JP2006112301A - スクロール空気圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却ファンを小型化することができ、低騒音化及び動力低減を図ることができるスクロール空気圧縮機を提供する。
【解決手段】被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体4と、旋回スクロール部材11を揺動させるための駆動力を発生する主モータ3と、圧縮機本体4からの圧縮空気を冷却する熱交換器5と、圧縮機本体4及び熱交換器5を冷却する冷却風を生起する冷却ファン6と、冷却ファン6を駆動するための駆動力を発生するファンモータ7と、冷却ファン6の駆動によって第1の吸気口29Aから取り入れた冷却風を圧縮機本体4の冷却通路に導く吸気ダクト27と、冷却ファン6が配設され、圧縮機本体4及び熱交換器5を冷却した冷却風を排出口30から排出する排気ダクト28とを有し、冷却ファン6により生起された冷却風の流れの鉛直方向が一方側となるように、吸気ダクト27、圧縮機本体4、及び排気ダクト28をその順序で略鉛直方向に配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気圧縮や冷凍・空調用に使用されるスクロール空気圧縮機に係わり、特に、オイルフリータイプの空気圧縮機に好適なスクロール空気圧縮機に関する。
一般に、スクロール空気圧縮機は、略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生するモータ(電動機)と、前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器(クーラ)とを備えている。ここで、運転中、圧縮機本体においては圧縮熱が発生し、またモータは駆動時間の経過とともに発熱するため、通常、圧縮機本体、モータ、及び熱交換器などを冷却するための冷却風を生起する冷却ファンが設けられる。特に、例えば食品工場、半導体製造工場等への適用のため圧縮空気内に潤滑油の混入防止が求められるオイルフリー型空気圧縮機では、圧縮作動室内に冷却媒体を持たず、圧縮熱により例えば約250℃まで温度上昇する場合があり、上記冷却は特に重要である。
冷却ファンの駆動方式としては、従来、例えば比較的小容量の空気圧縮機において、上記モータを両軸モータとし、一方の軸で圧縮機本体を駆動し、他方の軸で冷却ファンを駆動する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、筐体内の底部ベース上にモータが設置され、モータの上方に圧縮機本体が設置され、モータの側方側に冷却ファン及び鉛直方向の排気ダクトが配設され、冷却ファンの吐出側の排気ダクト内に熱交換器が配置されている。冷却ファンの吸気側及び吐出側には区画手段がそれぞれ設けられており、この区画手段によって、吸気口から取り入れた冷却風が圧縮機本体及びモータを冷却して排気される第1の通路と、吸気口から取り入れた冷却風が熱交換器を冷却して排気される第2の通路とが形成されるようになっている。
特許第3488825号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような改善の余地があった。
すなわち、上記従来技術においては、圧縮機本体及び冷却ファンを駆動する両軸モータを備えた構成となっているため、冷却ファン及び排気ダクトの配置が決まるとともに、圧縮機本体の配置もほとんど限られてしまっていた。これにより、圧縮機本体を冷却する冷却風の流路(上記第1の通路)が比較的長くなってしまい、冷却風流路における圧力損失が増大していた。そのため、圧縮機本体に必要な冷却風量を生起するための冷却ファンが大きくなり、これによって冷却ファンを駆動するモータの動力が増加するとともに騒音の原因となっていた。
本発明の目的は、冷却ファンを小型化することができ、モータの動力低減及び低騒音化を図ることができるスクロール空気圧縮機を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明のスクロール空気圧縮機は、略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータと、前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器と、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンと、この冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータと、前記冷却ファンの駆動によって第1の吸気口から取り入れた冷却風を前記圧縮機本体の冷却通路に導く吸気ダクトと、前記冷却ファンが配設され、前記圧縮機本体及び前記熱交換機を冷却した冷却風を排出口から排出する排気ダクトとを有し、前記冷却ファンにより生起された冷却風の流れの鉛直方向が一方側となるように、前記吸気ダクト、前記圧縮機本体、及び前記排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設する。
本発明においては、旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータとは別に、圧縮機本体及び熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータを設ける。そして、ファンモータの駆動により冷却ファンが回転駆動すると、この冷却ファンによって生起された冷却風の一部は、第1の吸気口→吸気ダクト→圧縮機本体の冷却通路→排気ダクト→排気口の順序で流れて、圧縮機本体を冷却する。このとき、冷却風の流れの鉛直方向が一方側(例えば上側一方)となるように、吸気ダクト、圧縮機本体、及び排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設する。これにより、冷却風流路が比較的短くなるとともに流れの曲がり部を少なくして、圧力損失を低減することができる。したがって、冷却効率が向上して冷却ファンを小型化することができ、これによってファンモータの動力低減及び低騒音化を図ることができる。
(2)上記目的を達成するために、また本発明のスクロール空気圧縮機は、略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータと、前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器と、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンと、この冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータと、前記圧縮機本体を支持するとともに、前記冷却ファンの駆動によって第1の吸気口から取り入れた冷却風を前記圧縮機本体の冷却通路に導く吸気ダクトと、前記冷却ファンが配設され、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却した冷却風を排出口から排出する排気ダクトとを有し、前記冷却ファンにより生起された冷却風の流れの鉛直方向が上側一方となるように、前記吸気ダクト、前記圧縮機本体、及び前記排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設する。
これにより、上記(1)同様、冷却風流路における圧力損失が低減することができる。したがって、冷却効率が向上して冷却ファンを小型化することができ、ファンモータの動力低減及び低騒音化を図ることができる。また、吸気ダクトが圧縮機本体を支持する部材を兼用するので、部品点数を削減するとともに、ユニット全体の小型化を図ることができる。
(3)上記目的を達成するために、また本発明は、略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータと、前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器と、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンと、この冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータと、前記圧縮機本体を支持するとともに、前記冷却ファンの駆動によって第1の吸気口から取り入れた冷却風を前記圧縮機本体の冷却通路に導く吸気ダクトと、前記冷却ファンが配設され、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却した冷却風を排出口から排出する排気ダクトとを有し、前記冷却ファンにより生起された冷却風の流れの鉛直方向が上側一方、かつ前記第1の吸気口から前記排出口までの流れの曲がり部が3つ以内となるように、前記吸気ダクト、前記圧縮機本体、及び前記排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設する。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記圧縮機本体の冷却通路は、略鉛直方向に流れるように設けるとともに、互いに平行に配置され鉛直方向に延設した複数の放熱フィンを有する。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記熱交換機は、前記冷却ファンにより生起され第2の吸気口から取り入れた冷却風で冷却されるように配設する。
(6)上記(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、また好ましくは、前記熱交換器は、前記圧縮機本体を冷却した冷却風で冷却されるように前記排気ダクト内に配設する。
(7)上記(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記圧縮機本体の駆動軸、前記主モータの回転軸、及び前記ファンモータの回転軸がほぼ平行に配置される。
本発明によれば、圧縮機本体を冷却する冷却風の流路が比較的短くなるとともに流れの曲がり部を少なくして、圧力損失を低減することができる。したがって、冷却効率が向上して冷却ファンを小型化することができ、これによってファンモータの動力低減及び低騒音化を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明のスクロール空気圧縮機の一実施形態の主要構造を表す側面図(但し、筐体の側面パネルを取り外した状態)であり、図2は、図1中矢印II方向から見た側面図(但し、筐体の側面パネルを取り外した状態)であり、図3は、図2中断面III−IIIによる水平断面図であり、図4は、図2中断面IV−IVによる水平断面図である。なお、これ以降、図1に示す側面を正面、図2に示す側面を左側面、正面と対向する側面を背面、左側面と対向する側面を右側面と称して説明する。
図1〜図4において、スクロール空気圧縮機1は、その外郭及び骨格を形成する筐体2と、筐体2内の底部ベース2a上に設置されこの種のものとして公知の主モータ3と、被圧縮空気を圧縮する外周駆動形の圧縮機本体4と、この圧縮機本体4に吐出配管(図示せず)を介し接続され、圧縮機本体4からの圧縮空気を予冷却する熱交換器5と、この熱交換器5からの圧縮空気を適正温度まで冷却するドライヤ(図示せず)と、圧縮機本体4及び熱交換器5を冷却する冷却風を生起する冷却ファン(この例では、片吸込み型のシロッコファン)6と、この冷却ファン6を駆動するための駆動力を発生するファンモータ7と、主モータ3及びファンモータ7を駆動制御する制御装置(図示せず)とを備えている。
外周駆動形の圧縮機本体4はプーリ8を備えており、主モータ3の回転駆動とともに、主モータ3の回転軸に設けたプーリ9及びこれらプーリ8,9に装架したVベルト10を介して回転動力が伝達されるようになっている。
図5は、上記圧縮機本体4の全体構造を表す斜視図(但し、後述の主クランク軸、補助クランク軸、及びカバー等を取り外した状態)であり、図6は、圧縮機本体4の詳細構造を表す水平断面図である。
これら図5及び図6において、圧縮機本体4は、例えば圧縮作動室内をオイルフリー状態(潤滑油のない状態)で運転する両歯式スクロール圧縮機であり、略渦巻き状のラップ11a,11bを鏡板部11cの両側(図6中左・右側)側面に備えた旋回スクロール部材11と、この旋回スクロール部材11のラップ11a,11bに対応した(略噛合うような形状の)略渦巻き状のラップ12a,13aを鏡板部12b,13bの内側(図6中12bの右側、13bの左側)側面にそれぞれ備えた固定スクロール部材12,13と、旋回スクロール部材11の径方向外周部の一方側(図6中下側)及びその反対側(図6中上側)に接続されるクランク部14a,15aをそれぞれ備え、旋回スクロール部材11を揺動させる主クランク軸(駆動軸)14及び補助クランク軸15と、主クランク軸14及び補助クランク軸15の一方側(図6中左側)にそれぞれ設けた歯付きプーリ16A,16Bと、これら歯付きプーリ16A,16Bに掛け渡され主クランク軸14及び補助クランク軸15を同期回転させるためのタイミングベルト17と、主クランク軸14の一方側に設けた上記プーリ8とを有する。
旋回スクロール部材11は、その揺動(旋回)運動に伴って、その略渦巻き状のラップ11a,11bと固定スクロール部材12,13の略渦巻き状のラップ12a,13aとがそれぞれ噛合って圧縮作動室18A,18Bを形成し、これら圧縮作動室18A,18Bは径方向外周部から内周部に連続的に移動してその体積を減じるようになっている。また、旋回スクロール部材11は、上記ラップ11a,11bと、上記鏡板部11cと、鏡板部11cの径方向中央に設けられ両側の圧縮作動室18A,18Bを連通させる連通孔11dと、鏡板部11c内を上下方向(すなわち鉛直方向、図6中紙面に対し垂直方向)に貫通して設けられ鏡板部11cを冷却させるための複数の内部冷却通路11eと、この内部冷却通路11e内にそれぞれ設けられ、互いに平行に配置され上下方向に延在する複数の放熱フィン11fとを備えている。
固定スクロール部材12は、上記ラップ12aと、上記鏡板部12bと、鏡板部12bのラップ12aの径方向外周側に設けられ外部からのダスト侵入を防止する略円形状のダストラップ12cと、このダストラップ12cの径方向内側に設けられ連通する例えば2つの吸入口(図示せず)と、鏡板部12bの径方向中央に設けられ圧縮作動室18A内の圧縮空気を吐出する吐出口12dと、鏡板部12bの外側(図6中左側)側面に設けられ、互いに平行に配置され上下方向に延在する複数の放熱フィン12eとを備えている。また、固定スクロール部材13は、固定スクロール部材12と同様、上記ラップ13aと、上記鏡板部13bと、鏡板部13bのラップ13aの径方向外周側に設けられ外部からのダスト侵入を防止する略円形状のダストラップ13cと、このダストラップ13cの径方向内側に設けられ連通する例えば2つの吸入口(図示せず)と、鏡板部13bの径方向中央に設けられ圧縮作動室18B内の圧縮空気を吐出する吐出口13dと、鏡板部13bの外側(図6中右側)側面に設けられ、互いに平行に配置され上下方向に延在する複数の放熱フィン13eとを備えている。
そして、これら固定スクロール部材12,13が面対称で平行に組み合わされて、旋回スクロール部材11を内包するハウジングを構成している。なお、固定スクロール部材12,13の上下面には冷却用通気口19A,19Bがそれぞれ設けられており、これら通気口19A,19Bから冷却風(冷却空気)がハウジング内(詳細には、固定スクロール部材12,13内のダストラップ12c,13cの外周側及び旋回スクロール部材11の内部冷却通路11e)に流入・流出して、ハウジング内を冷却するようになっている。また、固定スクロール部材12,13の外側側面には、略平板状のカバー20A,20Bがそれぞれ取り付けられ、それらカバー20A,20Bと放熱フィン12e,13eとの間に冷却風が上下方向(すなわち鉛直方向)に流れる外側冷却通路21A,21Bが形成されている。
主クランク軸14は、固定スクロール部材12,13にそれぞれ設けた転がり軸受22A,22Bにより回動可能に支持され、補助クランク軸15は、固定スクロール部材12,13にそれぞれ設けた転がり軸受23A,23Bにより回動可能に支持されている。主クランク軸14のクランク部14a及び補助クランク軸15のクランク部15aは、それら軸線が主クランク軸14及び補助クランク軸15の本体の軸線より同じ偏心量で偏心しており、旋回スクロール部材11は、これらクランク部14a,15aにおいて転がり軸受24A,24Bを介して旋回運動可能に軸支されている。また、旋回スクロール部材11の旋回運動に伴う不釣り合いを相殺するために、主クランク軸14にはバランスウエイト25A,25Bが固定配置され、補助クランク軸15にはバランスウエイト26A,26Bが固定配置されている。
ここで前述の図1〜図4に戻り、本実施形態の大きな特徴としては、筐体2内の正面側(図2中右側)に主モータ3が配設され、筐体2内の背面側(図2中左側)に吸気ダクト27、圧縮機本体4、及び排気ダクト28がその順序で略鉛直方向に配設されている。また、筐体2の左側面の下部には第1の吸気口29Aが設けられ、筐体2の左側面の上部には第2の吸気口29Bが設けられ、筐体2の右側面の下部には第3の吸気口29Cが設けられ、筐体2の上面には排気口30が設けられている。
吸気ダクト27は、圧縮機本体4を支持する架台構造であり、かつ第1の吸気口29Aに接続された略水平方向(図1中左右方向)のダクト構造を有する。そして、上述した圧縮機本体4の下側通気口19A及び外側冷却通路21A,21Bと、これに対応して吸気ダクト27の上面側に形成された開口部27aとが接続されており、これによって第1の吸気口29Aから取り入れた冷却風(外気)が上述の圧縮機本体4の冷却通路(詳細には、内部冷却通路11e及び外側冷却通路21A,21B等)に導かれるようになっている。また、圧縮機本体4の上側通気口19B及び外側冷却通路21と、これに対応して排気ダクト28の下面側に形成された開口部28aとが接続されている。また、排気ダクト28の右側面側には、上記冷却ファン6が配設されており、この冷却ファン6は左側面側から吸込んだ空気を上方の排気口30から排出するようになっている。
その結果、上記ファンモータ7の駆動に伴って冷却ファン6が回転駆動されると、図1〜図3中矢印Aで示すように、第1の吸気口29Aからの冷却風(外気)が吸気ダクト27を介し圧縮機本体4の冷却通路に流入して圧縮機本体4を冷却し、その後、図1〜図4中矢印Bで示すように、圧縮機本体4を冷却した冷却風が排気ダクト28及び冷却ファン6を介し排出口30から排出されるようになっている。このとき、圧縮機本体4の冷却通路を通過する冷却風の流れ(図1〜図4中矢印A,B)は、鉛直方向において上側一方となり、かつ第1の吸気口29Aから排出口30までの流れの曲がり部は3つ(詳細には、吸気ダクト27から圧縮機本体4の冷却通路に流入する曲がり部、圧縮機本体4から排気ダクト28に流入し冷却ファン7に吸込まれる曲がり部、冷却ファン7から排出される曲がり部)となっている。
また、排気ダクト28の左側面側(言い換えれば、冷却ファン6の対向側)には、熱交換器5に対応する開口部28bが形成され、この開口部28bと第2の吸気口29Bとの間に熱交換器5が配設されている。これにより、ファンモータ7の駆動に伴って冷却ファン6が回転駆動されると、図1及び図4中矢印Cで示すように、第2の吸気口29Bからの冷却風(外気)が熱交換器7に流入して熱交換器7を冷却し、その後、排気ダクト28内で圧縮機本体4を冷却した冷却風と合流して、図1〜図4中矢印Bで示すように、冷却ファン6を介し排出口30から排出されるようになっている。このとき、熱交換器5を通過する冷却風の流れは、冷却ファン6まで略水平方向となっている。
主モータ3及びファンモータ7は、それぞれ回転軸に連結された自冷却ファン(図示せず)を有し、この自冷却ファンが回転駆動されると、図1中矢印Dで示すように、第3の吸気口29Cから取り入れられ自冷却ファンによって生起された冷却風で冷却されるようになっている。また、排気ダクト28の例えば左側面側(なお、左側面側に限られず位置変更してもよい)には、筐体2内部に連通する開口部28cが形成されている。そして、ファンモータ7の駆動に伴って冷却ファン6が回転駆動されると、図1中矢印Dで示すように、筐体2内の主モータ3及びファンモータ7を含む各部を冷却した冷却風が排気ダクト28の開口部28cから流入し、その後、上述した冷却風と合流して、図1〜図3中矢印Bで示すように、冷却ファン6を介し排出口30から排出されるようになっている。
なお、圧縮機本体4の主クランク軸及び補助クランク軸、主モータ3の回転軸、及びファンモータ7の回転軸は、ほぼ平行に配置されている。これにより、筐体2内のスペースを有効活用し、排気ダクト28を比較的大きくすることを可能としている。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
上記スクロール空気圧縮機1において、例えば操作者が運転スイッチをON状態に操作すると、主モータ3及びファンモータ7が駆動する。主モータ3の駆動により、プーリ8,9及びVベルト10を介して、圧縮機本体4の主クランク軸14は回転駆動する。この主クランク軸14の回転開始と同時に、歯付きプーリ16A,16B及びタイミングベルト17を介して回転動力を伝達して、補助クランク軸15が回転する。そして、主クランク軸14及び補助クランク軸15を同期回転させることにより、旋回スクロール部材11は、自転運動を阻止された状態で、主クランク軸14のクランク部14aの偏心量(=補助クランク軸15のクランク部15aの偏心量)に等しい半径の旋回運動をする。この旋回スクロール部材11の旋回運動に伴って、フィルタ等を介し吸入口から空気を流入し、流入した空気を圧縮作動室18A,18B内でその容積を減じながら所定の圧力まで圧縮して吐出口12d,13dから吐出する。
また、ファンモータ7の駆動に伴って、冷却ファン6が回転駆動する。この冷却ファン6によって生起された冷却風の一部は、第2の吸気口29B→熱交換器5→排気ダクト28→冷却ファン6→排気口30の順序で流れて、熱交換器5を冷却する。これにより、圧縮機本体4からの圧縮空気は、熱交換器6で空気冷却される。また、冷却ファン6によって生起された冷却風の一部は、第1の吸気口29A→吸気ダクト27→圧縮機本体4→排気ダクト28→冷却ファン6→排気口30の順序で流れて、圧縮機本体4を冷却する。
このように本実施形態においては、旋回スクロール部材11を揺動させるための駆動力を発生する主モータ3とは別に、圧縮機本体4及び熱交換器5を冷却する冷却風を生起する冷却ファン6を駆動するための駆動力を発生するファンモータ7を設ける。そして、圧縮機本体4を冷却する冷却風の流れの鉛直方向が上側一方となるように、吸気ダクト27、圧縮機本体4、及び排気ダクト28をその順序で略鉛直方向に配設する。これにより、冷却風流路が比較的短くなるとともに流れの曲がり部を少なくして、圧力損失を低減することができる。また、圧縮機本体4の内部冷却通路11e及び外側冷却通路21A,21Bは、略鉛直方向に流れるように設け、放熱フィン11f,12e,13eは、互いに平行に配置され鉛直方向に延設するので、圧力損失を低減することができる。その結果、冷却効率が向上して冷却ファン6を小型化することができ、これによってファンモータ7の動力低減及び低騒音化を図ることができる。
また、吸気ダクト27が圧縮機本体4を支持する部材を兼用するので、部品点数を削減するとともに、ユニット全体の小型化を図ることができる。
なお、上記一実施形態においては、吸気ダクト27は、筐体2の左側面の下部に設けた第1の吸気口29Aに接続された構造を例にとって説明したが、これに限られず、前述の図3に相当する図7に示すように、筐体2の背面の下部に第1の吸気口29A’を追加して設け、第1の吸気口29A,29A’に接続された吸気ダクト27’としてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、熱交換器5は、排気ダクト28の左側面側、すなわち冷却ファン6の対向側に配設した場合を例にとって説明したが、これに限られず、前述の図4に相当する図8に示すように、排気ダクト28’の背面側に開口部28b’を形成し、筐体2の背面に第2の吸気口29B’を設け、これら開口部28b’及び第2の吸気口29B’の間に熱交換器7を配設してもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、熱交換器5が第2の吸気口29Bから取り入れた冷却風(外気)で冷却されるような構造を例にとって説明したが、これに限られず、前述の図1に相当する図9に示すように、圧縮機本体4を冷却した冷却風で熱交換器5が冷却されるように、排気ダクト28”内に熱交換器5を配設してもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明のスクロール空気圧縮機の一実施形態の主要構造を表す側面図である。 図1中矢印II方向から見た側面図である。 図2中断面III−IIIによる水平断面図である。 図2中断面IV−IVによる水平断面図である。 本発明のスクロール空気圧縮機の一実施形態を構成する圧縮機本体の全体構造を表す斜視図である。 本発明のスクロール空気圧縮機の一実施形態を構成する圧縮機本体の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明のスクロール空気圧縮機の一変形例の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明のスクロール空気圧縮機の他の変形例の詳細構造を表す水平断面図である。 本発明のスクロール空気圧縮機のさらに他の変形例の主要構造を表す側面図である。
符号の説明
1 スクロール空気圧縮機
3 主モータ
4 圧縮機本体
5 熱交換器
6 冷却ファン
7 ファンモータ
11 旋回スクロール部材
11a,11b ラップ
11e 内部冷却通路(圧縮機本体の冷却流路)
11f 放熱フィン
12 固定スクロール部材
12a ラップ
12e 放熱フィン
13 固定スクロール部材
13a ラップ
13e 放熱フィン
21A,21B 外側冷却通路(圧縮機本体の冷却流路)
27 吸気ダクト
28 排気ダクト
29A 第1の吸気口
29B 第2の吸気口
30 排気口

Claims (7)

  1. 略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、
    前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータと、
    前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器と、
    前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンと、
    この冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータと、
    前記冷却ファンの駆動によって第1の吸気口から取り入れた冷却風を前記圧縮機本体の冷却通路に導く吸気ダクトと、
    前記冷却ファンが配設され、前記圧縮機本体及び前記熱交換機を冷却した冷却風を排出口から排出する排気ダクトとを有し、
    前記冷却ファンにより生起された冷却風の流れの鉛直方向が一方側となるように、前記吸気ダクト、前記圧縮機本体、及び前記排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設したことを特徴とするスクロール空気圧縮機。
  2. 略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、
    前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータと、
    前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器と、
    前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンと、
    この冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータと、
    前記圧縮機本体を支持するとともに、前記冷却ファンの駆動によって第1の吸気口から取り入れた冷却風を前記圧縮機本体の冷却通路に導く吸気ダクトと、
    前記冷却ファンが配設され、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却した冷却風を排出口から排出する排気ダクトとを有し、
    前記冷却ファンにより生起された冷却風の流れの鉛直方向が上側一方となるように、前記吸気ダクト、前記圧縮機本体、及び前記排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設したことを特徴とするスクロール空気圧縮機。
  3. 略渦巻き状のラップを備えた旋回スクロール部材を、この旋回スクロール部材の前記ラップに対応した略渦巻き状のラップを備えた固定スクロール部材に対し揺動させ、被圧縮空気を圧縮する圧縮機本体と、
    前記旋回スクロール部材を揺動させるための駆動力を発生する主モータと、
    前記圧縮機本体からの圧縮空気を冷却する熱交換器と、
    前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却する冷却風を生起する冷却ファンと、
    この冷却ファンを駆動するための駆動力を発生するファンモータと、
    前記圧縮機本体を支持するとともに、前記冷却ファンの駆動によって第1の吸気口から取り入れた冷却風を前記圧縮機本体の冷却通路に導く吸気ダクトと、
    前記冷却ファンが配設され、前記圧縮機本体及び前記熱交換器を冷却した冷却風を排出口から排出する排気ダクトとを有し、
    前記冷却ファンにより生起された冷却風の流れの鉛直方向が上側一方、かつ前記第1の吸気口から前記排出口までの流れの曲がり部が3つ以内となるように、前記吸気ダクト、前記圧縮機本体、及び前記排気ダクトをその順序で略鉛直方向に配設したことを特徴とするスクロール空気圧縮機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のスクロール空気圧縮機において、前記圧縮機本体の冷却通路は、略鉛直方向に流れるように設けるとともに、互いに平行に配置され鉛直方向に延設した複数の放熱フィンを有することを特徴とするスクロール空気圧縮機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のスクロール空気圧縮機において、前記熱交換機は、前記冷却ファンにより生起され第2の吸気口から取り入れた冷却風で冷却されるように配設したことを特徴とするスクロール空気圧縮機。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項記載のスクロール空気圧縮機において、前記熱交換器は、前記圧縮機本体を冷却した冷却風で冷却されるように前記排気ダクト内に配設したことを特徴とするスクロール空気圧縮機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載のスクロール空気圧縮機において、前記圧縮機本体の駆動軸、前記主モータの回転軸、及び前記ファンモータの回転軸がほぼ平行に配置されたことを特徴とするスクロール空気圧縮機。
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