JP2007068727A - 遊技機管理システム及び遊技機管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機の扉の開放を行う際に、そのセキュリティの向上を実現する。
【解決手段】 遊技機の管理者として登録された者の指紋データを各登録指紋記憶部61a〜61cに予め記憶する。そして、各指紋検出部62a〜62cにおいて、各遊技機50a〜50cに対する操作者の指紋を指紋データとして検出し、各指紋認証部63a〜63cにおいて、各指紋検出部62a〜62cで検出された指紋データと、各登録指紋記憶部61a〜61cに記憶されている指紋データとを照合して、合致する指紋データが存在するか否かを判定する。扉開閉制御部22では、各指紋認証部63a〜63cにより合致する指紋データが存在すると判定された場合に、該当する遊技機の扉を開放する制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばスロットマシン、パチンコ機等の遊技機を管理する遊技機管理システム及び遊技機管理方法に関する。
従来、遊技機に対する不正行為の防止を目的とした遊技機管理システムとしては、各遊技機の扉の開閉状態を検出し、扉の開放が行われた遊技機を管理用のディスプレイ等に表示するとともにその映像情報を記憶媒体に記録し、扉の開放の際の映像を再生可能として管理を行うというものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−221328号公報
しかしながら、上記の従来技術では、遊技機の扉の開放が行われて初めて、遊技機管理システムが起動するものであり、遊技機の扉の開放に関しては、そのセキュリティの向上を図ることができないという問題があった。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたものであり、遊技機の扉の開放を行う際に、そのセキュリティの向上を実現可能とする遊技機管理システム及び遊技機管理方法を提供することを目的とする。
本発明の遊技機管理システムは、遊技機の管理者として登録された者の指紋データを記憶する登録指紋記憶部と、前記遊技機に対する操作者の指紋を指紋データとして検出する指紋検出部と、前記指紋検出部で検出された指紋データと、前記登録指紋記憶部に記憶されている指紋データとを照合し、合致する指紋データが存在するか否かを判定する指紋認証部と、前記指紋認証部により合致する指紋データが存在すると判定された場合、前記操作者に対して、前記遊技機の扉の開放を行う制御をする扉開閉制御部とを有することを特徴とする。
かかる構成では、遊技機の操作者に対して指紋認証を行って、遊技機の管理者として登録された者であると判定された場合に限り、当該操作者に対して、遊技機の扉の開放を行うようにしたので、遊技機の扉の開放を行う際のセキュリティの向上を実現することが可能となる。
本発明の遊技機管理システムの他の態様は、前記扉開閉制御部により前記遊技機の扉の開放を行う制御がなされた際に、少なくとも、その日時情報、当該遊技機の識別情報、及び当該操作者に係る操作者情報を履歴情報として記憶する履歴情報記憶部を更に有することを特徴とする。
かかる構成では、遊技機の扉の開放に関する履歴情報を記憶するようにしたので、例えば、遊技機の操作者(管理者)が、遊技機内に備え付けてある制御基板を不正に取り替えた場合においても、遊技機の遊技状態の変化等を契機として、その操作者を特定することができ、管理者による不正行為の防止を図ることも可能となる。
また、本発明の遊技機管理システムのその他の態様は、前記遊技機の扉の開閉履歴における表示を指示する操作入力部と、前記操作入力部により前記開閉履歴の表示を指示された場合、前記履歴情報記憶部から、当該指示内容に応じた前記履歴情報を抽出し、当該抽出した履歴情報を表示部に表示する制御を行う表示制御部とを更に有することを特徴とする。
かかる構成では、遊技機の扉の開閉履歴を表示するようにしたので、遊技機の管理及び遊技機の操作者(管理者)の管理を視覚的に行うことができる。
また、本発明の遊技機管理システムのその他の態様は、前記扉開閉制御部は、前記指紋認証部により合致する指紋データが存在しないと判定された場合、前記遊技機の扉を閉鎖した状態で維持する制御を行うことを特徴とする。
かかる構成では、遊技機に対する操作者が、遊技機の管理者として登録された者でないと判定された場合に、遊技機の扉を閉鎖した状態で維持するようにしたので、遊技機におけるセキュリティの向上を実現することが可能となる。
本発明の遊技機管理方法は、遊技機の管理者として登録された者の指紋データを登録指紋記憶部に記憶する記憶ステップと、前記遊技機に対する操作者の指紋を指紋データとして検出する指紋検出ステップと、前記指紋検出ステップで検出された指紋データと、前記登録指紋記憶部に記憶されている指紋データとを照合し、合致する指紋データが存在するか否かを判定する指紋認証ステップと、前記指紋認証ステップで合致する指紋データが存在すると判定された場合、前記操作者に対して、前記遊技機の扉の開放を行う制御をする制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、遊技機の扉の開放を行う際のセキュリティの向上を実現することが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る遊技機管理システムのシステム構成図である。
本実施形態に係る遊技機管理システムは、図1に示すように、管理用パーソナルコンピュータ(以下、「管理用PC」と称する)10と、主制御装置20と、指紋登録装置30と、中間連結装置40と、各遊技機50a〜50cと、各指紋認証装置60a〜60cと、各扉開閉装置70a〜70cとを有して構成されている。なお、図1には、中間連結装置40を介して3台の遊技機50a〜50cを管理する遊技機管理システムを示しているが、本発明の実施形態ではこれに限定されるわけでなく、例えば、更に多くの遊技機を管理する形態や、1台或いは2台の遊技機を管理する形態であってもよい。
管理用PC10には、ハード構成として、ユーザが当該管理用PC10に対して操作入力を行うための操作入力部11と、モニター表示部12とが具備されている。また、管理用PC10は、インターフェースを介して主制御装置20と通信可能に接続されており、相互に情報の送受信を行うことが可能となっている。
主制御装置20は、管理用PC10、指紋登録装置30及び中間連結装置40と通信可能に接続されている。中間連結装置40は、主制御装置20、各指紋認証装置60a〜60c及び各扉開閉装置70a〜70cと通信可能に接続されている。
指紋登録装置30は、主制御装置20と通信可能に接続されており、当該指紋登録装置の所定の位置に設けられている指紋検出部31で読み取った指紋データを主制御装置20に対して送信する。
指紋認証装置60a〜60cは、それぞれ各遊技機50a〜50cに対応して設けられており、中間連結装置40を介して主制御装置20と通信可能に接続されている。また、各指紋認証装置60a〜60cには、当該各指紋認証装置の所定の位置に、それぞれに対応する遊技機の操作者の指紋を指紋データとして検出する各指紋検出部62a〜62cが設けられている。
扉開閉装置70a〜70cは、指紋認証装置60a〜60cと同様に、それぞれ各遊技機50a〜50cに対応して設けられており、中間連結装置40を介して主制御装置20と通信可能に接続されている。なお、各扉開閉装置70a〜70cは、主制御装置20からの制御信号に基づいて、各遊技機50a〜50cの本体と扉との間に構成されているワイヤーをロックして扉を本体に閉鎖したり、当該ワイヤーのロックを解除して扉を本体から開放したりする。
図2は、本発明の実施形態に係る遊技機管理システムのブロック構成図である。この図2において、図1に示した構成と同様のものについては、同様の符号を付している。
管理用PC10は、前述した操作入力部11及びモニター表示部12と、各遊技機50a〜50cにおける扉の開閉に係る履歴情報を記憶する履歴情報記憶部13と、操作入力部11からの指示信号に基づき、当該指示内容に応じた情報をモニター表示部12に表示する制御を行う表示制御部14とを有して構成されている。
主制御装置20は、指紋登録制御部21と、扉開閉制御部22とを有して構成されている。指紋登録制御部21は、操作入力部11からの指紋登録指示信号に基づき、指紋登録装置30から入力された指紋データを、登録する管理者に係る管理者情報と関連付けて、中間連結装置40を介して各指紋認証装置60a〜60cの各登録指紋記憶部61a〜61cに記憶し、遊技機50a〜50cの管理者の指紋データとして登録する。扉開閉制御部22は、後述する指紋認証部63a〜63cによる判定結果に基づいて各扉開閉装置70a〜70cを制御し、各遊技機50a〜50cにおける扉の開閉制御を行う。
指紋認証装置60a〜60cは、それぞれ、各登録指紋記憶部61a〜61cと、各指紋検出部62a〜62cと、各指紋認証部63a〜63cとを有して構成されている。登録指紋記憶部61a〜61cは、遊技機50a〜50cの管理者として登録された者の指紋データを、当該管理者に係る管理者情報と関連付けて記憶する。指紋検出部62a〜62cは、それぞれ各指紋認証装置60a〜60cの所定の位置に設けられており、各遊技機50a〜50cに対して操作者が扉の開放等の操作を行う際に、当該所定の位置に載置された操作者の指紋を指紋データとして検出する。指紋認証部63a〜63cは、各指紋検出部62a〜62cで検出された指紋データと、各登録指紋記憶部61a〜61cに記憶されている指紋データとを照合し、合致する指紋データが存在するか否かを判定する。そして、指紋認証部63a〜63cは、当該判定結果を示す情報を、中間連結装置40を介して扉開閉制御部22に送信する。
扉開閉装置70a〜70cは、扉開閉制御部22からの制御信号に基づいて、各遊技機50a〜50cの本体と扉との間に構成されているワイヤーをロックして扉を本体に閉鎖したり、当該ワイヤーのロックを解除して扉を本体から開放したりする。また、扉開閉装置70a〜70cは、対応する各遊技機50a〜50cの現在の扉の開閉状態を検知し、検知した扉の開閉状態を示す情報を扉開閉制御部22に送信する。
次に、本発明の実施形態に係る遊技機管理システムの遊技機管理方法について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る遊技機管理システムの遊技機における扉の開閉処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS1では、操作入力部11から指紋登録指示信号が出力されると、指紋登録制御部21がこれを検知し、指紋登録制御部21は、指紋登録装置30から入力された指紋データを、登録する管理者に係る管理者情報と関連付けて、各登録指紋記憶部61a〜61cに記憶し、遊技機50a〜50cの管理者の指紋データとして予め登録する。ここで、登録する管理者に係る管理者情報は、操作入力部11からの入力情報に基づいて設定されるものであり、例えば、当該管理者の氏名等の情報である。
続いて、ステップS2では、各指紋検出部62a〜62cのうち、少なくともいずれか1つの指紋検出部において、各遊技機50a〜50cに対する操作者の指紋データを検出したか否かを判断する。この判断の結果、いずれの指紋検出部62a〜62cにおいても操作者の指紋データを検出していない場合には、少なくともいずれか1つの指紋検出部で操作者の指紋データを検出するまで、ステップS2で待機する。一方、ステップS2での判断の結果、少なくともいずれか1つの指紋検出部で操作者の指紋データを検出した場合には、ステップS3に進む。ここで、本実施形態においては、説明の都合上、ステップS2において、指紋検出部62aで操作者の指紋データを検出したものとする。
続いて、ステップS3では、指紋認証部63aは、ステップS2において指紋検出部62aで検出した遊技機50aに対する操作者の指紋データと、ステップS1において登録指紋記憶部61aに予め登録されている遊技機50a〜50cの管理者の指紋データとを照合する。
続いて、ステップS4では、指紋認証部63aは、ステップS3による指紋データの照合の結果、指紋データが合致したか否かを判断する。この判断の結果、指紋データが合致した場合には、指紋認証部63aは、中間連結装置40を介して扉開閉制御部22に対し、当該操作者が当該遊技機の管理者として認証されたことを示す情報とともに、当該操作者(管理者)に係る操作者情報を送信する。一方、ステップS4での判断の結果、指紋データが合致しなかった場合には、指紋認証部63aは、中間連結装置40を介して扉開閉制御部22に対し、当該操作者が当該遊技機の管理者として認証されなかったことを示す情報を送信する。
ステップS4で指紋データが合致したと判断された場合、続いて、ステップS5では、扉開閉制御部22は、指紋認証部63aから送信された、遊技機50aに対する操作者が管理者として認証されたことを示す情報に基づき、扉開閉装置70aに対して、遊技機50aの本体と扉との間に構成されているワイヤーのロックを解除して、遊技機50aの扉を本体から開放するように制御する。
続いて、ステップS6では、扉開閉制御部22は、遊技機50aの扉の開放を行う制御を行った際に、その日時情報、遊技機50aの識別情報(例えば、識別番号等)、及び指紋認証部63aから送信された遊技機50aの操作者に係る操作者情報を扉の開放に関する履歴情報として履歴情報記憶部13に記憶する。
一方、ステップS4で指紋データが合致しなかったと判断された場合、続いて、ステップS7では、扉開閉制御部22は、指紋認証部63aから送信された、遊技機50aに対する操作者が管理者として認証されなかったことを示す情報に基づき、扉開閉装置70aに対して、遊技機50aの本体と扉との間に構成されているワイヤーをロックのままにして、遊技機50aの扉を本体に閉鎖させた状態を維持するように制御する。
ステップS6の処理、或いは、ステップS7の処理が終了した後、本実施形態に係る遊技機管理システムの遊技機における扉の開閉処理が終了する。
図4は、本発明の実施形態に係る遊技機管理システムの遊技機における扉の開閉履歴の表示処理を示したフローチャートである。ここで、履歴情報記憶部13には、前述したように、各遊技機50a〜50cの扉の開放を行う制御を行った際の日時情報、当該遊技機の識別情報(例えば、識別番号等)、及び当該遊技機の操作者に係る操作者情報が扉の開放に関する履歴情報として記憶されているとともに、扉開閉装置70a〜70cで検知された各遊技機50a〜50cの現在の扉の開閉状態を示す情報が記憶されている。
まず、ステップS21では、表示制御部14は、操作入力部11から扉の開閉履歴表示指示信号が出力されたか否かを判断する。この判断の結果、操作入力部11から扉の開閉履歴表示指示信号が出力されていない場合には、操作入力部11から扉の開閉履歴表示指示信号が出力されるまで、ステップS21で待機する。一方、ステップS21での判断の結果、操作入力部11から扉の開閉履歴表示指示信号が出力された場合には、ステップS22に進む。
ステップS22では、表示制御部14は、履歴情報記憶部13から、操作入力部11から出力された扉の開閉履歴表示指示信号の指示内容に応じた履歴情報等の情報を抽出する。
続いて、ステップS23では、表示制御部14は、ステップS22で抽出した情報をモニター表示部12に表示する。
ステップS21〜ステップS23までの処理を経ることにより、モニター表示部12には、例えば、各遊技機50a〜50cにおける過去の扉の開閉履歴情報や、現在の扉の開閉状態を示す情報が表示される。具体的に、過去の扉の開閉履歴情報としては、当該遊技機の扉の開放を行った日時情報及び扉の閉鎖を行った日時情報、並びに、当該遊技機の扉の開放を行った操作者情報等である。
以上、説明したように、本実施形態に係る遊技機管理システムでは、遊技機の管理者として登録された者の指紋データを各登録指紋記憶部61a〜61cに記憶し(ステップS1)、各指紋検出部62a〜62cにおいて、各遊技機50a〜50cに対する操作者の指紋を指紋データとして検出し(ステップS2)、各指紋認証部63a〜63cにおいて、各指紋検出部62a〜62cで検出された指紋データと、各登録指紋記憶部61a〜61cに記憶されている指紋データとを照合して(ステップS3)、合致する指紋データが存在するか否かを判定し(ステップS4)、各指紋認証部63a〜63cにより合致する指紋データが存在すると判定された場合(ステップS4/YES)、扉開閉制御部22において、該当する遊技機の扉を開放する制御を行うようにしている(ステップS5)。
本実施形態によれば、遊技機の操作者に対して指紋認証を行って、遊技機の管理者として登録された者であると判定された場合に限り、当該操作者に対して、遊技機の扉の開放を行うようにしたので、遊技機の扉の開放を行う際のセキュリティの向上を実現することが可能となる。
また、本実施形態に係る遊技機管理システムでは、扉開閉制御部22により遊技機の扉の開放を行う制御がなされた際に、少なくとも、その日時情報、当該遊技機の識別情報、及び当該操作者に係る操作者情報を履歴情報として履歴情報記憶部13に記憶するようにしている(ステップS6)。
本実施形態によれば、遊技機の扉の開放に関する履歴情報を記憶するようにしたので、例えば、遊技機の操作者(管理者)が、遊技機内に備え付けてある制御基板を不正に取り替えた場合においても、遊技機の遊技状態の変化等を契機として、その操作者を特定することができ、管理者による不正行為の防止を図ることも可能となる。
また、本実施形態に係る遊技機管理システムでは、遊技機の扉の開閉履歴における表示を指示する操作入力部11を具備しており、操作入力部11により扉の開閉履歴の表示が指示された場合(ステップS21/YES)、表示制御部14において、履歴情報記憶部13から、当該指示内容に応じた履歴情報を抽出し(ステップS22)、当該抽出した履歴情報をモニター表示部12に表示するようにしている(ステップS23)。
本実施形態によれば、遊技機の扉の開閉履歴を表示するようにしたので、遊技機の管理及び遊技機の操作者(管理者)の管理を視覚的に行うことができる。
また、本実施形態に係る遊技機管理システムでは、扉開閉制御部22は、指紋認証部63a〜63cにより合致する指紋データが存在しないと判定された場合、遊技機の扉を閉鎖した状態で維持する制御を行うようにしている(ステップS7)。
本実施形態によれば、遊技機に対する操作者が、遊技機の管理者として登録された者でないと判定された場合に、当該遊技機の扉を閉鎖した状態で維持するようにしたので、遊技機におけるセキュリティの向上を実現することが可能となる。
なお、本実施形態では、管理用PC10、主制御装置20及び中間連結装置30を別体の装置構成で構成しているが、1つの装置構成で構成した形態も適用可能である。また、本実施形態では、中間連結装置30を介して、主制御装置20側と、指紋認証装置60a〜60c及び扉開閉装置70a〜70側とを接続するようにした形態であるが、中間連結装置30を設けずに、主制御装置20側と、指紋認証装置60a〜60c及び扉開閉装置70a〜70側とを直接接続するようにした形態も適用可能である。
前述した本発明の実施形態に係る遊技機管理システムを構成する図2の各手段、並びに遊技機管理システムにおける遊技機管理方法を示した図3及び図4の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより本実施形態に係る遊技機管理システムの機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して本実施形態に係る遊技機管理システムの機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て、或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて本実施形態に係る遊技機管理システムの機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
本発明の実施形態に係る遊技機管理システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態に係る遊技機管理システムのブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る遊技機管理システムの遊技機における扉の開閉処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る遊技機管理システムの遊技機における扉の開閉履歴の表示処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10 管理用パーソナルコンピュータ(管理用PC)
11 操作入力部
12 モニター表示部
13 履歴情報記憶部
14 表示制御部
20 主制御装置
21 指紋登録制御部
22 扉開閉制御部
30 指紋登録装置
31 指紋検出部
40 中間連結装置
50a〜50c 遊技機
60a〜60c 指紋認証装置
61a〜61c 登録指紋記憶部
62a〜62c 指紋検出部
63a〜63c 指紋認証部
70a〜70 扉開閉装置

Claims (5)

  1. 遊技機の管理者として登録された者の指紋データを記憶する登録指紋記憶部と、
    前記遊技機に対する操作者の指紋を指紋データとして検出する指紋検出部と、
    前記指紋検出部で検出された指紋データと、前記登録指紋記憶部に記憶されている指紋データとを照合し、合致する指紋データが存在するか否かを判定する指紋認証部と、
    前記指紋認証部により合致する指紋データが存在すると判定された場合、前記操作者に対して、前記遊技機の扉の開放を行う制御をする扉開閉制御部と
    を有することを特徴とする遊技機管理システム。
  2. 前記扉開閉制御部により前記遊技機の扉の開放を行う制御がなされた際に、少なくとも、その日時情報、当該遊技機の識別情報、及び当該操作者に係る操作者情報を履歴情報として記憶する履歴情報記憶部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機管理システム。
  3. 前記遊技機の扉の開閉履歴における表示を指示する操作入力部と、
    前記操作入力部により前記開閉履歴の表示を指示された場合、前記履歴情報記憶部から、当該指示内容に応じた前記履歴情報を抽出し、当該抽出した履歴情報を表示部に表示する制御を行う表示制御部と
    を更に有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機管理システム。
  4. 前記扉開閉制御部は、前記指紋認証部により合致する指紋データが存在しないと判定された場合、前記遊技機の扉を閉鎖した状態で維持する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機管理システム。
  5. 遊技機の管理者として登録された者の指紋データを登録指紋記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記遊技機に対する操作者の指紋を指紋データとして検出する指紋検出ステップと、
    前記指紋検出ステップで検出された指紋データと、前記登録指紋記憶部に記憶されている指紋データとを照合し、合致する指紋データが存在するか否かを判定する指紋認証ステップと、
    前記指紋認証ステップで合致する指紋データが存在すると判定された場合、前記操作者に対して、前記遊技機の扉の開放を行う制御をする制御ステップと
    を有することを特徴とする遊技機管理方法。
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