JP2007069331A - ホーニングヘッド - Google Patents

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Mitsuhiko Tomioka
三彦 富岡
Kazumasa Kondo
和正 近藤
Makoto Honda
本田  誠
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Fuji Bellows Co Ltd
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Abstract

【課題】 ホーニングヘッドにおいてエアノズルとガイドパッドとが一体に設けられることにより生ずる不都合の少なくとも1つを解決する。
【解決手段】 直径方向に隔たった2つのガイドパッド取付溝60に、ガイドパッド76,78をボルト80により取外し可能に固定し、ガイドパッド取付溝60のガイドパッド76,78の間の隙間82の部分にガイドパッド76,78とは別体のエアノズル90を固定する。ガイドパッド76,78の摩耗時にはそれらを取り外し、スペーサを配設して固定し、ガイド面84,86を仕上げする。ガイドパッド76,78とは別体のエアノズル90はヘッド本体20に残したままであって隙間の調整は不要であり、ガイドパッド76,78について隙間の調整を迅速に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホーニングヘッドに関するものであり、特に、エアノズルを備え、被加工物の被加工面へのエアの噴射により被加工面の直径の計測を行い得るホーニングヘッドに関するものである。
この種のホーニングヘッドは、例えば、下記の特許文献1に記載されているように、既に知られている。特許文献1に記載のホーニングヘッドのヘッド本体には、複数の砥石がヘッド本体の半径方向に移動可能に保持され、砥石駆動装置により一斉に半径方向に移動させられる。ヘッド本体にはまた、複数のガイドパッドが設けられている。これらガイドパッドはそれぞれ、ヘッド本体の回転軸線に平行に延びる長手形状を成し、一部のガイドパッドにエアノズルが設けられている。エアノズルは、ガイドパッドを、ヘッド本体の半径方向に貫通して設けられるとともに、ヘッド本体内に設けられたエア供給通路等により、エア供給源に接続されている。
このホーニングヘッドにより被加工物の被加工孔の内面を加工する際には、ホーニングヘッドは、砥石がガイドパッドのガイド面よりヘッド本体側に引っ込んだ状態でガイドパッドに案内されつつ、被加工孔内に進入させられ、進入後、砥石が砥石駆動装置により移動させられて被加工孔の内周面に圧接される。そして、ホーニングヘッドが回転させられつつ、軸方向に移動させられ、砥石が被加工孔の内周面を加工するのであるが、この際、エアノズルから被加工孔の内周面に向かってエアが噴射され、そのエアノズルの上流側に設けられたオリフィスの上流側と下流側との圧力(以下、単にエアノズル上流側の圧力と称する)が電気信号に変換されるとともに、それら電気信号に基づいてエアノズルの先端面と被加工孔の内周面との間の隙間が演算され、その演算値が基準値に対して設定された許容範囲内の大きさになるまで加工が行われ、被加工孔の内周面が所定の直径に加工される。
特開平9−254015号公報
上記のように、エアノズルとガイドパッドとが一体に設けられる場合には、例えば、ガイドパッドにエアノズルを形成することが必要であり、特に、エアノズルを、その先端面がガイド面より正確に一定量引っ込んだ状態になるように形成することは面倒である。また、エアノズルをガイドパッドと同じ材料で形成することとなるため、例えば、エアノズルの加工が困難となったり、材料費が高くなったりする場合もある。
また、エアノズルとガイドパッドとが一体のホーニングヘッドには、保守コストが高くなる問題もある。ホーニングヘッドが繰り返し加工に使用されるにしたがってガイドパッドのガイド面が摩耗し、外径が小さくなれば、ガイドパッドのガイド機能が低下して被加工孔の加工精度が低下するとともに、被加工孔の内径の計測精度も低下する。ガイド面が摩耗すれば、ガイドパッドによるホーニングヘッドの心出し精度が低下し、ガイドパッドと被加工孔の内周面との間の隙間が所定の大きさに保たれず、不安定となり、加工精度が低下するとともに、エアノズルから噴射されるエアの量にばらつきが生じ、内径計測精度も低下するのである。
そのため、ガイド面が摩耗すれば、例えば、スペーサを用いてガイド面と被加工孔の内周面との間の隙間の大きさが調整される。ガイドパッドをヘッド本体から取り外し、ヘッド本体との間にスペーサを挟んでヘッド本体に取り付けた後、ガイド面に仕上げ加工を施して、被加工孔の内周面との間の隙間が所定の大きさとなるようにされるのである。エアノズルは、エアノズルの先端面がガイド面よりガイドパッド内に引っ込んだ状態で、ガイドパッドと一体に設けられているため、スペーサによりガイド面と被加工孔内周面との隙間の大きさが調整された分、エアノズルの先端面と被加工孔の内周面との間の隙間が小さくなる。そのため、エアノズルについても、その先端面に仕上げ加工が施され、エアノズルの先端面と被加工孔の内周面との間の隙間が所定の大きさとされ、被加工面の内径が精度良く計測されるようにされる。
しかしながら、このようにガイドパッドの摩耗時にガイド面と被加工孔の内周面との間の隙間の大きさを調整するのに伴って、エアノズルの先端面と被加工孔の内周面との間についても隙間の大きさを調整することは面倒であり、作業に時間を要し、コストも高くなる。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、エアノズルとガイドパッドとが一体に形成されることにより生ずる上記不具合の少なくとも1つを解決することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、(a)ヘッド本体と、(b)そのヘッド本体の中心軸線まわりの複数の位置にそれぞれ、半径方向に移動可能に保持された複数の砥石と、(c)ヘッド本体の複数の砥石の間の位置に設けられた複数のガイドパッドと、(d)そのガイドパッドに設けられ、被加工物の被加工面に向かってその被加工面の直径を計測するためのエアを噴射するエアノズルと、(e)複数の砥石を、ガイドパッドのガイド面よりヘッド本体側に引っ込んだ退避位置と、ガイド面から前記被加工面側へ突出した加工位置とに一斉に移動させる砥石駆動装置とを含むホーニングヘッドにおいて、前記ヘッド本体に前記複数のガイドパッドを取り付けるための複数のガイドパッド取付部を設け、それらガイドパッド取付部の少なくとも1つに、互いに別体とした前記ガイドパッドと前記エアノズルとを個別に取り付けたことを特徴とする。
エアノズルと共にガイドパッド取付部に取り付けられるガイドパッドは、1つでもよく、複数でもよい。ガイドパッドが1つの場合、エアノズルは、例えば、ガイドパッドの、ヘッド本体の中心軸線に平行な方向の両端のうちの一方に隣接して設けられる。
上記構成のホーニングヘッドにおいては、エアノズルとガイドパッドとが別体とされ、ガイドパッド取付部に個別に取り付けられるため、製造コスト、あるいは製造コストと保守コストとを合わせた工具コストを低減させ得る効果が得られる。
例えば、エアノズルをガイドパッドとは別個に加工すればよいため、エアノズルの加工が容易となる場合が多い。また、エアノズルとガイドパッドとを異なる材料により作れば、エアノズルの加工が容易となり、あるいは、材料費を低減させ得る場合が多い。
あるいは、エアノズルはエア噴射機能のみを備えた単体物であればよく、コンパクトに構成することが可能となる。
さらに、エアノズルをガイドパッド取付部に残してガイドパッドをガイドパッド取付部から取り外し可能に取り付けることが可能となり、その場合には、保守コストを低減させ得る。
これら効果の少なくとも1つが得られる態様で本発明を実施すれば、実施のメリットがあるのである。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(2)項が請求項2に、(3)項が請求項3に、(4)項が請求項4に、それぞれ相当する。
(1)ヘッド本体と、
そのヘッド本体の中心軸線まわりの複数の位置にそれぞれ、半径方向に移動可能に保持された複数の砥石と、
前記ヘッド本体の前記複数の砥石の間の位置に設けられた複数のガイドパッドと、
そのガイドパッドに設けられ、被加工物の被加工面に向かってその被加工面の直径を計測するためのエアを噴射するエアノズルと、
前記複数の砥石を、前記ガイドパッドのガイド面よりヘッド本体側に引っ込んだ退避位置と、前記ガイド面から前記被加工面側へ突出した加工位置とに一斉に移動させる砥石駆動装置と
を含むホーニングヘッドであって、
前記ヘッド本体に前記複数のガイドパッドを取り付けるための複数のガイドパッド取付部が設けられ、それらガイドパッド取付部の少なくとも1つに、互いに別体とされた前記ガイドパッドと前記エアノズルとが個別に取り付けられたホーニングヘッド。
(2)前記互いに別体とされたガイドパッドとエアノズルとが、前記ガイドパッド取付部に、エアノズルをガイドパッド取付部に残してガイドパッドを取り外し可能に取り付けられた(1)項に記載のホーニングヘッド。
本発明に係るホーニングヘッドにおいては、エアノズルをガイドパッド取付部に取り付けたままの状態で、ガイドパッドのみをガイドパッド取付部から取り外すことができる。そのため、ガイド面が摩耗した場合、ガイドパッドを交換したり、あるいはスペーサを用いてガイド面と被加工面との間の隙間の大きさを調整する際にエアノズルを取り外さなくてよく、エアノズルの開口と被加工面との相対位置関係は変わらず、調整が不要であり、ガイド面の位置調整を迅速にかつ安価に行うことができる。
(3)前記エアノズルが前記ヘッド本体に、前記ガイドパッドの取付手段に比較して外れにくい取付手段により取り付けられた(2)項に記載のホーニングヘッド。
エアノズルをヘッド本体に取り外し可能に取り付けても、(2)項におけるように「エアノズルをガイドパッド取付部に残してガイドパッドを取り外す」ことはできる。例えば、エアノズルに雄ねじ部を設け、ヘッド本体に設けた雌ねじ部に螺合するのである。しかし、本項におけるように、エアノズルのヘッド本体への取付手段を、ガイドパッドの取付手段に比較して外れにくいものとすれば、エアノズルをガイドパッド取付部に残してガイドパッドを取り外すことが容易になることが多い。例えば、後述のように、ガイドパッドをボルトによりヘッド本体に取り付ける一方、エアノズルをヘッド本体にろう付けすれば、(2)項の要件を満たしつつエアノズルの取付手段を単純化し、ホーニングヘッドの製造コストを低減することができる。また、ガイドパッドをヘッド本体にろう付けにより取り付ける場合、エアノズルをヘッド本体に設けた嵌合穴に圧入すれば、加熱によりガイドパッドをヘッド本体から取り外す際にもエアノズルはヘッド本体から外れず、ヘッド本体に残すことができる。
(4)前記少なくとも1つのガイドパッド取付部に取り付けられるガイドパッドが2つであり、それらが前記ヘッド本体の中心軸線に平行な方向に並んで、かつ、それらの間に隙間が残る状態で前記ガイドパッド取付部に取り付けられ、その隙間に前記エアノズルが設けられた(1)項ないし(3)項のいずれかに記載のホーニングヘッド。
2つのガイドパッドは、ヘッド本体の中心軸線に平行な方向に隔たった2箇所において被加工物とホーニングヘッドとの軸線に平行な方向の相対移動を案内することとなり、安定して案内することができる。また、エアノズルが、ヘッド本体の中心軸線に平行な方向の両側から2つのガイドパッドにより挟まれ、保護される。
(5)前記ヘッド本体に前記ガイドパッド取付部が偶数、設けられ、それらガイドパッド取付部のうち、前記複数のガイドパッドの外接円の直径方向に隔たった2つのガイドパッド取付部にそれぞれ、前記互いに別体のエアノズルおよびガイドパッドが取り付けられた(1)項ないし(4)項のいずれかに記載のホーニングヘッド。
被加工面には、複数のガイドパッドの外接円の直径方向に隔たった2箇所においてエアが噴射される。そのため、例えば、2つのエアノズルの上流側の圧力の各々に基づいて被加工面の直径を求め、それらの平均値を算出して被加工面の直径としたり、2つのエアノズルに共通のエア供給通路に共通のオリフィスを設け、そのオリフィスの上流側と下流側との圧力から被加工面の平均直径を求めたりすることができ、エアノズルが1つ設けられる場合より正確に計測することができる。また、2つのエアノズルにより被加工面に、ヘッド本体の中心軸線に対して対称にエアが噴射されるため、それらエアの噴射に基づいてホーニングヘッドに加えられる力が釣り合い、ホーニングヘッドと被加工孔との同心度を保つことが容易となる。
(6)前記エアノズルが、全体の直径が一定の円筒状を成すものである(1)項ないし(5)項のいずれかに記載のホーニングヘッド。
本ホーニングヘッドのエアノズルは、簡易であり、製造が容易である。また、ガイドパッド取付部に占めるエアノズルの比率がより少なくて済む。
(7)前記ガイドパッド取付部が、前記ヘッド本体に、その軸線に平行に設けられた溝であり、前記エアノズルが、前記溝の底面に開口して設けられた有底の嵌合穴に嵌合され、固定手段により固定された(6)項に記載のホーニングヘッド。
固定手段としては、ろう付け,接着,圧入等を採用し得る。
エアノズルをろう付けあるいは接着によってガイドパッド取付部に固定する場合、互いに別体とされたガイドパッドとエアノズルとが、ガイドパッド取付部に、エアノズルをガイドパッド取付部に残してガイドパッドを取り外し可能に取り付けられるのであれば、ガイドパッドはろう付けおよび接着以外の取付手段、例えば、ボルトによりガイドパッド取付部に取り付けられる。また、エアノズルを圧入によってガイドパッド取付部に固定する場合にも、ガイドパッドはボルトによってガイドパッド取付部に取り付けることができるが、不可欠ではなく、ろう付けあるいは接着によって取り付けることもできる。エアノズルとガイドパッドとは、同じ固定手段ないし取付手段によってガイドパッド取付部に取り付けることもできる。
(8)前記エアノズルが、軸線方向の一端部に円筒部を、他端部にその円筒部とは形状と寸法との少なくとも一方が異なる取付部をそれぞれ備え、その取付部が、前記ガイドパッド取付部に設けられた取付部に固定手段により固定された(1)項ないし(5)項のいずれかに記載のホーニングヘッド。
取付部は、円筒部より小径の円筒部とすることも可能である。しかし、円筒部より寸法の大きい座部とすることが望ましい。座部の横断面形状は円形でも、円形の直径方向に隔たった2部分に平面取りが施された形状や四角形,六角形等の多角形等、非円形でもよい。取付部が円筒部である場合の固定手段としては、ろう付け,接着,圧入等を採用し得、非円形の座部である場合には、ろう付け,接着等が固定手段として適している。
以下、請求可能発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。なお、請求可能発明は、下記実施例の他、上記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1に一実施例としてのホーニングヘッド10を示す。本ホーニングヘッド10は、被加工物であるエンジンのシリンダブロック12に設けられたシリンダボア14の被加工面たる内周面16をホーニング加工するものであり、図示を省略する回転駆動装置によりその中心軸線まわりに回転させられる。また、ホーニングヘッド10とシリンダブロック12とは、図示を省略する相対移動装置により、ホーニングヘッド10の中心軸線である回転軸線に平行な第1方向と、一平面内において第1方向と直交する第2方向と、それら第1方向および第2方向との両方と直交する第3方向とに相対移動させられる。例えば、第1,第2方向は水平方向とされ、第3方向は鉛直方向とされる。
ホーニングヘッド10のヘッド本体20は、図1および図2に示すように、その前部に複数、例えば、8つの砥石22が保持されている。これら砥石22はそれぞれ、長手形状を成し、砥石保持部材としての砥石保持板24に固着されている。ヘッド本体20の前部には、その前端面に開口する有底の嵌合孔28が同心状に設けられるとともに、嵌合孔28の周壁を半径方向に貫通し、ヘッド本体20の外面と嵌合孔28の内周面とに開口する複数、ここでは8つのスリット30がヘッド本体20の回転軸線のまわりに適宜の間隔を隔てて、本ホーニングヘッド10においては等角度間隔に形成され、これらスリット30にそれぞれ、砥石保持板24がヘッド本体20の半径方向に移動可能に嵌合されている。
これら砥石保持板24の外側面(ヘッド本体20の回転軸線から遠い側の面)にそれぞれ砥石22が固着されている。砥石22は、その長手方向がホーニングヘッド10の回転軸線に平行となる姿勢で砥石保持板24に固着され、その外面であって、内周面16を加工する面は、ホーニングヘッド10の回転軸線を中心とする円筒面の一部を成す。また、砥石保持板24の内側面(ヘッド本体20の回転軸線に近い側の面)には、ヘッド本体20の回転軸線に平行な方向に隔たった2箇所にそれぞれ、傾斜面36,38が形成されている。これら傾斜面36,38はそれぞれ、ヘッド本体20の回転軸線を中心線とする円錐面の一部を成し、後部ほどヘッド本体20の軸線から離れる向きに傾斜させられている。
ヘッド本体20の前記嵌合孔28には砥石駆動部材として駆動ロッド44が軸方向に移動可能に嵌合されている。駆動ロッド44は横断面形状が円形を成し、そのヘッド本体20の回転軸線に平行な方向に隔たった2個所にそれぞれ、駆動部46,48が設けられている。これら駆動部46,48の各外面はそれぞれ、前記傾斜面36,38に対応する傾斜のテーパ面とされ、前記8つの砥石保持板24は、それらの前端部と後端部とにそれぞれ嵌められた付勢手段の一種である弾性部材としてのばね部材であるリング状のスプリング50,52の付勢により、ヘッド本体20内に引っ込む向きに付勢され、傾斜面36,38が駆動部46,48に係合させられている。また、駆動ロッド44は、その後部に設けられた軸状部54と、ヘッド本体20との間に配設された付勢手段の一種である弾性部材としてのばね部材である圧縮コイルスプリング56により、後退方向に付勢されている。
したがって、駆動ロッド44がスプリング56の付勢により後退端位置に位置する状態では、砥石保持板24は、傾斜面36,38および駆動部46,48の斜面の作用により、砥石22が内周面16を加工する加工位置よりヘッド本体20の中心軸線である回転軸線側に引っ込んだ退避位置に位置させられており、駆動ロッド44が駆動ロッド移動装置(図示省略)により、スプリング56の付勢力に抗して前進させられれば、上記斜面の作用により、8つの砥石保持板24がスプリング50,52の付勢力に抗して一斉に外方へ、すなわちヘッド本体20の回転軸線から離れる向きに移動させられ、8つの砥石22が一斉に加工位置へ移動させられる。また、駆動ロッド移動装置が駆動ロッド44の後退を許容すれば、駆動ロッド44がスプリング56の付勢により後退させられ、8つの砥石保持板24がスプリング50,52の付勢により一斉にヘッド本体20の回転軸線側へ移動させられ、8つの砥石22が一斉に退避位置へ移動させられる。本実施例では、駆動ロッド44,スプリング50,52,56および駆動ロッド移動装置が砥石駆動装置を構成している。
ヘッド本体20にはまた、図1および図2に示すように、偶数、本実施例では8つのガイドパッド取付部としてのガイドパッド取付溝60が設けられている。これらガイドパッド取付溝60はそれぞれ、ヘッド本体20の回転軸線に平行に延び、ヘッド本体20の回転軸線まわりに適宜の間隔を隔てて、本ホーニングヘッド10においては等角度間隔に、かつ、8つの砥石22の間の位置にそれぞれ設けられている。これら8つのガイドパッド取付溝60のうちの6つにはそれぞれ、図2および図3に示すように、ガイドパッド62が1つずつ、嵌合されるとともに、固定手段ないし取付手段の一種である複数ずつのボルト66によってヘッド本体20に取付け,取外し可能に固定されている。これら6つのガイドパッド取付溝60は、複数のガイドパッド62の外接円の直径方向に隔たった2つを除くガイドパッド取付溝60である。上記6つのガイドパッド62はそれぞれ、図3に示すように、長手形状の板状を成し、その外面であるガイド面68は、ヘッド本体20の回転軸線を中心とする円筒面の一部を成し、ヘッド本体20の外面から突出させられている。これらガイドパッド62は、硬い材料、例えば、超硬合金により作られており、耐摩耗性が高くされている。また、ヘッド本体20のガイドパッド62が取り付けられた部分にはそれぞれ、図2に示すように、クーラント供給通路70およびクーラント噴射孔72が設けられ、砥石22にクーラントがかけられるようにされている。
前記8つのガイドパッド取付溝60のうちの残りの2つであって、6つのガイドパッド62の外接円の直径方向に隔たった2つのガイドパッド取付溝60にはそれぞれ、図1および図4に一方のガイドパッド取付溝60を示すように、複数、例えば、2つのガイドパッド76,78が取り付けられている。これらガイドパッド76,78は、ガイドパッド62と同様に超硬合金製であり、耐摩耗性に優れ、いずれも長手形状を成すが、本実施例では互いに長さを異にし、ガイドパッド取付溝60に、ヘッド本体20の回転軸線に平行な方向に並んで、かつ、それらの間に隙間82が残る状態で嵌合されるとともに、固定手段ないし取付手段の一種である複数のボルト80によって取付け,取外し可能に固定されている。ガイドパッド76,78の各外面がガイド面84,86を構成し、前記ガイド面68が位置する円筒面内に位置し、部分円筒面状を成す。
これらガイド面68,84,86のヘッド本体20の軸線からの距離(ガイド面68,84,86を含む円筒面の半径)は、ガイド面68,84,86とシリンダボア14の内周面16との間に、ホーニングヘッド10のシリンダボア14に対する軸方向の移動および回転が許容されるとともに、その移動がガイドパッド62,76,78により案内される程度の隙間が得られる大きさに調整されている。前記砥石22の退避位置は、その加工面がガイド面68,84,86よりヘッド本体20の回転軸線側に引っ込んだ位置であり、加工位置は、ガイド面68,84,86から内周面16側へ突出した位置である。
図1,図4および図5に示すように、パッド取付溝60の上記隙間82に、エアノズル90が設けられている。エアノズル90は、ガイドパッド76,78の材料とは異なる材料、例えば、普通鋼でもよいが、本実施例では、切粉による摩耗を防ぐため、ガイドパッド76,78と同様に硬い材料、例えば、超硬合金によって作られており、全体の直径が一定の円筒状を成し、ガイドパッド76,78とは別体とされ、その一端部が、ガイドパッド取付溝60の上記隙間82に対応する部分の底面に開口して設けられた有底の嵌合穴92に嵌合されるとともに、種々の固定手段ないし取付手段によりヘッド本体20に固定され、取り付けられている。
例えば、図6に示すように、エアノズル90は、主として圧入によりヘッド本体20に固定される。エアノズル90は、その一端部が嵌合穴92に圧入されるとともに、ろう付けあるいは接着が施されて固定される。嵌合穴92の底面94側の部分には、円環状の逃げ溝96が形成され、嵌合穴92の内周面に研削加工等の仕上げ加工が施され、嵌合穴92が精度良く形成されている。あるいは、図7に示すように、エアノズル90は、主としてろう付けによりヘッド本体20に固定される。この場合、エアノズル90の一端部が底面94に当接するまで嵌合され、ろう付けされる。エアノズル90を接着してもよく、エアノズル90を嵌合穴92に、底面94に当接するまで圧入してもよい。あるいは図8に示すように、エアノズル90の一端部に、先端ほど直径が漸減するテーパ部100を設け、エアノズル90の一端部を嵌合穴92に、底面94に当接するまで嵌合するとともに、ろう付けあるいは接着し、固定する。エアノズル90のテーパ部100が設けられた一端部を嵌合穴92に圧入してもよい。この場合、嵌合穴92には逃げ溝96が形成され、嵌合穴92の内周面が仕上げ加工される。いずれの態様によっても、エアノズル90はヘッド本体20に、ガイドパッド76,78の取付手段であるボルト80に比較して外れにくい取付手段によりヘッド本体20に取り付けられることとなる。
いずれの態様によってヘッド本体20に固定されても、エアノズル90は、そのヘッド本体20からの突出した側の端面であって、エアが噴射される噴射口が開口させられたノズル開口面102が、ガイドパッド76,78のガイド面84,86より所定の距離ヘッド本体20側へ引っ込まされる。エアノズル90は、図1に示すように、ヘッド本体20内に設けられた工具内通路104,工具内通路104に接続されたエア供給部材たるエア供給ホース(図示省略)等により、エア供給源106に接続されており、エアが供給される。工具内通路104,エア供給ホース等によりエア供給通路が形成される。エア供給通路は、ヘッド本体20内においては2つに分けられているが、図示を省略する主軸内において1本にまとめられており、その分岐前の通路である共通エア供給通路には、図示を省略するオリフィスと、そのオリフィスの上流側と下流側との圧力であって、エアノズル上流側の圧力を検出する圧力センサ(上流側と下流側との差圧を検出する差圧センサや、上流側の圧力が減圧された基準圧と下流側の圧力との差圧を検出する差圧センサ等を含む)とが設けられ、エアノズル90および図示を省略する演算装置と共同してエアマイクロメータ装置を構成している。オリフィスおよび圧力センサは、2つのエアノズル90に共通であり、本ホーニングヘッド10においては、2つのエアノズル90の圧力が共通に、すなわちそれらエアノズル90への供給エアが分けられる前の位置において検出される。
以上のように構成されたホーニングヘッド10によってシリンダボア14の内周面16を仕上げ加工する場合には、ホーニングヘッド10とシリンダヘッド12とが相対移動装置により相対移動させられ、ホーニングヘッド10がシリンダボア14内に進入させられる。この際、8つの砥石22はいずれも退避位置に位置させられ、ガイド面68,84,86よりヘッド回転軸線側に引っ込んでおり、ホーニングヘッド10は6つのガイドパッド62および2つずつのガイドパッド76,78により案内されつつ、シリンダボア14内に進入させられる。進入後、8つの砥石22が一斉に加工位置へ移動させられ、内周面16に圧接された状態でホーニングヘッド10が回転駆動装置により回転させられつつ、軸方向に相対移動させられ、内周面16をホーニング加工する。加工中、クーラントがクーラント噴射孔72から噴射され、砥石22にかけられる。ガイドパッド62,76,78は、加工中、ホーニングヘッド10と内周面16との同心度を保ち、ホーニングヘッド10の内周面16に対する姿勢を矯正する役割を果たす。
また、エア供給源106からそれぞれ工具内通路104を経て2つのエアノズル90にエアが供給され、それらエアノズル90から内周面16に向かってエアが同時に、ヘッド本体20の回転軸線に対して対称に噴射され、そのエアの、エアノズル上流側の圧力に基づいて内周面16の直径が求められる。本ホーニングヘッド10においては、2つのエアノズル90についてエアノズル上流側の圧力が共通に検出され、そのエア圧に基づいて内周面16の平均直径が算出される。2つのエアノズル90についてそれぞれ個別のエア供給通路を設けるとともに、主軸内においても別々のままとし、各個別エア供給通路内にそれぞれオリフィスおよび圧力センサを設け、2つのエアノズル90についてそれぞれ、エアノズル上流側の圧力が検出され、各エア圧に基づいて内周面16の直径が個別に算出されるようにしてもよい。この場合、算出された2つの直径が比較され、例えば、それらの差が設定値を超えるのであれば、ばらつきが大きく、何らかの異常が発生したとされ、報知装置により警告が為される。2つの直径の差が設定値以下であれば、それらの平均値が求められ、内周面16の直径とされる。
ホーニングヘッド10によってホーニング加工が繰り返し行われることにより、ガイドパッド62,76,78のガイド面68,84,86が摩耗する。この摩耗量が大きくなった場合には、ガイドパッド62,76,78とガイドパッド取付溝60の底面との間にスペーサを挟み、ガイド面68,84,86と内周面16との間の隙間の大きさを調整する。
この隙間の調整を説明する。調整時には、ボルト80を緩めてガイドパッド76,78をヘッド本体20から外し、ガイドパッド76,78のそれぞれについて、ガイドパッド取付溝60の溝底にスペーサを配設し、ガイドパッド76,78を再びガイドパッド取付溝60に嵌合してボルト80によりヘッド本体20に固定する。そして、ガイド面84,86に仕上げ加工を施し、内周面16との間の隙間が所定の大きさとなるように調整する。このようにガイドパッド76,78がヘッド本体20から取り外される際、ガイドパッド76,78とは別体であって、ボルト80によりヘッド本体20に取り付けられるガイドパッド76,78とは別に、圧入,ろう付けあるいは接着によりヘッド本体20に固定されたエアノズル90はヘッド本体20に残されたままであり、エアノズル90については、ノズル開口面(先端面)102と内周面16との間の隙間の調整は不要であり、ガイド面84,86と内周面16との間の隙間の大きさの調整のみを行えばよく、調整作業を容易にかつ迅速に行うことができる。ガイドパッド62についても、ボルト66の螺合を緩めてガイドパッド取付溝60から外し、ガイドパッド取付溝60にスペーサを配設してガイドパッド62を嵌合し、ボルト66によってヘッド本体20に固定するとともに、ガイド面68に仕上げ加工を施す。
エアノズルの別の実施例を図9および図10に示す。本実施例のエアノズル120は、軸線方向の一端部に円筒部122を備え、他端部に取付部としての座部124を備えている。座部124は、円形の直径方向に隔たった2部分に平面取りが施された小判形を成し、ヘッド本体20のガイドパッド取付溝60の底面の隙間82に対応する部分に、ろう付けあるいは接着により固定されている。なお、ガイドパッド取付溝60の底面に、ガイドパッド取付溝60とは直角な方向に延びるノズル取付溝を形成し、そのノズル取付溝に座部124を嵌合した上で、ろう付けあるいは接着してもよい。
なお、被加工物が回転可能なものであれば、ホーニングヘッドに対して被加工物を回転駆動装置により回転させてもよい。
さらに、被加工物とホーニングヘッドとを相対移動させる相対移動装置は、少なくとも、ホーニングヘッドの中心軸線に平行な方向において被加工物とホーニングヘッドとを相対移動させる装置であればよい。
また、エアノズルは、複数のガイドパッド取付部のうちの1つのみに取り付けてもよく、3つ以上のガイドパッド取付部に取り付けてもよい。
一実施例であるホーニングヘッドを示す正面断面図であり、図2における B−B断面図である。 上記ホーニングヘッドを示す側面断面図であり、図1におけるA−A断面図である。 上記ホーニングヘッドのヘッド本体に取り付けられたガイドパッドを示す平面図である。 上記ヘッド本体に取り付けられたエアノズルおよび2つのガイドパッドを示す平面図である。 上記ヘッド本体のエアノズルが設けられた部分を断面にして示す側面図であり、図1におけるC−C断面図である。 上記エアノズルのヘッド本体に対する取付けの一態様を示す正面断面図である。 上記エアノズルのヘッド本体に対する取付けの別の態様を示す正面断面図である。 上記エアノズルのヘッド本体に対する取付けの更に別の態様を示す正面断面図である。 別の実施例であるホーニングヘッドのエアノズルおよびその周辺部を示す平面図である。 図9に示すエアノズルの正面断面図である。
符号の説明
10:ホーニングヘッド 12:シリンダブロック 14:シリンダボア 16:内周面 20:ヘッド本体 22:砥石 44:駆動ロッド 50,52:スプリング 56:圧縮コイルスプリング 60:ガイドパッド取付溝 62:ガイドパッド 66:ボルト 68:ガイド面 76,78:ガイドパッド 80:ボルト 82:隙間 84,86:ガイド面 90:エアノズル 94:底面 120:エアノズル

Claims (4)

  1. ヘッド本体と、
    そのヘッド本体の中心軸線まわりの複数の位置にそれぞれ、半径方向に移動可能に保持された複数の砥石と、
    前記ヘッド本体の前記複数の砥石の間の位置に設けられた複数のガイドパッドと、
    そのガイドパッドに設けられ、被加工物の被加工面に向かってその被加工面の直径を計測するためのエアを噴射するエアノズルと、
    前記複数の砥石を、前記ガイドパッドのガイド面よりヘッド本体側に引っ込んだ退避位置と、前記ガイド面から前記被加工面側へ突出した加工位置とに一斉に移動させる砥石駆動装置と
    を含むホーニングヘッドであって、
    前記ヘッド本体に前記複数のガイドパッドを取り付けるための複数のガイドパッド取付部が設けられ、それらガイドパッド取付部の少なくとも1つに、互いに別体とされた前記ガイドパッドと前記エアノズルとが個別に取り付けられたことを特徴とするホーニングヘッド。
  2. 前記互いに別体とされたガイドパッドとエアノズルとが、前記ガイドパッド取付部に、エアノズルをガイドパッド取付部に残してガイドパッドを取り外し可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のホーニングヘッド。
  3. 前記エアノズルが前記ヘッド本体に、前記ガイドパッドの取付手段に比較して外れにくい取付手段により取り付けられたことを特徴とする請求項2に記載のホーニングヘッド。
  4. 前記少なくとも1つのガイドパッド取付部に取り付けられるガイドパッドが2つであり、それらが前記ヘッド本体の中心軸線に平行な方向に並んで、かつ、それらの間に隙間が残る状態で前記ガイドパッド取付部に取り付けられ、その隙間に前記エアノズルが設けられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のホーニングヘッド。
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