JP2007072744A - 乗客管理装置 - Google Patents

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【課題】 有名な観光地には多数台の観光バスが集合し、かつ、同じ観光会社のバスが存在することも多いので、降車する際には観光バスの会社名および号車番号を記憶していなければならず、年寄り等は前記会社名や号車番号を忘れてしまうことがあり、駐車場で自分の乗ってきたバスを探すのに時間が掛り集合時間に遅れてしまうといった問題があった。
【解決手段】 乗客が携帯する携帯端末には観光バスより降車する時に記憶された集合時間が近づくと合成音声により集合までの時間が報知され、また、観光バス会社名と号車番号が報知されるようにした乗客管理装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、観光バス等のように多数の乗客を乗せて観光地を巡り、各観光地において乗客を下ろして自由行動させる際に、降車した人数と所定の時間後に戻った乗客した人数を自動的計数し、また、降車した乗客に対して乗車時間が来たことを各乗客に個別に報知すると共に戻るべき車両番号等を報知するようにした乗客管理装置に関する。
従来におけるこの種の乗客管理装置としては、特開平9−305982号に開示されている発明がある。この発明は、乗客が観光地において自由行動によりバスより下りる時に貸与される携帯部材と、該携帯部材に対して集合時間を入力するバスに積載された本体とより構成され、前記携帯部材は貸与された時から時間を減算して所定の時間が経過した時に集合時間が近づいたことを報知し、そして、乗客がバスに戻って携帯部材を本体の装着部に装着することで戻った乗客の人数を知ることができるという技術である。
特開平9−305982号
ところで、有名な観光地には多数台の観光バスが集合し、かつ、同じ観光会社のバスが存在することも多いので、降車する際には観光バスの会社名および号車番号を記憶していなければならず、年寄り等は前記会社名や号車番号を忘れてしまうことがあり、駐車場で自分の乗ってきたバスを探すのに時間が掛り集合時間に遅れてしまうといったことがある。
また、駐車場が混雑している場合には駐車場に到達するまでに時間が掛かることから駐車場に達する前で下りて観光地を見学することとなる。このような場合には、駐車場までは戻ってもどの位置に自分が乗っていたバスの駐車位置が分からずに迷ってしまって集合時間に遅れてしまうといった問題があった。
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、集合時間が近づくと貸与された携帯端末から集合時間までの時間と観光バスの会社名および号車番号が報知され、かつ、集合時間が近づくにしたがって頻繁に前記報知を繰り返し汚行ことで、各乗客が集合時間に遅れることがないようにした乗客管理装置を提供せんとするにある。
本発明の乗客管理装置は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、少なくとも乗客の氏名、観光バス会社名および号車番号が記憶されるメモリと、乗務員が集合時間を設定する集合時間設定手段と、乗客が観光のために降車する時に前記集合時間設定手段によって設定された集合時間を携帯端末に転送する携帯端末書込手段と、乗客が帰車した時に前記携帯端末のデータを読み込む携帯端末読込手段と、該携帯端末読込手段によって読み込まれたデータと前記メモリに記憶されているデータとの照合を行い非該当者であるか否かを判定するデータ処理手段と、該データ処理手段によって判定された結果を報知するブザーやランプ等の報知手段とから構成した本体、乗客の氏名や観光バスの会社名および号車番号が記憶されるメモリと、前記降車時に前記本体の携帯端末書込手段よりの集合時間を読み込み、かつ、帰車時に前記本体の携帯端末読込手段に対して前記記憶されているデータを送るデータ送受手段と、前記集合時間が記憶されると計時の減算を行い所望の時間において前記会社名、号車番号、集合までの時間データを作成するデータ処理手段と、該データ処理手段よりのデータに基づいて音声合成を行い前記会社名、号車番号、集合までの時間を作成する音声合成手段と、該音声合成手段よりの音声信号を放音するスピーカとから構成したものである。
請求項2の手段は、前記した請求項1において、前記本体には、前記携帯端末読込手段による判定が該当者であると判定した場合には、帰車した乗客の該当者の氏名を表示するディスプレーが車内に車載されていることを特徴とする。
請求項3の手段は、前記した請求項1において、前記本体には、前記データ処理手段が該当者全員が帰車したと判定した状態において完了確認スイッチの操作を操作すると、乗客の氏名や帰車時間を印字するプリンタを備えていることを特徴とする。
請求項4の手段は、前記した請求項1において、前記携帯端末にはメモリとIDカードが含まれ、前記本体の携帯端末書込手段および携帯端末読込手段が、前記携帯端末のメモリに集合時間を書き込み、また、前記IDカードに記憶されているデータの読み込むことが可能なRFリード/ライト手段であることを特徴とする。
請求項5の手段は、前記した請求項4において、前記携帯端末のメモリに集合時間を読み取らせる手段として、前記RFリード/ライトに対して異なる集合時間が記録されている複数の集合時間用IDカードを使用して記憶させ、該RFリード/ライトを介して前記携帯端末のメモリに記憶させるようにしたことを特徴とする。
請求項6の手段は、前記した請求項1において、前記本体の携帯端末書込手段および携帯端末読込手段が観光バスの出入口に設置されたアンテナに接続されたRFリード/ライト手段であり、また、携帯端末にはRF回路が組み込まれ前記アンテナを介して本体との間でデータの送受信を行うことを特徴とする。
本発明は前記したように、乗客が携帯する携帯端末には観光バスより降車する時に記憶された集合時間が近づくと合成音声により集合までの時間が報知されると共に、観光バス会社名と号車番号が報知されるので、乗車する観光バスに迷わずに、かつ、集合時間に遅れることなく辿り着くことができる。
また、乗客が観光バスに戻って本体が携帯端末を確認することで、該携帯端末に記憶されている氏名を読み込んでバス内に設置されているディスプレーで氏名を表示するので、乗合観光バスのように知らない乗客どうしであっても名前を必然的に覚えて乗客どうしのコミュニケーションが図られ、また、名前が覚えられることにより集合時間を守るようになる。
さらに、乗客の全員(途中下車した乗客は除外する)が帰車したと判定した状態において完了確認スイッチの操作を操作すると、乗客の氏名や帰車時間をプリンタで印字することができるので、乗客全員の乗車確認が記録として残るので、万一、何か問題が発生した時の自主管理に役立たせることが可能である。
また、携帯端末のメモリの一部としてコストの安いIDカードを使用して乗客の氏名や観光バス会社名を記憶させることで、携帯端末の回路構成が簡単になって携帯顛末のコスト全体を安価なものにでき、また、携帯端末のメモリに集合時間を読み取らせる手段として、前記RFリード/ライトに対して異なる集合時間が記録されている複数の集合時間用IDカードを使用して記憶させ、該RFリード/ライトを介して前記携帯端末のメモリに記憶させるようにすることで、集合時間の設定が非常に簡単となって乗務員の熟練等を必要とせず、乗務員に負担を掛けることがない。
また、携帯端末への集合時間の設定と、帰車した時の乗客のデータの読み込みを観光バスの出入口に設置されたアンテナを介して行うようにすることで、乗客は携帯端末を単に所持しているのみでよいことから、観光終了時までバッグや衣服内に収納したままでよく、従って、携帯端末を観光中に紛失したりすることがない等の効果を有するものである。
本発明は、乗客に対して貸与される携帯端末に乗客名、乗車する観光バス会社名、号車番号が登録され、かつ、観光地等において自由行動時における集合時間が記録され、これらの情報を音声によって報知するようにした。
以下、本発明に係る乗客管理装置の一実施例を図面と共に説明する。
図1は観光バスの運転者の近傍に設置されている本体Aを示し、バスが観光地に到着し乗客に対して自由行動を与える際に、集合時間(自由行動の時間幅を言う)を設定するための集合時間設定手段にして、テンキーによって時間を設定する、あるいは、異なる集合時間が記録されている複数の集合時間用IDカード、例えば、20分、30分、45分、1時間等の自由時間がそれぞれ記録されている集合時間用IDカードで構成されている。
2は前記集合時間設定手段1によって設定された集合時間データを、後に詳述する携帯端末Bのメモリ22に記憶させるための携帯端末書込手段にして、例えば、RFリード/ライト手段である。3は携帯端末Bに装備されているIDカードに記録されている少なくとも乗車客の氏名や観光バス会社名および号車番号等のデータを読み込むRFリード/ライト手段である。
4は観光バス会社の各営業所等に設置されているコンピュータ等のデータ入力手段にして、観光バス会社名や観光バスの号車番号および該号車番号の観光バスに乗車する御客の氏名、年齢、住所等の必要とするデータを登録し、この登録したデータはUSBフラッシュメモリ、PCカード、メモリカードあるいはFD等の記録媒体4aに記録する機能を有している。
5は前記記録媒体4aに記録されているデータを取り込むための読取手段、6は該読取手段5によって読み込まれたデータと、前記集合時間設定手段1によって設定された降車してから観光バスに戻るまでの集合時間を記憶するメモリである。なお、前記データ入力手段4は観光バス内に設置して運転者やバスガイド等の乗務員に手間を掛け、また、不慣れであるために誤入力の可能性が生じることになるが、前記必要なデータを直接的にメモリ6に入力するようにしてもよい。この場合には、記録媒体4aは不要となることは勿論のことである。
7は前記メモリ6に記憶されているデータと、観光を終えてバスに戻って前記携帯端末読込手段3によって乗客に貸与されている携帯端末Bのデータが読み込まれると、前記メモリ6に記憶されているデータと前記携帯端末Bから取り込んだデータとを比較し、その観光バスの号車番号の乗客であるか否かを判定するデータ処理手段である。
また、データ処理手段7は前記携帯端末書込手段2によって携帯端末Bに対して集合時間が書き込まれたか否かの確認も行うようにしてもよい。そして、書き込みミスが発生した場合にはブザー等で知らせるようにすることが望ましい。
8は走行中に乗客に対してビデオを再生する等に使用されるディスプレー、9は運転手が確認可能な位置に設置された非該当者確認ブザーにして、前記データ処理手段7が前記した判定において、この号車の乗客でないと前記データ処理手段7が判定した時に非該当者確認ブザー9が鳴動され乗務員に非該当者であることを知らせる。10は前記データ処理手段7が降車した乗客と帰車した乗客とが同じ人数であると判定すると点灯または点滅して全乗客が戻ったことを知らせる。
前記ディスプレー8に帰車した乗客の氏名が映し出されることにより、帰車している他の乗客が帰車した乗客の名前を知ることができるので、乗客どうしのコミュニケーションが取りやすくなる。また、非該当者確認ブザー9が鳴ることで、乗務員が乗客でないことを直ちに知ることで誤乗車を防止することができ、さらに、該当者確認ランプ10が点灯することで全乗客が戻ったことを知ることができる。
11はプリンタ、12は前記該当者確認ランプ10が点灯したのを確認して乗務員が操作する完了確認スイッチにして、該スイッチ12を操作することで前記プリンタ11から帰車した乗客全員の氏名および帰車時間等が印刷される。なお、完了確認スイッチを操作をしても予め登録した乗客の全てが帰車していないとデータ確認手段7が判定している場合には、スイッチの操作を無効とする。
ところで、降車した乗客の全員が戻った時に印字を行うようにし場合には、途中下車した乗客が出た時には、その乗客の登録を削除する必要がある。この削除方法の一例として、運転席の近傍にタッチパネル方式のディスプレーを設置し、このディスプレーで乗客名を表示させ、途中下車した乗客の氏名をタッチすることで削除するようにすれば、不慣れな乗務員であっても間違いなく、かつ、簡単に行うことができる。なお、完了確認スイッチ12は必ずしも乗客全員が帰車しなくとも切換スイッチ等を切り換えることで操作可能となりプリンタ11によって印字が行えるようにしても良い。
次に、携帯端末Bの構成を図2と共に説明する。なお、携帯端末Bには乗客に対して貸与する前に、少なくとも乗客の氏名、観光バス会社名、号車番号がIDカードに登録されており、また、貸与時に乗客の氏名等が分かるように表面には消すことが簡単なインクによって印刷されている。
21は観光地に到着して自由時間のために降車する際に前記本体Aの携帯端末書込手段2よりの集合時間を受信し、観光が終了して帰車した時に前記携帯端末読込手段3に対して前記乗客の氏名、観光バス会社名、号車番号等のデータを送信するデータ送受手段にして、その具体的な構成としては、RFリード/ライト手段である。22は前記したように前記携帯端末書込手段2よりの集合時間を記憶するメモリにして、前記データ送受手段21を介して記憶可能となっている。
23は前記集合時間が記憶されると時間の減算を行い、該減算の結果、残り時間が短くなると集合までの時間と観光バス会社名および号車番号データを所定の時間毎に出力するデータ処理手段、24は該データ処理手段23よりのデータに基づいて音声を作成する音声合成手段、25は該音声合成手段24によって作成された音声信号を増幅して放音するスピーカである。
なお、データ処理手段は、集合時間の残り時間が、例えば、5分前になるとブザー音を3回鳴動させた後に「集合5分前です ××観光バスです ○号車にお戻り下さい」と、また、1分前になるとブザー音を3回鳴動させた後に「集合1分前です ××観光バスです ○号車に至急お戻り下さい」と、さらに、集合時間が過ぎると、30秒間隔毎に「集合時間を過ぎています ××観光バスです
○号車に大至急お戻り下さい」のアナウンスを繰り返し行う。
また、音声合成手段24は「固定用語」と「変化用語」とから構成され、例えば、「××観光バスです ○号車にお戻り下さい」を固定用語とし、時間や「集合時間が過ぎています」等は変化用語として別に登録され、固定用語と変化用語との組み合わせによって前記したアナウンスを作成することが望ましい。
次に、図3、図4のフローチャートと共に動作について説明する。なお、携帯端末Bには予め観光バス会社の営業所において乗客の氏名、観光バス会社名、号車番号および表面に乗客の氏名が印刷されているものとして説明するが、車両内において携帯端末Bに前記データを入力する手段を装備しておき、乗務員が記録するようにしてもよい。
先ず、データが記憶されている携帯端末Bが貸与された乗客が観光地に到着して自由時間が与えられ降車する時には、乗務員がテンキーを操作し、あるいは集合時間用IDカードを選択して任意の集合時間(例えば、自由時間が45分)を集合時間設定手段1に設定する(ステップS1)。この設定状態において乗客が降車する時に携帯端末書込手段2に携帯端末Bを近づけると、該携帯端末書込手段2から携帯端末Bのデータ送受手段21を介して携帯端末Bのメモリ22に集合時間が記憶される(ステップS2)。
メモリ22に集合時間が記憶されるとデータ処理手段23は時間の減算を開始する(ステップS3)。そして、乗客が降車した後は、本体Aは乗客が戻ってきて携帯端末Bを携帯端末読込手段3に近接させたか否か、すなわち、乗客が帰車したか否かを常時監視する(ステップS4)。ここで、乗客が帰車して前記携帯端末読込手段3が乗客が所有する携帯端末Bよりのデータを受けると(ステップS5)、図4に示すフローチャートに進む。
前記ステップS4において乗客が乗車しない場合、前記時間の減算は進み集合時間の5分前に達したか否かの監視を行い(ステップS6)、5分前になったと判断すると予めデータ処理手段23に記憶されている5分前のアナウンス、例えば、3回のブザー音の後に「集合5分前です ××観光バスです ○号車にお戻り下さい」とのメッセージを音声合成手段24によって作成しスピーカ25から放音する(ステップS7)。ここにおいても乗客が戻って来た場合には前記ステップS5に進む。
さらに、時間の減算が進み集合時間1分前になったか否かの監視を行い(ステップS8)、1分前になったと判断すると1分前のアナウンス、例えば、3回のブザー音の後に「集合1分前です ××観光バスです ○号車に至急お戻り下さい」とのメッセージをスピーカ25から放音する(ステップS9)。この状態においても乗客が戻って来た場合には前記ステップS5に進む。
そして、時間の減算が進み集合時間が過ぎたと判断すると(ステップS10)、集合時間が過ぎたアナウンス、例えば、「集合時間を過ぎています ××観光バスです ○号車に大至急お戻り下さい」とのメッセージを行う(ステップS11)。この状態においても乗客が戻って来た場合には前記ステップS5に進む。
前記集合時間が過ぎた時のメッセージが行われると30秒カウンターが起動し(ステップS12)、かつ、この30秒が過ぎたか否かの監視を行い(ステップS13)、30秒過ぎたと判断すると前記したステップS11に戻り集合時間が過ぎた時のメッセージを行う。また、ステップS12の30秒以内に乗客が戻るとステップS14において乗客が戻ったか否かの監視を行っているので、乗客が帰車したことを確認して終了する(ステップS15)。また、前記30秒以内に乗客が帰車しない場合にはステップS11に戻り集合時間が過ぎた時のメッセージを行う。
次に、前記したステップS5における乗客が帰車した後の動作を図4と共に説明する。
前記したステップS5において携帯端末BのIDカードに記憶されている乗客の氏名、観光バス会社名および号車番号データを携帯端末読取手段3で読み込む(ステップS14)。そして、このデータの内容が本体Aのメモリ6に記憶されているデータと一致しているか否かの判断を行う(ステップS15)。
この判断において、メモリ6に記憶されているデータに無いと判断された場合には、データ処理手段7より非該当者確認ブザー9に出力が出されブザー音が鳴動される(ステップS16)。そこで、このブザー音を聞いた乗務員が、乗車したお客に対してこのバスの乗客でないことを告げて降車してもらう。
前記したステップS15の判断において登録されている乗客であることが確認されると、携帯端末読込手段3に近づけられた携帯端末Bのメモリ22に記憶されている集合時間データをリセットする(ステップS17)。また、帰車した乗客の人数を計数するカウンターでカウントし(ステップS18)、その帰車した人数をデータ処理手段7に記憶する(ステップS19)。
また、前記携帯端末読取手段3で読み込んだ乗客の氏名をデータ処理手段7を介してディスプレー上で表示する(ステップS20)。この表示を見た他の乗客は今戻ってきた乗客の氏名を知ることができるので、乗客どうしが互いに氏名を知ることでコミュニケーションが取りやすくなる。また、帰車と同時に氏名が表示されることで、集合時間に遅れることに恥ずかしさを覚える結果、遅刻者が少なくなるといった利点もある。
一方、データ処理手段7において帰車した乗客の人数を記憶することで、観光地に到着して降車する時に携帯端末読込手段3で計数した人数との比較をデータ処理手段7で行って全乗客が乗車したか否かを監視する(ステップS21)。この監視において全乗客が帰車していないと判断すると、ステップS14に戻って前記した動作を繰り返し行う。
前記ステップS21において、前記乗客が戻ったと判断すると該当者確認ランプ10を点灯し(ステップS22)、乗務員に全乗客が戻ったことを知らせる。そして、乗務員が完了確認スイッチ12を操作したか否かの監視を行い(ステップS23)、該スイッチ12が操作されたと判断するとプリンタを動作させて乗客の氏名と各乗客の帰車時間を印刷する(ステップS24)。これによって、全乗客が乗車して発車したことが後のデータとして残るので、何らかの問題が発生した時の証拠となる。
なお、前記した説明にあっては、全乗客が乗車した後にしかプリンタによる印刷が行えないことになるが、この動作説明は一例であって、必ずしも全乗客が乗車しない状態でも印刷が行えるようにしてもよい。
本発明に係る乗客管理装置における本体の回路ブロック図である。 同上における携帯端末の回路ブロック図である。 動作を説明するためのフローチャートである。 同上の続きを示すフローチャートである。
符号の説明
A 本体
1 集合時間設定手段
2 携帯端末書込手段
3 携帯端末読込手段
4 データ入力手段
4a IDカード
5 読取手段
6 メモリ
7 データ処理手段
8 ディスプレー
9 非該当者確認ブザー
10 該当者確認ランプ
11 プリンタ
12 完了確認スイッチ
B 携帯端末
21 データ送受手段
22 メモリ
23 データ処理手段
24 音声合成手段
25 スピーカ

Claims (6)

  1. 少なくとも乗客の氏名、観光バス会社名および号車番号が記憶されるメモリと、乗務員が集合時間を設定する集合時間設定手段と、乗客が観光のために降車する時に前記集合時間設定手段によって設定された集合時間を携帯端末に転送する携帯端末書込手段と、乗客が帰車した時に前記携帯端末のデータを読み込む携帯端末読込手段と、該携帯端末読込手段によって読み込まれたデータと前記メモリに記憶されているデータとの照合を行い非該当者であるか否かを判定するデータ処理手段と、該データ処理手段によって判定された結果を報知するブザーやランプ等の報知手段とから構成した本体、
    乗客の氏名や観光バスの会社名および号車番号が記憶されるメモリと、前記降車時に前記本体の携帯端末書込手段よりの集合時間を読み込み、かつ、帰車時に前記本体の携帯端末読込手段に対して前記記憶されているデータを送るデータ送受手段と、前記集合時間が記憶されると計時の減算を行い所望の時間において前記会社名、号車番号、集合までの時間データを作成するデータ処理手段と、該データ処理手段よりのデータに基づいて音声合成を行い前記会社名、号車番号、集合までの時間を作成する音声合成手段と、該音声合成手段よりの音声信号を放音するスピーカとから構成した携帯端末、
    とからなる乗客管理装置。
  2. 前記本体には、前記携帯端末読込手段による判定が該当者であると判定した場合には、帰車した乗客の該当者の氏名を表示するディスプレーが車内に車載されていることを特徴とする請求項1記載の乗客管理装置。
  3. 前記本体には、前記データ処理手段が該当者全員が帰車したと判定した状態において完了確認スイッチの操作を操作すると、乗客の氏名や帰車時間を印字するプリンタを備えていることを特徴とする請求項1記載の乗客管理装置。
  4. 前記携帯端末にはメモリとIDカードが含まれ、前記本体の携帯端末書込手段および携帯端末読込手段が、前記携帯端末のメモリに集合時間を書き込み、また、前記IDカードに記憶されているデータの読み込むことが可能なRFリード/ライト手段であることを特徴とする請求項1記載の乗客管理装置。
  5. 前記携帯端末のメモリに集合時間を読み取らせる手段として、前記RFリード/ライトに対して異なる集合時間が記録されている複数の集合時間用IDカードを使用して記憶させ、該RFリード/ライトを介して前記携帯端末のメモリに記憶させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の乗客管理装置。
  6. 前記本体の携帯端末書込手段および携帯端末読込手段が観光バスの出入口に設置されたアンテナに接続されたRFリード/ライト手段であり、また、携帯端末にはRF回路が組み込まれ前記アンテナを介して本体との間でデータの送受信を行うことを特徴とする請求項1記載の乗客管理装置。
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