JP2007070933A - 電気錠における作動時の衝撃音緩和機構 - Google Patents

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Hirosuke Maeda
前田啓輔
Shohei Tenun
天雲昌平
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

【課題】
デッドボルトの作動終了時に発生する衝撃音を緩和するために、特別な部材を設置する事なく、扉錠の、構成上のひとつの部材を利用する事で衝撃音を緩和するように機構配置した扉錠を提供する。
【解決手段】
錠前開錠時において、デッドボルトユニットを直接シャーシの壁面等に当てて制動停止させるのではなく、体積の小さい部材デッドバネ押えで当てて制動停止させるように構成し、当たったときには、デッドバネなどの緩衝部材でデッドボルトユニットの動きを制動するように構成する。緩衝部材として、デッドボルトの異常操作、動作防止機構に作用しているデッドバネを兼用使用するよう構成する。衝撃音緩和のために、デッドバネ押えは、樹脂材料等を使用するのが望ましい。また、デッドバネ押えは、デッドボルトユニットの根元の壁面より突出して構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動でデッドボルトを作動させて、施開錠する扉錠の、デッドボルトの作動終了時に発生する衝撃音を緩和する機構に関する。
従来の電気錠において、デッドボルトの作動終了時、特に開錠動作終了時は、デッドボルト後端部などの金属部品が、その動作停止のために、錠前シャーシ壁面に、直接衝突し、衝撃音を発生させていた。特に、施開錠速度を速くするほど衝撃音は大きくなる。このため、静かな環境では、建屋内に衝撃音が響き渡り不快感を与える要因となっていた。特に、縦枠の狭い扉に設置するような扉錠においては、内部空間寸法が少なく、衝撃音吸収部材の設置が困難であった。また、衝撃音吸収部材を設置しても、部品点数の増加となる。衝撃音を緩和するため、扉錠全体を音響素材などの防音制振材料で覆う方法もあるが扉錠の体積が大きくなり扉に設置が困難となる。これらの方策は、部品コストがかかるため、安価な扉錠の提供が困難であった。
特開平7−197708
従来の構成においては、前述のような問題点があり衝撃音の緩和対策を安価に提供する事が困難であった。
本件発明は、衝撃音緩和のために、特別な部材を設けることなく、構造上のひとつの部品を利用して、衝撃音を緩和するように配置する機構を提供する事を目的としている。
本件発明は、上記目的を達成するために、従来の扉錠では、デッドボルト内に配置していたデッドボルトの異常操作、動作防止用のスライダー機構をデッドボルトの外周部に構成し、異常操作、動作防止機構において、デッドボルトを正常位置に復元させる力を与えているバネをデッドボルト内にし配置構成し、そのバネを取り付けるための部材をデッドボルト作動終了時のデッドボルト停止のための当りとして利用する事で、衝撃音の緩和(ショックアブソーバー)を図るように配置構成する。
上述したように、本件発明のデッドボルト内に配置したスライダー復元用のバネ取付部材がデッドボルトの作動終了時にシャーシ壁面に最初に当たることで、そのバネを微小にチャージする方向に変位させて、デッドボルトが直接シャーシ壁面にあたることがないため、大きな衝撃音を発生させない効用があり、錠前の作動音の静音化となる。
本件発明の実施の形態を図1〜図8により説明する。
図1において、扉錠のデッドボルトユニット6と鎌ユニット7は、シャーシ1と図示しないシャーシ蓋に取り付けられたデッドボルト下案内部材2、デッドボルト上案内部材3で挟み込むようにして保持構成される。
図2に図示されるように、スライダーユニット101は、下スライダー4、上スライダー5が、凹形状部分で溶着されて一体化している。そして凹形状部分の他端側は、スライダー支柱8を螺子9で、上下スライダー4,5に取り付けられる。
図3に図示されるように、デッドボルトユニット6の後端部には、デッドバネ10を入れて、デッドボルトユニット6の外周部へは、前述のスライダーユニット101を嵌め込み、デッドバネ押え11を挿入して、スライダーユニット101とデッドバネ押え11をデッド案内ピン12でデッドボルトユニット6に組み付けている。
デッドボルトユニット6には、鎌作動軸13が加締られている。その鎌作動軸13には、鎌ローラー14が嵌め込まれて、鎌ユニット7を円滑に作動させる。
上記の鎌ローラー14には、鎌ユニット7が組み込まれて、デッドボルトユニット6を形成している。
鎌ユニット7の根元部端の円形穴には、図示しないシャーシに嵌め込まれた柱に嵌合してデッドボルトユニット6の作動と関連して鎌ユニット7が回動するように構成されている。
鎌ユニット7は、上鎌板、下鎌板、中間板で構成され、組立鋲で一体化されている。そのユニットの構成は、図面のように構成する制約はなく、焼結合金などで一体構成することも可能である。
次に、動作について説明する。
図1と図4において、図示しないサムターンを時計方向に回動させると、サムターンに関連しているスライダーユニット101が、図5の矢印(イ)方向に摺動する。
スライダーユニット101の移動にともなって、デッドボルトバネ10を介してデッドボルトユニットも、同方向に摺動する。その時、デッドボルトユニット6は、デッドボルト上下案内部材2,3に設けられた先端案内壁2a、およびデッド案内ピン12に嵌められたローラー15が嵌っている、図示されたデッド案内ピンガイド2bによって直線移動するように案内される。
デッドボルトユニット6の移動に伴い、鎌作動軸13,鎌ローラー14を介して鎌ユニット7は、その根元部端の円形穴を中心として、反時計方向の図5(ロ)の矢印方向に回動し、図5の、施錠状態となる。
上記説明は、正常動作の場合である。図6に図示されるように、もし、デッドボルトユニット6が、なんらかの異常で作動出来なかった場合は、スライダーユニット部材のみが図6の(イ)の矢印方向に移動し、図6、図8で図示されるような、デッドボルトバネ10をチャージした状態となる。そこでデッドボルトユニットの異常が解除されると、デッドボルトバネ10によってデッドボルトユニット6は、図5に図示されるような、施錠位置に移動する。
電動駆動に関しては、図示していないがサムターン部材に関連するように構成されている。
図5の施錠状態から、電動あるいは手動で駆動されサムターンが反時計方向に回動すると、スライダーユニット101が矢印(イ)と反対方向に摺動し、同時にデッドボルトユニット6も同方向に連動、強制移動する。移動終了の直前でデッドボルトユニット6の壁面よりわずかに突出しているデッドバネ押え11が、シャーシ1の壁面に衝突して、デッドボルトバネを微小量押込み、チャージすることで、壁面に衝突したときの衝撃を緩和し、その衝突による衝撃音を緩和する。
衝撃音を有効的に小さくするためには、デッドバネ押え11を金属ではなく、樹脂材料などの衝撃吸収性の高い材料とするのが好ましい。
前述のように、デッドバネ押え11の部品を、そのバネ取付の用途だけでなく、衝突の衝撃と衝撃音の緩和にも機能するように構成することで、部品点数を減少させて、また、機構構空間を有効利用出来る。また、部品の減少は組立コスト、部品コストの低減に役立つ。
組立構成図 スライダーユニット101の組立構成図 デッドボルトユニット6とスライダーユニット101の組立構成図 開錠状態の平面図 施錠状態の平面図 異常操作、動作状態の平面図 図4のA−A断面図 図6のB−B断面図
符号の説明
1 シャーシ
2 デッドボルト下案内部材
2a 先端案内壁
2b デッドあんなイピンガイド
3 デッドボルト上案内部材
4 下スライダー
5 上スライダー
6 デッドボルトユニット
7 鎌ユニット
8 スライダー支柱
9 螺子
10 デッドバネ
11 デッドバネ押え
12 デッド案内ピン
13 鎌作動軸
14 鎌ローラー
15 ローラー
16 下ダルマギャー受け
17 ダルマギャーユニット
18 ダルマギャー押え
101 スライダーユニット

Claims (2)

  1. デッドボルトユニット内に配置した、デッドボルトユニットの異常操作、動作防止機構を作動させるデッドバネのデッドバネ押えが、デッドボルトユニットの壁面よりわずかに突出しており、作動終了直前に、シャーシなどの壁面に先に衝突停止し、そのバネの作用で、デッドボルトユニットの作動を、作動衝撃を緩和しながら、制動するように構成したことを特徴とする、衝撃音緩和機構。
  2. 請求項1において、デッドバネ押えは、シャーシとは異なる材料で、且つ、衝撃音を緩和するように、樹脂材料で構成したことを特徴とする衝撃音緩和機構。
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