JP2007069077A - 排気ガス浄化用触媒並びに触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタ - Google Patents

排気ガス浄化用触媒並びに触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタ Download PDF

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浩一郎 原田
Hiroteru Fujita
弘輝 藤田
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謙治 岡本
Yoshinori Taio
良則 對尾
Akihide Takami
明秀 高見
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Abstract

【課題】 排気ガス浄化性能の向上を図ることができる排気ガス浄化用触媒、並びに捕集したPMの燃焼速度の向上を図ることができる触媒付きDPFを提供する。
【解決手段】 排気ガスを浄化する排気ガス浄化用触媒、及び、DPFに備えられ排気ガス中の粒子状物質を燃焼させる触媒は、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有する。上記希土類金属はSm、Gdから選ばれ、上記アルカリ土類金属はMg、Ca、Sr、Baから選ばれる。また、上記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合して得られる複酸化物前駆体を焼成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガス浄化用触媒並びに触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタに関する。
一般に、自動車等の車両においては、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)等の大気汚染物質を含んだ排気ガスを浄化するための排気ガス浄化用触媒が、エンジンの排気系に備えられている。また、ディーゼルエンジン車では、排気ガス中に含まれる粒子状物質(PM:Particulate matter)を燃焼させるための触媒がディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter)に備えられる場合がある。これらの触媒では、触媒層を形成する酸化物担体の表面に、例えばPt(白金)等の貴金属が担持されている。
従来、この酸化物担体としては、例えば、高比表面積を有するアルミナや酸素吸蔵放出能を有するCeZr系複酸化物等が用いられている。上記CeZr系複酸化物は、空燃比が理論空燃比よりリーン側である酸素過剰状態で酸素をその酸素欠損部に取り込んで貯蔵し、空燃比が理論空燃比よりリッチ側である酸素不足状態では貯蔵した酸素を放出して排気ガス中のHC及びCOを酸化して浄化する。
上記CeZr系複酸化物として、例えば特許文献1には、Ceと、Zrと、Ce及びZr以外の触媒金属とを含み、且つ各成分が均質に分散している触媒材料を得て、触媒性能の向上を図ることを企図した触媒材料、及びその製造方法が開示されている。また、CeZr系複酸化物に関するものではないが、例えば特許文献2には、CeとPdの相互作用を高めて熱安定性の向上を企図したCe・Pd複合酸化物を有する排気ガス浄化用触媒の製造方法が開示されている。
特開2004−174490号公報 特開平2−237643号公報
ところで、CeZr系複酸化物における酸素吸蔵放出能は、Ceが3価と4価の状態を取り得ることによるものであり、Zrは、CeZr系複酸化物の結晶を歪ませて多くの酸素欠損部を形成するとともに耐熱性の向上に寄与するものであって、ZrO(ジルコニア)自体は、酸素の吸蔵放出について殆ど機能していない。
上記特許文献1では、CeZr系複酸化物にRhを添加した触媒において、RhがCeZr系複酸化物の結晶格子点又は格子間に触媒貴金属原子として配置され、上記触媒貴金属原子は複酸化物粒子の表面及び内部に分散して存在し、酸素吸蔵放出速度を向上させることが記述されている。
しかしながら、このCeZr系複酸化物にRhを添加した触媒では、排気ガスに接触する一部のRh、すなわち、粒子表面に存在する一部のRhが作用するのみであり、Rhの添加量に対して十分な効果が得られておらず、浄化性能の更なる向上が望まれる。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたものであり、Zrを含まないCe系複酸化物を用いて、排気ガス浄化性能の向上を図ることができる排気ガス浄化用触媒、並びに捕集したPMの燃焼速度の向上を図ることができる触媒付きDPFを提供することを目的とする。
このため、本願の請求項1に係る発明は、エンジンの排気系に備えられ、排気ガスを浄化する排気ガス浄化用触媒であって、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有してなることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記希土類金属は、Sm、Gdから選ばれることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記アルカリ土類金属は、Mg、Ca、Sr、Baから選ばれることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか一に係る発明において、前記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成してなるものであることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項5に係る発明は、ディーゼルエンジンの排気系に配設され、該ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる粒子状物質を燃焼させる触媒を備えた触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタであって、前記触媒が、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有してなることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、前記希土類金属は、Sm、Gdから選ばれることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項7に係る発明は、請求項5に係る発明において、前記アルカリ土類金属は、Mg、Ca、Sr、Baから選ばれることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項8に係る発明は、請求項5〜7の何れか一に係る発明において、前記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成してなるものであることを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る排気ガス浄化用触媒によれば、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有していることにより、貴金属を介して酸素を多くの部分から粒子内部に取り込み、且つ、取り込んだ酸素を酸素濃度の低い部分に送り出すことができ、触媒の低温活性を向上させることができる。
また、本願の請求項2の発明によれば、基本的には上記請求項1の発明と同様の効果を奏することができる。特に、希土類金属として、Sm及びGdの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物によって、上記効果を奏することができる。
更に、本願の請求項3の発明によれば、基本的には上記請求項1の発明と同様の効果を奏することができる。特に、アルカリ土類金属として、Mg、Ca、Sr及びBaの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物によって、上記効果を奏することができる。
また更に、本願の請求項4の発明によれば、基本的には上記請求項1〜3の何れか一の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成したものであり、例えばPt等の貴金属を結晶子の表面に分散した状態で配置することができ、上記貴金属が凝集しシンタリングすることが抑制され、上記効果をより有効に奏することができる。
また更に、本願の請求項5に係る触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタによれば、上記触媒が、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有していることにより、貴金属を介して酸素を多くの部分から粒子内部に取り込み、且つ、取り込んだ酸素を酸素濃度の低い部分に送り出すことができ、上記複酸化物がPMと接触している部分に活性酸素を放出し、PMを燃焼させるPM燃焼速度を向上させることができる。
また更に、本願の請求項6の発明によれば、基本的には上記請求項5の発明と同様の効果を奏することができる。特に、希土類金属として、Sm及びGdの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物によって、上記効果を奏することができる。
また更に、本願の請求項7の発明によれば、基本的には上記請求項5の発明と同様の効果を奏することができる。特に、アルカリ土類金属として、Mg、Ca、Sr及びBaの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物によって、上記効果を奏することができる。
また更に、本願の請求項8の発明によれば、基本的には上記請求項5〜7の何れか一の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成したものであり、例えばPt等の貴金属を結晶子の表面に分散した状態で配置することができ、上記貴金属が凝集しシンタリングすることが抑制され、上記効果をより有効に奏することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。本実施形態では、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属との複酸化物を有する触媒を実施例として用い、CeとZrとNdとの複酸化物を有する触媒を比較例として用いた。
(1)触媒粉末の調製
先ず、本実施例に係る触媒粉末の調製方法について説明する。
イオン交換水に、各金属の硝酸塩、すなわち、Ceと、例えばGd又はSm等のCeを除く希土類金属、あるいは、例えばMg、Ca、Sr又はBa等のアルカリ土類金属の硝酸塩を溶解する。上記希土類金属あるいはアルカリ土類金属は、1種であっても、2種以上であってもよい。次に、上記溶解液にジニトロジアミン白金硝酸溶液を加え混合する。
そして、この酸性溶液に、例えばアンモニア水等の塩基性溶液を添加混合することにより、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、Ptとを含む水酸化物(以下、複酸化物前駆体という)が共沈して得られる。上記複酸化物前駆体を遠心分離により溶液から分離した後、十分に水洗を行った後に、例えば300℃等の温度に加熱して乾燥させる。該乾燥後には、上記複酸化物前駆体を乳鉢で粉砕し、大気中で加熱焼成する。この焼成は、500℃の温度に2時間保持することにより行った。
このようにして、実施例の触媒、すなわち、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属あるいは少なくとも1種のアルカリ土類金属と、Ptとの複酸化物を含有してなる触媒を得た。なお、本実施形態では、上記希土類金属としてGd又はSmを使用し、上記アルカリ土類金属としてMg、Ca、Sr又はBaを使用しているが、これに限定されるものでなく、その他の希土類金属あるいはアルカリ土類金属を用いることも可能である。また、上記貴金属として、Ptを使用しているが、例えばPd等、その他の貴金属を使用してもよい。
また、比較例の触媒粉末の調製については、イオン交換水に溶解する各金属の硝酸塩が、Ceと、Zrと、Ndの硝酸塩であること以外は、実施例の触媒粉末の調製方法と同様の方法により行った。このようにして、ZrとCeとNdとPtとの複酸化物を含有してなる触媒を得た。
更に、本実施形態では、比較例として、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属との複酸化物、及び、CeとZrとNdとの複酸化物にPtを後担持させた触媒を作製した。なお、Ptを後担持させた触媒粉末の調製方法は以下の通りであった。
イオン交換水に、各金属の硝酸塩、すなわち、Ceと、例えばGd又はSm等のCeを除く希土類金属、若しくは、例えばMg、Ca、Sr又はBa等のアルカリ土類金属の硝酸塩、あるいは、CeとZrとNdの硝酸塩を溶解する。次に、この酸性溶液に、例えばアンモニア水等の塩基性溶液を添加混合することにより、Ceと、Ceを除く希土類金属、若しくは、アルカリ土類金属とを含む複酸化物前駆体、あるいは、CeとZrとNdとを含む複酸化物前駆体が共沈して得られる。上記複酸化物前駆体を遠心分離により溶液から分離した後、十分に水洗を行った後に、例えば300℃等の温度に加熱して乾燥させる。該乾燥後には、大気中で加熱焼成する。この焼成は、500℃の温度に2時間保持することにより行った。
このようにして得られた酸化物粉末に対して、Ptが1質量%担持されるように、ジニトロジアミン白金硝酸溶液を加え、更にイオン交換水を加えて混合する。該混合後には、例えば300℃等の温度で蒸発乾固させる。該蒸発乾固後に、上記酸化物を乳鉢で粉砕し、大気中で加熱焼成する。この焼成は、大気中において500℃の温度に2時間保持することにより行った。このようにして、Ceと、Ceを除く希土類金属、若しくは、アルカリ土類金属との複酸化物、あるいは、CeとZrとNdとの複酸化物にPtが後担持された触媒を得た。
(2)触媒のコーティング
次に、上記触媒の性能を評価するために、上記触媒をDPFにコーティングする方法について説明する。
上記触媒の粉末に、バインダーとイオン交換水とを混合し、スラリーを調製する。このスラリーに炭化ケイ素(SiC)製のDPF担体を浸漬させるとともに、他方の端部においてアスピレータによる吸引を行った。この吸引により除去できないスラリーは、上記混合スラリーに浸漬させた端面よりエアーブローを行って除去した。そして、上記DPF担体を乾燥させ、該乾燥後に、大気中で加熱焼成する。この焼成は、500℃の温度に2時間保持することにより行った。
更に、触媒をコーティングしたDPF担体に対して、大気雰囲気において800℃の温度で24時間保持した。このようにして、触媒の性能を評価する触媒性能評価用サンプルを作製した。
なお、上記DPF担体は、容積が25ccで、セル密度が1平方インチ(約6.45cm)当たり300個であり、セルを隔てる壁厚が12ミル(約0.3mm)のものを使用した。
(3)排気ガス浄化性能評価
上記触媒性能評価用サンプルを用いて、上記各触媒における排気ガス浄化性能を評価した。
固定床式のモデルガス流通装置に上記各触媒を取り付け、モデルガスを流し、CO及びHCの浄化に関するライトオフ温度を測定した。このモデルガスのガス組成は、以下の表1に示しており、モデルガスの総流量に対する割合で表示している。
Figure 2007069077
上記ライトオフ温度は、触媒に流入させる上記モデルガスのガス温度を常温から漸次上昇させ、CO又はHCの浄化率が50%に達したときのガス温度である。なお、上記排気ガス浄化性能評価では、空間速度SVが50000h−1であり、昇温速度は30℃/分である。
図1には、本実施形態に係る各触媒のCO及びHCの浄化に関するライトオフ温度を示したグラフが表されている。図1では、上記各触媒が縦軸に表され、上記各触媒におけるCO及びHCのライトオフ温度がそれぞれ横軸に表されている。上記各触媒としては、CeO−ZrO−Nd複酸化物、CeO−BaO複酸化物、CeO−SrO複酸化物、CeO−CaO複酸化物、CeO−MgO複酸化物、CeO−Gd複酸化物、及びCeO−Sm複酸化物が表されている。なお、図1では上記各触媒における酸化物組成比をmol%で表している。ここで、上記各触媒のうち、CeO−BaO複酸化物、CeO−SrO複酸化物、CeO−CaO複酸化物、CeO−MgO複酸化物、CeO−Gd複酸化物、及びCeO−Sm複酸化物のPt共沈複酸化物が本発明の実施例であり、Pt後担持した上記6種の複酸化物並びにCeO−ZrO−Nd複酸化物のPt共沈とPt後担持材はいずれも比較例である。以下の説明において、Pt共沈のCeO−BaO複酸化物、CeO−SrO複酸化物、CeO−CaO複酸化物、CeO−MgO複酸化物、CeO−Gd複酸化物、及びCeO−Sm複酸化物を各々、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、及び実施例6とする。
また、以下の表2には、図1に示した上記各触媒におけるCO及びHCの浄化に関するライトオフ温度のデータを示す(実施例1〜6のデータは表2において太線枠内に記されている)。
Figure 2007069077
図1及び表2に示されるように、COの浄化に関するライトオフ温度について、Ptを後担持させたCeO−ZrO−Nd複酸化物の触媒では310℃、Ptを共沈させたCeO−ZrO−Nd複酸化物の触媒では302℃であるのに対し、Ptを共沈させた実施例1の触媒は294℃であり、Ptを共沈させた実施例2では289℃、Ptを共沈させた実施例3では267℃、Ptを共沈させた実施例4では294℃、Ptを共沈させた実施例5の触媒では292℃、Ptを共沈させた実施例6では288℃であり、COの浄化に関するライトオフ温度が低下している。また、CeO−BaO複酸化物、CeO−SrO複酸化物、CeO−CaO複酸化物、CeO−MgO複酸化物、CeO−Gd複酸化物、及びCeO−Sm複酸化物各々にPtを後担持させた場合と比較してもPt共沈の実施例1〜6は、CO浄化に関するライトオフ温度を低下できることが分かる。このように、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を触媒として用いることで、COの浄化に関するライトオフ温度を低下させることができる。
HCの浄化に関するライトオフ温度については、Ptを後担持させたCeO−ZrO−Nd複酸化物の触媒では325℃、Ptを共沈させたCeO−ZrO−Nd複酸化物の触媒では314℃であるのに対し、Ptを共沈させた実施例1の触媒は306℃であり、Ptを共沈させた実施例2では305℃、Ptを共沈させた実施例3では280℃、Ptを共沈させた実施例4では306℃、Ptを共沈させた実施例5の触媒では300℃、Ptを共沈させた実施例6では303℃であり、HCの浄化に関するライトオフ温度が低下している。また、CeO−BaO複酸化物、CeO−SrO複酸化物、CeO−CaO複酸化物、CeO−MgO複酸化物、CeO−Gd複酸化物、及びCeO−Sm複酸化物各々にPtを後担持させた場合と比較してもPt共沈の実施例1〜6は、HC浄化に関するライトオフ温度を低下できることが分かる。このように、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を触媒として用いることで、HCの浄化に関するライトオフ温度を低下させることができる。
このように、本実施形態に係る触媒によれば、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有していることにより、触媒の低温活性を向上させることができる。
また、希土類金属としてSm及びGdの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物、あるいは、アルカリ土類金属としてMg、Ca、Sr及びBaの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物によって、上記効果を奏することができる。
(4)カーボン燃焼性能評価
次に、上記触媒性能評価用サンプルを用いて、上記各触媒におけるカーボン燃焼性能を評価した。
カーボン燃焼性能を評価するために、先ず、10g/L相当のカーボンブラックに、イオン交換水を10cc加え、スターラを用いてカーボンブラックを5分間混合し該カーボンブラックを充分に分散させる。次に、この混合液に上記触媒性能評価用サンプルであるDPFの一方の端部を浸漬させるとともに、他方の端部においてアスピレータによる吸引を行った。
この吸引により除去できない水分は、上記混合液に浸漬させた端面よりエアーブローを行って除去した。そして、上記DPFを、例えば150℃等の温度で2時間保持することにより乾燥させた。このようにして、カーボン燃焼性能を評価するカーボン燃焼評価用サンプルを作製した。
上記カーボン燃焼評価用サンプルを、固定床式のモデルガス流通装置に取り付け、モデルガスを流し、カーボンの燃焼により生成されるCO及びCOの量を測定した。このモデルガスのガス組成は、以下の表3に示しており、モデルガスの総流量に対する割合で表示している。
Figure 2007069077
上記CO及びCO量に対し、以下の式を用いてカーボン燃焼速度を算出した。
カーボン燃焼速度(g/h・L)
={ガス流速(L/h)×[(CO+CO2)濃度(ppm)/1×106]}×40×12/22.4
上記カーボン燃焼速度は、触媒に流入させる上記モデルガスのガス温度を常温から漸次上昇させ、触媒入口のガス温度が590℃であるときに生成されるCO及びCOの量を測定して評価した。なお、上記カーボン燃焼性能評価では、空間速度SVが80000h−1であり、昇温速度は15℃/分である。
図2には、上記各触媒のカーボン燃焼速度を示したグラフが表されている。図2では、上記各触媒が縦軸に表され、上記各触媒におけるカーボン燃焼速度がそれぞれ横軸に表されている。
また、以下の表4には、図2に示した上記各触媒におけるカーボン燃焼速度のデータを示す(実施例1〜6のデータは表4において太線枠内に記されている)。
Figure 2007069077
図2及び表4に示されるように、カーボン燃焼速度について、Ptを後担持させたCeO−ZrO−Nd複酸化物の触媒では16.8g/h・L、Ptを共沈させたCeO−ZrO−Nd複酸化物の触媒では17.6g/h・Lであるのに対し、Ptを共沈させた実施例1の触媒は22.9g/h・Lであり、Ptを共沈させた実施例2では20.8g/h・L、Ptを共沈させた実施例3では26.7g/h・L、Ptを共沈させた実施例4では22.1g/h・L、Ptを共沈させた実施例5の触媒では21.4g/h・L、Ptを共沈させた実施例6では23.4g/h・Lであり、カーボン燃焼速度が高くなっている。また、CeO−BaO複酸化物、CeO−SrO複酸化物、CeO−CaO複酸化物、CeO−MgO複酸化物、CeO−Gd複酸化物、及びCeO−Sm複酸化物各々にPtを後担持させた場合と比較してもPt共沈の実施例1〜6は、カーボン燃焼速度が高いことが分かる。このように、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を触媒として用いることで、カーボン燃焼速度を高めることができる。
このように、本実施形態に係る触媒をDPFに担持させることによって、上記触媒が、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有していることにより、上記複酸化物がPMと接触している部分に活性酸素を放出し、PMを燃焼させるPM燃焼速度を向上させることができる。
また、希土類金属としてSm及びGdの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物、あるいは、アルカリ土類金属としてMg、Ca、Sr及びBaの少なくとも何れか1種を有する上記複酸化物によって、上記効果を奏することができる。
(5)酸素放出特性評価
上記Ptを共沈させたCeO−4mol%Sm複酸化物(実施例6)のサンプル、PtをCeO−4mol%Sm複酸化物に後担持したサンプル、Ptを共沈させたCeO−8mol%BaO複酸化物(実施例1)のサンプル、PtをCeO−8mol%BaO複酸化物に後担持したサンプル、及び上記Ptを共沈させたCeO−ZrO−Nd複酸化物のサンプルについて酸素放出特性を評価した。
なお、上記Ptを共沈させたCeO−4mol%Sm複酸化物(実施例6)のサンプルをサンプルAとし、PtをCeO−4mol%Sm複酸化物に後担持したサンプルをサンプルB、Ptを共沈させたCeO−8mol%BaO複酸化物(実施例1)のサンプルをサンプルC、PtをCeO−8mol%BaO複酸化物に後担持したサンプルをサンプルD、そしてPtを共沈させたCeO−ZrO−Nd複酸化物のサンプルをサンプルEとする。また、上記サンプルA、B、C、D及びEに含有、又は担持したPtの量は各サンプルに対して1質量%である。
酸素放出特性の評価は、上記各サンプルについて800℃の温度で24時間保持するエージング後に行った。
酸素放出特性の評価に際し、まず、上記各サンプルに対して、20%O/Heガスを流しながら600℃の温度まで上昇させ、該上昇後に室温まで戻し上記各サンプルの触媒に酸素を吸蔵させた。その後、上記各サンプルに対して、2%CO/Heガスを流しながら600℃の温度まで漸次上昇させ、各温度で生成されるCO量を測定して酸素放出特性を評価した。
図3には、本実施形態に係る触媒の一部について酸素放出特性を示すグラフが表されている。図3では、温度を横軸にとり、生成されるCO量を縦軸にとって表示している。なお、図3では、サンプルA〜Eの酸素放出特性曲線がそれぞれ表されており、サンプルAが実線L、サンプルBが一点鎖線L、サンプルCが破線L、サンプルDが二点鎖線L、サンプルEが実線Lで表されている。
図3に示されるように、サンプルBのCO生成量に対し、サンプルAのCO生成量が低温から多くなっており、CeO−Sm複酸化物について、Ptを後担持させた場合に対し、Ptを共沈させた場合、低温でより多量の酸素を放出していることが分かる。
また、サンプルDのCO生成開始温度Sに対し、サンプルCのCO生成開始温度Sが低くなっており、CeO−BaO複酸化物について、Ptを後担持させた場合に対し、Ptを共沈させた場合、より低温から酸素を放出していることが分かる。
更に、図3では、COの生成について、サンプルEに対し、サンプルA及びサンプルCでは、低温から多量のCOが生成されていることが示されている。
このように、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を有する触媒は、CeとZrとNdとPtとの複酸化物を有する触媒に対し、より低温からより多量の酸素を放出させることができ、低温での酸素放出特性が優れていることがわかる。
このことは即ち、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を有する触媒は、低温から多量の酸素を放出するのでHC、COのライトオフ性能が向上できることを裏付けている。あるいはまた、DPFにおいては、より低温から多量の酸素を放出するので比較的低い温度域から捕集されているPMが着火することとなり、結果、例えば上記590℃の時点では燃焼の拡散度合いが高くなっていることと関連付けられる。なお、図3において、横軸の温度はPMが着火する温度を表しているものではない点を断っておく。
(6)BET比表面積
更に、上記サンプルA、サンプルB及びサンプルEについて、BET法により比表面積を測定した。このBET法による測定は、上記サンプルA、B及びEについて800度の温度で24時間保持するエージング後に行った。
図4には、本実施形態に係る触媒の一部についてBET比表面積の測定結果を示すグラフが表されている。図4では、上記各サンプルの比表面積を縦軸にとり、上記各サンプルを横軸に表示している。なお、図4には上記各サンプルの比表面積を表すグラフの上方に各比表面積のデータを表示している。
図4に示されるように、BET法による比表面積について、サンプルEでは18.3m/gであるのに対し、サンプルBでは31.9m/gであり、サンプルAでは37.6m/gであった。すなわち、CeO−ZrO−Nd複酸化物を有する触媒(サンプルE)に対し、CeO−Sm複酸化物(サンプルA及びサンプルB)を有する触媒では比表面積が大きくなっている。
また、CeO−Sm複酸化物を有する触媒では、Ptを後担持させた場合(サンプルB)に対し、Ptを共沈させた場合(サンプルA)、比表面積が大きくなっている。
このように、Ceと、Ceを除く希土類金属あるいはアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を有する触媒は、CeとZrとNdとPtとの複酸化物を有する触媒に対し、比表面積が大きいことが分かった。したがって、耐熱性の向上を図ることができる。
このように、本実施形態に係る触媒は、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有していることにより、貴金属を介して酸素を多くの部分から粒子内部に取り込み、且つ、取り込んだ酸素を酸素濃度の低い部分に送り出すことができ、触媒の低温活性を向上させることができる。
また、上記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成したものであり、例えばPt等の貴金属を結晶子の表面に分散した状態で配置することができ、上記貴金属が凝集しシンタリングすることが抑制され、上記効果をより有効に奏することができる。
更に、上記触媒付きDPFは、上記触媒が、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有していることにより、貴金属を介して酸素を多くの部分から粒子内部に取り込み、且つ、取り込んだ酸素を酸素濃度の低い部分に送り出すことができ、上記複酸化物がPMと接触している部分に活性酸素を放出し、PMを燃焼させるPM燃焼速度を向上させることができる。
また更に、上記触媒付きDPFでは、上記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成したものであり、例えばPt等の貴金属を結晶子の表面に分散した状態で配置することができ、上記貴金属が凝集しシンタリングすることが抑制され、上記効果をより有効に奏することができる。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明は、排気ガスを浄化するための触媒であって、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有するものであり、例えば自動車等の車両の排気系に好適に適用可能である。
本実施形態に係る触媒のCO及びHCの浄化に関するライトオフ温度を示したグラフである。 上記各触媒のカーボン燃焼速度を示したグラフである。 本実施形態に係る触媒の一部について酸素放出特性を示すグラフである。 本実施形態に係る触媒の一部についてBET比表面積の測定結果を示すグラフである。
符号の説明
、L、L、L、L 酸素放出特性曲線
、S CO生成開始温度

Claims (8)

  1. エンジンの排気系に備えられ、排気ガスを浄化する排気ガス浄化用触媒であって、
    Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有してなることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  2. 請求項1記載の排気ガス浄化用触媒において、
    前記希土類金属は、Sm、Gdから選ばれることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  3. 請求項1記載の排気ガス浄化用触媒において、
    前記アルカリ土類金属は、Mg、Ca、Sr、Baから選ばれることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  4. 請求項1〜3の何れか一に記載の排気ガス浄化用触媒において、
    前記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成してなるものであることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  5. ディーゼルエンジンの排気系に配設され、該ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる粒子状物質を燃焼させる触媒を備えた触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタであって、
    前記触媒が、Ceと、Ceを除く少なくとも1種の希土類金属又は少なくとも1種のアルカリ土類金属と、貴金属との複酸化物を含有してなることを特徴とする触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタ。
  6. 請求項5記載の触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタにおいて、
    前記希土類金属は、Sm、Gdから選ばれることを特徴とする触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタ。
  7. 請求項5記載の触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタにおいて、
    前記アルカリ土類金属は、Mg、Ca、Sr、Baから選ばれることを特徴とする触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタ。
  8. 請求項5〜7の何れか一に記載の触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタにおいて、
    前記複酸化物は、Ceイオンと、Ceイオンを除く少なくとも1種の希土類金属イオン又は少なくとも1種のアルカリ土類金属イオンと、貴金属イオンとを含む酸性溶液を塩基性溶液と混合させ、共沈して得られる複酸化物前駆体を焼成してなるものであることを特徴とする触媒付きディーゼルパティキュレートフィルタ。
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