掛算の数値が大きいほど、加熱優先度が大きい。
Figure 2007078307
ステップ2、3、4、5の演算例を下記の表2に示す。この表2中の丸数字は、ステップ番号と対応する。
Figure 2007078307
(ステップ6)
ステップ5により加熱優先度を決定することが困難な場合、例えば掛算の数値が同一値または近似値などの場合は、隣接する左右上下のゾーン間の隣接温度偏差に、隣接関係により設定された隣接係数K2を掛ける演算により、補助的に、ゾーンの加熱優先度を決定する。
すなわち、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の設定温度と現在温度との温度偏差(設定値−現在値)Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lと、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)に隣接する隣接ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差Z0H,Z0L、Z1H,Z1L、……Z7H,Z7L、Z8H,Z8Lとを演算し、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lと隣接ゾーンの温度偏差Z0H,Z0L、Z1H,Z1L、……Z7H,Z7L、Z8H,Z8Lとの誤差である隣接温度偏差に、隣接関係により設定された隣接係数K2(例えば左右間はK2=0.5、上下間はK2=0.8)を掛け、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)における隣接関係ごとの掛算の総和Y1H,Y1L、……Y7H,Y7Lを、下記の式に示されるように演算することにより、加熱優先度を決定する。
なお、Z0H,Z0Lは、炉体11の入口11a側の外部ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差であり、Z8H,Z8Lは、炉体11の出口11b側の外部ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差であり、これらのZ0H,Z0L,Z8H,Z8Lは存在しないゾーンのため、仮想の値を代入する。
Y1H=(Z0H−Z1H)×0.5+(Z2H−Z1H)×0.5+(Z1L−Z1H)×0.8
Y1L=(Z0L−Z1L)×0.5+(Z2L−Z1L)×0.5+(Z1H−Z1L)×0.8



Y7H=(Z6H−Z7H)×0.5+(Z8H−Z7H)×0.5+(Z7L−Z7H)×0.8
Y7L=(Z6L−Z7L)×0.5+(Z8L−Z7L)×0.5+(Z7H−Z7L)×0.8
このように、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差と隣接ゾーンの温度偏差との誤差である隣接温度偏差に隣接係数K2を掛けることで、該当ゾーンのみでなく、隣接ゾーンとの相互影響を加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
(ステップ7)
ステップ5、6の演算により、加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定し、加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを組み合わせて1組のグループを作成するとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを順次組み合わせてグループを作成してゆく。組み合わせ結果の例を下記の表3に示す。加熱優先度の大きい方をマスター(優先側)とし、小さい方をスレーブ(非優先側)として2つのゾーンを1グループとする。
Figure 2007078307
(ステップ8)
これらの各組み合わせのグループ内で、2つのヒータ14,14に対するオン出力の時間比率を分配することで、ヒータの消費電力を制限する。例えば、表3に示されたゾーン7(L),5(H)で組み合わされたヒータ14,14を排他的にオン/オフ制御することで、ヒータの消費電力を制限する。
この排他的なオン/オフ制御は、組み合わされたグループのヒータ14,14をそれぞれに一定周期(例えば2秒間)で通電されるパルスにより温度制御する制御方式において、組み合わされたゾーン7(L),5(H)のヒータ14,14間でオンの重複を避けるように、すなわち同時にパルスを発信しないようにタイムスライスさせる。
例えば、図3に示されるようにゾーン7(L)のヒータ14を1.5/2秒間オンにするときは、ゾーン5(H)のヒータ14を同秒間オフに制御するとともに、ゾーン7(L)のヒータ14を0.5/2秒間オフにするときは、ゾーン5(H)のヒータ14を同秒間オンに制御することで、常に1組のヒータ14,14が足して所定電力になるように効率良く運転する。
組み合わされた1グループ内でヒータ14,14に分配されたオン出力の時間比率は、加熱優先度の比率に応じて組み合わせグループごとに決定する。例えば、ゾーン2(L),4(L)の組み合わせグループでは、加熱優先度の比率が1に近いので、それらのヒータ14,14に分配されるオン出力の時間比率も1に近くなるように自動制御する。
なお、グループの作成は、加熱優先度の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせて行なうが、1つのグループは、2つのゾーンの組み合わせに限定されず、3つ以上のゾーンを組み合わせてグループを作成しても良い。
例えば、3つのゾーンでグループを作成する例を説明すると、表3と同様に、加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを順次組み合わせてグループを作成し、各グループのマスター+スレーブの加熱優先度(表2の上部演算結果および下部演算結果)の合計を演算し、その合計の最小の2グループに含まれる4つのゾーンを、加熱優先度の大きいものから、すなわち、ゾーン1(H) 、ゾーン2(L) 、ゾーン4(L)、ゾーン3(L)の順番により、残ったグループで加熱優先度の合計の小さいグループから順に割り当てることで、下記の表4に示された1グループに3つのゾーンを含む組み合わせを作る。
Figure 2007078307
図4は、上記のようにして、加熱優先度の最大のゾーンと、最小のゾーンと、中間のゾーンとの3つのゾーンを組み合わせて1つのグループを作成した場合であり、加熱優先度の最大のゾーンでは上段位置に示されるように、加熱優先度の最小のゾーンでは中段位置に示されるように、加熱優先度の中間のゾーンでは下段位置に示されるように、3つのゾーンにおけるヒータ14,14,14のオン/オフ波形が制御される。
さらに、複数のゾーンを組み合わせてグループを作成する際は、加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを含む2つ以上のゾーンの組み合わせだけでなく、加熱優先度の最大のゾーンと最小に近いゾーン(例えばステップ5の熱容量係数K1による演算結果では最小ではないが最小に近いゾーンであって、ステップ6の隣接係数K2による演算結果では最小となるゾーン)とを含む2つ以上のゾーンの組み合わせ、または加熱優先度の最大に近いゾーン(例えばステップ5の熱容量係数K1による演算結果では最大ではないが最大に近いゾーンであって、ステップ6の隣接係数K2による演算結果では最大となるゾーン)と最小のゾーンとを含む2つ以上のゾーンの組み合わせ、または加熱優先度の最大に近いゾーンと最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンの組み合わせにしても良い。
また、ヒータの消費電力の制限は、上記のようにグループ内の複数のゾーンにおいてヒータを排他的にオン/オフ制御するデジタル制御方式に限定されず、グループ内の複数のゾーンにおいてヒータへの出力量を合計で100%に制御し、この制限範囲内でヒータへの出力量を時間および温度によって変化させることで、各々のグループ内でのヒータの消費電力を制限するアナログ制御方式にしても良い。
具体的に説明すると、図4に示されるデジタル制御方式をアナログ制御方式にする場合は、加熱優先度の最大のゾーンではグループに割当てられた電力の例えば60%、加熱優先度の最小のゾーンではグループに割当てられた電力の例えば10%、加熱優先度の中間のゾーンではグループに割当てられた電力の例えば30%が消費されるように制御すると良い。
図5は、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の平均的な時間・温度特性および時間・消費電力特性を示し、この図5に実線で示されるように各ゾーンのヒータに設定温度と現在温度との温度偏差に応じた電力をそれぞれ供給する通常立上げ時の消費電力W1よりも、図5に粗い点線および細かい点線で示されるようにステップ7で組み合わされた複数のゾーンのヒータをステップ8の制御方式で立上げたときの消費電力W2の方が、ヒータ消費電力が少なくて済む。
さらに、ステップ7による複数のゾーン組み合わせは、ヒータ立上げ運転の開始直前にコントローラ16が演算したステップ7によるゾーンの組み合わせを固定した場合(図5に示される細かい点線)と、ヒータ立上げ運転中に、各ゾーンの温度が所定値以上変化するごとに、および所定時間ごとに、コントローラ16が自動的に図1に示されたフローチャートの演算をし直して、加熱優先度の順番が変化したときは、その変化に応じてステップ7のゾーンの組み合わせを自動的に変更する場合(図5に示される粗い点線)とがあり、これらを比較すると、ゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方によりゾーンの組み合わせを自動的に変更する場合(粗い点線)の立上げ完了までの所要時間T2は、ゾーンの組み合わせを固定した場合(細かい点線)の立上げ完了までの所要時間T3よりも短縮できることが分かる。
すなわち、通常のヒータ立上げ運転をした場合は、短い時間で立上げ運転を完了できるが、立上げ時の消費電力が大きくなり、また、ゾーン組み合わせ固定で立上げ運転をした場合は、立上げ時の消費電力が小さくなり、さらに、ゾーン組み合わせ可変で立上げ運転をした場合は、立上げ時の消費電力が小さく、かつ立上げ運転に要する時間も短くなる。
次に、この実施の形態の効果を説明する。
加熱優先度の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせて作成したグループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンを組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から同様の2つ以上のゾーンの組み合わせを繰り返すので、各グループごとに効率の良いゾーンの組み合わせを作成することができ、各グループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を最大限に有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
例えば、ステップ5、6で決定された加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーン7(L),5(H)を組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーン7(H),3(H)、さらに6(L),4(H)、さらに6(H),2(H)、さらに1(L),5(L)、さらに1(H),3(L)、さらに2(L),4(L)を順次組み合わせることにより、熱量を多く必要とするゾーンと少なくて済むゾーンとを自動的に探し出して、加熱するのに効率の良いゾーンの組み合わせを作成することができ、これらの組み合わせの中でヒータ14,14の消費電力を制限するので、限られた消費電力を最大限に有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の設定温度SV1H,SV1L、……SV7H,SV7Lと、現在温度PV1H,PV1L、……PV7H,PV7Lとの温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lにより加熱優先度を決定するので、温度偏差の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせることで、限られた消費電力を有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の設定温度SV1H,SV1L、……SV7H,SV7Lと、現在温度PV1H,PV1L、……PV7H,PV7Lとの温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lに熱容量係数K1を掛けることで、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が有する固有の熱容量、すなわち加熱し易さおよび加熱し難さを加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
熱容量係数K1を、炉体11の入口11aおよび出口11bに近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体11の中央部に近いゾーンほど小さく設定したので、炉体11の入口11aおよび出口11bから外部へ漏れる加熱雰囲気により温度上昇し難いゾーンに対して、適切な加熱優先度を決定できる。
熱容量係数K1を、コンベヤ12の上部のゾーン1(H)〜7(H)より下部のゾーン1(L)〜7(L)を大きく設定したので、下部から上部に上昇する加熱雰囲気により温度上昇し難い下部のゾーン1(L)〜7(L)に対して、適切な加熱優先度を決定できる。
温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lに熱容量係数K1により各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が有する固有の熱容量を加味するとともに、さらに各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lと、隣接ゾーンの温度偏差Z0H,Z0L、Z1H,Z1L、……Z7H,Z7L、Z8H,Z8Lとの誤差である隣接温度偏差に、隣接係数K2を掛けることで、該当ゾーンのみでなく、隣接ゾーンとの相互影響を加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
図3および図4に示されるように、組み合わされた複数のヒータを排他的にオン/オフ制御することで、ヒータのデジタル制御において消費電力を効率良く制限できる。その際、複数のヒータをそれぞれに一定周期中のパルスにて温度コントロールする制御方式において、組み合わされた複数のヒータ間で同時にオンとなる重複を避けるようにタイムスライスさせることで、これらのヒータの消費電力を容易に制限できる。
図5に粗い点線で示されるように、立上げ運転中のゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により、複数のゾーンの組み合わせが自動的に変更されると、立上げ開始時から本加熱運転に入るまでの立上げ運転中での状況の変化、環境の変化にも効率良く対応でき、立上げ運転に要する時間を短縮できる。すなわち、比較的短時間に効果的な炉体11の昇温を行なうことができる。
また、グループ内の複数のゾーンにおいてヒータの出力を合計で100%に制御することで、ヒータのアナログ制御において消費電力を効率良く制限できる。
本発明は、リフロー式はんだ付け用のリフロー炉、熱硬化性樹脂の加熱硬化炉などの加熱装置の制御方法として利用可能である。
本発明にかかる加熱装置の制御方法の一実施の形態を示すフローチャートである。 同上加熱装置の概要図である。 同上加熱装置の制御方法の具体例を示すヒータのオン/オフ制御タイムチャートである。 同上加熱装置の制御方法の他の具体例を示すヒータのオン/オフ制御タイムチャートである。 同上加熱装置の制御方法による時間・温度特性および時間・消費電力特性を示す特性図である。
符号の説明
W ワーク
1(H)〜7(H),1(L)〜7(L) ゾーン
11 炉体
11a 入口
11b 出口
12 コンベヤ
14 ヒータ
K1 熱容量係数
K2 隣接係数

Claims (10)

  1. ワークを搬送するコンベヤに沿って配置された炉体内の複数のゾーンにそれぞれ設けられたヒータを立上げる加熱装置の制御方法において、
    加熱優先度の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせて複数のグループを作成し、
    各々のグループ内でのヒータの消費電力を制限する
    ことを特徴とする加熱装置の制御方法。
  2. グループの作成は、
    加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定し、
    加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンを組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つ以上のゾーンを組み合わせることを繰り返す
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱装置の制御方法。
  3. 加熱優先度は、
    各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差により決定される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加熱装置の制御方法。
  4. 加熱優先度は、
    各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差に、各ゾーンごとに設定された熱容量係数を掛ける演算により決定される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加熱装置の制御方法。
  5. 熱容量係数は、
    ワークを炉体内に搬入する入口および炉体内から搬出する出口に近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体の中央部に近いゾーンほど小さく設定した
    ことを特徴とする請求項4記載の加熱装置の制御方法。
  6. 熱容量係数は、
    コンベヤの上部に形成されたゾーンより下部に形成されたゾーンを大きく設定した
    ことを特徴とする請求項4または5記載の加熱装置の制御方法。
  7. 加熱優先度は、
    隣接する左右上下のゾーン間の隣接関係により設定された隣接係数による演算により決定される
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか記載の加熱装置の制御方法。
  8. グループの作成は、
    ゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により自動的に変更される
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の加熱装置の制御方法。
  9. ヒータの消費電力の制限は、
    グループ内の複数のゾーンにおいてヒータを排他的にオン/オフ制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の加熱装置の制御方法。
  10. ヒータの消費電力の制限は、
    グループ内の複数のゾーンにおいてヒータの出力を合計で100%に制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の加熱装置の制御方法。
JP2005269820A 2005-09-16 2005-09-16 加熱装置の制御方法 Expired - Fee Related JP4758716B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005269820A JP4758716B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 加熱装置の制御方法
US11/532,345 US20070082311A1 (en) 2005-09-16 2006-09-15 Method for controlling heating apparatus
CN2006101392208A CN1932704B (zh) 2005-09-16 2006-09-18 加热装置的控制方法
HK07104517.9A HK1097322A1 (en) 2005-09-16 2007-04-27 A control method for heating device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005269820A JP4758716B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 加熱装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007078307A true JP2007078307A (ja) 2007-03-29
JP4758716B2 JP4758716B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=37878566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005269820A Expired - Fee Related JP4758716B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 加熱装置の制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20070082311A1 (ja)
JP (1) JP4758716B2 (ja)
CN (1) CN1932704B (ja)
HK (1) HK1097322A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034485A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Yamatake Corp 制御装置および制御方法
JP2008178890A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Tamura Seisakusho Co Ltd はんだ付け装置及びはんだ付け方法並びにはんだ付け用プログラム
JP2010286179A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Senju Metal Ind Co Ltd 電気炉及びその制御方法

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101309771A (zh) * 2006-01-06 2008-11-19 株式会社田村制作所 回流装置
US8061417B2 (en) * 2007-07-27 2011-11-22 Home Comfort Zones, Inc. Priority conditioning in a multi-zone climate control system
MX2010007814A (es) * 2008-01-18 2010-09-14 Ernesto Adolfo Hartschuh Schaub Sistema de coccion mejorado.
JP5424048B2 (ja) * 2010-03-24 2014-02-26 理化工業株式会社 マルチチャンネル電力制御器
JP5973731B2 (ja) * 2012-01-13 2016-08-23 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びヒータの温度制御方法
CN105393182B (zh) * 2013-03-15 2020-04-14 速度控制有限责任公司 用于自动控制循环工作的havc和r设备的控制器以及使用该控制器的系统和方法
US9429331B2 (en) * 2013-12-18 2016-08-30 Symbol Technologies, Llc System and method for heater power prioritization and distribution
CN105048447B (zh) * 2014-04-24 2017-09-22 松下知识产权经营株式会社 统合需求控制方法和统合需求控制装置
JP6292315B2 (ja) 2014-11-20 2018-03-14 日産自動車株式会社 塗装乾燥装置及び塗装乾燥方法
CN107168409A (zh) * 2017-06-30 2017-09-15 福建南方路面机械有限公司 一种智能电加热系统的控制方法
CN108340814A (zh) * 2018-04-04 2018-07-31 中车太原机车车辆有限公司 用于接触网作业车的监控柜
CN110352855B (zh) * 2019-08-15 2021-08-24 青岛大牧人机械股份有限公司 一种仔猪保温区域智能加热系统及其控制方法
CN110955148A (zh) * 2019-10-14 2020-04-03 珠海格力电器股份有限公司 环境舒适性的控制方法、系统、电子设备和存储介质
CN114510863A (zh) * 2020-11-16 2022-05-17 鸿富锦精密电子(成都)有限公司 回焊炉炉温调节方法、装置、电子设备及存储介质
CN114229043B (zh) * 2021-12-24 2023-05-12 中国电子科技集团公司第三十四研究所 基于功率和温度均衡的热控制系统智能主动热控制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000193375A (ja) * 1998-12-22 2000-07-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置
JP2003279259A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Tamura Seisakusho Co Ltd 加熱炉およびその運転開始方法
JP2004009099A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Tamura Seisakusho Co Ltd 加熱装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4004138A (en) * 1972-05-16 1977-01-18 Hitachi, Ltd. Method of and system for controlling temperature of continuous furnace
JPS5848009B2 (ja) * 1979-11-26 1983-10-26 日本鋼管株式会社 多帯式加熱炉の温度制御方法
GB8324514D0 (en) * 1983-09-13 1983-10-12 Baker Perkins Holdings Plc Tunnel ovens
JPS61145606A (ja) * 1984-12-19 1986-07-03 Ohkura Electric Co Ltd 干渉対応形パタ−ン切換式温度制御装置
DE3540764C1 (de) * 1985-11-16 1987-05-21 Riedhammer Ludwig Gmbh Durchlaufofen
JP2501334B2 (ja) * 1987-06-19 1996-05-29 松下電工株式会社 リフロ−炉
CN1021877C (zh) * 1988-07-21 1993-08-18 日本电热计器株式会社 焊接装置
JPH04111388A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法および加熱炉
US5160819A (en) * 1991-03-11 1992-11-03 Alcan International Limited Microwave tunnel oven having means for generating higher order modes in loads
JP2677514B2 (ja) * 1994-03-28 1997-11-17 日本碍子株式会社 バーナの燃焼制御方法
US5971249A (en) * 1997-02-24 1999-10-26 Quad Systems Corporation Method and apparatus for controlling a time/temperature profile inside of a reflow oven
US5857847A (en) * 1997-04-17 1999-01-12 Chrysler Corporation Brazing furnace parts feeding control
JP3852555B2 (ja) * 2000-09-01 2006-11-29 三菱電機株式会社 熱制御装置、宇宙機および熱制御方法
WO2002045516A2 (en) * 2000-12-05 2002-06-13 Comdel, Inc. Rf energy conveyor oven
CN1144644C (zh) * 2001-01-09 2004-04-07 华为技术有限公司 用于焊接贴片元件的回流炉参数设定方法
JP2005236071A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Koki Tec Corp リフロー半田付装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000193375A (ja) * 1998-12-22 2000-07-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置
JP2003279259A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Tamura Seisakusho Co Ltd 加熱炉およびその運転開始方法
JP2004009099A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Tamura Seisakusho Co Ltd 加熱装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034485A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Yamatake Corp 制御装置および制御方法
JP4499626B2 (ja) * 2005-07-25 2010-07-07 株式会社山武 制御装置および制御方法
JP2008178890A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Tamura Seisakusho Co Ltd はんだ付け装置及びはんだ付け方法並びにはんだ付け用プログラム
JP4685992B2 (ja) * 2007-01-23 2011-05-18 株式会社タムラ製作所 はんだ付け装置及びはんだ付け方法並びにはんだ付け用プログラム
JP2010286179A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Senju Metal Ind Co Ltd 電気炉及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
HK1097322A1 (en) 2007-06-22
US20070082311A1 (en) 2007-04-12
CN1932704B (zh) 2011-03-09
JP4758716B2 (ja) 2011-08-31
CN1932704A (zh) 2007-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758716B2 (ja) 加熱装置の制御方法
KR20100096231A (ko) Led 램프 전력 관리 시스템 및 방법
JP2006244848A (ja) 照明用発光ダイオード駆動回路
US20090189540A1 (en) Apparatus for Controlling Light Emitting Devices
JP5043176B2 (ja) 光源点灯装置及び照明器具
MX2007004616A (es) Metodo y aparato para prevenir el sobrecalentamiento en un montaje de motor conmutado electronicamente.
JP5604812B2 (ja) リフロー炉及びその制御方法
JP2007163603A (ja) 定着器駆動装置
JP2009010099A (ja) 照明装置
JP2017045592A (ja) Led調光装置及びled調光方法
JP2004009099A (ja) 加熱装置
CN105050228A (zh) 照明系统及照明器具
KR100977714B1 (ko) 에너지 분산 공급 방식의 전력 공급 제어 장치 및 방법
US10231298B2 (en) Integrated light emitting diode driving circuit
EP3051210B1 (en) A method for performing a cooking process in a cooking oven and oven adapted for such method
JP3881572B2 (ja) 加熱炉およびその運転開始方法
JP2009110677A (ja) 調光制御システム
CN102137584B (zh) 温度增益控制装置及其方法
JP5150742B2 (ja) Led駆動回路
KR102020364B1 (ko) 공기 조화기의 인버터 장치
EP3461229A1 (en) Induction cooking hob
JP6955046B2 (ja) 照明装置
JP5298872B2 (ja) Pwm制御装置
EP2887516A1 (en) Universal voltage regulator and method of bypassing a voltage regulation unit in a voltage regulation apparatus
JP2007149632A (ja) 電力制御システム、電力制御方法および加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070627

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110225

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110318

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees