JP2007075258A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 スロットマシンに関し、いわゆるストック機であって、ボーナスフラグを放出するか否かを決定する抽選に遊技者が実質的に参加できる機会を与えることができるようにしたものである。
【解決手段】 遊技制御装置200には、特定遊技制御手段380と、特定遊技制御手段380による複数回の特定遊技において、ハズレ目の組み合わせが停止した成功ゲーム回数をカウントするための特定遊技結果判定手段390と、特定遊技結果判定手段390によるカウントした成功ゲーム数が高いほど、複数種類の抽選テーブル371〜373のうち、ストック状態を解除する確率の高い抽選テーブル371〜373を選択するための抽選テーブル選択手段400とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スロットマシンに関し、いわゆるボーナスフラグを一時的にストックすることができるようにしたストック機であって、ボーナスフラグを放出するか否かを決定する抽選に遊技者が実質的に参加できる機会を与えることができるようにしたものである。
従来、いわゆるビッグ・ボーナスフラグ(以下、ビッグ・ボーナスを「BB」という。)を一時的にストックすることができるようにしたストック機にあっては、BBフラグを放出するか否かをBB放出抽選部において決定するようにしたスロットマシンが知られている(特許文献1の段落番号「0038」〜「0040」、図3、図5参照)。
上記した従来のBB放出抽選部は、BBフラグの放出確率の異なる複数種類の放出確率テーブルのうち、一つを用いて抽選を行っていた。
上記した従来の複数種類の放出確率テーブルは、対応する放出モードにおいて用いられ、放出モード間の移行は、放出モード移行抽選部において抽選により決定されていた。
特開2004−188050号公報(段落番号「0038」〜「0040」、図3、図5)
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、放出モード毎に放出確率テーブルが割り当てられていたので、放出モード移行抽選部の抽選結果により放出モードが決定されてしまうと、放出確率テーブルも決まってしまう。このため、単に決定された放出確率テーブルを用いてBB放出抽選部においてBBフラグを放出するか否かを抽選により決定していたに過ぎなかった。
したがって、遊技者は、放出モード移行抽選とBB放出抽選との2種類の抽選結果を、受動的に受けるしかなく、遊技が単調になり易いという問題点があった。
本発明は、次の通り構成されている。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、スロットマシンには、複数種類の図柄が外周に表示される複数個のリールと、複数個のリールを個別に回転する複数個のリールモータと、複数個のリールモータの駆動を開始させるためのスタートスイッチと、駆動中の複数個のリールモータを個別に停止可能な複数個のストップスイッチと、複数個のリールモータ、スタートスイッチ、複数個のストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御装置とを備える。
第二に、遊技制御装置には、一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を行わせるための特別遊技制御手段と、一般遊技から特別遊技制御手段による特別遊技への移行役に当選したか否かを、抽選により決定するための役抽選手段と、役抽選手段により移行役に当選したことを条件に、当該移行役を次回以降の遊技に持ち越してストック状態として、当該ストック数をカウントするためのストック手段と、ストック手段によるストック状態を解除し、移行役が入賞可能なストック放出状態にするか否かを、抽選により決定するためのストック放出抽選手段と、ストック放出抽選手段による抽選に用いるテーブルであって、ストック状態を解除する確率を設定するためのストック放出テーブルとを備える。
第三に、ストック放出テーブルには、ストック状態を解除する確率を異にする複数種類の抽選テーブルを備える。
第四に、遊技制御装置には、特別遊技制御手段による特別遊技の終了後、複数種類の抽選テーブルのうち、ストック放出抽選手段による抽選に用いる一種類の抽選テーブルを決定するための特定遊技を、予め設定された複数回行わせるための特定遊技制御手段と、特定遊技制御手段による複数回の特定遊技において、役抽選手段による抽選の結果によりハズレを引いたときにのみ出現し得るハズレ目の組み合わせが停止したか否かを判定し、ハズレ目の組み合わせが停止した成功ゲーム回数をカウントするための特定遊技結果判定手段と、特定遊技結果判定手段によるカウントした成功ゲーム数が高いほど、複数種類の抽選テーブルのうち、ストック状態を解除する確率の高い抽選テーブルを選択するための抽選テーブル選択手段とを備える。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技制御装置には、ハズレ目となる図柄の種類を、各リール毎に抽選により決定するためのハズレ目抽選手段を備える。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技制御装置には、特定遊技制御手段による特定遊技中、複数個のストップスイッチのうち、1個のストップスイッチが操作されたときに、当該ストップスイッチに対応するリールの回転位置に応じてハズレ目が停止可能な場合に、当該ハズレ目が停止するように対応するリールモータの駆動を制御するためのリール停止制御手段を備える。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、役抽選手段は、特定遊技制御手段による特定遊技中、特別遊技への移行役の当選の確率を低下させるようにしている。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、役抽選手段は、特別遊技への移行役に加えて、他の役に当選したか否かを、抽選により決定し、特定遊技制御手段による特定遊技中、他の役の当選の確率を低下させるようにしている。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第一に、他の役には、予め設定された特定の図柄が、前記複数個のリールのうちの1個以上のリールに停止表示されることにより入賞となる特定の小役を含む。
第二に、役抽選手段は、特定遊技制御手段による特定遊技中、特定の小役の当選の確率を低下させるようにしている。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項5又は請求項6に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第一に、他の役には、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるというリプレイを含む。
第二に、役抽選手段は、特定遊技制御手段による特定遊技中、リプレイの当選の確率を低下させるようにしている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、抽選結果を単に待つだけなく、遊技者が実質的に抽選に参加できる機会を与えることができる。
遊技者は、ストック放出抽選手段による抽選に用いる一種類の抽選テーブルを決定するための特定遊技に参加し、ハズレを引いたときにのみ出現し得るハズレ目の組み合わせを停止させることで、ストック状態を解除する確率の高い抽選テーブルを獲得することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、ハズレ目となる図柄の種類を抽選により決定することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、ハズレ目が停止するようにリールを停止御させることで、遊技者のいわゆる目押しの負担を軽減することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、特定遊技中、特別遊技への移行役の当選の確率を低下させることで、特定遊技においてハズレ目が停止できる機会を実質的に増加させることができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、特定遊技中、例えば単チェリーやリプレイ等の他の役の当選の確率を低下させることで、特定遊技においてハズレ目が停止できる機会を実質的に増加させることができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、特定遊技中、例えば単チェリー等の特定の小役の当選の確率を低下させることで、特定遊技においてハズレ目が停止できる機会を実質的に増加させることができる。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項5又は請求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、特定遊技中、リプレイの当選の確率を低下させることで、特定遊技においてハズレ目が停止できる機会を実質的に増加させることができる。
(図面の説明)
図1〜5は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図2は図1のストック放出テーブルの詳細を説明するための概略ブロック図、図3はスロットマシンの概略正面図、図4はストック放出テーブルに含まれる単位テーブルを説明するための説明図、図5はストック放出テーブルを構成する抽選テーブルを説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
まず、図3を用いて説明すると、図中、10は、スロットマシンを示すものである。
スロットマシン10の高さの中央には、透明な方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の内部には、リールユニット30を配置している。
リールユニット30は、表示窓20に臨む複数個、例えば3個のリール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のリールモータ34〜36(図1参照)とを備える。
各リール31〜33には、図示しないが、外周に複数種類の図柄が表示されている。また、表示窓20には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにして良い。
表示窓20の上方の中央には、画像表示装置40を設けている。
画像表示装置40は、画像を表示可能なものであり、例えば液晶ユニットから構成されている。
なお、画像表示装置40は、液晶ユニットに限定されず、ドット・マトリックス等から構成しても良い。
また、画像表示装置40の左右の両側には、左右一対のスピーカ50,50が配置されている。スピーカ50からは、各種の効果音が発生される。
表示窓20の下側には、図3の向かって右側に、メダル投入口60を設けている。メダル投入口60は、メダルを投入するためのものである。
さらに、表示窓20の下側の向かって左側には、スタートスイッチ70を設けている。
スタートスイッチ70は、リールユニット30の駆動を開始するためのものである。具体的には、スタートスイッチ70は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ70を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36(図1参照)が回転する。
スタートスイッチ70の向かって右隣には、複数個、例えばリールユニット30の3個のリール31〜33と同数の3個のストップスイッチ80〜82を設けている。
3個のストップスイッチ80〜82は、リールユニット30の駆動を停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ80を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ81を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ82を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
3個のストップスイッチ80〜82の下側には、メダル貯留皿90を設けている。
メダル貯留皿90には、後述する図1のホッパーユニット110から払い出されたメダルが貯留される。
メダル貯留皿90の右側には、1個のスピーカ100が配置されている。スピーカ100からは、各種の効果音が発生される。
(遊技制御装置200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御装置200について説明する。
遊技制御装置200は、スロットマシン10の内部に設けられ、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技用制御手段300
(2)演出用制御手段500
(遊技用制御手段300)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300について説明する。
遊技用制御手段300は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技用制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
遊技用制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(12)の手段の説明については、後述する。
(1)役抽選手段310
(2)リール停止制御手段320
(3)一般遊技制御手段330
(4)特別遊技制御手段340
(5)ストック手段350
(6)ストック放出抽選手段360
(7)ストック放出テーブル370
(8)特定遊技制御手段380
(9)特定遊技結果判定手段390
(10)抽選テーブル選択手段400
(11)ハズレ目抽選手段410
(12)利益付与手段420
(遊技用制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の入力段について説明する。
遊技用制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)メダルセンサー61
メダルセンサー61は、メダル投入口60の内部に設けられ、メダル投入口60に投入されたメダルを検出するためのものである。
(2)スタートスイッチ70
(3)ストップスイッチ80〜82
(遊技用制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の出力段について説明する。
遊技用制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット110
ホッパーユニット110は、スロットマシン10の内部に設けられている。
ホッパーユニット110は、表示窓40に停止表示されたリール31〜33の図柄が、予め設定された図柄の組み合わせに一致する場合に、遊技者に所定枚数のメダルを払い出すためのものである。
(3)演出用制御手段500
(演出用制御手段500)
演出用制御手段500は、遊技用制御手段300に接続され、遊技用制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
具体的には、演出用制御手段500は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、演出用制御手段500のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記演出用制御手段500のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)画像制御手段510
(2)効果音発生手段520
(演出用制御手段500の入力段)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段500の入力段について説明する。
演出用制御手段500の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)遊技用制御手段300
(演出用制御手段500の出力段)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段500の出力段について説明する。
演出用制御手段500の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ50,100
(役抽選手段310)
役抽選手段310は、役の当否を抽選により決定するためのものである。
具体的には、役抽選手段310は、次のものから一つを決定している。
(1)役の当選
(2)ハズレ
上記役には、次の種類がある。
(3)特別遊技への移行役
特別遊技への移行役は、予め設定された移行図柄が揃って入賞することを条件に、一般遊技から後述する特別遊技制御手段340による特別遊技へ移行させるための役である。また、このとき、所定の枚数のメダルが払い出される。
(4)小役
小役は、予め設定された小役図柄が揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
(5)リプレイ
リプレイは、予め設定されたリプレイ図柄がそろって入賞することを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという役である。
上記小役には、次の小役を含む。
(6)特定の小役
特定の小役は、予め設定された特定の図柄が、前記複数個のリールのうちの1個以上のリールに停止表示されることにより入賞となる役である。
また、役抽選手段310は、特定遊技制御手段380による特定遊技中、特別遊技への移行役に加えて、他の役である特定の小役及びリプレイの当選の確率を低下させるようにしている。
(リール停止制御手段320)
リール停止制御手段320は、役抽選手段310による抽選により決定した遊技結果、及びストップスイッチ80〜82の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ80〜82に対応するリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
また、リール停止制御手段320は、後述する特定遊技制御手段380による特定遊技中、複数個のストップスイッチ80〜82のうち、1個のストップスイッチ80〜82が操作されたときに、当該ストップスイッチ80〜82に対応するリール31〜33の回転位置に応じてハズレ目が停止可能な場合に、当該ハズレ目が停止するように対応するリールモータ34〜36の駆動を制御するようにしている。
(一般遊技制御手段330)
一般遊技制御手段330は、一般遊技を行わせるためのものである。
(特別遊技制御手段340)
特別遊技制御手段340は、一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
特別遊技としては、例えばいわゆるビッグ・ボーナス(以下、「BB」という。)を行わせている。
BBは、複数回のレギュラー・ボーナス(以下「RB」という。)、すなわちシフトRBが可能となり、最大払出枚数に達したことを条件に終了する。
RBは、所定回数、例えば2〜3回の入賞により終了する。
なお、特別遊技は、BBに限定されず、RB等でも良い。
(ストック手段350)
ストック手段350は、役抽選手段310により移行役に当選したことを条件に、当該移行役を次回以降の遊技に持ち越してストック状態として、当該ストック数をカウントするためのものである。
(ストック放出抽選手段360)
ストック放出抽選手段360は、ストック手段350によるストック状態を解除し、移行役が入賞可能なストック放出状態にするか否かを、抽選により決定するためのものである。
(ストック放出テーブル370)
ストック放出テーブル370は、ストック放出抽選手段360による抽選に用いるテーブルであって、ストック状態を解除する確率を設定するためのものである。
ストック放出テーブル370には、図2に示すように、ストック状態を解除する確率を異にする複数種類、例えば3種類の次の抽選テーブル371〜373を備える。
なお、次の(1)〜(3)の抽選テーブル371〜373の説明については、後述する。
(1)第1抽選テーブル371
(2)第2抽選テーブル372
(3)第3抽選テーブル373
なお、抽選テーブル371〜373の種類は、上記した(1)〜(3)の3種類に限定されず、2種類、或いは4種類以上でも良い。
(特定遊技制御手段380)
特定遊技制御手段380は、特別遊技制御手段340による特別遊技(例えばBB)の終了後、複数種類の抽選テーブル371〜373のうち、ストック放出抽選手段360による抽選に用いる一種類の抽選テーブル371〜373を決定するための特定遊技を、予め設定された複数回、例えば3回行わせるためのものである。
なお、特定遊技の回数は、3回に限定されず、2回、或いは4回以上でも良い。
(特定遊技結果判定手段390)
特定遊技結果判定手段390は、特定遊技制御手段380による複数回(例えば3回)の特定遊技において、役抽選手段310による抽選の結果によりハズレを引いたときにのみ出現し得るハズレ目の組み合わせが停止したか否かを判定し、ハズレ目の組み合わせが停止した成功ゲーム回数をカウントするためのものである。
(抽選テーブル選択手段400)
抽選テーブル選択手段400は、特定遊技結果判定手段390によるカウントした成功ゲーム数が高いほど、複数種類の抽選テーブル371〜373のうち、ストック状態を解除する確率の高い抽選テーブル371〜373を選択するためのものである。
(ハズレ目抽選手段410)
ハズレ目抽選手段410は、ハズレ目となる図柄の種類を、各リール31〜33毎に抽選により決定するためのものである。
(利益付与手段420)
利益付与手段420は、表示窓20に停止表示された3個のリール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
メダルの払い出しは、ホッパーユニット110を駆動させることにより、メダルを実際に払い出しても良いし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしても良い。
(画像制御手段510)
画像制御手段510は、遊技の進行に従って各種の画像を画像表示装置40に表示させるためのものである。
(効果音発生手段520)
効果音発生手段520は、遊技の進行に従って各種の効果音を、スピーカ50,100から出力させるためのものである。
(抽選テーブル371〜373)
つぎに、図4〜5を用いて、第1〜第3抽選テーブル373〜373について説明する。
第1〜第3抽選テーブル373〜373は、図4に示すように、第1〜第3単位テーブルA〜Cから構成されている。
各単位テーブルA〜Cに当選すると、いわゆるリプレイ・タイム(以下、「RT」という。)に移行する。RT中は、リプレイの当選確率が大幅に向上させている。単位テーブルA〜Cは、次の通り、RT解除となるゲーム数を異ならせている。なお、ゲーム数は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)第1単位テーブルA:100ゲーム(以下「G」という。)
(2)第2単位テーブルB:200G
(3)第3単位テーブルC:500G
上記3種類の単位テーブルA〜Cを比較すると、第1単位テーブルAの方が、RT解除となるゲーム数が少なく設定され、RT解除後、ボーナスが放出されることから、遊技者に有利である。
第1〜第3抽選テーブル373〜373には、図5に示すように、第1〜第3単位テーブルA〜Cを含み、次の通り、それらの比率を異ならせている。
(4)第1抽選テーブル371
第1抽選テーブル371は、第3単位テーブルCの当選確率を大幅に向上させ、第2単位テーブルB、第3単位テーブルCの順で当選確率を低下させている。第1抽選テーブル371を用いて抽選を行うゲーム期間は、いわゆる「通常モード」とも呼ばれている。
(5)第2抽選テーブル372
第2抽選テーブル372は、第1抽選テーブル371と比較して第3単位テーブルCの当選確率を低下させ、その分、第2単位テーブルB、第1単位テーブルAの順で当選確率を向上させている。第2抽選テーブル372を用いて抽選を行うゲーム期間は、第2単位テーブルB及び第1単位テーブルAの当選確率が高く設定され、第1抽選テーブル371と比較して遊技者に有利であり、いわゆる「連荘モード」とも呼ばれている。
(6)第3抽選テーブル373
第3抽選テーブル373は、第1抽選テーブル371と比較して第3単位テーブルCの当選確率を大幅に低下させ、その分、第1単位テーブルA、第2単位テーブルBの順で当選確率を向上させている。第3抽選テーブル373を用いて抽選を行うゲーム期間は、特に第1単位テーブルAの当選確率が高く設定され、第2抽選テーブル372と比較して遊技者に更に有利であり、いわゆる「天国モード」とも呼ばれている。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるスロットマシン10の遊技について説明する。
特別遊技制御手段340による特別遊技(例えばBB)の終了後、特定遊技制御手段380による、例えば3回の特定遊技が開始される。
第1回目の特定遊技が開始されると、ハズレ目抽選手段410により、ハズレ目となる図柄の種類が、各リール31〜33毎に抽選により決定される。
上記抽選の結果、左側のリール31のハズレ目の図柄の種類が、「スイカ」の絵の図柄の場合には、表示窓20の上段、中段、下段のいずれかに「スイカ」の図柄が停止表示されれば良い。
遊技者は、ハズレ目の図柄の種類を知らないので、予想を立てて、左側のストップスイッチ80を操作する。
このとき、左側のストップスイッチ80に対応するリール31の回転位置に応じて、ハズレ目である「スイカ」の図柄が停止可能な場合には、リール停止制御手段320により、「スイカ」の図柄が停止するように対応するリールモータ34の駆動が制御され、「スイカ」の図柄のいわゆる引き込み制御が行われる。
同様に、残る中央のリール32、右側のリール33についても個別にハズレ目が抽選により決定され、各ストップスイッチ81〜83の操作に応じて対応するリール32〜33が停止する。
3個全てのリール31〜33が停止し、3個のハズレ目を全てを停止できた場合には、特定遊技結果判定手段390は、成功ゲーム回数として「1」回をカウントする。
これに対し、3個のハズレ目のうち、1個でも停止できないと、失敗となり、成功ゲーム回数は「0」回を維持する。
こうして、3回の特定遊技を終了した時点で、成功ゲーム回数が「2」回以上の場合には、抽選テーブル選択手段400により、遊技者に最も有利な第3抽選テーブル373が選択される。
成功ゲーム回数が「1」回の場合には、抽選テーブル選択手段400により、遊技者に有利な程度の中程度の第2抽選テーブル372が選択される。
成功ゲーム回数が「0」回の場合には、抽選テーブル選択手段400により、遊技者に不利な第1抽選テーブル371が選択される。
スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 図1のストック放出テーブルの詳細を説明するための概略ブロック図である。 スロットマシンの概略正面図である。 ストック放出テーブルに含まれる単位テーブルを説明するための説明図である。 ストック放出テーブルを構成する抽選テーブルを説明するための説明図である。
符号の説明
10 スロットマシン 20 表示窓
30 リールユニット 31〜33 リール
34〜36 リールモータ 40 画像表示装置
50 スピーカ 60 メダル投入口
61 メダルセンサー 70 スタートスイッチ
80〜82 ストップスイッチ 90 メダル貯留皿
100 スピーカ 110 ホッパーユニット
200 遊技制御装置 300 遊技用制御手段
310 役抽選手段 320 リール停止制御手段
330 一般遊技制御手段 340 特別遊技制御手段
350 ストック手段 360 ストック放出抽選手段
370 ストック放出テーブル 371 第1抽選テーブル
372 第2抽選テーブル 373 第3抽選テーブル
A〜C 第1〜第3 単位テーブル(RTテーブル)
380 特定遊技制御手段 390 特定遊技結果判定手段
400 抽選テーブル選択手段 410 ハズレ目抽選手段
420 利益付与手段 500 演出用制御手段
510 画像制御手段 520 効果音発生手段

Claims (7)

  1. 複数種類の図柄が外周に表示される複数個のリールと、
    前記複数個のリールを個別に回転する複数個のリールモータと、
    前記複数個のリールモータの駆動を開始させるためのスタートスイッチと、
    駆動中の前記複数個のリールモータを個別に停止可能な複数個のストップスイッチと、
    前記複数個のリールモータ、前記スタートスイッチ、前記複数個のストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御装置とを備えるスロットマシンであって、
    前記遊技制御装置には、
    一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を行わせるための特別遊技制御手段と、
    一般遊技から前記特別遊技制御手段による特別遊技への移行役に当選したか否かを、抽選により決定するための役抽選手段と、
    前記役抽選手段により移行役に当選したことを条件に、当該移行役を次回以降の遊技に持ち越してストック状態として、当該ストック数をカウントするためのストック手段と、
    前記ストック手段によるストック状態を解除し、前記移行役が入賞可能なストック放出状態にするか否かを、抽選により決定するためのストック放出抽選手段と、
    前記ストック放出抽選手段による抽選に用いるテーブルであって、ストック状態を解除する確率を設定するためのストック放出テーブルとを備え、
    前記ストック放出テーブルには、
    ストック状態を解除する確率を異にする複数種類の抽選テーブルを備え、
    前記遊技制御装置には、
    前記特別遊技制御手段による特別遊技の終了後、複数種類の抽選テーブルのうち、前記ストック放出抽選手段による抽選に用いる一種類の抽選テーブルを決定するための特定遊技を、予め設定された複数回行わせるための特定遊技制御手段と、
    前記特定遊技制御手段による複数回の特定遊技において、前記役抽選手段による抽選の結果によりハズレを引いたときにのみ出現し得るハズレ目の組み合わせが停止したか否かを判定し、前記ハズレ目の組み合わせが停止した成功ゲーム回数をカウントするための特定遊技結果判定手段と、
    前記特定遊技結果判定手段によるカウントした成功ゲーム数が高いほど、複数種類の抽選テーブルのうち、ストック状態を解除する確率の高い抽選テーブルを選択するための抽選テーブル選択手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンであって、
    前記遊技制御装置には、
    前記ハズレ目となる図柄の種類を、各リール毎に抽選により決定するためのハズレ目抽選手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンであって、
    前記遊技制御装置には、
    前記特定遊技制御手段による特定遊技中、複数個のストップスイッチのうち、1個のストップスイッチが操作されたときに、当該ストップスイッチに対応するリールの回転位置に応じて前記ハズレ目が停止可能な場合に、当該ハズレ目が停止するように対応するリールモータの駆動を制御するためのリール停止制御手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロットマシンであって、
    前記役抽選手段は、
    前記特定遊技制御手段による特定遊技中、特別遊技への移行役の当選の確率を低下させるようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスロットマシンであって、
    前記役抽選手段は、
    前記特別遊技への移行役に加えて、他の役に当選したか否かを、抽選により決定し、
    前記特定遊技制御手段による特定遊技中、前記他の役の当選の確率を低下させるようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項5に記載のスロットマシンであって、
    前記他の役には、
    予め設定された特定の図柄が、前記複数個のリールのうちの1個以上のリールに停止表示されることにより入賞となる特定の小役を含み、
    前記役抽選手段は、
    前記特定遊技制御手段による特定遊技中、前記特定の小役の当選の確率を低下させるようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のスロットマシンであって、
    前記他の役には、
    メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるというリプレイを含み、
    前記役抽選手段は、
    前記特定遊技制御手段による特定遊技中、前記リプレイの当選の確率を低下させるようにしていることを特徴とするスロットマシン。
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