JP2007057903A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で、定着効率が良く、定着消費電力を低減するレーザ光による定着装置を提供することを目的とする。
【解決手段】レーザ素子からのレーザ光を直接記録紙上の未定着トナー像に照射して定着を行う定着装置において、レーザスポットを楕円形とし、レーザ光の照射領域が記録紙搬送方向に広がるように配置することを特徴とする。
【選択図】図16
【解決手段】レーザ素子からのレーザ光を直接記録紙上の未定着トナー像に照射して定着を行う定着装置において、レーザスポットを楕円形とし、レーザ光の照射領域が記録紙搬送方向に広がるように配置することを特徴とする。
【選択図】図16
Description
本発明は、複写機や各種プリンタなどの画像形成装置に組み込まれる定着装置に関し、特に、記録紙上に形成された未定着トナー像に半導体レーザからレーザビームを直接照射し、発生した熱により記録紙上にトナー像を定着する技術に関する。
特開平7−191560号公報には、図11に示されように、レーザ素子からのレーザビームを、レンズホルダー195に保持された凸レンズ196(集光光学系)をとおして記録材23に照射するレーザ装置を、記録紙の全域にレーザビームを照射できるように複数個配置し、記録材23上の未定着トナー像のトナーに含まれる樹脂を、レーザビームの照射熱により溶解して定着する方法が開示されている。
特開平7−191560号公報
従来技術のレーザビームによる定着は、レーザ照射→トナー層表面で吸収→トナー層表面が高温→トナー層内部に熱伝導→トナー層内部まで高温→トナー溶融定着という順であるため、レーザスポットを絞りすぎると、レーザ照射時間が短くなり、トナー層表面だけが溶融し、定着不良が発生する場合があった。特に、フルカラーはトナー層が3層になる場合もあり、顕著であった。それを防止するためには必要以上にレーザ強度を上げ、トナー層表面温度を上昇させ、トナー内部熱伝導を加速しなくてはならず、定着消費電力が増大する。また、従来技術は、レーザビームを絞ったり、広げたりするための光学系が必要になり、光学系におけるレーザビーム吸収損失がある場合があった。それを補うため、やはり、必要以上にレーザ強度を上げなくてはならず、定着消費電力は増大するという問題を有する。
本発明は、前記課題を解決する、構造が簡単で、定着効率が良く、定着消費電力を低減するレーザ光による定着装置を提供することを目的とする。
本第1発明は、前記課題を解決するために、レーザ素子からのレーザ光を直接記録紙上の未定着トナー像に照射して定着を行う定着装置において、レーザスポットを楕円形とし、レーザ光の照射領域が記録紙搬送方向に広がるように配置することを特徴とする。
本第2発明は、本第1発明の定着装置において、前記レーザ素子を複数千鳥状に配置することを特徴とする。
本第3発明は、本第1または本第2発明の定着装置において、前記記録紙上の未定着トナー像がフルカラー画像であることを特徴とする。
本第4発明は、本第1〜第3発明のいずれかの定着装置において、前記レーザ素子を半導体レーザとすることを特徴とする。
本第5発明は、本第1〜第4発明のいずれかの定着装置において、記録紙搬送方向の定着装置上流側に各色トナー画像濃度検出装置を配置し、記録紙上の未定着トナー画像の各色トナー画像濃度を検出し、検出データに基づき前記レーザ素子の出力強度を制御することを特徴とする。
本第6発明は、本第5発明の定着装置において、各色トナー画像濃度検出装置により画像分割された区画毎の検出データを取得し、前記画像分割された画像区画に対応する半導体素子毎にその出力強度を制御することを特徴とする。
本発明のレーザ素子からのレーザ光を直接記録紙上の未定着トナー像に照射して定着を行う定着装置において、レーザスポットを楕円形とし、レーザ光の照射領域が記録紙搬送方向に広がるように配置する構成により、未定着トナーへのレーザ光の照射時間が長くなり、その結果、最下層の未定着トナーまで熱が伝達するので少ない消費電力で定着効率を高めることができる。
レーザ素子を複数千鳥状に配置する構成により、記録紙の全領域にレーザ光を照射できる。
記録紙上の未定着トナー像がフルカラー画像である構成により、最下層までの熱の伝達が可能であるのでより顕著に少ない消費電力で定着効率を高めることができる。
レーザ素子を半導体レーザとする構成により、一般に半導体レーザのレーザスポットは楕円形に広がるので、直接照射の場合に有利である。
記録紙搬送方向の定着装置上流側に各色トナー画像濃度検出装置を配置し、記録紙上の未定着トナー画像の各色トナー画像濃度を検出し、検出データに基づき前記レーザ素子の出力強度を制御する構成により、定着に必要なレーザ強度を正確に制御できる。
トナー濃度検出装置により画像分割された区画毎の検出データを取得し、前記画像分割された画像区画に対応する半導体素子毎にその出力強度を制御する構成により、より正確に定着に必要なレーザ強度を制御できる。
レーザ素子を複数千鳥状に配置する構成により、記録紙の全領域にレーザ光を照射できる。
記録紙上の未定着トナー像がフルカラー画像である構成により、最下層までの熱の伝達が可能であるのでより顕著に少ない消費電力で定着効率を高めることができる。
レーザ素子を半導体レーザとする構成により、一般に半導体レーザのレーザスポットは楕円形に広がるので、直接照射の場合に有利である。
記録紙搬送方向の定着装置上流側に各色トナー画像濃度検出装置を配置し、記録紙上の未定着トナー画像の各色トナー画像濃度を検出し、検出データに基づき前記レーザ素子の出力強度を制御する構成により、定着に必要なレーザ強度を正確に制御できる。
トナー濃度検出装置により画像分割された区画毎の検出データを取得し、前記画像分割された画像区画に対応する半導体素子毎にその出力強度を制御する構成により、より正確に定着に必要なレーザ強度を制御できる。
本発明の実施の形態を図により説明する。図16は、本発明の定着装置を搭載した画像形成装置の概略図である。
図16に示されるように、本発明の定着装置を搭載した画像形成装置は、画像形成ユニット30と、中間転写体ユニット31とが配備されている。画像形成ユニット30には、感光体ドラム11(矢印A方向に回転)の周囲に、感光体ドラム11をほぼ一様に帯電する帯電器12と、感光体ドラム11にレーザビームを照射して静電潜像を書き込むレーザビーム走査部13と、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーを収容する現像器14Y、14M、14C、14Kとが備えられている。
中間転写体ユニット31には、駆動ロール17、アイドラロール18、19、20、1次転写ロール 42によって張架された中間転写体ベルト16が備えられており、中間転写体ベルト16は駆動ロール17によって駆動され、矢印B方向に回転するようになっている。
画像形成装置本体1の下部には、記録紙である用紙23を収容する給紙カセット21と
、この用紙カセット21から用紙23を一枚ずつ取り出して搬送する給送ロール22と、
用紙23を中間転写体ベルト16との対向位置にタイミングを合わせて搬送するレジスト
ロール28が配置される。
、この用紙カセット21から用紙23を一枚ずつ取り出して搬送する給送ロール22と、
用紙23を中間転写体ベルト16との対向位置にタイミングを合わせて搬送するレジスト
ロール28が配置される。
そして、中間転写体ベルト16と記録紙23とが対向する転写位置に、2次転写ロール24が配置されている。
さらに、用紙上に転写されたトナー像を定着する定着装置26と、定着後の用紙が搬出されるトレイ27とが配置されている。コンピュータから送られたRGBの画像信号は画像信号処理され、ここでYMCK(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像信号に変換されると共に、必要に応じて画像信号処理部10の内部に設けられたメモリに一時記憶される。
感光体ドラム11は、帯電器12によって所定の負電位に一様に帯電された後、レーザ
ビーム走査部13によって静電潜像の形成が行われる。レーザビーム走査部13は、
画像信号処理部10から順次出力されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
、ブラック(Bk)の各色の画像データに応じたレーザビームを像担持体ドラム11上
に走査することにより、画像露光を行い、これにより像担持体ドラム11上に静電潜像が
形成される。
ビーム走査部13によって静電潜像の形成が行われる。レーザビーム走査部13は、
画像信号処理部10から順次出力されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
、ブラック(Bk)の各色の画像データに応じたレーザビームを像担持体ドラム11上
に走査することにより、画像露光を行い、これにより像担持体ドラム11上に静電潜像が
形成される。
感光体ドラム11上に形成された静電潜像は、現像器14Y、14M、14C、14K
で現像され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk
)の各色のトナー像が形成される。各色のトナーは負に帯電しており、像担持体ドラム1
1上のレーザビームが照射された領域に付着する。なお、像担持体ドラム11が1回転
する毎に1色分のトナー像が形成され、4回転で4色分のトナー像が形成される。
で現像され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk
)の各色のトナー像が形成される。各色のトナーは負に帯電しており、像担持体ドラム1
1上のレーザビームが照射された領域に付着する。なお、像担持体ドラム11が1回転
する毎に1色分のトナー像が形成され、4回転で4色分のトナー像が形成される。
感光体ドラム11が1回転する毎に形成された1色分のトナー像は、その都度、中間転
写体ベルト16上に転写され、これを4回繰り返すことにより中間転写体ベルト16上に
4色分のトナー画像が重ね合わされる。
写体ベルト16上に転写され、これを4回繰り返すことにより中間転写体ベルト16上に
4色分のトナー画像が重ね合わされる。
次に、記録紙23が用紙カセット21より搬送され、2次転写部において2次転写ローラ24により、中間転写体ベルト16上にフルカラートナー画像が記録紙23に転写される。最後に高温の定着装置26を通過し、最終画像を得る。
本発明のレーザ定着装置の定着熱伝導機構を図により説明する。図1は、本発明のレーザビーム照射初期を示す。記録紙23が矢印PG方向に搬送され、トナー層がレーザビーム照射領域に達する。レーザビーム160が、イエロートナー層151に照射され、高温になり、表面が符号170に示すように溶融する。表面溶融温度は高くないので空中への放熱量161は小さく、トナー層内部へ大部分の熱162が伝導する。
図2は、本発明のレーザビーム照射中期を示す。記録紙23が矢印PG方向に搬送され、トナー層はレーザビーム照射領域の中盤にさしかかる。レーザビーム160が、イエロートナー層151に照射され続け、表面は高温状態を保つ。しかし、表面温度は高すぎないので空中への放熱量161は小さく、シアントナー層152まで熱伝導170し、溶融する。
図3は、本発明のレーザビーム照射終期を示す。記録紙23が矢印PG方向に搬送され、トナー層はレーザビーム照射領域の終盤にさしかかる。レーザビーム160がイエロートナー層151に照射され続け、表面は高温状態を保つ。しかし、表面温度は高すぎないので空中への放熱量161は小さく、マゼンダトナー層153まで熱伝導170し、溶融する。
図4は、従来技術のレーザビーム照射を示す。記録紙23が矢印PG方向に搬送され、トナー層がレーザビーム照射領域に達する。レーザビーム165が、イエロートナー層151に照射され、高温になり、表面が符号171に示すように溶融する。レーザビーム165を絞ってあるため、表面溶融温度は非常に高く、空中への放熱量166は大きい。したがって、トナー層内部へ伝導する熱167の割合は少なくなる。
図5は、従来技術のレーザビーム照射終了後を示す。レーザビーム165を絞ってあるため、記録紙23が矢印PG方向に搬送されると、トナー層はレーザビーム照射領域を短時間で通過する。表面溶融温度は高いので、空中への放熱量166は大きい。その分、トナー層内部へ伝導する熱162の割合は少なくなるため、トナー溶融171はマゼンダトナー層153の底までは達しないで終了する。したがって、定着不良が発生する場合がある。これを防止するには本発明以上のレーザ強度にする必要がある。
図6は、半導体レーザのレーザスポットを示す。半導体レーザ180は、一般にレーザスポットが広がる。その形状は、長径θ垂直181、短径θ平行182の楕円形(183)になる。
図7は、本発明の実施例1のレーザスポット配列を示す。楕円形のレーザスポット183を千鳥配置とすることにより、記録紙23の搬送により全域にレーザが照射され、かつ、トナー層のレーザビーム照射時間を長くとることができる。
図8は、本発明の実施例1の半導体レーザ180を千鳥配置にした定着ヘッド200を示す。半導体レーザ180は、パッケージ185、照射窓186、電極187からなる。背面には放熱板188が取り付けてある。高出力レーザは、パッケージ185が大きいので、千鳥配置にすると記録紙23の搬送により全域にレーザが照射され、かつ、トナー層のレーザビーム照射時間を長くとるような配置が可能になる。
図9は、本発明の実施例1の記録紙搬送方向上流(下流)から見た横面図である。半導体レーザ180が大きく描いてあるのは千鳥配置手前側、小さく描いてあるのは奥側である。レーザビーム160が、記録紙23の横幅全域に照射されるように配置する。
図10は、本発明の実施例1の定着装置の概略断面図である。符号190は、千鳥配置手前側半導体レーザ、符号191はその奥、符号192は最奥を示す。記録紙23搬送方向(矢印PG)にレーザビーム160が広がり(NA)を持つため、トナー層のレーザビーム照射時間を長く取ることができる。
図11は、従来技術の概略断面図である。レンズホルダー195に保持された凸レンズ196でレーザビームを絞り、記録紙23上で集光するようになっている。したがって、トナー層のレーザビーム照射時間は短い。また、集光のために凸レンズが必要であり、レーザビーム160損失がある。なお、従来技術の記録紙搬送方向上流(下流)から見た横面図は、図9に光学系(レンズホルダー195、保持された凸レンズ196)を加えれば同じになる。
本発明の実施例1の定着ヘッドと、従来技術(比較例1)とを対比するための定着ヘッドの仕様は次のとおりである。
半導体レーザ:ソニー製、SLD344YTを21個、図8のように3列千鳥配置に配列する。半導体レーザ180と記録紙23との距離は38(mm)(図9のLG)。そうすると、レーザスポット183の長径θ垂直181が15(mm)、短径θ平行182が6.5(mm)となる。300(mm)幅に半導体レーザ180を21個で、図7のように配置することが出来る。比較例1は、図11に示すように、凸レンズ196を取り付け、記録紙23搬送方向PGに集光した。
半導体レーザ:ソニー製、SLD344YTを21個、図8のように3列千鳥配置に配列する。半導体レーザ180と記録紙23との距離は38(mm)(図9のLG)。そうすると、レーザスポット183の長径θ垂直181が15(mm)、短径θ平行182が6.5(mm)となる。300(mm)幅に半導体レーザ180を21個で、図7のように配置することが出来る。比較例1は、図11に示すように、凸レンズ196を取り付け、記録紙23搬送方向PGに集光した。
本発明の実施例1と比較例1の定着消費電力を比較するため、実施例1(比較例1)に半導体レーザ180群に電力を供給するAC100V電源に電力計を接続し、電力を測定した。
定着不良の判定は次のとおり行った。定着後画像に鉛筆で文字を書く→プラスチック消しゴムで消す→鉛筆文字が消えると共に、下地のトナー画像がとれたかどうか目視判断した。
画像サイズは、A4、通紙速度はA4横40ppmである。
水準1:マゼンダ1色、トナー層1層、べた画像
水準2:マゼンダの上にシアンの2色、トナー層2層、べた画像
水準3:マゼンダの上にシアン、イエローの3色、トナー層3層、べた画像
をとった。
水準1:マゼンダ1色、トナー層1層、べた画像
水準2:マゼンダの上にシアンの2色、トナー層2層、べた画像
水準3:マゼンダの上にシアン、イエローの3色、トナー層3層、べた画像
をとった。
表1に定着消費電力と定着不良の関係を示す。
表1から、本発明の実施例1により定着消費電力の削減ができた。
図12は、本発明の実施例2の定着装置の概略断面図を示すものである。定着ヘッド200の上流に白色光源210と光検出装置220を設ける。白色光源210からの白色光221が記録紙23上のトナー画像に照射され、反射光222が光検出装置220で検出される。光検出装置220は、定着前のトナー濃度を検出する。なお、白色光源210、光検出装置220の有効長は、記録紙23の最大幅と略同じである。特に、光検出装置220は、光検出素子224が、複数記録紙23幅方向に並んだ構成になっている。
従来技術には、トナーの色を検出し、レーザ強度を制御するものがある。しかし、定着に必要なレーザ強度はトナー量(画像濃度)に応じても変化する。本発明の実施例2の定着装置は、色だけでなくトナー量に応じてもレーザ強度を制御するのでより低消費電力化が図れる。
図13は、各色トナーの画像濃度(印字デューティ)と定着に必要なレーザ強度の関係の一例を示すものである。図13からみて、色のみでなく画像濃度も考慮しないと、無駄なレーザ強度を照射してしまう場合があることがよくわかる。
図14は、ある瞬間に光検出装置220で検出したフルカラー光信号分布の模式図である。分布は、記録紙搬送方向矢印PGに垂直であり、光検出素子224の並びに対応している。ここで、そのフルカラー光信号分布を区画分け(区画番号230)する。個々の区画は、図8で示す個々の半導体レーザ180に対応している。なお、(半導体レーザ180の個数)<(光検出素子の個数)とすることにより、1個の半導体レーザ180が照射する範囲のトナー画像において、各色トナーの面積占有率まで検出することができ、より正確な定着必要レーザ強度を計算することが出来る(より低消費電力化)。
図15は、レーザ強度制御方法を示すものである。光検出装置220で検出したフルカラー光信号分布は、各色(Mマゼンダ、Cシアン、Yイエロー、黒)の画像濃度データに分解される。それらはさらに、個々の半導体レーザ180に対応した個々の区画データに分割される(画像分割)。このとき、高解像度光検出装置220であれば、各色トナーの面積占有率データも計算される。個々の区画について、各色トナー画像濃度→ 図13の関係→面積占有率考慮から、定着必要レーザ強度が計算される。計算結果は区画に対応した半導体レーザ用電源の制御信号として送られる。個々の半導体レーザ180は、個々の区画の定着必要レーザ強度に応じたレーザビーム160を個々の区画のトナー画像に照射する。
本発明の実施例2の仕様は、実施例1の条件に加え、白色光源210としてウシオ電機株式会社製、外部電極希ガス蛍光ランプ、UXFL−08W37Mを、光検出装置220としてNECエレクトロニクス株式会社製、一次元CCDフルカラーセンサ、μPD3728DZを用いた。比較例2は実施例1と同一の構成である。
定着画像は、JIS X9201、高精細カラーディジタル標準画像のNIポートレート、N2カフェテリア、N5自転車の3水準をとり、各々、定着した時の消費電力を測定した。結果を表2に示す。
定着画像は、JIS X9201、高精細カラーディジタル標準画像のNIポートレート、N2カフェテリア、N5自転車の3水準をとり、各々、定着した時の消費電力を測定した。結果を表2に示す。
表2から、本発明の実施例2の定着装置により、さらに定着消費電力を低減できた。
10:画像信号処理部、11:感光体ドラム、12:帯電器、13:レーザビーム走査部、14Y、14M、14C、14K:各色現像器、16:中間転写ベルト、17:駆動ロール、18,19、20:アイドラロール、21:給紙カセット、22:給紙ロール、23:記録紙、24:転写ヘッド、26:定着器、27:トレイ、30:画像形成ユニット、31:中間転写ユニット、42:1次転写ロール、151:イエロートナー層、152:シアントナー層、153:マゼンタトナー層、160:レーザ光、165:レーザ光、180:半導体レーザ、185:パッケイジ、186:照射窓、187:電極、195:レンズホルダー、196:凸レンズ、200:定着ヘッド、210:白色光源、220:光検出装置、221:白色光、222:反射光、224:光検出素子
Claims (6)
- レーザ素子からのレーザ光を直接記録紙上の未定着トナー像に照射して定着を行う定着装置において、レーザスポットを楕円形とし、レーザ光の照射領域が記録紙搬送方向に広がるように配置することを特徴とする定着装置。
- 前記レーザ素子を複数千鳥状に配置することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記記録紙上の未定着トナー像がフルカラー画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記レーザ素子を半導体レーザとすることを特徴とする請求項1〜3に記載の定着装置。
- 記録紙搬送方向の定着装置上流側に各色トナーの画像濃度検出装置を配置し、記録紙上の未定着トナー画像の各色トナー画像濃度を検出し、検出データに基づき前記レーザ素子の出力強度を制御することを特徴とする請求項1〜4に記載の定着装置。
- 各色トナー画像濃度検出装置により画像分割された区画毎の検出データを取得し、前記画像分割された画像区画に対応する半導体素子毎にその出力強度を制御することを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005244057A JP2007057903A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 定着装置 |
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- 2005-08-25 JP JP2005244057A patent/JP2007057903A/ja active Pending
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