JP2007078091A - ころ軸受およびコンロッド支持構造 - Google Patents

ころ軸受およびコンロッド支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 ころの円滑な回転を維持しつつ、潤滑性に優れたころ軸受を提供する。
【解決手段】 針状ころ軸受31は、円環状の軌道輪32と、軌道輪32の内径面に沿って配置される複数の針状ころ33と、針状ころ33を収容するポケットを有する保持器34とを備える。軌道輪32は、その内径面に軸受回転時に針状ころ33と接触する中央領域32aと、中央領域32aを挟んだ両側に端部領域32bとを有し、両側の端部領域32bには、径方向に貫通する貫通孔32cが複数箇所に設けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ころ軸受、特にコンロッドの端部を支持するころ軸受に関するものである。
自動車等のエンジンに使用されるコンロッド1は、図7(a)および(b)に示すように、円筒状の内部にころ軸受5,6を有する大端部2および小端部3と、大端部2と小端部3とを連結する連結棒4とを備える。大端部2は、図8に示すように、隣接するクランクアーム7間のクランクピン7aに連結され、小端部3は、ピストン8のスカート8a内部にピストンピン(図示せず)で連結される。
ころ軸受5,6は、以前は図9に示すような、複数の針状ころ12と、円筒状の円周面に針状ころ12を収容するポケット13aを有する保持器13とを備え、軌道輪を有しない針状ころ軸受11が使用されていた。しかし、この針状ころ軸受11は大端部2および小端部3の内径面を軌道面とするので、大端部2および小端部3の内径面の研磨工程が必要となり、製造工数の増大や製品コストの上昇の一因となっていた。
そこで現在では、例えば、特開平2001−116035号公報(特許文献1)に記載されているような針状ころ軸受21が使用される。同公報に記載されている針状ころ軸受21は、図10に示すように、軌道面を径方向に貫通する位置決め用の貫通孔22aおよび軸方向の両端部に鍔部22bを有する円環状の軌道輪22と、軌道輪22の内径面に沿って配置される複数の針状ころ23と、複数の針状ころ23を収容するポケットを有する保持器24とを備える。
この針状ころ軸受21は、軌道輪22の軌道面上を針状ころ23が転動することとなるので、大端部2および小端部3の内径面は高い精度を要求されない。その結果、コンロッド1端部の内径面の研磨工程を省略することができるので、製造工数および製造コストを抑えることができる。
特開平2001−116035号公報
しかし、針状ころ軸受21は、軸方向の両端部から径方向内側に突出する鍔部22bが軸受内部への潤滑油の流入を阻害するので、潤滑性能が低い。特に、コンロッド1を支持する軸受5,6は、クランクアームの間やピストン内部等の潤滑油が流入しにくい場所に配置されるので、軸受5,6として上記の針状ころ軸受21は不向きである。
また、同公報には、貫通孔22bは軌道輪22の位置決めとしての機能を有すると共に、軸受の簡単で確実な潤滑を確保できる旨が記載されている。しかし、軌道輪22の軸方向中央部に設けられた貫通孔22bは大端部2および小端部3の円筒部で塞がれてしまうので、十分な量の潤滑油が軸受内部に流入するとは考え難い。さらに、針状ころ23と接触する軌道面に貫通孔22bを設けることによる針状ころ23の回転不良も懸念される。
そこで、この発明の目的は、ころの円滑な回転を維持しつつ、潤滑性に優れたころ軸受を提供することである。また、そのようなころ軸受を使用することにより、信頼性の高いコンロッド支持構造を得ることを目的とする。
この発明に係るころ軸受は、円環状の軌道輪と、軌道輪の内径面に沿って配置される複数のころとを備える。そして、軌道輪の内径面は、軸受回転時にころと接触する中央領域と、中央領域を挟んだ両側に端部領域とを有し、少なくとも一方側の端部領域は、径方向に貫通する貫通孔を有する。
上記構成のころ軸受は貫通孔から軸受内部に潤滑油が供給されるので、潤滑性能を高めることができる。さらに、貫通孔をころと接触しない端部領域に設けることにより、ころの円滑な回転を維持することができる。
好ましくは、貫通孔は端部領域の複数箇所に設けられる。特に、貫通孔は両側の端部領域に設けられることが好ましい。これにより、軸受内部に均等に潤滑油を供給することができると共に、軸受内部の摩耗粉や塵埃の排出も促進される。その結果、さらに潤滑性に優れたころ軸受を得ることができる。
この発明に係るコンロッド支持構造は、端部に円筒部を有するコンロッドと、円筒部内に配置され、コンロッドを支持するころ軸受とを備える。ころ軸受に注目すると、円環状の軌道輪と、軌道輪の内径面に沿って配置される複数のころとを備える。そして、軌道輪の内径面は、軸受回転時にころと接触する中央領域と、中央領域を挟んだ両側に端部領域とを有し、少なくとも一方側の端部領域は、径方向に貫通する貫通孔を有する。さらに、貫通孔は、円筒部の外側に位置することが好ましい。
コンロッドの一方側端部は隣接するクランクアームの間に配置され、また、他方側端部はピストンのスカート内部に配置されるので、コンロッドの両端を支持するころ軸受には潤滑油が供給されにくい。そこで、このような環境で使用するころ軸受を上記のような構成とすることにより、軸受内部に供給される潤滑油量が増加するので、温度上昇や焼付きを抑制し、摩耗粉や異物の排出効率を高めることができる。その結果、信頼性の高いコンロッド支持構造を得ることができる。
この発明は、軌道輪の軌道面を外れた部分に軸受内部への潤滑油の流入経路を確保することにより、潤滑性に優れたころ軸受を得ることができる。また、このようなころ軸受をコンロッドを支持する軸受として使用することにより、信頼性の高いコンロッド支持構造を得ることができる。
図1および図2を参照して、この発明の一実施形態に係るころ軸受を説明する。
図1に示すころ軸受は、円環状の軌道輪32と、軌道輪32の内径面に沿って配置される複数の針状ころ33と、針状ころ33を収容するポケットを有する保持器34とを備える針状ころ軸受31である。
軌道輪32は、その内径面に軸受回転時に針状ころ33と接触する中央領域32aと、中央領域32aを挟んだ両側に端部領域32bとを有し、両側の端部領域32bには、図2に示すように、径方向に貫通する貫通孔32cが複数箇所に設けられている。
上記構成の針状ころ軸受31は貫通孔32cから軸受内部に潤滑油が供給されるので、潤滑性能を高めることができる。さらに、貫通孔32cを針状ころ33と接触しない端部領域32bに設けることにより、針状ころ33の円滑な回転を維持することができる。
なお、上記の実施形態においては、貫通孔32cを丸孔とした例を示したが、どのような形態であってもよい。例えば、図3に示す軌道輪42に設けられた貫通孔42cのように長孔としてもよいし、矩形等であってもよい。
さらに、貫通孔32cは、少なくともどちらか一方の端部領域32bに1箇所以上設けられていればよいが、軸受全体に均等に潤滑油を供給する観点からは、両側の端部領域32bの複数箇所に等間隔に貫通孔32cを設けるとよい。
次に、図3および図4を参照して、この発明の一実施形態に係るコンロッド支持構造を説明する。
コンロッド51は、円筒状の内部に軸受を有する大端部52および小端部53と、大端部52と小端部53とを連結する連結棒54とを備える。大端部52は隣接するクランクアーム間のクランクピンに連結され、小端部53は、ピストンスカート内部にピストンピンで連結される。
そして、大端部52および小端部53を支持する軸受として、例えば、図1に示すようなこの発明の一実施形態に係る針状ころ軸受31を使用する。このとき、貫通孔32cを円筒部の外側に配置する。
上記構成のコンロッド1は、クランクアームの間やピストンスカート内部等の潤滑油が供給されにくい場所に配置される。そこで、この発明の一実施形態に係る針状ころ軸受31を使用することにより、貫通孔32cから軸受内部に供給される潤滑油量が増加するので、温度上昇や焼付きを抑制し、摩耗粉や異物の排出効率を高めることができる。その結果、信頼性の高いコンロッド支持構造を得ることができる。
なお、上記構成のコンロッド支持構造では、大端部52および小端部53を支持する軸受として、図5に示すように針状ころ軸受31を使用したが、図6に示すように針状ころ軸受41を使用しても同様の効果が期待できる。
上記の各実施形態では、この発明を針状ころ軸受に適用した例を示したが、これに限ることなく、他のころ軸受にも適用可能であるが、近年の省スペース化の要求に対応するためには、径方向の厚み寸法の小さい針状ころ軸受が有効である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、エンジンのコンロッド等を支持するころ軸受に有利に利用される。
この発明の一実施形態に係るころ軸受を示す図である。 図1に示す針状ころ軸受に使用する外輪を示す図である。 図1に示す針状ころ軸受に使用する外輪の他の例を示す図である。 この発明の一実施形態に係るコンロッド支持構造を示す図である。 図4の大端部の拡大図である。 図4の大端部に図3に示す外輪を使用した針状ころ軸受を配置した図である。 従来のコンロッド支持構造を示す図である。 図7に示すコンロッドがクランクアームとピストンの間に配置された図である。 図7のコンロッドを支持する針状ころ軸受の一例を示す図である。 図7のコンロッドを支持する針状ころ軸受の他の例を示す図である。
符号の説明
1,51 コンロッド、2,52 大端部、3,53 小端部、4,54 連結棒、5,6 軸受、7 クランクアーム、7a クランクピン、8 ピストン、8a スカート、11,21,31,41 針状ころ軸受、22,32,42 軌道輪、22a 鍔部、32a,42a 中央領域、32b,42b 端部領域、32c,42c 貫通孔、12,23,32,43 針状ころ、13,24,34,44 保持器、13a ポケット。

Claims (5)

  1. 円環状の軌道輪と、
    前記軌道輪の内径面に沿って配置される複数のころとを備え、
    前記軌道輪の内径面は、軸受回転時に前記ころと接触する中央領域と、前記中央領域を挟んだ両側に端部領域とを有し、
    少なくとも一方側の前記端部領域は、径方向に貫通する貫通孔を有する、ころ軸受。
  2. 前記貫通孔は、前記端部領域の複数箇所に設けられる、請求項1に記載のころ軸受。
  3. 前記貫通孔は、両側の前記端部領域に設けられる、請求項1または2に記載のころ軸受。
  4. 端部に円筒部を有するコンロッドと、
    前記円筒部内に配置され、前記コンロッドを支持するころ軸受とを備え、
    前記ころ軸受は、円環状の軌道輪と、前記軌道輪の内径面に沿って配置される複数のころとを備え、前記軌道輪の内径面は、軸受回転時に前記ころと接触する中央領域と、前記中央領域を挟んだ両側に端部領域とを有し、少なくとも一方側の前記端部領域は、径方向に貫通する貫通孔を有する、コンロッド支持構造。
  5. 前記貫通孔は、前記円筒部の外側に位置する、請求項4に記載のコンロッド支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071324A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Jtekt Corp 二つ割り転がり軸受およびこれを備えた軸受構造

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