JP2007062998A - 自走式用紙回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の利用者で共用する画像形成装置の出力用紙を利用者が取りに行く手間を解消する用紙回収システムにおける自走式用紙回収装置を提供することである。
【解決手段】 画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、自身の状態/状況を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を送信し、これによって前記画像形成装置を制御させる制御手段とを備えた。
【選択図】 図5
【解決手段】 画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、自身の状態/状況を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を送信し、これによって前記画像形成装置を制御させる制御手段とを備えた。
【選択図】 図5
Description
本発明は自走式用紙回収装置に関し、詳しくは、画像形成装置で出力した用紙を回収する自走式用紙回収装置に関する。
従来、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置がよく知られている。このような画像形成装置は1台を数人で共用するといった方法で利用されることが多く、このため画像形成装置は共用スペースに設置され、各利用者は画像形成装置に対して画像形成の指示をした後、その出力用紙を取りに画像形成装置の設置場所まで行かなければならなかった。
特許文献1に記載の発明では、プリンタの給紙トレイはそれほど大きくすることができず、頻繁に補充作業が発生していたという問題を解決し、プリンタの給排紙作業を省力化することを目的とし、専用の大型の給排紙ケースとプリンタとの間を走行する用紙搬送車を設け、この用紙搬送車が、大型の給排紙ケースからプリンタまで用紙を搬送し、プリンタの給紙トレイに対する補充を自動で行うようにしている。
しかしながら特許文献1に記載の発明では、プリンタに接続されたホストコンピュータからの指示に基づいてのみ用紙搬送車を運行させ、また、大型の給排紙ケースとプリンタとの間を運行するものであり、複数の利用者で共用する画像形成装置の出力用紙を利用者が取りに行く手間を解消することはできないものであった。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、複数の利用者で共用する画像形成装置の出力用紙を利用者が取りに行く手間を解消する用紙回収システムにおける自走式用紙回収装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、自身の状態/状況を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を送信し、これによって前記画像形成装置を制御させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記用紙回収手段が、前記画像形成装置の排紙トレイから用紙を掬い取るアームを有し、前記検出手段で検出する状態/状況が、前記アームの高さに関する情報であり、これによって前記制御手段が、前記画像形成装置に対して、前記アームの高さに関する情報に基づき、前記画像形成装置の排紙トレイを昇降させる、または、用紙を排出する排紙トレイを切換えるよう制御させることを特徴とする。
また本発明は、前記用紙回収手段が、前記画像形成装置の排紙トレイから用紙を掬い取るアームを有し、前記検出手段で検出する状態/状況が、前記アームの高さに関する情報であり、これによって前記制御手段が、前記画像形成装置に対して、前記アームの高さに関する情報に基づき、且つ、回収される順序に基づき、前記画像形成装置の排紙トレイを昇降させる、または、用紙を排出する排紙トレイを切換えるよう制御させることを特徴とする。
また本発明は、画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、前記用紙回収手段による回収予定時間内に、用紙の回収がされない場合には、前記画像形成装置に次ジョブの用紙を空いている排紙トレイに排出させ、該排紙トレイの情報を該自走式用紙回収装置に通知させるよう制御させ、該通知を受信する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、前記画像形成装置に接近した場合、画像形成装置の排紙トレイの昇降動作、および新規ジョブの実行の禁止を要求する信号を送信し、これによって、前記画像形成装置が排紙トレイの昇降動作、および新規ジョブの実行を禁止するよう制御させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、前記画像形成装置が、今回の回収対象の用紙の排出を完了したならば、用紙回収指示(ドッキング指示)を通知させるよう制御させ、該通知を受信する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の利用者で共用する画像形成装置の出力用紙を利用者が取りに行く手間を解消する用紙回収システムにおける自走式用紙回収装置を提供することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、自身の状態/状況を検出し、送信する自走式用紙回収装置を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、検出手段で検出する状態/状況がアームの高さに関する情報であり、これによって、画像形成装置に対して排紙トレイを昇降させる、または、用紙を排出する排紙トレイを切換えるよう制御させることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、検出手段で検出する状態/状況がアームの高さに関する情報であり、これによって、且つ、回収される順序に基づき、画像形成装置に対して排紙トレイを昇降させる、または、用紙を排出する排紙トレイを切換えるよう制御させることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、用紙回収手段による回収予定時間内に、用紙の回収がされない場合には、画像形成装置に次ジョブの用紙を空いている排紙トレイに排出させ、排紙トレイの情報を自走式用紙回収装置に通知させるよう制御させ、その通知を受信することができ、これによって順序どおりの用紙回収を問題なく行うことができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、画像形成装置に接近した場合、画像形成装置の排紙トレイの昇降動作、および新規ジョブの実行の禁止を要求する信号を送信し、これによって、前記画像形成装置が排紙トレイの昇降動作、および新規ジョブの実行を禁止するよう制御させることができ、用紙回収を正確に行うことができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、画像形成装置が、今回の回収対象の用紙の排出を完了したならば、用紙回収指示(ドッキング指示)を通知させるよう制御させ、その通知を受信することができ、これによって一式の用紙を問題なく回収することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による自走式用紙回収装置の一実施の形態が適用される用紙回収システムの構成を示すブロック図である。なお、以下の説明においては自走式用紙回収装置をロボットと呼ぶ。
用紙回収システム1は、画像形成装置4で出力した用紙をロボット6によって回収するシステムであって、図1に示すように、画像形成装置4に対して画像形成の指示等を行うユーザーが操作するPC(パソコン)2と、用紙回収システム1全体において各種データ、制御情報等の送受信等の制御を行うサーバー3と、画像形成を行い用紙出力を行う画像形成装置4と、各装置を接続するネットワーク5と、用紙回収を行うロボット6と、ユーザーが操作するPDA7とを有して構成される。
ユーザーはPC2の代わりにPDA7を用いてもよいし、携帯電話機などの端末装置を用いてもよい。なお、以下では、このPC2やPDA7などのユーザーが操作する端末装置をユーザー端末ともいう。
また、ここでは、画像形成装置4として複写機を例に説明するが、本発明が適用される画像形成装置は、画像形成手段を有するファクシミリ装置やプリンタ等の単独機能を持つ装置であってもよいし、これらの機能を併せ持つ複合機であってもよい。
各装置間の通信は有線で行われてもよいし、無線で行われてもよい。この通信のインタフェース、プロトコルは既知のいかなるものを用いてもよい。また、用紙回収システム1を構成する各装置の数は、単数でもよいし、複数でもよい。
次に、用紙回収システム1を構成する各装置についてさらに説明する。
図2は、図1に示したPC2の構成を示すブロック図である。
なお、PDA7もPC2と同様の構成でよいので、PDA7についての説明は省略する。
PC2は、PC2全体の動作を制御し用紙回収システム1の動作を実現するソフトウェアプログラムを実行する制御手段21と、PC2の操作者がPC2に対する操作、指示等を入力する入力手段22と、PC2の操作者に対して様々な情報を表示する表示手段23と、図1に示したネットワーク5とのインタフェースである通信手段24と、PC2の動作に必要な用紙回収システム1の動作を実現するパラメータやソフトウェアプログラム等を記憶する記憶手段25とを有して構成される。通信手段24はロボット6と無線通信するための無線通信手段を備えるものであってもよい。
図3は、図1に示したサーバー3の構成を示すブロック図である。
サーバー3は、サーバー3全体の動作を制御し用紙回収システム1の動作を実現するソフトウェアプログラムを実行する制御手段31と、サーバー3の操作者がサーバー3に対する操作、指示等を入力する入力手段32と、サーバー3の操作者に対して様々な情報を表示する表示手段33と、図1に示したネットワーク5とのインタフェースである通信手段34と、サーバー3の動作に必要な用紙回収システム1の動作を実現するパラメータやソフトウェアプログラム等を記憶する記憶手段35とを有して構成される。通信手段34はロボット6と無線通信するための無線通信手段を備えるものであってもよい。
図4は、図1に示した画像形成装置4の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、画像形成装置4は、画像形成装置4全体の動作を制御し用紙回収システム1の動作を実現するソフトウェアプログラムを実行する制御手段41と、ユーザーが画像形成装置4に対する操作、指示等を入力する入力手段42と、ユーザーに対して様々な情報を表示する表示手段43と、原稿から画像を読み取る画像読取手段44と、画像形成用紙に画像を形成する画像形成手段45と、図1に示したネットワーク5とのインタフェースである通信手段46と、画像読取手段44によって読み取った画像データやそのほか、制御手段41で実行するソフトウェアプログラム、画像形成装置4の動作に必要なパラメータ等を記憶する記憶手段47と、画像形成手段45によって画像形成した用紙を排紙トレイ(「ビン」ともいう)に排紙する排紙部48とを有して構成される。
排紙部48は、排紙トレイに排出された用紙がまだ残っているか、回収が済んだかを検出する手段を備えていることが望ましい。この検出手段は、たとえば、用紙がまだ残っていれば、光を遮るような構成で、光センサによって実現することもできるし、用紙がまだ残っていれば、その重量で検出するよう重量センサを備えて実現することもできる。
通信手段46はロボット6と無線通信するための無線通信手段を備えるものであってもよい。
なお、以下の説明において、画像形成装置4における所定の設定による画像形成の一連の動作をジョブという。
また、制御手段41は、図7のステップ(B−1)で送信する各種情報を取得、検出するための検出手段を備えている。
図5は、図1に示したロボット6の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、ロボット6は、ロボット6全体の動作を制御し用紙回収システム1の動作を実現するソフトウェアプログラムを実行する制御手段61と、画像形成装置4の排紙部48によって排紙トレイに排紙された用紙を掬い取るアームを備えた用紙回収手段62と、ロボット6が自走するための走行手段63と、用紙回収システム1を構成する各装置と無線通信するためのインタフェースである通信手段64と、ロボット6の動作に必要な用紙回収システム1の動作を実現するパラメータやソフトウェアプログラム等を記憶する記憶手段65とを有して構成される。
また、制御手段61は、図6のステップ(A−1)で送信する各種情報を取得、検出するための検出手段を備えている。
次に、用紙回収システム1を構成する各装置の基本動作についてフローチャートを参照しながら説明する。
図6は、図1に示したロボット6の基本動作を示すフローチャートである。
まず、ロボット6は自身が取得した、詳しくは後述する各種情報をサーバー3に対して送信する(A−1)。また、ロボット6は各種情報をサーバー3から受信する(A−2)。ロボット6は、このようにして得た各種情報に基づいて走行手段63および用紙回収手段62を動作させ、所定場所への移動や用紙の回収などの動作を行う(A−3)。
図7は、図1に示した画像形成装置4の基本動作を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置4は自身が取得した、詳しくは後述する各種情報をサーバー3に対して送信する(B−1)。また、画像形成装置4は各種情報をサーバー3から受信する(B−2)。画像形成装置4は、このようにして得た各種情報に基づいて排紙部48を動作させ、所定の用紙排出動作を行う(B−3)。
図8は、図1に示したPC2すなわちユーザー端末の基本動作を示すフローチャートである。
まず、PC2すなわちユーザー端末は、後述のステップ(D−4)による演算結果をサーバー3から受信し、これを表示手段23にてユーザーに向けて表示する(C−1)。ユーザーは、この表示を参照し、用紙回収システム1に対する指示(ユーザー指示)を入力手段22を用いて入力する。制御手段21はこれを受け付け(C−2)、このユーザー指示をサーバー3に対して送信する(C−3)。
図9は、図1に示したサーバー3の基本動作を示すフローチャートである。
まず、サーバー3は、複数台のロボット6から各種情報を受信し(D−1)、複数台の画像形成装置4から各種情報を受信する(D−2)。
このステップ(D−1)において、複数台のロボット6からそのロボットの現在地/現時点での移動予定(スケジュール)/移動状況(移動のトラブル:遅延発生)/回収状況(回収遅延発生)情報等(ステップ(A−1)でロボット6が送信した情報)を受信し、また、ステップ(D−2)において、サーバー3は、複数台の各画像形成装置4からその画像形成装置の能力(CPM)/画像形成装置の設置場所に関する位置情報/ジョブの進捗状況(ジョブ完了予想時刻・用紙排出動作の遅延発生)/トラブル(ジャム/故障発生)情報等(ステップ(B−1)で画像形成装置4が送信した情報)を受信し、これらの情報を把握する(D−3)。
サーバー3は、各画像形成装置4から受信した情報、および、各ロボット6から受信した情報に基づいて、出力完了予定時刻/配送完了予定時刻を演算する。なお、最速で回収が完了する情報(おすすめ情報)、効率的な回収情報(ロボットの移動距離を少なくする選択)等を演算してもよい(D−4)。
そして、サーバー3は、これらの演算情報をユーザー端末に通知する(D−5)。上述のように、ユーザー端末はPC2に限らず、PDA7でもよいし、携帯電話機でもよい。また、この通知の形態は、たとえば電子メールを送信することによって通知するものでもよいし、他の通信形態を用いるものであってもかまわない。
なお、ステップ(D−5)の通知においては、上記の演算情報以外に、生データ(画像形成装置の位置情報、ロボットの位置情報を模式図化したもの(図示せず))を通知してもよい。
ユーザーは、たとえばPC2であるユーザー端末に表示された、サーバー3から受信した演算情報(おすすめ情報)を確認し(図8のステップ(C−1))、ユーザー指示を入力する(図8のステップ(C−2))。このユーザー指示としては、たとえば、複数ある画像形成装置4のうちのいずれに画像形成出力をさせるか、出力用紙がユーザの手元に何時に届くように処理させるか、複数あるロボット6のうちいずれに用紙回収をさせるかといった情報を、サーバー3から受信したおすすめ情報どおりに実行するよう指示するOKや、サーバー3から受信したおすすめ情報とは異なる指定をユーザが個別に行うNGとすることができる。NGの場合は、たとえば、出力する画像形成装置をユーザーが指定したり、出力用紙がユーザの手元に届く期限の時刻を指定したり、用紙回収をするロボットを指定したり、ロボットに用紙回収をさせないように指定したりするユーザ指示を行うことができる。
これらのユーザー指示情報は、ユーザー端末からサーバー3に対して送信され(図8のステップ(C−3))、これを受けたサーバー3は、受信したユーザー指示に基づいて各画像形成装置4および各ロボット6に対して制御信号を送信する(D−6、D−7)。この制御信号としては、たとえば、複数台の画像形成装置4による分散プリント(プリント量の大小の調整を含む)や、複数台のロボット6の移動スケジュールの調整/変更、回収動作の中止指示等を含むものである。
各画像形成装置4および各ロボット6は、サーバー3から受信した信号に基づき、動作を行う(図7のステップ(B−3)、図6のステップ(A−3))。
次に、図1に示した用紙回収システム1において、用紙回収の指示を受けたロボット6が用紙回収を行う際の動作の一例について、図10、図11、および図15〜図19を参照して詳細に説明する。
図10は、図1に示した用紙回収システム1において、用紙回収の指示を受けたロボット6が用紙回収を行う際の動作の一例を示すフローチャートである。
また図11は、図10に示した動作を行うロボット6に対応して動作する、画像形成装置4の動作の一例を示すフローチャートである。
さらに図15、図16、図17、図18および図19は、図10および図11の動作制御における、ロボット6および画像形成装置4の動作を示すブロック図である。
この図10および図11に示す例においては、まず、ロボット6が自身の用紙回収手段62の用紙回収用アームの高さに関する情報を、画像形成装置4に対して送信する(サーバー3を介して送信してもよい)(E−1)。画像形成装置4では、このアームの高さ情報を受信し(図15の上段の図を参照)、ロボット6のアームの高さに応じた高さにある排紙トレイに対して画像形成用紙の排出を開始する(F−1)(図15の中段の図を参照)。
なお、本発明は、この処理に限られるものではなく、たとえば図16に示すように、ロボット6が自身の用紙回収手段62の用紙回収用アームの高さに関する情報を、画像形成装置4に対して送信したならば、画像形成装置4では、このアームの高さ情報を受信し、所定の排紙トレイに排出された用紙がロボット6のアームの高さにくるように排紙トレイを昇降させるようにしてもよい。
その後、画像形成装置4は、ロボット6に対する用紙回収指令信号を送信する(F−2)。この信号の送信は、画像形成装置4からロボット6に対して直接送信してもよいし、画像形成装置4からサーバー3を介してロボット6に対して送信してもよい。
ロボット6は、用紙回収システム1から用紙回収指令信号を受信する(E−2)。ここで、用紙回収システム1から用紙回収指令信号を受信するとしているのは、用紙回収指令信号は、画像形成装置4から直接受信する場合もあれば、画像形成装置4からサーバー3を介して受信する場合もあるからである。以降の説明においても、用紙回収システム1から信号受信、用紙回収システム1に対して信号送信、としている場合は、これと同様の意味である。
続いて、ロボット6は受信した用紙回収指令信号に基づいて、その画像形成装置4に接近するよう移動する(E−3)。たとえば3m以内であれば受信可能であるような電波、赤外線等によってロボット6と画像形成装置4との距離は測定され、その距離が3m以内になったならば(E−4、F−3)、ロボット6は、以降、画像形成装置4の排紙トレイの昇降動作を禁止するよう(ここでは新規ジョブの実行、排紙の停止も含む(画像形成装置4の排紙トレイが1つしかない場合))、用紙回収システム1に対して信号を送信する(E−5)。これを受けた画像形成装置4では排紙トレイの昇降動作を禁止し(F−4)(図17参照)、用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を送信する(F−5)。
ロボット6では、用紙回収指示(ドッキング指示)を受けたならば(E−6)。その画像形成装置の当該排紙トレイから出力用紙をアームによって掬い取り回収を実行する(E−7)。
一方、画像形成装置4では、現在回収指示を出している排紙トレイ以外のトレイに回収用の用紙がないか(たとえば1ジョブで出力する枚数が多く、複数トレイに跨る場合)をチェックし(F−6)、ある場合には、用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を再度送信し(F−7)、ステップ(F−6)に戻り、処理を繰り返す。ステップ(F−7)では、現在回収指示を出している排紙トレイ以外のトレイに排出されている用紙の回収を依頼するものであるため、そのトレイの高さ情報をロボット6に通知する必要が生じる。この処理を図18に示す。この場合、排紙トレイの高さ情報を得たロボット6ではその高さに合わせてアームを昇降させる。
ステップ(F−6)において、現在回収指示を出している排紙トレイ以外のトレイに回収用の用紙がない場合には、現在回収指示を出している排紙トレイにさらに排紙する予定があるか(たとえば1ジョブで出力する枚数が多く、その排紙トレイの最大積載量を越え、一旦回収された後に続きを排紙するような場合(図19参照))をチェックし(F−8)、ない場合には処理を終了し、ある場合にはステップ(F−9)へと進む。
ステップ(F−9)では、現在回収指示を出している排紙トレイへのさらなる排紙の完了を待ち、完了したならば、用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を再度送信し(F−7)、ステップ(F−6)に戻り、処理を繰り返す。
ロボット6では、その排紙トレイの用紙回収を完了したならば(E−8)、用紙回収完了信号を用紙回収システム1に対して送信し、画像形成装置4では、この用紙回収完了信号の受信を監視し、所定時間内にこの信号を受信できなかった場合には、たとえば用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を再度送信し(F−7)、ステップ(F−6)に戻り、処理を繰り返す。
またロボット6では、画像形成装置4がステップ(F−7)で行ったさらなる回収指示があったかを監視し(E−9)、さらなる回収指示があった場合には、当該トレイから用紙回収を行う(E−10)。このとき、必要に応じて、当該トレイの高さに合わせてアームの高さを調整する。
ロボット6は、以上の回収動作が完了したならば、画像形成装置4から離れ(図15の下段の図を参照)、以降、画像形成装置4の排紙トレイの昇降動作を許可するよう、用紙回収システム1に対して信号を送信する(E−11)。これを受けた画像形成装置4では排紙トレイの昇降動作を許可する。
なお、ロボット6による用紙回収が遅延し、当該トレイの用紙を回収する前に、次のジョブの用紙が別のトレイに排出されたような場合には、図20に示すように、それぞれのトレイの用紙を順番に回収するようにすればよい。回収予定時刻になってもロボットが回収していない場合、次のジョブで使用する予定の排紙トレイがまだ空いていないときにはその次ジョブを別の空いている排紙トレイに排出し、その排紙トレイの情報はその次ジョブの用紙を回収予定のロボットに通知する。
次に、図1に示した用紙回収システム1において、用紙回収の指示を受けたロボット6が用紙回収を行う際の動作の図10および図11とは別の例について、図12、図13、および図21を参照して詳細に説明する。
図12は、図1に示した用紙回収システム1において、用紙回収の指示を受けたロボット6が用紙回収を行う際の動作の図10とは別の例を示すフローチャートである。
また図13は、図10に示した動作を行うロボット6に対応して動作する、画像形成装置4の動作の図11とは別の例を示すフローチャートである。
さらに図21は、図12および図13の動作制御における、ロボット6および画像形成装置4の動作を示すブロック図である。
この図12および図13に示す例においては、まず、画像形成装置4が回収対象の用紙が排出されている排紙トレイの高さに関する情報を、ロボット6に対して送信する(サーバー3を介して送信してもよい)(H−1)。ロボット6では、この排紙トレイの高さ情報を受信し、排紙トレイの高さに合わせて用紙回収手段62の用紙回収用アームを昇降させる(G−1)。
その後、画像形成装置4は、ロボット6に対する用紙回収指令信号を送信する(H−2)。この信号の送信は、画像形成装置4からロボット6に対して直接送信してもよいし、画像形成装置4からサーバー3を介してロボット6に対して送信してもよい。
ロボット6は、用紙回収システム1から用紙回収指令信号を受信する(G−2)。
続いて、ロボット6は受信した用紙回収指令信号に基づいて、その画像形成装置4に接近するよう移動する(G−3)。
この接近中に、画像形成装置4では、ジャム(紙詰まり)や何らかの事情で排紙の遅延が生じるなどトラブルが発生した場合(H−3)、用紙回収システム1に対して、接近停止信号、回収動作キャンセル信号を送信して処理を終了する(H−4)。
ロボット6では、この接近停止信号、回収動作キャンセル信号を受信した場合には、それに基づき、画像形成装置4への接近の停止、用紙回収の中止を行う(G−3)(図21参照)。
続いて、画像形成装置4では、用紙排出の完了を待ち(H−5)、完了したならば、用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を送信する(H−6)。
ロボット6では、用紙回収指示(ドッキング指示)を受けたならば(G−4)。その画像形成装置の当該排紙トレイから出力用紙をアームによって掬い取り回収を実行する(G−5)。
一方、画像形成装置4では、現在回収指示を出している排紙トレイ以外のトレイに回収用の用紙がないか(たとえば1ジョブで出力する枚数が多く、複数トレイに跨る場合)をチェックし(H−7)、ある場合には、用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を再度送信し(H−8)、ステップ(H−7)に戻り、処理を繰り返す。ステップ(H−8)では、現在回収指示を出している排紙トレイ以外のトレイに排出されている用紙の回収を依頼するものであるため、そのトレイの高さ情報をロボット6二つ位置する必要が生じる。この場合、排紙トレイの高さ情報を得たロボット6ではその高さに合わせてアームを昇降させる。
ステップ(H−7)において、現在回収指示を出している排紙トレイ以外のトレイに回収用の用紙がない場合には、現在回収指示を出している排紙トレイにさらに排紙する予定があるか(たとえば1ジョブで出力する枚数が多く、その排紙トレイの最大積載量を越え、一旦回収された後に続きを排紙するような場合)をチェックし(H−9)、ない場合には処理を終了し、ある場合にはステップ(H−10)へと進む。
ステップ(H−10)では、現在回収指示を出している排紙トレイへのさらなる排紙の完了を待ち、完了したならば、用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を再度送信し(H−8)、ステップ(H−7)に戻り、処理を繰り返す。
ロボット6では、その排紙トレイの用紙回収を完了したならば(G−6)、用紙回収完了信号を用紙回収システム1に対して送信し、画像形成装置4では、この用紙回収完了信号の受信を監視し、所定時間内にこの信号を受信できなかった場合には、たとえば用紙回収システム1に対して用紙回収指示(ドッキング指示)を再度送信し(H−8)、ステップ(H−7)に戻り、処理を繰り返す。
またロボット6では、画像形成装置4がステップ(H−8)で行ったさらなる回収指示があったかを監視し(G−7)、さらなる回収指示があった場合には、当該トレイから用紙回収を行う(G−8)。このとき、必要に応じて、当該トレイの高さに合わせてアームの高さを調整する。
ロボット6は、以上の回収動作が完了したならば、画像形成装置4から離れ、以降、画像形成装置4の排紙トレイの昇降動作を許可するよう、用紙回収システム1に対して信号を送信する(G−9)。これを受けた画像形成装置4では排紙トレイの昇降動作を許可する。
なお、図10および図11に示した例、および図12および図13に示した例では、ステップ(F−6)以降やステップ(H−7)以降の継続して回収が必要な場合に、用紙が排出されるトレイの高さの情報を、画像形成装置4からロボット6に通知し、ロボット6のアームの高さをそれに合わせるようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、図14に示すような処理を行ってもよい。
図14は、画像形成装置4の動作の図11や図13とは別の例を示すフローチャートである。
図14において、ステップ(I−1)からステップ(I−6)までは、図13に示した例と同様であるので説明は省略する。
ステップ(I−7)では、図13のステップ(H−7)などのような継続して回収する必要があるジョブの存在をチェックする。これがある場合には、トレイに合わせてロボット6のアームを移動させるのと、アームに合わせて排出トレイを切換えるのとでは、どちらが短時間で済むかを比較する(I−8)。
その比較の結果、アーム移動時間のほうが短くて済むのであれば(I−9)、用紙を排出するトレイを切換えず、アームを移動させるよう用紙回収システム1に対して指示するとともに画像形成装置4の動作を制御し(I−10)、そうでなければ(I−9)、アームを移動させず、用紙を排出するトレイを切換えるよう用紙回収システム1に対して指示するとともに画像形成装置4の動作を制御する(I−11)。
次に、用紙回収システム1における各種データのやり取りについて図22を参照してさらに説明する。
サーバー3から画像形成装置4に対して送信される信号Aとしては、たとえば、ジョブを分配する情報や、用紙を回収しに来るロボット6に関する情報(ロボット6が到着する予定時刻に関する情報など)などがある。
画像形成装置4からサーバー3に対して送信される信号Bとしては、たとえば、画像形成装置4の設置場所に関する位置情報や、排紙トレイの排出状況、未回収の状況、トラブル情報などがある。
ロボット6からサーバー3に対して送信される信号Cとしては、ロボット6の現在位置情報や、回収状況、稼動状況(到着時刻情報など)などがある。
サーバー3からロボット6に対して送信される信号Dとしては、回収対象の画像形成装置に関する情報や、移動の指示などがある。
サーバー3からPC2などのユーザー端末に対して送信される信号Eとしては、各画像形成装置4のジョブ進捗状況(印刷完了予測時刻)や、画像形成装置4の稼動状況、各ロボット6の現在位置情報、ロボット6が画像形成装置4に到着する到着予測時刻情報、ロボット6が用紙回収を完了し、ユーザの手元に用紙が届く回収完了予測時刻情報などがある。
PC2などのユーザー端末からサーバー3に対して送信される信号Fとしては、用紙回収の指示や、回収のキャンセル(ロボット6の移動停止)などがある。
次に、用紙回収システム1において、1つのジョブを複数の画像形成装置で分散してプリントする場合の具体例を、図23を参照しながら説明する。
図23は、用紙回収に係る具体例を説明するブロック図であり、(a)は1つのジョブを複数の画像形成装置で分散してプリントする場合の具体例を説明するための、用紙回収システム1の構成を示すブロック図であり、(b)は1つのジョブを複数の画像形成装置で分散してプリントする場合の具体例を説明するための、用紙回収システム1を構成する各装置間で通信する各制御情報を示すブロック図であり、(c)は用紙回収ロボットによる用紙回収にかかる時間の算出例を説明するブロック図である。
図23(a)に示すように、この用紙回収システム1の構成では、ロボットaおよびロボットbの2台の用紙回収ロボットを有し、また、画像形成装置A、画像形成装置Bおよび画像形成装置Cの三台の画像形成装置を有し、また、サーバーである管理装置を有し、さらに、ユーザー端末であるPCを有している。
ロボットaおよびロボットbのそれぞれは、自走可能、無線通信可能、用紙回収可能である。
また、画像形成装置Aは1500枚の用紙を収納可能なビン(ビン1)を1つ備え、画像形成装置Bは400枚の用紙を収納可能なビン(ビン1、ビン2およびビン3)を3つ備え、画像形成装置Cは100枚の用紙を収納可能なビン(ビン1)を1つ、400枚の用紙を収納可能なビン(ビン2)を1つ備えている。
管理装置(サーバー)は、複数の画像形成装置の排出ビン情報を管理し、PCからの出力指示を受け、排出量を算出し、画像形成装置のビンへの振り分け、用紙回収ロボットへの動作指示を行う。
図23(b)に示すように、オペレータから出力指示を受けたとき、管理装置はそのジョブの排出量を算出する。たとえば、1部が50ページの書類を35部出力する場合は、50ページ×35部=1750枚となる。
そして、管理装置は各画像形成装置のCPM(能力)/排出ビンの収納容量/ロボットの位置情報等から、出力先を振り分ける。たとえば、画像形成装置Aのビン1へ30部(1500枚)、画像形成装置Bのビン1へ5部(250枚)という具合に、それぞれ出力指示する。
また、管理装置は、用紙回収ロボットaに対して、画像形成装置Aのビン1の回収を行い、その後に画像形成装置Bのビン1の回収を行うよう順番を指示して、用紙回収指示を行う。
次に、図23(c)を参照して、用紙回収にかかる時間の算出例を説明する。
オペレータ(ユーザー)がPC(ユーザー端末)を用いてジョブの出力指示を行った場合には、管理装置は、画像形成装置Aと画像形成装置Bの現在の予約ジョブの状況も勘案して、今回のジョブが出力されるまでにかかる所要時間を算出する。
たとえば、画像形成装置Aは予約ジョブ3件で、今回のジョブの完了までの所要時間は20分であるとし、画像形成装置Bは予約ジョブ1件で、今回のジョブの完了までの所要時間は5分であるとする。
また、管理装置は、ロボットaによる画像形成装置Aや画像形成装置Bまでの移動時間、および、ロボットaによる回収位置(回収した用紙を届ける位置)(もしくはPCの位置)までの移動時間を算出する。
たとえば、図23(c)に示すように、ロボットaの現在位置から画像形成装置Aの位置に到着するのに1分、画像形成装置Aの位置から回収位置(もしくはPCの位置)に到着するのに2分かかるとし、ロボットaの現在位置から画像形成装置Bの位置に到着するのに3分、画像形成装置Bの位置から回収位置(もしくはPCの位置)に到着するのに5分かかるとする。
管理装置は、上記の情報に基づき、画像形成装置Aと画像形成装置Bから出力した場合の、出力物が届くまでのトータルの時間を算出する。
上述の情報に基づき、
・画像形成装置Aにジョブ実行を指示した場合には、20分(今回のジョブ完了までの所要時間(ロボットaの現在位置から画像形成装置Aの位置に到着するのにかかる1分は、この中に含まれる))+2分(画像形成装置Aの位置から回収位置(もしくはPCの位置)に到着するのにかかる時間)=22分であり、
・画像形成装置Bにジョブ実行を指示した場合には、5分(今回のジョブ完了までの所要時間(ロボットaの現在位置から画像形成装置Bの位置に到着するのにかかる3分は、この中に含まれる))+5分(画像形成装置Bの位置から回収位置(もしくはPCの位置)に到着するのにかかる時間)=10分である。
・画像形成装置Aにジョブ実行を指示した場合には、20分(今回のジョブ完了までの所要時間(ロボットaの現在位置から画像形成装置Aの位置に到着するのにかかる1分は、この中に含まれる))+2分(画像形成装置Aの位置から回収位置(もしくはPCの位置)に到着するのにかかる時間)=22分であり、
・画像形成装置Bにジョブ実行を指示した場合には、5分(今回のジョブ完了までの所要時間(ロボットaの現在位置から画像形成装置Bの位置に到着するのにかかる3分は、この中に含まれる))+5分(画像形成装置Bの位置から回収位置(もしくはPCの位置)に到着するのにかかる時間)=10分である。
管理装置は、トータルの時間により、出力する画像形成装置を選択して出力指示を行う。ロボットが複数の場合にはそれぞれの組み合わせにて算出する。
次に、図1に示したPC2やPDA7のようなユーザー端末における表示例について説明する。
図24は、図1に示した用紙回収システム1のユーザー端末における表示例すなわちPC2の表示手段23に表示する内容の一例を示す図である。
画面231は、図8のステップ(C−1)にて表示する、用紙回収システム1のおすすめ情報の一例である。この表示によれば、画像形成装置Aにジョブ実行させるのが用紙回収システム1としてのおすすめであり、この画像形成装置Aにジョブ実行させた場合には、出力完了予定時刻は15:30であり、ユーザーの手元に出力用紙が届くのが15:32であることを示している。
この例では、画像形成は実行するが、ロボットによる配送のみをキャンセルことができるようにしている。たとえば画面231でユーザーが「配送をキャンセルしますか?」の選択肢を選択した場合には、用紙回収システム1はロボットによる回収を中止し、また表示手段23の表示内容は画面232へと遷移する。
画面231でユーザーが「OK」の選択肢を選択した場合には、画像形成装置Aによる画像形成が実行され、その後、表示手段23の表示内容は画面233へと遷移し、ロボットによる出力用紙の回収がされ、ユーザーに届けられる。
画面231でユーザーが「配送内容を変更しますか?」の選択肢を選択した場合には、表示手段23の表示内容は画面234へと遷移する。この画面234では「出力先変更」、「詳細情報表示」および「回収時刻変更」が選択できる。
画面234でユーザーが「出力先変更」の選択肢を選択した場合には、表示手段23の表示内容は画面235へと遷移し、出力先の画像形成装置をユーザーが選択できる。
画面234でユーザーが「詳細情報表示」の選択肢を選択した場合には、表示手段23の表示内容は画面236へと遷移し、複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置にジョブ実行させた場合にユーザーの手元に出力用紙が届く目安の時刻が表示され、また、用紙回収システム1としてのおすすめ印が表示される。
画面234でユーザーが「回収時刻変更」の選択肢を選択した場合には、表示手段23の表示内容は画面237へと遷移し、ユーザの手元に用紙が届く時刻の指定をユーザが行えるようにしている。ただし、この時刻は、用紙回収システム1として最も早く処理完了する時刻よりも遅い時刻である必要がある。
1 用紙回収システム
2 PC(パソコン)
3 サーバー
4 画像形成装置
5 ネットワーク
6 ロボット
7 PDA
2 PC(パソコン)
3 サーバー
4 画像形成装置
5 ネットワーク
6 ロボット
7 PDA
Claims (6)
- 画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、
自身の状態/状況を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果を送信し、これによって前記画像形成装置を制御させる制御手段と
を備えたことを特徴とする自走式用紙回収装置。 - 前記用紙回収手段が、前記画像形成装置の排紙トレイから用紙を掬い取るアームを有し、
前記検出手段で検出する状態/状況が、前記アームの高さに関する情報であり、これによって前記制御手段が、前記画像形成装置に対して、前記アームの高さに関する情報に基づき、前記画像形成装置の排紙トレイを昇降させる、または、用紙を排出する排紙トレイを切換えるよう制御させる
ことを特徴とする請求項1に記載の自走式用紙回収装置。 - 前記用紙回収手段が、前記画像形成装置の排紙トレイから用紙を掬い取るアームを有し、
前記検出手段で検出する状態/状況が、前記アームの高さに関する情報であり、これによって前記制御手段が、前記画像形成装置に対して、前記アームの高さに関する情報に基づき、且つ、回収される順序に基づき、前記画像形成装置の排紙トレイを昇降させる、または、用紙を排出する排紙トレイを切換えるよう制御させる
ことを特徴とする請求項1に記載の自走式用紙回収装置。 - 画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、
前記用紙回収手段による回収予定時間内に、用紙の回収がされない場合には、前記画像形成装置に次ジョブの用紙を空いている排紙トレイに排出させ、該排紙トレイの情報を該自走式用紙回収装置に通知させるよう制御させ、該通知を受信する制御手段と
を備えたことを特徴とする自走式用紙回収装置。 - 画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、
前記画像形成装置に接近した場合、画像形成装置の排紙トレイの昇降動作、および新規ジョブの実行の禁止を要求する信号を送信し、これによって、前記画像形成装置が排紙トレイの昇降動作、および新規ジョブの実行を禁止するよう制御させる制御手段と
を備えたことを特徴とする自走式用紙回収装置。 - 画像形成装置によって排出された用紙を回収する用紙回収手段と、
前記画像形成装置が、今回の回収対象の用紙の排出を完了したならば、用紙回収指示(ドッキング指示)を通知させるよう制御させ、該通知を受信する制御手段と
を備えたことを特徴とする自走式用紙回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005254521A JP2007062998A (ja) | 2005-09-02 | 2005-09-02 | 自走式用紙回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005254521A JP2007062998A (ja) | 2005-09-02 | 2005-09-02 | 自走式用紙回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007062998A true JP2007062998A (ja) | 2007-03-15 |
Family
ID=37925617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005254521A Withdrawn JP2007062998A (ja) | 2005-09-02 | 2005-09-02 | 自走式用紙回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007062998A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016141036A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システムおよび画像形成装置 |
JP2018043368A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム |
-
2005
- 2005-09-02 JP JP2005254521A patent/JP2007062998A/ja not_active Withdrawn
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