JP2007057451A - 回転機器振動試験用マウント及び回転機器の振動試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転機器の耐振性を稼働状態に近い状態で評価でき、且つ回転機器の耐候性も評価できる、回転機器振動試験用マウントと回転機器の振動試験方法とを提供する。
【解決手段】 回転機器を固定するスペースと、前記スペースに隣接して固定されたエアモータとを備え、振動台に固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転機器振動試験用マウント及び回転機器の振動試験方法に関するものである。
車両空調装置用圧縮機等の回転機器の振動試験を行なう際には、回転機器を固定した回転機器振動試験用マウントを特許文献1に示すような振動台に固定し、振動台を作動させる。
従来の回転機器振動試験用マウントは、単に回転機器が固定されると共に振動台に固定される台に過ぎなかった。また従来の回転機器の振動試験方法は、回転機器振動試験用マウントを振動台に固定し、回転機器振動試験用マウントに回転機器を固定し、振動台を作動させて回転機器を単に振動させるものに過ぎなかった。
特開2005−091079
車両空調装置用圧縮機等の回転機器の耐振性を稼働状態に近い状態で評価すべく、且つ回転機器の耐候性も評価すべく、マイナス数十度℃の低温下で回転機器のクラッチローターや回転機器本体を回転させつつ回転機器を振動させる振動試験を行なう場合がある。従来の回転機器振動試験用マウントと従来の回転機器の振動試験方法では、上述のごとき振動試験を行なうことはできない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、回転機器の耐振性を稼働状態に近い状態で評価でき、且つ回転機器の耐候性も評価できる、回転機器振動試験用マウントと回転機器の振動試験方法とを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、回転機器を固定するスペースと、前記スペースに隣接して固定されたエアモータとを備え、振動台に固定されることを特徴とする回転機器振動試験用マウントを提供する。
本発明に係る回転機器振動試験用マウントを振動台に固定し、当該マウントに回転機器を固定し、エアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトをエアモータと回転機器とに掛け渡し、エアモータを駆動源として回転機器のクラッチローターや回転機器本体を回転させつつ振動台を作動させることにより、回転機器の耐振性を稼働状態に近い状態で評価することができる。回転機器のクラッチローターや回転機器本体を回転駆動するのに使用するエアモータは電動モータに比べて発熱量が遥かに少ないので、マイナス数十度℃の低温室内で振動試験を行なっても、エアモータの発熱は隣接する回転機器の温度に影響を与えない。従って、回転機器の耐振性に加えて、回転機器の耐候性も評価することができる。
本発明の好ましい態様においては、回転機器振動試験用マウントは、エアモータと回転機器とに掛け渡されてエアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトの張力を調整するベルト張力調整機構を備える。
本発明の好ましい態様においては、回転機器振動試験用マウントは、エアモータと回転機器とに掛け渡されてエアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトの回転機器との係合部のベルトラップ角度を調整するベルトラップ角度調整機構を備える。
無端ベルトの張力を種々に代えつつ、及び/又は無端ベルトの回転機器との係合部のベルトラップ角度を種々に代えつつ、振動試験を行なうことにより、回転機器の設置状態を最適化するための指針を得ることができる。
本発明の好ましい態様においては、エアモータは、吐出ポートに加圧空気供給ホースが接続されたスクロール型圧縮機である。
スクロール型圧縮機の吐出ポートに加圧空気供給ホースを接続し、加圧空気供給ホースを加圧空気供給源に接続することにより、スクロール型圧縮機をエアモータとして作動させることができる。市場で容易に入手可能なスクロール型圧縮機を利用して簡便にエアモータを構成することができる。
本発明においては、回転機器を固定するスペースと、前記スペースに隣接して固定されたエアモータとを備える回転機器振動試験用マウントを振動台に固定し、回転機器を回転機器振動試験用マウントに固定し、エアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトをエアモータと回転機器とに掛け渡し、エアモータを駆動源として回転機器を回転させつつ、振動台を作動させることを特徴とする回転機器の振動試験方法を提供する。
本発明に係る試験方法によれば、回転機器の耐振性を稼働状態に近い状態で評価でき、且つ回転機器の耐候性も評価できる。
本発明に係る回転機器振動試験用マウントを振動台に固定し、当該マウントに回転機器を固定し、エアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトをエアモータと回転機器とに掛け渡し、エアモータを駆動源として回転機器のクラッチローターや回転機器本体を回転させつつ振動台を作動させることにより、回転機器の耐振性を稼働状態に近い状態で評価することができる。回転機器のクラッチローターや回転機器本体を回転駆動するのに使用するエアモータは電動モータに比べて発熱量が遥かに少ないので、マイナス数十度℃の低温室内で振動試験を行なっても、エアモータの発熱は隣接する回転機器の温度に影響を与えない。従って、回転機器の耐振性に加えて、回転機器の耐候性も評価することができる。
本発明の実施例に係る回転機器振動試験用マウント及び回転機器の振動試験方法を説明する。
図1に示すように、回転機器振動試験用マウントAは、底板1と、底板1に立設固定された、正面板2と、正面板2の補強板3と、側面板4と、側面板4の補強板5とを備えている。底板1の、左右逆転コ字状に配設された正面板2、側面板4、補強板5により3方が囲まれたスペースに、試供品取り付けマウント6が固定されている。プーリー7が、正面板2により回転可能に支持されている。プーリー7の支持位置は、正面板2に形成された水平スリット2aに沿って水平移動可能である。
底板1の、試供品取り付けマウント6に隣接するスペースに、エアモータ取り付けマウント8が固定されている。エアモータ取り付けマウント8の試供品取り付けマウント6から離隔する側の端部にボルト9の一端部が固定されている。ボルト9の他端部は、底板1の一端に固定されたベルトテンション板10を貫通しており、ベルトテンション板10を突き抜けた端部にナット11が螺合している。エアモータ取り付けマウント8を挟持しマウント8の側面に相対摺動可能に当接する一対のガイド板12が、底板1に固定されている。エアモータ取り付けマウント8に、エアモータとしてスクロール型圧縮機13が固定されている。スクロール型圧縮機13の図示しない吐出ポートに加圧空気供給ホース14の一端が接続されている。
回転機器振動試験用マウントAは、図示しない振動台に固定されており、試供品取り付けマウント6に、試供品である車両空調装置用圧縮機Bが固定されている。エアモータとして機能するスクロール型圧縮機13の回転動力を車両空調装置用圧縮機Bに伝達する無端ベルトCが、スクロール型圧縮機13の出力軸に固定されたプーリー13’と、プーリー7と、車両空調用圧縮機BのクラッチローターB’とに掛け渡されている。
車両空調装置用圧縮機Bの振動試験は以下の手順で行なわれる。
図示しない振動台を低温室に搬入固定する。回転機器振動試験用マウントAを振動台に固定し、マウントAの試供品取り付けマウント6に車両空調装置用圧縮機Bを固定し、スクロール型圧縮機13の回転動力を車両空調装置用圧縮機Bに伝達する無端ベルトCを、スクロール型圧縮機13の出力軸に固定されたプーリー13’と、プーリー7と、車両空調用圧縮機BのクラッチローターB’とに掛け渡す。低温室をマイナス数十度℃まで冷却し、加圧空気供給ホース14を図示しない加圧空気供給源に接続して、スクロール型圧縮機13に加圧空気を供給し、スクロール型圧縮機13をエアモータとして作動させる。スクロール型圧縮機13が形成するエアモータを駆動源として車両空調用圧縮機BのクラッチローターB’を回転させつつ、振動台を作動させてマウントAを振動させ、ひいては車両空調用圧縮機Bを振動させ、車両空調用圧縮機Bの耐振性並びに耐候性を試験する。
ナット11を回転させてボルト9を移動させ、ひいてはエアモータ取り付けマウント8を移動させることにより、無端ベルトCの張力を可変制御することができる。エアモータ取り付けマウント8はガイド板12により案内されてボルト8’で固定されるので、無端ベルトCの張力は緩まず、無端ベルトCが外れるおそれは無い。
プーリー7の支持位置を水平スリット2aに沿って移動させることにより、無端ベルトCの車両空調用圧縮機Bとの係合部、より具体的には無端ベルトCのクラッチローターB’との係合部、のベルトラップ角度θを可変制御することができる。
上記説明から分かるように、回転機器振動試験用マウントAを使用すれば、車両空調装置用圧縮機Bの耐振性を稼働状態に近い状態で評価することができる。車両空調用圧縮機BのクラッチローターB’を回転駆動するのに使用するエアモータは電動モータに比べて発熱量が遥かに少ないので、マイナス数十度℃の低温室内で振動試験を行なっても、エアモータの発熱は隣接する車両空調用圧縮機Bの温度に影響を与えない。従って、空調装置用圧縮機Bの耐振性に加えて、空調装置用圧縮機Bの耐候性も評価することができる。
無端ベルトCの張力を種々に代えつつ、及び/又は無端ベルトCのクラッチローターB’との係合部のベルトラップ角度θを種々に代えつつ、振動試験を行なうことにより、車両空調装置用圧縮機Bの設置状態を最適化するための指針を得ることができる。
スクロール型圧縮機13の吐出ポートに加圧空気供給ホース14を接続し、加圧空気供給ホース14を加圧空気供給源に接続することにより、スクロール型圧縮機13をエアモータとして作動させることができる。市場で容易に入手可能なスクロール型圧縮機13を利用して簡便にエアモータを構成することができる。
上記実施例では、試供品取り付けマウント6を底板1に固定したが、試供品取り付けマウント6を側面板4に固定しても良い。
本発明は、車両空調用圧縮機の振動試験に限らずオルタネーター、テンションプーリー等の各種回転機器の振動試験に利用可能である。
本発明の実施例に係る回転機器振動試験用マウントの構造図である。(a)は上面図であり、(b)は正面図である。
符号の説明
A 回転機器振動試験用マウント
B 車両空調用圧縮機
C 無端ベルト
1 底板
6 試供品取り付けマウント
7 プーリー
8 エアモータ取り付けマウント
13 スクロール型圧縮機

Claims (5)

  1. 回転機器を固定するスペースと、前記スペースに隣接して固定されたエアモータとを備え、振動台に固定されることを特徴とする回転機器振動試験用マウント。
  2. エアモータと回転機器とに掛け渡されてエアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトの張力を調整するベルト張力調整機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の回転機器振動試験用マウント。
  3. エアモータと回転機器とに掛け渡されてエアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトの回転機器との係合部のベルトラップ角度を調整するベルトラップ角度調整機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転機器振動試験用マウント。
  4. エアモータは、吐出ポートに加圧空気供給ホースが接続されたスクロール型圧縮機であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の回転機器振動試験用マウント。
  5. 回転機器を固定するスペースと前記スペースに隣接して固定されたエアモータとを備える回転機器振動試験用マウントを振動台に固定し、回転機器を回転機器振動試験用マウントに固定し、エアモータの回転動力を回転機器に伝達する無端ベルトをエアモータと回転機器とに掛け渡し、エアモータを駆動源として回転機器を回転させつつ、振動台を作動させることを特徴とする回転機器の振動試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105715531A (zh) * 2016-03-18 2016-06-29 浙江西田机械有限公司 一种压缩机振动测试装置

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