JP2010223089A - 移動農機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン9のクランク軸26には、第1駆動プーリ27と第2駆動プーリ29とが設けられており、第1駆動プーリ27とウォータポンププーリ35及びオルタネータプーリ50との間には補機駆動ベルト51が巻回されている。また、機体外側の第2駆動プーリ29とファンプーリ37との間にはファン駆動ベルト52が巻回されていると共に、ファン駆動ベルト52にはベルトテンションクラッチ53が設けられている。クランク軸26が回転すると、補機駆動ベルト51,ファン駆動ベルト52を介して駆動系補機30,31及び吸引ファン45が駆動すると共に、ベルトテンションクラッチ53を切断することによって駆動系補機30,31を駆動させつつ吸引ファン45が停止する。
【選択図】図13
Description
前記エンジン(9)の出力軸(26)に、第1駆動プーリ(27)と第2駆動プーリ(29)とを並設し、
該第1駆動プーリ(27)に巻回された伝動ベルト(51)を介して前記エンジン(9)からの動力を常時、前記駆動系補機(30,31)に伝達する補機伝動系(A)と、
前記第2駆動プーリ(29)に巻回された伝動ベルト(52)を介して前記吸引ファン(45)に動力を伝達する吸引ファン伝動系(B)と、を互いに独立して配設すると共に、
機体外側に設けられた前記吸引ファン伝動系(B)の伝動ベルト(52)にベルトテンションクラッチ(53)を設け、前記駆動系補機(30,31)を駆動させつつ前記吸引ファン(45)を駆動/停止自在に構成した、
ことを特徴とする移動農機(1)にある。
請求項1記載の移動農機(1)にある。
請求項1又は2記載の移動農機(1)にある。
図1に示すように、コンバイン(移動農機)1は、左右一対のクローラ走行装置2,2に支持された機体3を有していると共に、機体3の前方には前処理部5が昇降自在に設けられている。該前処理部5の側方には作業者が運転操作を行うキャビン6が設けられており、キャビン6内の運転座席(不図示)の下方にはエンジン9が収容されているエンジンルーム7が位置している。該エンジンルーム7は、上記キャビン6のドア10が設けられている機体3の右側面に開口しており、開口部にはエンジンカバー11が開閉自在に取付けられている。
次に、エンジンルーム内の構成について詳しく説明をする。図4乃至図6に示すように、機体3はその前後方向に並設された一対の機体横フレーム21a,21bを有しており、機体横フレーム21a,21bの左右には取付けブラケット22,22が設けられている。これら取付けブラケット22,22にはエンジンサポート23a,23bが取付けられており、エンジン9はエンジンサポート23a,23bにボルトによって固定されて機体3に搭載されている。また、ブラケット22とエンジンサポート23a,23bとの間にはエンジン防振ゴム(防振部材)25・・・が介在しており、エンジン9の振動が機体3に、もしくは機体3からの振動がエンジン9に伝達しないようになっている。
ついで、冷却装置について説明する。図2及び図3に示すように、冷却装置は上記吸引ファン(エンジン)側からエンジンカバー(吸気口)側に向って、ラジエータ12、オイルクーラ13、コンデンサ15の順で略々一列状に並んで配設されており、それぞれ被冷却流体を冷却するための多数の冷却フィンを有している。
次に、本実施の形態に係るコンバインの作用について説明をする。
そして、作業者が不図示の作業機クラッチ(例えば脱穀クラッチや作業機クラッチなど)を接続(係合)状態にして収穫作業を開始すると、不図示の制御部が除塵制御を開始し、所定のタイマ(第1タイマ)が経過すると電動モータ63に制御信号が出力される。該制御信号が出力されると、電動モータ63は回動アーム65を切欠き66aに沿って回動させ、テンションスプリング59の付勢力に抗して駆動リンク62を機体後方側に引張って図14の接続位置から図15の切断位置まで移動させる。
一方、上述したベルトテンションクラッチ53が切断位置において電動モータ63が故障すると、該電動モータ63はワイパーモータであるためテンションアーム56が切断位置に固定され、吸引ファン伝動系Bの動力伝達が切断されたままになって吸引ファン45が駆動不能に陥る。
また、テンションアーム56の先端に、ファン駆動ベルト52を外側からガイドするベルトガイド61を設けたことによって、ベルトテンションクラッチ53が接続時には、ベルトの外周面を案内して該ファン駆動ベルト52がファンプーリ37から外れることを防止できると共に、切断時にはベルトを内周側に押圧することによって、クラッチの切断を補助することができる。
また、テンションスプリング59もベルトテンションクラッチ53と同一振動であるため、振動差によるテンションスプリング59への余計な負荷を低減することができる。更に、テンションスプリング59を電動モータアッシ57に対向させて配置することによって、電動モータアッシ57の前方側であるエンジンサポート23a周りのスペースを有効に活用することができ、シンプルかつコンパクトな構成となると共に、テンションスプリング59を容易に調節することができる。
7 エンジンルーム
9 エンジン
19 吸気口
20 防塵用カバー
27 第1駆動プーリ
29 第2駆動プーリ
30 ウォータポンプ(駆動系補機)
31 オルタネータ(駆動系補機)
45 吸引ファン
51 補機駆動ベルト(伝動ベルト)
52 ファン駆動ベルト(伝動ベルト)
53 ベルトテンションクラッチ
81 電動ファン
A 補機伝動系
B 吸引ファン伝動系
Claims (3)
- エンジンルーム内に収容されたエンジンと、該エンジンからの動力により回転して前記エンジンルーム内に外気を導入する吸引ファンと、前記エンジンからの動力により駆動する駆動系補機と、前記エンジンルームの吸気口に設けられ異物の侵入を防止する防塵用カバーと、を備えた移動農機において、
前記エンジンの出力軸に、第1駆動プーリと第2駆動プーリとを並設し、
該第1駆動プーリに巻回された伝動ベルトを介して前記エンジンからの動力を常時、前記駆動系補機に伝達する補機伝動系と、
前記第2駆動プーリに巻回された伝動ベルトを介して前記吸引ファンに動力を伝達する吸引ファン伝動系と、を互いに独立して配設すると共に、
機体外側に設けられた前記吸引ファン伝動系の伝動ベルトにテンションクラッチを設け、前記駆動系補機を駆動させつつ前記吸引ファンを駆動/停止自在に構成した、
ことを特徴とする移動農機。 - 前記駆動系補機を前記エンジンに設けると共に、該駆動系補機の入力軸に前記吸引ファンを遊嵌支持してなる、
請求項1記載の移動農機。 - 前記吸引ファンの停止時に、前記防塵用カバーに向け送風して付着した塵埃を除去する電動ファンを設けてなる、
請求項1又は2記載の移動農機。
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