JP2007063175A - オリゴエチレンオキシド誘導体及びオリゴエチレンオキシド誘導体の製造方法 - Google Patents

オリゴエチレンオキシド誘導体及びオリゴエチレンオキシド誘導体の製造方法 Download PDF

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【課題】 分子量が分布幅を有することなく単一の値を示し、ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量分布測定の標準物質等、機能性物質原料として好適に用いることができるオリゴエチレンオキシド誘導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】下記式で表されるオリゴエチレンオキシド系化合物。

(式中、mは2以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)このオリゴエチレンオキシド誘導体は構造が単一で、かつ、反応性基を1つ有す。R(OCHCHOHとエピクロルヒドリン等のグリシジル化合物とをアルカリ存在下で反応させて合成する。
【選択図】なし

Description

本発明は、オリゴエチレンオキシド誘導体およびその製造方法に関する。さらに詳しくは、溶剤、潤滑油、界面活性剤、電解質、ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量分布測定の標準物質等として利用され得る、構造制御されたC−C−O−の繰り返し単位を有する多分岐オリゴエチレンオキシド化合物に関するものである。
オリゴエチレンオキシド誘導体は溶剤、潤滑油、界面活性剤、電解質、ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量分布測定の標準物質等として、あるいはその原料として広く供給されている。
また、ポリエチレンオキシドが室温でイオン導電性を示すことが非特許文献1において報告されて以来、イオン導電材料として様々なオリゴエチレンオキシド構造を有する化合物が合成されてきた。これらの中には特許文献1のような分岐構造を有するものも存在する。
分子量分布測定法として広く用いられているゲル浸透クロマトグラフィーの極性ポリマー用の標準物質としてもオリゴエチレンオキシド誘導体が用いられている。
P. V. Write, Br. Polym. J., 319, 137 (1975) 特開2002−63813号公報
こうした、オリゴエチレンオキシド誘導体からなる潤滑油、ノニオン系界面活性剤は、適当なアルコールと塩基触媒を用い、酸化エチレンを加圧下で重合反応することで製造される。
しかし、上記従来の重合法で得られるオリゴエチレンオキシド誘導体は、分子量の制御、すなわち1分子当たりに導入できるエチレンオキシドユニットの数を厳密に制御することは極めて困難であり、目的とするオリゴエチレンオキシド誘導体を単離精製する必要があるため、厳密に制御できるエチレンオキシドユニット数は4程度が限界であり、これ以上のものでは、複数の構造の混合物となる。
例えば、排除限界1,500程度の低分子量を測定するカラムを用いて、市販のオリゴエチレンオキシド誘導体の標準物質(分子量350程度以上)の分子量測定を行った場合、分子量分布に複数のピークが認められ、単分散とはなっていない。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、分子量が分布幅を有することなく単一の値を示し、ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量分布測定の標準物質等、機能性物質原料として好適に用いることができるオリゴエチレンオキシド誘導体及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための第1発明は下記構造式(1)で表されるオリゴエチレンオキシド誘導体である。

(式中、mは2以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)
ここで、R1〜R2は全て同じでもよく、異なっていてもよい。また、2本あるエチレンオキシド鎖の長さnは、全て同じでもよく、異なっていてもよい。
第2発明は下記構造式(4)で表されるオリゴエチレンオキシド誘導体の製造法であって、一つの反応基を有するオリゴエチレンオキシド誘導体1種類あるいは2種類を下記構造式(3)で表される化合物に反応させ、オリゴエチレンオキシド誘導体を得ること、反応基質が比較的小さい分子である場合に副生する構造異性体をその反応性基の反応性の差を利用して、選択的に構造式(3)で表される化合物に反応させることにより、目的物よりも大きな分子量を有する化合物に変換し、目的物から簡便に精製できることを特徴とする。

(式中、nは負でない整数、R1、R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)
ここで、R1、R2は同じでもよく、異なっていてもよい。また、2本のエチレンオキシド鎖の長さnは、同じでもよく、異なっていてもよい。


(式中、Xは求核置換反応の脱離基となる基を示す。)
第3発明は下記構造式(6)で表されるオリゴエチレンオキシド誘導体の製造法であって、下記構造式(5)で表されるオリゴエチレンオキシド誘導体1種類あるいは2種類を下記構造式(3)で表される化合物に反応させ、オリゴエチレンオキシド誘導体を得ることを特徴とする。

(式中、mは1以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2m+1は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)

(式中、mは1以上の整数、nは負でない整数、Rは置換基を表す。)
ここで、R1〜R2m+1は全て同じでもよく、異なっていてもよい。また、2m+1本あるエチレンオキシド鎖の長さnは、全て同じでもよく、異なっていてもよい。

(式中、Xは求核置換反応の脱離基となる基を示す。)
本発明のオリゴエチレンオキシド誘導体は、構造および分子量が高度に制御され、かつ反応性基を1つ有するオリゴエチエンオキシドであるので、分子量や構造の曖昧さが払拭され、溶剤、潤滑油、界面活性剤、電解質などの分野において、混合物としてではなく単一物質としての材料が得られる。また、単一物質であるのでゲル浸透クロマトグラフィーの標準物質として利用できる。
本発明のオリゴエチレンオキシド誘導体の製造方法によれば、第1発明の化合物を簡便に合成、単離できる。
前記一般式(4)で表される化合物は、適当な溶媒中、アルコキシドを形成する塩基存在下で1種類あるいは2種類の下記一般式(2)で示されるアルコールを前記(3)で表される化合物と反応させることで製造することができる。この場合の反応は式(7)で示される。

(式中、nは負でない整数、Rは置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)

(式中、nは負でない整数、R1、R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基、Xは求核置換反応の脱離基となる基を示す。)
ここで、R1、R2は同じでもよく、異なっていてもよい。また、2本のエチレンオキシド鎖の長さnは、同じでもよく、異なっていてもよいが、少なくとも一方は1以上の整数である。
前記反応においては、この種の反応において通常用いられる種々の溶媒を用いることができるが、これを例示すれば、テトラヒドロフラン(THF)、N,N−ジメチルホルムアミド、ジオキサン等である。また、前記一般式(2)で表されるアルコールを反応基質兼溶媒として用いることも可能である。
前記一般式(3)で表される化合物はR体、L体、ラセミ体、R体とL体の非等価混合物いずれでもよく、また、脱離基Xは前記反応を促進するものであれば特に規定されないが、副生する塩の処理が容易な塩素基や臭素基が好ましい。
塩基については前記反応を促進するものであれば特に規定されないが、これを例示すれば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、ブチルリチウム等である。塩基は1等量以上必要であり好ましくは1.2〜2.0等量の割合で用いられる。
前記反応は溶媒あるいは反応基質の融点から沸点までの温度範囲で実施できるが、特に0℃〜120℃が好ましい。反応後は中和、副生塩の除去の後蒸留等によって精製できる。
前記一般式(6)で表される化合物は、適当な溶媒中、アルコキシドを形成する塩基存在下で1種類あるいは2種類の前記一般式(5)で示されるアルコールを前記(3)で表される化合物と反応させることで製造することができる。この場合の反応は式(8)で示される。

(式中、mは1以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2m+1は置換されてもよいアルキル基又はアリール基、Xは求核置換反応の脱離基となる基を示す。)
ここで、R1〜R2は全て同じでもよく、異なっていてもよい。また、2m本あるエチレンオキシド鎖の長さnは、全て同じでもよく、異なっていてもよい。
前記反応においては、この種の反応において通常用いられる種々の溶媒を用いることができるが、これを例示すれば、テトラヒドロフラン(THF)、N,N−ジメチルホルムアミド、ジオキサン等である。また、前記一般式(5)で表されるアルコールを反応基質兼溶媒として用いることも可能である。
前記一般式(3)で表される化合物はR体、L体、ラセミ体、R体とL体の非等価混合物いずれでもよく、また、脱離基Xは前記反応を促進するものであれば特に規定されないが、副生する塩の処理が容易な塩素基や臭素基が好ましい。
塩基については前記反応を促進するものであれば特に規定されないが、これを例示すれば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、ブチルリチウム等である。塩基は1等量以上必要であり好ましくは1.2〜2.0等量の割合で用いられる。
前記反応は溶媒あるいは反応基質の融点から沸点までの温度範囲で実施できるが、特に0℃〜120℃が好ましい。反応後は中和、副生塩の除去の後蒸留等によって精製できる。
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1) 1,3−ビス(1,3−ジメトキシ−2−プロポキシ)−2−プロパノール(一般式(1),m=2,n=0)の合成
(工程1)2000ml容のなす形フラスコ中、200mlのエピクロロヒドリンと200mlのメタノールを混合し、これに16.85gの水酸化カリウムを320mlのメタノールに溶解した溶液を氷浴で冷却しながらゆっくり滴下した。室温で19時間攪拌した後、ろ過し、ろ液中の低沸点成分を60℃に加熱しながら減圧留去し、黄色液体を得た。副生成物である目的物の構造異性体を除去するため、この液体に5.0gのエピクロロヒドリンを加え、60℃で5時間攪拌した後、減圧蒸留(80.2℃/28mmHg)することにより193.57gの1,3−ジメトキシ−2−プロパノール(一般式(1),m=1,n=0)を無色液体として単離した。
NMRデータについては以下のとおりである。
H NMR(CDCl):δ2.89(dd)3.39(s、6H)3.41−3.48(m、4H)3.96(m、1H)
13C NMR(CDCl):δ59.2(s)69.3(s)73.84(s)
(工程2)500ml容のなす形フラスコ中、13.4mlのエピクロロヒドリンとTHFを混合し、これに11.34gの水酸化カリウムを210gの実施例1で単離した1,3−ジメトキシー2−プロパノールに溶解した溶液をゆっくり滴下した。100℃で29時間攪拌した後、ろ過し、ろ液中の低沸点成分を減圧留去し、桃色液体を得た。この液体を減圧蒸留(85.0℃/39mmHg)することにより1,3−ジメトキシー2−プロパノールを回収した後、さらに減圧蒸留(101.6℃/0.08mmHg)することにより12.9gの1,3−ビス(1,3−ジメトキシ−2−プロポキシ)−2−プロパノールを無色液体として単離した。
NMRデータについては以下のとおりである。
H NMR(CDCl):δ3.37(s,12H),3.42−3.49(m,8H),3.59-3.63(m,4H),3.65−3.71(m,2H),3.92−3.96(m,1H)
13C NMR(CDCl):δ59.22(d)69.86(s)72.00(s)72.73(d)78.60(s)
(実施例2) 1,3−ビス(1,3−ジ(2−メトキシエトキシ)−2−プロポキシ)−2−プロパノール(一般式(1),m=2,n=1)の合成
(工程1)2000ml容のなす形フラスコ中、120mlのエピクロロヒドリンと300mlのTHFを混合し、これに90.78gの水酸化カリウムを725mlの2−メトキシエタノールに溶解した溶液を氷浴で冷却しながらゆっくり滴下した。室温で15時間、90℃で32時間攪拌した後、8.05gの水酸化カリウムを加え、90℃で19時間加熱した。得られた反応混合物をろ過し、ろ液中の低沸点成分を減圧留去した。得られた液体を得た。この液体に7.42gの水酸化カリウムを溶解し、10.64gのエピクロロヒドリンを加えて、140℃で29時間加熱した。この反応混合物をろ過し、ろ液を減圧蒸留(109.3℃/0.8mmHg)することにより1,3−ジ(2−メトキシエトキシ)−2−プロパノール(一般式(1),m=1,n=1)を無色液体として単離した。
NMRデータについては以下のとおりである。
H NMR(CDCl):δ2.99(s,1H)3.39(s,6H)3.49−3.60(m,8H)3.65−3.67(m,4H)4.01(m,1H)
13C NMR(CDCl):δ59.02(s) 69.44(s) 70.73(s) 71.90(s) 72.59(s)
(工程2)500ml容のなす形フラスコ中、8.8mlのエピクロロヒドリンと25mlのTHFを混合し、これに7.47gの水酸化カリウムを228gの実施例3で単離した1,3−ジ(2−メトキシエトキシ)−2−プロパノールに溶解した溶液をゆっくり滴下した。140℃で29時間攪拌した後、塩酸で中和した。この反応混合物をろ過し、ろ液中の低沸点成分を減圧留去し、橙色液体を得た。この液体を減圧蒸留(142.4℃/0.1mmHg)することにより1,3−ジ(2−メトキシエトキシ)−2−プロパノールを回収した後、さらに減圧蒸留(275℃/0.1mmHg)することにより8.85gの1,3−ビス(1,3−ジ(2−メトキシエトキシ)−2−プロポキシ)−2−プロパノールを無色液体として単離した。
NMRデータについては以下のとおりである。
H NMR(CDCl):δ3.38(s,12H),3.46―3.57(m,16H),3.59−3.66(m,8H),3.68(d,4H),3.70―3.76(m,2H),3.92(m,1H)
13C NMR(CDCl):δ59.03(s)69.76(s)70.73(d)71.42(d)71.88(d)72.06(s)78.70(s)
(実施例3) 1,3−ビス(1,3−ビス(3,6−ジオキサ−1−ヘプトキシ)−2−プロポキシ)−2−プロパノール(一般式(1),m=2,n=2)の合成
(工程1)2000ml容のなす形フラスコ中、80mlのエピクロロヒドリンと400mlのTHFを混合し、これに66.77gの水酸化カリウムを725mlの2−(2−メトキシエトキシ)エタノールに溶解した溶液をゆっくり滴下した。室温で19時間攪拌した後、24時間還流した。得られた反応混合物をろ過し、ろ液中の低沸点成分を減圧留去した。えられた液体を減圧蒸留(109.3℃/0.8mmHg)することにより168gの1,3−ビス(3,6−ジオキサ−1−ヘプトキシ)−2−プロパノール(一般式(1),m=1,n=2)を無色液体として単離した。
NMRデータについては以下のとおりである。
H NMR(CDCl):δ3.19(s,1H)3.38(s,6H)3.49−3.59(m,8H)3.64―3.68(m,12H)3.98(m,1H)
13C NMR(CDCl):δ59.03(s)69.36(s)70.48(s)70.74(s)71.91(s)72.54(s)
(工程2)500ml容のなす形フラスコ中、7.4mlのエピクロロヒドリンと22mlのTHFを混合し、これに6.10gの水酸化カリウムを168gの工程1で単離した1,3−ジ(3,6−ジオキサ−1−ヘプトキシ)−2−プロパノールに溶解した溶液をゆっくり滴下した。室温で2日攪拌した後、90℃で5時間、140℃で1週間攪拌した後、この反応混合物をろ過し、ろ液中の低沸点成分を減圧留去し、液体を得た。この液体を減圧蒸留(142.4℃/0.1mmHg)することにより1,3−ジ(3,6−ジオキサ−1−ヘプトキシ)−2−プロパノールを回収した後、さらに減圧蒸留(275℃/0.1mmHg)することにより2.70gの1,3−ビス(1,3−ジ(3,6−ジオキサ−1−ヘプトキシ)−2−プロポキシ)−2−プロパノールを無色液体として単離した。
NMRデータについては以下のとおりである。
H NMR(CDCl):δ3.38(s,12H),3.50−3.61(m,24H),3.64(s,16H),3.69(m,6H),3.84(m,1H)

13C NMR(CDCl):δ69.74(s),70.50(t),70.79(d),71.30(d),71.92(s),72.05(s),78.68(s)
(実施例4)ゲル浸透クロマトグラフィーへの利用
前記一般式(1)で表されるオリゴエチレンオキシド誘導体3種(m=2,n=0,1,2)をそれぞれTHFに溶解し、ゲル浸透クロマトグラフィー測定を行った。カラムはShodex社製ゲル浸透クロマトグラフィー用カラムKF−801を2本連結して用いた。いずれの測定でも単分散の鋭い1本のピークが得られた。比較のため市販のオリゴエチレングリコール標準物質(PEG600;数平均分子量600、PEG440;数平均分子量440)も測定した。
なお上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが可能である。
溶離液にTHF、分離カラムにオリゴマー用カラム(排除限界1500)を用い、カラム温度40℃、流速1.0ml/分で実施し、RI検出器で検出したクロマトグラムである。

Claims (3)

  1. 下記構造式(1)で表されるオリゴエチレンオキシド誘導体。

    (式中、mは2以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)
  2. 下記一般式(2)で示される1種類あるいは2種類のアルコールと、下記一般式(3)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることによって下記一般式(4)で示される化合物を製造すること特徴とするオリゴエチレンオキシド誘導体の製造方法。


    (式中、nは負でない整数、Rは置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)

    (式中、Xは求核置換反応の脱離基となる基を示す。)

    (式中、nは負でない整数、R1、R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)
  3. 下記一般式(5)で示されるアルコールと、下記一般式(3)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることによって下記一般式(6)で示される化合物を製造することを特徴とするオリゴエチレンオキシド誘導体の製造方法。

    (式中、mは1以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)


    (式中、Xは求核置換反応の脱離基となる基を示す。)

    (式中、mは1以上の整数、nは負でない整数、R1〜R2m+1は置換されてもよいアルキル基又はアリール基を表す。)
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