JP2007067820A - 高周波電力増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポーラーループ型送信機等に使用される高周波電力増幅器において、電力制御線形性を改善することができる技術を提供する。
【解決手段】 複数段構成のベースバイアス制御型高周波電力増幅器において、バイアス回路144により、初段トランジスタ103に供給されるベースバイアス電流Iaの立ち上がり電圧を、第2段トランジスタ107に供給されるベースバイアス電流Ibの立ち上がり電圧よりも低くし、その差が、増幅段トランジスタのベース−エミッタ間電圧よりも小さくなるようにする。また、第3段トランジスタ111に供給されるベースバイアス電流Icの立ち上がり電圧をベースバイアス電流Iaの立ち上がり電圧と等しくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話端末等に使用される複数段構成の高周波電力増幅器に関し、特に、ポーラーループ型送信機で使用されるのに好適な、ベースバイアス制御型の電力制御機能を有する高周波電力増幅器に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討した技術として、例えば、携帯電話端末等に使用される多段構成の高周波電力増幅器においては、以下の技術が考えられる。
近年、携帯電話は急速に普及し、画像通信等の高度なサービスも普及してきている。通信トラフィック量の急激な増大に応えるため、EDGE、W−CDMA等の第3世代システムの実用化が始まっている。EDGEシステムは、第2世代の主流であるGSMシステムの通信速度を拡張する第3世代システムで、GSMシステムと同一周波数帯を共用可能なため、今後の普及が期待される。
EDGEシステムに好適な送信機構成として、ポーラーループ型送信機がある。その構成例を図2に示す。ポーラーループ型送信機は、入力端子(IF input)1、位相ディテクタ(PD)2、VCO(Voltage Controlled Oscillator)3、高周波電力増幅器(PA)4、方向性結合器(Coupler)5、出力端子(RF output)6、振幅ディテクタ(AMD)7、可変利得増幅器(IVGA)8、ダウンコンバージョンミキサ(DCM)9、可変利得増幅器(MVGA)10、制御端子(Vramp)11からなる。
入力端子1からのIF入力信号は、位相ディテクタ2および振幅ディテクタ7に入力される。位相ディテクタ2は、IF入力信号と可変利得増幅器10からの帰還信号の位相差に応じた電圧を出力する。位相ディテクタ2の出力によりVCO3のRF出力は位相変調される。振幅ディテクタ7は、IF入力信号と可変利得増幅器10からの帰還信号の振幅差に応じた電圧を出力する。振幅ディテクタ7の出力は可変利得増幅器8により増幅される。VCO3の出力は高周波電力増幅器4により増幅されると同時に、可変利得増幅器8からの信号により振幅変調される。高周波電力増幅器4の出力信号は、方向性結合器5を経由して出力端子6へ出力される。出力信号の一部は、方向性結合器5で分かれてダウンコンバージョンミキサ9へ入力され、IF信号に変換される。ダウンコンバージョンミキサ9の出力は、可変利得増幅器10により増幅され、位相ディテクタ2および振幅ディテクタ7への帰還信号となる。可変利得増幅器8と可変利得増幅器10の利得は、制御端子11からの制御信号により可変される。
ポーラーループ型送信機では、位相ディテクタ2、VCO3、高周波電力増幅器4、方向性結合器5、ダウンコンバージョンミキサ9、可変利得増幅器10で構成される位相帰還ループと、振幅ディテクタ7、可変利得増幅器8、高周波電力増幅器4、方向性結合器5、ダウンコンバージョンミキサ9、可変利得増幅器10で構成される振幅帰還ループを用いて、EDGEシステムに必要な線形性を満足している。
ポーラーループ型送信機で用いられる高周波電力増幅器4は、GSMシステムで従来から用いられてきた、電力制御機能を持つ高周波電力増幅器である。但し、振幅帰還ループを安定動作させるため、電力制御の線形性が良好な高周波電力増幅器を用いる必要がある。
このような高周波電力増幅器に関連する技術として、例えば、特許文献1〜4に記載された技術がある。
特許文献1には、高周波信号の電力増幅を行うHBTで構成された多段電力増幅器における出力電力低減時のRxノイズの増加を抑制するために、電力増幅器の初段増幅器をなすHBTに対してのみ、外部の制御回路から入力される信号Vapcをベースに出力するようにし、電力増幅器の他の増幅器をなす各HBTの各ベースには、信号Vapcによって動作制御される定電圧回路からバイアス電流を供給するようにした多段電力増幅器のバイアス回路が記載されている。
特許文献2には、ドライブアンプとファイナルアンプに供給される送信出力可変用の制御電圧を最適化して、ドライブアンプとファイナルアンプが各送信出力で常に最適動作点で動作するようにすることにより、送信効率の向上を図って省電力化が可能になるとともに、送信出力の可変範囲を広くとることができる無線機が記載されている。
特開2000−332542号公報 特開2004−40418号公報 米国特許第6,701,138号明細書 米国特許第6,236,266号明細書
ところで、前記のような高周波電力増幅器の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
例えば、電力制御線形性が良好な高周波電力増幅器としては、LDO(Low Drop Out)制御型の高周波電力増幅器がある。その回路の一例を図3に示す。これは特許文献3に記載された例である。図3の高周波電力増幅器は、入力端子(RFin)21、初段増幅回路(1st)22、第2段増幅回路(2nd)23、第3段増幅回路(3rd)24、出力端子(RFout)25、バイアス回路(Bias Network)26、起動端子(TX enable)27、電源端子(Vprim)28、制御端子(Vramp)29、LDO35、起動端子(TX enable)33、電源端子(Vprim)34からなる。LDO35は、エラーアンプ30、定電圧回路(Regulator)31、帰還回路(H(s))32で構成される。
入力端子21からの入力RF信号は、初段増幅回路22、第2段増幅回路23、第3段増幅回路24で逐次増幅され、出力端子25に出力される。バイアス回路26は起動端子27からの信号でオンオフ制御され、各増幅回路にバイアス電圧を供給する。初段増幅回路22の電源は、電源端子28から直接供給される。第2段増幅回路23、第3段増幅回路24の電源は電源端子34からLDO35を経由して供給される。LDO35の定電圧回路31は帰還回路32とエラーアンプ30を用いて帰還制御される。LDO35は起動端子33でオンオフ制御され、オン時の出力電圧は制御端子29からの信号で直線的に制御される。
図3の高周波電力増幅器は、LDO35を用いて第2段増幅回路23、第3段増幅回路24の電源電圧を変化させることでRF出力電力を制御している。増幅回路の電源電圧と出力電力の関係は線形性が良好なため、図3の高周波電力増幅器の電力制御線形性は良好であり、ポーラーループ型送信機に使用できる。しかし、LDO35の定電圧回路31での電圧降下により高周波増幅に寄与しない無駄な電力消費があるため、電力付加効率が低下してしまうという問題がる。
GSMシステムで従来から用いられてきた、別のタイプの高周波電力増幅器として、バイアス制御型の高周波電力増幅器がある。その回路の一例を図4に示す。これは特許文献4に記載された例である。図4の高周波電力増幅器は、入力端子41、整合回路42、初段トランジスタ43、帰還回路44、電源回路45、整合回路46、第2段トランジスタ47、帰還回路48、電源回路49、整合回路50、第3段トランジスタ51、帰還回路52、電源回路53、整合回路54、出力端子55、バイアス回路56、制御端子57からなる。
入力端子41からのRF入力信号は、整合回路42、初段トランジスタ43、 整合回路46、第2段トランジスタ47、 整合回路50、第3段トランジスタ51、 整合回路54を経て増幅されて、出力端子55に出力される。各段のトランジスタ43,47,51には、それぞれ帰還回路44,48,52が付加され安定化されている。また、各段トランジスタ43,47,51には、電源回路45,49,53から電源供給されている。制御端子57からの信号で制御されたバイアス回路56が、各段トランジスタ43,47,51にバイアス電流を供給している。
バイアス回路56の詳細を図5に示す。このバイアス回路は制御端子57、抵抗62、定電圧回路63,74からなる。定電圧回路63は、抵抗64、トランジスタ65、抵抗66、 抵抗67、トランジスタ68で構成される。 定電圧回路74は、抵抗69, トランジスタ70、 抵抗71、 抵抗72、トランジスタ73で構成される。
初段トランジスタ43へのバイアス電流Iaは、制御端子57の制御電圧Vapcがトランジスタのベース−エミッタ間電圧Vbeより大きくなると流れ始め、Ia∝Vapc−Vbeの関係にある。第2段トランジスタ47へのバイアス電流Ibおよび第3段トランジスタ51へのバイアス電流Icは、Vapcが2Vbeより大きくなると流れ始め、Ib,Ic∝Vapc−2Vbeの関係にある。
特許文献4に記載された、バイアス回路56の別の回路例を図6に示す。このバイアス回路56aは、制御端子57aおよび定電圧回路88,89,90からなる。各段トランジスタ43,47,51へのバイアス電流Ia,Ib,Icは、いずれも制御端子57aの制御電圧Vapcが2Vbeより大きくなると流れ始め、Ia∝Vapc−2Vbeの関係にある。
図4のバイアス制御型高周波電力増幅器では、各段トランジスタ43,47,51への電源供給が低損失の電源回路45,49,53を介して行われるので、図3のLDO制御型高周波電力増幅器のような無駄な電力消費が無く、高効率化が可能である。しかし、図5又は図6のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器は、電力制御の線形性が悪く、ポーラーループ型送信機に使用できなかった。
図5のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器を試作し、測定した結果を図7に示す。図7(a)は、横軸に制御電圧Vapc、縦軸にバイアス電流Ia,Ib,Icを取ってバイアス回路の特性を示したものである。既に説明した通り、Iaの立ち上がり電圧はVbeに等しく、Ib,Icの立ち上がり電圧は2Vbeに等しい。図7(b)は、横軸に制御電圧Vapc、縦軸に出力電圧振幅の実効値Voutとその微分dVout/dVapcを取って、電力制御特性を示したものである。ポーラーループ型送信機で使用するためには、制御電圧の広い範囲でdVout/dVapcがほぼ一定になる必要があるが、図7(b)ではVapcの値によりdVout/dVapcが大きく変化しており電力制御線形性が悪いことが分かる。
同様に、図6のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器の試作結果を図8に示す。図8(a)より、この場合のIa,Ib,Icの立ち上がり電圧は2Vbeに等しいことが分かる。図8(b)の電力制御特性も、dVout/dVapcの変化が大きく、電力制御線形性が悪いことが分かる。
そこで、本発明の目的は、高周波電力増幅器において、前記のような電力制御線形性の問題を解決することができる技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明による高周波電力増幅器は、複数の増幅段トランジスタのうち、初段の増幅段トランジスタに供給されるベースバイアス電流の立ち上がり電圧が、初段以外の増幅段トランジスタに供給されるベースバイアス電流の立ち上がり電圧よりも低く、その差が、前記増幅段トランジスタのベース−エミッタ間電圧よりも小さいものである。
具体的には、本発明の高周波電力増幅器は、複数の増幅段トランジスタと、前記複数の増幅段トランジスタの各増幅段トランジスタにベースバイアス電流を供給するバイアス回路とを有する高周波電力増幅器であって、各増幅段トランジスタに供給される前記ベースバイアス電流が、前記バイアス回路に入力される制御電圧に対して直線的に変化し、前記複数の増幅段トランジスタのうち、初段の第1の増幅段トランジスタに供給される第1のベースバイアス電流が立ち上がる第1の制御電圧は、初段以外の第2の増幅段トランジスタに供給される第2のベースバイアス電流が立ち上がる第2の制御電圧よりも低く、前記第2の制御電圧と前記第1の制御電圧との差が、前記増幅段トランジスタのベース−エミッタ間電圧よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、高周波電力増幅器の電力制御線形性を改善できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明の一実施の形態によるベースバイアス制御型高周波電力増幅器の構成を示す回路図である。
まず、図1により、本実施の形態による高周波電力増幅器の構成の一例を説明する。本実施の形態の高周波電力増幅器は、例えば、ベースバイアス制御型高周波電力増幅器とされ、RF入力端子101、整合回路102、初段トランジスタ103(第1の増幅段トランジスタ)、帰還回路104、電源回路105、整合回路106、第2段トランジスタ107(第2の増幅段トランジスタ)、帰還回路108、電源回路109、整合回路110、第3段トランジスタ111(第3の増幅段トランジスタ)、帰還回路112、電源回路113、整合回路114、RF出力端子115、制御端子116、バイアス回路144などからなる。バイアス回路144は、電圧電流変換回路140、定電流回路141、定電圧回路142、定電圧回路143などからなる。電圧電流変換回路140は、オペアンプ117、p型MOSFET118、抵抗119、p型MOSFET120、p型MOSFET121、p型MOSFET122などからなる。定電流回路141は、抵抗123、抵抗124、オペアンプ125、p型MOSFET126、抵抗127、p型MOSFET128、p型MOSFET129、n型MOSFET130、n型MOSFET131などからなる。定電圧回路142は、トランジスタ132、抵抗133、トランジスタ134、抵抗135などからなる。定電圧回路143は、トランジスタ136、抵抗137、トランジスタ138、抵抗139などからなる。
RF入力端子101からの入力信号は、整合回路102、初段トランジスタ103、整合回路106、第2段トランジスタ107、整合回路110、第3段トランジスタ111、整合回路114を順次経由して増幅され、RF出力端子115に出力される。各段トランジスタ103,107,111には、帰還回路104,108,112がそれぞれ付加され安定化されている。また、各段トランジスタ103,107,111への電源は、それぞれ電源回路105,109,113から供給される。各段トランジスタ103,107,111のベースバイアス電流Ia,Ib,Icは、バイアス回路144から供給される。
バイアス回路144の動作を以下に説明する。制御端子116の制御信号(Vapc)はバイアス回路144内の電圧電流変換回路140にあるオペアンプ117に入力され、オペアンプ117の出力電圧でp型MOSFET118のゲートが駆動される。p型MOSFET118のドレイン電流Idは、定電流回路141内のp型MOSFET128のドレイン電流Ieと共に抵抗119(抵抗値Rd)に流れ込み、p型MOSFET118と抵抗119の接続点の電圧がオペアンプ117に帰還される。この帰還回路により、p型MOSFET118のドレイン電流Idは、制御端子116に入力される制御電圧VapcとId=(Vapc/Rd)−Ieの関係に制御される。p型MOSFET118,120,121,122のゲート電圧が共通だから、各p型MOSFETのドレイン電流比はゲート幅比で決まる。p型MOSFET118,120,121,122のゲート幅をそれぞれWd,Wa,Wb,Wc、ドレイン電流をそれぞれId,Ia,Ibo,Icoとすると、Ia=Id(Wa/Wd),Ibo=Id(Wb/Wd),Ico=Id(Wc/Wd)となる。
定電流回路141のオペアンプ125には、電源電圧と抵抗123、抵抗124の抵抗比で決まる電圧Voffが入力される。オペアンプ125の出力はp型MOSFET126のゲートを駆動する。p型MOSFET126のドレイン電流Ioは抵抗127(抵抗値Rd)に流れ込む。p型MOSFET126と抵抗127の接続点の電圧はオペアンプ125に帰還される。この帰還回路により、p型MOSFET126のドレイン電流IoはIo=Voff/Rdに制御される。p型MOSFET126,128,129のゲート電圧は共通だから、各p型MOSFETのドレイン電流比はゲート幅比で決まる。p型MOSFET126,128,129のゲート幅をそれぞれWd,Wd,Wbに設定する。p型MOSFET126,128,129のドレイン電流をそれぞれIo,Ie,Ifとすると、Ie=Io(Wd/Wd)、If=Io(Wb/Wd) となる。p型MOSFET129のドレイン電流Ifはn型MOSFET130,131からなるカレントミラー回路によりミラー比倍され、n型MOSFET131のドレイン電流Igとなる。ミラー比をx1とすると、Ig=x1・Ifである。
定電圧回路142の出力電流Ibは、トランジスタ134,107のサイズ比がx2のとき、入力電流Ibo−Igとトランジスタのhfeを用いて、Ib=(Ibo−Ig)・(hfe・x2)/(hfe+x2+1)となる。同様に定電圧回路143の出力電流Icは、トランジスタ138,111のサイズ比がx3のとき、入力電流Icoとトランジスタのhfeを用いて、Ic=Ico・hfe・x3/(hfe+x3+1)となる。
以上の結果から計算すると、各段トランジスタに供給されるバイアス電流Ia,Ib,Icは、
Ia=(Vapc−Voff)/Rd・(Wa/Wd)
Ib={Vapc−(1+x1)・Voff}/Rd・(Wb/Wd)・(hfe・x2)/(hfe+x2+1)
Ic=(Vapc−Voff)/Rd・(Wc/Wd)・(hfe・x3)/(hfe+x3+1)
となる。Ia,Ib,Icの立ち上がり電圧Vapcは、Ia,Ib,Icに0を代入して、それぞれVoff,(1+x1)Voff,Voffとなる。
したがって、本実施の形態に係るバイアス回路144を用いると、第2段トランジスタ107に供給されるバイアス電流Ibの立ち上がり電圧と初段トランジスタ103及び第3段トランジスタ111に供給されるバイアス電流Ia,Icの立ち上がり電圧との差(すなわちx1・Voff)を、ミラー比x1を用いて任意の正の値に設定できる。ミラー比はプロセスばらつきの影響を受けにくいので、立ち上がり電圧の差を再現性良く設定できる。
本実施の形態によるバイアス制御型高周波電力増幅器は、ミラー比x1の調整により電力制御の線形性を向上できる。ミラー比x1を最適化したときの電力制御特性を図9(b)に示す。図5や図6に示したバイアス回路の例と異なり、dVout/dVapcの平坦な領域がVoutの小さい低出力側に広がっており、電力制御線形性が改善されているのが分かる。
図9(a)はバイアス電流Ia,Ib,Icの制御電圧Vapc依存性を示す図である。この例では、バイアス電流の立ち上がり電圧差の最適値は80mVであった。この例で使用したトランジスタはInGaAs/GaAsヘテロバイポーラトランジスタで、ベース−エミッタ間電圧Vbeは約1.3Vである。このように、バイアス電流の立ち上がり電圧差の最適値は、Vbeより通常約1桁小さい値となる(すなわち、ベース−エミッタ間電圧Vbeの0.1倍以下が好ましい。)。
図11に、バイアス電流Ibの立ち上がり電圧とバイアス電流Ia,Icの立ち上がり電圧との差(x1・Voff)を、0mV,50mV,100mV,125mV,150mV,200mVと変えてシミュレーションを行ったときの電力制御特性を示す。図11(a)はVout、図11(b)はdVout/dVapcを示す。なお、Voffは500mVとしてシミュレーションを行った。図11からも分かるように、バイアス電流の立ち上がり電圧差が125mVのところで最も良好な結果が得られている。図9に示した実測値(80mV)より少し高めであるが、これはシミュレーション誤差によるものと考えられる。この結果より、バイアス電流の立ち上がり電圧差は、概ね200mV以下に最適値があると考えられる。
図5に示したバイアス回路を用いても立ち上がり電圧に差を設けることは可能だが、設定可能な差がVbeに限られるので、本実施の形態で得られたような電力制御線形性改善効果は実現できない。したがって、本実施の形態による電力制御線形性改善効果は、任意の立ち上がり電圧差を実現できる本実施の形態に係るバイアス回路を用いて、Vbeより約1桁小さい立ち上がり電圧差を設けたときに初めて現れる効果であり、従来技術によっては実現できない効果である。
なお、図1の回路を基に当業者に周知の回路変更を行うことにより、第3段トランジスタ111に供給されるバイアス電流Icの立ち上がり電圧と、初段トランジスタ103及び第2段トランジスタ107に供給されるバイアス電流Ia,Ibの立ち上がり電圧との差を、任意の正の値に設定できるバイアス回路が実現可能である。この場合も立ち上がり電圧差を調整することにより、本実施の形態と同等の電力制御線形性改善効果が得られる。その電力制御特性の具体例を図10(b)に示す。この例におけるバイアス電流の立ち上がり電圧差の最適値は、図10(a)で分かるように90mVであった。なお、この例で使用したトランジスタもInGaAs/GaAsヘテロバイポーラトランジスタである。
同様に、図1の回路を基に当業者に周知の回路変更を行うことにより、初段トランジスタ103に供給されるバイアス電流Iaの立ち上がり電圧と、第2段トランジスタ107及び第3段トランジスタ111に供給されるバイアス電流Ib,Icの立ち上がり電圧との差を任意の値に設定できるバイアス回路も実現可能である。しかし、この場合は電力制御線形性の改善効果は小さかった。
同様に、図1の回路を基に当業者に周知の回路変更を行うことにより、ある段のトランジスタに供給されるバイアス電流の立ち上がり電圧と、他の段のトランジスタに供給されるバイアス電流の立ち上がり電圧との差を、任意の負の値に設定するバイアス回路も実現可能である。しかし、この場合も電力制御線形性の改善効果は小さかった。したがって、電力制御線形性改善効果を得るためには、初段以外の段のトランジスタに供給されるバイアス電流の立ち上がり電圧を、初段のトランジスタに供給されるバイアス電流の立ち上がり電圧より正にずらす方法が特に有効であった。
このような効果が現れるのは、初段の増幅段トランジスタに供給されるバイアス電流の立ち上がり電圧を、初段以外の増幅段トランジスタに供給されるバイアス電流の立ち上がり電圧よりも数10mV乃至数100mV低くすることにより、初段以外の増幅段トランジスタが動作する時には、すでに初段の増幅段トランジスタが動作しているため、電力制御の線形領域が拡大したためと考えられる。
よって、本実施の形態によるバイアス制御型高周波電力増幅器は、電力制御線形性が良く、LDO制御型高周波電力増幅器より高効率化が可能であり、ポーラーループ型送信機で使用することにより、EDGEシステムで用いるのに好適な高効率送信機を実現できる。
すなわち、本実施例によれば、高周波電力増幅器の電力制御線形性を改善でき、ポーラーループ型送信機に使用可能な高周波電力増幅器が実現でき、LDO型高周波電力増幅器よりも高効率化が可能な、高周波電力増幅器を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、増幅段のトランジスタとしてヘテロバイポーラトランジスタについて説明したが、これに限定されるものではなく、他のトランジスタについても適用可能である。
また、前記実施の形態においては、増幅段のトランジスタが3段構成の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、2段構成の高周波電力増幅器についても適用可能である。
以上の説明では、主として本発明者によってなされた発明をその属する技術分野である携帯電話端末に使用されるポーラーループ型送信機に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、他の通信機器に適用することも可能である。
本発明の一実施の形態によるベースバイアス制御型高周波電力増幅器の構成を示す回路図である。 本発明の前提として検討したポーラーループ型送信機の構成を示す回路図である。 本発明の前提として検討したLDO制御型高周波電力増幅器の構成を示すブロックである。 本発明の前提として検討したバイアス制御型高周波電力増幅器の構成を示す回路図である。 本発明の前提として検討したバイアス回路の構成を示す回路図である。 本発明の前提として検討したバイアス回路の構成を示す回路図である。 (a)は、図5に示したバイアス回路のバイアス電流Ia,Ib,Icの制御電圧Vapc依存性を示す図、(b)は、図5のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器の電力制御特性を示す図である。 (a)は、図6に示したバイアス回路のバイアス電流Ia,Ib,Icの制御電圧Vapc依存性を示す図、(b)は、図6のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器の電力制御特性を示す図である。 (a)は、図1に示したバイアス回路のバイアス電流Ia,Ib,Icの制御電圧Vapc依存性を示す図、(b)は、図1のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器の電力制御特性を示す図である。 (a)は、本発明の他の実施の形態に係るバイアス回路のバイアス電流Ia,Ib,Icの制御電圧Vapc依存性を示す図、(b)は、そのバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器の電力制御特性を示す図である。 (a),(b)は、図1のバイアス回路を用いたバイアス制御型高周波電力増幅器の電力制御特性のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
1 入力端子(IF input)
2 位相ディテクタ(PD)
3 VCO
4 高周波電力増幅器(PA)
5 方向性結合器(Coupler)
6 出力端子(RF output)
7 振幅ディテクタ(AMD)
8 可変利得増幅器(IVGA)
9 ダウンコンバージョンミキサ(DCM)
10 可変利得増幅器(MVGA)
11 制御端子(Vramp)
21 入力端子(RFin)
22 初段増幅回路
23 第2段増幅回路
24 第3段増幅回路
25 出力端子(RFout)
26 バイアス回路(Bias Network)
27,33 起動端子(TX enable)
28,34 電源端子(Vprim)
29 制御端子(Vramp)
30 エラーアンプ
31 定電圧回路(Regulator)
32 帰還回路(H(s))
41 入力端子
42,46,50,54,102,106,110,114 整合回路
43 初段トランジスタ
44,48,52,104,108,112 帰還回路
45,49,53,105,109,113 電源回路
47 第2段トランジスタ
51 第3段トランジスタ
55 出力端子
56,56a,144 バイアス回路
57,57a,116 制御端子
62,64,66,67,69,71,72,119,123,124,127,133,135,137,139 抵抗
63,74,88,89,90 定電圧回路
65,68,70,73,132,134,136,138 トランジスタ
101 RF入力端子
103 初段トランジスタ(第1の増幅段トランジスタ)
107 第2段トランジスタ(第2の増幅段トランジスタ)
111 第3段トランジスタ(第3の増幅段トランジスタ)
115 RF出力端子
117,125 オペアンプ
118,120,121,122,126,128,129 p型MOSFET
130,131 n型MOSFET
140 電圧電流変換回路
141 定電流回路
142,143 定電圧回路
Ia,Ib,Ic ベースバイアス電流

Claims (10)

  1. 複数の増幅段トランジスタと、前記複数の増幅段トランジスタの各増幅段トランジスタにベースバイアス電流を供給するバイアス回路とを有する高周波電力増幅器であって、
    各増幅段トランジスタに供給される前記ベースバイアス電流が、前記バイアス回路に入力される制御電圧に対して直線的に変化し、
    前記複数の増幅段トランジスタのうち、初段の第1の増幅段トランジスタに供給される第1のベースバイアス電流が立ち上がる第1の制御電圧は、初段以外の第2の増幅段トランジスタに供給される第2のベースバイアス電流が立ち上がる第2の制御電圧よりも低く、
    前記第2の制御電圧と前記第1の制御電圧との差が、前記増幅段トランジスタのベース−エミッタ間電圧よりも小さいことを特徴とする高周波電力増幅器。
  2. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記第2の制御電圧と前記第1の制御電圧との差は、0Vよりも大きく前記増幅段トランジスタのベース−エミッタ間電圧の0.1倍以下であることを特徴とする高周波電力増幅器。
  3. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記第2の制御電圧と前記第1の制御電圧との差は、0Vよりも大きく200mV以下であることを特徴とする高周波電力増幅器。
  4. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記バイアス回路は、前記第2の制御電圧と前記第1の制御電圧との差を調整する回路を有することを特徴とする高周波電力増幅器。
  5. 請求項4記載の高周波電力増幅器において、
    前記第2の制御電圧と前記第1の制御電圧との差を調整する回路は、カレントミラー回路により安定化されていることを特徴とする高周波電力増幅器。
  6. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記バイアス回路は、
    前記バイアス回路に入力される制御電圧を電流に変換する電圧電流変換回路と、
    前記電圧電流変換回路により変換された電流にオフセット電流を加える定電流回路と、
    前記電圧電流変換回路により変換された電流を受けて前記ベースバイアス電流を出力する定電圧回路とを有することを特徴とする高周波電力増幅器。
  7. 請求項6記載の高周波電力増幅器において、
    前記定電流回路は、カレントミラー回路を含み、前記カレントミラー回路により安定化されていることを特徴とする高周波電力増幅器。
  8. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記複数の増幅段トランジスタは、3段構成であり、
    前記第2の増幅段トランジスタは、第2段目の増幅段トランジスタであり、
    第3段目の第3の増幅段トランジスタに供給される第3のベースバイアス電流が立ち上がる第3の制御電圧は、初段の前記第1の制御電圧と等しいことを特徴とする高周波電力増幅器。
  9. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記複数の増幅段トランジスタは、3段構成であり、
    前記第2の増幅段トランジスタは、第3段目の増幅段トランジスタであり、
    第2段目の第3の増幅段トランジスタに供給される第3のベースバイアス電流が立ち上がる第3の制御電圧は、初段の前記第1の制御電圧と等しいことを特徴とする高周波電力増幅器。
  10. 請求項1記載の高周波電力増幅器において、
    前記複数の増幅段トランジスタは、ヘテロバイポーラトランジスタであることを特徴とする高周波電力増幅器。
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