JP2007073483A - キートップ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 キートップは、押圧面を有するキートップ本体と、該キートップ本体の前記押圧面に対向する表面上に設けられた装飾層と、その装飾層上に形成された押し子とを有する。押し子は、好ましくは、光硬化性樹脂から形成される。キートップは、複数のキートップ本体を連結する連結支持部をさらに有することが好ましい。キートップは、キートップ本体の下面に設けられた装飾層上に、光硬化性樹脂を型成形によって一体化させることによって形成される。
【選択図】 図1
Description
装飾層を保護膜などで被覆するといった対策が採られるが、これは新たなコストの増加に繋がる。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、押圧面を有するキートップ本体と、該キートップ本体の前記押圧面に対向する表面上に設けられた装飾層と、その装飾層上に形成された押し子とを有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のキートップにおいて、前記キートップ本体から延出して、複数のキートップ本体を連結して支持する連結支持部をさらに備え、前記キートップ本体と連結支持部とは同一の材料から一体的に形成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、押圧面を有するキートップ本体と、該キートップ本体の前記押圧面に対向する表面上に設けられた装飾層と、その装飾層上に形成された押し子とを有するキートップを製造する方法であって、キートップ本体を形成する工程と、前記キートップ本体の一面に装飾層を設ける工程と、前記押し子の形状に対応する凹部を有する型の前記凹部内に未硬化の光硬化性樹脂を充填する工程と、前記凹部内の光硬化樹脂の液面が、キートップ本体に設けられた装飾層に接触するように、前記キートップ本体と前記型とを整合させる工程と、前記光硬化樹脂に所定の波長を有する光を照射して、前記光硬化樹脂を硬化させることによって、前記装飾層上に前記光硬化樹脂からなる押し子を一体化させる工程とからなることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の方法において、前記型には、前記凹部の拡張部からさらに外方に延びる溝が設けられていることを要旨とする。
図1には、本発明の一実施形態であるキートップ10を用いたキースイッチの断面図が示されている。キートップ10は、キートップ本体1と、装飾層2と、装飾層2上に形成された押し子3とを備える。キートップ本体1は、操作時に指先などによって押圧される押圧面1aと、該押圧面1aに対向する表面、すなわち下面1bとを備える。装飾層2は、キートップ本体1の下面1b上に形成されている。この装飾層2が形成されるキートップ本体1の下面1bは図1に示されるように平坦である。押し子3は、装飾層2上において装飾層2から下方に突出している。キートップ10の下方には、基板5が配置されている。基板5上には、固定接点6aと、その固定接点6aを覆うように離間して配置された皿ばね接点6bとが設けられている。キートップ10と基板5とは、押し子3が皿ばね接点6bと対向するように整合されている。キートップ本体1がその押圧面1aを介して押
下されると、押し子3が皿ばね接点6bを押圧することによって、金属製の皿ばね接点6bが固定接点6aと接触して電気的接続を確立する。それによって、当該キースイッチのオン/オフ切替が行われる。
楕円柱状など任意の形状を有してよい。
押し子3の形状は、球面状あるいは円錐台形が好ましい。図1および図2に示した実施形態では、押し子3は、キートップ本体1の下面1bに接する面を底面とした略円錐台形状を有し、さらに装飾層2との接触面の周縁から外方に拡がるフランジ部3aを有する。このフランジ部3aを設けることによって、キートップ本体1の下面1bとの接触面積が大きくなるため、キートップ本体1との密着性が向上する。また、押し子3は、その他に、円錐、円柱、角柱などの形状を有することも可能である。さらに、押し子3が円錐台形、円柱および角柱などの形状を有する場合、それらの下面(皿ばね接点6bに対向する面)の周縁が面取りされていてもよい。
・上記実施形態のキートップ10においては、キートップ本体1の平坦な下面1bに装飾層2が設けられている。従って、キートップ本体1の下面1b上に、印刷や箔転写などの簡便な方法によって、装飾層2を容易に形成することが可能である。それにより、キートップ10の装飾性が拡張され、デザインバリエーションの豊富なキースイッチを得ることができる。
次に、本発明のキートップの製造方法を説明する。
に型7を使用する。型7は、押し子3の形状に対応する凹部8を有し、凹部8の上縁部には押し子3のフランジ部3aに対応する拡張部8aが設けられている。押し子3は、光硬化性樹脂を光硬化させることによって形成するため、型7は、紫外線等の用いる光を透過可能でなければならない。
・押し子3の成形に用いる型7に、拡張部8aからさらに外方に延びる溝8bを設けてもよい。この場合、押し子3を形成する際に、図6に示すように、凹部8内に過剰量の光硬化性樹脂9を充填し、装飾層2を光硬化性樹脂9と接触させる際に、過剰な光硬化性樹脂9を溝8b内に流出させることができる。それにより、凹部8および拡張部8a内に充填される光硬化性樹脂9の量が不十分であるために生じる押し子3の形状のばらつきが防止される。
・請求項1乃至4のいずれか1項に記載のキートップにおいて、前記押し子は、装飾層との結合面の周縁から外方に拡がるフランジ部を有することを特徴とする。これにより、押し子と装飾層との結合面が拡大し、押し子と装飾層とのより緊密な接着が保証される。
Claims (7)
- 押圧面を有するキートップ本体と、該キートップ本体の前記押圧面に対向する表面上に設けられた装飾層と、その装飾層上に形成された押し子とを有することを特徴とするキートップ。
- 前記押し子は、光硬化性樹脂によって形成されることを特徴とする請求項1に記載のキートップ。
- 前記キートップ本体から延出して、複数のキートップ本体を連結して支持する連結支持部をさらに備え、前記キートップ本体と連結支持部とは同一の材料から一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のキートップ。
- 前記押し子は半球形または円錐台形であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキートップ。
- 押圧面を有するキートップ本体と、該キートップ本体の前記押圧面に対向する表面上に設けられた装飾層と、その装飾層上に形成された押し子とを有するキートップを製造する方法であって、
キートップ本体を形成する工程と、
前記キートップ本体の一面に装飾層を設ける工程と、
前記押し子の形状に対応する凹部を有する型の前記凹部内に未硬化の光硬化性樹脂を充填する工程と、
前記凹部内の光硬化樹脂の液面が、キートップ本体に設けられた装飾層に接触するように、前記キートップ本体と前記型とを整合させる工程と、
前記光硬化樹脂に所定の波長を有する光を照射して、前記光硬化樹脂を硬化させることによって、前記装飾層上に前記光硬化樹脂からなる押し子を一体化させる工程とからなる方法。 - 前記型の凹部は、該凹部の上縁から外方に拡がる拡張部を有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記型には、前記凹部の拡張部からさらに外方に延びる溝が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の方法。
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