JP2007065560A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー濃度センサの検出結果に基づくトナー補給制御をリアルタイムに行えなかった。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、静電潜像が形成される感光体ドラム11と、静電潜像を現像するための現像剤を担持する複数の現像ロール131,132,133,134を有し、感光体ドラム11に対向する現像位置に複数の現像ロール131,132,133,134を順に移動させて現像色を切り替えるロータリー現像装置13と、複数の現像ロール131〜134のうち、現像位置に配置された現像ロール131が担持する現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ32とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式にしたがって画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式で画像を形成するフルカラーの複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置の中には、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応する4つの現像器を有するロータリー現像装置を備えたものがある。この種の画像形成装置では、ロータリー現像装置が備える各々の現像器に1つずつ現像ロールが設けられている。
近年、高画質化のために画像濃度を安定させることが重要になっている。このため、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を用いる場合は、画像濃度安定化のために、現像剤のトナー濃度(トナー混合比:Toner concentration)を適切に制御する必要がある。トナー濃度の検出方法としては、現像器内で攪拌されている現像剤のトナー濃度を検出する方法以外に、現像ロールに担持された現像剤のトナー濃度を検出することで間接的に現像器内のトナー濃度を把握する方法がある。
そこで、ロータリー現像装置を備える従来の画像形成装置として、現像ロール上のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ(TCセンサ)を備えるものが公知となっている(例えば、特許文献1〜3を参照)。こうした従来の画像形成装置では、現像ロール上のトナー濃度をトナー濃度センサで検出し、この検出結果に基づいて、トナーカートリッジから現像器へのトナー補給を制御している。このようにトナー濃度センサを用いてトナーの補給を制御する方式は、ATC(Auto Toner concentration)方式とも呼ばれている。
特開平4−349480号公報 特開2001−66873号公報 特開2002−23434号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置においては、実際に静電潜像の現像が行われる位置(以下、「現像位置」と記す)とは異なる位置、例えば、現像位置からロータリー現像装置の回転方向に90°又は180°ずれた位置で、現像ロール上のトナー濃度をトナー濃度センサで検出する構成を採用しているため、次のような欠点があった。
すなわち、ATC方式でトナー補給制御を行う場合に、まず、現像位置と異なる位置で現像ロール上のトナー濃度を検出し、その後、その現像ロールを現像位置に移動してからトナー補給を行う必要があった。このため、ロータリー現像装置を備える画像形成装置では、トナー補給制御をリアルタイムに行うことができなかった。
本発明に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、静電潜像を現像するための現像剤を担持する複数の現像剤担持体を有し、像担持体に対向する現像位置に複数の現像剤担持体を順に移動させて現像色を切り替えるロータリー現像装置と、複数の現像剤担持体のうち、現像位置に配置された現像剤担持体が担持する現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段とを備えるものである。
本発明に係る画像形成装置においては、ロータリー現像装置の回転動作にしたがって複数の現像剤担持体を現像位置に順に移動させて現像色を切り替えるときに、現像位置に配置された現像剤担持体上のトナー濃度をトナー濃度検出手段で検出する構成を採用しているため、現像剤担持体を現像位置に配置している間に、トナー濃度検出手段の検出結果に基づいてトナーカートリッジから現像器へのトナー補給を制御することが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、現像位置に配置された現像剤担持体上のトナー濃度をトナー濃度検出手段で検出するため、現像剤担持体を現像位置に配置している間に、トナー濃度検出手段の検出結果に基づいてトナーカートリッジから現像器へのトナー補給をリアルタイムに制御することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。この画像形成装置は、大きくは、自動原稿送り装置(ADF)を一体に有する原稿押さえユニット1、スキャナ部2、プリンタ部3及び用紙トレイ部4によって構成されている。原稿押さえユニット1は、原稿台5にセットされた原稿を上から押さえるもので、スキャナ部2の本体上部に開閉可能に取り付けられている。原稿は、原稿押さえユニット1を閉じた状態で自動原稿送り装置により画像読取位置に送り込まれるか、原稿押さえユニット1の開閉操作を伴うユーザの手作業により原稿台5上に載置される。
スキャナ部2は、光学走査ユニット6と、この光学走査ユニット6を副走査方向(図1の左右方向)に移動させるためのワイヤ7と、このワイヤ7を駆動する駆動プーリ9と、この駆動プーリ9を回転させるモータ(不図示)とを備えて構成されている。光学走査ユニット6は、原稿の画像を光学的に読み取り走査するものである。光学走査ユニット6には、図示はしないが、カラーフィルタ付きのCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサからなる原稿画像読取用のセンサ(以下、「原稿読取センサ」と記す)と、原稿面に画像読み取り用のライン状の光を照射するハロゲンランプ等の光源が搭載されている。そして、原稿の画像がフルカラーの場合は、そのカラー画像を光の原色であるB(青)、G(緑)、R(赤)に分解して原稿読取センサで読み取るものとなっている。
なお、スキャナ部2の構成としては、例えば、原稿読取センサの読み取りライン方向(読取用の画素列の並び方向)を主走査方向とし、これと直交する方向を副走査方向とした場合に、副走査方向の移動速度(移動距離)の相対比が1:2に設定された2つの移動走査体(キャリッジ)と、これら2つの移動走査体に搭載された光学部品(光源ランプ、集光ミラー、反射ミラー等)と、この光学部品によって導かれた光を原稿読取センサの受光面に結像させるレンズ系とを用いた構成を採用することができる。この場合、上記2つの移動走査体とこれに搭載された光学部品とによって光学走査ユニットが構成されることになる。また、上記2つの移動走査体は、高速側がフルレートキャリッジ、低速側がハーフレートキャリッジとも呼ばれる。そして、フルレートキャリッジには、光源ランプ、集光ミラー、フルレートミラーなどの光学部品が搭載され、ハーフレートキャリッジには、ミラー面が直角に配置された一対のハーフレートミラーなどの光学部品が搭載される。また、これら2つのキャリッジを用いた移動方式は、フルハーフレート方式とも呼ばれる。
プリンタ部3は、プリント対象となる画像を用紙にプリント出力するもので、レーザ走査ユニット(レーザROS;Laser Raster Output Scanner)10と、像担持体となるドラム型の感光体(以下、「感光体ドラム」と記す)11とを有している。感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11の表面を一様に帯電する帯電器12と、レーザ走査ユニット10によって感光体ドラム11の表面に書き込まれた静電潜像をトナー像に現像するロータリー現像装置13と、トナー像を用紙に転写する転写ユニット14と、用紙に転写されなかった残留トナーを感光体ドラム11から取り除くクリーナ16などが配置されている。
感光体ドラム11は、図示しないモータの駆動によって図示矢印方向に回転駆動される。その際、帯電器12は、感光体ドラム11の表面を一様に帯電させる。また、レーザ走査ユニット10は、レーザ出力部10aでレーザビームを発生させるとともに、このレーザビームをスキャナ部2からの各色の画像データにしたがって点滅(変調)させる。こうしてレーザ出力部10aから出射されたレーザビームは、ポリゴンミラー10b、f/θレンズ10c及び反射レンズ10dを介して感光体ドラム11の表面に照射されるとともに、ポリゴンミラー10bの回転にしたがって感光体ドラム11の軸方向に走査される。これにより、感光体ドラム11上には、スキャナ部2で読み取られた原稿の画像に対応した静電潜像が形成される。
こうして感光体ドラム11に形成された静電潜像は、ロータリー現像装置13によってトナー像に現像され、かつこのトナー像が転写ユニット14によって用紙に転写される。このとき、用紙に転写されずに感光体ドラム11に残ったトナー(残留トナー)はクリーナ16によって除去される。また、クリーナー16で清浄化された感光体ドラム11の表面は、帯電器12によって再び帯電された後、このドラム表面にレーザ走査ユニット10の駆動によって他の色の静電潜像の書き込みが順に行われる。
ロータリー現像装置13は、図示しないモータによって図の時計回り方向に回転駆動されるもので、その回転軌道上に4つの現像ロール131〜134が設けられている。各々の現像ロール131〜134は、ロール外周面で現像剤を担持しつつ回転するもので、本発明における「現像剤担持体」に相当するものである。各々の現像ロール131〜134は、図示しないマグネットロールと現像スリーブによって構成されるものである。ロータリー現像装置13の回転軌道とは、モータの駆動によってロータリー現像装置13を回転させたときに、ロータリー現像装置13の外周部が周回移動する円形の軌道をいう。
ロータリー現像装置13の回転動作角度は、例えば、次のような方式で制御される。すなわち、ロータリー現像装置13の回転軸にスリット(切り欠き)付きの回転板を取り付けるとともに、この回転板のスリット部分を両側から挟むように透過型光センサの発光部と受光部を配置することにより、ロータリー現像装置13が1回転するごとに、一定の回転角度で透過型光センサから1回ずつセンサ信号が出力される構成とする。また、ロータリー現像装置13の回転駆動用モータにパルスモータを採用し、回転駆動用モータへの駆動パルスの供給及び停止によりロータリー現像装置13の回転及び停止を制御するとともに、回転駆動用モータに供給する駆動パルスの個数によってロータリー現像装置13の回転角度を制御する構成とする。そして、ロータリー現像装置13をいずれの回転角度で停止させるかについては、透過型光センサからセンサ信号が出力されるタイミングを基準に、この基準タイミングから回転駆動モータに供給する駆動パルスをカウントすることにより制御する。
いま、フルカラーの画像を形成する際の色順序をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に設定するものとすると、ロータリー現像装置13の回転軌道上に順に配置された4つの現像ロール131〜134のうち、現像ロール131はイエロー用の現像器に設けられ、現像ロール132はマゼンタ用の現像器に設けられたものとなる。また、現像ロール133はシアン用の現像器に設けられ、現像ロール134はブラック用の現像器に設けられたものとなる。各々の現像器は、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を用いて静電潜像を現像するものである。また、ロータリー現像装置13には、上記4つの現像器に対応して4つの着脱式(交換式)のトナーカートリッジと、このトナーカットリッジから現像器にトナーを補給するトナー補給機構(オーガー等)が組み込まれる。
感光体ドラム11に対向する現像位置で、静電潜像を現像するときの現像色(静電潜像の現像に用いるトナーの色)を切り替える場合は、ロータリー現像装置13を一方向(図の時計回り方向)に回転させることにより、ロータリー現像装置13の回転軌道上で各々の現像ロール131,132,133,134を移動させる。そして、感光体ドラム11上の静電潜像をイエローのトナーで現像するときは、感光体ドラム11と対向する現像位置にイエロー用の現像ロール131を、マゼンタのトナーで現像するときはマゼンタ用の現像ロール132を、シアンのトナーで現像するときはシアン用の現像ロール133を、ブラックのトナーで現像するときはブラック用の現像ロール134をそれぞれ配置する。
転写ユニット14は転写ドラム15を有している。転写ドラム15の外周には誘電体のフィルムからなる用紙担持体が張設されている。転写ドラム15は、専用の電動モータ或いは感光体ドラム11の回転駆動系と歯車によって連結され、図中矢印方向(反時計回り方向)に回転駆動される。転写ドラム15の周囲には、転写用帯電器17、分離用放電器18、トナー電荷制御用帯電器19、剥離爪20、除電器21、クリーナ22、押し付けロール23、吸着用帯電器25が配置されている。そして、用紙トレイ部4から給紙ローラ4a、給紙ガイド4bを経て搬送される用紙は、画像(トナー像)とのタイミング合わせのためにレジ位置4cで待機した後、所定のタイミングで転写ドラム15まで搬送され、吸着用帯電器25のコロナ放電により誘電体のフィルムに吸着される。
転写ドラム15は、感光体ドラム11と同期して回転する。転写ドラム15の外周に巻き付けられた用紙には、最初にイエローのトナーで現像されたトナー像が転写用帯電器17により転写され、さらに、転写ドラム15の回転により順次他の色、すなわちマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が転写(重ね転写)される。転写ドラム15が4回転して4色分のトナー像が用紙に転写されると、転写ドラム15の内側及び外側に設けられた分離用放電器18によりAC除電される。これにより、用紙は剥離爪20により分離され、搬送ベルト27により定着器29に送られる。定着器29では、熱圧ローラ30によりトナー像が用紙に溶融定着される。ちなみに、フルカラーの画像を形成する場合は、4つの現像ロール131〜134を順に用いて4回の現像処理を行う必要があるが、白黒の画像を形成する場合は、ブラック用の現像ロール134を用いた1回の現像処理だけで済む。
図2(A),(B)は本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成として、ロータリー現像装置周辺の各部の位置関係を示す概略図である。図示したロータリー現像装置13においては、イエロー用の現像ロール131が、感光体ドラム11に対向する現像位置で、当該感光体ドラム11と近接する状態に配置されている。現像位置とは、実際に感光体ドラム11上に形成された静電潜像を、現像ロールに担持された現像剤(二成分現像剤)を用いてトナー像に現像するための処理が行われる位置をいう。この現像位置に現像ロール131を配置した状態では、感光体ドラム11と現像ロール131との間に数mm程度のギャップが確保される。このギャップは、他の現像ロール132,133,134を現像位置に配置した場合でも同様に確保される。
また、現像ロール132はマゼンタ用の現像器13Mに、現像ロール133はシアン用の現像器13Cに、現像ロール134はブラック用の現像器13Kにそれぞれ設けられている。これらの現像器13M,13M,13C,13Kは、ロータリー現像装置13の内部に設けられるものである。さらに、ロータリー現像装置13の内部には、イエローのトナーを貯留するトナーカートリッジ31Yと、マゼンタのトナーを貯留するトナーカートリッジ31Mと、シアンのトナーを貯留するトナーカートリッジ31Cと、ブラックのトナーを貯留するトナーカートリッジ31Kが、それぞれ着脱可能に装着されている。
一方、ロータリー現像装置13の周囲には、「トナー濃度検出手段」となるトナー濃度センサ32が配置されている。トナー濃度センサ32は、発光素子と受光素子を有する光学式のセンサによって構成されている。このトナー濃度センサ32は、発光素子が発光する光(一般的には赤外光)を現像剤に照射したときに、当該現像剤で反射した光を受光素子で受光する反射光検出型のセンサで、現像剤の光学的反射率によってトナー濃度を検出するものである。二成分現像剤を構成するトナーとキャリアのうち、トナーは光を反射し、キャリアは光を吸収する。したがって、現像剤からの反射光量をトナー濃度センサ32で測定すれば、現像剤のトナー濃度を検出することができる。
ここで、本発明の実施形態に係る画像形成装置では、ロータリー現像装置13の回転軌道上において、感光体ドラム11と対向する現像位置の近傍にトナー濃度センサ32を配置し、ロータリー現像装置13の回転によって現像位置(感光体ドラム11と対向する位置)に配置された現像ロール上のトナー濃度(さらに詳しくは、現像ロールの外周面にマグネットの磁力で担持された二成分現像剤のトナー混合比)をトナー濃度センサ32で検出する構成を採用している。
図例のように、イエロー用の現像ロール131を現像位置に配置した状態では、トナー濃度センサ32が、イエロー用の現像ロール131に対向する状態で当該現像ロール131の斜め上方に配置されている。現像位置に配置された現像ロールとトナー濃度センサ32との相対的な位置関係は、4つの現像ロール131,132,133,134のうち、いずれの現像ロールが現像位置に配置された場合でも同様である。したがって、ここでは現像ロール131を現像位置に配置した場合を例に挙げてトナー濃度センサ32の取付位置を説明する。
トナー濃度センサ32は、当該トナー濃度センサ32の発光素子から発光された光を現像ロール131の外周面に直接照射し得るように、現像位置に配置された現像ロール131に対して正対する向きで配置されている。さらに詳述すると、トナー濃度センサ32を配置するにあたっては、現像ロール131の中心軸CLに対して、トナー濃度センサ32の発光面及び受光面を結ぶ仮想直線BLが平行となる向きで、トナー濃度センサ32を配置している。このようにトナー濃度センサ32を配置した場合は、上記仮想直線BLと平行方向にトナー濃度センサ32の位置が多少ずれても、センサ検出感度に影響を及ぼさないため、実際の組み立て調整では上記仮想直線BLを中心にトナー濃度センサ32の光軸の向きを現像ロール131の中心軸CLに合わせるだけで、トナー濃度センサ32の発光素子から現像ロール131に入射する光の入射角度θと、現像ロール131から反射する光(正反射光)の反射角度θを互いに等しい角度に調整することができる。このため、簡単な組み立て調整でトナー濃度センサ32の検出感度を高めることができる。
ちなみに、現像ロール131の中心軸CLに対して、例えば図3に示すように、トナー濃度センサ32の発光面及び受光面を結ぶ仮想直線BLが垂直となる向きで、トナー濃度センサ32を配置した場合は、上記仮想直線BLと平行方向にトナー濃度センサ32の位置がずれると、それに応じて現像ロール131に対するセンサ光の照射位置(反射位置)がロール円周方向にずれるため、センサ検出感度に大きな影響を与える。このため、実際の組み立て調整では、トナー濃度センサ32の取り付け位置が少しずれただけでも、光の入射角度θ1と反射角度θ2に格差が生じる。したがって、高い検出感度を得るには、調整に時間をかけて高精度に組み立て調整を行う必要がある。また、調整不足によって入射角度θ1と反射角度θ2に格差が生じた場合は、現像ロール131の外周面上で反射した光(正反射光)がトナー濃度センサ32の受光面に効率良く到達しないため、センサ検出感度が低下してしまう。
図4は現像位置に配置された現像ロール周りでトナー濃度の検出可能角度を示す図である。トナー濃度の検出可能角度とは、トナー濃度センサ32を用いて現像ロール上のトナー濃度を検出するにあたって、トナー濃度センサ32を配置するための空間を規定する角度をいう。いま、現像位置にイエロー用の現像ロール131が配置された状態で、この現像ロール131の回転中心Pを基準をトナー濃度の検出可能角度を規定するものとする。現像ロール131の回転中心Pを基準とする理由は、トナー濃度センサ32の光軸の向きを現像ロール131の回転中心Pに合わせることで、現像ロール131の外周面で反射した光(正反射光)がセンサ受光面で受光されやすくなり、これによって高いセンサ検出感度が得られるためである。
現像ロール131の周囲には、現像器31Yの筐体を形成する上ハウジング33Aと下ハウジング33Bが配置されている。このため、実際に現像ロール131上に担持された現像剤のトナー濃度を、上下のハウジング33A,33Bを避けてトナー濃度センサ32で検出するには、現像ロール131の斜め上方又は斜め下方にトナー濃度センサ32を配置する必要がある。
現像ロール131の斜め上方にトナー濃度センサ32を配置する場合は、現像ロール131の回転中心Pから上ハウジング33Aの端部に接する直線LAと、現像ロール131の回転中心Pから感光体11の外周面に接する直線LBとのなす角度αが、トナー濃度の検出可能角度となる。ただし、図中破線矢印Mで示す方向から現像ロール131上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する場合は、センサ検出感度は多少低下するものの、実用上問題のないレベルでトナー濃度を検出できる場合もある。したがって、実質的なトナー濃度の検出可能角度は、上述した角度αよりも若干大きな角度で規定することが可能である。
現像ロール131の斜め下方にトナー濃度センサ32を配置する場合は、現像ロール131の回転中心Pから下ハウジング33Bの端部に接する直線LCと、現像ロール131の回転中心Pから感光体11の外周面に接する直線LDとのなす角度βが、トナー濃度の検出可能角度となる。ただし、図中破線矢印Nで示す方向から現像ロール131上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する場合は、センサ検出感度は多少低下するものの、実用上問題のないレベルでトナー濃度を検出できる場合もある。したがって、実質的なトナー濃度の検出可能角度は、上述した角度βよりも若干大きな角度で規定することが可能である。
特に、現像位置に配置された現像ロール131に対して、それよりも上方にトナー濃度センサ32を配置した場合は、現像位置から落下するトナーがトナー濃度センサ32の発光面や受光面に付着することがないため、トナーの付着によるセンサ面の汚れとこれに伴うセンサ検出感度の低下を防止することができる。また一般に、現像器のハウジング構造は、現像剤を攪拌するために下ハウジング33Bの方が上ハウジング33Aよりも大きな容積を有しているため、トナー濃度の検出可能角度の大小関係はα>βとなっている。このため、現像位置よりも上方にトナー濃度センサ32を配置する方が、センサ取付スペースを確保するうえでも有利になる。
また、現像ロール131上にトナー濃度の検出領域(センサ光が照射される領域)を広く確保したり、トナー濃度センサ32の取付位置の制約を緩和するためにトナー濃度センサ32の取付スペースを広く確保したりするうえでは、図5に示すように、現像ロール131の回転中心Pから上ハウジング33Aの端部に接する直線LAと、現像ロール131の回転中心Pを通る水平軸HLとのなす角度θ3や、現像ロール131の回転中心Pから下ハウジング33Bの端部に接する直線LCと現像ロール131の回転中心Pを通る水平軸HLとのなす角度θ4を出来るだけ大きく設定することが望ましい。
ただし、角度θ3が極端に大きくなると、現像ロール131の上側の外周面が大きく露出した状態となるため、トナーのクラウドによる画質欠陥が生じやすくなる。このため、角度θ3については、例えばトナークラウドレベルと角度θ3の関係を調べた実験結果が図6のようであれば、θ3≦80°となるように上ハウジング33aの端部の位置を設定することが望ましい。また、角度θ3が小さくなると、その分だけトナー濃度の検出可能角度α(図4参照)が小さくなる。このため、角度θ3の下限値は、少なくともトナー濃度センサ32の取付スペースを確保できる程度(好ましくは約10°)に設定する必要がある。
また、角度θ4が極端に大きくなると、現像ロール131の下側の外周面が大きく露出した状態となるため、現像ロール131上に担持されたトナーの一部がロール外周面から剥がれ落ちて落下する、いわゆるトナーのぼた落ちが発生しやすくなる。このため、角度θ4については、例えばトナーぼた落ちレベルと角度θ4の関係を調べた実験結果が図7のようであれば、θ4≦90°となるように下ハウジング33Bの端部の位置を設定することが望ましい。
また、現像ロール131上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する場合は、感光体ドラム11の近傍にトナー濃度センサ32が配置されるため、トナー濃度センサ32から現像ロール131に向けて照射された光がロール外周面上で反射したときに、その反射光の一部が感光体ドラム11に到達し、感光体ドラム11の表面電位に影響を与えることが考えられる。特に、感光体ドラム11に形成された静電潜像が上記反射光の影響を受けると、画質低下を引き起こす恐れがある。
そこで、本実施形態においては、図8に示すように、トナー濃度センサ32の光路と感光体ドラム11との間に遮光部材34を介装することとした。遮光部材34は、例えば、光吸収性の高い色(黒色等)の樹脂からなる板状の部材であって、トナー濃度センサ32を発光源とした光が感光体ドラム11側に漏れないように、両者の間を空間的に仕切って光を遮るものである。
このように遮光部材34を設けることにより、トナー濃度センサ32から現像ロール131に向けて照射された光がロール外周面上で反射し、その反射光の一部が感光体ドラム11に向かって反射したとしても、感光体ドラム11に到達する手前で、感光体ドラム11に向かう光が遮光部材34に遮光される。このため、感光体ドラム11に形成された静電潜像は、現像ロール131からの反射光の影響を殆ど受けなくなる。したがって、反射光の影響による画質低下を有効に防止することができる。
また、遮光部材34を設けない場合は、トナー濃度センサ32によるトナー濃度の検出タイミングを、感光体ドラム11の回転方向で、現像ロール131からの反射光の一部が照射されるドラム表面に静電潜像が存在しない期間内に設定することにより、(感光体非画像部分の光劣化は反射光強度に比例して発生するが、)反射光の影響による画質低下は有効に防止することができる。
図9はトナー濃度制御系の構成例を示すブロック図である。図において、トナー濃度制御部35には、トナー濃度センサ32とディスペンスモータ36とが電気的に接続されている。トナー濃度センサ32は、トナー濃度制御部35からトナー濃度の検出実行指示を受けてトナー濃度の検出を行うとともに、その検出結果をトナー濃度制御部35に出力する。トナー濃度制御部35は、トナー濃度センサ32から出力されるトナー濃度の検出結果に基づいて、ディスペンスモータ36の駆動を制御する。具体的には、トナー濃度センサ32で検出したトナー濃度が予め設定された許容範囲内にあれば、ディスペンスモータ36を回転駆動せず、トナー濃度センサ32で検出したトナー濃度が上記許容範囲の下限値未満であれば、予め設定された駆動時間だけディスペンスモータ36を回転駆動するように制御する。
ディスペンスモータ36は、トナーカートリッジから現像器にトナーを補給するトナー補給機構(不図示)の駆動源となるものである。したがって、トナー濃度制御部35がディスペンスモータ36を回転駆動した場合は、その駆動時間にほぼ比例した量のトナーが、トナーカートリッジから現像器に補給される。ちなみに、本発明はいわゆるロータリー式現像装置について述べているので、トナーカートリッジから現像器へのトナー補給は、当該現像器の現像ロールが現像位置に配置されているときのみ実施可能である。
続いて、トナー濃度センサを用いてトナー濃度を検出する際の画像形成装置の動作について説明する。
まず、画像形成装置でフルカラーの画像を形成する場合は、画像形成中にロータリー現像装置13を適宜回転させることにより、感光体ドラム11と対向する現像位置に、イエロー用の現像ロール131、マゼンタ用の現像ロール132、シアン用の現像ロール133及びブラック用の現像ロール134を順に移動させて現像色を切り替える。現像色の切り替え順序は、ここで記述する順序に制限されるものではなく、他の順序で行うことも可能である。
いま、ロータリー現像装置13の回転によってイエロー用の現像ロール131を現像位置に移動するものとすると、この現像位置に現像ロール131が到達した時点(ロータリー現像装置13の回転が停止した時点)で、現像ロール131が回転を開始する。その後、現像ロール131による現像を終えて、ロータリー現像装置13が再び回転し、これによって現像ロール131が現像位置から離れると、それと同時に現像ロール131の回転が停止する。つまり、現像ロール131は、当該現像ロール131が現像位置に配置されているときのみ回転する。また、現像ロール131は、現像位置に配置されている間(ロータリー現像装置13の回転が停止している間)、常に回転している。
そこで、現像位置に現像ロール131が配置され、そこで現像ロール131が回転している期間を「現像サイクル期間」と定義すると、上述したトナー補給制御部35は、この現像サイクル期間内に、トナー濃度センサ32の検出結果に基づいてディスペンスモータ36の駆動を制御することにより、トナーカートリッジから現像器へのトナー補給を制御する。
また、感光体ドラム11に形成されたイエロー現像用の静電潜像は、現像ロール131が現像位置に配置されている現像サイクル期間内に、感光体ドラム11の回転にしたがって、現像ロール131と対向する位置を通過し、そこで現像ロール131から供給されるイエローのトナーによって現像される。その際、感光体ドラム11上の静電潜像は、現像サイクル期間の開始タイミングから終了タイミングまで常に現像ロール131と対向するわけではなく、現像サイクル期間の開始タイミングから所定時間が経過した後に、静電潜像の先端(1ライン目)が現像ロール131との対向位置に到達し、その後、静電潜像の後端(最終ライン)が現像ロール131との対向位置を抜けると、現像サイクル期間の終了タイミング付近となる。
このとき、現像サイクル期間の開始タイミングから所定時間が経過するまでの期間を「現像準備期間」と定義すると、トナー補給制御部35は、この現像準備期間内、つまり感光体ドラム11に担持された静電潜像が現像ロール131に対向していないタイミング(以下、「非現像タイミング」)でトナー濃度センサ32が現像ロール131上のトナー濃度を検出するように、当該トナー濃度センサ32に対してトナー濃度の検出実行指示を与える。このように非現像タイミングで現像ロール131上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出することにより、現像中における現像ロール上のトナー濃度変動の影響を受けることなく、現像ロール131上のトナー濃度を正確に検出することができる。
また、感光体ドラム11の外周面にパッチの静電潜像と画像の静電潜像がドラム回転方向に並べて形成される場合は、現像サイクル期間内において、現像ロール131との対向位置を、パッチの静電潜像が通過してから画像の静電潜像が通過するまでの間に、実質的に現像を中断している現像インターバル期間が存在する。したがって、この現像インターバル期間内(すなわち非現像タイミング)で、現像ロール131上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出した場合も、上記同様に現像ロール131上のトナー濃度を正確に検出することができる。
また、トナー濃度センサ32は、現像位置に配置された現像ロール上のトナー濃度を検出するものであるため、ロータリー現像装置13の回転によって、現像位置に他の現像ロール132,133,134を順に配置した場合も、上記同様に現像サイクル期間内の非現像タイミングで現像ロール上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出することにより、上記同様の効果が得られる。
さらに、現像サイクル期間内に、現像位置に配置された現像ロール上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出し、この検出結果に基づいてトナー補給制御部35がトナーカートリッジから現像器へのトナー補給をディスペンスモータ36の駆動で制御することにより、現像サイクル期間中にトナー補給制御をリアルタイムに行うことができる。これにより、トナー濃度センサ32で検出したトナー濃度が許容範囲を下回った場合に、そこから時間的なズレ(遅れ)を生じることなく、素早い応答性をもってトナーカートリッジから現像器にトナーを補給することができ、常に狙いのトナー濃度で安定させることが出来る。
また、フルカラーの画像を形成する場合に、トナー濃度センサ32によってトナー濃度の検出が行われる現像位置に対して、各々の現像ロール131,132,133,134が順(共通)に配置されるため、例えば、ロータリー現像装置13の回転軌道上で各々の現像ロール131,132,133,134を配置する際の角度配分が均一(90°間隔)でない場合でも、ロータリー現像装置13の回転制御アルゴリズムを複雑化することなく、1個のトナー濃度センサ32で、各々の現像ロール131,132,133,134上のトナー濃度を検出することができる。したがって、ロータリー現像装置13の回転軌道上に各々の現像ロール131,132,133,134を配置する際の角度配分に関係なく、最少個数のトナー濃度センサ32でトナー補給制御を行うことが可能となる。
ちなみに、ロータリー現像装置13の回転軌道上で4つの現像ロール131,132,133,134を均等な角度配分(90°間隔)に配置しない具体的なケースとしては、図10に示すように、画像形成で最も使用頻度が高いと予想されるブラック用のトナーカートリッジ31Kを、他の色用のトナーカートリッジ31Y,31M,31Cよりも大型化(大容量化)するなどの理由で、ブラック用の現像ロール134とイエロー用の現像ロール131の間の角度間隔θ5や、イエロー用の現像ロール131とマゼンタ用の現像ロール132の間の角度間隔θ6、マゼンタ用の現像ロール132とシアン用の現像ロール133の間の角度間隔θ7を、それぞれ90°未満の均等な角度で設定し、シアン用の現像ロール133とブラック用の現像ロール134との間の角度間隔θ8を、それよりも大きい90°超の角度に設定する場合(例えば、θ5=θ6=θ7=80°、θ8=120°に設定する場合)などが考えられる。
また、上述のようにトナーカートリッジを用いたロータリー現像装置13に対しては、図11に示すように、トナーカートリッジに貯留されたトナーの残量を検知するセンサ(以下、「トナー残量検知センサ」)37が設けられる。トナー残量検知センサ37は、発光素子と受光素子を有する反射型の光学センサである。トナー残量検知センサ37を用いてトナーカートリッジ内のトナー残量を検知するにあたって、上述した各々のトナーカートリッジ31K,31Y,31M,31Cの側面には、センサ検知窓38K,38Y,38M,38Cが設けられている。センサ検知窓38K,38Y,38M,38Cは、トナー残量検知センサ37から照射される光(赤外光等)を透過する樹脂又はガラス製の薄板を用いて構成されるものである。
また、現像位置にブラック用の現像ロール134を配置した状態では、トナーカートリッジ31Kのセンサ検知窓38Kが、当該トナーカートリッジ31K側面の下部に配置され、トナー残量検知センサ37は、センサ検知窓38Kと対向するように配置される。この場合、ロータリー現像装置13の回転中心と、ブラック用の現像ロール134と、トナーカートリッジ31Kのセンサ検知窓38Kの位置関係は、ロータリー現像装置13の回転中心と、イエロー用の現像ロール131と、トナーカートリッジ31Yのセンサ検知窓38Yの位置関係や、ロータリー現像装置13の回転中心と、マゼンタ用の現像ロール132と、トナーカートリッジ31Mのセンサ検知窓38Mの位置関係、さらにはロータリー現像装置13の回転中心と、シアン用の現像ロール133と、トナーカートリッジ31Cのセンサ検知窓38Cの位置関係と同様のものとなっている。
したがって、現像位置にイエロー用の現像ロール131を配置した状態では、トナーカートリッジ31Yのセンサ検知窓38Yが、当該トナーカートリッジ31Y側面の下部に配置され、トナー残量検知センサ37は、センサ検知窓38Yと対向するように配置される。同様に、現像位置にマゼンタ用の現像ロール132を配置した状態では、トナーカートリッジ31Mのセンサ検知窓38Mが、当該トナーカートリッジ31M側面の下部に配置され、トナー残量検知センサ37は、センサ検知窓38Mと対向するように配置される。また、現像位置にシアン用の現像ロール133を配置した状態では、トナーカートリッジ31Cのセンサ検知窓38Cが、当該トナーカートリッジ31C側面の下部に配置され、トナー残量検知センサ37は、センサ検知窓38Cと対向するように配置される。
これにより、現像位置に現像ロール131を配置してイエローのトナーで現像を行っているときは、そのトナーを貯留しているトナーカートリッジ31Yのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知することができ、現像位置に現像ロール132を配置してマゼンタのトナーで現像を行っているときは、そのトナーを貯留しているトナーカートリッジ31Mのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知することができる。同様に、現像位置に現像ロール133を配置してシアンのトナーで現像を行っているときは、そのトナーを貯留しているトナーカートリッジ31Cのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知することができ、現像位置に現像ロール134を配置してブラックのトナーで現像を行っているときは、そのトナーを貯留しているトナーカートリッジ31Kのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知することができる。
したがって、全てのトナーカートリッジ31K,31Y,31M,31Cのトナー残量を1個のトナー残量検知センサで検知することができる。また、ロータリー現像装置13の回転軌道上に各々の現像ロール131,132,133,134が均一な角度配分で配置されていない場合でも、各々の現像ロール131,132,13,134を現像位置に順に移動するといった基本的な動作アルゴリズムで各々のトナーカートリッジ31K,31Y,31M,31Cのトナー残量を検知することができる。
この結果、現像位置に現像ロール131を配置しているときは、現像ロール131上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する動作と、トナーカートリッジ31Yのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知する動作を同時進行的に行うことができる。また、現像位置に現像ロール132を配置しているときは、現像ロール132上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する動作と、トナーカートリッジ31Mのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知する動作を同時進行的に行うことができる。
同様に、現像位置に現像ロール133を配置しているときは、現像ロール133上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する動作と、トナーカートリッジ31Cのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知する動作を同時進行的に行うことができる。また、現像位置に現像ロール134を配置しているときは、現像ロール134上のトナー濃度をトナー濃度センサ32で検出する動作と、トナーカートリッジ31Kのトナー残量をトナー残量検知センサ37で検知する動作を同時進行的に行うことができる。
また、トナー濃度センサ32のセンサ面(発光面、受光面)がトナーや塵埃などの付着によって汚れると、センサ検出感度が低下する。特に、現像位置の近傍にトナー濃度センサ32を配置した場合は、トナー濃度センサ32のセンサ面がトナーの付着によって汚れやすくなる。そこで、本実施形態においては、トナー濃度センサ32のセンサ面を開放したり閉じたりするシャッター機構を設けることとした。シャッター機構は、現像位置にいずれかの現像ロールが配置されているときは、トナー濃度センサ32のセンサ面を開放してトナー濃度の検出を可能とし、現像位置にいずれの現像ロールも配置されていないときは、トナー濃度センサ32のセンサ面を覆うように閉じてトナーや塵埃の付着を防止する。こうしたシャッターの開閉動作はソレノイド等を用いて行うことが可能であるが、シャッター専用の駆動源を設けると、コスト的なデメリットが大きくなる。
そこで本実施形態においては、ロータリー現像装置13の回転を利用してシャッターを開閉する構成を採用している。図12(A)〜(C)はシャッター機構の具体的な構成と動作を説明する図である。図において、シャッター部材40は、トナー濃度センサ32のセンサ面よりも一回り大きな板状の部材であって、シャッター棒41の一端部に取り付けられている。シャッター棒41は、長手方向の中間部を回転軸42によって回転自在に支持されている。また、シャッター棒41は、図12(A)に示すように、シャッター部材40の近傍に係止されたコイルバネ43の付勢力(引っ張り力)によって回転軸42を中心に反時計回り方向の回転力を受けながら、シャッター部材40とストッパー部材44との突き当てにより水平姿勢に支持されている。この支持状態では、シャッター部材40がトナー濃度センサ32のセンサ面を覆うように閉じ状態に保持される。
一方、シャッター棒41の他端部は、ロータリー現像装置13の回転軌道上において、当該ロータリー現像装置13の外周部から半径方向に突出する4つの突起45K,45Y,45M,45Cに当接する位置に配置されている。各々の突起45K,45Y,45M,45Cは、ロータリー現像装置13と一体に回転する回転板46に設けられている。また、各々の突起45K,45Y,45M,45Cは、ロータリー現像装置13と一体に回転板46が回転したときに、その回転途中で順にシャッター棒41に突き当たる。これにより、シャッター棒41は、これに突き当たる突起に押されて図12(B)に示すように時計回り方向に回転し、この回転にしたがってシャッター部材40がトナー濃度センサ32のセンサ面から外れる位置まで移動する。したがって、トナー濃度センサ32のセンサ面が開放された状態となる。
さらに詳述すると、突起45Yは、イエロー用の現像ロール131を現像位置に配置したときにシャッター棒41の他端部に当接し、そのままコイルバネ43の付勢力に対抗してシャッター棒41を時計回り方向に回転させることにより、トナー濃度センサ32のセンサ面からシャッター部材40をずらして当該センサ面を開放するものである。また、突起45Mは、マゼンタ用の現像ロール132を現像位置に配置したときにシャッター棒41の他端部に当接し、そのままコイルバネ43の付勢力に対抗してシャッター棒41を時計回り方向に回転させることにより、トナー濃度センサ32のセンサ面からシャッター部材40をずらして当該センサ面を開放するものである。
同様に、突起45Cは、シアン用の現像ロール133を現像位置に配置したときにシャッター棒41の他端部に当接し、そのままコイルバネ43の付勢力に対抗してシャッター棒41を時計回り方向に回転させることにより、トナー濃度センサ32のセンサ面からシャッター部材40をずらして当該センサ面を開放するものである。また、突起45Kは、ブラック用の現像ロール134を現像位置に配置したときにシャッター棒41の他端部に当接し、そのままコイルバネ43の付勢力に対抗してシャッター棒41を時計回り方向に回転させることにより、トナー濃度センサ32のセンサ面からシャッター部材40をずらして当該センサ面を開放するものである。
このようなシャッター機構を設けることにより、トナー濃度センサ32のセンサ面は、各々の現像ロール131,132,133,134を現像位置に配置してトナー濃度の検出を行うときだけ開放し、それ以外のときはシャッター部材40で覆われるため、トナーや塵埃の付着によるセンサ面の汚れを軽減することができる。また、ロータリー現像装置13の回転を利用してシャッターを開閉動作させるため、ソレノイド等の駆動源を別途設ける必要がない。このため、低コストにて実施可能である。また、ソレノイド等の故障による動作不良を回避することができる。
さらに、シャッター部材40の構成として、トナー濃度センサ32のセンサ面と対向する側の面に、例えばクリーニング用のブラシ、パッド等の清掃部材を設けるようにすれば、シャッターを開閉動作するごとに、トナー濃度センサ32のセンサ面を清掃部材でクリーニングすることができる。その結果、トナー濃度センサ32のセンサ面を常に清浄な状態に維持することができる。したがって、長期にわたってトナー濃度センサ32の検出感度を良好に維持することが可能となる。
本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成として、ロータリー現像装置周辺の各部の位置関係を示す概略図である。 トナー濃度センサの配置例を示す図である。 現像位置に配置された現像ロール周りでトナー濃度の検出可能角度を示す図である。 現像ロールとハウジングの位置関係を示す図である。 トナークラウドの実験結果を示す図である。 トナーのぼた落ちの実験結果を示す図である。 遮光部材の配置例を示す図である。 トナー濃度制御系の構成例を示すブロック図である。 ロータリー現像装置の他の構成例を示す図である。 トナー残量検知のための構成例を示す図である。 シャッター機構の構成と動作を説明する図である。
符号の説明
11…感光体ドラム(像担持体)、13…ロータリー現像装置、13K,13Y,13M,13C…現像器、31K,31Y,31M,31C…トナーカートリッジ、32…トナー濃度センサ、34…遮光部材、35…トナー補給制御部、36…ディスペンスモータ、131〜134…現像ロール(現像剤担持体)

Claims (5)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記静電潜像を現像するための現像剤を担持する複数の現像剤担持体を有し、前記像担持体に対向する現像位置に前記複数の現像剤担持体を順に移動させて現像色を切り替えるロータリー現像装置と、
    前複数の現像剤担持体のうち、前記現像位置に配置された現像剤担持体が担持する現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ロータリー現像装置は、前記複数の現像剤担持体に対応する複数の現像器と複数のトナーカートリッジとを有し、
    前記トナー濃度検出手段の検出結果に基づいて前記トナーカートリッジから前記現像器へのトナー補給を制御するとともに、当該トナー補給制御を、トナー濃度の検出対象とした現像剤担持体が現像位置に配置されている現像サイクル期間内に行うトナー補給制御手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー濃度検出手段を前記現像位置よりも上方に配置してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー濃度検出手段は、前記現像サイクル期間内で前記現像位置に配置された前記現像剤担持体に対して、前記像担持体に形成された前記静電潜像が対向していないタイミングで、当該現像剤担持体上のトナー濃度を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー濃度検出手段は、発光素子と受光素子を有する光学式のセンサからなるものであって、
    前記トナー濃度検出手段の光路と前記像担持体との間に遮光部材を介装してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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