JP2007077812A - ロータリースロットル弁式気化器における燃料調整ニードルの絞り弁への固定手段 - Google Patents

ロータリースロットル弁式気化器における燃料調整ニードルの絞り弁への固定手段 Download PDF

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是人 川瀬
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Abstract

【課題】 ロータリースロットル弁式気化器における燃料調整ニードルを精度よく且つ、部品点数および組み付け工数を減らすことが可能な固定手段を用いて製品の製造容易性と低価格化とを計る。
【解決手段】 硬質合成樹脂により絞り弁本体21と弁軸22とを一体的に形成した絞り弁2の弁軸22の中心線に沿って形成される弁軸22の頂面23から絞り孔44に開口する嵌挿孔4に、金属により形成された燃料調整ニードル1を前記頂面23から嵌挿するとともに燃料調整ニードル1と嵌挿孔4との接触部5、6を高周波溶着により一体化して固定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、チェーンソーや草刈機等の携帯作業機械の駆動源として用いられる小型の2サイクルエンジンに最適なロータリースロットル弁式気化器における絞り弁に固定される燃料供給管に対峙して配置される燃料調整ニードルの絞り弁への固定手段に関するものである。
従来、燃料供給管燃料噴射孔を有する先端計量部へ燃料噴射の開口面積を加減する燃料調整ニードルが挿入され、燃料を計量するロータリースロットル弁式気化器が特開昭62−55499号公報、実公平4−8294号公報などに提示されている。
このロータリースロットル弁式気化器は、小型機関におけるアイドル運転時のような微小な燃料量を安定した状態で制御することができる利点を有しているが、燃料供給管と燃料調整ニードルとの組付精度、特に燃料供給管と燃料調整ニードルとの隙間を小さく、且つ両者の同心度を高め、長期使用中に生じる燃料量の経時的変化を抑える必要がある。
そこで、気化器本体への取付け時に取付部が変形したり、燃料調整ニードルが同心に嵌合し、先端計量部の寸法精度が良好で、燃料供給管と燃料調整ニードルとの隙間を最小限に設定でき、燃料供給管の内径や燃料噴孔の形状に経時的変化がなく、長期使用に対して安定である燃料供給管が特開平8−105357号公報、特開2002−303210号公報などに提示されている。
また、前記燃料供給管だけでなく、燃料供給管に対峙して絞り弁に配置されるニードルについても弁軸および燃料供給管に同心に配置したり先端計量部の寸法精度が向上し、燃料供給管とニードルとの隙間を最小限に設定でき、長期使用に対して安定である耐久性を有することなどを目的としたニードルの絞り弁への固定手段が特開2002−303210号公報に提示されている。
ところが、図3および図4に示すように前記公報に提示されている従来の燃料調整ニードル1は先端側に位置する針状を呈する所定長さのニードル本体11とその基端側に連設される周囲に雄ねじが刻設された円柱状の固定部12とから構成される。
そして、硬質合成樹脂制の絞り弁本体21と中心線に沿って同心に内包された例えばアルミニウムのような金属製の弁軸3とから絞り弁2が形成され、前記雄ねじを刻設した固定部12を有する前記燃料調整ニードル1が、弁軸3の中心線に沿って頂面31から絞り弁孔44に開口する雌ねじが刻設された円柱状の嵌挿孔4に嵌挿・螺締されることにより固定されるものである(図4参照)。
従って、弁軸3が絞り弁本体21と別体であることから部品点数が多く、加えて、弁軸3は予め嵌挿孔23を穿孔するとともにねじ溝を刻設するなど、更には燃料調整ニードル1の固定部12のねじ加工、更にまた、前記絞り弁軸3の上に絞り弁本体21を合成樹脂によりインサート成形するなど多くの精密な加工を必要とし、また、燃料調整ニードル1を螺締するなど組み付け作業も容易でなく、生産性が劣ったり、低コスト化が計れないなどの問題がある。
特開昭62−55499号公報 実公平4−8294号公報 特開2002−303210号
本発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、ロータリースロットル弁式気化器における燃料調整ニードルを精度よく且つ、部品点数および組み付け工数を減らすことが可能な固定手段を用いて製品の製造容易性と低価格化とを計ることを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明であるロータリースロットル弁式気化器における燃料調整ニードルの絞り弁への固定手段は、硬質合成樹脂により絞り弁本体と弁軸とを一体的に形成した絞り弁の弁軸の中心線に沿って形成される弁軸の頂面から絞り孔に開口する嵌挿孔に、金属により形成された燃料調整ニードルを前記頂面から嵌挿するとともに燃料調整ニードルと嵌挿孔との接触部を高周波溶着により一体化して固定することを特徴とする。
本発明によれば、従来と異なり、弁軸と絞り弁本体とを一体化して部品の減少を計ることができるとともに、面倒なねじ加工や合成樹脂によるインサート成形などの加工工程を必要とせず、更に、組み付けも簡単なものとして製造コストを低減することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1乃及び図2は、本発明における好ましい実施の形態の一例を示すものであり、燃料調整ニードル1は、例えばアルミニウムやステンレスなどの金属により形成されて先端側に位置する針状を呈する所定長さのニードル本体11とその基端側に連設される前記ニードル本体11よりも大径である円柱状の固定部12とから構成される。
前記燃料調整ニードル1が固定される絞り弁2は硬質の合成樹脂により前記従来例と同様の形態に形成された絞り弁本体21と、図示する絞り弁体21の上方に配置される弁軸22とが硬質の合成樹脂により一体的に形成されており、弁軸22部分には、前記燃料調整ニードル1の固定部12よりも大径の円孔41、前記固定部12が嵌挿する嵌挿孔42、前記燃料調整ニードル1のニードル本体11が嵌挿するとともに絞り弁孔44へ露出した所定長さの嵌挿孔43が連続して前記燃料調整ニードル1の嵌挿孔4が弁軸22の頂面23から同心状態で形成されている。
そして、本実施の形態は、図1に示すように、燃料調整ニードル1を予め所定の寸法に形成されている弁軸22と絞り弁本体21に連続して形成されている弁軸22の頂面23から嵌挿孔4に差し込んで少なくとも互いに接する嵌挿孔42と固定部12との接触部5を高周波加熱により溶着させて燃料調整ニードル1を弁軸22の中心線に沿って燃料供給管(図示せず)との間において所定の長さ位置に固定させる(図2参照)。
このように本実施の形態によれば、弁軸22と絞り弁本体21を一体化した絞り弁2に燃料調整ニードル1を差し込んでその接続部5に高周波を当てるだけの簡単な作業で燃料調整ニードル1を絞り弁2の所定の位置に固定することができる。
従って、部品の製造、管理が容易で組み付けも簡単であることから生産コストを低下させることができる。
殊に、燃料調整ニードル1は絞り弁2に高周波溶着により一体化されていることから、互いに緊密に結合して使用時に燃料が洩れるという心配もなく、また、熟練を要すことなく、精度よく組み付けることができる。
尚、本実施の形態では、嵌挿孔4に燃料調整ニードル1を差し込んだ際に互いに接する嵌挿孔42と固定部12との接触部5を高周波加熱により溶着させて固定する場合を示したが、絞り弁の大きさや形状などに応じて弁燃料調整ニードル1のニードル本体11と嵌挿孔43との接触部6を含めて或いは接触部6だけに高周波を照射して溶着させてもよい。
本発明についての好ましい実施の形態についての組み付け状態を示す断面説明図。 図1に示す実施の形態についての組み付け後における状態を示す断面説明図。 従来例における組み付け状態を示す断面説明図。 従来例についての組み付け後における状態を示す断面説明図。
符号の説明
1 燃料調整ニードル、 2 絞り弁、 3 弁軸、 4 嵌挿孔、 21 絞り弁本体、 22 弁軸、 23 頂面、 44 絞り弁孔

Claims (1)

  1. 硬質合成樹脂により絞り弁本体と弁軸を一体的に形成した絞り弁の前記弁軸の中心線に沿って形成される絞り弁本体の頂面から絞り孔に開口する嵌挿孔に、金属により形成された燃料調整ニードルを前記嵌挿孔に頂面から嵌挿するとともに前記燃料調整ニードルとの接触部を高周波溶着により一体化して固定することを特徴とするロータリースロットル弁式気化器における燃料調整ニードルの絞り弁への固定手段。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2787194A2 (en) 2013-04-05 2014-10-08 Yamabiko Corporation Internal combustion engine
US9856827B2 (en) 2015-11-02 2018-01-02 Meiying Xue Anti-adjusting rotary valve type carburetor
US10072614B2 (en) 2015-11-02 2018-09-11 Meiying Xue Anti-adjusting rotary valve type carburetor

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