JP2007065959A - 電子デバイス、及び電子デバイスの製造方法 - Google Patents

電子デバイス、及び電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 記憶手段に正規データを書込んだ後に、誤データが書込まれることを防止することができる電子デバイスを提供する。
【解決手段】 処理情報が書込まれるROM16と前記ROM16と電気的に接続されて前記ROM16に処理情報の書き込みを可能とした書込専用端子12、あるいは前記ROM16と電気的に接続されて前記ROM16を情報の書き込みが可能な状態に切り替える信号を入力するための書込切替端子(不図示)とを有する電子デバイス10aであって、前記書込専用端子12あるいは書込切替端子と前記ROM16との間に前記電気的接続を切断するヒューズ14を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子デバイス及び当該電子デバイスを製造する方法に係り、特に、デバイスとしての処理情報を直接、あるいは間接的に内部メモリに書き込むことを可能とした外部端子を有する電子デバイス及び電子デバイスの製造方法に関する。
電子デバイスの中には、パッケージ等に実装され、製品としての体を成してから内部機器の動作情報を入力するものがある。このような電子デバイスの一例として、圧電発振器を挙げることができる。圧電発振器は、振動部である圧電振動片の振動特性が周囲の環境変化によって左右されるため、少なくとも集積回路(IC:Integrated Circuit)を実装したパッケージ内に圧電振動片を実装し、パッケージを封止した後に、前記ICに対して温度補償データを書き込むような構成とされている。ところが、このような構成の電子デバイスでは近年、情報を書込むための記憶部としてのROM(Read Only Memory)にEEP−ROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)が採用されることが多い。EEP−ROMは複数回に亙るデータの書き換えを可能とするため、電子デバイスが製品として出荷された後にも、出荷先においてデータの誤書き込み等が生じる虞があった。
このような電子デバイスの問題を解決するために提案されている技術として、特許文献1に開示されているものがある。特許文献1に開示されている技術は、電子デバイス用のパッケージの構造に関するものである。特許文献1に開示されているパッケージの構造は、パッケージ底面に凹部を形成し、当該凹部の底面にIC内のメモリに対する書込専用端子を配設するということを特徴とするものである。特許文献1によれば、このような構成のパッケージに電子部品を実装すれば、出荷先での誤書き込みを防止することができるという。
特開平8−307153号公報
しかし、特許文献1に記載されているパッケージ構造、あるいはそれを有する電子デバイスでは、データの書き込み後においても書込専用端子自体はIC内のメモリと電気的接続を保ったまま残存することとなり、電子デバイスを製品として出荷した後におけるデータの誤書き込みを完全に防止することはできない。また、書込専用端子を凹部に形成するようにしているため、一般的なパッケージ構造に比べて製造コストがかさむこととなる。
本発明では、電子デバイスの記憶手段に対する正規データが書込まれた後に、誤データが書込まれることを防止することができる電子デバイス及び電子デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためには、電子デバイス内の記憶手段に対して正規データを書込んだ後に、電子デバイスに設けられた書込専用端子を削除する、あるいはその機能を無効にすることができれば良いと考えることができる。そこで本発明に係る電子デバイスは、処理情報が書込まれる記憶手段と、前記記憶手段と電気的に接続されて前記記憶手段に処理情報を書込む際に使用する書込み用端子とを有する電子デバイスであって、前記書込み用端子と前記記憶手段との間に前記電気的接続を切断する切断部を設けたことを特徴とした。
このような構成の電子デバイスであれば、記憶手段に対する処理情報の書き込みは書込み用端子を用いて行うことができる。また、記憶手段に対する処理情報の書き込みが終了した後には、前記切断部を切断することにより書込み用端子と記憶手段との間の電気的接続を切断することができる。このため、電子デバイスに設けられた書込み用端子は、記憶手段に対して処理情報を入力した後に、その機能が無効となる。よって、記憶手段に対する誤書込みを防止することができる。また、例えば書込み用端子が記憶手段に対する情報の書き込みを許可するための信号を入力する端子、すなわち書込切替端子であった場合でも、処理情報を入力した後に切断部を切断することによりその機能が無効となり、記憶手段に対する誤書込みを防止することができる。
また、上記目的を達成するための本発明に係る電子デバイスとしては、記憶手段を備えた集積回路と、当該集積回路を実装し、前記記憶手段に処理情報を書込む際に使用する書込み用端子を外部に備えたパッケージとを有する電子デバイスであって、前記集積回路に備えられた書込み用端子と、前記パッケージ外部に備えられた書込み用端子とを電気的に接続する経路内に、前記電気的接続を切断する切断部を設けたことを特徴とするものであっても良い。
このような構成の電子デバイスであれば、記憶手段を備えた集積回路として汎用の製品を用いることができる。また、記憶手段に対する処理情報の書き込みは書込み用端子を用いて行うことができる。また、記憶手段に対する処理情報の書き込みが終了した後には、前記切断部を切断することにより書込み用端子と集積回路との間の電気的接続を切断することができる。このため、パッケージ外部に設けられた書込み用端子は、集積回路内の記憶手段に対して処理情報を入力した後に、その機能が無効となる。よって、集積回路に対する誤書込みを防止することができる。また、例えば書込み用端子が記憶手段に対する情報の書き込みを許可するための信号を入力する端子、すなわち書込切替端子であった場合でも、処理情報を入力した後に切断部を切断することによりその機能が無効となり、記憶手段に対する誤書込みを防止することができる。
上記のような構成の電子デバイスにおいて、前記パッケージは、内部空間に複数の実装端子を備え、前記複数の実装端子のうちの1の実装端子を前記集積回路に備えられた書込み用端子と電気的に接続し、前記複数の実装端子のうちの他の1の実装端子をパッケージ外部に備えた書込み用端子あるいは書込切替端子に接続し、前記1の実装端子と前記他の1の実装端子との間に前記切断部を設ける構成とすると良い。
このような構成とすることにより、パッケージの構成としてパッケージ外部に設けられた書込み用端子と、集積回路との接続状態を制御することが可能となる。
上記それぞれの電子デバイスにおいて、前記切断部は、前記記憶手段に対する書込みあるいは書込みモードの切替に必要とする電流値より高く、前記記憶手段又は前記集積回路の許容電流値より低い電流が付加されることにより電流経路が切断されるヒューズであることが望ましい。
このような構成の電子デバイスによれば、書込み用端子に対して付加する電流値の多寡により切断部の切断を制御することができる。このため、パッケージ内に集積回路を実装し、封止した状態であっても、外部から電流経路を切断することができる。また、ヒューズの容量を前記記憶手段に対する書込みあるいは書込みモードの切替に必要とする電流値より高く、前記記憶手段又は前記集積回路の許容電流値より低い電流値とすることにより、記憶手段に対する処理情報の書き込みを可能としつつ、記憶手段や集積回路に大電流が投入されることを防止することが可能となる。
また、上記構成の電子デバイスは、圧電素子を備えていても良い。このような構成とすることにより、電子デバイスは圧電発振器としての体を成し、記憶手段には圧電素子の温度補償データを入力することができる。
また、上記構成の電子デバイスを製造する方法として、記憶手段に対する情報の書き込みが終了した後に、前記切断部を切断することを取り入れると良い。電子デバイスをこのようにして製造することにより、製造後に記憶情報が書き換えられるという虞がなくなる。
以下、本発明の電子デバイス及び電子デバイスの製造方法に係る実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明に係る圧電デバイスは、図1に示すように、処理データの書込みが成される記憶手段16と、前記記憶手段16と電気的に接続された書込み用の外部端子(書込専用端子)12、及び前記記憶手段16と前記書込専用端子12との電気的接続を切断する切断部14とを基本構成とする。
このような構成を有する電子デバイス10としては、ICやICをパッケージ内に実装したデバイス、パッケージ内に圧電振動片や圧電振動子及びIC等を備えた圧電発振器等を挙げることができる。以下、それぞれについての実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
まず、電子デバイスがICである場合の実施形態について、図2を参照して説明する。本実施形態でいうIC10aは少なくとも、ROM16と、当該ROM16に対してデータの書き込みを行うための書込専用端子12と、電源端子(VDD)20、及び接地端子(GND)22とを有する。
前記ROM16は、例えばEEP−ROM等であれば良い。また、前記それぞれの端子12,20,22に接続された複数の電気経路は、図2に示すように統合点Oにて単一の経路に統合された後、抵抗素子18を介して前記ROM16に接続されている。前記抵抗素子18とVDD20、及びGND22との間にはそれぞれ整流素子(ダイオード)24が設けられており、ROM12に対して所定の電流・電圧を供給可能な構成とされている。
また、本実施形態のICは、前記抵抗素子18と前記書込専用端子12との間、詳細には各端子12,20,22に接続された複数の電気経路の統合点Oと書込専用端子12との間に、電気経路を電気的あるいは物理的に切断するための切断部が設けられている。前記切断部は、例えばヒューズ14などであれば良い。この場合、ヒューズ14の許容電流値は、ROM16に対する書き込み電流値より高く、ROM16の許容電流値より低い値とすれば良い。
このような構成のIC10aでは、ROM16に対して所定の電圧を供給し、書込専用端子12より処理データの入力(書き込み)が行われる。ROM16に対するデータの書き込みが終了した後、書込専用端子12に対してヒューズ14の許容電流値より高く、ROM16の許容電流値より低い値の電流を供給することで、ヒューズ14を切断して電気経路を切断する。これにより、書込専用端子12とROM16とは、電気的、物理的に切断されたこととなり、ROM16に対する誤書き込みを防止することが可能となる。
なお、P−ROM(Programmable Read Only Memory)の一種としてヒューズROM(バイポーラPROM)と呼ばれるヒューズを備えたROMは存在するが、このヒューズROMを備えたICと本実施形態におけるIC10aとは構成及び特性が異なる。すなわち、ヒューズROMは、ヒューズを焼き切ることでデータの書き込みを行うため、このROMを採用したICでは、基本的に1度しかデータの書き込みができないのである。これに対し、本実施形態のIC10aで採用したEEP−ROMはRAMのように複数回の書き込みを可能としており、製造段階においては何度でもデータの書き換えを可能とするのである。そして、本実施形態のIC10aでは、出荷後にROM16に対する誤書き込みが成されることを防止するために書込専用端子12とROM16との間にヒューズ14を介在させて、データの書き込み終了後にこれを切断するようにしたのである。このように、本実施形態のIC10aでは、ROM16に対するデータの書き換え自体は複数回に亙って行うことが可能であり、必要に応じて外部からROM16に対して書き込みすることを不可能にすることができるのである。
上記実施形態で説明したICは、書込専用端子12にデータ(信号)を入力することのみでROM16に対するデータの書き込みができる旨を記載した。しかしながら、IC10aには、図示しないPE(Programmable-Enable)端子を設けるようにしても良い。PE端子はROMに対するデータの書き込みの可否を選択するための信号を入力する端子であり、当該端子を備えるICの場合には、データの書き込みを行う前に、PE端子に対して書き込みを可能とするための信号を入力する必要がある。このような構成のICであっても上記と同様に、書込専用端子とICとの間にヒューズを設けることで、ROMに対する誤書き込みを防止する効果を奏することができる。また、このような構成のICでは、前記PE端子(不図示)を書込み用端子として設定し、PE端子とICとの間にヒューズを設けるようにしても良い。このような構成であっても、ROMに対する誤書込みを防止する効果がある。
次に、本発明に係る電子デバイスが、ICをパッケージ内に実装したデバイスである場合の実施形態について、図3を参照して説明する。なお、図3(A)は同図(B)におけるB−B断面を示す図であり、図3(B)は同図(A)におけるA−A断面を示す図である。
本実施形態の電子デバイス100は、制御データ(処理データ)を記憶するROM(不図示)を有するIC120と当該IC120を内部に実装するパッケージ116とを基本構成とする。
IC120は汎用のもので、少なくとも端子122(122a〜122g)の1つに内部ROMに対してデータを書込むための専用端子(書込専用端子)122gを備えるものであれば良い。
パッケージ116は、升状に形成されたベース110と、前記ベース110の上部開口部を封止する蓋体であるリッド114とから成る。前記ベース110は、例えば図3に示すように、セラミックス等の絶縁素材によって形成された種々の形態を有する基板112(112a〜112d)を複数積層して形成されるものを挙げることができる。ベース110を構成するそれぞれの基板112には金属薄膜によって形成された電極パターンが形成されており、ベース110内部に形成された電極パターンの一部は、前述したIC120をベース110内部に実装する際の実装端子(内部実装端子)130(130a〜130h)となる。また、パッケージ116外部に形成された金属パターンは、電子デバイス100を電子機器の基板へ実装する際の外部実装端子160としたり、内部に実装したIC120に対する書込専用端子としたりする。本実施形態のベース110は、ベース110の側壁にスルーホール(あるいはビアホール)150を設け、ベース110側壁の上端部へと導いた。前記側壁に設けたスルーホール150は、図3(B)に示すように、少なくとも1つの内部端子(図3では実装端子g)と電気的に接続されている。本実施形態で採用するリッド114は金属の薄板で形成されたものである。リッド114は、コバール等の金属で形成されたシールリング118と呼ばれる枠体を介して前記ベース110と接続されることでベース110の開口部を封止し、パッケージ116を構成する。なお、ベース110やリッド114、及びシールリング118を構成する部材は上述したものに限定されることは無い。しかし、前記それぞれの構成部材の熱膨張率は、近似したものであることが望ましい。
前記IC120は前記パッケージ116の内部空間(キャビティ)に実装される。具体的には、基板112aの上面に接着剤を介してIC120を載置し、IC120の能動面に設けられた端子122(122a〜122g)とパッケージ116内部に設けられた実装端子130とをワイヤ等により接続することで実装が成される。ここで、IC120に備えられた端子(書込専用端子)122gは、ベース110における内部実装端子130hと接続する。内部実装端子130hと内部実装端子130gとの間には、図3に示すように切断部であるヒューズ140が設けられている。ヒューズ140は上述したように、規定値以上の過電流を投入することにより電気的接続が遮断されるため、IC120の書込専用端子と電気的に接続された外部端子に規定値以上の電流・電圧をかけることでパッケージ100の外部から電気的接続を遮断することができる。なお、本実施形態では、IC100の実装に際してワイヤボンディングを採用しているが、フリップチップボンディングなどによっても良い。
このような構成の電子デバイス100ではまず、ベース110に接着剤(不図示)を塗布してIC120の非能動面を載置する。IC120の能動面に設けられた端子122は、ベース110内部に設けられた内部実装端子130のそれぞれとワイヤボンディングによって電気的に接続される。このとき、IC120における書込専用端子122gは、ベース110における内部実装端子130hに接続される。
ベース110内にIC120を実装した後、ベース110の開口部上に、シールリング118を介してリッド114が載置される。リッド114が、シーム溶接によってベース110に取付けられることでベース110が封止される。図3に示すような構成の電子デバイス100では、IC120の書込専用端子122gと電気的に接続するパッケージ116外部の端子(書込専用端子)はリッド114となる。このため、製造者は前記リッド114を介してIC120にデータを書込む。IC120に対するデータの書き込みが終了した後、前記リッド114に対してヒューズ140の許容電流値以上、IC120の許容電流値未満の電流をかける。これにより、ベース110内部に設けられた実装端子130hと実装端子130gとの間に備えられたヒューズ140が切断される。
このため、製品として出荷された電子デバイス100のデータが、出荷後に書き換えられるという虞が無くなる。また、ヒューズ140は規定値以上の過電流が作用することで切断されるため、リッド114をベース110に接合する際のシーム溶接によってヒューズ140に過負荷が生じた場合には、IC120に負荷がかかる前に電気的接続が遮断され、IC120の内部機構を傷めることが無い。
次に、本発明に係る電子デバイスが、圧電振動片、あるいは圧電振動子、及びICをパッケージ内に実装したものである場合について図4を参照して説明する。
本実施形態の電子デバイス100aは、図3で示した電子デバイス100の変形例であり、パッケージ116内部に圧電振動片170を実装したことが図3に示す電子デバイス100と異なる。具体的には、本実施形態の電子デバイス100aは圧電発振器であり、ベース110底部に実装されたIC120の上側に圧電振動片170が位置するように、基板112cの上面に設けられた内部実装端子174に対して導電性接着剤172等を介して圧電振動片170を実装している。圧電振動片170は、水晶(SiO2)、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、及びニオブ酸リチウム(LiNbO3)等の圧電性を有する単結晶部材や、サファイア基板に酸化亜鉛薄膜を形成した部材等で構成すれば良い。
その他の構成、作用、効果については上述した電子デバイス100(図3参照)と同様とするため、図面に同一符号を附して詳細な説明を省略する。
上述した電子デバイス100(図3参照)、電子デバイス100a(図4参照)ではいずれも、スルーホール150を用いて内部実装端子130とリッド114(シールリング118)を接続する構成とし、パッケージ116における書込専用端子をリッド114とする旨記載した。しかしながら当然に、パッケージ116における書込専用端子はリッド114以外であっても良い。一例としては、図5に示すように、スルーホール150を用いて内部実装端子130gと外部実装端子160とを接続し、外部実装端子160のうちの1つを書込専用端子としても良い。また、当然に、図示しない外部端子をパッケージ116に形成し、それを書込専用端子としても良い。このような構成であっても、ヒューズ等の切断部を切断することによってROMに対する誤書込みを防止することができることに変わりは無い。
また、図3、図4、図5を参照して説明した電子デバイス100,100a,100bの実施形態では、切断手段としてヒューズ140を用いるため、パッケージ116を封止した後にパッケージ116内部に備えた切断部を切断して電気的接続を切り離すことができる旨を記載した。しかし、切断部は単に実装端子間を電気的に接続するラインであっても良い。このような場合は、パッケージ116を封止するリッド114をガラス等の透光性素材で構成することが望ましい。パッケージ116をこのような構成とすることにより、前記切断部をレーザ等によって焼き切ることが可能となる。
よって、上記のように切断部をヒューズ以外とした場合であっても上述したそれぞれの電子デバイス100,100a,100bと同様に、内部メモリ(ROM)に対する処理データの誤書込みを防止することが可能となる。
なお、書込専用端子やPE端子は、処理データの書込みの他に機能を有しないため、ROMとの接続を切断したとしても電子デバイスの機能に悪影響を与えることは無い。
本発明に係る電子デバイスの構成の概要を示す図である。 電子デバイスをICとした場合の形態を示す図である。 ICをパッケージ内に実装した電子デバイスの例を示す図である。 図3に示す電子デバイスの変形例であり、電子デバイスを圧電発振器とした場合の例を示す図である。 図4に示す電子デバイスの変形例を示す図である。
符号の説明
10,10a………電子デバイス、12………書込専用端子、14………切断部、16………記憶手段(ROM)、18………抵抗素子、20………電源端子(VDD)、22………接地端子(GND)、24………整流素子(ダイオード)。

Claims (6)

  1. 処理情報が書込まれる記憶手段と、前記記憶手段と電気的に接続されて前記記憶手段に処理情報を書込む際に使用する書込み用端子とを有する電子デバイスであって、
    前記書込み用端子と前記記憶手段との間に前記電気的接続を切断する切断部を設けたことを特徴とする電子デバイス。
  2. 記憶手段を備えた集積回路と、当該集積回路を実装し、前記記憶手段に処理情報を書込む際に使用する書込み用端子を外部に備えたパッケージとを有する電子デバイスであって、
    前記集積回路に備えられた書込み用端子と、前記パッケージ外部に備えられた書込み用端子とを電気的に接続する経路内に、前記電気的接続を切断する切断部を設けたことを特徴とする電子デバイス。
  3. 前記パッケージは、内部空間に複数の実装端子を備え、前記複数の実装端子のうちの1の実装端子を前記集積回路に備えられた書込み用端子と電気的に接続し、前記複数の実装端子のうちの他の1の実装端子をパッケージ外部に備えた書込み用端子あるいは書込切替端子に接続し、
    前記1の実装端子と前記他の1の実装端子との間に前記切断部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電子デバイス。
  4. 前記切断部は、前記記憶手段に対する書込みあるいは書込みモードの切替に必要とする電流値より高く、前記記憶手段又は前記集積回路の許容電流値より低い電流が付加されることにより電流経路が切断されるヒューズであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子デバイス。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の電子デバイスは、圧電素子を備えたことを特徴とする電子デバイス。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の電子デバイスの製造方法であって、記憶手段に対する情報の書き込みが終了した後に、前記切断部を切断することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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