JP2007059969A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プリンタ装置10は、面内ムラ補正処理において、画像形成処理で用いる階調分解能(8ビット精度)より高い階調分解能(10ビット精度)を適用し、面内ムラ補正処理の後段で、画像データを画像形成処理の階調分解能(8ビット精度)に戻す。また、プリンタ装置10は、画像形成処理の階調分解能(8ビット精度)に戻すときに、面内ムラ補正処理直後の画像データ(10ビット精度)と、画像形成処理の階調分解能に変換された画像データ(8ビット精度)との差分値を算出し、算出された差分値を、近傍の画素に拡散させる。これにより、プリンタ装置10の階調表現分解能に制限があっても、擬似輪郭の発生が抑制される。
【選択図】図6
Description
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、入力された画像データに対して、画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を行う補正手段と、前記補正手段により補正処理がなされた画像データの階調数を減少させる階調調整手段とを有する。
また、本発明にかかる画像形成装置は、像形成手段と、前記像形成手段により形成される画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を、入力される画像データに対して行う補正手段と、前記補正手段により補正処理がなされた画像データの階調数を減少させる階調調整手段とを有する。
また、本発明にかかる画像処理方法は、入力された画像データに対して、画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を行い、前記補正処理がなされた画像データの階調数を減少させる。
また、本発明にかかるプログラムは、入力された画像データに対して、画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を行うステップと、前記補正処理がなされた画像データの階調数を減少させるステップとをコンピュータに実行させる。
まず、本発明が適用されるプリンタ装置10について説明する。
図1は、タンデム型のプリンタ装置10の構成を示す図である。
図1に示すように、プリンタ装置10は、画像読取ユニット12、画像形成ユニット14、中間転写ベルト16、用紙トレイ17、用紙搬送路18、定着器19、及び画像処理装置20を有する。このプリンタ装置10は、クライアントPCから受信した画像データを印刷するプリンタ機能に加えて、画像読取装置12を用いたフルカラー複写機としての機能、及び、ファクシミリとしての機能を兼ね備えた複合機であってもよい。
画像読取装置12の下方には、カラー画像を構成する色に対応して、複数の画像形成ユニット14が配設されている。本例では、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14K、第2の画像形成ユニット14Y、第3の画像形成ユニット14M及び第4の画像形成ユニット14Cが、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印Aの方向に回動し、これら4つの画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cは、画像処理装置20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、これら複数のトナー像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写ベルト16に転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cの色の順序は、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順に限定されるものではなく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順序など、その順序は任意である。
図1に示すように、画像読取ユニット12は、原稿を載せるプラテンガラス124と、この原稿をプラテンガラス124上に押圧するプラテンカバー122と、プラテンガラス124上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置130とを有する。この画像読取装置130は、プラテンガラス124上に載置された原稿を光源132によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー134、第1のハーフレートミラー135、第2のハーフレートミラー136及び結像レンズ137からなる縮小光学系を介して、CCD等からなる画像読取素子138上に走査露光して、この画像読取素子138によって原稿30の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るように構成されている。
また、本例の画像処理装置20は、印刷される画像内で生ずる色変動(以下、ムラ)を相殺するように、画像データに対して補正処理を施す。
なお、本例において、画像読取ユニット12により読み取られた原稿の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データであり、画像処理装置20による画像処理によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit:256階調)の4色の原稿色材階調データに変換される。
画像形成ユニット14Kは、画像処理装置20から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Kと、この光走査装置140Kにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Kとを有する。
像形成装置150Kは、矢印Aの方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム152Kと、この感光体ドラム152Kの表面を一様に帯電する帯電手段としての一次帯電用のスコロトロン154Kと、感光体ドラム154K上に形成された静電潜像を現像する現像器156Kと、クリーニング装置158Kとから構成されている。感光体ドラム152Kは、スコロトロン154Kにより一様に帯電され、光走査装置140Kにより照射されたレーザ光LB(K)により静電潜像を形成される。感光体ドラム152Kに形成された静電潜像は、現像器156Kにより黒色(K)のトナーで現像され、中間転写ベルト16に転写される。なお、トナー像の転写工程の後に感光体ドラム152Kに付着している残留トナー及び紙粉等は、クリーニング装置158Kによって除去される。
他の画像形成ユニット14Y、14M及び14Cも、上記と同様に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール162K、第2の一次転写ロール162Y、第3の一次転写ロール162M及び第4の一次転写ロール162Cが配設され、感光体ドラム152K、152Y、152M、152C上に形成された各色のトナー像は、これらの一次転写ロール162により中間転写ベルト16上に多重に転写される。なお、中間転写ベルト16に付着した残留トナーは、二次転写位置の下流に設けられたベルト用クリーニング装置189のクリーニングブレード又はブラシにより除去される。
定着器19は、上記各色のトナー像が転写された記録用紙32に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナーを記録用紙32に溶融固着させる。
図1に例示したような電子写真方式のプリンタ装置では、画像の面内における色の均一性が悪いといった課題がある。これを解決する手段として、例えば、特許文献1に記載のDLUTを用いる方法が提案されている。この方法では、電子写真方式における階調特性や多重転写特性などの非線形性を考慮することができるので、プリンタ装置の面内均一性を大幅に向上させることが可能である。
しかしながら、プリンタ装置の階調表現分解能は、通常8ビット程度に限定されているため、上記方法を用いてもプリンタ装置の階調表現分解能に起因する補正誤差が存在し、記録用紙全面に対して均一にムラ補正処理を施した場合に、ムラ補正による擬似輪郭が知覚されるという問題点があった。
図2に示すように、階調表現分解能が8ビットである場合には、破線で示した領域において、明度差で0.5以上の急峻な色変化が存在するため、この部分で擬似輪郭が発生していることが、シミュレーションと補正サンプルとの対応確認により明らかになった。
また、補正実験の結果より、プリンタ装置の階調表現分解能を10ビット以上とすることにより、擬似輪郭が知覚されないことが明らかになった。
また、プリンタ装置10は、画像形成処理の階調分解能(8ビット精度)に戻すときに、面内ムラ補正処理直後の画像データ(10ビット精度)と、画像形成処理の階調分解能に変換された画像データ(8ビット精度)との差分値(10ビット精度の画像データの下位2ビットに相当する値)を算出し、算出された差分値を、近傍の画素に拡散させる。
これにより、プリンタ装置10の階調表現分解能に制限があっても、擬似輪郭の発生が抑制される。
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。
図3は、画像処理装置20(図1)により実行され、本発明にかかる画像処理方法を実現する画像処理プログラム5の機能構成を例示する図である。
図3に例示するように、画像処理プログラム5は、平均色信号変換部510、ムラ補正部520、パラメータ修正部530及び擬似高階調処理部540を有する。
より具体的には、ムラ補正部520は、入力された画像データ(本例では8ビット)を、より階調数の多い画像データ(本例では10ビット)に変換し、この階調数の精度でムラ補正を行う。
本例のムラ補正部520は、入力された各画素の色データ(L*a*b*)と、各画素の位置データに基づいて、主走査方向の面内均一性が補正された色データ(CMY)を算出する。詳細は後述する。
また、擬似高階調処理部540は、階調数の変換の前後で生じた誤差(階調数変換前の画像データと、階調数変換後の画像データとの差分値)を、近傍の画素に分配して拡散させる。
本例の擬似高階調処理部540は、ムラ補正部530から入力された画像データ(10ビット)を、8ビットの画像データに変換して画像形成ユニット14(図1)に出力し、ビット数の変換(すなわち、階調数の変換)に伴う誤差を誤差拡散法により近傍の画素に拡散させる。
図4に例示するように、ムラ補正部520は、高階調化部522、4次元ルックアップテーブル(4次元LUT)524、ルックアップテーブル参照部(LUT参照部)526、及び補間処理部528を有する。
高階調化部522は、入力された画像データの階調数を増加させて、階調数が増加した画像データをLUT参照部526及び補間処理部528に出力する。
本例の高階調化部522は、各画素の色データ(L*a*b*)を表すビット列と、各画素の位置データを表すビット列とに対して、それぞれ下位ビット(2ビット)を付加することにより、色データの階調分解能及び画像における位置の表現分解能を向上させる。
本例の4次元LUT524は、3つの色データ(L*値、a*値、b*値)と、画像における主走査方向の位置データ(座標X)とからなる入力データセットに対して、プリンタ装置10により形成される画像に生ずる面内ムラを相殺する出力色データ(C値、M値、及びY値)を対応付ける4次元のテーブルを保持している。
なお、本例の4次元LUT524は、テーブルのデータサイズを小さくするために、存在しうる全ての入力データセットに対応する出力色データを格納するのではなく、既定の間隔の格子点からなる入力データセットに対応する出力色データのみを格納している。すなわち、本例の4次元LUT524は、既定の間隔で間引かれた入力データセット及び出力色データをルックアップテーブルとして保持している。以下、ルックアップテーブルに存在する入力データセットを格子点とよぶ。
本例のLUT参照部526は、入力された画像データが4次元LUT524に保持されている格子点と一致する場合に、この格子点に対応する出力色データ(C値、M値及びY値)を補間処理部528に出力し、入力された画像データが4次元LUT524に保持されている格子点と一致しない場合には、この画像データの近傍にある複数の格子点に対応する出力色データを、これらの格子点の値と共に補間処理部528に出力する。
図5(A)に例示するように、擬似高階調処理部540は、低階調化部542及び誤差拡散部544を有する。
低階調化部542は、ムラ補正部520(図3、図4)から入力された画像データ(本例では10ビット)の階調数を減少させて、後段の処理に適したビット数(8ビット)の画像データに変換する。
本例の低階調化部542は、入力された色データ(C値、M値及びY値)それぞれの上位8ビットを選択し、選択された8ビットを色データとして画像形成ユニット14(図1)及び誤差拡散部544に出力する。
本例の誤差拡散部544は、ムラ補正部520から入力された画像データの下位2ビットを差分値として選択し、選択された差分値(下位2ビットに相当する値)を、図5(B)に例示する係数を用いて、主走査方向に拡散する。すなわち、本例の誤差拡散部544は、ムラ補正部520から入力された画像データの下位2ビットに、図5(B)に例示する係数を乗算して拡散値を算出し、算出された拡散値を、ムラ補正部520から次に入力される画像データに加算する。
これにより、8ビットに変換された画像データは、擬似的に高階調化されたものとなり、擬似輪郭の発生が抑えられる。また、本例のように、係数の合成を1にすることにより、ビット数の減少(10ビットから8ビットへの変換)に伴う画像濃度の変動が抑制される。
次に、画像処理プログラム5の動作を説明する。
図6は、画像処理装置20(画像処理プログラム5)の全体動作(S10)を説明するフローチャートである。なお、本例では、各色データ及び位置データが8ビットで表現されている場合(すなわち、256階調で表現されている場合)を具体例として説明する。
なお、本例では、主走査方向の上流端から1画素ずつ順に下流に走査していき、このラインの下流端まで走査すると、副走査方向に1ライン移動して、次のラインを主走査方向上流端から同様に走査していく場合を具体例として説明する。
変換後の色データ(L*a*b*)及び位置データは、ムラ補正部520に入力される。
より具体的には、LUT参照部526(図4)は、4次元LUT524を参照して、高階調化部522から入力された色データ(L*a*b*)及び位置データ(主走査方向の座標X)に対応する出力色データ(CMY)を読み出す。読み出される出力色データは、少なくとも1組のC値、M値及びY値を含む。
補間処理部528は、LUT参照部526により読み出された色データ(CMY)に基づいて、10ビット精度で補間値(CMY)を算出する。なお、読み出される出力色データが1つである場合(すなわち、入力された色データ及び位置データが格子点と一致した場合)には、この出力色データがそのまま出力される。
また、プリンタ装置10は、ムラ補正後の画像データを画像形成処理の階調数(8ビット)に戻すため、後段の処理に要するメモリサイズ及びバス幅の増大を抑えることができる。
また、プリンタ装置10は、ムラ補正後に階調数を戻す場合に、誤差拡散処理を行って擬似的に高階調化することにより、擬似輪郭の発生を抑制することができる。
次に、第2の実施形態を説明する。
図7は、第2の擬似高階調処理部550を説明する図であり、図7(A)は、第2の擬似高階調処理部550の機能構成を例示し、図7(B)は、図7(A)のブロック抽出部522により抽出される画像ブロックを例示し、図7(C)は、図7(A)の誤差分配部558により参照される分配値テーブルを例示する。
第2の実施形態における画像処理プログラムは、図3に示された画像処理プログラム5の擬似高階調処理部540を、第2の擬似高階調処理部550で置換した構成をとる。
ブロック抽出部552は、入力された画像データから、既定サイズの画像ブロックを抽出する。抽出される画像ブロックは、ムラ補正処理の方向と同じ方向に複数の画素を含む。また画像ブロックは、互いに隣接し、重なり合うことはない。
本例のブロック抽出部552は、図7(B)に例示するように、主走査方向に連続する4画素(画素X0、画素X1、画素X2及び画素X3)を1つの画像ブロックとして抽出する。
本例の平均化処理部552は、C値、M値及びY値それぞれについて、画像ブロックに含まれる4画素(X0、X1、X2及びX3)の平均階調値を10ビット精度で算出する。
本例の低階調化部556は、入力されたC値、M値及びY値の平均階調値それぞれの上位8ビットを選択し、選択された8ビットの平均階調値を誤差分配部558に出力する。
本例の誤差分配部548は、図7(C)に例示する分配値テーブルを参照して、算出された差分値に対応する分配値を読み出す。図7(C)に例示するように、差分値errが0である場合には、画像ブロックに含まれる全ての画素について、分配値が0になり、差分値errが0より大きく0.25以下である場合(すなわち、画像ブロックで生ずる差分値の総和が0より大きく1以下である場合)には、画素X0の分配値が1(8ビット精度)となり、他の画素X1〜X3の分配値が0となる。同様に、差分値errが0.25より大きく0.5以下である場合(すなわち、画像ブロックで生ずる差分値の総和が1より大きく2以下である場合)には、画素X0及び画素X1の分配値が1となり、他の画素X2及びX3の分配値が0となり、差分値errが0.5より大きく0.75以下である場合(すなわち、画像ブロックで生ずる差分値の総和が2より大きく3以下である場合)には、画素X0〜X2の分配値が1となり、他の画素X3の分配値が0となり、差分値errが0.75より大きく1以下である場合(すなわち、画像ブロックで生ずる差分値の総和が3より大きく4以下である場合)には、全ての画素X0〜X3の分配値が1となる。
このように誤差分配部548は、画像ブロックで生ずる差分値の総和と、分配値の総和とがほぼ一致するように、分配値を決定することにより、画像濃度をほぼ一定に保つことができる。
そして、誤差分配部548は、画像ブロックに含まれる各画素について決定された分配値を、平均階調値に加算することにより、画像ブロックに含まれる各画素の階調値を算出する。
図8に示すように、ステップ200(S200)において、平均色信号変換部510(図3)は、入力された画像の色データを、L*a*b*からなる色データに変換する。
変換後の色データ(L*a*b*)及び位置データは、ムラ補正部520に入力される。
本例において、以上の処理は、入力された画像全体について行われる。
以下、抽出される画像ブロックを注目ブロックとよぶ。
この際に、擬似高階調処理部550は、分配値の総和を画像ブロックに生ずる誤差の総和とほぼ一致させることにより、周辺濃度を確実に保存することができる。
5・・・画像処理プログラム
510・・・平均色信号変換部
520・・・ムラ補正部
522・・・高階調化部
524・・・4次元LUT
526・・・LUT参照部
528・・・補間処理部
530・・・パラメータ修正部
540、550・・・擬似高階調処理部
542、556・・・低階調化部
544・・・誤差拡散部
552・・・ブロック抽出部
554・・・平均化処理部
558・・・誤差分配部
Claims (9)
- 入力された画像データに対して、画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を行う補正手段と、
前記補正手段により補正処理がなされた画像データの階調数を減少させる階調調整手段と
を有する画像処理装置。 - 前記補正手段は、入力された画像データよりも高い階調数で、前記補正処理を行う
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記階調調整手段により階調数を減少させた画像データと、階調数が減少する前の画像データとの差分値を、近傍の画素に拡散させる誤差拡散手段
をさらに有する請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記補正手段は、画像内の既定の方向に関して、色変動を抑制する補正処理を行い、
前記誤差拡散手段は、前記補正手段により補正処理がなされる方向に、前記差分値を拡散させる
請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記補正手段は、画像の主走査方向に関して、色変動を抑制する補正処理を行い、
前記誤差拡散手段は、前記主走査方向に、前記差分値を拡散させる
請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記補正手段により補正処理がなされた画像データに対して、既定サイズの画像ブロック毎に平均階調値を算出する平均化処理手段
をさらに有し、
前記階調調整手段は、前記平均化処理手段により算出された平均階調値の階調数を減少させ、
前記階調調整手段により階調数を減少させた平均階調値と、階調数が減少する前の画像データとの差分値、及び、画像ブロック内の位置に基づいて、画像ブロックに含まれる各画素の階調値を決定する誤差拡散手段
をさらに有する請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 像形成手段と、
前記像形成手段により形成される画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を、入力される画像データに対して行う補正手段と、
前記補正手段により補正処理がなされた画像データの階調数を減少させる階調調整手段と
を有する画像形成装置。 - 入力された画像データに対して、画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を行い、
前記補正処理がなされた画像データの階調数を減少させる
画像処理方法。 - 入力された画像データに対して、画像内で生ずる色変動を抑制する補正処理を行うステップと、
前記補正処理がなされた画像データの階調数を減少させるステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。
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