JP2007062116A - 液体噴射装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発生した液体のミストを媒体等に影響を与えること無く効果的に取り除くことができる液体噴射装置及び方法並びに液体噴射制御プログラム及びその液体噴射制御プログラムにより制御可能な記録装置を提供する。
【解決手段】被噴射媒体から外れた液体が打ち捨てられる液体打ち捨て部と、液体打ち捨て部の液体を洗い流し処理する際に、媒体吸引部217の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる制御部200を備えた液体噴射装置。
【選択図】 図3
【解決手段】被噴射媒体から外れた液体が打ち捨てられる液体打ち捨て部と、液体打ち捨て部の液体を洗い流し処理する際に、媒体吸引部217の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる制御部200を備えた液体噴射装置。
【選択図】 図3
Description
本発明は、吸引されている被噴射媒体に対して液体を噴射する液体噴射装置及び方法並びに液体噴射制御プログラム及びその液体噴射制御プログラムにより制御可能な記録装置に関する。
例えば、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタには、被記録媒体の1つとしての記録用紙に余白無く全面に記録を行う、いわゆる縁無し記録を実行可能なものがある。このようなインクジェット式プリンタは、記録用紙に向かってインク滴を吐出する複数のノズル列を有する記録ヘッドと、記録用紙を支持して記録ヘッドに対する記録用紙の位置を規定するプラテンを備えている。そして、プラテンには、記録用紙の縁部から外れたインク滴を打ち捨てるための溝穴が形成され、このインク打ち捨て溝穴には、インクを吸収するインク吸収材が配設されている。更に、プラテンには、記録用紙に発生するいわゆるコックリングと言われる波打ち現象を吸収するリブが所定ピッチで設けられていると共に、記録用紙を吸着する吸引口がリブ上及びリブ間に設けられている(特許文献1、2参照)。
上述した従来のインクジェット式プリンタの場合、特にインク吸収材のインクを洗い流し処理する際は、多量のインクが打ち捨てられるため、打ち捨てられるインクの内、特に微小なインク滴は、インク打ち捨て溝穴に落下せずに、空気中を浮遊してインクミストとなる。そして、インク打ち捨て溝穴に近付いてきたインクミストは、吸引口に吸引され、記録用紙の縁部とインク打ち捨て溝穴の空間に入り込んでリブの上縁部やリブ間の底面部に付着する場合がある。このような場合、リブの上縁部やリブ間の底面部に付着したインクは、記録用紙の裏面に付着して記録用紙を汚染してしまう。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、発生した液体のミストを媒体等に影響を与えること無く効果的に取り除くことができる液体噴射装置及び方法並びに液体噴射制御プログラム及びその液体噴射制御プログラムにより制御可能な記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の液体噴射装置では、被噴射媒体を吸引する媒体吸引部と、前記媒体吸引部により吸引されている前記被噴射媒体に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記被噴射媒体から外れた前記液体が打ち捨てられる液体打ち捨て部と、前記液体打ち捨て部の前記液体を洗い流し処理する際に、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる制御を行う制御部とを備えたことを特徴としている。これにより、被噴射媒体の下面側の負圧が低下もしくは零になるため被噴射媒体は浮き上がり、隙間が広がって空気の流速が低下もしくは零になるので、被噴射媒体の下面側に引き込まれる液体のミストを減少させることができる。
また、前記制御部は、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる際に、前記液体噴射ヘッドを前記被噴射媒体から離間させる制御を行うことを特徴としている。これにより、被噴射媒体の上面と液体噴射ヘッドとの隙間が広がるので、被噴射媒体が浮き上がっても被噴射媒体と液体噴射ヘッドとの接触を防止することができ、被噴射媒体の汚染を防止することができる。
また、上記目的達成のため、被噴射媒体を吸引しつつ当該被噴射媒体に対して液体を噴射し、前記被噴射媒体から外れた前記液体を打ち捨てる液体噴射方法であって、打ち捨てた前記液体を洗い流す際に、前記被噴射媒体に対する吸引圧を低下もしくは吸引を停止させ、打ち捨てた前記液体を洗い流す液体噴射方法でも実現することができる。また、上記目的達成のため、被噴射媒体を媒体吸引部により吸引しつつ当該被噴射媒体に対して液体を液体噴射ヘッドから噴射するステップと、前記被噴射媒体から外れた前記液体を液体打ち捨て部に打ち捨てるステップと、前記液体打ち捨て部の前記液体を洗い流し処理する際に、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させるステップと、前記液体打ち捨て部の前記液体を洗い流すステップとを含むコンピュータで実行可能な液体噴射制御プログラムでも実現することができる。更に、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる際に、前記液体噴射ヘッドを前記被噴射媒体から離間させるステップを含むようにしても良い。また、上記目的達成のため、本発明の被記録媒体に記録する記録装置では、上記各制御ステップを制御する制御部を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用を奏する記録装置を提供することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるプリンタの構成例を示す斜視図、図2は、そのプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図、図3は、そのプリンタの概略断面側面図、図4は、その主要部を示す平面図である。図1及び図2に示すプリンタ100は、例えばJIS規格のA0判やJIS規格のB0判といった比較的大型のサイズの記録用紙(被噴射媒体)にまで記録できる大型のインクジェット式プリンタであり、給紙部110、記録部120及び搬送部210、排紙部130、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。そして、記録部120及び搬送部210を制御する本発明の特徴的な部分である制御部200が内蔵されている。給紙部110は一体化された記録部120及び搬送部210と排紙部130に対して分離可能に構成されており、これらはプリンタ本体として構成されている。そして、このプリンタ本体は脚部140に対して分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、記録部120の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、2本のロール紙(記録用紙)がセット可能なロール紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。このロール紙カバー112により、ロール紙の汚染を防止することができると共に、ユーザの安全を確保することができる。
ロール紙ホルダ111は、図2に示すように、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部110の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、115を備えている。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け114、115に装着され、回転可能に軸支持されるようになっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。ユーザは、ロール紙カバー112の開閉を容易に行うことができ、ロール紙の交換作時間等を短縮させることができる。
記録部120は、図2に示すように、記録ヘッド(液体噴射ヘッド)121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行する為の図示しない制御部とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインクチューブ124、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。そして、記録部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。このキャリッジ122は、例えばフォトディテクタ等を備えており、搬送されてくる用紙の幅等を検知することができるようになっている。
FFC123は、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。インクチューブ124は、各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジにつながれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121につながれている。そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジから記録ヘッド121に送るようになっている。
上蓋125は、後部が回動可能に支持されており、前部を持って押し上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ユーザは、上蓋125や前蓋126を開放することにより、それらの開放口を通して内部機構のメンテナンス作業等を行うことができる。
搬送部210は、図3に示すように、給紙部110から記録部120にかけて配設された平坦な給紙ガイド211、対向配置された接触・離間可能な紙送りローラ212及び従動ローラ213、キャリッジ122に搭載された記録ヘッド121と対向配置された平坦なプラテン(媒体吸引部)214、記録部120から排紙部130にかけて配設された平坦な紙吸引部(媒体吸引部)215、排紙部130に配設された排紙ガイド131を備えている。
給紙ガイド211、排紙ガイド131の各表面は、用紙搬送面として作用する。紙吸引部215の表面は、用紙搬送面及び用紙吸引面として作用する。即ち、図4に示すように、紙吸引部215は、主走査方向に複数並設され、副走査方向に3列配設された吸引口(媒体吸引部)215a、215b、215cを備えている。主走査方向の吸引口215b、215c間には、副走査方向に延びるリブ215dが形成されている。そして、図3に示すように、記録部120の内部に配設されたファン(媒体吸引部)217により外気が各吸引口215a、215b、215cから吸引されることにより、紙吸引部215上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。
プラテン214の表面は、用紙搬送案内面として作用すると共に用紙吸引面としても作用する。即ち、図4に示すように、プラテン214は、主走査方向に交互に複数並設された吸引口(媒体吸引部)214aとリブ214bを備えており、図3に示すように、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が各吸引口214aから吸引されることにより、プラテン214上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。従って、記録時において特にロール紙の幅が広くてもロール紙はプラテン214上で全幅にわたって確実に吸引されて略平坦になるので、記録精度を高精度に維持することができる。
また、図4に示すように、プラテン214と紙吸引部215との間に隙間(媒体吸引部)Cを設け、図3に示すように、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が隙間Cから吸引されることにより、隙間C上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。従って、記録時においてプラテン214と紙吸引部215との間でもロール紙は吸引されてプラテン214でより略平坦になるので、記録精度をさらに高精度に維持することができる。尚、プラテン214に吸引口214aを設けてロール紙を吸引し、あるいはプラテン214と紙吸引部215との間に隙間Cを設けてロール紙を吸引する何れか一方のみを設けても同様の効果を奏する。
さらに、プラテン214は、ロール紙の幅方向のサイズに対応させて分割、例えば4インチの幅で7つに分割され、各分割部にはインク打ち捨て溝穴(液体打ち捨て部)216が形成され、各インク打ち捨て溝穴216内には例えばスポンジや不織布等のインク吸収材(液体打ち捨て部)216aが配設されている。このように、プラテン214を分割し各分割部にインク打ち捨て溝穴216を形成してインク吸収材216aを配設することにより、ロール紙全面に記録する縁無し記録の際に、全サイズのロール紙に対してはみ出たインクを吸収して回収することができるため、記録ヘッド121やロール紙の汚染を防止することができる。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部130の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すように、インクカートリッジを収納保持するカートリッジホルダ150が配設されている。
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒143を備えている。そして、支持柱142の上部にプリンタ本体110、120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。ユーザは、プリンタ100のメンテナンス等のために背面側を見たいときや、プリンタ100の設置場所を変更したいときに、コロ141によりプリンタ100を容易に移動させることができる。
制御部200は、図3に示すように、プリンタコントローラを構成する図示しないメイン基板を備えている。このメイン基板は、図示しないCPU、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されている。そして、プリントエンジンを構成する給紙部110、記録部120、搬送部210等を制御するようになっている。
ここで、背景技術でも述べたように、特にインク吸収材216aのインクを洗い流し処理する際は、多量のインクが打ち捨てられるため、打ち捨てられるインクの内、特に微小なインク滴は、インク打ち捨て溝穴216に落下せずに、空気中を浮遊してインクミストとなる。そして、インク打ち捨て溝穴216に近付いてきたインクミストは、吸引口214a、215a、215b、215cに吸引され、ロール紙の縁部とインク打ち捨て溝穴216の空間に入り込んでリブ214b、215dの上縁部やリブ214b、215d間の底面部に付着する場合がある。このような場合、リブ214b、215dの上縁部やリブ214b、215d間の底面部に付着したインクは、ロール紙の裏面に付着してロール紙を汚染してしまう。そこで、制御部200では以下のような制御が行われる。
図5は、上記制御部200の動作例を示すフローチャートである。ユーザから記録処理を行う指示が入力されたら(ステップS11)、紙送りローラ212を回転させてロール紙を給紙する(ステップS12)。そして、キャリッジ122を往復移動させると共に記録ヘッド121を駆動してインクを吐出させつつ、紙送りローラ212を回転させてロール紙を搬送する(ステップS13、S14)。
そして、記録が終了したか否かを判定し(ステップS15)、記録が未だ終了していないときはステップS13に戻って上述した処理を繰り返す。一方、ステップS15において記録が終了したときは、紙送りローラ212を回転させてロール紙を排紙する(ステップS16)。そして、所定枚数のロール紙の記録が完了したか否かを判定し(ステップS17)、所定枚数のロール紙の記録が未だ完了していないときはステップS12に戻って上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS17において所定枚数のロール紙の記録が完了したときは、完了した記録が縁無し記録であったか否かを判定し(ステップS18)、完了した記録が縁無し記録でないときは全ての処理を終了する。一方、ステップS18において完了した記録が縁無し記録であったときは、キャリッジ122を記録ヘッド121がインク打ち捨て溝穴216の溝部側端部と対向する位置へ移動させる(ステップS19)。
そして、ファン217の回転を低下させ、もしくは停止させて、プラテン214の吸引口214aや紙吸引部215の吸引口215a、215b、215cにおける吸引圧を低下させ、もしくは吸引を停止させる(ステップS20)。これにより、ロール紙の下面の負圧が低下し、もしくは零になるためロール紙は浮き上がる。そして、ロール紙とプラテン214及び紙吸引部215との隙間が広がってそこでの空気の流速が低下し、もしくは零になるので、ロール紙の下面に引き込まれるインクミストを減少させることができる。
更に、ステップS20においてプラテン214の吸引口214aや紙吸引部215の吸引口215a、215b、215cにおける吸引圧を低下させ、もしくは吸引を停止させる際に、記録ヘッド121をロール紙から離間させる制御を行うようにしても良い。これにより、ロール紙の上面と記録ヘッド121との隙間が広がるので、ロール紙が浮き上がってもロール紙と記録ヘッド121との接触を防止することができ、ロール紙の汚染を防止することができる。
最後に、記録ヘッド121を駆動してインク打ち捨て溝穴216に向けてインクを大量に吐出させ、インク吸収材216aに吸収されているインクを洗い流す(ステップS21)。この吸引圧低下、もしくは吸引停止の処理及び必要な場合の記録ヘッド121のロール紙からの離間処理を含むインクを洗い流し処理は、所定枚数のロール紙の記録が完了したときに限定されるものではなく、例えば1枚のロール紙の記録完了毎、所定枚数のロール紙の記録完了毎、プリンタ電源オン直後、あるいはプリンタ電源オフ直前等、任意のタイミングで実行しても良い。
液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。また、液体噴射装置を備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。
100 インクジェット式プリンタ、110 給紙部、120 記録部、121 記録ヘッド、122 キャリッジ、130 排紙部、140 脚部、150 インクカートリッジホルダ、200 制御部、210 搬送部、212 紙送りローラ、213 従動ローラ、214 プラテン、215 紙吸引部、214a、215a、215b、215c 吸引口、214b、215d リブ、216 インク打ち捨て溝穴、216a インク吸収材、217 ファン
Claims (6)
- 被噴射媒体を吸引する媒体吸引部と、
前記媒体吸引部により吸引されている前記被噴射媒体に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記被噴射媒体から外れた前記液体が打ち捨てられる液体打ち捨て部と、
前記液体打ち捨て部の前記液体を洗い流し処理する際に、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 前記制御部は、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる際に、前記液体噴射ヘッドを前記被噴射媒体から離間させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 被噴射媒体を吸引しつつ当該被噴射媒体に対して液体を噴射し、前記被噴射媒体から外れた前記液体を打ち捨てる液体噴射方法であって、
打ち捨てた前記液体を洗い流す際に、前記被噴射媒体に対する吸引圧を低下もしくは吸引を停止させ、
打ち捨てた前記液体を洗い流すことを特徴とする液体噴射方法。 - 被噴射媒体を媒体吸引部により吸引しつつ当該被噴射媒体に対して液体を液体噴射ヘッドから噴射するステップと、
前記被噴射媒体から外れた前記液体を液体打ち捨て部に打ち捨てるステップと、
前記液体打ち捨て部の前記液体を洗い流し処理する際に、前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させるステップと、
前記液体打ち捨て部の前記液体を洗い流すステップとを含むことを特徴とするコンピュータで実行可能な液体噴射制御プログラム。 - 前記媒体吸引部の吸引圧を低下もしくは吸引を停止させる際に、前記液体噴射ヘッドを前記被噴射媒体から離間させるステップを含むことを特徴とする請求項4に記載のコンピュータで実行可能な液体噴射制御プログラム。
- 被記録媒体に記録する記録装置であって、
請求項4又は5に記載の制御ステップを制御する制御部を備えたことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005250284A JP2007062116A (ja) | 2005-08-30 | 2005-08-30 | 液体噴射装置及び記録装置 |
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JP (1) | JP2007062116A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105313455A (zh) * | 2014-06-04 | 2016-02-10 | 佳能株式会社 | 液体喷出设备 |
-
2005
- 2005-08-30 JP JP2005250284A patent/JP2007062116A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105313455A (zh) * | 2014-06-04 | 2016-02-10 | 佳能株式会社 | 液体喷出设备 |
US9469114B2 (en) | 2014-06-04 | 2016-10-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus |
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