JP2007059132A - パターン膜形成方法、マスク用材料、およびパターン膜形成システム - Google Patents

パターン膜形成方法、マスク用材料、およびパターン膜形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟な基板上に高い生産性で、しかも低コストで所定のパターンの薄膜を形成できるパターン膜形成方法、マスク用材料、およびパターン膜形成システムの提供。
【解決手段】可撓性を有し、一方の面に貼着層を形成してなるとともに、前記パターンに対応する切抜部を穿設したマスク用シート体の貼着層側を、少なくとも一方の面に連続した薄膜が形成された基板における薄膜に貼着するマスク貼着工程と、前記貼着工程で前記マスク用シート体を貼着した基板をエッチングし、前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去するエッチング工程と、前記エッチング工程でエッチングされた基板からマスク用シート体を除去するマスク除去工程とを有することを特徴とするパターン膜形成方法、マスク用材料、およびパターン膜形成システムの提供。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パターン膜形成方法、マスク用材料、およびパターン膜形成システムに関し、更に詳しくは柔軟な基板上に高い生産性で、しかも低コストで所定のパターンの薄膜を形成できるパターン膜形成方法、前記パターン膜形成方法に好適に使用されるマスク用材料、および前記マスク用材料を用いて前記基板上に低コストで所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成システムに関する。
液晶ディスプレー、エレクトロ・ルミネセンス、電子プラズマディスプレーなどの各種電子ディスプレーに使用される透明電極や不透明電極、前記電子ディスプレーにおいてスイッチング素子として使用されるTFT素子、1ビットごとに分割された記録層を有するパターンド磁気メディア、ICチップを組み込んだRFタグなどとして薄膜が特定のパターンに形成された基板が使用されている。
基板の表面に所定のパターンの薄膜を形成する方法としては、基板表面に連続する薄膜を形成し、次いで、前記薄膜の表面にレジスト層を形成し、可視光リソグラフィ法、UVリソグラフィ法、または電子線リソグラフィ法などによって前記レジスト層を所定のパターンに形成し、最後にドライエッチングまたはウェットエッチングで不要な薄膜を除去する方法がある。
また、形成しようとするパターンに対応する開口を有する金属マスクを介して製膜を行い、金属マスクを通過した製膜材料のみを基板に堆積して所望のパターンを有する薄膜を形成する方法もある。
更に、基板表面に連続する薄膜を形成し、形成しようとするパターンに応じて変調したレーザビームなどのエネルギービームによって直接前記薄膜を照射するか、または前記エネルギービームで前記薄膜を照射した後、エッチングで不要な部分を除去する方法も用いられている。
特に、透明電極として広く利用されているインジウム錫オキサイド(ITO)のパターニング技術としては、濃ハロゲン酸を含有するエッチング液によるエッチング(特許文献1)、およびドライレーザエッチング(特許文献2)などがある。
特開平6−60744号公報 特開平6−326062号公報
しかしながら、近年重要性が増している電子ペーパにおいては、プラスチック基板のように柔軟性の高い支持基板の表面に電極、特に透明電極を所定のパターンで形成する必要がある。
しかしながら、リソグラフィ法は、得られるパターンの精度や精細性には優れているが、基板の洗浄、レジスト塗布、レジストのプリベーク、露光、ポストベーク、現像処理、エッチングと多数の工程からなり、大掛かりな設備投資が必要である。その上、歩留まりも悪いのでコストが高く、生産性が低い。
金属マスクを用いて薄膜を形成する方法は、プラスチック基板に適用した場合はバッチプロセスになるので、生産性や生産コストの点で問題がある。更に、製膜を行うに従って金属マスクの表面に製膜材料が堆積するから、微細なパターンを高精度に形成する場合には、短時間で金属マスクを交換するか再生するかを選択する必要がある。したがって、手間がかかる上、生産性も低い。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、プラスチック基板のような柔軟な基板上に高い生産性で、しかも低コストで所定のパターンの薄膜を形成できるパターン膜形成方法、前記パターン膜形成方法に好適に使用されるマスク用材料、および前記マスク用材料を用いて前記基板上に低コストで所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板上に所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成方法であって、可撓性を有し、一方の面に貼着層を形成してなるとともに、前記パターンに対応する切抜部を穿設したマスク用シート体の貼着層側を、少なくとも一方の面に連続した薄膜が形成された基板における薄膜に貼着するマスク貼着工程と、前記貼着工程で前記マスク用シート体を貼着した基板をエッチングし、前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去するエッチング工程と、前記エッチング工程でエッチングされた基板からマスク用シート体を除去するマスク除去工程とを有することを特徴とするパターン膜形成方法に関する。
前記パターン膜形成方法においては、所定のパターンに対応する切抜部が切り抜かれ、言い換えれば穿設されたマスク用シート体を粘着層の粘着力によって前記基板に貼着することにより、前記パターンに対応するマスクが形成される。
したがって、フォトリソグラフィー法でマスクを作るのに比べて、少ない工程で容易かつ廉価にマスクを作れる。
また、前記マスク用シート体としては、たとえばポリエチレンテレフタレート樹脂などの可撓性を有するフィルムが使用されるから、金属マスクに比べて作製が容易であり、安価でもある。したがって、マスク除去工程により除去されたマスク用シート体を廃棄してもそれ程のコスト増加にはつながらない。また、マスク用シート体に蒸着した薄膜を除去して再利用する場合に比べて、作業工程が簡素化され、廉価な製品を提供できる。
請求項2に記載の発明は、マスク用シート体に前記切抜部を穿設する型取り工程を有し、前記貼着工程においては、前記型取り工程で切抜部を穿設したマスク用シート体を貼着する請求項1に記載のパターン膜形成方法に関する。
前記パターン膜形成方法においては、型取り工程で切抜部を穿設したマスク用シート体を、基板上の薄膜に貼着しているから、前記型取り工程において切抜部を切り抜く形状を変えることにより、複数のパターンを有する薄膜を1つのラインで形成する場合に対応できる。
請求項3に記載の発明は、前記基板が、可撓性を有するプラスチック基板である請求項1または2に記載のパターン膜形成方法に関する。
請求項4に記載の発明は、前記プラスチック基板がポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムである請求項3に記載のパターン膜形成方法に関する。
前記パターン膜形成方法によれば、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムなどの可撓性のプラスチック基板上に所望のパターンの薄膜を形成することができるから、可撓性の電子ディスプレーやパターンド磁気メディア、RFタグなどを高い生産性で形成できる。
請求項5に記載の発明は、前記薄膜が、有機材料、非金属無機材料、および金属材料からなる群から選択された1種または2種以上の材料からなる請求項1〜4の何れか1項に記載のパターン膜形成方法である。
前記パターン膜形成方法によれば、基板表面に、無機材料、非金属無機材料、および金属材料から選択された材料の薄膜を所望のパターンで、しかも高い生産性で形成できる。
請求項6に記載の発明は、前記薄膜が透明導電膜である請求項5に記載のパターン膜形成方法に関する。
前記パターン膜形成方法は、本発明のパターン膜形成方法を透明導電膜の形成に適用した例である。
請求項7に記載の発明は、前記透明導電膜が、アンチモンをドープした酸化錫膜(ATO膜)、弗素をドープした酸化錫膜(FTO膜)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫、および酸化亜鉛インジウムから選択される1種または2種以上の半導体性金属化合物の膜、金、銀、クロム、およびニッケルから選択される1種または2種以上の金属の膜、前記金属と導電性金属酸化物との混合物または積層物の膜、沃化銅および硫化銅から選択される1種または2種以上の無機導電性材料の膜、ポリアニリン、ポリチオフェン、およびポリピロールから選択される1種または2種以上の有機導電性材料の膜、並びに前記有機導電性材料と酸化インジウム錫との積層膜から選択される請求項6に記載のパターン膜形成方法に関する。
前記請求項で挙げられた膜は、本発明のパターン膜形成方法で形成される透明導電性膜の例である。
請求項8に記載の発明は、可撓性を有する仮支持体と、前記仮支持体の少なくとも一方の面に積層された第1粘着層と、前記仮支持体に形成された第1粘着層上に積層された可撓性を有するマスク用シート体と、前記マスク用シート体における前記第1粘着層に相対する側とは反対側の面に積層された第2粘着層と、前記第2粘着層における前記マスク用シート体に相対する側とは反対側に積層された離型層とを備え、前記第2粘着層は、前記第1粘着層よりも強い粘着力を有することを特徴とするマスク用材料に関する。
前記マスク用材料においては、第2粘着層の粘着力が第1粘着層の粘着力よりも強くなるように構成されている。したがって、離型層から仮支持体に向かって前記仮支持体の表面に至る深さの切込みであるハーフカットを入れて切抜部を設け、離型層の前記切抜部の内側の部分を剥離して第2粘着層を露出させ、露出した第2粘着層を支持体に貼着させてから仮支持体を引き剥がすことにより、所定のパターンが形成されたマスク用シート体のみが基板上に残留する。
したがって、前記マスク用材料を用いれば、一面に粘着層を設けたマスク用シート体に切抜部を設けて基板上に位置決めして貼着するものに比べて、作業を容易に、しかも迅速に行える。
さらに、前記マスク用材料における切抜部の外側の部分には離型層が残留しているから、前記部分は基板には貼着せず、仮支持体とマスク用シート体と離型層とが第1粘着層および第2粘着層で一体化された状態が保持される。したがって、マスク用材料の不要部分は、極めて容易に廃棄できる。
請求項9に記載の発明は、前記マスク用シート体がポリエチレンテレフタレート樹脂のフィルムである請求項8に記載のマスク用材料に関する。
前記マスク用材料においては、マスク用シート体は、ポリエチレンテレフタレート樹脂のフィルムであるから強度が高い。したがって、第2粘着層を基板に貼着して仮支持体を引き剥がすときに、第1粘着層の粘着力でマスク用シート体が敗れることがない。
請求項10に記載の発明は、基板上に所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成システムであって、請求項8または9に記載のマスク用材料の離型層から仮支持体に向かい、前記仮支持体の表面に至る深さの切込みであるハーフカットを設け、前記マスク用材料におけるマスク用シート体に切抜部を形成するハーフカット形成部と、前記ハーフカット形成部でハーフカットが形成されたマスク用材料から、前記切抜部の内側における前記基板に貼着すべき部分の離型層を除去する離型操作部と、前記離型操作部で離型層を除去したマスク用材料における第2粘着層が積層された側を、薄膜が形成された前記基板の薄膜に貼着するマスク貼着部と、前記支持体の表面から前記マスク用材料を引き剥がして前記マスク用シート体を前記基板における薄膜が形成された側の面に転写するマスク転写部と、前記マスク転写部において前記マスク用シート体が転写された基板をエッチングし、前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去するエッチング部と、前記エッチングにおいて前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去した基板から前記マスク用シート体を除去するマスク除去部とを備えてなることを特徴とするパターン膜形成システムに関する。
前記パターン膜形成システムによれば、マスク用材料にハーフカットを設け、離型層を除去して基板に貼着して仮支持体を引き剥がし、マスク用シート体を基板に転写するまでの工程、およびマスク用シート体を転写した基板をエッチングして薄膜の不要な部分を除去してからマスク用シート体を基板から除去するまでの一連の工程が自動的に行われる。
したがって、本発明のパターン膜形成方法を連続的に、しかも効率的に実施できる。
請求項11に記載の発明は、前記基板の一方または両方の面に薄膜を形成する薄膜形成部を備えてなり、前記マスク貼着部においては、前記薄膜形成部で薄膜が形成された基盤の薄膜に前記マスク用材料を貼着する請求項10に記載のパターン膜形成システムに関する。
前記パターン膜形成システムによれば、基板に薄膜を形成してからマスク用シート体を前記基板に貼着し、エッチングの後、マスク用シート体を基板から除去するまでの一連の工程を連続的に行うことができる。
請求項12に記載の発明は、前記基板は可撓性を有するプラスチック基板である請求項10または11に記載のパターン膜形成システムである。
請求項13に記載の発明は、前記プラスチック基板がポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムである請求項12に記載のパターン膜形成システムである。
前記パターン膜形成システムによれば、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムなどの可撓性のプラスチック基板上に所望のパターンの薄膜を形成することができるから、可撓性の電子ディスプレーやパターンド磁気メディア、RFタグなどを高い生産性で形成できる。
請求項14に記載の発明は、前記基板に形成される薄膜が、有機材料、非金属無機材料、および金属材料からなる群から選択された1種または2種以上の材料からなる請求項10〜13の何れか1項に記載のパターン膜形成システムに関する。
前記パターン膜形成システムによれば、基板表面に、無機材料、非金属無機材料、および金属材料から選択された材料の薄膜を所望のパターンで、しかも高い生産性で形成できる。
請求項15に記載の発明は、前記基板に形成される薄膜が透明導電膜である請求項14に記載のパターン膜形成システムに関する。
前記パターン膜形成システムによれば、透明導電膜を有する各種電子ディスプレーを効率的に、しかも安価に製造できる。
請求項16に記載の発明は、前記透明導電膜が、アンチモンをドープした酸化錫膜(ATO膜)、弗素をドープした酸化錫膜(FTO膜)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫、および酸化亜鉛インジウムから選択される1種または2種以上の半導体性金属化合物の膜、金、銀、クロム、およびニッケルから選択される1種または2種以上の金属の膜、前記金属と導電性金属酸化物との混合物または積層物の膜、沃化銅および硫化銅から選択される1種または2種以上の無機導電性材料の膜、ポリアニリン、ポリチオフェン、およびポリピロールから選択される1種または2種以上の有機導電性材料の膜、並びに前記有機導電性材料と酸化インジウム錫との積層膜から選択される請求項15に記載のパターン膜形成システムに関する。
前記請求項で挙げられた膜は、本発明のパターン膜形成システムで作製できる透明導電膜の例である。
以上説明したように本発明によれば、柔軟な基板上に高い生産性で、しかも低コストで所定のパターンの薄膜を形成できるパターン膜形成方法、前記パターン膜形成方法に好適に使用されるマスク用材料、および前記マスク用材料を用いて前記基板上に低コストで所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成システムが提供される。
本発明のパターン膜形成方法について以下に詳細に説明する。
1.基板
本発明のパターン膜形成方法で好適に使用される基板としてはプラスチック基板があり、前記プラスチック基板としては、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリカーボネート(PC)、ポリアリレート(PAr)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)、環状ポリオレフィン(CPO)、ポリイミド(PI)、アラミド樹脂(PA)などが使用される。中でもPETフィルムが好ましい。
前記樹脂は、熱膨張係数が30ppm/℃以下のものが好ましい。なお、ここでいう熱膨張係数は、TMA8310(理学電機株式会社製、Thermo Plusシリーズ)で測定した値である。前記線膨張係数は、たとえばPET(東レ株式会社、ルミラー(商品名))で15ppm/℃、PEN(デュポン・帝人株式会社、Q65A)で20ppm/℃、PI(宇部興産株式会社、ユーピレックス(商品名))で20ppm/℃、PA(帝人株式会社)で2ppm/℃である。
また、ガラス転移点が120℃以上の樹脂に、ゾルゲル法で形成した無機粒子やガラスクロス、ガラスファイバーなどの無機充填剤を配合して熱膨張係数を30ppm/℃以下にしたフィルムも好ましい。
ガラス転移点が120℃以上の樹脂としては、たとえばポリカーボネート樹脂(PC、Tg=140℃)、脂環式ポリオレフィン樹脂(たとえば日本ゼオン株式会社、ゼオノア(商品名)1600、Tg=160℃、JSR株式会社、アートン(商品名)、Tg=170℃)、ポリアリレート樹脂(Tg=210℃)、ポリエーテルスルホン樹脂(Tg=220℃)、ポリスルホン樹脂(Tg=190℃)、ポリエステル樹脂(PET、鐘紡株式会社製、O−PET Tg=125℃、ポリエチレンナフタレート)、環状オレフィン共重合体(COC、特開2000−227603号公報の実施例1の化合物、Tg=162℃)、フルオレン環変性ポリカーボネート樹脂(BCF−PC、前記公開公報の実施例4の化合物、Tg=225℃)、脂環変性ポリカーボネート樹脂(IP−PC、前記公開公報の実施例5の化合物、Tg=205℃)、アクリロイル化合物(特開2002−80616の実施例1の化合物、Tg=300℃以上)などが挙げられる。
また、下記式(A)で示されるビスフェノール化合物をビスフェノール成分とするポリカーボネート樹脂も好ましい例として挙げられる。
Figure 2007059132
(ただし、R1、R2、R3、およびR4は、水素原子、アルキル基、およびアリール基から選択される基であって同一であっても異なっていてもよく、Xは、炭素数5〜10のシクロアルキレン基、炭素数7〜15のアラルキレン基、および炭素数1〜5のハロアルキレン基から選択される基である。)。
X基として可能なシクロアルキレン基の例としては、1,1−シクロペンチレン基、1,1−シクロへキシレン基、1,1−(3,3,5−トリメチル)シクロへキシレン基、ノルボルナン−2,2−ジイル基、およびトリシクロ[5,2,1]デカン−8,8’−ジイル基などが挙げられ、特にX基が1,1−シクロペンチレン基または1,1−シクロへキシレン基であるビスフェノール化合物をビスフェノール成分とするポリカーボネート樹脂が好ましい。また、X基として可能なアラルキレン基としては、フェニルメチレン基、ジフェニルメチレン基、1,1−(1−フェニル)エチレン基、9,9−フルオレニレン基などが挙げられる。また、ハロアルキレン基としては、2,2−ヘキサフルオロプロピレン基、2,2−(1,1,3,3−テトラフルオロ−1,3−ジシクロ)プロピレン基などがある。
本発明のプラスチック基板として使用される樹脂は、1種類の構造単位からなるものであっても、2種類以上の構造単位からなるものであってもよい。また、本発明の効果を損なわない範囲で他の構造単位を含んでいてもよい。前記他の構造単位の置換量は、通常50モル%以下であり、好ましくは10モル%以下である。また、本発明のプラスチック基板として使用される樹脂には、上に挙げたもの以外の樹脂がブレンドされていてもよく、また、2種以上の樹脂をブレンドしたものであってもよい。
本発明のプラスチック基板として使用される樹脂の分子量は、数平均分子量で10,000〜300,000(ポリスチレン換算)の範囲が好ましく、20,000〜200,000の範囲が更に好ましく、30,000〜150,000の範囲が最も好ましい。分子量が低すぎると、プラスチック基板として使用する場合、機械的強度が不十分になる。
前記プラスチック基板には、耐溶剤性および耐熱性の観点から架橋性樹脂も好ましく使用される。
架橋性樹脂としては、熱硬化性樹脂および放射線硬化樹脂が挙げられる。
熱硬化性樹脂の例としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フラン樹脂、ビスマレイミド樹脂、シアネート樹脂などが挙げられるが、共有結合を形成する架橋反応によって硬化する樹脂であれば、特に制限なく用いることができる。このような樹脂としては、ポリアルコール化合物とポリイソシアネート化合物との反応によってポリウレタン樹脂を形成する系がある。しかしながら、このような系は、製膜前のポットライフが問題になる場合が多いから、製膜直前にポリイソシアネート化合物を添加する2液混合型が一般的に用いられる。一方、前記系を1液型として用いる場合は、架橋反応に携わる官能基を保護したブロックタイプ硬化剤を使用できる。このようなブロックタイプ硬化剤としては、三井武田ケミカル株式会社製B−882N、日本ポリウレタン工業株式会社製コロネート(商品名)2513などのブロックポリイソシアネートや三井サイテック株式会社製サイメル(商品名)303などのメチルメラミン化合物などがある。また、下記B−1式で示されるブロックカルボン酸も前記ブロックタイプ硬化剤として使用される。
Figure 2007059132
放射線硬化樹脂としては、ラジカル硬化性樹脂およびカチオン硬化性樹脂が挙げられる。ラジカル硬化性樹脂の硬化性成分としては、分子内に複数個のラジカル重合性基を有する化合物が使用され、具体的には、分子内に2〜6個のアクリル酸エステル基を有する多官能アクリレートモノマーや、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、およびエポキシアクリレートなどの分子内に複数個のアクリル酸エステル基を有する化合物が使用される。
ラジカル硬化性樹脂の代表的な硬化方法としては、電子線照射および紫外線照射などがある。紫外線照射によって硬化させる場合には、通常、紫外線硬化によってラジカルを発生する重合開始剤をラジカル硬化性樹脂に添加する。なお、加熱によってラジカルを発生する重合開始剤をラジカル硬化性樹脂に添加すれば、熱硬化性樹脂としても使用できる。
カチオン硬化性樹脂の硬化性成分としては、分子内に複数個のカチオン重合性基を有するカチオン重合性化合物が用いられる。代表的な硬化方法としては、紫外線の照射によって酸を発生する光酸発生剤を添加し、紫外線を照射して硬化させる方法が挙げられる。カチオン重合性化合物としては、エポキシ基などの開環重合性基を含む化合物や、ビニルエーテル基を含む化合物などが挙げられる。
これらの架橋性樹脂は、2種以上を混合して用いてもよく、また、前記熱硬化性樹脂と前記放射線硬化樹脂とを併用してもよい。また、架橋性樹脂を、架橋性基を有しない樹脂と混合して用いてもよい。架橋性基を有しない樹脂に前記架橋性樹脂を混合すれば、得られるプラスチック基板の耐溶剤性、耐熱性、光学特性、および強靭性が改善されるから好ましい。
また、架橋性基を有しない樹脂に架橋性基を導入したものを用いてもよい。架橋性基導入する箇所は、ポリマー主鎖末端やポリマー側鎖などがあるが特に制限はない。架橋性基を導入した樹脂を用いる場合には、前記架橋性樹脂を併用する必要は必ずしもない。
これらの樹脂には、本発明の硬化を損なわない範囲で可塑剤、染料、顔料、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止字亜、無機微粒子、剥離促進剤、レベリング剤、および潤滑剤などの樹脂改質剤を配合してもよい。
本発明で使用されるプラスチック基板は延伸されていてもよい。前記プラスチック基板は、延伸により機械的強度が改善され、取り扱い性が向上する。特に、延伸方向のオリエンテーションリリースストレス(ASTM D1504、以下、「ORS」と略記する。)が0.3〜3GPaであるものは機械的強度が改善され、好ましい。ORSは、延伸により生じ、延伸フィルムまたは延伸シートに凍結された内部応力である。延伸には高知の方法が使用でき、たとえば樹脂のガラス転移温度Tgよりも10〜50℃高い温度で、ロール一軸延伸法、テンタ一軸延伸法、同時二軸延伸方、インフレーション法などにより実施できる。延伸倍率は1.1〜3.5倍の範囲が好ましい。
前記プラスチック基板の厚さは、特に制限はないが30〜700μmの範囲が好ましく、40〜200μmの範囲がより好ましく、50〜150μmの範囲が更に好ましい。前記プラスチック基板のヘイズは3%以下が好ましく、2%以下がより好ましく、1%以下が更に好ましい。全光透過率は70%以上が好ましく、80%以上がより好ましく、90%以上が更に好ましい。
なお、本発明で使用される基板は、光透過性であっても非光透過性であってもよい。前記基板として非光透過性のものを用いるときは、光反射性を有する白色基板を用いることができる。前記白色基板としては、酸化チタンや酸化亜鉛などの無機顔料を添加したプラスチック基板が挙げられる。なお、前記基板は、表示面を構成する場合は、少なくとも可視領域の光に対して透過性を有することが好ましい。
2.薄膜
本発明のパターン膜形成方法において、前記基板に形成できる薄膜としては、アンチモンをドープした酸化錫膜(ATO膜)、弗素をドープした酸化錫膜(FTO膜)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫(ITO)、および酸化亜鉛インジウム(IZO)から選択される1種または2種以上の半導体性金属化合物の膜、金、銀、クロム、およびニッケルから選択される1種または2種以上の金属の膜、前記金属と導電性金属酸化物との混合物または積層物の膜、沃化銅および硫化銅から選択される1種または2種以上の無機導電性材料の膜、ポリアニリン、ポリチオフェン、およびポリピロールから選択される1種または2種以上の有機導電性材料の膜、並びに前記有機導電性材料と酸化インジウム錫との積層膜などがある。
これらの薄膜のうち、金、銀、クロム、およびニッケルなどの金属電極材料、並びにITO膜およびIZO膜などの透明電極材料などが好ましい。
基板に前記薄膜を形成する方法としては、蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法、イオンビームスパッタ法、レーザアブレーション法、ホローカソードアークプラズマ法、カソーディックアークプラズマ法、およびMBE法などがある。これらの方法は、単独でも2種以上を組み合わせても使用できる。
3.マスク用材料
本発明のマスク用材料は、図1において(A)に示すように、仮支持体10と、仮支持体10の一方の表面に積層された第1粘着層12と、PET等の材料で形成され、第1粘着層12上に積層されたマスク用シート体14と、マスク用シート体14上に積層された第2粘着層16と、第2粘着層16に積層された離型層18とからなる5層構造の帯状体である。
仮支持体10は、プラスチック又は紙等の可撓性を有するシート材からなり、厚さは、20〜200μmが好ましく、50〜150μmの範囲がより好ましい。
マスク用シート体14は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチック等の可撓性を有するシート材であり、厚さは、10〜100μmが好ましく、20〜100μmの範囲がより好ましい。
離型層18は、プラスチック又は紙等の可撓性を有するシート材から構成され、厚さは、10〜100μmが好ましく、20〜100μmの範囲がより好ましい。
第1粘着層12と第2粘着層16とは、それぞれ一般の粘着テープ等に使用されている粘着剤から構成され、厚さは1〜50μmであり、より好ましくは2〜10μmである。
また、マスク用シート体14は、図1において(C)に示すように、基板22に形成された薄膜23に第2粘着層16によって貼着される。
そして、マスク用シート体14を薄膜23に貼着後、仮支持体10を引き剥がしたときに、マスク用シート体が仮支持体10とともに剥離しないように、第2粘着層16は、第1粘着層12よりも高い粘着力を有している。
第2粘着層16は、層の厚さが第1粘着層12よりも厚くなるように形成することにより粘着力を高めても良く、また、第1粘着層12と異なる組成にすることで粘着力を高めてもよい。
このように構成することによって、図1において(A)、(B)、(D)に示すように、マスク用材料20における、マスク形状に対応した剥離されるべき離型層部分18Aだけを剥離して、露呈した第2粘着層16の所定部分の表面を、基板22に形成された薄膜23の表面に当接させて貼着し、マスク用材料20を引き剥がすと、薄膜23と第2粘着層16との間の粘着力が、仮支持体10と第1粘着層12との間の粘着力に勝って、マスク用シート体14だけが薄膜23上に転写される。
なお、薄膜23をエッチング後、マスク用シート14を薄膜23から容易に剥離できるように、第2粘着層16は、紫外線光を照射することによって粘着力を失うUV硬化型剥離層、熱により粘着力を失う熱硬化型剥離層、水を塗布することにより粘着力を失う水溶性剥離層により形成することが好ましい。特にUV硬化型剥離層および熱硬化型剥離層が、非接触でマスク用シート14を剥離できる点で好ましい
また、離型層18の離型面にはシリコーン膜等を形成されている。これにより、第2粘着層16の離型層18に対する粘着力が弱まり、マスク用材料20の表面にある剥離される離型層部分18A部分を第2粘着層16から剥がすときに、マスク用シート体14が仮支持体10からともに剥がれ落ちるのが防止される。
マスク用材料20の使用方法について以下に説明する。
先ず、マスク用材両20の離型層18側の面から仮支持体10に向かって仮支持体10の第1粘着層12に面した面に至る切込みであるハーフカットを設ける。これにより、マスク用シート体14は肉厚方向に渡って完全に切断され、所定のパターンに沿った切抜部が形成される。
このとき、マスク用材料20に、いわゆる島状の部分を残す場合には、閉ループ状(ここでは、切断線がマスク用材料20の外郭線を含んで閉ループとなるようにしても良い)にハーフカットを行う。
次に、マスク用材料20の離型層18から、基板22の薄膜23におけるマスクを形成する部分に対応するように離型層部分18Aを取り除き、図1の(B)に示すように、残留される離型層部分18Bだけを第2粘着層16上に残す。
次に、マスク用材料20における、残留される離型層部分18Bだけを残した第2粘着層16上に、基板22の薄膜23側の面を押し当てる。これにより、図1の(C)に示すように、第2粘着層16の剥離される離型層部分18Aだけが薄膜23に貼着される。
次に、基板22からマスク用材料20を引き剥がすと、薄膜23には離型層部分18Aに対応するマスク用シート体14だけが残留し、マスク用材料20の残りの部分は、仮支持体10、第1貼着層12、マスク用シート体14、第2粘着層16、および離型層18の5層が一体になった状態で引き剥がされる。これにより、薄膜23は、マスク用シート体14でマスクされる。
一方、残留した使用済みのマスク用材料20部分は、廃棄処分される。なお、このマスク用材料20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の廉価な材料で構成するので、使用済みのマスク用材料20部分を廃棄処分しても、他のフォトリソグラフィー等のマスク手段に比べて廉価にマスク処理できる。
4.エッチング処理
本発明においては、エッチング処理としては通常の処理が用いられる。たとえば薄膜23がITOのときは、塩酸硝酸混合水溶液(王水系)、塩酸酢酸混合水溶液、塩化第二鉄水溶液、尿粗餐水溶液、燐酸水溶液、蓚酸水溶液などのエッチング浴が使用できる。また、薄膜23がクロムのときは、第二セリウム塩を主成分とし、必要に応じて過塩素酸塩、酢酸、硝酸などを添加した混合水溶液が用いられる。更に、薄膜23がアルミニウムのときは、燐酸溶液などが使用され、銅のときは、塩化第二鉄溶液や塩化第二銅溶液が、銀のときは、希硝酸やアンモニア水−過酸化水素系溶液が、金のときはシアン系、王水系、沃素酸系などのエッチング液が用いられる。
また、レーザエッチングやドライエッチングのような乾式エッチングも可能である。
5.パターン膜形成システム
以下、本発明に係るパターン膜形成システムの一例について説明する。
本発明のパターン形成システムは、大きく分けて、長尺ベルト状の基板22に薄膜23を形成し、その上に所定の切抜部を形成したマスク用シート体14を貼着するマスク形成部200と、マスク用シート体14を貼着した基板22をエッチングするエッチング処理部202とを備える。
(5−1)マスク形成部
マスク形成部200は、図2に示すように、基板22に薄膜23を形成する薄膜形成部80と、マスク用材料20の離型層18側から仮支持体10の表面に至る深さの切込み、即ちハーフカットを設けるハーフカット形成部48と、ハーフカット形成部48で設けられたハーフカットの内側部分の剥離層18を剥離する剥離操作部50と、マスク用材料20の剥離操作部50で剥離層18が剥離された部分を基板22の薄膜23に貼付するマスク貼着ローラ34と、マスク貼着ローラ34で基板22に貼着されたマスク用材料20を剥離する剥離ローラ36と、剥離ローラ36でマスク用材料20が剥離された基板22を再び巻き取る基板巻取りローラ42と、剥離ローラ36で剥離されたマスク用材料20を巻き取る余剰マスク巻取りローラ64とを備える。
エッチング処理部202は、図3に示すように、マスク形成部200でマスク用シート体14を貼着した基板22を基板巻取りローラ42から巻き戻しつつエッチングするエッチング部70と、エッチング部70でエッチング後の基板22からマスク用シート体14を剥離する剥離ローラ72と、剥離ローラ72でマスク用シート体14を剥離したエッチング済みの基板72を巻き取る製品巻取りローラ84と、剥離ローラ72で基板22から剥離したマスク用シート体14を巻き取る使用済みマスク巻取りローラ78とを備える。
マスク形成部200とエッチング処理部202とにつき、以下に詳細に説明する。
図2に示すように、マスク形成部200は、表面に薄膜23の形成されていない基板22を矢印aで示す方向に沿って薄膜形成部80に供給する供給ローラ24と、供給ローラ24の下流側に位置する原反接合部28と、薄膜形成部80の入り口部近傍に位置する基板前処理部32とを備える。基板前処理部32の位置口部近傍には、基板前処理部32に導入される基板の張力を一定に保持するテンション設定部30が設けられている。テンション設定部30は、基板22に一定の張力を付与するためのダンサーローラ30Aを備えている。原反接合部28は、空になった供給ローラ24を新たな供給ローラ24に交換するときに、空になった供給ローラ24から供給された基板22の末端と、新たな供給ローラ24から供給しようとする基板22の先端とを自動的に接合することにより、基板22の供給が途絶えないようにする機能を有している。
薄膜形成部80において形成される薄膜23の種類、および形成プロセスについては、「2.薄膜」の欄で説明したとおりである。また、基板前処理部32においては、薄膜形成部80において形成される薄膜の種類および形成プロセスに応じてコロナ処理、大気圧プラズマ処理、真空プラズマ処理などを行うことができる。また、雰囲気についても、アルゴンガス、キセノンガス、酸素ガス、炭酸ガスなどのガスを単独または混合して使用できる。更に、プラズマ発生装置として、DCプラズマ発生装置、ACプラズマ発生装置、rfプラズマ発生装置、マイクロ波プラズマ発生装置、パルスプラズマ発生装置などが使用できる。なお、これらのプラズマ処理を真球中で行うときは、基板前処理部32および薄膜形成部80の何れも真空チャンバに収容することが好ましい。
マスク形成部200は、また、図1の(A)に示すマスク用材料20を矢印bで示す方向に沿ってハーフカット形成部48に供給する供給ローラ26と、ハーフカット形成部48の入り口側に隣接し、ハーフカット形成部48に導入されるマスク用材両20の張力を一定に保持するダンサーローラ46Aを有するテンション設定部46とを備える。供給ローラ26には、マスク用材料20が、剥離層18の側が外側に、言い換えれば仮支持体10の側が内側になるようにロール状に巻回されている。
供給ローラ26とテンション設定部46との間には、原反接合部44が設けられている。原反接合部44は、空になった供給ローラ26を新たな供給ローラ26に交換するときに、空になった供給ローラ26から供給されたマスク用材料20の末端と、新たな供給ローラ26から供給しようとするマスク用材料20の先端とを自動的に接合することにより、マスク用材料20の供給が途絶えないようにする機能を有している。
剥離操作部50は、マスク用材料20の仮支持体10の側を吸着しつつ、供給方向bに沿って転動するサクションドラム58と、マスク用材料20の経路を挟んでサクションドラム58に相対すると共に、サクションドラム58に接離可能に設けられた剥離ローラ54と、サクションドラム58上にマスク用材料20が存在するときに、マスク用材料20とサクションドラム58との間に粘着テープ53を送り出す粘着テープ供給ローラ52と、剥離ローラ54を通過した粘着テープ53を巻き取る巻取りローラ56とを備える。粘着テープ53は、粘着面が外側になるように粘着テープ供給ローラ52に巻回されているから、剥離ローラ54を通過する際は、粘着テープ53の粘着面がマスク用材料20の剥離層18に当接する。
ハーフカット形成部48は、図4および図5に示すように、マスク用材料20の経路を挟んで相対するサクションテープル100とトムソン刃台110とを備える。
サクションテーブル100は、表面に多数の吸引孔が形成され、これらの吸引孔から吸気することにより、マスク用材料20の仮支持体10側を吸着保持する。
一方、図5に示すように、トムソン刃台110のマスク用材料20の経路に相対する側の面には、図5に示すように所定高さの刃物である矩形枠状のトムソン刃112が設けられている。トムソン刃112で囲まれた領域の内側には、島状のマスク部分を残すために、所定高さの刃物である矩形枠状のトムソン刃112Aが設けられている。
トムソン刃台110におけるトムソン刃112で囲まれた領域の外側であって、マスク用材料20の経路を外れた領域には、トムソン刃112および112Aの刃先位置を設定するためのストッパ部材114が設けられている。
トムソン刃台110においては、図7において(A)および(B)に示すように、サクションテーブル100上にマスク用材料20が存在する状態において、トムソン刃台110をサクションテーブル100に近接させ、ストッパ部材114の先端面がサクションテーブル100に当接したときに、トムソン刃112および112Aの刃先がマスク用材料20の離型層18、第2粘着層16、マスク用シート体14、および第1粘着層12を完全に裁断し、仮支持体10の厚さの中程に達する程度にストッパ部材114の高さを設定すれば、マスク用材料に確実にハーフカットが形成されるが、仮支持体10が完全には切り抜かれて完全カット部が形成されることがないから好ましい。
ストッパ部材114は、トムソン刃112および112Aの刃先位置を設定できるのであれば、図5に示すような短円柱状、スタッド状、乃至ピン状の固定部材には限定されず、突出量が調節可能に形成されてもよく、また、隠顕可能に形成されていてもよい。
剥離ローラ36は、マスク貼着ローラ34の下流側に位置するマスク貼着ローラ34においてマスク用シート体14が基板22の薄膜23に転写された残りの余剰なマスク用材料20は、剥離ローラ36において基板22から剥離される。
剥離ローラ36と余剰マスク巻取りローラ64との間には、テンション設定部60と、余剰マスク巻取りローラ64を交換する際に余剰マスク用材料の巻取りが中断しないようにする余剰マスク用材料接合図62とが設けられている。テンション設定部60においては、余剰なマスク用材料20が所定の張力で矢印cの方向に引張られるようにダンサーローラ60Aによって張力を設定する。
一方、剥離ローラ36と基板巻取りローラ42との間には、ダンサーローラ38Aによって剥離ローラ36において余剰なマスク用材料20が剥離された基板20に矢印dの方向に沿った一定の張力を付与するテンション設定部38および基板巻取りローラ42を交換する際に基板22の巻取りが途切れないようにする基盤用接合部40が設けられている。
(5−2)エッチング処理部
図3に示すように、エッチング処理部202においては、エッチング部70の上流側には、基板巻取りローラ42から巻き戻された基板22にダンサーローラ68Aによって所定の張力を付しつつエッチング部70に導入するテンション設定部68と、テンション設定部68および基板巻取りローラ42の間に位置し、基板巻取りローラ42を交換する際にも基板22の供給が滞らないようにする基板接合部66とが設けられている。
一方、剥離ローラ72と使用済みマスク巻取りローラ78との間にはテンション設定部74および接合部76が設けられ、剥離ローラ72と製品巻取りローラ84との間には、テンション設定部86および製品接合部82が設けられている。テンション設定部74およびテンション設定部86は夫々ダンサーローラ74Aおよび86Aによって張力を設定する。
エッチング部70においては、薄膜23の組成および製造プロセスに応じて任意のエッチング方法が選択できるが、詳細は、「4.エッチング処理」の欄で述べたとおりである。
以下、上記パターン膜形成システムの作用について説明する。
供給ローラ24から送り出された基板22は、テンション設定部30によって所定のテンションに設定されて基板前処理部32に導入されて前処理を施され、次に薄膜形成部80で表面に薄膜23が形成される。なお、薄膜形成部80においては、基板22の図2における上面に薄膜23が形成される。
一方、マスク用材料20は、剥離層18が外側に位置するように供給ローラ26に巻回されているから、供給ローラ26から送り出されたマスク用材料20は、ハーフカット形成部48において、図2〜図5に示すように、仮支持体10の側においてサクションテーブル100に吸着保持されるとともに、図4において矢印に示すように、トムソン刃台110がサクションテーブル100に向かって押圧されることにより、トムソン刃112および112Aによって離型層18、第2粘着層16、マスク用シート体14、および第1粘着層12が完全に裁断され、仮支持体10は厚さの中程まで切断され、マスク用材料20にハーフカットが設けられる。トムソン刃112Aによって、離型層部分18Aを離型層部分18Bと区画するハーフカットが形成され、トムソン刃112によって、離型層部分18Bをそれよりも外側の部分と区画するハーフカットが形成されることにより、マスク用シート体14には所定の切抜部分が形成される。
ハーフカット形成部48でハーフカットが形成されたマスク用材料20は、剥離操作部50に導入される。剥離操作部50においては、前述のように、マスク用材料20は、仮支持体10においてサクションドラム58に吸着支持されるとともに、剥離ローラ54がサクションドラム58に圧着され、粘着テープ53の粘着面がマスク用材料の剥離層18に貼着する。粘着テープ53が剥離層18に貼着したら、剥離ローラ54はサクションドラム58から遠ざかる。これにより、マスク用材料20においては、離型層18のうち離型層部分18Bを残して離型層部分18Aが剥ぎ取られ、図1において(B)に示すように第2粘着層16が露出する。一方、粘着テープ53は、粘着テープ供給ローラ52から送り出されると剥離ローラ54を通過して巻取りローラ56で巻き取られる。したがって、剥ぎ取られた離型層部分18Aも粘着テープ53とともに巻取りローラ56で巻き取られる。
離型層部分18Aが剥ぎ取られたマスク用材料20は、次に、マスク貼着ローラ34によって基板22の薄膜23が形成された側に重ねられ、露出した第2粘着層16が薄膜23の表面に貼着する。
マスク貼着ローラ34によって基板22と一体に貼着されたマスク用材料は、更に剥離ローラ36でニップされた後、剥離ローラ36の下流側において余剰マスク巻取りローラ64で連続的に巻き取られることにより、図2で矢印cに示すように余剰マスク巻取りローラ64に向かう方向に引張られる。一方、基板22は、剥離ローラ36の下流側において基板巻取りローラ42で連続的に巻き取られることにより、図2において矢印dで示すように下方に引張られる。
これにより、マスク用材料20は基板22から引き剥がされる方向の力を受ける。ここで、マスク用材料20は、第2粘着層16が露出した部分において基板22の薄膜23上に強固に貼着されているから、先の剥離操作で粘着層18が残存した粘着層部分18Bに対応する部分のみが引き剥される。
これにより、図1において(C)に示すように、所定の切抜きが形成されたマスク用シート体14が第2貼着層16によって基板22の薄膜23に貼着される。
マスク用シート体14が貼着された基板22は、基板巻取りローラ42によってロール状に巻き取られる。
次に、エッチング処理部202においては、基板巻取りローラ42から巻き戻された基板22は、基板接合部66およびテンション設定部68を経由してエッチング部70に導入され、エッチング処置される。
図7において(A)に示すように、基板22は、薄膜23上にマスク用シート体14が貼着された状態でエッチング部70に導入される。エッチング部70においては、図7において(B)に示すように、薄膜23におけるマスク用シート体14で覆われていない部分のみが選択的にエッチングされる。
基板22がエッチング部70を通過すると、図7において(C)に示すように剥離ローラ72によって基板22の表面からマスク用シート体14が剥離される。
これにより、薄膜23が所定のパターンにエッチングされて除去された基板22が得られる。
マスク用シート体14が剥離された基板22は、製品巻取りローラ84にロール状に巻き取られる。一方、基板22の表面から剥離されたマスク用シート体14は、使用済みマスク巻取りローラ78に巻き取られる。
図1は、本発明のマスク用材料の構成および使用方法を示す斜視図である。 図2は、本発明のパターン膜形成システムの備えるマスク形成部の構成を示す説明図である。 図3は、本発明のパターン膜形成システムの備えるエッチング部の構成を示す説明図である。 図4は、図2に示すマスク形成部の備えるハーフカット形成部とマスク用材料との相対的な位置関係を示す斜視図である。 図5は、図4に示すハーフカット形成部の有するトムソン刃台110を、トムソン刃が設けられた側からみたところを示す斜視図である。 図6は、図4に示すハーフカット形成部においてマスク用材料にハーフカットが形成されたところを示す説明図である。 図7は、エッチング処理部で基板がエッチング処理されることを示す工程図である。
符号の説明
10 仮支持体
12 第1粘着層
14 マスク用シート体
16 第2粘着層
18 離型層
18A 離型層(剥離分)
18B 離型層(残留分)
20 マスク用材料
22 基板
23 薄膜
34 マスク貼着ローラ
36 剥離ローラ
48 ハーフカット形成部
50 剥離操作部
54 剥離ローラ
58 サクションドラム
70 エッチング部
72 マスク除去部
100 サクションテーブル
110 トムソン刃台
112 トムソン刃
112A トムソン刃
114 ストッパ部材
200 マスク形成部
202 エッチング処理部

Claims (16)

  1. 基板上に所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成方法であって、
    可撓性を有し、一方の面に貼着層を形成してなるとともに、前記パターンに対応する切抜部を穿設したマスク用シート体の貼着層側を、少なくとも一方の面に連続した薄膜が形成された基板における薄膜の側に貼着するマスク貼着工程と、
    前記貼着工程で前記マスク用シート体を貼着した基板をエッチングし、前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去するエッチング工程と、
    前記エッチング工程でエッチングされた基板からマスク用シート体を除去するマスク除去工程と
    を有することを特徴とするパターン膜形成方法。
  2. マスク用シート体に前記切抜部を穿設する型取り工程を有し、前記貼着工程においては、前記型取り工程で切抜部を穿設したマスク用シート体を貼着する請求項1に記載のパターン膜形成方法。
  3. 前記基板は、可撓性を有するプラスチック基板である請求項1または2に記載のパターン膜形成方法。
  4. 前記プラスチック基板はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムである請求項3に記載のパターン膜形成方法。
  5. 前記薄膜は、有機材料、非金属無機材料、および金属材料からなる群から選択された1種または2種以上の材料からなる請求項1〜4の何れか1項に記載のパターン膜形成方法。
  6. 前記薄膜は透明導電膜である請求項5に記載のパターン膜形成方法。
  7. 前記透明導電膜は、アンチモンをドープした酸化錫膜(ATO膜)、弗素をドープした酸化錫膜(FTO膜)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫、および酸化亜鉛インジウムから選択される1種または2種以上の半導体性金属化合物の膜、金、銀、クロム、およびニッケルから選択される1種または2種以上の金属の膜、前記金属と導電性金属酸化物との混合物または積層物の膜、沃化銅および硫化銅から選択される1種または2種以上の無機導電性材料の膜、ポリアニリン、ポリチオフェン、およびポリピロールから選択される1種または2種以上の有機導電性材料の膜、並びに前記有機導電性材料と酸化インジウム錫との積層膜から選択される請求項6に記載のパターン膜形成方法。
  8. 可撓性を有する仮支持体と、
    前記仮支持体の少なくとも一方の面に積層された第1粘着層と、
    前記仮支持体に形成された第1粘着層上に積層された可撓性を有するマスク用シート体と、
    前記マスク用シート体における前記第1粘着層に相対する側とは反対側の面に積層された第2粘着層と、
    前記第2粘着層における前記マスク用シート体に相対する側とは反対側に積層された離型層とを備え、
    前記第2粘着層は、前記第1粘着層よりも強い粘着力を有する
    ことを特徴とするマスク用材料。
  9. 前記マスク用シート体はポリエチレンテレフタレート樹脂のフィルムである請求項8に記載のマスク用材料。
  10. 基板上に所定のパターンの薄膜を形成するパターン膜形成システムであって、
    請求項8または9に記載のマスク用材料の離型層から仮支持体に向かい、前記仮支持体の表面に至る深さの切込みであるハーフカットを設け、前記マスク用材料におけるマスク用シート体に切抜部を形成するハーフカット形成部と、
    前記ハーフカット形成部でハーフカットが形成されたマスク用材料から、前記切抜部の内側における前記基板に貼着すべき部分の離型層を除去する離型操作部と、
    前記離型操作部で離型層を除去したマスク用材料における第2粘着層が積層された側を、薄膜が形成された前記基板の薄膜に貼着するマスク貼着部と、
    前記支持体の表面から前記マスク用材料を引き剥がして前記マスク用シート体を前記基板における薄膜が形成された側の面に転写するマスク転写部と、
    前記マスク転写部において前記マスク用シート体が転写された基板をエッチングし、前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去するエッチング部と、
    前記エッチングにおいて前記マスク用シート体の切抜部から露出する薄膜を除去した基板から前記マスク用シート体を除去するマスク除去部と
    を備えてなることを特徴とするパターン膜形成システム。
  11. 前記基板の一方または両方の面に薄膜を形成する薄膜形成部を備えてなり、
    前記マスク貼着部においては、前記薄膜形成部で薄膜が形成された基盤の薄膜に前記マスク用材料を貼着する請求項10に記載のパターン膜形成システム。
  12. 前記基板は可撓性を有するプラスチック基板である請求項10または11に記載のパターン膜形成システム。
  13. 前記プラスチック基板はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムである請求項12に記載のパターン膜形成システム。
  14. 前記基板に形成される薄膜は、有機材料、非金属無機材料、および金属材料からなる群から選択された1種または2種以上の材料からなる請求項10〜13の何れか1項に記載のパターン膜形成システム。
  15. 前記基板に形成される薄膜は透明導電膜である請求項14に記載のパターン膜形成システム。
  16. 前記透明導電膜は、アンチモンをドープした酸化錫膜(ATO膜)、弗素をドープした酸化錫膜(FTO膜)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫、および酸化亜鉛インジウムから選択される1種または2種以上の半導体性金属化合物の膜、金、銀、クロム、およびニッケルから選択される1種または2種以上の金属の膜、前記金属と導電性金属酸化物との混合物または積層物の膜、沃化銅および硫化銅から選択される1種または2種以上の無機導電性材料の膜、ポリアニリン、ポリチオフェン、およびポリピロールから選択される1種または2種以上の有機導電性材料の膜、並びに前記有機導電性材料と酸化インジウム錫との積層膜から選択される請求項15に記載のパターン膜形成システム。
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