JP4860988B2 - 発電機 - Google Patents

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Description

本発明は発電機に関し,より詳細には基台上に発電機本体等の必要な機器を載置し,これを筐体で覆って収容したパッケージ型の発電機において,前記発電機のパッケージ内に発電機本体を駆動するためのエンジン等の動力発生源を備えておらず,例えばトラクタ等の車輌に搭載されたエンジンを動力発生源とし,このエンジンの出力を前記トラクタ等の車輌に装備されたPTO(Power Take Off)軸等を介して入力することにより,発電機本体を駆動可能とした発電機の構造に関する。
屋外の工事現場,イベント会場,災害の被災地等における電源の確保において,基台上に発電機本体及びその他の必要な機器を載置すると共に,これを箱型の筐体で覆った可搬式のパッケージ型発電機が使用されている。
このようなパッケージ型の発電機において,パッケージ内にエンジン等の動力発生手段を備えておらず,別途外部に設けられた動力発生手段からの回転駆動力を入力軸を介して入力し,筐体内に収納された発電機本体を駆動して発電可能に構成された発電機(本明細書において,「外部動力入力型発電機」という。)があり,一例としてトラクタ等の車輌に搭載されたエンジンの出力を前記トラクタ等の車輌に装備されたPTO軸を介して,発電機の筐体を貫通して突設された入力軸に入力することで発電を行うことができるように構成したものがある。
このように構成された外部動力入力型発電機において,前述の入力軸は筐体内において伝動機構を介して発電機本体の回転軸に連結されており,一例としてこのような伝動機構を,前記入力軸に取り付けられた駆動プーリと,発電機本体の回転軸に取り付けられた従動プーリと,前記駆動・従動の両プーリに掛け渡した環状のプーリベルトによって構成している。
そして,このようなプーリとプーリベルトから成る伝動機構を採用する場合,前記プーリベルトのテンションを最適な状態に調整することができるように,このテンションを調整するための機構(テンション調整機構)が設けられている。
このような,プーリベルトのテンション調整機構として,筐体内に動力発生源たるエンジンを収容したエンジン駆動型発電機において,エンジンの出力軸に設けられた駆動プーリと,発電機の回転軸に設けられた従動プーリ間にテンショナープーリを設け,この三つのプーリに同一のプーリベルトを掛け渡すと共に,前記テンショナープーリの位置を可変とすることで,このテンショナープーリの位置調整によってプーリベルトのテンションを調整可能としたものがある(特許文献1の図1参照)。
また,車輌のPTO軸に取り付けた駆動プーリと,発電機本体(オルタネータ)の回転軸に取り付けた従動プーリとに環状のプーリベルトを掛け渡した構成の発電装置において,前記発電機本体(オルタネータ)を移動可能として駆動プーリと従動プーリ間の距離を可変とし,これによりプーリベルトのテンション調整を可能としたものがある(特許文献2の「0042」欄他)。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2003−314292号公報 特開2002−160546号公報
前述の従来技術のように,プーリとプーリベルトから成る伝動機構を備えた発電装置において,前記伝動機構にプーリベルトのテンション調整機構を設けることで,プーリベルトのテンションを最適な状態に調整することができ,これによって例えば経年使用により生じたプーリベルトの延びによる滑りの発生を防止して,動力発生手段からの動力を好適に発電機本体に伝達することができる。
しかし,前述した従来技術の構成中,プーリベルトのテンションを調整するために駆動プーリと従動プーリの他にテンショナープーリを設けた特許文献1に記載のテンション調整機構にあっては,テンショナープーリ,及びこのテンショナープーリを取り付けるための回転軸や軸受,回転軸や軸受を移動させる機構を構成するための部品が必要であり,部品点数が増加して構造が複雑になると共に,これらの部品の配置場所や移動スペースを,筐体内という制約された空間内に確保する必要がある。
これに対し,発電機本体を移動可能とした特許文献2に記載の発明にあっては,駆動プーリ,従動プーリの他に前述した特許文献1に記載の発明のようにテンショナープーリやその回転軸,軸受等を設ける必要はなくなるが,このような構造をパッケージ型発電機の構造として採用した場合,発電機本体を筐体内で移動させる必要があり,他の収容機器等との関係を考慮しながら,制約された空間である筐体内にこの発電機本体を移動可能と成す空間を確保する必要がある。
特に,パッケージ型発電機の筐体内は,内部に収容した発電機本体,その他の機器の冷却を考慮して,効率的に冷却を行うために最適な部屋割や冷却風の流路形成が行われているが,発電機本体の移動スペースを確保するために筐体内の空間を仕切る仕切板の配置等が制約されれば,冷却効率が犠牲となる。
また,例えば仕切板を貫通して発電機本体が複数の室に跨って配置されている場合,発電機本体を移動可能とするためには発電機本体の移動分,発電機本体を挿入・配置するために仕切板に形成する開口の大きさに余裕を持たせる必要があり,仕切板によって本来仕切られるべき筈の空間がこの開口(開口内縁と発電機本体外周間の隙間)を介して連通して,冷却効率が低下する。
なお,前述のようなテンション調整は,伝動機構がプーリとプーリベルトによって構成されている場合に特有の課題ではなく,例えばスプロケットとチェーンから成る伝動機構においても同様に生じ得る。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するためになされたもので,比較的簡単な構造により,発電機本体,その他の収容機器の冷却効率を犠牲にすることなく,伝動機構に設けられたベルトやチェーン等のテンションを調整可能とするテンション調整機構を備えた発電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明の発電機1は,筐体3内に収納された発電機本体10と,前記発電機本体10の回転軸11に一端を伝動機構20を介して連結された入力軸4を有し,前記入力軸4の他端を機外に突出すると共に,前記入力軸の他端に機外に設けられた動力発生手段の出力軸(例えばトラクタ51のPTO軸52)を連結することで前記発電機本体を駆動可能とした発電機1において,
前記発電機本体10は,ケーシング15を有し,該ケーシングに吸気口16と排気口17を備え,前記吸気口16を介してケーシング内に冷却風を導入すると共に,前記排気口17を介してケーシング15外に前記冷却風を排出する冷却ファン14を有すると共に,
前記筐体3内を別個の室38,39に仕切る仕切板37(37a)を設け,該仕切板に前記発電機本体10のケーシング外形形状と略同一形状の開口34を形成し,前記吸気口16と前記排気口17との間に前記仕切板37が位置するように前記発電機本体10を前記開口34内に配置・固定し,前記ケーシングの前記吸気口16と前記排気口17を,前記仕切板37によって仕切られた別個の室38,39にそれぞれ配置し,前記筐体3の壁面に,前記吸気口16が開口する前記室38と連通する吸気窓36aと,前記排気口が開口する前記室39と連通する排気窓36bを形成し,さらに,
前記伝動機構20は,前記発電機本体10の回転軸11に設けたプーリやスプロケット等の従動輪(22)と,前記入力軸に設けた駆動輪21と,前記従動輪と駆動輪とに巻回したベルト又はチェーンと,前記従動輪を移動することなく前記駆動輪を前記従動輪との距離を可変する方向に移動可能にすると共に,前記駆動輪と前記従動輪との距離を固定する前記ベルト又はチェーンのテンション調整機構とを備えることを特徴とする(請求項1)。
また,前記発電機本体のケーシング15に設けた前記吸気口16が開口する室38内に制御盤7を配置することが好ましい(請求項2)。
さらに,前記テンション調整機構は,前記発電機本体10上に架台42を形成し,該架台上に前記入力軸を支承する軸受43が取り付けられた軸受支持台44を載置し,前記架台42上に載置された前記軸受支持台44の傾斜角を可変とし,かつ,前記軸受支持台を適宜の傾斜角で前記架台上に固定することができる(請求項3)。
以上説明した構成により,本発明の発電機1にあっては,前記構成のテンション調整機構を設けたことにより,入力軸4に取り付けられた駆動輪21と,発電機本体10の回転軸11に取り付けられた従動輪22との間の距離を可変とすることでプーリベルトやチェーンのテンションを調整可能としたことにより,駆動輪21と従動輪22の他に,テンション調整用の回転輪(従来技術におけるテンショナプーリ)を設ける必要がない。
そのため,このような回転輪(テンショナプーリ等)を回転可能とするための回転軸,軸受等の部品が不要であると共に,調整用の回転輪(テンショナプーリ)を移動可能と成す構成が不要となることから,部品点数が減少して装置構成が簡略化されたテンション調整機構を備えた発電機を提供することができた。
一方,本発明の発電機1に設けられた前記テンション調整機構は,テンションの調整時に発電機本体10を移動することなく駆動輪21を移動させるものであることから,発電機本体10の移動に必要なスペースを筐体3内に確保する必要がない。
特に,本発明の発電機1では,発電機本体10が仕切板37(37a)に形成された開口34内に挿入・配置された状態で筐体3内に配置されているが,前述のように発電機本体10はテンション調整に際して移動しないため,前記仕切板37(37a)に形成する開口34を発電機本体10の外周形状と略同一形状に形成して,開口34の内縁と発電機本体10の外周間の隙間を無くし,又はこの隙間を微小なものとすることができた。
その結果,発電機本体10が仕切板37(37a)を貫通して複数の室38,39に跨って配置されている構成でありながら,吸気口16が開口する室38と,排気口17が開口する室39とを前記仕切板37によって略完全に分離することができ,発電機本体10のケーシング15内を通過した後の加熱された冷却風が,排気口17側の室39から,吸気口16側の室38内に流入して再度吸気口16を介してケーシング15内に導入される等,冷却効率の低下を生じさせる空気の流れの発生を阻止することができた。
また,前記仕切板37で筐体3内を仕切ることにより形成された室38,39のうち,前記発電機本体10のケーシング15に形成された吸気口16を開口し,筐体3の壁面に形成された吸気窓と連通する室38内に発電機1を制御する制御盤7を設けているので,室38内は吸気窓36aから常に流入する冷えた外気によって,室39よりも比較的低温となっていて,熱等に弱い電子部品等を備えた制御盤7の温度上昇を抑制して,これを保護することができた。
さらに,テンション調整機構として,発電機本体10上に設けた架台42上に,軸受支持台44を載置し,前記軸受支持台44の傾斜角を可変と成すと共に所定の傾斜角で前記架台42上に固定されるように構成したことにより,比較的簡単な構成によって従動輪22と駆動輪21間の距離を変更してテンション調整を行うことができた。
次に,本発明の実施形態につき添付図面を参照しながら以下説明する。
図1〜4に示すように,本発明の発電機1は,基台2上に載置された発電機本体10と,この発電機本体10に回転駆動力を伝達する伝動機構20,その他の必要な機器をいずれも筐体3で覆ってパッケージ型の発電機1として構成したものであり,この筐体3の側壁の一つ(フロントパネル)31には,前記フロントパネル31を貫通して,前記伝動機構20を介して発電機本体に外部の動力発生手段からの回転駆動力を入力する入力軸4が突設されている。
この発電機の筐体3内は,図3に示すように筐体3内のリヤパネル32寄りの位置に,前記リヤパネル32と略平行に配置された仕切板37(37a,37b)が取り付けられており,これによって筐体3内が2室38,39に仕切られている。
本実施形態にあっては,この仕切板37は,筐体3内の空間の下方約半分を仕切る下部仕切板37aと,この下部仕切板37aの上端に連結されて,前記筐体内の残りの上部空間を仕切る上部仕切板37bによって構成されており,前記リヤパネル32と前記下部仕切板37aとの間に基台2から立設し発電機本体10上を跨ぐ制御盤載置台33を設け,前記仕切板37(37a,37b)によって仕切られた一方の室(リヤパネル側の室)38内であって,前記制御盤載置台33上に,計器類,スイッチ類を備えた発電機の制御盤7を配置している。
また,前記二枚の仕切板37a,37bのうち,下部仕切板37aには,後述する発電機本体10が挿入・配置される開口34が形成され,この開口34内に発電機本体10を挿入・配置することで,発電機本体10が,前記下部仕切板37aを貫通して前記リヤパネル32側の室38とフロントパネル31側の室39の2室に亘って配置される。
前記開口34はケーシング15の外周形状と略同一形状にして,開口34の内縁と発電機本体10の外周間の隙間を無くし,又はこの隙間を微小なものとしている。なお,前記開口34の内縁に発電機本体の配線を挿通する切り欠き部を設けて,この切り欠き部に配線を挿通し,前記隙間を微小にするようにしてもよい。
このように筐体3内の2つの室38,39に亘って配置されている発電機本体10は,図3に示すように回転軸11の一端に従動輪(従動プーリ)22を取り付け,この従動プーリ22と,後述する入力軸4に取り付けられた駆動輪(駆動プーリ)21に,環状のプーリベルト23を掛け渡すことにより,入力軸4を介して伝達された動力発生手段からの回転駆動力が入力されるように構成されている。
本実施形態にあっては,このプーリベルトとしてVベルトを使用しているが,このプーリベルトは平ベルトや丸ベルト,歯付きベルト等の他の形態であっても良く,図示の実施形態に限定されない。
また,以下に説明する実施形態にあっては,駆動輪,従動輪としてプーリを使用すると共に,駆動輪の動力を従動輪に伝達する手段としてプーリベルトを使用する例について説明するが,同様にテンション調整が必要となるスプロケットとチェーンを使用した伝動機構を採用した場合であっても,本発明の発電機が備えるテンション調整機構を採用することができる。
前記発電機本体10の回転軸11の他端側には回転子12が取り付けられており,前述のように入力軸4の回転が伝動機構20を介して発電機本体10の回転軸11に伝達されることにより,回転子12が回転して発電が行われる。
また,前記従動プーリ22と前記回転子12間において,前記回転軸11には冷却ファン14が取り付けられている。
この発電機本体10は,回転子12や固定子13等を収容するケーシング15を備え,このケーシング15は,従動プーリ22の取り付け側に延長されて,前記従動プーリ22の取り付け部分を除き,冷却ファン14を含む回転軸11の外周を包囲して,前記回転軸11の回転に伴って回転する冷却ファン14によって生じた冷却風が,ケーシング15内を通過するように構成されており,回転子12及び固定子13の収容された回転軸11の他端側におけるケーシング15の端面に,このような冷却風をケーシング15内に導入するための吸気口16が設けられていると共に(図2参照),冷却ファン14の外周においてケーシング15に排気口17を設け,前記吸気口16より導入された冷却風が,回転子12や固定子13,回転軸11等を冷却した後,排気口17を介してケーシング15外に排出されるように構成している。
このように構成された発電機本体10は,回転軸11の他端側がリヤパネル32側の室38に,従動プーリ22を取り付けた回転軸11の一端側がフロントパネル31側の室39にそれぞれ配置されるように,前述した下部仕切板37aに形成された開口34内に挿入・配置され,前記ケーシング15に形成された吸気口16と排気口17とが,それぞれ筐体3内の異なる室38,39で開口している。
また,この発電機本体10は,筐体3内のフロントパネル31側の室39内において前記基台2に固定されたサブフレーム41上に移動不能に載置・固定されている。
この発電機本体10を載置するサブフレーム41上には,さらに複数本(図示の実施形態にあっては4本)の支持脚42aを前記サブフレーム41に対して垂直方向に立設し,この支持脚42aの上端間に横架材42bを架設して,前記フロントパネル31側の室39内において前記発電機本体10上に,入力軸4を載置するための架台42が形成されている。
この架台42上には前記入力軸4を載置するために,前記入力軸4の一端と,略中央部分の2箇所を支承する軸受43を固定する軸受支持台44が載置され,この軸受支持台44に固定された軸受43に,入力軸4を回転可能に支承することで,入力軸4が,筐体3内のフロントパネル31側の室39内で前記発電機本体10の回転軸11に対して略平行に配置され,かつ,前記入力軸4の他端が筐体3のフロントパネル31に形成された開口31aを介して筐体3外に突設されている。
この駆動プーリ21,従動プーリ22,及びプーリベルト23によって構成される伝動機構20は,本実施形態にあっては増速装置としても機能するもので,前述の入力軸4に取り付けられた駆動プーリ21の直径を,発電機本体10の回転軸11に取り付けた従動プーリ22の直径に対して大きく形成することにより,入力軸4を介して入力された動力発生手段からの回転駆動力が増速されて,発電機本体10の回転軸11に入力されるようにした。
以上のように構成された伝動機構20において,この伝動機構20のプーリベルト23のテンションを調整するために,前記入力軸4に取り付けた駆動プーリ21と前記発電機本体10の回転軸11に取り付けた従動プーリ22との間の距離が変化するように,前記駆動プーリ21の位置を可変とするテンション調整機構を設けている。
本実施形態においてこのテンション調整機構は,架台42上に載置された軸受支持台44の傾斜角を可変と成すと共に,この軸受支持台44を適宜の傾斜角で固定できるようにしたもので,この傾斜角の調整によって駆動プーリ21と従動プーリ22間の距離を可変としている。
このようなテンション調整機構として図示の実施形態にあっては,入力軸4と平行な支軸45によって,前記軸受支持台44を前記入力軸4に対する直交方向の一端において前記架台42に揺動可能に軸支すると共に,軸受支持台44の他端に,軸受支持台44を前記架台42に対して適宜調整された間隔で固定する固定手段46を設けている。
図3及び図4に示す実施形態において,この固定手段46は,前記架台42の上端より上方に向かって突設されたボルト46cと,このボルト46cに螺合する2つのナット46a,46bを備える。
そして,このボルト46cに前記2つのナット46a,46bの一方46aを螺合した後,ボルト46cの上端を軸受支持台44に形成された開孔44a内に挿入・配置し,その後,前記ボルト46cの上端より他方のナット46bを螺合することで,両ナット46a,46b間で前記軸受支持台44を挟持して架台42上に固定している。
従って,前記ボルト46cに対する2つのナット46a,46bの螺合位置を高さ方向に移動させることにより,このナット46a,46b間に挟持されている軸受支持台44と架台42との間隔が変化して軸受支持台44の傾斜角が変化し,軸受支持台44の軸受43に支承された入力軸4,従ってこの入力軸4に取り付けられた駆動プーリ21の位置調整が可能となっている。
前記固定手段46を構成する前述のボルト46cは,図示の実施形態では前記ボルト46cの下端を入力軸4と軸線方向を平行と成す支軸47によって架台42に軸支されており,図3中紙面前後方向に傾動可能に取り付けられている。
このようにボルト46cを傾動可能とすることで,傾斜角が変化する軸受支持台44に対し,このボルト46cが常に軸受支持台44に対し直交方向となるように傾動させることができ,2つのナット46a,46bによる軸受支持台44の挟持を良好な状態で行うことができる。
前述のフロントパネル31,リヤパネル32及び上下仕切板37(37a,37b)に対して直交方向を成す筐体3の側壁には,筐体3内に収容された発電機本体10,その他の機器を保守・点検等するための開閉扉36が設けられている。
そして,前記リヤパネル32側の室38を覆う側壁の部分には,前記リヤパネル32側の室38と連通する吸気窓36aが形成され,フロントパネル31側の室39を覆う開閉扉36の部分には,このフロントパネル31側の室39と連通する排気窓36bが形成されている。
この側壁に形成した吸気窓36a及び開閉扉36に形成した排気窓36bは,筐体3の内側においてそれぞれ吸気ダクト35a又は排気ダクト35bによって包囲され(図2及び図4参照),この吸気ダクト35a及び排気ダクト35bを上方において各室38,39内に開口することにより,吸気窓36a及び排気窓36bを介して浸入した雨水等が,吸気ダクト35a及び排気ダクト35bを越えて内部に浸入することを防止すると共に,内部で発生した騒音が直接機外へ漏洩することを防止している。
なお,図1において,31aは,フロントパネル31に形成された入力軸4の突出口であり,この突出口31aは,前述したテンション調整機構による入力軸4の可動範囲に対応した長穴として形成されていると共に,入力軸と共に移動してフロントパネル31上を摺動する当て金31bによって入力軸4の外周と前記突出口31a間の隙間が塞がれている。
以上のように構成された本発明の発電機1は,図5に示すようにその入力軸4に,例えばトラクタ51等の車輌に設けられたPTO軸52をドライブシャフト6等の連結手段を介して連結し,また,発電機1に設けた端子盤(図示せず)に,この発電機1を電源とする照明設備や音響機器,作業機等(図示せず)を接続して使用される。
発電機1の始動に際し,プーリベルト23のテンション調整が必要な場合には,筐体3の側面に設けた開閉扉36を開放して,内部を点検等可能な状態とし,前述の軸受支持台44の固定手段46として設けられたナット46a,46bの,ボルト46cに対する螺合位置を変更することによって,プーリベルト23のテンション調整を行う。
このテンション調整において,図示の構成を備えたテンション調整機構によってプーリベルト23の弛みを減少させる場合には,まず,前記軸受支持台44を挟持する2つのナット46a,46bのうち,上側のナット46bを回転させてボルト46cの上端側に移動させ,その後,軸受支持台44を挟んで下側のナット46aを回転させて,その螺合位置をボルト46cの上端側に移動させて,両ナット46a,46b間に軸受支持台44を挟持して,適宜の傾斜角で固定する。
この軸受支持台44の傾斜角の変化により,軸受支持台44に設けた軸受43に支承されている入力軸4の位置が上方に移動して,発電機本体10の回転軸11との距離が広がる。従って,入力軸4に設けられた駆動プーリ21と,発電機本体10の回転軸11に設けられた従動プーリ22の間隔も広がり,両プーリ21,22に掛け渡されたプーリベルト23の弛みが減少する。
一方,プーリベルト23の弛みを増す場合には,まず,前述の固定手段46に設けられた2つのナット46a,46bのうち下側のナット46aを回転させてこれをボルトの下端側に必要量移動させる。このナット46aの移動により,このナット46a上に係止されていた軸受支持台44の一端が支えを失い,架台に近付くようにその傾斜角を変化する。
これにより,軸受支持台44の軸受43に支承された入力軸4も前記軸受支持台44の傾斜角の変化に伴ってその位置が架台42側に近付くように移動し,発電機本体10の回転軸11との距離が縮まる。その結果,入力軸4に設けられた駆動プーリ21と,発電機本体10の回転軸11に設けられた従動プーリ22間の距離も縮まり,両プーリ21,22間に掛け渡されていたプーリベルト23の弛みが増す。
そして,軸受支持台44の傾斜角をこの位置で固定するために,前記軸受支持台44の上側で前記ボルト46cに螺合されているナット46bを回転させて,このナット46bをボルト46cの下端側に移動させ,上下より前記2つのナット46a,46bによって軸受支持台44を挟持して,固定する。
軸受支持台44は,軸芯方向を入力軸4と平行を成す支軸45によって揺動可能に軸支されていることから,発電機本体10の回転軸11と平行に配置された入力軸4は,この軸受支持台44の揺動に伴って移動した場合であっても発電機本体10の回転軸11と平行な状態を維持する。その結果,この揺動によっても駆動プーリ21は従動プーリ22と同一平面上の位置にあり,図示の例ではVベルトであるプーリベルト23がプーリと均一に接触した状態を維持する。
また,本発明のテンション調整機構の構成において,プーリベルト23の調整に際し発電機本体10は移動せず,その位置は固定されていることから,筐体3内に発電機本体10の移動を可能とするためのスペースを確保する必要がなく,また,発電機本体10を挿入・配置する下部仕切板37aの開口34に遊びを持たせる必要がなく,前記発電機本体10の外径と略同径に形成することができる。
また,プーリベルト23のテンション調整に際して移動する入力軸4,及びこの入力軸4を支承する軸受43,並びにこの軸受43が取り付けられた軸受支持台44は,いずれも筐体3内のフロントパネル31側の空間に配置され,仕切板37(上部仕切板37a,37b)には,これらを収容乃至は挿入・配置するための開口等が設けられていないことから,上下の仕切板37a,37bによって仕切られることにより形成されている筐体3内のリヤパネル32側の室38と,フロントパネル31側の室39とは仕切板37によって略完全に仕切られ,両室38,39間は,発電機本体10のケーシング15内の空間を介してのみ連通されている。
以上のようにして,発電機1に対する必要な機器の連結や接続が完了し,また,プーリベルト23のテンション調整が完了して発電機1の始動準備が完了すると,前述のトラクタ51等の車輌のPTO軸52を回転させ,発電機1の入力軸4に対して回転駆動力を入力する。
入力軸4の回転により,入力軸4に取り付けられた駆動プーリ21が回転し,この駆動プーリ21の回転は,プーリベルト23を介して発電機本体10の回転軸11に設けた従動プーリ22を回転させ,発電機本体10が駆動される。
この駆動プーリ21は,従動プーリ22に対してその径が大きく形成されていることから,駆動プーリ21,従動プーリ22及び両プーリ間に掛け渡されたプーリベルト23によって構成された伝動機構20は,PTO軸52を介して入力軸4に入力された回転駆動力を増速する増速装置として機能し,このようにして伝動機構20によって増速された回転駆動力が,発電機本体10の回転軸11に伝達される。
発電機本体10の回転軸11の回転により,この回転軸11の一端側に取り付けられた回転子12が回転し,これによって発電機本体10が発電を開始すると共に,この回転軸11に設けられた冷却ファン14が回転する。
発電機本体10の回転軸11に取り付けられた回転子12や前述の冷却ファン14は,ケーシング15内に収容されており,このケーシング15には,回転子12の取り付け側における端面に冷却風の吸気口16が形成されていると共に,前記冷却ファン14の外周位置におけるケーシング15には冷却風の排気口17が設けられている。
従って,発電機本体10の回転軸11の回転により,この回転軸11に取り付けられた冷却ファン14が回転すると,前記冷却風の吸気口16を介して発電機本体10のケーシング15内に冷却風の導入が行われると共に,このようにしてケーシング15内に導入された冷却風は,ケーシング15内に収容された回転子12や固定子13を冷却した後,回転軸11の軸線方向に移動して冷却ファン14の外周位置に形成された排気口17を介してケーシング15外に排気される。
この発電機本体10は,前述のように筐体3内を仕切る下部仕切板37aに形成された開口34内に挿入・配置されて,ケーシング15の吸気口16が形成された部分をリヤパネル32側の室38に,排気口17が形成された部分がフロントパネル31側の室39にそれぞれ配置されている。そして,前述のようにプーリベルト23のテンション調整機構によって,発電機本体10が移動しない構成となっているために,下部仕切板37aに設けられた発電機本体10を挿入・配置するための開口34を,前記発電機本体10の外径と略同径としているために,発電機本体10のケーシング15外周と前記開口34間の隙間を介して,フロントパネル31側の室39で放出された,熱交換後の冷却風は,リヤパネル32側の室38には導入されず,又は導入されたとしても極僅かである。
そのため,リヤパネル32側の室38をフロントパネル31側の室39に比較して低温に保つことができ,この低温に保たれたリヤパネル32側の室38内の空気を冷却風として発電機本体10のケーシング15内の取り込むことにより発電機本体10の冷却を効率的に行うことができると共に,リヤパネル32側の室38内に配置された,電子部品等を備える制御盤7の温度上昇を好適に抑制することができる。
このようにして,発電機本体10の冷却ファン14の回転により,発電機本体10のケーシング15に形成された吸気口16からリヤパネル32側の室38内に冷却風の導入が行われると,リヤパネル32側の室38には側壁に設けた吸気窓36aを介して筐体外部の空気の導入が行われる。また,発電機本体10のケーシング15に形成された排気口17を介して,フロントパネル31側の室39に放出された,発電機本体10を冷却した後の空気は,開閉扉36に形成された排気窓36bを介して筐体外部に放出され,筐体3内に収容した機器,特に発電機本体10の効率的な冷却を行うことができる。
本発明の発電機の外観斜視図。 本発明の発電機の背面透視図。 本発明の発電機の左側面透視図。 本発明の発電機の正面透視図。 本発明の発電機の使用状態を示す説明図。
符号の説明
1 発電機(外部動力入力側)
2 基台
3 筐体
31 フロントパネル
31a 開口(入力軸突出用)
31b 当て金
32 リヤパネル
33 制御盤載置台
34 開口(仕切板の)
35a 吸気ダクト
35b 排気ダクト
36 開閉扉
36a 吸気窓
36b 排気窓
37 仕切板
37a 下部仕切板
37b 上部仕切板
38 室(リヤパネル側)
39 室(フロントパネル側)
4 入力軸
5 動力発生手段
51 トラクタ
52 PTO軸
6 ドライブシャフト
7 制御盤
10 発電機本体
11 回転軸
12 回転子
13 固定子
14 冷却ファン
15 ケーシング
16 吸気口
17 排気口
20 伝動機構
21 駆動輪(駆動プーリ)
22 従動輪(従動プーリ)
23 プーリベルト
41 サブフレーム
42 架台
42a 支持脚
42b 横架材
43 軸受
44 軸受支持台
44a 開孔
45 支軸(軸受支持台取付用)
46 固定手段
46a ナット(下側)
46b ナット(上側)
46c ボルト
47 支軸(ボルト取付用)

Claims (3)

  1. 筐体内に収納された発電機本体と,前記発電機本体の回転軸に一端を伝動機構を介して連結された入力軸を有し,前記入力軸の他端を機外に突出すると共に,前記入力軸の他端に機外に設けられた動力発生手段の出力軸を連結することで前記発電機本体を駆動可能とした発電機において,
    前記発電機本体は,ケーシングを有し,該ケーシングに吸気口と排気口を備え,前記吸気口を介してケーシング内に冷却風を導入すると共に,前記排気口を介してケーシング外に前記冷却風を排出する冷却ファンを有すると共に,
    前記筐体内を別個の室に仕切る仕切板を設け,該仕切板に前記発電機本体のケーシング外形形状と略同一形状の開口を形成し,前記吸気口と前記排気口との間に前記仕切板が位置するように前記発電機本体を前記開口内に配置・固定し,前記ケーシングの前記吸気口と前記排気口を,前記仕切板によって仕切られた別個の室にそれぞれ配置し,前記筐体の壁面に,前記吸気口が開口する前記室と連通する吸気窓と,前記排気口が開口する前記室と連通する排気窓を形成し,さらに,
    前記伝動機構は,前記発電機本体の回転軸に設けた従動輪と,前記入力軸に設けた駆動輪と,前記従動輪と駆動輪とに巻回したベルト又はチェーンと,前記従動輪を移動することなく前記駆動輪を前記従動輪との距離を可変する方向に移動可能にすると共に,前記駆動輪と前記従動輪との距離を固定する前記ベルト又はチェーンのテンション調整機構とを備えることを特徴とする発電機。
  2. 前記発電機本体のケーシングに設けた前記吸気口が開口する室内に制御盤を配置したことを特徴とする請求項1記載の発電機。
  3. 前記テンション調整機構は,前記発電機本体上に架台を形成し,該架台上に前記入力軸を支承する軸受が取り付けられた軸受支持台を載置すると共に,
    前記架台上に載置された前記軸受支持台の傾斜角を可変とし,かつ,前記軸受支持台を適宜の傾斜角で前記架台上に固定することを特徴とする請求項1記載の発電機。
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