JP2007072044A - 液晶装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像表示単位となる複数のサブ画素領域30と、そのサブ画素領域30内の透過表示領域Tに光源光を集光するレンズ70とを備え、そのレンズ70は、複数のサブ画素領域30に跨って配置されたシリンドリカルレンズであり、そのシリンドリカルレンズの幅方向(X方向)と、レンズ70に入射する直線偏光の振動方向36aとが、45°未満の角度をなすように、好ましくは略平行に配置されている。
【選択図】 図4
Description
また、表示品質に優れた電子機器の提供を目的とする。
この構成によれば、レンズに入射するP偏光の光量をS偏光の光量より多くすることが可能になる。これにより、レンズ表面における反射率を小さくして、レンズ内部への入射率を大きくすることが可能になり、光源光の利用効率を向上させることができる。
この構成によれば、P偏光のみをレンズに入射させることが可能になる。したがって、光源光の利用効率を最大化することができる。
このレンズの曲率半径が小さい方向では、光源光の入射角が大きくなるので、S偏光とP偏光との反射率の差が大きくなる。そこで上記構成を採用し、曲率半径が小さい方向についてP偏光を多く入射させることにより、S偏光が多く入射する場合と比べてレンズ表面での反射率を小さくレンズ内部への入射率を大きくすることができる。一方、レンズの曲率半径が大きい方向では、光源光の入射角が小さくなるので、S偏光とP偏光との反射率の差が小さくなる。そのため、上記構成を採用することにより、曲率半径が大きい方向についてS偏光が多く入射しても、P偏光が多く入射する場合と比べて、レンズ表面での反射率およびレンズ内部への入射率には大差がない。したがって、光源光の利用効率を向上させることができる。
この構成によれば、レンズに入射するP偏光の割合を最大化することが可能になる。したがって、光源光の利用効率を最大化することができる。
この構成によれば、上記各発明と同様に光源光の利用効率を向上させることができる。
この構成によれば、光源光の利用効率を向上させた輝度の高い液晶装置を備えているので、表示品質に優れた電子機器を提供することができる。
最初に、本発明の第1実施形態に係る液晶装置につき、図1ないし図4を用いて説明する。第1実施形態の液晶装置は、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下「TFT」という。)素子を採用したアクティブマトリクス型の液晶装置である。また第1実施形態の液晶装置は、サブ画素領域がストライプ配列された、全透過型の液晶装置である。
図1に示すように、本実施形態の液晶装置100では、TFTアレイ基板(以下「素子基板」という。)10と対向基板20とがシール材52によって貼り合わされ、このシール材52によって区画された領域内に液晶層50が封入されている。シール材52の外側の周辺回路領域には、データ信号駆動回路101および外部回路実装端子102が素子基板10の一辺に沿って形成されており、この一辺に隣接する2辺に沿って走査信号駆動回路104が形成されている。また、対向基板20の角部においては、素子基板10と対向基板20との間で電気的導通をとるための基板間導通材106が配設されている。
図2は、TFT素子を用いた液晶装置の等価回路図である。液晶装置の画像表示領域には、データ線6aおよびゲート線3aが格子状に配置され、両者の交点付近に画像表示単位であるサブ画素領域30が配置されている。マトリクス状に配置された複数のサブ画素領域30には、それぞれ画素電極15が形成されている。その画素電極15の側方には、当該画素電極15への通電制御を行うためのスイッチング素子であるTFT素子13が形成されている。このTFT素子13のソースには、データ線6aが電気的に接続されている。各データ線6aには画像信号S1、S2、‥、Snが供給される。
図3および図4は第1実施形態に係る液晶装置の説明図であり、図3は図4のB−B線に沿う側面断面図であり、図4は図3のA−A線に沿う平面断面図である。
図4に示すように、第1実施形態では、画像表示単位となる複数のサブ画素領域30がストライプ配列されている。すなわち、各サブ画素領域30は長方形状とされ、その短手方向(X方向、第1方向)および長手方向(Y方向、第2方向)に沿ってマトリクス状に並列配置されている。各サブ画素領域30には、Y方向に沿って素子形成領域Sおよび透過表示領域Tが隣接配置されている。
また透過表示領域Tには、矩形状の画素電極15が形成されている。この画素電極15は、コンタクトホール45を介して第1容量電極7aに接続されている。
素子基板10は、ガラスやプラスチック、石英等の透光性材料からなる基板本体11を備えている。その基板本体11の内側には、上述したデータ線やゲート線、容量線、TFT素子等を含む素子形成層12が配置されている。その素子形成層12の内側には、ITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電性材料からなる画素電極15が形成されている。
さらに、素子基板10の外面側にあたる液晶セルの外側には、光源、リフレクタ、導光板などを有するバックライト(照明手段)60が設置されている。
図3に示すように、バックライト60からの光(光源光)の一部は、透過表示領域Tに入射して表示に寄与する。しかしながら光源光の残部は、素子形成領域Sに入射してTFT素子や遮光層23等に吸収され、表示に寄与しない。そのため、光源光の利用効率の向上が望まれている。
次に、本発明の第2実施形態に係る液晶装置につき、図6ないし図9を用いて説明する。第2実施形態の液晶装置は、スイッチング素子として薄膜ダイオード(Thin Film Diode;以下「TFD」という。)素子を採用したアクティブマトリクス型の液晶装置である。また第2実施形態の液晶装置は、サブ画素領域がデルタ配列された、半透過反射型の液晶装置である。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る液晶装置の等価回路図である。この液晶装置100には、走査信号駆動回路104により駆動される複数の走査線9と、データ信号駆動回路101により駆動される複数のデータ線8とが格子状に配置され、両者の交点付近には画像表示単位であるサブ画素領域30が配置されている。マトリクス状に配置された複数のサブ画素領域30には、TFD素子13および液晶表示要素(液晶層)50が配置されている。これらの各TFD素子13および各液晶層50は、各走査線9と各データ線8との間に直列接続されている。
図7および図8は第2実施形態に係る液晶装置の説明図であり、図7は図8のF−F線に沿う側面断面図であり、図8は図7のE−E線における底面断面図である。なお図8では、素子基板に形成された画素電極15やTFD素子13、データ線8等を二点差線で示している。
対向基板20の基板本体21の内側(図示上側)において、サブ画素領域の長手方向の一方端部には、アルミニウム等の高反射率の金属材料からなる反射膜27が形成されている。その反射膜27を覆うように、異なる色光を透過する複数のカラーフィルタを備えたCF層22が形成されている。なおCF層22は、素子基板10に設けてもよい。
図7に示すように、第2実施形態の液晶装置でも、バックライト60からの光源光を透過表示領域Tに集光するため、複数のマイクロレンズ(以下「レンズ」という。)70が形成されている。このレンズ70の光軸は、透過表示領域Tの略中央に位置合わせされている。またレンズ70は、反射膜27とバックライト60との間に配置されている。特に、レンズ70を基板本体21の外側に配置して、反射膜27との距離を確保することにより、レンズ70の厚肉化を防止している。なお第2実施形態の複数のレンズ70も、第1実施形態と同様の方法により一体成形することが可能である。
図10は、本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図である。図10に示す携帯電話1300は、本発明の液晶装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。本発明の液晶装置では、光源光の利用効率を向上させることにより、液晶装置の輝度を増加させることができるので、表示品質に優れた携帯電話1300を提供することができる。
Claims (6)
- 画像表示単位となる複数のサブ画素領域と、前記サブ画素領域内の透過表示領域に光源光を集光するレンズと、を備えた液晶装置であって、
前記レンズは、前記複数のサブ画素領域に跨って配置されたシリンドリカルレンズであり、
前記シリンドリカルレンズの幅方向と、前記レンズに入射する直線偏光の振動方向または楕円偏光の長軸方向とのなす角度が、45°未満とされていることを特徴とする液晶装置。 - 前記シリンドリカルレンズの幅方向と、前記レンズに入射する直線偏光の振動方向または楕円偏光の長軸方向とが、略平行とされていることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
- 画像表示単位となる複数のサブ画素領域と、前記サブ画素領域内の透過表示領域に光源光を集光するレンズと、を備えた液晶装置であって、
前記レンズは、前記複数のサブ画素領域ごとに配置され二方向に曲率が異なるレンズであり、
前記レンズの曲率半径が小さい方向と、前記レンズに入射する直線偏光の振動方向または楕円偏光の長軸方向とが、45°未満とされていることを特徴とする液晶装置。 - 前記レンズの曲率半径が小さい方向と、前記レンズに入射する直線偏光の振動方向または楕円偏光の長軸方向とが、略平行とされていることを特徴とする請求項3に記載の液晶装置。
- 画像表示単位となる複数のサブ画素領域と、前記サブ画素領域内に配置された透過表示領域と、前記透過表示領域に光源光を集光するレンズと、を備えた液晶装置であって、
前記レンズの厚さが変化する方向と、前記レンズに入射する直線偏光の振動方向または楕円偏光の長軸方向とが、45°未満とされていることを特徴とする液晶装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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JP2005257475A JP2007072044A (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 液晶装置および電子機器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300693A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Sony Corp | 液晶表示装置 |
WO2010079552A1 (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-15 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置及びバックライト |
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2005
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