JP2007066935A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反応生成物等の付着物が検出窓の表面に付着し難く、かつプラズマにより検出窓表面がエッチングされにくく、長期間に亘ってプラズマ状態を高精度で検出することが可能なブラズマ処理装置を提供すること。
【解決手段】真空容器101内に被処理体を載置する部材を備え、真空容器101内に処理用のガスを導入する手段を持ち、真空容器101内にプラズマを発生させるための第1電極106aを具備したプラズマ処理装置であって、真空容器101内で発生するプラズマの光信号を検出するための手段として真空容器101の少なくとも1つの側面に測定しようとする波長域に対して、透過性を持った材料で構成される検出窓を具備し、前記検出窓の真空容器101側にプラズマ中のイオンを積極的に引き込むための第2電極106bを具備し、前記検出窓の内側を伝播し真空容器101の外側の面から出るプラズマの発光を検出するための手段を有すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造工程における微細なパターンを形成するためのプラズマ処理装置に関するもので、特に真空容器内のプラズマ発光の検出を行うための装置に関するものである。
半導体製造工程は、従来よりプラズマによるドライエッチングやスパッタリング法などの処理が広く用いられている。この処理は、真空容器内に導入されたプロセスガスをプラズマ発生手段によりプラズマ化し、真空容器内に配置された被処理物と反応させて微細な孔や溝などの加工あるいは成膜などの処理を行うと共に、被処理物から生じた反応生成物を排気することにより所定の処理を行うというものである。
従来のプラズマ処理装置におけるプラズマ処理の終点検出は、例えば、真空容器内で発生したブラズマの発光スペクトルの変化を検出することで行われる。具体的には以下の通りである。
真空容器の側壁に、例えば石英からなる透明なプラズマの発光の検出窓を設置し、その検出窓を介して真空容器の外部の終点検出器の光受容部に発光スペクトルを伝達した後、そして、伝達された発光スペクトルの変化に基づいて、終点検出器でエッチング処理の終点を検出している。しかしながら、エッチング処理時には、例えば被処理物から生じた反応生成物などが真空容器内に付着し、同様に検出窓のうち真空容器の内壁面側にも付着するため、エッチング処理を行うたびにブラズマ光の透過性が低下して、伝達する光量が低下することになる。それゆえ、エッチング処理の終点の検出が処理の頻度に応じて次第に難しくなり、検出窓の洗浄または交換を頻繁に行わなければならないという問題が生じることになる。
そこで、上記問題を解決するために、特許文献1に記載の発明(以下、「先行発明」と称す)のような提案がされている。図3は、先行発明に係るプラズマ処理装置を示すものであり、図4は、このプラズマ処理装置のうち要部Bを拡大した断面図である。
以下、図3及び図4を参照しながら、先行発明に係るプラズマ処理装置を詳述する。
先行発明に係るプラズマ処理装置は、処理容器301と、処理容器301内に生成したプラズマを検出するための検出窓302と、処理容器301内にガスを導入するガス供給源303と、処理容器301内のガスを排気する排気機構304と、基板を載置する電極305と、電極に高周波電力を印加する高周波電源306とで構成される。
検出窓302は、処理容器301の壁部に設けられ、透光性を有する第1部材401と、第1部材401の処理容器301の内部側に配置され、処理容器301内のプラズマの光を第1部材401に導くように形成された多数の貫通孔402を有し、少なくともその表面がプラズマの発光スペクトルに対して不透過性を有する第2部材403と、第1部材401と第2部材403との間に設けられ、第1部材401よりも耐プラズマ性が高い透光性材料からなる第3部材404とを有するというものである。
このような構成によって、先行発明は検出窓302の第1部材401が透光性を有し、第2部材403に貫通孔402が形成されており、かつ、第1部材401と第2部材403との間に、第1部材よりも耐プラズマ性が高い透光性材料からなる第3部材404を設けたので、第2部材403の貫通孔402の存在により、光を透過しつつ反応生成物等の侵入を妨げることができ、しかも、第3部材404によりプラズマによるエッチングを抑制することができるとされている。従って、検出窓302への反応生成物の付着やプラズマによって生じる透光性低下を生じ難くすることができるとされている。
一方、第2部材403の少なくとも表面がプラズマの発光スペクトルに対して不透過性を有するので、第2部材403の微細貫通孔内を通過した発光スペクトルのみが第3部材404および第1部材401を通過し、そのため反応生成物がたとえ第2部材403の表面に付着した場合でも、検出される発光スペクトルの光量が低下しないとされている。
以上のようなことから、先行発明によれば、長期間に亘ってプラズマ状態を高精度で検出することが可能となるとされている。
また、光透過性部分として第1部材401の処理容器301側部分に第3部材404を設けたので、プラズマにより透光性が低下したとしても、第3部材404のみを交換すればよいので、第1部材401の交換頻度を著しく少なくすることができるとされている。このような構成において、第1部材401と第2部材403とを離隔して設けることにより、第1部材401への反応生成物の付着を効果的に防止することができると共に、第2部材403の交換が容易となるとされている。
この場合、第3部材404を第2部材403の表面に密着するように設けることにより、第2部材403と第3部材404とを一体的に交換することができ、交換作業を一層容易にすることができるとされている。このように、第2部材403および第3部材404を第1部材401から離隔して設ける場合には、処理容器301の側壁の内側に設けられ、処理容器301内で生成された反応生成物が処理容器301の内壁に付着することを防止するためのシールド部材405に第2部材403を取り付け、更に、第3部材404を第2部材403に密着させれば、第2部材403および第3部材404の交換の際にはシールド部材405を外せばよく、これらの交換作業をより一層容易にすることができるとされている。
また、このように第1部材401と第2部材403とを離隔して設ける際に、第3部材404と第1部材401とを離隔させることにより、第2部材403の微細貫通孔402から反応生成物が侵入した場合でも、第3部材404への反応生成物等の付着を少なくすることができるとされている。
特開2000−77395号公報
しかしながら、上記従来の構成では、プラズマ処理中に被処理物から生じる反応生成物が検出窓や貫通孔に付着することになり、プラズマの発光スペクトルの光量が低下するので、定期的な検出窓の洗浄もしくは交換するという問題を有することになり、その結果、それに関わるメンテナンス等でコストを要し、生産性が低下することになる。
本発明は、上記従来の問題点を鑑み、プラズマ処理での反応生成物の付着物が検出窓の表面に付着し難く、長期間に亘ってプラズマ状態を高精度で検出することが可能なプラズマ処理装置を提供することを目的としている。
本願の第1の発明の装置は、真空処理室内に被処理体を載置する部材を備え、前記真空処理室内にガスを給排気する手段と、前記部材と対向して誘電体が設けられ、前記誘電体上に第1の電極を具備したプラズマ処理装置であって、前記真空処理室内で発生するプラズマの光信号を検出するための透過性を持った検出窓を具備し、前記誘電体の直上に第2の電極を配置すると共に前記検出窓の側面にプラズマの発光を検出するための手段を有したことを特徴とする。
このような構成により、前記検出窓をクリーニングせずにプラズマの発光を検出することができる。
本願の第2の発明の装置は、前記第1の電極は13.56〜100MHzの周波数の高周波電源と整合器で構成されることを特徴とする。
このような構成により、被処理膜を処理できる。
本願の第3の発明の装置は、前記プラズマの発光を検出する手段として受光素子と処理の終点を検知する装置を具備することを特徴とする。
このような構成により、プラズマを効率よく検出し、プラズマ処理の終点を確認できる。
本願の第4の発明の装置は、前記検出窓から前記受光素子まで外部からのプラズマ以外の光を遮断する構造を具備することを特徴とする。
このような構成により、プラズマの光のみを検出することができる。
本願の第5の発明の装置は、前記検出窓は石英もしくサファイアで構成されることを特徴とする。
このような構成により、プラズマの光を効率よく前記受光素子に伝達することできる。
本願の第6の発明の装置は、前記第2の電極は高周波電源と整合器もしくは前記第2の電極はアースとの間に1個以上のコンデンサと1個以上のコイルで構成される整合器を具備することを特徴とする。
このような構成により、被処理体による前記検出窓の付着物を除去することができる。
本願の第7の発明の装置は、前記第2の電極は、前記検出窓と隣接し、前記検出窓より大きいことを特徴とする。
このような構成により、被処理体による前記検出窓の付着物を効率よく除去することができる。
以上のように、本発明のプラズマ処理装置によれば、検出窓に高周波を印加する電極を設置したので、真空容器内のプラズマにより、検出窓は光を透過しつつ被処理物のプラズマ処理により発生する反応生成物等の付着を防ぐことができる。したがって、反応生成物の付着やプラズマによるエッチングによって生じる透過性低下を生じ難くすることができる。一方、検出窓から受光素子まで外部からのプラズマ以外の光を遮断する構造を有するので、発光スペクトルのみ受光素子に伝達され、検出される発光スペクトルの光量が低下しない。以上のことから、本発明によれば、長期間に亘って、検出窓の洗浄もしくは交換することなくプラズマ状態を高精度に検出することが可能になる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプラズマ処理装置を示す概略断面図であり、図2は図1の要部Aを拡大して示す断面図である。
プラズマ処理装置100は、アルミニウム等の導電性材料からなり内部を真空保持することが可能な真空容器101を備えている。この真空容器101は、インナチャンバ102と誘電体103とで構成され、インナチャンバ102と誘電体103が取り外し可能でとなっている。また、真空容器101とインナチャンバ102は、アルミ部材に表面を酸化処理したアルマイトが被覆されており、エッチングによる悪影響等を防止するようにしている。真空容器101内底部には、支柱104を介して下部電極を構成する第3電極105が配置されており、真空容器101の天壁には誘電体103を介して第1電極106aが第3電極105に対向するように設けられている。更に、誘電体103の直上に第2電極106bが設けられ、第1電極106aと接触しないように設置されている。
第3電極105は、セラミック等の誘電性部材からなり、その上面に被処理体である半導体ウエハWが載置される。第3電極105内には、温度調節機構(図示せず)が設けられており、これにより第3電極105に載置された半導体ウエハWを所望の温度に制御可能となっている。第3電極105の半導体ウエハWの載置面には静電チャック(図示せず)が配置されており、これにより半導体ウエハWが静電吸着され、第3電極105上に所望の状態で保持される。
インナチャンバ102にあるガス導入口107にはガス供給装置108が接続されており、ガス導入口を介して第3電極105上の半導体ウエハWの表面に向けて均一に吐出される。
真空容器101の底部には調圧弁109が設置され、その下方部に排気口110が接続され、この排気口110は排気機構111に接続されている。従って、排気機構111を作動されることにより、真空容器101が排気され、調圧弁109で調節することにより、その中が所定の減圧雰囲気に維持可能な構造となっている。
第1電極106aにはマッチング回路112aを介して第1電極用高周波電源113aが接続されており、一方、第2電極106bにはマッチング回路112bを介して第2電極用高周波電源113b接続されている。更には、下部電極である第3電極105にはマッチング回路112cを介して第3電極用高周波電源114が接続されており、所定の高周波電力が第1電極用高周波電源113aからマッチング回路112aを介して第1電極106aに印加され、その結果、真空容器101内に導入されたプロセスガスが解離してプラズマ化する。
同時に、所定の高周波電力が第3電極用高周波電源114からマッチング回路112bを介して第3電極105に印加され、生成したプラズマを半導体ウエハWに引き込み所定のエッチング処理が施される。
更に、所定の高周波電力が第2電極用高周波電源113bからマッチング回路112bを介して第2電極106bに印加され、その結果、前記上部電極aによりプラズマ化されたガスによってプロセスガスのプラズマによるエッチング反応によって生じた反応生成物が誘電体103の真空容器側に付着することを防止する機能を有している。誘電体103の直径は、例えば460mmであり、第2電極106bの直径は、例えば460mmである。
このとき、第1電極106aに印加される高周波電力の周波数は、例えば13.56MHz〜100MHzである。また、第2電極106bに印加される高周波電力の周波数は、例えば400kHz〜13.56MHzである。更に、第3電極105に印加される高周波電力の周波数は、例えば400kHz〜13.56MHzである。
また、実施の形態1のプラズマ処理装置においては、電極カバー117の側面に真空容器101内で生成しているプラズマ状態を検出するための誘電体103を検出窓とする。また、誘電体の側面には集光装置115が設けられている。
集光装置115は受光素子を有し、真空容器101内で発生したプラズマ発光を誘電体103を通過して、前記受光素子が発光スペクトルを検出し、終点検出器116に伝達し、それに基づいてエッチングの終点を把握するようになっている。
図2に示すように表面がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムからなる電極カバー117の側面に誘電体103と対向するように穴203があけられ、第2部材201、第2部材202とで構成されている集光装置115が設置されている。
第1部材201は、厚さが例えば10mm、直径60mmの円筒で中心を直径40mmのはめ込み穴があり、電極カバー117の側面の穴203を覆うようにはめ込まれ、第2部材202により電極カバー117に取り付けられている。そして、第1部材201と電極カバー117との間はねじ204により、第1部材201と第2部材202との間はねじ205により第1部材201にねじ止めされる。
第2部材202は、例えば、直径が60mmであり、厚さが5mmである。
穴203は例えば直径20mmであり、受光素子と隣接している。
上記第1部材201および第2部材202を構成する樹脂は光透過性を有しておらずプラズマ光および外からの光に対して不透過性である。また、電極カバー117を構成するアルミニウムも、プラズマ光に対して不透過性である。
このように構成されるエッチング装置においては、まず、真空容器101内の第3電極105上に半導体ウエハWを載置し、真空容器101内を排気機構111により所定の圧力まで減圧する。次いで、ガス供給装置108から配管を通ってガス導入口107から所定の処理ガスを半導体ウエハWに向けて吐出させる。それと同時に第1電極用高周波電源113aからマッチング回路112aを通って所定の周波数および電圧の高周波を第1電極106aに印加する。また、第3電極用高周波電源114からマッチング回路112cを通って所定の周波数および電圧の高周波を第3電極に印加する。さらに第2電極用高周波電源113bからマッチング回路112bを通って所定の周波数および電圧の高周波をd第2電極106bに印加する。
これにより、真空容器101内の第3電極105と誘電体103との間の空間には処理ガスのプラズマが生成され、半導体ウエハWに対して所定のプラズマ処理が施され、誘電体103に発生したプラズマを引き込み、プロセスガスのプラズマによるエッチング反応によって生じた反応生成物がプラズマ処理により真空容器側に付着することを防止する。
この際に、半導体ウエハWのエッチングの進行に従ってプラズマの発光スペクトルが変化する。この時、プラズマの発光スペクトルは、誘電体103と穴203を通過し、集光装置115の受光素子を通じて終点検出器116に導かれる。この終点検出器116において、検出された発光スペクトルの変化に基づいてエッチング処理の終点を把握し、エッチング処理を終了する。
本実施形態においては、以上のように、誘電体103を検出窓としたので、この第2電極106bの存在により、光を透過しつつ反応生成物等の除去をすることができ、また、第1部材201、第2部材202はプラズマの発光スペクトルに対して不透過性の樹脂で構成されているので、誘電体103を通過した発光スペクトルのみが受光素子に伝達され、ウエハWの処理が進んだ場合でも、検出される発光スペクトルの光量が低下しない。
このように、本実施形態により、上部の誘電体103と第1電極106aの間に第2電極106bを挿入することで真空容器101内に発生したプラズマを誘電体103に引き込み、反応生成物がほとんど付着することが無い。そのため、長時間に亘って終点検出器116によりプラズマ処理の終点等の進捗状況を正確に検出することができると共に、誘電体103のクリーニングは必要なく、スループットを高めることができる。
以上述べた本説明の好適な実施の形態において説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態においては、誘電体103の透過性の部材としては、上記石英及びサファイアに限定されるものではない。
また、誘電体103にプラズマを引き込み付着する反応生成物を処理する方法として、第2電極106bに高周波電源の電力印加だけでなく、第2電極106bとアースの間にコンデンサ及びコイル等で構成される回路を組み込むことで第1電極106aからの高周波電力を第2電極106bに分配させる方法でもよい。
さらに、上記実施形態では、検出窓をプラズマの終点を検出するために用いたが、これに限らず他の目的でプラズマ状態を検出する場合、またはウエハの表面状態などを赤外線もしくはCCDによる観察によりその状態を検出する場合にも適用することも出来る。さらにまた、検出窓の位置もプラズマ状態を検出することが出来る限り、上記位置に限定されるものではないし、その個数も1個に限らず複数設けても良い。
本発明のプラズマ処理装置は、プラズマ処理でのエッチング終点を長期間にわたって検出することを有し、プラズマCVDに成膜処理等の他のプラズマ処理の用途にも適用できる。また、被処理体として半導体ウエハを用いた例について示したが、これに限らず液晶表示装置用ガラス基板等、他の被処理体を処理する場合であっても良い。
本発明のプラズマ処理装置に係る概略断面図 本発明のプラズマ処理装置に係る要部Aを拡大して示す断面図 従来のプラズマ処理装置に係る概略断面図 要部Bを拡大して示す断面図
符号の説明
101 真空容器
102 インナチャンバ
103 誘電体
104 支柱
105 第3電極
106a 第1電極
106b 第2電極
107 ガス導入口
108 ガス供給装置
109 調圧弁
110 排気口
111 排気機構
112a マッチング回路
112b マッチング回路
113a 第1電極用高周波電源
113b 第2電極用高周波電源
114 第3電極用高周波電源
115 集光装置
116 終点検出器
117 電極カバー
118 接地点
W 半導体ウエハ

Claims (6)

  1. 真空処理室内に被処理体を載置する部材を備え、前記真空処理室内にガスを給排気する手段と、前記部材と対向して誘電体が設けられ、前記誘電体上に第1の電極を具備したプラズマ処理装置であって、前記真空処理室内で発生するプラズマの光信号を検出するための透過性を持った検出窓を具備し、前記誘電体の直上に第2の電極を配置すると共に前記検出窓の側面にプラズマの発光を検出するための手段を有したことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 第1の電極は、13.56MHz〜100MHzの周波数の高周波電源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記プラズマの発光を検出する手段として受光素子と処理の終点を検知する装置を具備した請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記検出窓から前記受光素子まで外部からのプラズマ以外の光を遮断する構造を具備する請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  5. 検出窓は、石英若しくはサファイアで構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第2の電極は高周波電源と整合器もしくは前記第2の電極はアースとの間に1個以上のコンデンサと1個以上のコイルで構成される整合器を具備することを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
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