JP2007062231A - 液体噴射装置及び記録装置 - Google Patents

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敏雄 中田
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Abstract

【課題】 検出センサや検出スケールの汚染を低減させることができると共にそれらの状態を直視することができる液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置を提供すること。
【解決手段】 検出センサ162とその近傍の検出スケール161の一部が、上部が開放されたカバー部材23に覆われている。これにより、カバー部材に覆われた検出センサとその近傍の検出スケールの一部には異物が付着し難くなるので、検出センサとその近傍の検出スケールの一部の汚染を低減することができる。そして、カバー部材の開放上部から検出センサや検出スケールの状態を直視することができるので、検出センサや検出スケールのメンテナンスを簡易に行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、往復移動しつつ液体を噴射する噴射ヘッドと、噴射ヘッドの移動位置を検出する検出手段とを備えた液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置に関する。
記録装置の1つであるシリアル方式のインクジェット式プリンタは、搬送部の紙送りローラにより用紙を副走査方向に搬送しつつ、記録部のキャリッジを主走査方向に往復移動させてキャリッジに搭載されている記録ヘッドからインクを吐出し記録するようになっている。このようなインクジェット式プリンタは、キャリッジの往復移動を案内するガイド軸と、キャリッジの移動位置を検出するリニアエンコーダのリニアスケールが、主走査方向に配設され、リニアエンコーダのセンサがキャリッジに搭載されている。
用紙の搬送・記録中は用紙の粉塵やインクのミスト等の異物が浮遊し易く、これらの異物がセンサやリニアスケールに付着すると、搬送精度や記録精度を低下させるおそれがある。そこで、センサの全体とリニアスケールの一部をカバーで覆うことにより、センサやリニアスケールの汚染を低減させたインクジェット式プリンタが提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−113772号公報
上述した従来のインクジェット式プリンタでは、カバーは箱状に形成されており、そのカバーにセンサが内蔵されていると共にリニアスケールが貫装されている。従って、メンテナンス時にはカバーを外さないと、センサ自体の調子やセンサとリニアスケールとの具合を直接目視することができないため、工数が掛かるという問題があった。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、検出センサや検出スケールの汚染を低減させることができると共にそれらの状態を直視することができる液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の液体噴射装置では、往復移動しつつ液体を噴射する噴射ヘッドと、前記噴射ヘッドの往復移動を案内するガイドレールと、前記ガイドレールに沿って配置され、中間上端が前記ガイドレールに固定された検出スケールと、前記噴射ヘッドと共に配置され、前記検出スケールの下端に沿って移動して前記噴射ヘッドの移動位置を検出する検出センサとを備えた液体噴射装置であって、前記検出センサとその近傍の前記検出スケールの一部が、上部が開放されたカバー部材に覆われていることを特徴としている。これにより、カバー部材に覆われた検出センサとその近傍の検出スケールの一部には異物が付着し難くなるので、検出センサとその近傍の検出スケールの一部の汚染を低減することができる。そして、カバー部材の開放上部から検出センサや検出スケールの状態を直視することができるので、検出センサや検出スケールのメンテナンスを簡易に行うことができる。
また、前記検出スケールと前記検出センサの相対位置を調整する調整部材を有することを特徴としている。これにより、カバー部材の開放上部から検出センサや検出スケールの状態を直視しながら検出スケールと検出センサの相対位置を簡易に調整することができる。上記目的達成のため、本発明の被記録媒体に記録する記録装置では、上記各液体噴射装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用を奏する記録装置を提供することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるプリンタの構成例を示す斜視図、図2は、そのプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図、図3は、そのプリンタの概略断面側面図である。図1及び図2に示すプリンタ100は、例えばJIS規格のA0判やJIS規格のB0判といった比較的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型のインクジェット式プリンタであり、給紙部110と、本発明の特徴的な部分を含む記録部120と、搬送部210と、排紙部130と、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。そして、記録部120及び搬送部210を制御する制御部200が内蔵されている。給紙部110は一体化された記録部120及び搬送部210と排紙部130に対して分離可能に構成されており、これらはプリンタ本体として構成されている。そして、このプリンタ本体は脚部140に対して分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、記録部120の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、2本のロール紙(用紙)がセット可能なロール紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。このロール紙カバー112により、ロール紙の汚染を防止することができると共に、ユーザの安全を確保することができる。
ロール紙ホルダ111は、図2に示すように、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部110の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、115を備えている。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け114、115に装着され、回転可能に軸支持されるようになっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。ユーザは、ロール紙カバー112の開閉を容易に行うことができ、ロール紙の交換作時間等を短縮させることができる。
記録部120は、図2に示すように、記録ヘッド(噴射ヘッド)121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行する為の図示しない制御部とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインクチューブ124、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。そして、本発明の特徴的な部分として、キャリッジ122の主走査方向の移動位置を検出するリニアエンコーダ(検出センサ、検出スケール)160(図4等参照)を備えている。尚、このリニアエンコーダ160の詳細は後述する。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているガイドレール(傘状部材)127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、ガイドレール127に案内されて往復移動するようになっている。
FFC123は、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。インクチューブ124は、各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジにつながれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121につながれている。そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジから記録ヘッド121に送るようになっている。
記録部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。上蓋125は、後部が回動可能に支持されており、前部を持って押し上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ユーザは、上蓋125や前蓋126を開放することにより、それらの開放口を通して内部機構のメンテナンス作業等を行うことができる。
搬送部210は、図3に示すように、給紙部110から記録部120にかけて配設された平坦な給紙ガイド211、対向配置された接触・離間可能な紙送りローラ212及び従動ローラ213、キャリッジ122に搭載された記録ヘッド121と対向配置された平坦なプラテン214、記録部120から排紙部130にかけて配設された平坦な紙吸引部215、排紙部130に配設された排紙ガイド131を備えている。
給紙ガイド211、排紙ガイド131の各表面は、用紙搬送面として作用する。紙吸引部215の表面は、用紙搬送面及び用紙吸引面として作用する。即ち、紙吸引部215は、主走査方向に複数並設され、副走査方向に3列配設された吸引口215a、215b、215cを備えており、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が各吸引口215a、215b、215cから吸引されることにより、紙吸引部215上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。
プラテン214の表面は、用紙搬送案内面として作用すると共に用紙吸引面としても作用する。即ち、プラテン214は、主走査方向に複数並設された吸引口214aを備えており、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が各吸引口214aから吸引されることにより、プラテン214上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。従って、記録時において特にロール紙の幅が広くてもロール紙はプラテン214上で全幅にわたって確実に吸引されて平坦になるので、記録精度を高精度に維持することができる。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部130の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すように、インクカートリッジを収納保持するカートリッジホルダ150が配設されている。
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒143を備えている。そして、支持柱142の上部にプリンタ本体110、120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。ユーザは、プリンタ100のメンテナンス等のために背面側を見たいときや、プリンタ100の設置場所を変更したいときに、コロ141によりプリンタ100を容易に移動させることができる。
制御部200は、図3に示すように、プリンタコントローラを構成する図示しないメイン基板を備えている。このメイン基板は、図示しないCPU、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されている。そして、プリントエンジンを構成する給紙部110、記録部120、搬送部210等を制御するようになっている。
図4は、上記リニアエンコーダ160の周辺部を前面側から見た斜視図、図5は、それを背面側から見た斜視図、図6は、その側面図である。このリニアエンコーダ160は、リニアスケール(検出スケール)161とセンサユニット(検出センサ)162を備えている。リニアスケール161は、透明もしくは半透明のプラスチックで帯状に形成されており、スケール面が水平面に対して垂直(鉛直)、即ち重力方向となるようにして、両端部はガイドレール161の両端に設けられた図示しないフックに固定され、上端部は固定フック163を介してガイドレール127の下面127aに密着するように固定されている。固定フック163は、金属等で断面が略L字の矩形板状に形成されており、一端側でリニアスケール161の上端部を挟み込んで固定し、他端側でガイドレール127の下面127aにネジ等により固定されている。リニアスケール161は、長尺であるために、所定間隔を空けて複数の固定フック163により固定されている。
このような構成のリニアスケール161によれば、リニアスケール161の上方には全長に亘ってガイドレール127が傘のように被さって覆っていることになる。このため、用紙の搬送・記録中に浮遊する用紙の粉塵やインクのミスト等の異物は、ガイドレール127に遮られることになり、リニアスケール161には直接降り注がなくなる。更に、リニアスケール161はガイドレール127の下面127aに懸架されてスケール面が水平面に対して垂直(鉛直)、即ち重力方向を向いているので、スケール面上にて異物は落下し易くなる。従って、リニアスケール161には異物が付着し難く、リニアスケール161の汚染が低減されるので、リニアスケール161の位置検出精度を高精度に維持して記録精度も高精度に維持することができる。
更に、リニアスケール161の上端部はガイドレール127の下面127aに密着していて隙間が無いので、ファン217により発生する気流はリニアスケール161近辺には流れ込み難くなる。従って、気流内で浮遊している異物はリニアスケール161には付着し難く、リニアスケール161の汚染が低減されるので、リニアスケール161の位置検出精度を高精度に維持して記録精度も高精度に維持することができる。尚、リニアスケール161の上方に全長に亘って傘のように被さって覆うことが可能であればガイドレール127に特に限定されるものではなく、新たな傘状部材を設けても良い。
センサユニット162は、センサ21、センサホルダ22、カバー(カバー部材)23及び固定ネジ24を備えている。上述したようにリニアスケール161はガイドレール127の下面127aから垂れ下がった状態になるので、センサ21としては透過型センサが使用可能となる。即ち、センサ21は、基板21a上に隙間を空けて対向するように実装された受光素子21bと発光素子21c及びその他の回路素子21dを備えている。センサホルダ22は、センサ21を下方から覆うように略箱状に形成されている。カバー23は、センサ21を覆うセンサカバー23aと、キャリッジ122直近のリニアスケール161を覆うスケールカバー23bを備えている。
このような構成のセンサユニット162によれば、センサカバー23aは、上部が開放されており、この開放上部23cから受光素子21bの一部と発光素子21cが露出するようになっている。即ち、受光素子21bと発光素子21cの間に配置されるリニアスケール161の部分が露出するようになっている。従って、受光素子21b自体と発光素子21c自体の受発光等の調子や、受光素子21bや発光素子21cとリニアスケール161との間隙等の具合を直接目視することができるので、メンテナンス工数を低減させることができる。尚、開放上部23cは、受光素子21bと発光素子21cの間に配置されるリニアスケール161の部分が露出可能であればその形成位置や形状に特に制限は無く、例えば受光素子21bと発光素子21cの一部が露出するようにしても良い。
更に、センサ21を構成する受光素子21bの一部と発光素子21cを除く基板21a、受光素子21bの一部、回路素子21dは、センサホルダ22とカバー23のセンサカバー23aにより略覆われ、センサ21近傍のリニアスケール161の一部はカバー23のスケールカバー23bにより略覆われていることになる。このため、用紙の搬送・記録中に浮遊する用紙の粉塵やインクのミスト等の異物は、センサホルダ22とカバー23に遮られることになり、センサ21やセンサ21近傍のリニアスケール161の一部には付着し難くなるので、リニアスケール161の位置検出精度を高精度に維持して記録精度も高精度に維持することができる。また、センサ21として反射型より高解像度の透過型を使用することができるので、リニアスケール161の位置検出精度を高めて記録精度も高めることができる。
図7は、センサユニット162の分解斜視図である。この図を参照してセンサユニット162の組立・取付方法を説明する。先ず、センサ21をセンサホルダ22内に挿入してネジ25で固定し、センサホルダ22の上からカバー23を被せてセンサユニット162とする。次に、固定ネジ24をセンサホルダ22の固定穴22aに通してキャリッジ122に螺合する。
このとき、センサホルダ22にはキャリッジ122に穿孔されている2つの長穴(調整部材)122aに挿入可能な2本のピン(調整部材)22bが突設されているので、これらのピン22bを長穴122aに挿入する。そして、カバー23に形成されている開放上部23cから受光素子21bや発光素子21cとリニアスケール161との間隙を直接目視しながらセンサユニット162(ピン22b)を長穴122aに沿って移動させ、リニアスケール161に対するセンサ21の位置を調整して固定ネジ(調整部材)24を締め付ける。以上によりセンサユニット162の組立・取付が完了する。
以上のように、本実施形態のプリンタ100によれば、センサ21とその近傍のリニアスケール161の一部が、上部が開放されたカバー23に覆われているので、カバー23に覆われたセンサ21とその近傍のリニアスケール161の一部には異物が付着し難くなり、センサ21とその近傍のリニアスケール161の一部の汚染を低減することができる。そして、カバー23の開放上部23cからセンサ21やリニアスケール161の状態を直視することができるので、センサ21やリニアスケール161のメンテナンスを簡易に行うことができる。また、センサ21とリニアスケール161の相対位置を調整する調整部材を構成する長穴122a、ピン22b及び固定ネジ24を備えているので、カバー23の開放上部23cからセンサ21やリニアスケール161の状態を直視しながらセンサ21やリニアスケール161の相対位置を簡易に調整することができる。
また、リニアスケール161をスケール面が水平面に対して垂直になるように配設し、ガイドレール127をリニアスケール161の上端部に密着するように配設したので、リニアスケール161は、ガイドレール127が被せられると共に、ガイドレール127から垂下した状態で保持されることになり、異物が付着し難くなって汚染が低減される。更に、リニアスケール161の上端部とガイドレール127との間には隙間が無いので、その付近での異物が浮遊している気流が発生し難くなって汚染が低減される。更に、センサ21として透過型センサを使用して高解像度の検出を行うことができるので、記録ヘッド121の記録精度を高めることができる。
また、傘状部材としてガイドレール127を兼用しているので新たな部材を配設する必要が無く、スペース効率を高めることができると共にコストを抑えることができる。また、リニアスケール161は、固定フック163を介してガイドレール127に固定されているので、リニアスケール161の上端部とガイドレール127とを簡易に密着させることができる。
用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。また、記録ヘッドの移動位置を検出する検出手段を備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。
本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの概略断面側面図である。 図1のプリンタのリニアエンコーダの周辺部を前面側から見た斜視図である。 図4を背面側から見た斜視図である。 図4の側面図である。 図4のリニアエンコーダのセンサユニットの分解斜視図である。
符号の説明
23 カバー、23c 開放上部、100 インクジェット式プリンタ、110 給紙部、120 記録部、121 記録ヘッド、122 キャリッジ、127 ガイドレール、130 排紙部、140 脚部、150 インクカートリッジホルダ、160 リニアエンコーダ、161 リニアスケール、162 センサユニット、163 固定フック、200 制御部、210 搬送部

Claims (3)

  1. 往復移動しつつ液体を噴射する噴射ヘッドと、
    前記噴射ヘッドの往復移動を案内するガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って配置され、中間上端が前記ガイドレールに固定された検出スケールと、
    前記噴射ヘッドと共に配置され、前記検出スケールの下端に沿って移動して前記噴射ヘッドの移動位置を検出する検出センサとを備えた液体噴射装置であって、
    前記検出センサとその近傍の前記検出スケールの一部が、上部が開放されたカバー部材に覆われていることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記検出スケールと前記検出センサの相対位置を調整する調整部材を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 被記録媒体に記録する記録装置であって、
    請求項1又は2に記載の液体噴射装置を備えたことを特徴とする記録装置。
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