JP2007073774A - 太陽電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 集光効率を向上することによって、光電変換素子の単位面積あたりの発電出力を大きくすることができる太陽電池を提供することである。
【解決手段】 プリズムシート4は、入射した外部光を、厚み方向Aへの指向性が高くなるように偏向する。フレネルレンズ3の入射面6には、プリズムシート4によって偏向された光が入射する。フレネルレンズ3は、入射面6から入射した入射光を、太陽電池セル2の受光面5上に集光し、太陽電池セル2は、受光面5に受光した光の光エネルギを電気エネルギに変換する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、受光面に受光した光の光エネルギを電気エネルギに変換する光電変換素子を備え、この光電変換素子の受光面上に外部光を集光するように構成される太陽電池に関する。
第1の従来技術として、レンズおよび反射鏡などの集光装置によって、太陽光などの外部光を、光電変換素子である太陽電池セルの受光面上に集光するという技術がある。この従来技術では、外部光を太陽電池セルの受光面上に集光することによって、太陽電池セルの単位面積あたりの受光量を大きくして、太陽電池セルの単位面積あたりの発電出力を大きくする。
第2の従来技術は、特許文献1に開示されている。この従来技術では、特殊な集光装置によって、外部光を、太陽電池セルの受光面上に集光する。この従来技術でも、外部光を太陽電池セルの受光面上に集光することによって、太陽電池セルの単位面積あたりの受光量を大きくして、太陽電池セルの単位面積あたりの発電出力を大きくする。
前記特殊な集光装置は、所定の1面を入射面としたプリズムと、前記入射面を介して前記プリズム内に入射された光の多くが最初に当たる前記プリズムの他の面に設けた反射部材とを備える。また前記特殊な集光装置は、前記反射部材と前記入射面の内側との間で所定回数反射を行い到達する前記プリズムのさらに他の面を集光面とし、その集光面から出射される光を太陽電池セルに供給するように構成される。
第3の従来技術は、特許文献2に開示されている。この従来技術では、プリズム構造を有する透明なプリズムシートが、太陽電池セルの受光面の前方に設けられる。前記プリズムシートは、外部光の反射を防いで、外部光を太陽電池セルの受光面に導く。これによって太陽電池セルの単位面積あたりの受光量を大きくして、太陽電池セルの単位面積あたりの発電出力を大きくする。
前記第1の従来技術では、前記集光装置は、その光軸に対して略平行な進行方向の外部光は太陽電池セルの受光面上に集光することができるけれども、それ以外の外部光は太陽電池セルの受光面上に集光することはできない。その分、太陽電池セルの単位面積あたりの受光量が小さくなり、太陽電池セルの単位面積あたりの発電出力が小さくなってしまうという問題がある。
前記第2の従来技術では、前記入射面から入射した入射光が前記反射部材と前記入射面の内側との間で反射を繰り返すときに、入射光の前記入射面に対する入射角が臨界角よりも小さいと、その入射光は、前記入射面を透過してしまい、太陽電池セルの受光面上に到達しない。その分、太陽電池セルの単位面積あたりの受光量が小さくなり、太陽電池セルの単位面積あたりの発電出力が小さくなってしまうという問題がある。
前記第3の従来技術は、外部光の反射を防いで、外部光を太陽電池セルの受光面上に導くだけであり、第1および第2の従来技術のように外部光を太陽電池セルの受光面上に集光してはいない。したがって太陽電池セルの単位面積あたりの受光量が小さく、太陽電池セルの単位面積あたりの発電出力が小さいという問題がある。
本発明の目的は、集光効率を向上することによって、光電変換素子の単位面積あたりの発電出力を大きくすることができる太陽電池を提供することである。
本発明は、受光面に受光した光の光エネルギを電気エネルギに変換する光電変換素子と、
入射した外部光を、予め定める方向への指向性が高くなるように偏向する外部光偏向手段と、
前記外部光偏向手段によって偏向された光が入射する入射面を有し、この入射面から入射した入射光を、前記光電変換素子の受光面上に集光する集光手段とを含むことを特徴とする太陽電池である。
入射した外部光を、予め定める方向への指向性が高くなるように偏向する外部光偏向手段と、
前記外部光偏向手段によって偏向された光が入射する入射面を有し、この入射面から入射した入射光を、前記光電変換素子の受光面上に集光する集光手段とを含むことを特徴とする太陽電池である。
また本発明は、前記集光手段は、レンズであることを特徴とする。
また本発明は、前記集光手段は、フレネルレンズであることを特徴とする。
また本発明は、前記集光手段は、フレネルレンズであることを特徴とする。
また本発明は、前記外部光偏向手段は、光学シートであることを特徴とする。
また本発明は、前記外部光偏向手段は、プリズムシートであることを特徴とする。
また本発明は、前記外部光偏向手段は、プリズムシートであることを特徴とする。
また本発明は、前記外部光偏向手段は、プリズムシートと、このプリズムシートに対して前記集光手段とは反対側に設けられる光拡散シートとによって構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記光電変換素子の受光面は、5mm角以上20mm角以下に選ばれることを特徴とする。
本発明によれば、外部光偏向手段は、入射した外部光を、予め定める方向への指向性が高くなるように偏向する。集光手段の入射面には、外部光偏向手段によって偏向された光が入射する。集光手段は、入射面から入射した入射光を、光電変換素子の受光面上に集光し、光電変換素子は、受光面に受光した光の光エネルギを電気エネルギに変換する。
前記外部光偏向手段は、入射した外部光を、予め定める方向への指向性が高くなるように偏向し、その偏向された光が、集光手段の入射面に入射するので、様々な進行方向の外部光を、光電変換素子の受光面上に集光することができ、集光効率を向上することができる。このように集光効率が向上されることによって、光電変換素子の単位面積あたりの受光量が大きくなるので、光電変換素子の単位面積あたりの発電出力を大きくすることができる。
また本発明によれば、集光手段としてレンズが用いられるので、太陽電池の構成を簡素化することができる。
また本発明によれば、集光手段としてフレネルレンズが用いられるので、太陽電池を薄形化および軽量化することができる。
また本発明によれば、外部光偏向手段として光学シートが用いられるので、太陽電池の構成を簡素化するとともに、太陽電池を薄形化および軽量化することができる。
また本発明によれば、外部光偏向手段としてプリズムシートが用いられるので、偏向された光の指向性を高くすることができ、これによって集光効率をさらに向上することができる。このように集光効率がさらに向上されることによって、光電変換素子の単位面積あたりの受光量がさらに大きくなるので、光電変換素子の単位面積あたりの発電出力をさらに大きくすることができる。
また本発明によれば、外部光偏向手段として、プリズムシートおよび光拡散シートが用いられ、光拡散シートがプリズムシートに対して集光手段とは反対側に設けられる。光拡散シートは、外部光を拡散させ、プリズムシートは、その拡散された拡散光を、集光手段が入射光を光電変換素子の受光面上に集光するように、偏向する。このように光拡散シートによって一旦、外部光を拡散させて、その拡散光をプリズムシートによって偏向するので、外部光の主な進行方向がどの方向であっても、高い集光効率を達成することができる。したがって外部光の主な進行方向がどの方向であっても、光電変換素子の単位面積あたりの受光量が大きくなり、光電変換素子の単位面積あたりの発電出力が大きくなる。
また本発明によれば、光電変換素子の受光面は、5mm角以上20mm角以下に選ばれる。光電変換素子の受光面が5mm角未満であると、光電変換素子が小さすぎて、太陽電池の製造時における光電変換素子の取扱いが困難になるという不具合が生じる。また光電変換素子の受光面が20mm角を超えると、この光電変換素子に応じて集光手段が大形化し、太陽電池の厚みが大きくなり、その太陽電池の取扱いが困難になるという不具合が生じる。光電変換素子の受光面が5mm角以上20mm角以下に選ばれると、前述の各不具合が生じない。
図1は、本発明の実施の第1形態である太陽電池1の構成を簡略化して示す図である。本実施の形態の太陽電池1は、光電変換素子である太陽電池セル2と、集光手段であるフレネルレンズ3と、外部光偏向手段であるプリズムシート4とを含む。
前記太陽電池セル2は、受光面5に受光した光の光エネルギを電気エネルギに変換する。太陽電池セル2は、単結晶シリコンを用いた太陽電池セルによって実現される。太陽電池セル2は、単結晶シリコンを用いた太陽電池セルに限らず、多結晶シリコンを用いた太陽電池セル、あるいはアモルファスシリコンを用いた太陽電池セルによって実現されてもよい。また太陽電池セル2は、化合物半導体を用いた太陽電池セルによって実現されてもよい。
太陽電池セル2の受光面5は、5mm角以上20mm角以下に選ばれる。太陽電池セル2の受光面5が5mm角未満であると、太陽電池セル2が小さすぎて、太陽電池1の製造時における太陽電池セル2の取扱いが困難になるという不具合が生じる。また太陽電池セル2の受光面5が20mm角を超えると、この太陽電池セル2に応じてフレネルレンズ3が大形化し、太陽電池1の厚みが大きくなり、その太陽電池1の取扱いが困難になるという不具合が生じる。太陽電池セル2の受光面5が5mm角以上20mm角以下に選ばれると、前述の各不具合が生じない。本実施の形態では、太陽電池セル2の受光面5は10mm角である。
前記フレネルレンズ3は、凸レンズと同様の集光機能を有し、かつ凸レンズに比べて厚みが小さいレンズである。フレネルレンズ3は、平凸レンズをその光軸を中心として同心円状に分割して、分割された各部分の球面部を取り出して同心円状に並べたような形状を有する。平凸レンズとは、その厚み方向一方側の表面が凸状の球面であり、かつその厚み方向他方側の表面が平面であるレンズをいう。フレネルレンズ3の厚み方向一方側の焦点近傍には、前記太陽電池セル2がその受光面5をフレネルレンズ3に向けて配置される。フレネルレンズ3の光軸L1は、太陽電池セル2の受光面5に垂直である。このようなフレネルレンズ3は、その厚み方向他方側の入射面6から入射した入射光を、前記太陽電池セル2の受光面5上に集光する。
本実施の形態では、フレネルレンズ3は、32mm角である。またフレネルレンズ3は、倍率が約10倍であり、焦点距離が約10mmである。
フレネルレンズ3は、透光性を有しかつ屈折率が1.4〜1.8であるプラスチック材料、たとえばアクリル、ポリカーボネート、およびポリエチレンなどから選ばれる材料から成る。このようにフレネルレンズ3がプラスチック材料から成るので、ガラスから成る場合に比べて、フレネルレンズ3を軽量化し、ひいては太陽電池1を軽量化することができる。またフレネルレンズ3がプラスチック材料から成るので、ガラスから成る場合に比べて、フレネルレンズ3の加工コストを低減し、ひいては太陽電池1の製造コストを低減することができる。
図2は、プリズムシート4の斜視図である。前記プリズムシート4は、液晶表示装置のバックライトに用いられる輝度向上フィルムに類似する。プリズムシート4は、光を透過させ、その光の、予め定める方向、本実施の形態ではプリズムシート4の厚み方向Aへの指向性を高くする光学シートである。
プリズムシート4は、シート状の基部7と、この基部7の厚み方向一方A1側の表面上に形成される複数の凸部8とを有する。各凸部8は、基部7の厚み方向Aに垂直な第1方向Bに延び、かつ基部7の厚み方向Aと前記第1方向Bとの両者に垂直な第2方向Cに並ぶ。各凸部8の第1方向Bに垂直な断面形状は、基部7から離れるにつれて細くなる。本実施の形態では、各凸部8の第1方向Bに垂直な断面形状は、二等辺三角形であり、この二等辺三角形の底辺が基部7の厚み方向一方A1側の表面に含まれる。
図3は、プリズムシート4に入射した光の光路9の一例を示す図である。この図3では、第1方向Bから見た場合を示す。プリズムシート4の厚み方向他方A2側の表面10からプリズムシート4に入射した光は、プリズムシート4の厚み方向他方A2側の表面10で屈折し、さらにプリズムシート4の厚み方向一方A1側の表面11で屈折して、プリズムシート4の厚み方向一方A1側の表面11から出射する。このとき、第1方向から見た場合、光の入射方向とプリズムシート4の厚み方向Aとが成す角度θ11に比べて、光の出射方向とプリズムシート4の厚み方向Aとが成す角度θ12が、小さくなる。これによって第1方向から見た場合、プリズムシート4を透過した光は、プリズムシート4の厚み方向Aへの指向性が高くなる。その結果、プリズムシート4を透過した光は、全体として、プリズムシート4の厚み方向Aへの指向性が高くなる。
プリズムシート4の厚み方向一方A1側には、前記フレネルレンズ3がその入射面6をプリズムシート4に向けて配置される(図1参照)。プリズムシート4は、フレネルレンズ3の光軸L1に垂直である。換言すれば、プリズムシート4の厚み方向Aは、フレネルレンズ3の光軸L1に平行である。このようなプリズムシート4は、その厚み方向他方A2側から入射した外部光を、前記フレネルレンズ3の光軸L1に沿う方向への指向性が高くなるように偏向する。
外部光は、太陽からの太陽光である。外部光は、太陽光に限らず、蛍光灯などの照明装置からの照明光であってもよい。また外部光は、太陽光および照明光の両者を含んでいてもよい。
プリズムシート4の各凸部8の第1方向Bに垂直な断面形状は、前述のように二等辺三角形であり、この二等辺三角形の頂角θ1は、太陽光の輻射エネルギが最も高くなる波長0.5〜0.6μmに適するように設定される。換言すれば、波長0.5〜0.6μmの光について前記フレネルレンズ3の光軸L1に沿う方向への指向性が高くなるように、前記二等辺三角形の頂角θ1が設定される。前記二等辺三角形の頂角θ1は、60〜90度に選ばれる。またプリズムシート4は、厚さが0.1〜1.0mmに選ばれ、各凸部8のピッチPが30〜300μmに選ばれる。
プリズムシート4は、透光性を有しかつ屈折率が1.4〜1.8であるプラスチック材料、たとえばアクリル、ポリカーボネート、およびポリエチレンなどから選ばれる材料から成る。このようにプリズムシート4がプラスチック材料から成るので、ガラスから成る場合に比べて、プリズムシート4を軽量化し、ひいては太陽電池1を軽量化することができる。またプリズムシート4がプラスチック材料から成るので、ガラスから成る場合に比べて、プリズムシート4の加工コストを低減し、ひいては太陽電池1の製造コストを低減することができる。
図4は、図1に示す太陽電池1を含む太陽電池モジュール12の分解斜視図である。太陽電池モジュール12は、矩形板状のモジュール本体13と、このモジュール本体13の周縁部を外囲する枠体14とを含む。
モジュール本体13は、複数の太陽電池セル2、プリズムシート4と、レンズプレート15と、バックカバー16と、受光面側充填材17と、裏面側充填材18とを有する。各太陽電池セル2は、それらの受光面5が同一方向を向いた状態で格子状に配置され、互いに電気的に直列または並列に接続されて、全体として発電出力する。
各太陽電池セル2の受光面側には、プリズムシート4が配置される。各太陽電池セル2とプリズムシート4との間には、レンズプレート15が配置される。レンズプレート15には、太陽電池セル2と同じ個数のフレネルレンズ3が形成される。各フレネルレンズ3は、入射面6から入射した入射光を、各太陽電池セル2の受光面5上に集光することができるように、配置される。各太陽電池セル2の裏面側には、バックカバー16が配置される。
各太陽電池セル2とレンズプレート15との間には、受光面側充填材17が装填され、各太陽電池セル2とバックカバー16との間には、裏面側充填材18が装填される。受光面側充填材17および裏面側充填材18は、透光性および電気絶縁性を有するプラスチック材料、たとえばEVA(エチレンビニルアセテート)から成り、両者は真空ラミネート工程において熱架橋融着して一体化する。
枠体14は、モジュール本体13の長手方向に沿って設けられる一対の長辺側枠体19a,19bと、モジュール本体13の幅方向に沿って設けられる一対の短辺側枠体20a,20bとを有する。各長辺側枠体19a,19bと各短辺側枠体20a,20bとは、ビス21によって連結される。
外部光が太陽光である場合、太陽電池モジュール12は、太陽の移動を考慮して設置される。たとえば、正午における太陽に向かい、かつプリズムシート4の第2方向Bが東西方向と平行になるように、太陽電池モジュール12が設置される。これによって朝および夕方の発電出力を高くすることができる。
本実施の形態によれば、プリズムシート4は、入射した外部光を、フレネルレンズ3の光軸L1に沿う方向への指向性が高くなるように偏向し、その偏向された光がフレネルレンズ3の入射面6に入射するので、様々な進行方向の外部光を、太陽電池セル2の受光面5上に集光することができ、集光効率を向上することができる。このように集光効率が向上されることによって、太陽電池セル2の単位面積あたりの受光量が大きくなるので、太陽電池セル2の単位面積あたりの発電出力を大きくすることができる。
ここで、本実施の形態の太陽電池1と比較例の太陽電池との比較結果を述べる。本実施の形態の太陽電池1は、受光面5が10mm角の太陽電池セル2と、32mm角で倍率約10倍のフレネルレンズ3と、32mm角のプリズムシート4とによって構成される。比較例の太陽電池は、受光面が32mm角の太陽電池セルによって構成される。本実施の形態の太陽電池1は、比較例の太陽電池に比べて、太陽電池セル2の受光面5の面積が約1/10倍に縮小されている。同一の照射条件で比較したところ、本実施の形態の太陽電池1は、比較例の太陽電池に比べて、約95%の発電出力を有していた。したがって本実施の形態の太陽電池1は、比較例の太陽電池に比べて、太陽電池セル2の単位面積あたりの発電出力が約10倍大きいことになる。
このように太陽電池セル2の単位面積あたりの発電出力が大きくなることによって、所望の発電出力を得るために必要な太陽電池セル2を小さくすることができる。太陽電池モジュール12において、太陽電池セル2は、全体の製造コストに占める割合が最も大きい。したがって所望の発電出力を得るように構成したうえで、太陽電池モジュール12の製造コストを大幅に低減することができる。
また本実施の形態によれば、集光手段としてフレネルレンズ3が用いられるので、太陽電池1を薄形化および軽量化することができる。さらに本実施の形態によれば、外部光偏向手段としてプリズムシート4が用いられるので、偏向された光の指向性を高くすることができ、これによって集光効率を向上することができる。さらに本実施の形態によれば、薄形のフレネルレンズ3と、各凸部8のピッチPが小さいプリズムシート4とを組み合わせることによって、全体の厚さが非常に小さい太陽電池1を実現することができる。
さらに本実施の形態によれば、前述のように様々な進行方向の外部光を、太陽電池セル2の受光面5上に集光することができるので、外部光が太陽光である場合、太陽の位置に関係なく、太陽からの直射光と、雲などからの散乱光との両者を、太陽電池セル2の受光面5上に集光することができる。したがって太陽を追尾するための追尾機構が必要なく、住宅用の屋根にも太陽電池モジュール12を容易に設置することができる。
図5は、本発明の実施の第2形態である太陽電池が備える外部光偏向手段の構成を簡略化して示す斜視図である。本実施の形態の太陽電池は、前述の第1形態の太陽電池1に類似するので、異なる部分だけ説明する。
本実施の形態では、2つのプリズムシート4a,4bが重ねられて、外部光偏向手段が構成される。各プリズムシート4a,4bは、前述の第1形態で用いられるプリズムシート4と同一の形状を有するので、各プリズムシート4a,4bの説明は省略する。本実施の形態においては、前述の第1形態においてプリズムシート4の説明に用いた符号にa,bを付加することによって、各プリズムシート4a,4bの構成を区別する。本実施の形態において、2つのプリズムシート4a,4bのうち、一方を第1プリズムシート4aといい、他方を第2プリズムシート4bという。
第1プリズムシート4aの厚み方向一方A1a側には、第2プリズムシート4bがその厚み方向他方A2b側の表面10bを第1プリズムシート4aに向けて配置される。第2プリズムシート4bの厚み方向一方A1b側には、前記フレネルレンズ3がその入射面6をプリズムシート4に向けて配置される。
各プリズムシート4a,4bは、第1プリズムシート4aにおける各凸部8aの延在方向(本実施の形態において、第1延在方向という)D1に垂直な平面と、第2プリズムシート4bにおける各凸部8bの延在方向(本実施の形態において、第2延在方向という)D2に垂直な平面とが直交するように、重ねられる。換言すれば、各プリズムシート4a,4bは、それらの厚み方向Aから見た場合に第1および第2延在方向D1,D2が直交するように、重ねられる。
第1プリズムシート4aの厚み方向他方A2a側の表面10aから第1プリズムシート4aに入射した光は、第1プリズムシート4aの厚み方向他方A2a側の表面10aで屈折し、さらに第1プリズムシート4aの厚み方向一方A1a側の表面11aで屈折して、第1プリズムシート4aの厚み方向一方A1a側の表面11aから出射する。第1プリズムシート4aの厚み方向一方A1a側の表面11aから出射して第2プリズムシート4bの厚み方向他方A2b側の表面10bから第2プリズムシート4bに入射した光は、第2プリズムシート4bの厚み方向他方A2b側の表面10bで屈折し、さらに第2プリズムシート4bの厚み方向一方A1b側の表面11bで屈折して、第2プリズムシート4bの厚み方向一方A1b側の表面11bから出射する。
このとき、第1延在方向D1から見た場合、第1プリズムシート4aを透過した光は、厚み方向Aへの指向性が高くなる。また第2延在方向D2から見た場合、第2プリズムシート4bを透過した光は、厚み方向Aへの指向性が高くなる。その結果、第1および第2プリズムシート4a,4bを透過した光は、全体として厚み方向Aへの指向性がさらに高くなる。
このような第1および第2プリズムシート4a,4bによって外部光の指向性をさらに高くすることができるので、集光効率をさらに向上することができる。このように集光効率がさらに向上されることによって、太陽電池セル2の単位面積あたりの受光量がさらに大きくなるので、太陽電池セル2の単位面積あたりの発電出力をさらに大きくすることができる。
図6は、本発明の実施の第3形態である太陽電池が備える外部光偏向手段の構成を簡略化して示す斜視図である。本実施の形態の太陽電池は、前述の第1形態の太陽電池1に類似するので、異なる部分だけ説明する。
本実施の形態では、前述の第1形態のプリズムシート4に代えて、図6に示すようなプリズムシート31が用いられる。本実施の形態のプリズムシート31は、シート状の基部32と、この基部32の厚み方向一方側の表面上に形成される四角錐状の複数の凸部33とを有する。各凸部33の底面は、基部32の厚み方向一方側の表面に含まれる。各凸部33は、格子状に配置される。
本実施の形態によれば、1つのプリズムシート31によって、外部光の指向性がさらに高くなる。したがって太陽電池の厚みを大きくすることなく、太陽電池セル2の単位面積あたりの発電出力をさらに大きくすることができる。
図7は、本発明の実施の第4形態である太陽電池40の構成を簡略化して示す図である。本実施の形態の太陽電池40は、前述の第1形態の太陽電池1に類似するので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の外部光偏向手段は、前述の第1形態で用いられるプリズムシート4と、このプリズムシート4に対して前記フレネルレンズ3とは反対側に設けられる光拡散シート41とによって構成される。
光拡散シート41は、光を透過させ、その光を拡散させる光学シートである。光拡散シート41は、光を全方向に均一に拡散させるように構成されてもよく、あるいは光を予め定める方向、たとえば光拡散シート41の厚み方向に主として拡散させるように構成されてもよい。
一例として述べると、光拡散シート41は、シート状の基部と、この基部の厚み方向一方側の表面上に形成される光拡散層とを有する。基部は、透光性を有するプラスチック材料から成る。光拡散層は、炭酸カルシウムおよびシリカ粒子などの無機微粒子から成る光拡散剤を含む透光性を有するプラスチック材料の溶液を前記基部の厚み方向一方側の表面上に塗布して形成される。
このような本実施の形態によれば、光拡散シート41は、外部光を拡散させ、プリズムシート4は、その拡散された拡散光を、フレネルレンズ3が入射光を太陽電池セル2の受光面5上に集光するように、偏向する。このように光拡散シート41によって一旦、外部光を拡散させて、その拡散光をプリズムシート4によって偏向するので、外部光の主な進行方向がどの方向であっても、高い集光効率を達成することができる。したがって外部光の主な進行方向がどの方向であっても、太陽電池セル2の単位面積あたりの受光量が大きくなり、太陽電池セル2の単位面積あたりの発電出力が大きくなる。
図8は、本発明の実施の第5形態である太陽電池50の構成を簡略化して示す図である。本実施の形態の太陽電池50は、前述の第1形態の太陽電池1に類似するので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態では、前述の第1形態のプリズムシート4に代えて、図8に示すようなプリズムシート51が用いられる。本実施の形態のプリズムシート51は、前述の第1形態のプリズムシート51に類似する。
本実施の形態のプリズムシート51は、シート状の基部52と、この基部52の厚み方向一方A1側の表面上に形成される複数の凸部53とを有する。各凸部53は、基部52の厚み方向Aに垂直な第1方向Bに延び、かつ基部52の厚み方向Aと前記第1方向Bとの両者に垂直な第2方向Cに並ぶ。本実施の形態では、各凸部53の第1方向Bに垂直な断面形状が、鋭角二等辺三角形である。このプリズムシート51の厚み方向他方A2側には、前記フレネルレンズ3がその入射面6をプリズムシート51に向けて配置される。換言すれば、前述の第1形態では、各凸部8は、基部7に対して、フレネルレンズ3と同一側にあるけれども、本実施の形態では、各凸部53は、基部52に対して、フレネルレンズ3とは反対側にある。このようなプリズムシート51は、前述の第1形態のプリズムシート4と同様の機能を有する。したがって本実施の形態によれば、前述の第1形態と同様の効果を達成することができる。
前述の第2および第5形態に類似する本発明の実施の第6形態では、第5形態において、この第5形態で用いられるプリズムシート51が2つ、重ねられて、外部光偏向手段が構成される。本実施の形態によれば、前述の第2形態と同様の効果を達成することができる。
前述の第3および第5形態に類似する本発明の実施の第7形態では、第5形態において、この第5形態で用いられるプリズムシート51に代えて、各凸部が四角錐状であるプリズムシートが用いられる。本実施の形態によれば、前述の第3形態と同様の効果を達成することができる。
前述の第4および第5形態に類似する本発明の実施の第8形態では、第5形態において、外部光偏向手段が、第5形態で用いられるプリズムシート51と、このプリズムシート51に対して前記フレネルレンズ3とは反対側に設けられる光拡散シートとによって構成される。本実施の形態によれば、前述の第4形態と同様の効果を達成することができる。
前述の実施の各形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。前述の実施の各形態では、集光手段としてフレネルレンズが用いられるけれども、集光手段としては、凸レンズおよびシリンドリカルレンズなどのレンズが用いられてもよい。このように集光手段としてレンズが用いられることによって、太陽電池の構成を簡素化することができる。また集光手段は、レンズ以外の構成、たとえば反射鏡によって実現されてもよい。
フレネルレンズのサイズおよび倍率は、前述の第1形態で示した値に限らず、製造の容易さ、製造コスト、太陽電池の厚さなどを考慮して、設定してもよい。
前述の実施の各形態では、外部光偏向手段としてプリズムシートが用いられるけれども、外部光偏向手段としては、プリズムシート以外の光学シート、たとえば光を予め定める方向に主として拡散させるように構成された光拡散シートが用いられてもよい。このように外部光偏向手段として光学シートが用いられることによって、太陽電池の構成を簡素化するとともに、太陽電池を薄形化および軽量化することができる。
前述の第3および第7形態では、各凸部は、四角錐状であるけれども、各凸部は、四角錐状に限らない。各凸部は、たとえば円錐状であってもよい。
太陽電池セルの厚み方向から見た形状は、正方形であってもよく、あるいは長方形であってもよい。また前記形状は、円形であってもよい。前記形状は、太陽電池セルの製造方法に適した形状でよい。またプリズムシートとフレネルレンズとは、一体化して形成してもよい。
前述の実施の各形態では、太陽電池モジュールにおける各太陽電池セルの受光面側の最外層に、ガラス板が配置されてもよい。このようにガラス板が配置されることによって、プリズムシートなどが直接、外気にさらされることが防がれ、耐久性を向上することができる。
1 太陽電池
2 太陽電池セル
3 フレネルレンズ
4,4a,4b,31,51 プリズムシート
5 受光面
6 入射面
12 太陽電池モジュール
41 光拡散シート
2 太陽電池セル
3 フレネルレンズ
4,4a,4b,31,51 プリズムシート
5 受光面
6 入射面
12 太陽電池モジュール
41 光拡散シート
Claims (7)
- 受光面に受光した光の光エネルギを電気エネルギに変換する光電変換素子と、
入射した外部光を、予め定める方向への指向性が高くなるように偏向する外部光偏向手段と、
前記外部光偏向手段によって偏向された光が入射する入射面を有し、この入射面から入射した入射光を、前記光電変換素子の受光面上に集光する集光手段とを含むことを特徴とする太陽電池。 - 前記集光手段は、レンズであることを特徴とする請求項1記載の太陽電池。
- 前記集光手段は、フレネルレンズであることを特徴とする請求項2記載の太陽電池。
- 前記外部光偏向手段は、光学シートであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の太陽電池。
- 前記外部光偏向手段は、プリズムシートであることを特徴とする請求項4記載の太陽電池。
- 前記外部光偏向手段は、プリズムシートと、このプリズムシートに対して前記集光手段とは反対側に設けられる光拡散シートとによって構成されることを特徴とする請求項4記載の太陽電池。
- 前記光電変換素子の受光面は、5mm角以上20mm角以下に選ばれることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の太陽電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005259815A JP2007073774A (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | 太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005259815A JP2007073774A (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | 太陽電池 |
Publications (1)
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JP2007073774A true JP2007073774A (ja) | 2007-03-22 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007073774A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2005
- 2005-09-07 JP JP2005259815A patent/JP2007073774A/ja active Pending
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