JP2007075906A - 針切れ警告機能付きホッチキス - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステープルの補充の必要を、任意の本数未満になる前に知ることができる針切れ警告機能付きホッチキスを提供する。
【解決手段】 少なくともステープルマガジン(20)とハンドル(30)とを、ベース(10)の後端部で回動可能に軸着してなるホッチキスにおいて、ステープル(21)を押送するプッシャ(25)の前端面に突起片(27)を設けると共に、ステープル(21)を打ち出すドライバ(31)には、ドライバ(31)が打出口(22)に最も接近した状態における前記突起片(27)と対向する位置に切欠き(32)を設け、さらに、上記のプッシャ(25)の両側面には、上記のベース(10)とステープルマガジン(20)とハンドル(30)とが閉じられた状態でも、外側からプッシャ(25)を移動できる様にするための操作レバー(28)を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホッチキスの改良に関するものである。
近年、種々のタイプのホッチキスが提案されてきているが、これらはいずれも基本的には、曲台を有するベースと、打出口に向けて押送付勢しつつステープルを装填するステープルマガジンと、このステープルを打ち出すドライバを有するハンドルの三者を、後端部で回動可能に軸着した構成となっている。
なお、ステープルの最後の数本に着色しておき、その着色針によって書類が綴じられたことをもってステープルの補充の必要を知らせるようにする技術(特許文献1)や、ハンドルに視認窓を設けてステープルの残量を随時確認できるようにする技術(特許文献2)が開示されている。
また、ステープルの最後の1本を使い切ったときに、ハンドルとステープルマガジンを密着させたままロックさせることによってステープルの補充の必要を知らせるようにする技術も開示されている。(特許文献3)
特開平7−310716 実開平5−63780 特開2004−261893
ところが、前記基本構成のホッチキスは、いずれのタイプのものも、ステープルの最後の1本を使い切って針切れの状態になるか、残り1本になった場合、通常は使用前にステープルの残量をいちいち目視確認しないため、いわゆる空打ちをするか、もしくは最後の1本を使い切って初めてステープルの補充の必要を知ることになる。つまり、通常の使用方法では針切れを起こしたことを空打ちする前もしくは使い切る前に知ることはできなかった。本発明は、この欠点を解決するためになされたものである。
上記課題を解決する本発明の針切れ警告機能付きホッチキスは、少なくともステープルマガジン(20)とハンドル(30)とを、ベース(10)の後端部で回動可能に軸着してなるホッチキスにおいて、ステープル(21)を押送するプッシャ(25)の前端面に突起片(27)を設けると共に、ステープル(21)を打ち出すドライバ(31)には、ドライバ(31)が打出口(22)に最も接近した状態における前記突起片(27)と対向する位置に切欠き(32)を設け、さらに、上記のプッシャ(25)の両側面には、上記のベース(10)とステープルマガジン(20)とハンドル(30)とが閉じられた状態でも、外側からプッシャ(25)を移動できる様にするための操作レバー(28)を設ける。本発明は以上の構成よりなる針切れ警告機能付きホッチキスである。
本発明の針切れ警告機能付きホッチキスによれば、ステープルの残量が任意の本数になったときにだけハンドルとステープルマガジンが密着したままロックされ、使用者が手の感覚で残量警告を認知することができることから、単純構造ながら確実に針切れの急な告知を回避できる。また、ステープルの最後の数本に着色しておき、その着色針によって書類が綴じられたことをもってステープルの補充の必要を知らせる方法やハンドルに視認窓を設けてステープルの残量を随時確認できるようにする方法と比べて、目視確認する必要がなく、かつ、操作する手の感覚に直接訴えることから、残量警告を見落として気付かないことがないという利点を有する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の針切れ警告機能付きホッチキスは、図1に示すように、基本的には、ベース(10)、ステープルマガジン(20)およびハンドル(30)の三者が、その後端部において回動軸(11)により回動可能に軸着されて構成されている。
ベース(10)は、その前端部に、ステープル(21)の脚部を折り曲げるための凹みの形成された曲台(12)を有している。このベース(10)とステープルマガジン(20)の後端部との間には板バネ(13)が介装されており、この板バネ(13)により、ステープルマガジン(20)が、ベース(10)とは離反する方向に付勢されている。
ステープルマガジン(20)は、多数綴りになったステープル(21)を装填するもので、横断面U字状の案内箱を主体としている。このステープルマガジン(20)の前端底部には、ステープル(21)を順次打ち出すためのステープル打出口(22)が形成されていて、このステープル打出口(22)は、ステープルマガジン(20)がベース(10)に対して回動接近したときに曲台(12)と対向するようになっている。
ステープルマガジン(20)内には、底板の前後部の切起し片(23)、(23)間に渡されたガイドバー(24)に挿通され、ステープル(21)を打出口(22)方向に押送するプッシャ(25)が遊嵌されている。プッシャ(25)は、ガイドバー(24)に巻回された圧縮バネ(29)により、ステープル(21)の押送方向に付勢されている。
プッシャ(25)は、その前端面がステープル(21)の天部と左右の脚部と当接しており、この少なくとも3つの接点は、ステープル(21)全体を打出口(22)方向に対して偏ることなく平衡に押送する力を作用させている。
プッシャ(25)には、その前端面の、ステープルマガジン(20)に装填されたステープル(21)に覆い隠される位置に、先端に向かって下方向に傾斜された形状の突起片(27)が設けられている。なお、ステープルマガジン(20)の前端面部には、その突起片(27)と対抗する位置に貫通穴(26)を設けて、プッシャ(25)がステープルマガジン(20)の前端面内側に密着することを妨げないようになっており、突起片(27)はプッシャ(25)がステープル(21)の最後の1本まで打出口(22)の上へ押送する機能を害さないようになっている。
また、プッシャ(25)には、ハンドル(30)およびステープルマガジン(20)と干渉することなく、ホッチキスの外側にまで突出している操作レバー(28)が設けられており、ハンドル(30)が閉じられた状態でも外側からプッシャ(25)を操作できるようになっている。
ハンドル(30)は、ドライバ(31)を備えている。ドライバ(31)は、屈曲の先端がステープルマガジン(20)の打出口(22)と対向しており、ステープルマガジン(20)内のステープル(21)を先の方から順次打ち出すものである。また、ハンドル(30)は、板バネ(33)によりドライバ(31)の打ち出し時にステープルマガジン(20)と離反する方向に付勢されている。
ドライバ(31)には、ドライバ(31)が、打出口(22)に最も接近した状態におけるプッシャ(25)の突起片(27)の配置に見合った位置に切欠き(32)を設けることにより、ステープルマガジン(20)内のステープル(21)の綴り幅が、プッシャ(25)の前端面から突起片(27)の先端までの水平距離、すなわち突起片(27)の突出幅よりも小さくなった時にプッシャ(25)の突起片(27)がドライバ(31)の切欠き(32)に引っ掛かる様にしている。
なお、突起片(27)の突出幅の長さは、以下の説明では便宜上、ステープル(21)3本相当の長さとするが、目的や製造上の制約などに応じて任意に設定できるものとする。
上記本発明のホッチキスは、したがって、先ず、ステープルマガジン(20)内にステープル(21)が装填された状態で、曲台(12)上に綴じるべき書類を置き、ハンドル(30)とベース(10)を板バネ(13)の力に抗して接近する方向に押圧回動させる。
すると、ハンドル(30)とステープルマガジン(20)が同動した後、その打出口(22)が書類に押圧される。このとき、ドライバ(31)が板バネ(33)の力に抗して接近方向に動き、ステープル(21)を打出口(22)から打ち出す。これにより、ステープル(21)の脚部が書類に刺さり、書類から突き出た脚部先端が曲台(12)により内側に折り曲げられて、書類が綴じられる。そして、使用者がハンドル(30)とベース(10)を押圧回動する力を緩めると板バネ(13)および板バネ(33)の復元力により、ホッチキスは元の状態に復帰する。
なお、従来技術のステープル(21)の最後の数本に着色しておき、その着色針によって書類が綴じられたことをもってステープル(21)の補充の必要を知らせるようにする方法の場合は、上記操作が繰り返し行われる度に綴じられた書類のステープル(21)を目視し、着色されていないか確認する必要がある。
また、従来技術のハンドル(30)に視認窓を設けてステープル(21)の残量を随時確認できるようにする方法の場合は、書類を綴じる動作を開始する前に視認窓からステープル(21)を目視し、その残量を確認する必要がある。
次に、書類を綴じる動作が繰り返し行なわれて、ステープルマガジン(20)内のステープル(21)の残量が3本以下になった状態で書類を綴じる際、ステープル(21)が、ドライバ(31)に打出されつつ、プッシャ(25)に設けられた突起片(27)の傾斜部に接触し、ステープル(21)の天部が傾斜部上を滑動するため、プッシャ(25)全体がステープル(21)の押送方向と逆方向に押し返され、ステープル(21)と突起片(27)の傾斜部の接点が突起片(27)の先端に達すると、ドライバ(31)がステープル(21)を打ち出す動作は継続されるが、プッシャ(25)はそれ以上押し返されず静止した状態となる。この時、突起片(27)の先端は圧縮バネ(29)によりドライバ(31)に押し当てられている。
ドライバ(31)が打出口(22)に最も接近し、ステープル(21)の打出動作が完了したとき、プッシャ(25)の突起片とドライバの切欠きが相対し、圧縮バネ(29)の作用により、突起片(27)が切欠き(32)を貫通する。そして、使用者がハンドル(30)とベース(10)を押圧回動する力を緩めると、ドライバ(31)が板バネ(33)の復元力によりステープル打出口(22)およびステープルマガジン(20)から抜け出ようとするが、ドライバ(31)の切欠き(32)にプッシャ(25)の突起片(27)が引っ掛っているため、ドライバ(31)を有するハンドル(30)とプッシャ(25)を有するステープルマガジン(20)が密着したままロックされる。
それにより使用者は、ホッチキスが元の状態に復帰しないことから使用操作している手の感覚で異変を察知し、ステープル(21)の残量が3本未満になったことを知ることができるため、その時点で、もしくは、状況に応じて作業完了した時点で、あるいはステープル(21)を使い切った時点で操作レバー(28)を回動軸(11)側に引いて切欠き(32)と突起片(27)の引っ掛かりを解放することによりロックを解除し、ハンドル(30)を開いてステープル(21)を補充すれば,次回の使用時または次の使用者が使用時にステープル(21)が3本未満しか残っておらず、使い始めてすぐに針を補充する必要が生じるということを回避できる。
なお、プッシャ(25)とドライバ(31)の間にステープル(21)が3本以上介在していれば突起片(27)が切欠き(32)に引っ掛かることは無く、通常通り違和感なく繰り返し使用することができる。
また、従来技術のステープル(21)の最後の1本を使い切ったときに、ハンドル(30)とステープルマガジン(20)を密着させたままロックさせることによってステープル(21)の補充の必要を知らせるようにする方法の場合は、使い切って初めて使用者にそのことを報知することから、次回の使用時または次の使用者が使用時にステープル(21)が1本しか残っていないということがあり得るため、製本など1回の作業で2本使用する場合などには、針切れにより作業の中断が強いられることが考えられることから、有益な方法とは言えない。
本発明の実施例を示す側面透視図 図1のA部斜視詳細透視図
符号の説明
10 ベース
11 回動軸
12 曲台
13 板バネ
20 ステープルマガジン
21 ステープル
22 ステープル打出口
23 切起し片
24 ガイドバー
25 プッシャ
26 貫通穴
27 突起片
28 操作レバー
29 圧縮バネ
30 ハンドル
31 ドライバ
32 切欠き
33 板バネ

Claims (1)

  1. 少なくともステープルマガジンとハンドルとを、ベースの後端部で回動可能に軸着してなるホッチキスにおいて、ステープルを押送するプッシャの前端面に突起片を設けると共に、ステープルを打ち出すドライバには、ドライバが打出口に最も接近した状態における前記突起片と対向する位置に切欠きを設け、さらに、上記のプッシャの両側面には、上記のベースとステープルマガジンとハンドルとが閉じられた状態でも、外側からプッシャを移動できる様にするための操作レバーを設けた針切れ警告機能付きホッチキス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010012580A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Max Co Ltd 釘打機およびその釘射出方法

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